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新ジャンル「幼女980円(税)」SSまとめ@wiki

麻雀幼女

最終更新:2009年06月02日 22:07

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749 名前: 実験SS [saga] 投稿日: 2008/10/03(金) 16:43:01.47 ID:7k9cucAO
大きな空がオレンジ色に染まる頃。

「ふあぁ………」

学校の授業も終わり、僕は大きな欠伸をしつつ、帰路についた。
今頃、殆どのクラスメートや友達は、部活に精を出している。
僕も部に所属していたが、あまり興味が出ずに辞めてしまった。
我慢して続けていれば、と今更ながら思う。

代わりに、ゲームセンター通いが始まった。
週に二、三度と、比較的多い頻度で学校の近くのゲーセンに足を運んでいる。
退屈な授業の気晴らしと、バイトの時間までの暇つぶしにはもってこいだった。

珍しく寄り道をせずに真っ直ぐ帰ったある日、僕は風変わりなモノを見つけた。
それは、帰り道に毎度通り過ぎる空き地にあった。
750 名前: 実験SS [saga] 投稿日: 2008/10/03(金) 16:45:11.70 ID:7k9cucAO
空き地には、野良とは思えない、小綺麗な服を着た幼女が一人。
だがこの近辺では、身なりのしっかりした野良幼女は珍しくない。
というのも、どこかの誰かさんが野良幼女を集めて世話をしているらしい。

話を戻そう。
変わっていた点は、周囲のモノだった。
幼女は、組み立て式の机の横で、緑色のマットと小箱を抱えていた。
一般の人間には分からない代物ではあるが、僕は直ぐにそれが何であるかを理解した。
ゲーセンのスロットマシンの景品棚に飾られた、常連ならちょっと興味が沸き起こるアレ。

「───麻雀セット」

西日を背にした幼女が、こちらを向いた気がした。
それが最初の出会いであった。


実験SS ~麻雀幼女~
751 名前: 実験SS [saga] 投稿日: 2008/10/03(金) 16:46:53.94 ID:7k9cucAO
『やあ。どうだい、やっていくかい?』

声をかけられた。
幼女には似つかわしくない、大人びた声だった。
幼女はこちらを向いて、微笑んでいた。
少し、ドキリとしてしまった。

『どうした?』

また幼女に呼び掛けられ、僕は慌ててしまった。

「あ、いや、や……その」
『フフッ、可笑しな人間だ』

………笑われた。

『いや、失礼。で、少しやっていくかい?』

やっていくかい、とは麻雀の事だよなあ、と思った。
一応、ネット麻雀である程度の経験はあるし、上位のランクにも入っていた。
ただ、本物の麻雀をやったことはないし、何より、麻雀をする幼女に興味を持った。
752 名前: 実験SS [saga] 投稿日: 2008/10/03(金) 16:48:07.29 ID:7k9cucAO
「じゃあ、ちょっとなら……」
『よし、なら賭け金は250円だ』
「お金取るの……」

僕は呆然した。
まさか野良の幼女が賭博に手を染めていたとは。
いや、幼女にも風営法(だったっけ)が適用されるのかは分かんないけど。

『済まないね、一応生活のためなんだ』
「ふーん……」

僕はあれこれ考えて、無理矢理納得した。

ふと、ジャラジャラという音が聞こえた。
幼女が簡易テーブルに麻雀マットと枠を敷いただけの雀卓に、牌を入れていた。

『麻雀は初めてか?』

幼女が牌を混ぜる様子を眺めていたら、こう訪ねられた。
僕は、実物をやるのは初めてです、と答えた。
753 名前: 実験SS [saga] 投稿日: 2008/10/03(金) 16:49:20.60 ID:7k9cucAO
麻雀の牌の取り方やらを教えてもらっていると、どうやら客らしいのが二人、この青空雀荘に入ってきた。

『やあ萬(よろず)さん、お早いですのね』
「ええ、仕事が順調に片付いたので。お、新顔ですか?」

萬さんという人は社会人のようだった。
メガネとスーツ姿の、いい年をしたオッサンだった。
学生が帰宅する時間に退社できるところなんてあるのか、と思った。

もう一人は、

「本当だ、見ない顔───って、お前筒井じゃん」
「………や」

………ウチのクラスメートの索太だった。
754 名前: 実験SS [saga] 投稿日: 2008/10/03(金) 16:49:58.95 ID:7k9cucAO
『おや、知り合いかい?』
「そ、俺のダチ」
「はは………」

索太は僕がゲーセンに通い出した頃からの友達だ。
通い始めの頃の僕は格ゲーとか弾幕とかが苦手で、帰り道にクレーンゲームでぬいぐるみを取って帰る程度しかしなかった。
そんな僕がちまちまとクレーンゲームをやっている時に、この陽気な索太が声をかけてきたのが、友達になったきっかけだ。
ネット麻雀に手を出し始めたのも、索太の影響だった。

「今じゃ、俺と肩を並べるくらいに上手くなっちゃってこんにゃろう」
『ほう、索太さんと。それは楽しみだなあ』
「そ、そうでもないですよ、えと………」
755 名前: 実験SS [saga] 投稿日: 2008/10/03(金) 16:51:23.72 ID:7k9cucAO
そういえば、この幼女の名前を聞いていなかった。
何と呼べばいいのか迷っていると、幼女は微笑みを浮かべた。

『私の名前は、“しき”だ。四つの喜び、と書くらしい』
「あ、はい、四喜さんですね」
『そう。そして君は……』
「筒井です」
『筒井君か。それでは、宜しく』
「こちらこそ」

一通り自己紹介を終え、いよいよ対局に入ることになった。
顔が見えないネット上でやって来たので、見ず知らずの人(一人はゲーセン仲間だけど)と打つのは新鮮だった。
対面に索太、左右にそれぞれ、萬さんと四喜さんが座る。

『それじゃ、実践だ』

そう言って、四喜さんがサイコロを振った。
756 名前: 実験SS [saga] 投稿日: 2008/10/03(金) 16:53:04.86 ID:7k9cucAO
───あっという間に対局終了。
僕が四喜さんの大三元(役満:満塁ホームラン3発分に相当)に振り込んで32000点の損失。
初期点数は20000点で、何度か上がって24000点ぐらいだったけど、一瞬でパア。
当然、最下位になった。
平和(1翻役:送りバントに相当)待ちだったのに。

『まあ何度か上がっているし、それなりの実力はあるな』

四喜さんにお褒めの言葉をいただいた。

「でも読みはまだ甘いな、君は」
「う………」

けど萬さんから痛い言葉をくらった。
初対面の萬さんに短所を発見されてしまった。
そうだよね、少しでも役満の可能性を考えてなきゃいけなかったね。

『一つ勉強になったろう?』
「ええ、お陰様で」
757 名前: 実験SS [saga] 投稿日: 2008/10/03(金) 16:54:53.81 ID:7k9cucAO
『それじゃあ配当を出そうか』

配当が出るらしい。
こりゃあいよいよ、お縄につくかもしれない。
そのときは父さん、母さん、どうか見捨てないでほしい。
てか、僕はドンケツだから配当なんて出ないよね。

『ほら、筒井君。君の分だ』
「………へ?」

四喜さんから、たった5円だけど配当を貰えた。
でも何で?

「四喜さんいわく、『ビリの人にも、勝利の“ご縁”がありますように』だとさ」

と、索太が言う。
……シャレですか。

『さあ、もう一局行くかい?』
「やろうやろう」
「ではまた宜しくお願いします」

索太と萬さんが応じた。
僕も再戦を申し込んだ。
758 名前: 実験SS [saga] 投稿日: 2008/10/03(金) 16:56:00.41 ID:7k9cucAO
それから3度対局したものの、全て最下位。
支出、1000円。
収入、20円。
即ち損失、980円。

「……今考えたら、なかなかシビアな掛け金ですね」
「そうだろう? でも君、確実に上手くなってるよ」
「どうでしょう」
「実感は無いかい?」
「ええ」
「ならばこれは授業料と思えばいいさ」

授業料、と萬さんは言う。
確かに、僕が上がられるたびに四喜さんが懇切丁寧に解説してくれた。
それに僕がリーチをかけた際に、四喜さんに待ち牌を当てられたのもびっくりしたし。

『これで君はまた一つ、攻めと守りの方法を学んだわけだ』

うん、次に生かせそうな気がする。
明日ゲーセンに行って、ネット麻雀で試してみよう。

803 名前: 実験SS [saga] 投稿日: 2008/10/12(日) 09:34:23.74 ID:PUczsQAO
次の日、ゲーセンで昨日の“授業”の成果を試してみた。
財布から100円を出し───あ、5円が4枚ある。
昨日の苦い思い出が蘇った。
………負けるもんか。

「お、筒井じゃん」

5円玉を眺めていると、索太が現れた。

「何々、早速腕試しか?」
「うん、まあね」
「どれどれ、勝負の行方をこの俺が見届けてやろう」
「……口出しは無用だよ?」
「当たり前だろ、常識的に考えて」

100円とエントリーカードを入れる。
エントリーカードには、僕のランクや戦績、最近10戦の順位などが記録されている。
この頃、あと少しのところでトップを逃してしまうことが多い。
昨日の経験が今日の対局に生かされればいいけど。
804 名前: 実験SS [saga] 投稿日: 2008/10/12(日) 09:34:40.23 ID:PUczsQAO
するとどうだ。
何となくだけど、相手のリーチ時に捨ててはいけない牌が分かってきた。
それを別の相手が振り込んできた時など、何ともいえない気分になる。

だけどね………。

「おーおー、またデカい上がりをしたな、コイツ」
「そうだね」
「それに比べて、お前ときたら……」
「………うぅ」

守りに傾きすぎて攻めを忘れていた。
気づけば、僕とトップの差は20000点ぐらいになっている。
僕の親の番はとうに過ぎていたので、逆転は難しくなった。

まあ、逆転は可能といえば、可能なんだけどね………。
805 名前: 実験SS [saga] 投稿日: 2008/10/12(日) 09:35:26.04 ID:PUczsQAO
最終局。
トップから20000点の差があり、僕を含む2位以下はあまり差がない。
僕がトップに躍り出るパターンは四つ。
一つ、トップから跳満(12000点)以上で上がる。
二つ、倍満(16000点)を自力で揃える。
三つ、他のプレイヤーから3倍満(24000点)以上で上がる。
四つ、役満(32000点)。

「こりゃあ厳しいな」
「うん………」

でもやるしかない。
意を決して、画面の配られた手牌を見る。

手牌を見る。
…手牌を、見る。
……もうちょっと手牌を、よく見る。
………何度も何度も、手牌を、じっくり見る。

「………あれ」
「ん? どーし──あー……」

目を疑った。
後見人が「あー」と言うあたり、やはりこの光景は、真実なのだろう。

配牌から既に、リーチが可能な状態だった。
806 名前: 実験SS [saga] 投稿日: 2008/10/12(日) 09:35:49.02 ID:PUczsQAO
もしも、相手プレイヤーの最初の捨牌が僕の当たり牌なら。
それは人和(れんほう)という役満になる。
そしてもしも、僕が最初に掴んだ牌が当たりなら、同じく役満の地和(ちーほう)だ。

「こればっかりは運だよなー」

そう、これは完全に運任せ。
相手プレイヤーが僕の当たり牌を捨ててくれるよう、僕は静かに祈り───

「おい、これ当たりじゃねーの?」
「うぇ、ちょ、わ、本当だ」

慌てて僕は上がりを選択した。
すると画面が暗転し、物々しいエフェクトと共に「ツモ」の2文字が表示された。

地和、役満32000点。
戦績としては最高に良かった。
ただ、成果を発揮できたとは言いがたかった。

「ま、運も実力の内、ってことで」

正直、索太のフォローはいらなかった。
807 名前: 実験SS [saga] 投稿日: 2008/10/12(日) 09:36:22.28 ID:PUczsQAO
「あーあ、何だか拍子抜けしちゃったなあ」
「まーまー、いいじゃないの」

結局僕は、1着ボーナスの無料コンティニューを早々に消費し、休憩ブースで愚痴ることとなった。

「それによぉ、打ち方なかなか上手くなったと思うぜ」
「そうかなぁ……」
「なってるなってる。前の筒井なら攻めすぎて自爆してた」

これは無料コンティニューを使った対局についてだが、そこまで言うか。
でも確かに、以前の僕だったら更に高位の役を作っていただろう。
これが成長………なんだろうか。

「ほんじゃ、今日も行くか?」
「行くって、どこに?」
「どこって、四喜さんのところだろーが」

僕はとっさに、財布の中を案じた。
808 名前: 実験SS [saga] 投稿日: 2008/10/12(日) 09:36:54.06 ID:PUczsQAO
今日は、ネット麻雀の実力診断をするだけのつもりだった。
だから財布には、お金があまり残されていなかった。

「あー、ごめん。もう持ち合わせが無いみたい」
「あれま。じゃあしょうがない」
「うん、明日なら」
「おう、じゃ明日の帰りに空き地な」
「うん」

僕らは空き地の前で別れた。
そういや索太は、空き地とは違う方向に家があるんだっけ。
索太も索太なりに麻雀を学んでいるのかな。

四喜さんが、手を振った。
僕も手を振り替えした。
四方の空は、暗くなるにはまだまだ早そうだ。

866 名前: 実験SS [saga] 投稿日: 2008/10/27(月) 18:23:41.13 ID:QzfLDUAO
ある日、雨になった。
灰色の空から落ちてくる水滴は、地上の塵芥を洗い流す。
だけど、ざあざあと降る雨はどうして、人から憂鬱を濯ぎ落とさないのだろう。

「くかー………」

前の席で眠りこけるゲーセンの友人が、少し羨ましくなったりもする。
というか、コイツに憂鬱などは存在するのだろうか。
数学教師が熱烈な視線を投げかけてくるので、安らかに眠らせてやった。

授業が終わった僕は、真っ先に空き地に向かった。

「……………あ」

四喜さんは雨に打たれていた。
空き地には、雨宿りが出来そうなものは無かった。
僕は、四喜さんのところに歩み寄った。

『………やあ』
「………どうも」

四喜さんを傘の中に迎え入れた。
何か悲しそうな瞳をしていた。
普段の漆黒のさらさらの長い髪は、雨水を吸ってずっしりと重く見えた。
867 名前: 実験SS [saga] 投稿日: 2008/10/27(月) 18:23:58.58 ID:QzfLDUAO
『見ての通り、こんな雨だ。麻雀はできないよ』
「ええ………」

見渡す限りの雨。
簡易雀卓に使うテーブルは、雨に濡れていた。
テーブルの下は、四喜さんが入るには少し狭そうだった。
代わりに小さなケースが見える。
麻雀牌のケースだろう。

「………………」
『………………』

話す話題もなく、そのまま、暫く時間が過ぎていった。
雨は、一向に止む気配を見せなかった。
僕らは傘の下、ずっと空き地に立ち尽くしたままだった。

そういえば、僕は帰宅途中だったっけ。
けれど、四喜さんをまた雨晒しにするのは気が引ける。
家の都合も考えたけど、すぐに忘れた。

「あー、あの」
『何だい?』
868 名前: 実験SS [saga] 投稿日: 2008/10/27(月) 18:24:27.97 ID:QzfLDUAO
「ウチに……来ませんか?」

四喜さんがキョトンとした。

「あ、いやその、雨宿り的な意味なんで、嫌ならいいんですけど──」
『喜んで』
「………ほえ?」

今度は僕がキョトンとしてしまった。

『君の家に雨宿りに行こうじゃないか』

四喜さんが微笑んだ。
僕もつられて、笑った。
憂鬱にまみれた雨の中の、小さな笑顔だった。

『それじゃあ、エスコートしてくれるかい?』

そう言って、雀牌ケースを小脇に抱えた四喜さんは手を差し出す。
僕はその小さな手を取り、少し赤面しつつもこう言う。

「ご案内いたします、お嬢様」
『───ぷっ』

四喜さんが吹いた。
こんなキザな台詞を出したことを後悔した。
869 名前: 実験SS [saga] 投稿日: 2008/10/27(月) 18:25:14.18 ID:QzfLDUAO
僕の家に着いた。
二階建ての、ごく普通の一軒家。
そこに僕は、両親と住んでいる。
父は普通のサラリーマン、母はスーパーでパート。

ドアノブを捻ると、扉はすんなり開いた。
父は仕事だろうから、母が居るのだろう。

「ただいまー……ん?」

玄関で出迎えた靴は、二足。
つまり、両親在宅ということになる。

「父さん居るのー?」
「おお、中(あたる)か。お帰り」

遠くから声が聞こえた。
多分、居間でくつろいでいる。
靴を脱いでると、トタトタと音が向かってくる。

「お帰りー……あら」
『……お邪魔します』

足音はタオルを持ってきた母だった。
母は少し驚いたようだった。
無理もない、全身ずぶ濡れの野良幼女を連れてきたのだから。
870 名前: 実験SS [saga] 投稿日: 2008/10/27(月) 18:25:49.82 ID:QzfLDUAO
「まさかウチの中ちゃんが幼女を拾ってくるとはねぇ」
「あー、これは拾ったわけじゃないんだけど」
『少しばかり、雨宿りをお願いしたんです』
「あらあら」

ホントはこっちが申し出たんだけどね。
とにかく僕らは居間に通されていく。
父はテレビを見ながら、ソファーにくつろいでいた。

「ただいまー」
『お邪魔します』
「おや、お客さんか───」

父は四喜さんを見るなり、言葉を止めた。

「君は、三元(みつもと)のところの、四喜ちゃんかい?」

父は、四喜さんを知っているようだった。
一方の四喜さんは。

『………………』

何も言わなかった。
ただ、何かを考えているようだった。
871 名前: 実験SS [saga] 投稿日: 2008/10/27(月) 18:26:11.69 ID:QzfLDUAO
「いや、人違い、というか幼女違いなら──」
『ご主人を、知っているのですか』

ハハハ、と笑いながら、父がテレビに体を向けなおしたときだった。

「やはり、君は」
『ですが恐らく、私はあなたが知っている四喜ではないと思います』
「……どういう事だい?」

父と四喜さんは、僕が知らないところで繋がっているようだった。
いつの間にか、母がそばに立っていた。

『多分それは先代の、つまりは母の事だと思います』
「先代………」

僕は置いてけぼりにされたようだ。
ほっとくと話が長くなりそうなので、わざとらしく溜め息をついてみた。

「……お、すまんすまん。つい、な」
「全くだよ……何の話か見えなかったし」
872 名前: 実験SS [saga] 投稿日: 2008/10/27(月) 18:26:35.40 ID:QzfLDUAO
それから僕は、父と四喜さんの関係を掻い摘んで聞いた。

父は僕が生まれる前はこの街に住み、就職に伴い離れたが、結婚を機に戻ってきたこと。
三元さんというのは、父の古い友人だということ。
四喜さんは、三元さんが主人だったということ。
父が知ってる“四喜”は、この“四喜さん”の先代──母だということ。
父と三元さんは、結婚する数年前から連絡がつかないということ。

そして。

『ご主人と母は、事故で死にました』

居間を、暗い空気が包み込んだ。
灰色の雲はまだ、大粒の冷たい雨を降らせていた。
873 名前: 実験SS [saga] 投稿日: 2008/10/27(月) 18:27:02.63 ID:QzfLDUAO
四喜さんは、主人だった三元さんから授かった麻雀で、今までを生き延びてきた。
ウソのような話だけど、これは真実。

「辛かっただろう……」
『もう、慣れました』

四喜さんはそう言って笑った。
悲しさと、寂しさが混じっていた。

「その、良ければなんだが……」

父が何かを申し出る。

「ウチに住まないか?」

四喜さんは確かに、今は野良である。
父が前の飼い主の三元さんの友人だもの、悪い話ではないと思う。
ただ、それを聞いた四喜さんの表情は、何一つ変わってはいなかった。

『お心遣い感謝致します。ただ……』

私には私の生活がありますので、と、四喜さんは言う。
雨音は、いつの間にか途絶えていた。
874 名前: 実験SS [saga] 投稿日: 2008/10/27(月) 18:27:28.51 ID:QzfLDUAO
『お邪魔しました』
「機会があったらまたきて頂戴ね」
『ありがとうございます。では』

麻雀セットとお土産の傘を携えて、四喜さんは出て行った。
僕らはそれを見送った。

「さて、中。お前と四喜ちゃんは、いつどこで出会ったんだ?」

僕はありのまま話した。
勿論、帰りにゲーセンに寄ってる事も。
ウチは自由放任主義というか、自分のことは自分で決めるのが決まりだ。
だからゲーセンについては、お咎めは無かった。

「空き地で麻雀?」
「うん、テーブルもあったし」
「そういや、四喜ちゃんが持ってたのは」
「麻雀牌のケースだよ」
「……ついに中も、麻雀に手を出してさまったのね」
「ちょ、母さん……」
875 名前: 実験SS [saga] 投稿日: 2008/10/27(月) 18:27:52.39 ID:QzfLDUAO
この後夕食の準備になったのだが、時間がかかるらしい。
母から風呂に入るように言われた。

「ふぅ………」

今はこうして、湯船に身を浸している。

少し、四喜さんについての考え事をした。
麻雀を頼りに、野良生活を営む四喜さん。
誰かのもとにいるのが良いはずだけど、恐らく身を寄せる気は無いだろう。
現に、前の主人であった三元さんの友人である父の申し出を断ったから。
何か理由があるのかもしれないけど、考えつかない。

あれこれ考えているとのぼせてきそうになった。
風呂から上がりつつも、どうにかならないかなあと、思案する僕なのであった。

5 名前: 実験SS [saga] 投稿日: 2008/12/07(日) 23:00:10.66 ID:8OHp6MAO
ここ最近、一段と冷え込むようになった。
夜の空は、塵や埃を拭い去ったガラスのように澄み切ってきた。
街中の木々はぽつりぽつりと色づき始め、時々リスなどの小動物を見かける。
近所の栗の木からは栗イガが落ち、中から実を覗かせる。
銀杏並木の近くは、黄色い絨毯が敷かれることだろう。

「ま、その絨毯には異臭を放つトラップがあってだな」
「……人が秋の情緒を感じているときに水を差さないでよ」
『ハハハ……』

今僕は学校帰りで、夕方でも肌寒い空の下で開かれた、例の青空雀荘にいる。
友人と雀荘の主、四喜さんと絶賛三人麻雀中だ。
萬さんは仕事なんだろうか、まだ姿を見せない。
6 名前: 実験SS [saga] 投稿日: 2008/12/07(日) 23:01:17.65 ID:8OHp6MAO
「あ、それロンです。平和(ぴんふ)に一盃口(いーぺーこー)」
『む、その待ちだったか』

点数計算もそつなくこなせるようになってきた。
相変わらず四喜さんには勝てないけど、だんだん強くなっていく自覚が出てきた。

「あーくそー、もうちょいで国士無双だったのに」
「うわ、あと2枚だったのか」
『フフ、残念だったな』

相方も僕と同じように上手くなっていく。
けれど、なんか大きな役を狙い過ぎな気がするんだよなあ。

『次でオーラスだな』
「僕が親か」
「どれ、どうにか逆転してみるかねー、っと」

こんな流れで、麻雀牌をジャラジャラと混ぜている時だった。
7 名前: 実験SS [saga] 投稿日: 2008/12/07(日) 23:01:51.96 ID:8OHp6MAO
「兄ちゃんこんな所で何やってんの!?」

突如、女の子の声が聞こえてきたのだ。
見ると、空き地の入口に幼男を連れた女の子がいるではないか。

「うげ………」

一瞬、何処からかうめき声が漏れた。
と言うか、うめき声の主は索太で決定なのだけれども。
第一、あの子は“兄ちゃん”と呼んだが、僕に妹はいない。
あ、こっちに来る。

「兄ちゃん何道草食ってるのああ中さんお久しぶりです!!」
「うるせー高校生が道草食ってわりーかよ」
「あはは、緑ちゃん久しぶりー」

忙しく体と口と表情を動かすこの女の子は、一色緑ちゃん。
緑ちゃんが言ったように、索太の妹だ。
8 名前: 実験SS [saga] 投稿日: 2008/12/07(日) 23:02:24.18 ID:8OHp6MAO
『あたるー、久しぶりー』
「やあ、ヤオ君。久しぶりだねえ」

そして緑ちゃんの連れている幼男はヤオ君。
のんびり屋さんで可愛らしい。
カスタマイズで犬耳と尻尾をつけたらより一層可愛くなった、と緑ちゃんは言う。

『そうたー』
「ん、何だ、ヤオ」
『……にへへ』
「おぶっ、急に抱きつくな!?」

ヤオ君が索太にハグ、そして尻尾ばたばた。
クラスの一部女子が見たら、妄想全開なシーンが目の前で作られた。
まあ何というか、ヤオ君はご主人様ラヴな雰囲気を漂わせている幼男である。
ていうか尻尾、動くんだ。

さて一方、幼女の四喜さんは。

『フフ………』

あー、索太達を見てニヤニヤしてる。
ヤオ君の仕草の一つ一つが心をくすぐられるのは分かるよ。
でも、どうか四喜さんは腐らないで欲しい、と願わざるを得ない。
9 名前: 実験SS [saga] 投稿日: 2008/12/07(日) 23:02:47.80 ID:8OHp6MAO
「中さん、そちらの幼女は?」
「ああ、紹介が遅れたね。こちらは四喜さん」
「四喜ちゃんね! よろしく!」
『よろしくー、しきー』
『こちらこそよろしく』

とまあ、適当に挨拶を交わして、対局再開。
緑ちゃんとヤオ君は、索太の後ろにまわっている。
配牌を見ると、何だか微妙。
二、三枚様子を見ようかな。
とりあえず、要らない白を出す。

『ポン』
「え、ちょ、四喜さん早いよ!」
『なに、私が逃げ切れば良いだけなんだから』

四喜さんがそう言うと、あっという間に上がってしまった。
これも戦術の一つだと、四喜さんと索太は言う。
ともあれ、四喜さんがトップということで対局は終わった。
10 名前: 実験SS [saga] 投稿日: 2008/12/07(日) 23:03:15.08 ID:8OHp6MAO
「おや、お待たせしたみたいで済みません」

と、ちょうど良く萬さん登場。
何やら仕事カバンの他に抱えてる。
ほのかな湯気と共に、風に乗って香るは甘い匂い。

「萬さんや、それは一体何かね」
「やあ索太君。これは焼き芋ですよ」

焼き芋。
もうそんな季節なのか。

「焼き芋!?」
「おや、この子は?」
「あ、これウチの妹の緑と幼男のヤオ」
「どうも、萬です」
「こんばんは! ウチの兄ちゃんがお世話になってます!」
『よろずさんよろしくー』

萬さんにも挨拶を交わす緑ちゃんとヤオ君。
はじめに焼き芋に反応したのを突っ込むのは止めておこう。
11 名前: 実験SS [saga] 投稿日: 2008/12/07(日) 23:05:23.56 ID:8OHp6MAO
「「「『『いただきまーす』』」」」

焼き芋は、萬さんが多めに買ってきたらしく、ちゃんとみんなに行き渡った。
うん、あっついけど美味しい。
美味しいものを食べると、頬が緩んじゃうよね。

「お前は可愛いくらいに緩みすぎだ」
「……むぅ」
「あはは、中さん可愛いー」

緑ちゃんまで……。
一応僕は高校生のはずだけど、童顔故に可愛いと言われることがしばしば。
もう少し、いや、もっと男らしくなりたいよ………。

『おかわりー』
「あたしもー」
「おいお前ら、食うの早すぎ!」
「ハハハ、残念ながらおかわりは無いなぁ」
「『にょろ~ん』」

少し懐かしいネタが織り交ぜられつつ、暫くは談笑が続いた。
12 名前: 実験SS [saga] 投稿日: 2008/12/07(日) 23:09:12.82 ID:8OHp6MAO
ごちそうさまでした。

「さーて、萬さんも来たことだし、打ちますか」
「お手柔らかに頼みますよ」
「そう言って、いっつも大差で勝っちゃうんだから」

という流れで今度は4人で対局。
緑ちゃんは僕の後ろに立って見学するみたい。
するとあれ、ヤオ君は?

「ほら、あそこ」

僕が緑ちゃんに尋ねると、緑ちゃんが対面指差した。
対面に座る四喜さんのその背後に、ちょこんとヤオ君がいた。

「ヤオ君も興味あるのかな?」
『うん、そうたがやってるのみてるからー』
「緑ちゃん、索太まさか、家でも?」
「うん、お父さんとよく打ってる」

なんと索太は、ほぼ毎日麻雀漬けの生活を送っているようだ。
ゲーセンで打って家でも打って、そして四喜さん達と打って、麻雀三昧だね。
13 名前: 実験SS [saga] 投稿日: 2008/12/07(日) 23:10:33.62 ID:8OHp6MAO
「そうだ、そういえば」

そう言うと、萬さんが鞄から紙を出した。
何かのチラシみたい。

『萬さん、これは?』
「近所で麻雀大会が開かれるようでして、つい貰ってしまったんです」
「どれどれ……うん?」

萬さんからチラシを受け取り、凝視する僕ら。
でも、あれ? 会場って………。

「なあ、筒井。ここって……」
「僕らが通うゲーセン、だよね」

なんと、馴染みのゲーセンで麻雀大会が行われるようだ。
最近、毎日四喜さんのところに寄っていたから全然知らなかった。

とりあえず、概要を見てみる。
大会の期日は2週間後の日曜日、昼頃にスタート。
優勝したら、お店の景品棚から好きなものを3つ。
地味に豪華だ。
14 名前: 実験SS [saga] 投稿日: 2008/12/07(日) 23:11:41.05 ID:8OHp6MAO
参加資格とかをざっと見ても、全てパスしている。
大会日は特に予定を組んでいないから、出場はできそうだ。

ただ、問題点が一つ。

「こりゃ行くしかねーな、筒井」
「でも索太、テストはどうすんのさ」
「テス…ト……?」

そう、その日はテスト明け直後。
学生として、色々テスト勉強をしなきゃならない。
ゲーセンに行くのはおろか、四喜さんのところに寄るのも自粛しないと。

「兄ちゃん、諦めなさい」
「………………」
『そうたー?』

すると相方、何やら思案中みたい。
うっすら、イヤーな予感がしてくる。

「そうだ、筒井」
「………何?」
「お前、俺んちに泊まれ。麻雀兼テスト合宿だ」
「はあ!!?」
15 名前: 実験SS [saga] 投稿日: 2008/12/07(日) 23:12:14.53 ID:8OHp6MAO
突然何を言い出したかと思えば、麻雀合宿。
しかも、より重要なテストは主目的から外されている。

「だーいじょうぶ! テスト勉強は優秀なお前のを写させへぶしっ!?」

………うん、一発殴らなきゃいけない気がしたんだ。
そこのところは分かってるはずだよね、索太。

「お前、最近過激になってないか……?」
「さ、対局始めましょうか」
「スルー!?」

ヒュウと吹く木枯らしの音を割って、ジャラジャラと牌をかき混ぜる。
世間は学問の秋、食欲の秋と言うけれど、僕らは変わらず麻雀三昧。
懐寂しくなれど、心は温かく。
このまま楽しい日々が続けば、と僕は願った。




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