78 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[] 投稿日:2008/03/03(月) 22:20:23.14 ID:NpQVtYAO
私の耳に残るのは…あなたの呟く『ありがとう』
私の耳に残るのは…あなたの呟く『ありがとう』
私の口に残るのは…
私の心に残るのは…
あの時のことは、今でもはっきりと思い出せます。もう1年になりますね。出会ってたった1週間の私を、一生守ると言ってくださったあなたの目は、私が今まで見てきたどんな物よりも光り輝いていました。
それからたった3日での別れ…あなたは最後まで私との約束を守ってくださいました…私もまだ守っています、そしてこれからも…だから安心して眠っていてください。
本当に…
――――
男「…ずっと居てくれるの?」
幼「フン! あなたの為に居るわけじゃないわよ、私の生活のためだからね!」
男「ありがとう…お前のことは、僕が一生守るから…約束する」
幼「や、約束?」
男「あぁ」
幼「な、何言ってんのよ! 童貞のくせに出来もしないこと言ってんじゃないわよ!」
男「照れながら言われてもな」
幼「て、照れてなんかいないわよ!」
男「可愛いな」
幼「フ、フンッ!」
幼「フン! あなたの為に居るわけじゃないわよ、私の生活のためだからね!」
男「ありがとう…お前のことは、僕が一生守るから…約束する」
幼「や、約束?」
男「あぁ」
幼「な、何言ってんのよ! 童貞のくせに出来もしないこと言ってんじゃないわよ!」
男「照れながら言われてもな」
幼「て、照れてなんかいないわよ!」
男「可愛いな」
幼「フ、フンッ!」
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幼「ほら! さっさと起きなさいよ! 今日は私の服を買いに行くんでしょ!」
男「あぁ、すぐ行くよ」
幼「ほら、ご飯」
男「あぁ、すぐ行くよ」
幼「ほら、ご飯」
79 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[] 投稿日:2008/03/03(月) 22:21:04.86 ID:NpQVtYAO
男「あ、ありがとう」
幼「う、うるさいわね! さっさと食べちゃいなさいよ!」
男「はいはい」
男「あ、ありがとう」
幼「う、うるさいわね! さっさと食べちゃいなさいよ!」
男「はいはい」
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男「ほら、この交差点は交通量多いから気をつけて」
幼「わ、わかってるわよ! あんたの方こそ気をつけなさいよね!」
男「心配してくれるのか?」
幼「ば、ばか! あなたみたいなお人好し…じゃない、人でなしのことなんか気にな…かけるわけ無いじゃないの!」
男「はいはい、ありがとうな」
幼「もぅ! どうしてそうなるのよぉ!」
幼「わ、わかってるわよ! あんたの方こそ気をつけなさいよね!」
男「心配してくれるのか?」
幼「ば、ばか! あなたみたいなお人好し…じゃない、人でなしのことなんか気にな…かけるわけ無いじゃないの!」
男「はいはい、ありがとうな」
幼「もぅ! どうしてそうなるのよぉ!」
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幼「わぁ…大きい」
男「このあたりで一番大きいデパートだからな」
幼「すごい…ねぇ! あっちへ行ってみましょうよ!」
男「うん」
幼「ちょっと! なにニヤニヤしてんのよ!」
男「はしゃいでる顔も可愛…うがっ」
幼「次言ったら蹴るから」
男「もう…蹴ってます…」
男「このあたりで一番大きいデパートだからな」
幼「すごい…ねぇ! あっちへ行ってみましょうよ!」
男「うん」
幼「ちょっと! なにニヤニヤしてんのよ!」
男「はしゃいでる顔も可愛…うがっ」
幼「次言ったら蹴るから」
男「もう…蹴ってます…」
80 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[] 投稿日:2008/03/03(月) 22:25:09.87 ID:NpQVtYAO
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幼「これなんかいいじゃないの!」
男「うっ…(6000円…足りるかな)」
幼「あ…やっぱりこっちにする」
男「あ…ごめん、気を使わせちゃった?」
幼「は? な、何のことかしら?」
男「うっ…(6000円…足りるかな)」
幼「あ…やっぱりこっちにする」
男「あ…ごめん、気を使わせちゃった?」
幼「は? な、何のことかしら?」
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男「今日も楽しかったな!」
幼「あんたの服選ぶので疲れたわ…」
男「だからいいって言ったのに…」
幼「あんたの服のセンスが悪いからでしょうが!」
男「ハハハ、面目ない」
幼「ハァ…もっとお金使いなさいよね」
男「貧乏暮らしですからねぇ…」
幼「ハァ…」
男「…貧乏は嫌?」
幼「え!? そ、そんなことないわよ!」
男「働こうかね…」
幼「は、働く…?」
男「バイトだけじゃ贅沢出来ないもんな」
幼「嫌! 贅沢嫌い!」
男「え? でも…」
幼「うるさい! あなたは召使として私の側にいればいいの! それこそ最高の贅沢なの!」
男「…ありがとう」
幼「…。…あ、あんた“ありがとう”っていつも言うけど何にそんなに感謝できるのよ!」
男「…お前がいること…かな」
幼「あぅ…こ、心のこもってない“ありがとう”なんて…な、何度言われたって嬉しくないわよっ!」
幼「あんたの服選ぶので疲れたわ…」
男「だからいいって言ったのに…」
幼「あんたの服のセンスが悪いからでしょうが!」
男「ハハハ、面目ない」
幼「ハァ…もっとお金使いなさいよね」
男「貧乏暮らしですからねぇ…」
幼「ハァ…」
男「…貧乏は嫌?」
幼「え!? そ、そんなことないわよ!」
男「働こうかね…」
幼「は、働く…?」
男「バイトだけじゃ贅沢出来ないもんな」
幼「嫌! 贅沢嫌い!」
男「え? でも…」
幼「うるさい! あなたは召使として私の側にいればいいの! それこそ最高の贅沢なの!」
男「…ありがとう」
幼「…。…あ、あんた“ありがとう”っていつも言うけど何にそんなに感謝できるのよ!」
男「…お前がいること…かな」
幼「あぅ…こ、心のこもってない“ありがとう”なんて…な、何度言われたって嬉しくないわよっ!」
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男「お、夕飯作るの手伝ってくれるのか?」
81 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[] 投稿日:2008/03/03(月) 22:26:11.92 ID:NpQVtYAO
幼「ち、違うわよ! あんたの帰りが遅い時に先に食べられるように覚えるだけだからね!」
男「はいはい」
幼「……」
男「……」
幼「い、言いたいなら言いなさいよ!」
男「だって…」
幼「うるさい! こっちの調子が狂ちゃうのよ!」
男「…ありがとう」
幼「そ、それでいいのよ」
男「よっしゃ! スペシャルなレシピを教えてやるからしっかり覚えろよっ!」
幼「ち、違うわよ! あんたの帰りが遅い時に先に食べられるように覚えるだけだからね!」
男「はいはい」
幼「……」
男「……」
幼「い、言いたいなら言いなさいよ!」
男「だって…」
幼「うるさい! こっちの調子が狂ちゃうのよ!」
男「…ありがとう」
幼「そ、それでいいのよ」
男「よっしゃ! スペシャルなレシピを教えてやるからしっかり覚えろよっ!」
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幼「早く起きなさいよ!」
男「んんっ…まだ7時…」
幼「あんたはいっつもいっつもとろいのよ!」
男「ん…いい匂いが」
幼「あ、あんたがとろすぎるから先に作っちゃったのよ!」
男「2人分?」
幼「あ、あんたが昨日2人分の分量で教えたからよっ!」
男「どれどれ…うまいじゃん!」
幼「そ、そう? ま、まぁ当たり前だけどね」
男「うまいうまい」
幼「座って食べなさいよ! みっともない!」
男「んんっ…まだ7時…」
幼「あんたはいっつもいっつもとろいのよ!」
男「ん…いい匂いが」
幼「あ、あんたがとろすぎるから先に作っちゃったのよ!」
男「2人分?」
幼「あ、あんたが昨日2人分の分量で教えたからよっ!」
男「どれどれ…うまいじゃん!」
幼「そ、そう? ま、まぁ当たり前だけどね」
男「うまいうまい」
幼「座って食べなさいよ! みっともない!」
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男「んじゃ、行ってきます」
幼「さっさと行きなさい!」
男「はいはい、んじゃ」
幼「さっさと行きなさい!」
男「はいはい、んじゃ」
ギィ…バタン
幼「さ、さっさと帰ってきなさいよ!」
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