12 名前: SS@ミク 投稿日: 2008/04/11(金) 11:11:55.13 ID:sMvZR6AO
ペットショップにて
ペットショップにて
男「…」
幼女「…」
男「幼女税込み、980円だと」
幼「…買ってくれるのー?」
男「ふむ、980円くらいなら買っても良いような」
幼「やったー」
男「だがしかし、今月懐が寒いのもまた事実」
幼「えー?」
男「月末のひもじさを考えると、ここは心を鬼にして…」
幼「そんなぁ、買ってよぅ」
男「ぐ…すまぬ…」スタスタスタスタ……
幼「…」シューン…
幼女「…」
男「幼女税込み、980円だと」
幼「…買ってくれるのー?」
男「ふむ、980円くらいなら買っても良いような」
幼「やったー」
男「だがしかし、今月懐が寒いのもまた事実」
幼「えー?」
男「月末のひもじさを考えると、ここは心を鬼にして…」
幼「そんなぁ、買ってよぅ」
男「ぐ…すまぬ…」スタスタスタスタ……
幼「…」シューン…
……スタ…スタスタスタスタ
幼「あ、おかえりー」
幼「あ、おかえりー」
13 名前: SS@ミク 投稿日: 2008/04/11(金) 11:14:25.89 ID:sMvZR6AO
男「不覚にも、もどってきてしまった」
幼「…ニコニコ」
男「不覚にも、もどってきてしまった」
幼「…ニコニコ」
男「大体だな、お前980円で売られて悔しくないのか」
幼「えー?」
男「たとえばほら、あそこのハムスターでも1500円だ」
幼「うんうん」
男「まがりもなにも幼女が、このネズミに劣ると?」
男「そんな横暴が、はたして許されて良いのだろうか!」
幼「そうだそうだ」
男「というわけで、ちょっと店員に抗議してくる」
幼「がんばれー」
幼「えー?」
男「たとえばほら、あそこのハムスターでも1500円だ」
幼「うんうん」
男「まがりもなにも幼女が、このネズミに劣ると?」
男「そんな横暴が、はたして許されて良いのだろうか!」
幼「そうだそうだ」
男「というわけで、ちょっと店員に抗議してくる」
幼「がんばれー」
五分後
男「値下げは無理だけど、フードと飼育本おまけしてくれるって」
幼「ということは、抗議成功?」
男「ああ、まごうことなき成功だ」
幼「やったー」
幼「ということは、抗議成功?」
男「ああ、まごうことなき成功だ」
幼「やったー」
14 名前: SS@ミク 投稿日: 2008/04/11(金) 11:16:56.94 ID:sMvZR6AO
店員「ありがとうございましたー」
店員「ありがとうございましたー」
男「そんなわけで、買ってしまいました」
幼「しまいましたねー」
男「たった千円といえ、貧乏学生にはなかなかの痛手です」
幼「はい」
男「3日に相当する食費が姿を変えて、君になったわけだ」
幼「ええ、じゃあ食べられるの?」
男「食べないよ」
幼「ありがとう」
男「ああもう、食べてしまいたい」
幼「しまいましたねー」
男「たった千円といえ、貧乏学生にはなかなかの痛手です」
幼「はい」
男「3日に相当する食費が姿を変えて、君になったわけだ」
幼「ええ、じゃあ食べられるの?」
男「食べないよ」
幼「ありがとう」
男「ああもう、食べてしまいたい」
15 名前: SS@ミク 投稿日: 2008/04/11(金) 11:18:33.28 ID:sMvZR6AO
男「そんなこんなで、ただいまー」
男「そんなこんなで、ただいまー」
…シーン…
男「と言っても、誰もいないわけで」
幼「…おかえり」
男「ん?」
幼「…」
男「…」
幼「…おかえり」
男「ん?」
幼「…」
男「…」
幼「…きゅんとしましたか?」
男「うん、ちょっとだけ」
幼「それはそれは、言ってみた甲斐もあったというもの」
男「あー、ちょっとためらったもんね」
幼女「///」
男「ええ子やー」
16 名前: SS@ミク 投稿日: 2008/04/11(金) 11:19:51.73 ID:sMvZR6AO
男「どうぞどうぞ、狭苦しい場所ですが」
幼「本当にね」
男「やかましい」
幼「えー理不尽」
男「茶番はさておき、ご飯などいかがでしょう」
幼「わーい」
男「じゃあ早速この幼女フードを、ザラザラと」
幼「それやだ」
男「え?」
幼「だって、まずいもん」
男「はは、そんな…うわくっさ!」
幼「でしょー?」
男「うん、ちょっとだけ」
幼「それはそれは、言ってみた甲斐もあったというもの」
男「あー、ちょっとためらったもんね」
幼女「///」
男「ええ子やー」
16 名前: SS@ミク 投稿日: 2008/04/11(金) 11:19:51.73 ID:sMvZR6AO
男「どうぞどうぞ、狭苦しい場所ですが」
幼「本当にね」
男「やかましい」
幼「えー理不尽」
男「茶番はさておき、ご飯などいかがでしょう」
幼「わーい」
男「じゃあ早速この幼女フードを、ザラザラと」
幼「それやだ」
男「え?」
幼「だって、まずいもん」
男「はは、そんな…うわくっさ!」
幼「でしょー?」
17 名前: SS@ミク 投稿日: 2008/04/11(金) 11:20:53.78 ID:sMvZR6AO
男「となると、どうしたものか」
幼「あれ食べたい」
男「ん、カップ麺?大丈夫?」
幼「うん」
男「よしよし、ならお湯わかしてきてやる」
幼「わーい」
男「となると、どうしたものか」
幼「あれ食べたい」
男「ん、カップ麺?大丈夫?」
幼「うん」
男「よしよし、ならお湯わかしてきてやる」
幼「わーい」
男「…このフード、誰が食べるんだよ…」
18 名前: SS@ミク 投稿日: 2008/04/11(金) 11:22:27.02 ID:sMvZR6AO
男「お待たせしました、ラーメンでございます」
幼「苦しゅうないー」
男「で、あのフードだけど」
幼「どうなりましたか」ずるずるー
男「庭にまいてきた」
幼「あらら」
男「肥料になるかと」
幼「もとはタダだしねー」
男「カラスも逃げました」
幼「わーお」
男「でもまだこんなに」ザララ
幼「近づけないでよぅ、食事中だよぅ」
男「お待たせしました、ラーメンでございます」
幼「苦しゅうないー」
男「で、あのフードだけど」
幼「どうなりましたか」ずるずるー
男「庭にまいてきた」
幼「あらら」
男「肥料になるかと」
幼「もとはタダだしねー」
男「カラスも逃げました」
幼「わーお」
男「でもまだこんなに」ザララ
幼「近づけないでよぅ、食事中だよぅ」
207 名前: SS@ミク 投稿日: 2008/04/17(木) 22:29:38.98 ID:Wf3JXcAO
えーと、>>18の…なんかもう、なんでしょう。
まぁ、ともかく。
えーと、>>18の…なんかもう、なんでしょう。
まぁ、ともかく。
幼「げふー。」
男「完食しちゃったよ」
幼「おいしかったよ」
男「それは良かった、ところであの幼女フーd」
幼「やだ」
男「…」
男「完食しちゃったよ」
幼「おいしかったよ」
男「それは良かった、ところであの幼女フーd」
幼「やだ」
男「…」
幼「げふー。」
208 名前: SS@ミク 投稿日: 2008/04/17(木) 22:31:22.92 ID:Wf3JXcAO
幼「あれ、おかしいなー」
男「んん、俺の顔を見て言ってるのかな」
幼「それもだけど。何か言いたいことがあったはずなのに」
男「お兄ちゃん大好きーとか」
幼「ちがうけど」
男「断言されたー」
幼「でも嫌いじゃないよ」
男「ありがとう、チューしてやろう」
幼「それで思い出したけど、さっきからそこにゴキブリいるんだよ」
男「えええええ」
幼「あれ、おかしいなー」
男「んん、俺の顔を見て言ってるのかな」
幼「それもだけど。何か言いたいことがあったはずなのに」
男「お兄ちゃん大好きーとか」
幼「ちがうけど」
男「断言されたー」
幼「でも嫌いじゃないよ」
男「ありがとう、チューしてやろう」
幼「それで思い出したけど、さっきからそこにゴキブリいるんだよ」
男「えええええ」
209 名前: SS@ミク 投稿日: 2008/04/17(木) 22:33:16.01 ID:Wf3JXcAO
男「スプレー、スプレー!」
幼「はいっ」
男「だめだ、ファブリーズでは奴は倒せない。次!」
幼「はいっ」
男「んん、カビキラーか!これならいける!」
幼「想像するだけで体中が痛くなるよぅ」
男「おわぁ目に!これはまさに、目がぁ!目gあ、これちょっと本当やばいわ痛い痛い痛い」
幼「戦線離脱ですかー」
男「スプレー、スプレー!」
幼「はいっ」
男「だめだ、ファブリーズでは奴は倒せない。次!」
幼「はいっ」
男「んん、カビキラーか!これならいける!」
幼「想像するだけで体中が痛くなるよぅ」
男「おわぁ目に!これはまさに、目がぁ!目gあ、これちょっと本当やばいわ痛い痛い痛い」
幼「戦線離脱ですかー」
210 名前: SS@ミク 投稿日: 2008/04/17(木) 22:35:39.40 ID:Wf3JXcAO
幼「ゴキブリさんゴキブリさん」
男「何だい幼女さん(声色)」
幼「残念ながら、君はこの家にいてはいけない生物なのです」
男「うるさい、そっちの方が新入りのくせに!(声色)」
幼「しかしだね、ここは一つ和解の道を」
男「貧乳のくせに(声色)」
幼「殺っておしまい!」
男「おk」
ゴキブリ「え、ひどくねwwww」
幼「ゴキブリさんゴキブリさん」
男「何だい幼女さん(声色)」
幼「残念ながら、君はこの家にいてはいけない生物なのです」
男「うるさい、そっちの方が新入りのくせに!(声色)」
幼「しかしだね、ここは一つ和解の道を」
男「貧乳のくせに(声色)」
幼「殺っておしまい!」
男「おk」
ゴキブリ「え、ひどくねwwww」
211 名前: SS@ミク 投稿日: 2008/04/17(木) 22:38:08.04 ID:Wf3JXcAO
幼「あ、出てきた、えいっ」
男「おお!」
幼「捕獲しました」
男「GJ、カップ麺の容器GJ!」
幼「でもこれ」
男「ああ」
幼「動けないね…」
男「ああ…」
幼「…」
男「…」
幼「あ、出てきた、えいっ」
男「おお!」
幼「捕獲しました」
男「GJ、カップ麺の容器GJ!」
幼「でもこれ」
男「ああ」
幼「動けないね…」
男「ああ…」
幼「…」
男「…」
容器「カサカサカサカサカサカサ」
幼「キャッチアンドリリース」
男「こっちに向けんなああああ」
男「こっちに向けんなああああ」
212 名前: SS@ミク 投稿日: 2008/04/17(木) 22:40:34.89 ID:Wf3JXcAO
10分後
10分後
男「…」
幼「…」
男「…はぁ」
幼「えっと、どうなりました?」
男「聞きたいか」
幼「…やっぱ良い」
男「飛んでな、顔にな」
幼「やっぱ良いって!」
男「口になー、足がなー!」
幼「うわあぁぁぁん」
男「逃げるなよー、語ろうぜー」
幼「や―――!」
213 名前: SS@ミク 投稿日: 2008/04/17(木) 22:43:23.14 ID:Wf3JXcAO
男「…もう疲れたから、さっさと風呂入ってくれる?」
幼「うん、汗もかいたしね」
男「ではこちらにどうぞ」
幼「苦しゅうない」
幼「…」
男「…はぁ」
幼「えっと、どうなりました?」
男「聞きたいか」
幼「…やっぱ良い」
男「飛んでな、顔にな」
幼「やっぱ良いって!」
男「口になー、足がなー!」
幼「うわあぁぁぁん」
男「逃げるなよー、語ろうぜー」
幼「や―――!」
213 名前: SS@ミク 投稿日: 2008/04/17(木) 22:43:23.14 ID:Wf3JXcAO
男「…もう疲れたから、さっさと風呂入ってくれる?」
幼「うん、汗もかいたしね」
男「ではこちらにどうぞ」
幼「苦しゅうない」
男「はい、こちら」
幼「どうすれば良いの?」
男「入ったことないのか」
幼「うん」
男「まず服を脱ぎます」
幼「ええ、じゃあやっぱり食べられるの?」
男「食べないよ」
幼「ありがとう、これで良い?」
男「あぁ、完璧だ」
幼「ほら見て、興奮する?」
男「あぁ、鼻血が出そうだ」
幼「ありがとう、では拙者いってくる」
男「うむ、お心静かに。」
214 名前: SS@ミク 投稿日: 2008/04/17(木) 22:46:09.45 ID:Wf3JXcAO
男「…」コンコン
男「おーい」
幼「どうすれば良いの?」
男「入ったことないのか」
幼「うん」
男「まず服を脱ぎます」
幼「ええ、じゃあやっぱり食べられるの?」
男「食べないよ」
幼「ありがとう、これで良い?」
男「あぁ、完璧だ」
幼「ほら見て、興奮する?」
男「あぁ、鼻血が出そうだ」
幼「ありがとう、では拙者いってくる」
男「うむ、お心静かに。」
214 名前: SS@ミク 投稿日: 2008/04/17(木) 22:46:09.45 ID:Wf3JXcAO
男「…」コンコン
男「おーい」
幼「がばばごぼぶくぶく」
男「何してんすか」
幼「犬神家」
男「ほんとに他の追随を許さないね君は」
幼「で、どうしたのー」
男「いやさ、一緒に入って良いかな」
幼「いーよー」
男「何してんすか」
幼「犬神家」
男「ほんとに他の追随を許さないね君は」
幼「で、どうしたのー」
男「いやさ、一緒に入って良いかな」
幼「いーよー」
ガラガラ、ピシャ
男「お邪魔しまーす」
幼「見て見て、犬神家」
男「…ここまで来るといっそ清々しいよね」
幼「がば、ごぼぼ」
幼「見て見て、犬神家」
男「…ここまで来るといっそ清々しいよね」
幼「がば、ごぼぼ」
215 名前: SS@ミク 投稿日: 2008/04/17(木) 22:48:21.82 ID:Wf3JXcAO
カポーン
男「…」
幼「…」
幼「…」
男「…なぁ、俺実はさ」
幼「はい」
男「歳上好きなんだ…」
幼「えー」
男「妹より、姉が欲しかったんだ…」
幼「なんか、ごめんね」
男「いいや、悪いのは俺の方さ」
幼「本当にね」
幼「はい」
男「歳上好きなんだ…」
幼「えー」
男「妹より、姉が欲しかったんだ…」
幼「なんか、ごめんね」
男「いいや、悪いのは俺の方さ」
幼「本当にね」
216 名前: SS@ミク 投稿日: 2008/04/17(木) 22:50:48.07 ID:Wf3JXcAO
男「ふー、いい湯だった」
幼「…」
男「ん、どうした」
幼「さっきの話だけど」
男「ああ」
幼「私をこれからお姉さんと呼ぶ方向で、どうかな」
男「……実に斬新な提案をするね」
幼「おい、弟よ!」
男「…何だい、姉さん」
幼「君はカツオか!んん、それなら私はサザエか、悪くない」
男「扱いに困る子だなー」
幼「おい磯野ォ」
男「何だい中島ぁ」
幼「体をよぉ、拭いてくれよ中島ぁ」
男「お前誰だよ」
男「ふー、いい湯だった」
幼「…」
男「ん、どうした」
幼「さっきの話だけど」
男「ああ」
幼「私をこれからお姉さんと呼ぶ方向で、どうかな」
男「……実に斬新な提案をするね」
幼「おい、弟よ!」
男「…何だい、姉さん」
幼「君はカツオか!んん、それなら私はサザエか、悪くない」
男「扱いに困る子だなー」
幼「おい磯野ォ」
男「何だい中島ぁ」
幼「体をよぉ、拭いてくれよ中島ぁ」
男「お前誰だよ」
217 名前: SS@ミク 投稿日: 2008/04/17(木) 22:57:32.87 ID:Wf3JXcAO
男「ベタで悪いけど、布団が一つしかないんだ」
幼「あー、じゃあしょうがないねー」
男「物分かりが良くて助かるよ」
幼「押し入れで寝ます」
男「あれー……」
幼「うそうそ、一緒に寝ましょう」
男「このやろ、わざとかー」
幼「えへー」
男「でもかわいいから良いや」
幼「いやいや、君のほうがかわいいよ」
男「きりがないから電気消すね」
幼「照れちゃってー」
男「ベタで悪いけど、布団が一つしかないんだ」
幼「あー、じゃあしょうがないねー」
男「物分かりが良くて助かるよ」
幼「押し入れで寝ます」
男「あれー……」
幼「うそうそ、一緒に寝ましょう」
男「このやろ、わざとかー」
幼「えへー」
男「でもかわいいから良いや」
幼「いやいや、君のほうがかわいいよ」
男「きりがないから電気消すね」
幼「照れちゃってー」
男「…」
幼「…」
男「…」
幼「…私、かわいい?」
男「ポマードポマード」
幼「うぎゅう」
男「くっつくなよー寝苦しいぞ」
幼「…///」
幼「…」
男「…」
幼「…私、かわいい?」
男「ポマードポマード」
幼「うぎゅう」
男「くっつくなよー寝苦しいぞ」
幼「…///」
59 名前: SS@ミク 投稿日: 2008/06/18(水) 18:31:30.47 ID:0OiPvAAO
幼「当然ミクの続きだと思ったでしょう。でも違うんだな」
男「鬼ですか」
幼「ちがいますよ。幼女です」
男「ごめん」
幼「罰としてIDの数だけマスターベーションですね」
男「ええ勘弁してくださいよ。地味にきつそうですよそれ」
幼「許すまじ、許すまじ」
男「やめてやめて。脱がさないで」
幼「当然ミクの続きだと思ったでしょう。でも違うんだな」
男「鬼ですか」
幼「ちがいますよ。幼女です」
男「ごめん」
幼「罰としてIDの数だけマスターベーションですね」
男「ええ勘弁してくださいよ。地味にきつそうですよそれ」
幼「許すまじ、許すまじ」
男「やめてやめて。脱がさないで」
60 名前: SS@ミク 投稿日: 2008/06/18(水) 18:42:48.74 ID:0OiPvAAO
幼「暇だなあ」
男「暇っすね」
幼「暇すぎて、なんかやばい」
男「…俺が思うに、多忙な暮らしの中には幸福こそあr」
幼「うるせー黙れ」
男「…」
幼「…」
男「…」
幼「悪かったよ。そんな常日頃から苦虫を咀嚼してるかのような顔しないでよ」
男「どんな顔だよ。これがデフォだよ」
幼「よかったー。やっぱりいつも通りが一番だね」
男「うん。…うん?」
幼「暇だなあ」
男「暇っすね」
幼「暇すぎて、なんかやばい」
男「…俺が思うに、多忙な暮らしの中には幸福こそあr」
幼「うるせー黙れ」
男「…」
幼「…」
男「…」
幼「悪かったよ。そんな常日頃から苦虫を咀嚼してるかのような顔しないでよ」
男「どんな顔だよ。これがデフォだよ」
幼「よかったー。やっぱりいつも通りが一番だね」
男「うん。…うん?」
61 名前: SS@ミク 投稿日: 2008/06/18(水) 18:50:34.11 ID:0OiPvAAO
幼「とはいえ現状を破る努力をやめた時、人類の進化は止まります」
男「…まあ、そういう思想は大事だと思うよ」
幼「というわけで、何かときめくようなことを言ってください」
男「あまりに唐突だなー…あなたは僕の太陽だ」
幼「何を言ってるの君は」
男「ごめん」
幼「いきます?IDの数だけ、いっときます?」
男「お前さんはもしかして俺のことが嫌いかな」
幼「嫌悪はしてないよ」
男「それを聞いて安心したよ」
幼「むしろ限りなくゼロに近い」
男「それはまた絶妙な」
幼「ゼロと言ってもあれだよ、極限X→-0だよ」
男「さりげなく酷いことを言うね」
男「…まあ、そういう思想は大事だと思うよ」
幼「というわけで、何かときめくようなことを言ってください」
男「あまりに唐突だなー…あなたは僕の太陽だ」
幼「何を言ってるの君は」
男「ごめん」
幼「いきます?IDの数だけ、いっときます?」
男「お前さんはもしかして俺のことが嫌いかな」
幼「嫌悪はしてないよ」
男「それを聞いて安心したよ」
幼「むしろ限りなくゼロに近い」
男「それはまた絶妙な」
幼「ゼロと言ってもあれだよ、極限X→-0だよ」
男「さりげなく酷いことを言うね」
62 名前: SS@ミク 投稿日: 2008/06/18(水) 18:52:47.78 ID:0OiPvAAO
男「そこまで言うなら俺をときめかせてもらおうじゃないか」
幼「そういうことに関しては手を抜かないよ!あたしは」
男「なんて面倒な性格だよ」
幼「だからちょっとシャワー浴びてくるね」
男「手を抜かないってレベルじゃねーぞ!」
幼「あたしのかわいらしさに溺れさせてやりますわふふふふ、おけけけ。」
男「おーいもう俺の負けでいいから、おーい」
男「そこまで言うなら俺をときめかせてもらおうじゃないか」
幼「そういうことに関しては手を抜かないよ!あたしは」
男「なんて面倒な性格だよ」
幼「だからちょっとシャワー浴びてくるね」
男「手を抜かないってレベルじゃねーぞ!」
幼「あたしのかわいらしさに溺れさせてやりますわふふふふ、おけけけ。」
男「おーいもう俺の負けでいいから、おーい」
63 名前: SS@ミク 投稿日: 2008/06/18(水) 18:55:18.50 ID:0OiPvAAO
幼「ということで、浴びてきましたー。」
男「…服の上からっすか」
幼「もうこの時点で、かなりきてるでしょう」
男「ああ正直、やばいな」
幼「では、いきます」
男「…」
幼「…」
男「…」
幼「お兄ちy」
男「参りました」
幼「ということで、浴びてきましたー。」
男「…服の上からっすか」
幼「もうこの時点で、かなりきてるでしょう」
男「ああ正直、やばいな」
幼「では、いきます」
男「…」
幼「…」
男「…」
幼「お兄ちy」
男「参りました」
64 名前: SS@ミク 投稿日: 2008/06/18(水) 18:56:56.43 ID:0OiPvAAO
幼「早いよ!」
男「というか視覚的な時点で、もうだめだったよ」
幼「なんて早漏だい」
男「女の子がそんな言葉言うもんじゃありません」
幼「まあいいや。約束通り、ハーゲンダッツね」
男「そんな約束してn」
幼「…お願い?お兄ちゃん」
男「ちくしょおおお!!」
幼「あ、あたし抹茶、抹茶だよー」
男「というか視覚的な時点で、もうだめだったよ」
幼「なんて早漏だい」
男「女の子がそんな言葉言うもんじゃありません」
幼「まあいいや。約束通り、ハーゲンダッツね」
男「そんな約束してn」
幼「…お願い?お兄ちゃん」
男「ちくしょおおお!!」
幼「あ、あたし抹茶、抹茶だよー」
65 名前: SS@ミク 投稿日: 2008/06/18(水) 19:02:30.91 ID:0OiPvAAO
男「買ってきました」
幼「…本当に買ってくれたんだ」
男「今まで黙っていたが、俺は約束を守ることに関しては定評がある男なんだ」
幼「してもない約束でもね。でもそういうとこ好きよ」
男「まじっすか!」
幼「極限X→+0になったよ」
男「言葉の意味は良くわからんが、光栄です」
幼「うれしい?」
男「うん。だから俺のバニラもあげちゃう」
幼「ありがとう。じゃあそれらを踏まえて、こっちのバニラあげるね」
男「本当に優しい子だなー」
幼「どういたします。」
男「買ってきました」
幼「…本当に買ってくれたんだ」
男「今まで黙っていたが、俺は約束を守ることに関しては定評がある男なんだ」
幼「してもない約束でもね。でもそういうとこ好きよ」
男「まじっすか!」
幼「極限X→+0になったよ」
男「言葉の意味は良くわからんが、光栄です」
幼「うれしい?」
男「うん。だから俺のバニラもあげちゃう」
幼「ありがとう。じゃあそれらを踏まえて、こっちのバニラあげるね」
男「本当に優しい子だなー」
幼「どういたします。」
66 名前: SS@ミク 投稿日: 2008/06/18(水) 19:06:52.04 ID:0OiPvAAO
男「…」
幼「おいしいです」
男「…」
幼「そんな変な顔して、どうしたの?鏡でも見たの?」
男「見ろ、もう日が暮れる」
幼「ほんとだ」
男「馬鹿なことしてただけなのに」
幼「シャワー浴びてときめかせて、アイス食べてるだけなのにね」
男「字面で見ると、なんか意味わかりませんな」
幼「風が吹けば桶屋が儲かるってやつだね」
男「俺はもっとこう、直接的な行動を起こした気がするな」
幼「幻覚だよ」
男「まじか」
幼「むしろ、気のせいだよ」
男「俺どんだけアホだよ」
幼「おいしいです」
男「…」
幼「そんな変な顔して、どうしたの?鏡でも見たの?」
男「見ろ、もう日が暮れる」
幼「ほんとだ」
男「馬鹿なことしてただけなのに」
幼「シャワー浴びてときめかせて、アイス食べてるだけなのにね」
男「字面で見ると、なんか意味わかりませんな」
幼「風が吹けば桶屋が儲かるってやつだね」
男「俺はもっとこう、直接的な行動を起こした気がするな」
幼「幻覚だよ」
男「まじか」
幼「むしろ、気のせいだよ」
男「俺どんだけアホだよ」
67 名前: SS@ミク 投稿日: 2008/06/18(水) 19:11:21.79 ID:0OiPvAAO
幼「でもこういうの、嫌いじゃないなあ」
男「奇しくも同意見だよ」
幼「良い一日だったよ」
男「うん、良い一日だった。これ以上何を望もうか、いや望まない」
幼「強いて言えば、少し寒いかな」
男「まだ濡れてたの君は」
幼「肉体的に追い詰められた時のダッツは格別だね」
男「精神的にも疲れてるみたいだね」
男「奇しくも同意見だよ」
幼「良い一日だったよ」
男「うん、良い一日だった。これ以上何を望もうか、いや望まない」
幼「強いて言えば、少し寒いかな」
男「まだ濡れてたの君は」
幼「肉体的に追い詰められた時のダッツは格別だね」
男「精神的にも疲れてるみたいだね」
68 名前: SS@ミク 投稿日: 2008/06/18(水) 19:16:54.83 ID:0OiPvAAO
幼「寒い。ほんと寒い」
男「もういいから、風呂入ってきなさい」
幼「でも抹茶が。あたしの抹茶が」
男「冷凍庫に入れとくから。風呂から出たら、抹茶三昧だ」
幼「あ、それ悪くないな。じゃいってくるね」
男「うん」
幼「ただ、抹茶にもしものことがあったらあたしは!君が!泣くまで!殴るのをやめない」
男「信用ないなー」
幼「冗談だよ、お兄ちゃん」
男「ひゃっほぅ!」
幼「ずっと大好きよ、お兄ちゃん」
男「ポーゥ!ヤッフフゥーゥ!」
幼「きもいよ」
男「もういいから、風呂入ってきなさい」
幼「でも抹茶が。あたしの抹茶が」
男「冷凍庫に入れとくから。風呂から出たら、抹茶三昧だ」
幼「あ、それ悪くないな。じゃいってくるね」
男「うん」
幼「ただ、抹茶にもしものことがあったらあたしは!君が!泣くまで!殴るのをやめない」
男「信用ないなー」
幼「冗談だよ、お兄ちゃん」
男「ひゃっほぅ!」
幼「ずっと大好きよ、お兄ちゃん」
男「ポーゥ!ヤッフフゥーゥ!」
幼「きもいよ」
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