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新ジャンル「幼女980円(税)」SSまとめ@wiki

うたう幼女5

最終更新:2008年05月26日 00:42

oreneet88

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メンバー限定 登録/ログイン
885 名前: SS@ミク 投稿日: 2008/04/06(日) 04:21:48.25 ID:zV.ldBg0


それから、何時間ほど経っただろう。


起床直後の頭は変に冴えていた。
二人を起こさぬよう静かにベッドを抜け出し、窓まで歩み寄る。
少し起きるのが早すぎたようだ。まだほんのり薄暗い。

ぼんやりと、昨日ミクに話したことを思い出す。当然この部屋を出るなら、今日の内だろう。
もしも企業が追っ手を差し向けた場合にそなえて、少しでも離れておくに越したことは無い。

とはいえ、一企業を相手に逃げるとなると結構な長旅になりそうだ。
それなりの支度をする必要もあろう。
となると、結局出発するのは……昼だとちょい遅いな。早朝くらいだろうか…

「……おはようございます。早起きですね」

振り返るとさっきまで確かに寝ていた先輩が身体を起こし、こしこしと目をこすっていた。
隣ではまだミクが寝息を立てているので、俺は小声で返す。

「おはようございます。もしや俺のせいで起こしちゃいましたか?」

「いえいえ、気にしないで。だって、寝過ごして二人に出て行かれちゃったら困りますもんね。
心配で昨日はなかなか寝付けませんでした」


886 名前: SS@ミク 投稿日: 2008/04/06(日) 04:22:16.62 ID:zV.ldBg0


やはり、昨日のやりとりは筒抜けだったらしい。薄々そんな気はしてたので、驚きはしなかった。

「…はい、俺は今日にもミクを連れてここを出て行こうと思ってます。
こいつを引き渡す期限ってのが三日なので、それまでできるだけ遠くに行かないと」

そう言いつつ、依然寝息をたてているミクの頭に手を置いた。
寝顔だけ見ると、到底事の当事者とは思えないくらいに平和的だ。
実際あの夏の日以来ミクの悪夢の頻度はだんだんと減り、
今となってはうなされることの方が少なくなりつつある。


「そうですね…私もそれがいいと思います。といいますか、貴方のことだから逃走劇か無理心中か、
どっちかだとは思ってました。うん、そっちの方が賢明ですね。」

「ははは…先輩、俺があのままミクを差し出すかもしれないとは想定しなかったんすか?」

「もしそんなことならあなたをひっぱたいて、私一人でミクちゃんを匿うつもりでしたよ?」


静かなる迫力に俺は大いに戦慄した。



887 名前: SS@ミク 投稿日: 2008/04/06(日) 04:22:57.55 ID:zV.ldBg0


そんな様子を見て、先輩が子供のような笑みをもらす。

「うん、これなら大丈夫ですね。
昨日のキミといったら、本当に目を離したら無理心中でも図りそうなくらい
思い詰めた顔したんですよ?…良いですか?もうそんなことじゃ、だめです。
ミクちゃん、守れませんよ?」

俺は出会ってから今までずっとこの人の手玉に取られ続けてる気がしてきた。
顔こそ童顔だが、その内面は計り知れない。 多分一生勝てねぇ。

「ミクは護りますよ。約束です。
先輩と約束したら、そうそう破れないですからね。なんせ後が怖い」

「うふ、生意気な後輩君め。それなら大丈夫ですね。
……でもそもそも、私も一緒に行けたらこんな心配せずに済むんですけど…」


888 名前: SS@ミク 投稿日: 2008/04/06(日) 04:23:41.18 ID:zV.ldBg0
そういう表情はどこか言い辛そうで、なんとなくこちらの出方を伺ってるかのように見えた。


確かにこの方は、今まで再三俺たちを助けてくれた。
一緒にいるだけで明るい気分にしてもらえるし、頭も良くまわる、そしてなにより
ミクにしてみれば…いや、俺にだって、家族も同然の大切な人だ。
一緒に行けたら、どんなに心強いことだろう。


だが、だからこそ俺はこの申し出をきっちり断らねばらならない。



889 名前: SS@ミク 投稿日: 2008/04/06(日) 04:24:21.68 ID:zV.ldBg0

今回の俺の行動は、社会的権力を保持する一大企業に恨まれるのに十分なものと言えよう。
実行の果てにどれだけ敵を持つことになるかは、計り知れない。

それにただでさえ先日の討入りの際に、正当防衛とはいえ社員に危害を加えた身だ。
彼女は今、いわば他人と関係者との境界線ギリギリで踏みとどまっている立場といえる。

…この優しく聡明な女性に、これ以上危ない橋を渡らせるわけにいかない。

その旨を伝えると、


「そうですよね…あはは、冗談、冗談です。
さて、家を出るって言っても、朝食くらい食べてくでしょ?
何か元気がでるもの、お姉さんが作ってあげます。」

と、何事も無かったように普段の態度に戻る。
彼女が軽く鼻歌をうたいながらキッチンへ去るのを見届けてから、俺はミクを起こしにかかったのだった。


890 名前: SS@ミク 投稿日: 2008/04/06(日) 04:25:14.06 ID:zV.ldBg0

それから、数十分ほどで朝食をすませ、簡単な準備を整えた。
家を出る際、先輩の少し涙ぐみながらも、それでも無理して笑顔を形成ってくれた様子が
ことさら印象的だ。


そして今、俺とミクはいつか桜を見に来た道を歩いている。

大通りに比べると駅へ行くには少し回り道になり、効率性には欠けるが
邪魔な建物が少なく、風のよく通る道。 見通しも良く、春には桜が咲き誇る。

「もうここの桜、見れなくなっちゃうのかな…」

隣でミクがポツリと呟く。
住み馴染んだ家を離れるとは思えないほど、少女は軽装だった。
いつか買った白い帽子にばあちゃんのカセットレコーダー、
あとはまさに字のごとく『その身一つ』といった具合だ。
俺の持つ着替えを除けば、これが彼女の保持品の全てだったのだ。


891 名前: SS@ミク 投稿日: 2008/04/06(日) 04:25:57.96 ID:zV.ldBg0

その様子が、俺に対してさえも今までどこか一歩遠慮していた少女の心情の表れのように思えて、
いやが上にも愛おしく思えてしまう。
だから、俺は極力明るい声で彼女に言葉を投げかけたのだ。

「戻ってきたら、きっとまた見にこような。」

「本当に? 約束だよ?」

「ああ、約束。この先、何回でも…なんなら毎年でも良いさ。とことん付き合ってやるよ」

「やった!えへへ、ありがとお兄さん♪」


892 名前: SS@ミク 投稿日: 2008/04/06(日) 04:27:18.19 ID:zV.ldBg0

無垢な笑顔をみせるのだった。唐突に抱きしめたい衝動に駆られるが、すんでのところで堪える。
そのかわり、手を差し伸べた。
少女は一瞬キョトンとした素振りを見せるが、すぐに嬉しそうに、その手に応える。
細くてやわっこくい指先が、俺の無骨な手に絡む。

こうしていると、この先なにがあろうとも、それが取るに足らないことのように思えてしまうのだ。
極端な話世界が滅びたとしても、俺たちは変わらずこうして手をつないでいられるような気さえする。
……なんてのは、俺の妄言に過ぎないのだけれど。


893 名前: SS@ミク 投稿日: 2008/04/06(日) 04:28:45.48 ID:zV.ldBg0

とにかく、行けるところまで行ってみようと思った。先は絶望にも等しいが
それでも、隣にミクがいる。
それだけで今は、何時よりも満たされてるって思える。
どうにもならないような困難さえ、どうにかなってしまいそうな気になれた。


…俺はミクと歩いてゆこう。
先の見えない、この道だけれど。
桜の花も、まだ咲いてないけれど。

84 名前: SS@ミク 投稿日: 2008/04/13(日) 22:01:31.68 ID:S1fsh2AO
住み慣れた部屋を出て、一月が経過した。

あれから俺たちは一日と留まることなく、街から街へと移転している。
ただひたすらに蓄えを食い潰す毎日だ。
だが、最初からそんなつもりだったわけではない。

ある程度人の少なく、住むのに支障なさそうな落ち着いた土地でも見つけたら、
そこに一旦根を下ろし、一時的なバイトでもして資金を稼ぎつつ生活するつもりだった。

いくら俺でも決まった寝床を持たず一日中歩き続けるなどという生活を
本気で続けられると思うほど無謀ではない。

85 名前: SS@ミク 投稿日: 2008/04/13(日) 22:03:41.20 ID:S1fsh2AO

そして実際、それに適したと思われる町を見つけた。
そこを仮の住み場とし、しばらく資金を稼ぐ計画を立てた。

だが、ある些細なできごとをきっかけに、俺たちはそこを出て行く決意をした。
いや、そうせざるを得なかったのだ。


何気なく、小さな電化製品店の前を通りがかったときだった。

「ねぇお兄さん、これ……」

ミクが足を止め、心のこもらぬ声で呼びかける。
それに従い、示される方を見た俺は
驚きのあまり口から心臓が飛び出すかと思った。


ディスプレイから外に向けられた古ぼけた画面に映し出されていたのが、
他でもないミクの姿だったからだ。


86 名前: SS@ミク 投稿日: 2008/04/13(日) 22:06:52.15 ID:S1fsh2AO

昼下がりの気の抜けた番組の合間のコマーシャルで、
企業がミクの回収を呼びかけていたのだった。
白い画面には、いつ撮られたかも知れない
ミクの全体像が表示されている。

落ち着いたナレーションは、
まるでミクがポンコツの暖房器具やガス湯沸し機などと
何ら変わりないとでも言うように不良品の呼び名を用い、
その回収、及び情報を視聴者に求めた。

知らせは至極短く、簡潔だった。
画面はすぐに切り替わり、別のCMを映し出す。

しかしその後もまだ俺の心の内には
炎のような憤怒が静かに燃えて、失せなかった。

87 名前: SS@ミク 投稿日: 2008/04/13(日) 22:09:12.86 ID:S1fsh2AO

企業がミクを人間扱いしないということは今に始まったものではないが、
それでもこれに関して、慣れという概念は存在しない。
下手に自分のことを言われるより何倍も屈辱的で、憎悪を覚えた。

「…お兄さん」

だから服のすそを引き、俺と目が合ったミクが一瞬怯える表情をみせた時、
俺は己を責めた。

この状況での一番の被害者は、他でもないミクだ。
そのミクに苛立ちをぶつけてどうする?

88 名前: SS@ミク 投稿日: 2008/04/13(日) 22:18:04.90 ID:S1fsh2AO
しかしミクはそんな俺を咎めることもなく、少し笑って目を伏せ
俺の腕に寄り添い、少しだけ力を込めて握ったのだった。
…まるで自分がどうしたって俺に迷惑をかけてしまうことを、嘆くように。

「…ねぇお兄さん。私のことはもう良いんだ。 
昔ならまだしも今はもう慣れたから、平気。

…だから、私のためにそんな怖い顔しないで、ね?
お兄さんはちゃんと感情を持った人間でしょう。
それなのにそれを自分でだめにしちゃうなんて、悲しすぎるよ…。
それこそ私のことを百遍悪く言われるより、ずっとずっと悲しいよ…」


その素振りがあまりに哀れで、本当に申し訳なく思ったから、
俺は努めて優しく笑いかけた。

少しぎこちなかったかもしれないが、ミクにはそれで十分だったらしく
再び控えめな笑顔を覗かせてくれた。

89 名前: SS@ミク 投稿日: 2008/04/13(日) 22:20:38.98 ID:S1fsh2AO
「…悪かった、気にしないでくれ。 さぁ、飯でも食いに行こう」

俺は依然腕に小動物のようにしがみついてるミクを諭し、その手をとって歩き出す。

…黒髪で十代前半の女の子なんて五万といるし、加えてミクは常に帽子で目元を隠している。
おそらく簡単には見つからないだろうが……それでも、もうこの町にはいられなくなる。

そんなことを、密かに考えながら。

90 名前: SS@ミク 投稿日: 2008/04/13(日) 22:22:54.98 ID:S1fsh2AO

それ以来、俺たちが一つの街に留まることはできなくなった。

寝床は行く先々のビジネスホテルからさらに割安なものを選び抜いていたが、
それでもこんな生活も一ヶ月となれば膨大に出費がかさむ。
行く先々でその日限りで雇ってもらえるバイトも探したが、
そんな割の良い話は決して多くなかった。


すでに最初にあった貯蓄は、底をつきかけていた。
絶望――。そんな二文字が頭をよぎる。

だが俺は半ばヤケとも言えるくらい頑なに、その現実から目を背け続けた。
少なくともミクの前で笑顔を曇らせてしまうと、全てが無駄になってしまう気がしていた。

91 名前: SS@ミク 投稿日: 2008/04/13(日) 22:25:26.28 ID:S1fsh2AO

…しかし、現実はそうはいかない。

俺が何を考えていようが、問答無用に金は減る。
そしてそれは自ら行動を起こすこと無しに湧いてくることなど、絶対に無いのだ。

とうとう俺たちはこの生活をはじめて以来、最大の危機に直面する。

その日たとえどんなに楽天的に見積もっても、
俺の懐に一晩部屋をとれる分の金など残っていなかった。

519 名前: SS@ミク 投稿日: 2008/04/27(日) 17:21:41.27 ID:zI/V9UI0

澄み切った寒空の下、俺とミクは会話も無くとぼとぼと歩いていた。
吐く息は一瞬白く濁ったかと思うと、すぐに散って周りの空気に馴染んでゆく。

それもそのはず、季節はもはや十二月に入ろうという頃だ。
冬の冷たい空気は容赦なく肌を刺すし、おまけに空模様もなにやら怪しい。

ここまで『泣きっ面に蜂』の言葉に相応しい状況も無いな、などと
まるで他人事のようにぼんやり考えた。
それくらい、参っていた。精神的にも、肉体的にも。


520 名前: SS@ミク 投稿日: 2008/04/27(日) 17:22:01.56 ID:zI/V9UI0

大人である俺でさえ、その有様だ。
身体の小さいミクはきっとそれ以上に疲れていることだろう。
さすがに道中の幼女ショップでフードのついたコートを買ってやりはしたが
それでもこの寒さを完全に凌ぐとなると、大いに心許ない。

にもかかわらず、この少女は文句の一つも口に出さないのだった。
それどころか俺に笑いかけ、気遣う言葉を投げかけたりする。


…本当に愚かしいことだと理解しつつも、こんなか弱い少女に身を案じられる自分が嫌だった。

惨めで、情けなくて、消えてしまいたかった。



521 名前: SS@ミク 投稿日: 2008/04/27(日) 17:22:34.12 ID:zI/V9UI0


だからこそ、それを表に出さないように細心の注意を心がけた。
無理をして、不自然に明るい調子でミクに話しかけた。


「なぁ、ミクはうたうの好きか?」

「え、どうしたの急に」

「俺はお前の声、凄い好きだよ。他のどんな歌手なんかよりも、ぜんぜん好きだよ」

「…そう?ありがと」

「はは、いつかじっくり聞きたいもんだな。カラオケとか行って…そうだな、その時は先輩も一緒に」

「お兄さん、お兄さん。」



だがそんな無駄な足掻きがこの聡明な少女に通用するはずもなかった。



「…あんまり無理しないでね」


522 名前: SS@ミク 投稿日: 2008/04/27(日) 17:23:03.57 ID:zI/V9UI0

その言葉を聞くと、肩の力がストンと抜けた。

…全く、一体何をやっているのか、俺は。
こいつの人間観察能力は半端じゃない、今までいつもそうだったじゃないか。
それ以前に、俺とミクの間柄で、何を今さら小賢しく気を回してるんだ。
そんな馬鹿な話をしてないで、さっさと話すことが他にあるだろうが。

『すまないミク、今日もう泊まれる金が無いんだよ。野宿になりそうだ』

それが男としてどんなに情けないことであるか、もう分かりきってる。
だが今は、つまらない事を言ってる場合じゃない。
そもそもまず今まで先延ばしにし続けて、まだミクに伝えてないというのがおかしい。

さぁ、言うんだ。
そうさ、あんな馬鹿なこと言ってるくらいなら…
…あんな妙な話題を…


523 名前: SS@ミク 投稿日: 2008/04/27(日) 17:23:41.44 ID:zI/V9UI0

ふと、考え込む。
さっきの会話の内容を思い返すと、どっかで単語が引っかかった。
カラオケ。


「カラオケなら…朝までやってるとこなんて珍しくないよな」


一つ、大きく深呼吸してみる。
肺の中の腐った空気と冬の空気とを入れ替えると、冷たさのあまり涙が出た。
しかし、目は冴えた。不貞腐れていた脳も動き始める。

…本当に、本当にどうかしているんだ、俺は。
疲れのあまり、まともな思考ができなくなってる。

そんな中でやっと捉えた、現状を打破するための糸口だ。
手放さないように、そっと手繰り寄せてゆく。


524 名前: SS@ミク 投稿日: 2008/04/27(日) 17:24:15.41 ID:zI/V9UI0

「オールで一部屋とれば、一晩くらいは凌げる…室内だし暖房も使えるし、
何より安い…それくらいの金は…よし、ある」


しっかし、本当に俺も堕ちたもんだ。
天下の大学生がその日の宿の心配とか、そうあるもんじゃねーぞ。
いや、だが、しかしだ。今はともかく…

ともかく、なんとかなるかもしれない。


「なぁ、ミク、すまない。本当に俺、最近少し参ってたみたいだ。
ああ、お前の言うとおり、無理してた。
今日だってもう宿をとる金なんか無いって言わなきゃならなかったのに、言えなかったんだ。
それで、そのままどんどん落ち込んでしまった。
それが少し考えれば解決できる問題だってことも気付かず、だ。
…全く自分でもどうかしてたと思うよ。

この先も、こんな醜態を晒すことがあるかもしれないが…許してくれな。
情けないが精神年齢だけは、俺よりお前のほうが上みたいだからさ…
本当、悪かったよ。」


525 名前: SS@ミク 投稿日: 2008/04/27(日) 17:24:36.21 ID:zI/V9UI0

ミクは、優しい。

だからこんなぼやきも、黙って聞いてくれる。
そして決まってその後どうするのが一番正しいのかを、ちゃんと分かってくれてる。

だからありふれた言葉を何か言うでもなく、そっと腕に身を寄せて、笑ってくれる。
半年前からずっと同じ、飾らない笑顔で、俺を見てくれる。

だから俺もまた半年前と同じようにその頭をくしゃくしゃと撫でると、また歩き出す。

908 名前: SS@ミク 投稿日: 2008/05/15(木) 17:33:02.17 ID:bKZF7Kg0


少し歩いただけで、一軒の古びたカラオケ店を見つけた。

運よく部屋は空いていて、俺たちは滞りなくその中の一室に通された。
お世辞にも広いとは言えない部屋だが、それでも十二月の野宿と比べたら百倍ま
しだ。

カラオケといってももちろん歌う気などさらさら無いわけだが、
傍らのミクが何やらキョロキョロとせわしなかったので
何の気なしに「ちょっと歌ってみたら?」と言ってみた。

「え、良いの?」

「うん。まぁ、そもそもカラオケ来て歌わないのも変な話だし」

「ほんと?じゃ、ちょっとだけ。えへ」


照れながらも嬉しそうに選曲本を手にとる仕草にひたすら和む。
そうしてしばらくは楽しそうにカタログへと視線を走らせていたのだが、
不意に顔を上げると


「お兄さん何か歌って欲しいの、ある?」


そんな素敵な微笑で見つめられても、俺が告げる曲名など一つしかない。
「またー?」などと苦笑するミクを尻目に、手早く曲を入力してやる。

大げさなスピーカーから、もはや耳に馴染んだイントロが流れ始めた。

909 名前: SS@ミク 投稿日: 2008/05/15(木) 17:34:00.85 ID:bKZF7Kg0


「……」


目の前の少女は、目を閉じたまま微動だにしない。

たった今、自らの内を吹き抜けた音の余韻を残らず拾い上げ、反芻しているようだった。


やがてゆっくりと目が開き、こちらへ向き直すと
そこにはいつものミクの見慣れた笑顔があった。

「…いかがでしたでしょーか?」

少しおどけるような調子で言う。

「良かったよ」

素直にそう言った。



910 名前: SS@ミク 投稿日: 2008/05/15(木) 17:35:37.17 ID:bKZF7Kg0
「良い曲だよね」

「歌詞が、ね。いいよな」

「お互い好きな曲が一緒なんて、うれしいね」

「そりゃそうだろ。いつもお前が聞いてるのって、全部俺のCDなんだから」

「そうでした。あ、じゃこの曲も知ってる?」


そんなことを言って、澄んだ声で歌いだしのメロディをなぞってみせる。
…正直、あまり耳に覚えのない曲だ。


「…よく分からないな」

「お兄さんが気に入って買ったCDなんでしょ」

「だから、聞けば思い出すよ。そんなわけでちょっと歌ってみて」

「どんなわけさ。え、ちょっと待っ」

「待たない。とりゃ、入力」



911 名前: SS@ミク 投稿日: 2008/05/15(木) 17:37:39.40 ID:bKZF7Kg0


そんな具合で立て続けに曲をリクエストし、
それを間髪入れずミクに歌わせるローテーションでしばらく遊んだ。


が、丁度ある曲を歌い終えたとき、ミクが動きを止めた。
しばらく押し黙るが、やがてぽつりと呟く。

「…この曲、おばあちゃんの家に行く途中、先輩さんと一緒に歌ったんだ…」


全てが眩しく、もう二度と戻れない夏の日の思い出だった。



912 名前: SS@ミク 投稿日: 2008/05/15(木) 17:38:27.76 ID:bKZF7Kg0

「そうか」

「うん。行きの畦道で。あまりに長くて、することが無くなって」

「懐かしいな」

「辿り着くの、大変だったよね」

「俺が電車を乗り過ごしたんだ。ミクのせいで」

「どうして私のせいなのよ」

「気持ちよさそうに寝てるお前の顔見てたら、俺たちまで眠くなったんだ」

最後に一言、付け加えてやるのも忘れない

「あまりに可愛かったからな」


そう言うと、一瞬で少女の顔に赤みが差した。
それを隠すように、言い訳のような口調で続ける。



913 名前: SS@ミク 投稿日: 2008/05/15(木) 17:40:08.05 ID:bKZF7Kg0

「大体お兄さんは、いつも無計画に外出しすぎなの」

「…あの、桜見に行ったときのことか?」

「迷ったよね」

「迷ったな」

「でも桜、きれいだった」

「あぁ、また見に行こうな」

「…お兄さんが先輩さんを連れてきたのも、それくらいの時期だよね?」

「なんだよその誤解を招く言い方は」

「だって私本当に最初、『あぁそういうことなんだ』って思ったもの」

「…容姿は申し分ないお人だからな」

「中身だって、素敵な人じゃない。だから一緒におばあちゃんの家へ行って…」

「そこではじめて、ミクの歌を聴いたんだ」

「そうだっけ。 じゃ本当につい最近のことなんだね」

「いや実はもっと前から、こっそり鼻歌とか聴いてたんだけどね」

「え、やだ! どうしてそういうの、黙ってるの」

「んでー、ばあちゃんと会ってー、タマ君と会ってー、」

「なんで無視するのさ!」

「墓参りして、スイカ食って、花火して、帰って…」


914 名前: SS@ミク 投稿日: 2008/05/15(木) 17:41:12.29 ID:bKZF7Kg0


ここから先を言葉に出すのは、やめた。
振り返る思い出はいつだって、とびきり嬉しくて、楽しかったものだけで良い。


「…本当に、色々なことをしたね」

「こうして振り返ってみると、そうだな」

「楽しかったなー…」


そして未来は、常に夢と希望にあふれているべきなのだ。


「あぁ、楽しかった。だからこれからもきっと、楽しいよ」

「え?」

「今まで、楽しかったんだろ? だったらこの先もずっと楽しい思い出が増えてくに決まってるじゃないか」


一見筋の通っているようで、根拠のカラッポな理論だった。
ミクに言い聞かせているのか、はたまた自分を納得させようとしているのか。
その辺のことも限りなく曖昧だった。


915 名前: SS@ミク 投稿日: 2008/05/15(木) 17:42:37.11 ID:bKZF7Kg0

そんな独りよがりな願望のような言い分にも、ミクは笑顔で応えてくれる。
その表情が、何よりも好きだった。


「そうだね。今は辛いけど、きっともうすぐすべてが良い方向に動き出すよ」

「あぁそうだ。だから今日はそろそろ、寝よう。 おしゃべりも、この辺でおしまいだ」


俺は自分のスイッチを切り替えるように、部屋の明かりを消した。

余裕が無くなってたせいで久しく持てなかったミクと会話する時間が、予想以上に楽しかったから。
このまま朝まで話し込んで、明日起きられなかったなんてことがあっては困る。

…これ以上過去から未来へ辿ってゆくのは嫌だという考えも、無いといえば嘘になるけど。


「なんせ明日も辛い徒歩行が待ってるからな。
知ってるか? カラオケの朝って、問答無用に叩き起こされるんだぜ。
だからほら、ミクも今日はもう…」

「…待ってよ、お兄さん」


916 名前: SS@ミク 投稿日: 2008/05/15(木) 17:45:12.11 ID:bKZF7Kg0

部屋が、再度照らされる。一瞬何が起きたのか把握できなかった。
起き上がってよく見ると、ミクは電灯のスイッチに手をかけたままの姿勢で佇んでいた。


「…だけどな、ミク。そろそろ寝ないと明日」

「ごめんなさい。でも、大事なことなの」


ミクにしては珍しい、自己主張の篭った声だった。
慣れない状況を前に少し面食らってしまう。


「もう少しだけ、お話しよ。 といっても、お兄さんは聞いてるだけで良いの。
…お兄さんもうずいぶん前に、私に『何か隠してないか』って言ったの、覚えてる?
その続きのお話、しましょう。 …今を逃すと私、もうずっと言えないだろうから」


まるで何かを決心したかのように、はっきりとした口調。
…なのに、裏腹にその小さな肩は、震えているのだった。

965 名前: SS@ミク 投稿日: 2008/05/25(日) 21:45:30.15 ID:.kjTVYAO

その足でソファまで歩み寄ったミクが、隣に腰をおろす。
二人きりで窮屈なカラオケルームに、静寂が蔓延した。


…酷く、喉が乾いた気がする。

どこかの部屋から、調子外れな歌声が聞こえてくる。


…だがしかし今最も奇妙に感じるは、このあまりに絶妙すぎるミクとの距離だ。

確かに俺の隣――なのだが、不自然によそよそしい隙間がなんだか寂しい。
それでも構わず手を伸ばしたりしたものなら、
いとも容易くその指先を避けられてしまうだろう。

それが俺たちの心の距離のように思えて、どうにもやりきれなくなった。
つい先ほどまでの楽しくお喋りした打ち解けた空気は、跡形も無く消え失せていた。




966 名前: SS@ミク 投稿日: 2008/05/25(日) 21:47:26.61 ID:.kjTVYAO

「…ねぇお兄さん、ごめんね…」

それからミクが口を開くまで、少しかかった。

「お兄さんの言う通り、私今まで隠してた。
…過去に私がしたことを」

ぼんやりと視線を宙に泳がせ、呟く。

「本当は、言いたくなかったなぁ。
お兄さんにだけは、できるならずっとこのまま
好かれていたかったよ…。

…でもそれだとあまりに、卑怯すぎるから。
もしそれをしたら私、お兄さん以外の色々なものにも
二度と顔向けできなくなるから…。

だからもしその結果お兄さんに嫌われたとしても、それはしょうがないなって…
そう思いますよ」


向き直したその目に浮かんでいたのは、本当に静かで、穏やかな哀しみだった。



「お兄さんが思ってるより、ずっと…。
私は、ひどい幼女です。心の汚れた、幼女です。

お兄さんに嫌われて、蔑まれて、当然の幼女なんです」



967 名前: SS@ミク 投稿日: 2008/05/25(日) 21:48:35.97 ID:.kjTVYAO

俺はそれに何も言わない。
下手な弁解をしても、無駄だとわかっていたから。

そのかわりミクの発する言葉を一欠片と残らず、受け入れる。
…情けないがそれが俺にできる唯一のことで、全てだった。


「施設には、私以外にも幼女がいっぱいいたよ…
みんな、何か理由があって市場から溢れてしまった子ばかり。
そこでの暮らしは、決して悪くはなかった。
食事は毎日もらえたし、話し相手にも事欠かなかった……でもね。

そこにいる時点で、私たちの運命は決まっていたの。
そして私たちは皆、言葉に出さずともその運命を無言で受け入れてた。
…『諦めていた』と、言うべきかも。」



968 名前: SS@ミク 投稿日: 2008/05/25(日) 21:50:05.26 ID:.kjTVYAO

「…幼女たちは入った時に皆、手首にタグが付けられるの。
そこに書かれてるのは、名前なんかじゃなくてね…

番号と、日にちだった。
…他のみんながどうだったかは分からないけど、
私はその日にちが何を表すものか、すぐ気付いた。
朝がくる度に一人、また一人と
仲間が減っていったから。

その意味を知りながら自分の『番』が来るその時をただ怯えて、生き続けた」


少女が何気ない素振りでうつむき、自らの手首を軽く握った。
しなやかな前髪に覆われ、その表情が隠れる。
俺は努めて、気付かないふりをする。


「そのタグは鎖で、切ることはできないけどね…。
血を止めないように、緩めにつくられていたの。
だから手を捻って何度か引っぱると、簡単に外れた。
…だけど誰一人として、そんなことしなかった。
みんなそのタグの意味を知らなかったみたいだし、たとえ知ってたとしても
そんなこと、考えつかなかったと思う。

…だって幼女にとって生きることへの執着なんて、まるでないもの。



969 名前: SS@ミク 投稿日: 2008/05/25(日) 21:51:29.66 ID:.kjTVYAO

でもね、私はそれが怖かった。
みんながどうして毎日笑っていられるのか、不思議でしょうがなかった。
だって、死ぬんだよ…?
そしたらお喋りも、笑うことも、もうできなくなっちゃうんだよ?

…朝起きるごとに自分の番が近づいてるんだと思うと、とても正気でいられなくなった。
頭がおかしくなりそうだった。

…だから私、酷いことをした」


声が震えてる。


「…いつも一緒にお喋りしてた子がいたの。
その子、私の少し後に入ってきて…
だからタグの日付も、きっと私より少し後だと思った。
外と遮断された空間だから、今が何日なのかは知らなかったけど…。

その子がね、ある日私に言ったの。
『元気ないよ、大丈夫?』って。
それでも私が黙ってるから、『私で良ければ、相談にのるよ?』って言われて…。
それでね、私言ったの。

本当に酷いことを、言ったの





『その手首についてるやつ、交換しよう』…って。」



970 名前: SS@ミク 投稿日: 2008/05/25(日) 21:53:13.94 ID:.kjTVYAO

ミクの発した声は蚊の鳴くような弱々しいものだったのに、
それでも残酷なことにあまりにはっきりと俺の耳に届いてしまった。

…いやきっと届いたのは、耳だけじゃない。
俺は唐突に、何か凄くミクのことを理解した気になったのだった。

「私、すぐに『しまった』って思って…」

彼女の口調は、ずっとかわらない。

「でも急に、それから何も言えなくなった」

深い哀しみの奥に静かな怒りを宿した、責め立てるような口調。
…しかし

「夜も眠れなくて、ずっと悩んでて…
…でも、すぐに考えたの。明日になったら言おうって。
『ごめんね』って言って、そしてもう一回交換してもらおうって。
…だってそうすれば、私たちまた一緒に笑えるでしょう…?」


その怒りは誰へも向かうことなくぽっかりと空に浮かぶ。
それはその怒りの矛先が、他でもないミク自身へのものだから。


「そしたら次の日からその子、いなくなっちゃった。
…ずっと帰ってこなかった


971 名前: SS@ミク 投稿日: 2008/05/25(日) 21:54:59.48 ID:.kjTVYAO
私、すぐに取り返しのつかないことをしたと思って…

すごく、後悔した。
許されないと分かって、それでもあの子に向けて何度も、何度も謝った。
『ごめんね、ごめんね』って。『もうすぐ、私の番だからね』って。
そしたら、一緒だから。それで許してもらおうって…
…きっと許してくれるかなって、そう思った」


やり場の無い迷子のような感情はゆらゆらと頼りなく宙をさまよい、
だが結局はミク自身へ向き直し、その小さな胸に刃を立てる。
その様子は傍から見ても痛くなるくらいに、哀しい。

堰を切って溢れ出す自責の念に傷つけられ、目の前のミクは
少しでも触れたものならたちまち崩れてしまいそうなくらい不安定だった。



972 名前: SS@ミク 投稿日: 2008/05/25(日) 22:00:31.88 ID:.kjTVYAO
「…大量の幼女を一度に引き取るという珍しい引き取り手が現れたのは、それからすぐのこと。
その時、本当に多くの子が引き取られた。
…私もその中の一人。タグなんか、すぐに外されちゃった。

そのせいで私、よけいその子に申し訳ない気持ちになって…
でもね、そうなると簡単に死ぬわけにはいかないと思ったの。
なりふりかまわず、生きなきゃって…

…ううん、それも違う。
私はきっと自分が生き延びることに、何か言い訳が欲しかったんだわ。
そしてその言い訳に、あろうことかその子の命を使った…。

…その子の命を、自分が異質だからこそ得られた知識を、そして
初対面のお兄さんでさえ。
全てを利用して、全てを裏切って、私は今日まで生き続けたの。

…ねぇ、お兄さん。もう『嫌わないで』なんて、言いません。
当然の報いだと、分かってます…。
私はそれだけのことをしたんだもの。
私は…私は…」


その瞬間、


「人間でも、幼女ですらありません」


わからないくらいの素振りで


「最低の、生き物です」


ミクは俺から、離れた。



「もう死んだ方が、ましです…」



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