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  • 新ジャンル「幼女980円(税)」SSまとめ@wiki
  • 富男の幼女日記4

新ジャンル「幼女980円(税)」SSまとめ@wiki

富男の幼女日記4

最終更新:2008年04月04日 04:00

oreneet88

- view
メンバー限定 登録/ログイン
151 名前:SS@ビックバン[] 投稿日:2008/03/05(水) 00:39:04.17 ID:p/OaB/20
~富男の幼女日記、風の吹くあの丘で~ ぱーと19

夕方・・・

台所・・・

あざみ「あら・・・材料が足りないわ・・・」
あやめ「あ!お母様、私が買ってきましょうか?」
あざみ「いいえ、ここは夕方以降は危ないの。私が行って来るから、あやめは下準備をお願いね?」
あやめ「はい・・・シュン」
あざみ「はいはい、しょんぼりしないで・・・任せるわねナデナデ」
あやめ「ふにゅ・・・・・・はい♪」

一方、俺はリビングでオバさんと予定を立てていた

富男「そうですか・・・じゃあ、7時位に出れば十分ですね」
オバ「そうですわね・・・。あ!余談ですが、この電車はこの路線でしか走ってない型なんですのよ!」
富男「な、成る程・・・そうなんですか・・・」
オバ「思わずワクワクしますわね~ほほほ♪」
富男「まぁ、楽しみですね~!」

そこへアザミさんが台所からやってくる・・・

オバ「あら?お出かけですか?」
あざみ「ええ、少し買い物に行ってきます」

先ず、オバさんがあざみさんに気付き
続いて俺もあざみさんを見る・・・

富男「!!!!!!」

152 名前:SS@ビックバン[] 投稿日:2008/03/05(水) 00:40:42.08 ID:p/OaB/20
~富男の幼女日記、風の吹くあの丘で~ ぱーと20

俺は固まった・・・

そして、一瞬は永遠になった・・・

純白のフリフリエプロン・・・

富男「清楚な若奥様キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
あざみ「??え?え?ど、どうしたのでしょうか??」
オバ「どうやら、あざみさんが余りにお綺麗なので壊れたようですわ・・・」
あざみ「ま、まあ・・・それはありがとうございます///」

あざみさんは少し恥ずかしそうにしている・・・

富男「ところで、お出かけなら御供しましょうか?」
オバ「復帰が早い!?」
あざみ「あ、いえいえ、良いんですよ。すぐ其処ですので・・・」
富男「まぁ、でも、念の為御供しますよ!」
あざみ「そうですか?・・・では、お言葉に甘えさせていただこうかしら・・・」
富男「じゃあ、決まりですね!オバさん、すみません!後頼みます!」
オバ「は~い♪じゃあ、お気をつけて、行ってらっしゃいませ♪」

424 名前: SS@ビックバン 投稿日: 2008/03/08(土) 04:09:56.54 ID:uRBNfdw0
~富男の幼女日記、風の吹くあの丘で~ ぱーと21

・・・外・・・

富男「・・・あんまり人が居ないですね・・・」
あざみ「ええ、この辺の人は、夕方以降に出歩く事はほとんどないですからね・・・」
富男「・・・そんなに危険なんですか・・・」
あざみ「まぁ・・・そこまで酷くはないのですが・・・やはり危険は危険ですね・・・」
富男「そうですか・・・」
あざみ「ふふっ・・・そんなにビクビクしなくても大丈夫ですよ?」
富男「!び、ビクビクなんて・・・してないですよ・・・」
あざみ「ふふふ、図星ですね~♪」
富男「・・・い、いじわる・・・」
あざみ「ふふふ・・・」

あざみさんの優しげな微笑に緊張が和らぐ
俺は少し落ち着いて・・・気付く・・・
425 名前: SS@ビックバン 投稿日: 2008/03/08(土) 04:10:47.00 ID:uRBNfdw0
~富男の幼女日記、風の吹くあの丘で~ ぱーと22

富男「・・・すみません・・・気を使わせてしまいましたね・・・」
あざみ「へ?いえいえ、そんな事はないですよ?」
富男「襲う方から見れば、勝手を知らない余所者は格好の餌食ですもんね・・・」
あざみ「・・・・・・ええ・・・」
富男「初めての土地で変に緊張してしまいました」
あざみ「ふふ、やっぱり・・・富男さんは頼りになる方ですね。・・・あやめやアンさんが、あなたを好きになるの・・・わかります・・・」
富男「!?」
あざみ「見ていれば分かりますよ・・・。・・・貴方も・・・二人を愛してるんですよね?」
富男「な!その・・・それは・・・」
あざみ「普通なら、あやめ以外にも目が行ってしまう貴方を攻めたい所ですが・・・仕方無いですね・・・。貴方と一緒に居ると・・・そうなってしまうのでしょう・・・」
富男「あ、あざみさん・・・?」
あざみ「私もこれから・・・どうなるか分かりませんしね?」
富男「!!?」
あざみ「ふふふ・・・」
富男「も、もう・・・か、からかわないで下さいよぅ・・・」
あざみ「ふふふ・・・からかってませんよ?貴方は素敵な方ですし・・・私だって、まだ二十代ですから・・・そういう気だって起こるかもしれませよ?」
富男「そ、そうで・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・って、なにいぃっ!!あざみさん、二十代だったんですか!?」
あざみ「ええ、28です・・・まぁ、そうは見えない(悪い意味で)と思いますが・・・」
富男「何を仰る!!あやめと並ぶと姉妹にしか見えませんでしたが・・・やっぱりお若かったんですねぇ!?」
あざみ「ま、まぁ・・・姉妹だなんて・・・お世辞がお上手ですね///」
富男「お世辞はあまり好きではありません(真顔)」
あざみ「え、あ・・・そうですか・・・///」

あざみさんは微かに赤くなって俯いてしまった・・・
その仕草が可愛くて、悪いとは思いつつドキリとする・・・

あざみ「あ、あまりそういう事を言われた事が無いもので・・・少し照れてしまいますね・・・///」
富男「あ、す、すみません・・・///」

しかし・・・あざみさん・・・28とは・・・
これは・・・まさしく・・・
隣の若奥様・・・奥様は未亡人・・・お隣のお姉さんは未亡人!!!
ktkr!!!!!!!!!!
426 名前: SS@ビックバン 投稿日: 2008/03/08(土) 04:11:37.10 ID:uRBNfdw0
~富男の幼女日記、風の吹くあの丘で~ ぱーと23

富男「ぼ~~~///」
あざみ「あ、あの・・・富男さん?」
富男「あ!いえ!何でもないですよ!?」
あざみ「?お店に着きましたが・・・」
富男「あ、ああ、そうですか・・・」
あざみ「入りましょうか」
富男「はい、そうですね・・・」

食料品店「food market楽園喪失」内・・・

店主(♀・58)「まぁ・・・こんな時間にめずらしいねぇ」
あざみ「ええ、来客がありましてね。夕食の材料が足りなくなってしまって・・・」
店主「ほぉう・・・で、その隣に居る色男が客かい?」
あざみ「はい、そうなんですよ」
富男「今日は日柄もようござる程に・・・」
店主「ほぅ・・・そちらさん、狂言に興味があるのかい?」
富男「あ、いえ、勢いです。失礼しました」
店主「ぐへははは・・・なかなか面白い男じゃのぅ・・・」
あざみ「まあ、店主さんは気難しい事で有名なのに・・・。もう、仲良くなられるなんて・・・やっぱり富男さんは不思議な魅力があるわ」
店主「げはははぁ・・・これこれ、わたしゃ乙女だよ!良い男には気難しくないさねぇ!ぐぇあはは!」
富男「ははは、こりゃ参ったなぁ~!(・・・フ、フラグが立っちまった!?)」
427 名前: SS@ビックバン 投稿日: 2008/03/08(土) 04:12:13.38 ID:uRBNfdw0
~富男の幼女日記、風の吹くあの丘で~ ぱーと24

・・・・・・・・・・・・・

店主「よぅし・・・これで全部だねぇ・・・ほれ、〆て3千500円じゃ」
あざみ「はい・・・え~と、3千500円ですね・・・」ガサゴソ
富男「よっと・・・はい、ちょうど3千500円です」
あざみ「あ、富男さん!良いんですよ、そんな・・・」
富男「もぅ、水臭いですよ?これから家族になる仲じゃないですか」
あざみ「で、でも・・・」
富男「へへへ・・・すみません。俺、無性にそうしたいんです・・・ダメですか・・・?」
あざみ「富男さん・・・。うふふ・・・じゃあ・・・おねがいしようかしら!」

あざみさんはニッコリと微笑んだ

店主「ぐぅおうはは・・・本当にあざみさんは良い男を見つけたもんだねぇ」
あざみ「へ?あっ!そ、そんな事はないんですよ!?」
店主「ったく、本当に水臭い娘だねぇ~ぐるおははは!」
富男「いや・・・店主さん!これはこれで奥ゆかしくてgoodでは!?」
店主「おぉ!あんた・・・わかってるじゃないか!」
あざみ「あ、あのぅ・・・二人ともぉ・・・///」
店主「おひゃひゃ!そろそろ解放してやるかのぅ!ほい、じゃあ毎度ありぃ~」
富男「はい!どうも~」
あざみ「ど、どうも・・・おやすみなさい・・・///」

422 名前: SS@ビックバン 投稿日: 2008/03/26(水) 01:42:38.40 ID:VdVMSAk0
~富男の幼女日記、風の吹くあの丘で~ ぱーと25

店の外・・・

あざみ「と、富男さん・・・貴方という人は・・・」
富男「す、すみません・・・」
あざみ「もう・・・困った人・・・ニコ」
富男「あ・・・その・・・///」

あざみさんが微笑みかけてくる
俺はまたドキリとしてしまった・・・

それから何となくお互いに黙ってしまう・・・
穏やかな時間の流れ・・・

そして、どちらからともなく歩き出し、二人並んで帰路に着く・・・

あざみ「富男さん・・・」

そんな中、不意にあざみさんが優しく話しかけてきた・・・

富男「はい?」
あざみ「・・・ありがとうございます・・・」
富男「え?」
あざみ「・・・あの時、あやめと離れた時から・・・もうあやめには会えないと、ずっとそう思っていました・・・」
富男「!・・・・・・」
あざみ「・・・もし、探し出せたとしても、きっと私には会う資格もない・・・そう思っていました」
富男「・・・・・・」
あざみ「私は、本当は今でも自分を許せていないんですよ・・・。私は、子供達の・・・あやめの幸せを護る事が出来なかったから・・・」
富男「・・・・・・」
あざみ「だから・・・思ってしまいます・・・。今更、私が図々しくあやめの生活に割り込んで、私の所為であやめの生活を壊してしまうじゃないかって・・・」
富男「・・・・・・」
あざみ「でも・・・今日、幸せそうなあの子の顔を見て・・・私も母親なんですね・・・自然に決心がつきました・・・。もう二度とあやめに悲しい思いはさせない。今度こそ護りきる・・・」
富男「あざみさん・・・」

そう言うあざみさんの眼差しは、しっかりと前を見据え、そして、とても力強かった・・・
これが、親子の絆であり・・・母という物なんだな・・・
少し羨ましく思ってしまう

あざみ「貴方は・・・あやめに幸せをくれただけじゃない・・・。ずっと前を向けないまま、ただフラフラと生きてきた私の人生も一緒に救ってくれたんです・・・。」

あざみさんはこちらを向いて、ニコリ微笑んだ・・・

あざみ「本当に・・・ありがとうございます・・・」
富男「あざみさん・・・///」

俺は、余りに大きく、力強いこの人に、ただただ見とれてしまっていたのだった・・・

・・・・・・・・・・・・・・

が、その瞬間!!
423 名前: SS@ビックバン 投稿日: 2008/03/26(水) 01:44:22.31 ID:VdVMSAk0
~富男の幼女日記、風の吹くあの丘で~ ぱーと26

賊1「ふひひ・・・こいつは上玉だぜぇ?」
賊2「ああ、高値で売れそうだな・・・」
賊3「ぼぼっきぼっき!」

突然、後ろから不審な声がした!!!

人影が三人見え、そして、影は俺達を取り囲む!

富男「な!?なんだ!?こいつら!!」
あざみ「ぞ、賊・・・!!!」
富男「な、なんだって!?」

突然の絶体絶命!!
しかも、周りに人影は無い・・・助けは期待できない・・・!

賊3「ぼっきぼぼっき!!ぼっきっき!!!」

賊の一人が俺達を指差して叫ぶ

賊1「ひゃはは!!お前ぇの言ってる事はワカンネェんだよ!下衆野郎!」
賊2「つまり、そこの男・・・金目の物と女を置いて消えナ・・・」
賊1「ひゃは!わかってやがるwwwwwwきめぇwwwww」
賊3「ぼきぼきぼっき・・・///」
賊1「頬を赤らめるなwwwwwwwwwwww」
賊2「で?どうなんだ?そこの男・・・」

富男「なん・・・だと・・・?」

金ならまだしも、あざみさんを置いていけだと?
そんなマネ出来るはずが無い!
424 名前: SS@ビックバン 投稿日: 2008/03/26(水) 01:45:22.02 ID:VdVMSAk0
~富男の幼女日記、風の吹くあの丘で~ ぱーと27

と、その時、あざみさんが俺の方を叩く・・・

あざみ「富男さん・・・私が残ります・・・。貴方は早く逃げて下さい!」
富男「な!?そんな事出来ませんよ!!」
あざみ「良いんです・・・。この街で賊に襲われれば、先ず無事では済みません・・・。こうなった以上、少しでも犠牲が少ない方が良い・・・」
富男「なっ!」
あざみ「さあ!逃げてください!」

あざみさんが賊と俺の間に入る
そして、賊に向かって言う

あざみ「私が残りますから、この人は見逃して頂けませんか?」

賊3「ぼきぼっき!ぼっきりぼきんぼ!」
賊2「良かろう・・・。男・・・金目のモン置いて消えナ・・・」
賊1「うっは!おめぇ、女に助けられたなwwwwマジだせぇwwww」

富男「くっ・・・・・・・」

どうする!?
当然、俺はあざみさんを置いて行くつもりなど毛頭無い・・・
だが、策が無い・・・!!

頭の中で色々と策を弄しつつ、俺は賊を睨む!
425 名前: SS@ビックバン 投稿日: 2008/03/26(水) 01:46:17.45 ID:VdVMSAk0
~富男の幼女日記、風の吹くあの丘で~ ぱーと28

あざみ「富男さんっ!」

賊1「ひゃふ!どうやらヤッコサン、怖くてチビッてるみたいだぜ!!」
賊3「ぼっぼっぼっぼっき(笑)!」
賊2「まぁ良い・・・消えぬのなら[ピーーー]まで・・・」

シャキン!

賊達は各々、ナイフを取り出す・・・!

あざみ「とっ、富男さん!!早く逃げて!!!」

ジリジリとナイフを持った賊が迫ってくる!

あざみ「くっ!!」

2m程の距離に迫った所で、あざみさんが意を決した様に俺の前に立ち、両手を広げた

あざみ「お、お願いします!この人だけは見逃がして!!」

賊1「ひゃは!おい?あんな事言ってるぜ~!どうするよ~!!」
賊2「さて・・・どうだろう・・・?」
賊3「ぼっ~き♪(ダ~メ♪)」
賊1「ふひゃはひゃ!なぁ~もう、女もろともヤっちまおうぜえええ!!」
賊2「やれやれ・・・お前はどう思う?」
賊3「・・・・・・・・・・・・・・・・」

賊3「 殺 ら な い か ? 」

賊1「ひゃっっはああああああ!!!!!」
賊2「くくく・・・・それも良い・・・!!」

一気に賊が襲い掛かってくる!!
賊は先ずあざみさんに切りかかる!!
426 名前: SS@ビックバン 投稿日: 2008/03/26(水) 01:47:20.66 ID:VdVMSAk0
~富男の幼女日記、風の吹くあの丘で~ ぱーと29

あざみ「うっ・・・くっ!!!!」

ドクン・・・

俺の中で何かが震える・・・

ドクン・・・

あざみさんの震える肩に心が張り裂ける・・・

ドクン!!!

そうだ・・・

あざみさんを護る・・・

俺は・・・護らなければならないんだっ!!!

富男「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!」

俺の魂の奥底に眠る闘志が・・・爆発した!!

・・・・・・・・・・・

富男「貴様ら・・・俺の熱き血が・・・見えるか?」
427 名前: SS@ビックバン 投稿日: 2008/03/26(水) 01:48:04.00 ID:VdVMSAk0
~富男の幼女日記、風の吹くあの丘で~ ぱーと30

俺は素早くあざみさんの前に出て、瞬時に賊達を弾き飛ばした!

辺りには粉々になった諭吉が、まるで雪の様に舞っている!

賊1「な!?いっ、今!一体、何が起こったんだよ!!!」
賊2「い、一瞬で・・・弾かれた・・・!?」
賊3「ぼっきんたまあああああああああ!!!!(金玉打たれたああああああああ!!!!)」

あざみ「えっ?えっ??」

あざみさんは、理解不能の出来事に混乱している

富男「ふん・・・所詮、通信教育のお遊び武術だと思い、馬鹿にしていたが・・・それが何と、この様な殺人拳に昇華していようとはな・・・。おもしろい・・・!」

賊1「こ、この野朗・・・!雰囲気が急に変わりやがった!!」
賊2「くっ・・・!」
賊3「ぼきりんこぼきぼき!(うろたえるな、先ずは相手の技を見極めよう!)」

富男「ふっ・・・俺の技を知りたい様だな!ならば教えてやろう!!俺の技は・・・」

賊1&2「ゴクリ・・・」
賊3「ボキリ・・・」

富男「古より密かに伝えられし暗殺術(通信教育で習った護身術)・・・其の名も・・・」

富男「 神 命 ! 大 諭 吉 勘 定 拳 ! !」
428 名前: SS@ビックバン 投稿日: 2008/03/26(水) 01:49:33.55 ID:VdVMSAk0
~富男の幼女日記、風の吹くあの丘で~ ぱーと31

賊1・2・3「・・・・・・・・・・・」

富男「どうした?あまりの戦慄に声も出ないか?」

賊1「ああ?・・・貴様・・・ナメンジャネェゾ?こらぁ!」
賊2「・・・ふん・・・余程、死にたいらしいな・・・」
賊3「ぼっき」

富男「ニヤリ・・・そうでなくては面白くない・・・。さぁ、戦意を精一杯、其の身に纏ってかかって来るが良い!三人漏れなく地獄に送ってやる!!」

賊123「おおおおおおおおおおお!!!しねええええええええええええ!!!!!!!」
   (ぼおおおおおおおおおお!!!きぼっきいいいいいいいいいいいい!!!!!)



刹那に血花の散るが如く・・・



戦の時は・・・輝き止まる・・・



富男「神命・大諭吉勘定拳奥義・・・・・・」



大  輪  廻  ・  崩  壊  序  曲  利  子  夢  幻  !  !



賊123「な・・・・」
   (ぼっきぼっき・・・・)

辺り一面の中空に無数の諭吉が拡散した
それは、隙間なく賊達の全周囲を囲む・・・

そして、次の瞬間!富男の合図と共に諭吉は一斉に賊に襲い掛かった!!
鋭き刃の如く、諭吉は賊達に容赦なく斬撃を浴びせる!

賊123「ぎ、ぎゃあ嗚呼嗚呼ああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
(ぼ、ぼっきいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!!!!!!!!!!!!!)

賊達の断末魔の叫びの中・・・
今宵も優雅にひらひらと・・・紅き諭吉の雪が降る・・・

富男「今宵も雪が・・・よう映える・・・」
429 名前: SS@ビックバン 投稿日: 2008/03/26(水) 01:50:57.28 ID:VdVMSAk0
~富男の幼女日記、風の吹くあの丘で~ ぱーと32

・・・・・・・・・・

・・・・・・5分後

あざみ「はっ!私は一体・・・ああ!!と、富男さん!!賊は!!!」
富男「あちらです」
あざみ「?あちら??」

あざみさんは振り返る

あざみ「きゃああああ!!!ちょっ、富男さん!?あれ!!」
富男「ええ、少しやりすぎましたね・・・しんではいませんけどね・・・・・・・・・まだ・・・」
あざみ「あ、あわわ・・・」
富男「それよりあざみさん!連中が眠ってる内に早く逃げましょう!!」
あざみ「え?・・・・あ!そ、そうですね!」

こうして、俺とあざみさんはスタコラと逃げつつ、無事?買い物を終えたのだった・・・
因みに、俺もあざみさんも戦闘中の記憶が曖昧になっていた・・・
アドレナリン出まくりだよぅ!!
430 名前: SS@ビックバン 投稿日: 2008/03/26(水) 01:51:41.63 ID:VdVMSAk0
~富男の幼女日記、風の吹くあの丘で~ ぱーと33

・・・あざみさん宅

あざみ「はぁ・・・はぁ・・・や、やっと・・・付きましたね・・・」
富男「ええ、何とか無事で何よりでしたね・・・」
あやめ「あ!おかえりなさ~い♪何か遅かった・・・ね・・・」
オバ「おかえりなさいませ~♪どこまで行ってらした・・・な!?」
あやめ「お!お兄様!!血!血がっ!!」
オバ「誰が!誰が坊ちゃまにこんな事を!!?」
あざみ「!!く、暗くて気付きませんでしたが!!だ、大丈夫ですか!!!?」
富男「ビクッ!え?え?」

俺は皆の余りのリアクションに驚く!
そして、恐る恐る自分の体を見てみると・・・

・・・なんだそういう事か・・・

富男「ふぅ、大丈夫ですよ。これ、返り血ですから。」
あやめ「???」
オバ「か・・・返り血!?」
あざみ「ま、まさか・・・先程の賊の・・・」
富男「ど、どうやらそうみたいですね・・・」
あやめ「え?え?賊!?」
オバ「賊!賊に襲われたんですか!?」
富男「う、うん・・・襲われちった・・・テヘ」
オバ「テヘ♪じゃありませんわ!!お怪我は!?」
富男「大丈夫だよ、俺は。ところで、あざみさんは大丈夫でしたか?」
あざみ「え、ええ、私はお陰様で無傷ですが・・・」
あやめ「お兄様とお母様が・・・賊に・・・返り血が・・・あふぅ・・・」バタン

突然、あやめが気を失った

富男「ちょ、あやめ!?大丈夫か!?」
オバ「まあ!大変!とりあえずソファーに運びますわよ!」
あざみ「ええ!」
431 名前: SS@ビックバン 投稿日: 2008/03/26(水) 01:52:24.50 ID:VdVMSAk0
~富男の幼女日記、風の吹くあの丘で~ ぱーと34

・・・・・・5分後・・・・・

富男「で、かくかくしかじかと言う訳です・・・」
オバ「そうでしたか・・・。では、とりあえず消しておきますわね♪」
富男「え?いや!何も消さなくとも!」
オバ「ぬるい!坊ちゃま、それはぬるいですわ!その賊が報復に来ないとも限らないではありませんか!」
富男「いや、多分再起不能の重症を負わせてきましたし・・・もう、これ以上やる必要は無いですよ!」
オバ「・・・はぁ・・・もう・・・坊ちゃまはお優しいですわね・・・」

オバさんへの状況説明が一通り済んだ所で、あやめが目を覚ます

あやめ「う、ううん・・・」
あざみ「あ!あやめ、大丈夫?」
あやめ「あ、うん・・・大丈夫・・・」
富男「本当に大丈夫か?」
あやめ「は、はい・・・ごめんなさい・・・血を見てたら気がふわぁ~と・・・」
富男「いやいや、謝らなくても良いよ!ゆっくりしな?」
あざみ「ごめんね、あやめ・・・」ナデナデ
あやめ「あうう・・・♪」
オバ「さて、じゃあ、ワタクシは夕ご飯作りますわね!」
あざみ「あ!私がしますわ!」
オバ「もう・・・あざみ様もお汚れになっている事ですし、お料理も後一時間ぐらい掛かります。先にお風呂に入られてください!」
あざみ「あ・・・!そ、そう言えば、それもそうですね・・・」
オバ「坊ちゃまも入られてはどうですか?」
富男「そうですね。あざみさんの後にでも入りますね」
あざみ「いえいえ!富男さん先に入られてくださいな!体中、血だらけですよ?」
富男「そ、そうですか?じゃあ、お先に失礼しますね~」

俺は風呂に入る事にした
432 名前: SS@ビックバン 投稿日: 2008/03/26(水) 01:53:17.59 ID:VdVMSAk0
~富男の幼女日記、風の吹くあの丘で~ ぱーと35

・・・・・・風呂場

富男「ふぁ~、いい気持ちだのぅ~」

俺は体を洗い終えて、風呂に浸かっていた

その時、誰かが風呂場の戸を叩いた

コンコン

富男「はい?」
あざみ「富男さん、あの・・・」
富男「あ、すみません!すぐに出ますね~」
あざみ「あ!どうかお急ぎにならずに!・・・あの!」
富男「はい?あ、あの、どうかしましたか?」
あざみ「・・・・・・・・・・」

すると突然、戸が開く!

ガラガラガラ・・・

あざみ「あ、あの・・・お背中お流しします・・・///」
富男「え!?あ!!?えあ!!!?」

あざみさんはバスタオルを一枚体に巻いただけの姿で風呂に入ってきた!!
これはなんというデジャヴ!!!!

富男「ではなく!ちょっ!まっ!あざみさん!?」
あざみ「あの・・・せめて少しぐらいお礼がしたいと思いまして・・・///」
富男「あ!いえ!良いんですよ!そんなねぇ!お礼はそのねぇ!」

が、あざみさんは俺の言う事をさらりと聞き流し
椅子を自分の前に引き寄せて

あざみ「どうぞ・・・///」
富男「あ、いえ、その・・・」
あざみ「どうぞ・・・///」ニコッ
富男「あ・・・あう・・・わ、わかりました・・・」

その素敵な笑顔に負けました・・・

俺はしぶしぶ浴槽を出て椅子に座る
内心、全然しぶしぶじゃないのは秘密・・・
433 名前: SS@ビックバン 投稿日: 2008/03/26(水) 01:54:16.05 ID:VdVMSAk0
~富男の幼女日記、風の吹くあの丘で~ ぱーと36

あざみ「じゃあ、流しますね・・・///」
富男「よ、よろしくお願い致します・・・」
あざみ「失礼します・・・///」

あざみさんの優しげな指先が俺の背中にそっと触れる・・・
ひんやりとして、それでいて暖かい・・・

シュルシュル

うわぁ~気持ち良い・・・

あざみ「どうですか?痒い所などありませんか?」
富男「あ、はい!大丈夫です!何の問題もありませんです!」
あざみ「そうですか・・・良かった・・・」

あざみさんはそれから暫くの間、背中を隅々まで洗ってくれた・・・

あざみ「ふぅ・・・じゃあ、水をかけます・・・」
富男「は、はひ!」

ザザー

あざみ「流し終わりましたよ・・・」
富男「あ、ありがとうございます・・・」

心臓が破裂しそうな位、緊張しているのが分かる
余りの緊張に紳士が目覚める事さえ出来ない・・・

富男「あ、じゃあ、俺上がります!」
あざみ「あ・・・ちょっと待って・・・」

いろんな意味で限界の来た俺が風呂から上がるため立ち上がろうとすると・・・
あざみさんがサッと俺を椅子の上に制止する・・・
434 名前: SS@ビックバン 投稿日: 2008/03/26(水) 01:55:00.33 ID:VdVMSAk0
~富男の幼女日記、風の吹くあの丘で~ ぱーと37

あざみ「富男さん・・・」

ぴとっ

あざみさんが俺に後ろから抱き付いた

富男「あ、あざみさん・・・!」
あざみ「ありがとうございました・・・今日は・・・本当に・・・」
富男「だ、だから、良いですよ・・・気にしなくても・・・」

背中越しにあざみさんの全身を感じる・・・暖かくて・・・柔らかくて・・・
心が溶けてしまいそうだ・・・

あざみ「富男さん・・・・///」

いよいよマズイ・・・
こんな状況で名前なんて呼ばれたら、本気で我慢できなくなってしまう・・・
股間の紳士も元気に仁王立ちしている・・・

いかん、これは絶対いかん!!

俺は意を決すると、優しくあざみさんの手を振りほどき立ち上がった

富男「あ、じゃ、じゃあ上がらせて貰いますね!背中、ありがとうございました!」

ガラガラガラガラ・・・ピシャン!

俺は勢い良く風呂場を飛び出した

・・・・・・・・・・風呂場

あざみ「はぁ・・・嫌われたかな・・・。私も何してるのかしら・・・」
あざみ「・・・ドキドキしてる。・・・変ね・・・私は・・・」
435 名前: SS@ビックバン 投稿日: 2008/03/26(水) 01:55:46.00 ID:VdVMSAk0
~富男の幼女日記、風の吹くあの丘で~ ぱーと38

・・・・・・・・20分後

・・・リビング

オバ「さ~て、完成しましたわ~♪坊ちゃま~運んでくださいな~♪」
富男「は、はい・・・」
オバ「ん?どうされました?様子が少しおかしい様な・・・」
富男「ああ、少しのぼせたんですよ!」
オバ「あら?そうですか?」
富男「じゃあ、運びます・・・」
オバ「はぁ」

俺は料理を運んでテーブルに並べる

この家にはあざみさんだけしか住んでいなかった為か
小さいテーブルしか無かったので、いくつか小さいテーブルを合わせて
四人用の即席テーブルを作った

やはり、四人居るなら四人で顔を向き合わせて食べた方が良いだろうし・・・

だが、さっきの事もあるし・・・正直、誤算だったか・・・?
あざみさんに何て話しかけたら良いものやら・・・ちょっと迷う・・・

そんな事を考えている俺に、ソファーの上からあやめが話しかけてきた

あやめ「すみません・・・準備の手伝い出来なくて・・・」
富男「もう・・・気にしすぎだ!さっきから誰かの顔を見る度に言うじゃないか・・・」
あやめ「えへへ・・・でも、落ち着かないんですよ・・・」
富男「ふぅ・・・体弱いくせに、難儀なお人だ・・・」
あやめ「うぅ・・・すみません・・・」
富男「ほらぁ、また謝った~。そんなお前には体で教えるぞ~」

俺はあやめの両頬を軽く掴んで、外側に向かって引っ張る

あやめ「あひ~いはいいはい!いはいれすぅ~!」
富男「よっと!とまあ、こうなる訳だ!」
あやめ「な、何するんですかぁ・・・痛いですよう・・・」
富男「ははは!ごめんごめん!お前の頬を見ると、つい衝動が・・・」
あやめ「むぅ・・・どういう事ですか!」
富男「可愛くて、事あるごとに触りたい頬って事さ」
あやめ「あ・・・う・・・い、いきなりそんな事言わないで下さいよ・・・///」
富男「つまりだな、俺はお前が傍に居るだけで、他の事なんてどうでも良い位幸せって事だ!だから、変な事気にするな!」
あやめ「お、お兄様・・・///」
436 名前: SS@ビックバン 投稿日: 2008/03/26(水) 01:58:39.24 ID:VdVMSAk0
~富男の幼女日記、風の吹くあの丘で~ ぱーと39

オバ「あら!坊ちゃま!ワタクシはどうでも良いのですか!?・・・うぅ」
富男「ゲッ!ち、違いますよ!そんな意味じゃないですよ!」
オバ「今、ゲッて言いましたわね!やっぱりワタクシはうざったい女なのですね・・・グスッ」
富男「え?あ!ちょ、違いますってば!」
オバ「・・・・・・・・・・・・・・・」

オバさんは肩を震わせている・・・

富男「な、違いますよオバさん・・・」
オバ「・・・・・くっ・・・く・・・・・」
富男「オバさん?」
オバ「っぷ、ふふふふふふふふふふ!!!」
富男「お、オバさん!?」
オバ「もう、ちょっとからかってるだけですわ~もう、面白いですわ~♪」
富男「ひ、ひどいじゃないですか!」
オバ「だって、ワタクシだって構って欲しいんですもの~♪」
富男「・・・・・・・・・」
あやめ「ふふふ♪」
富男「うぅ・・・・・」
あざみ「ふふふ・・・随分、にぎやかですね・・・」
オバ「あ!あざみ様、もう、ご飯出来ておりますわ♪」
あざみ「本当にありがとうございます・・・」ニコ
あやめ「ね!盛り上がった所で早く食べましょうよ!」
富男「お、おう・・・」
あやめ「ほら、お母様も席について!オバさんのお料理は凄く美味しいんですよ♪」
オバ「嬉しい事言ってくれますわ~♪では、早速頂きましょう!いただきます♪」
あやめ「いただきます!!」
あざみ「いただきます・・・」ニコッ
富男「い、いただきます・・・・」

そして、みんなでご飯を食べた・・・
楽しい食卓で、料理も美味しすぎて、あざみさんもいたって普通の感じだったが・・・
俺は何だか少し気まずかった・・・

791 名前: SS@ビックバン 投稿日: 2008/04/03(木) 19:54:15.67 ID:96z8HHc0
~富男の幼女日記、風の吹くあの丘で~ ぱーと40

・・・・・・寝る時間・・・・・

夕食を終わり、まだ時間的には早いのだが、明日に備えて寝る準備をする事になった。
オバさんとあやめはお風呂に入ると言う事だったので、俺はあざみさんを手伝い、寝る場所の確保に当たった。
あざみさんの家は普通の家ではあるが、お世辞にも広いとは言い難いので、布団を敷くにも多少の工夫が必要だ。

富男「よっと・・・俺がリビングに寝るとして、三人は和室でokだな・・・」

俺はリビングの机を隅にやると、あざみさんに用意して貰った布団を敷く。
女性陣は、あざみさんが寝室に使っている和室で良いだろう。

俺は自分の寝床を整えると、和室の布団を敷きに行く。

そこに、シーツを取りに行っていたあざみさんが、シーツの山を抱きかかえて戻ってきた。

あざみ「あ、すみません、富男さん。一人でやらせてしまっ・・・きゃ!」
富男「あ!あぶなっ・・・・」

あざみさんはシーツの所為で足元が見えなかったのだろう!
既に敷いてあった布団に足を引っ掛けてバランスを崩す!

俺はとっさに支えに入るべく飛び出した!

ドターン!!

・・・・・・・・・・・・・・・・

富男「うっ・・・イテテ・・・」

俺は状況を確認するべく、反射的に瞑っていた目を開けた。

富男「!!」

目の前、ほんの数センチあるかないかの距離にあざみさんの顔があった!
どうやら俺の上にあざみさんが倒れている様だ・・・
792 名前: SS@ビックバン 投稿日: 2008/04/03(木) 19:55:14.47 ID:96z8HHc0
~富男の幼女日記、風の吹くあの丘で~ ぱーと41

富男「あざみさん・・・大丈夫ですか・・・?」

俺は何とも言えない照れ臭さを払拭すべく、あざみさんに声を掛ける・・・
・・・先程、歯を磨いておいて良かった・・・

あざみ「う・・・ん・・・す、すみません・・・富男さんこそ大丈夫ですか?」
富男「ええ、大丈夫です・・・」
あざみ「・・・・・・・///」

あざみさんは俺の顔を見詰めて微笑んでいる・・・

富男「あ、あざみさん・・・?」
あざみ「また・・・護って頂きましたね・・・」
富男「え?・・・あ、いえ・・・と、当然の事をしてるだけですよ・・・///」

俺をまっすぐに見詰めてくるあざみさんにドキドキしてしまう・・・

あざみ「ふふっ・・・あの人と同じ事言うんですね・・・」
富男「あ、あの人?」
あざみ「主人の事です・・・。主人もそうやって私を護ろうとしてくれました・・・」
富男「そ、そうですか・・・」
あざみ「まあ、富男さんみたいに強かった訳でも無く・・・実績はまあまあでしたけど・・・(苦笑)」

俺は御主人の事を懐かしそうに話すあざみさんを見て、何となく変な気持ちになった・・・
嫉妬なのだろうか?
そんな気持ちを感じてしまうなんて・・・

罪悪感を感じる・・・
793 名前: SS@ビックバン 投稿日: 2008/04/03(木) 19:56:43.45 ID:96z8HHc0
~富男の幼女日記、風の吹くあの丘で~ ぱーと42

あざみ「もう・・・あの人が死んで随分経ちました・・・もう、そろそろ良いのかな・・・」

え?

あざみさんの優しげな紫の瞳に、にわかに艶っぽく光る・・・

富男「あ、あざみさん・・・///」
あざみ「・・・こんな気持ち駄目だって・・・分かってます。・・・でも、気持ちが高まってしまう・・・///」
富男「//////」
あざみ「今日、出会ったばかりなのに・・・富男さんの所為ですよ・・・///」
富男「え?///」
あざみ「富男さんが・・・素敵過ぎるから・・・///」
富男「//////」

ドキドキし過ぎて言葉が出てくれない・・・
俺はただあざみさんを見詰める・・・

あざみ「・・・・・・・・///」

あざみさんはそっと俺の顔に手を添える・・・
微かに汗ばんだたおやかな手・・・
それからあざみさんはそっと目を瞑って・・・

徐々に唇が近付いてくる・・・

俺の体はもう動かなかった・・・

あざみ「んっ・・・」

俺とあざみさんの唇が重なり合う・・・
体中が柔らかな空気に包まれる・・・
まるで雲の上に居る様だ・・・

そして、そっと唇が離れる・・・

富男「あ、あざみさん・・・///」
あざみ「・・・富男さん///」
あやめ「あ、あの・・・何を・・・」
富男&あざみ「!!!!!!」

何という事だ!
あやめがお風呂から上がって来た事に気付かなかったのだ!

見られてしまった!!!

オバ「まあまあ♪」

オバさんにも見られていた・・・
しゅ、修羅場ktkr・・・



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