491 名前: SS@俺野良 [sage] 投稿日: 2008/09/15(月) 02:22:09.37 ID:ENMA3W60
鎧を纏った幼女「よーし!それじゃ、旅にしゅっぱーつ!」
鎧を纏った幼女「よーし!それじゃ、旅にしゅっぱーつ!」
杖を持った幼女「ど、ドキドキするぅ…」
鞭を持った幼女「ほら、早く来なさいよ!」
パシィン!!
男「……は、はい…」
男(何で俺がこんな…)
三時間前
男「はぁ、今日の商売も終わったぁ…!さて、酒場にでも行っt
衛兵「男さんですね?」
男「え!?は、はい、そうですが…」
衛兵「幼王女様がお呼びです。今すぐに城へ…」
男「え?な、何で俺が…何か悪いことしましたっけ!?」
衛兵「早く来てください、一刻の猶予も無いのです…」
男「ど、どういう意味!?意味がわかりませんって!」
衛兵「…運べ」
衛兵ABC「はっ!」
ガシッ!!
男「え!?ち、ちょ…待ってくれよ、おい!?」
………
衛兵「よし、降ろせ」
ドサッ
男「っ…」
王幼女「よく来てくれましたね、男…」
男(…な、何をする気なんだ…?)ブルブル…
492 名前: SS@俺野良 [sage] 投稿日: 2008/09/15(月) 02:22:23.28 ID:ENMA3W60
王幼女「男よ、あなたは…今、この世界がどうなっているか知っていますか?」
492 名前: SS@俺野良 [sage] 投稿日: 2008/09/15(月) 02:22:23.28 ID:ENMA3W60
王幼女「男よ、あなたは…今、この世界がどうなっているか知っていますか?」
男「…え?」
王幼女「……知らないようですね…。では、教えて差し上げます…」
王幼女「この世界は、今…異常なほどの勢いで魔物が増殖しています…」
王幼女「…それは何故だかわかりますか?」
男「さっぱりわかりません」
王幼女「…その理由は……魔王が復活したからなのです…」
男(……)
王幼女「これ異常魔物が増えれば、いつか町に魔物が襲ってくるでしょう…」
王幼女「そうなる前に、男!あなたが…あなたが魔王を倒してください!」
男「…は?」
王幼女「魔王を倒せるのは、あなたしかいないのです!どうか、世界を救ってください…!」
男「いや、突っ込みどころ満載なんだけどさ…その前に質問していいですか?」
王幼女「はい、私の答えられる範囲内であれば…」
男「何で俺なの?俺はただの、武具屋を経営してる一般人なんだけど…」
王幼女「……」
男「……」
王幼女「…あなたに、2940円を差し上げます。これで、酒場に行って仲間を集めてきてください…」
男(無視っすか!?)
493 名前: SS@俺野良 [sage] 投稿日: 2008/09/15(月) 02:22:30.32 ID:ENMA3W60
酒場
493 名前: SS@俺野良 [sage] 投稿日: 2008/09/15(月) 02:22:30.32 ID:ENMA3W60
酒場
王幼女『仲間は、一人980円(税込)で誘えるはずです。では、頑張って下さいね?』
男「…頑張れって言われても…」
主人「あ、男くんいらっしゃーいっ!」
男「…こんちは」
主人「ん?元気ないねぇ…アタシが元気づけてあげよっかぁ!?」
男「い、いえ…結構です…」
主人「そっかぁ…残念だなぁ…」
男「…あの、主人さん…お話が…」
主人「ん?そんな深刻な顔をして、どうしたの?…ま、まさかアタシに告白しに来たの?だ、ダメだよ…アタシはまだ…こ、子供だし…」
男「い、いや、そうじゃなくて…ですね…」
主人「…ち、違うの…?」
男「その、仲間を…」
主人「へっ?」
男「仲間を誘いに来たんです!」
主人「え…?」
………
男「…というわけで」
主人「ふーん…なるほどねぇ、それで仲間を…」
男「はい!」