62 名前: SS@ハチ公 投稿日: 2008/04/13(日) 11:13:55.22 ID:E1sikAAO
~幼女戦隊メイデンジャー~
~幼女戦隊メイデンジャー~
第壱話 出動、メイデンジャー!(1)
『エマージェンシー!エマージェンシー!』
基地内に警報が鳴り響く。
基地の一角、司令室に彼女たちはいた。
「おっ!来たな!」
燃えるような朱色のツインテールをもつ幼女がニヤリと笑う。
彼女の名は、あかね。メイデンジャーのリーダーだ!
「また、戦わなくちゃいけないんだね…ボクたち…」
悲壮な顔付きで立ち上がる、澄み渡る青空のような髪の幼女。こちらはポニーテール。
彼女の名は、あおい。メイデンジャー一の良識人さ!
「……お仕事…」
無表情のまま読んでいた本を閉じる。新緑の木々と同じ色の、短い髪を持つ幼女。
彼女の名は、みどり。長門じゃないよ!
「またですの?懲りないですわねぇ」
面倒臭そうな顔をして自らの髪の手入れを中断する幼女。その黄金色の長い髪は柔らかくウェーブしている。
彼女の名は、キキ。好物はカレーだよ!
「わーい!おでかけだー!」
ぴょこんと椅子から飛び降りたのは、一際小柄な幼女。ショッキングピンクの縦ロールがポヨヨン♪と揺れる。
彼女の名は、ももか。旦那、ロリペドフィンが溢れてやすぜ?
基地内に警報が鳴り響く。
基地の一角、司令室に彼女たちはいた。
「おっ!来たな!」
燃えるような朱色のツインテールをもつ幼女がニヤリと笑う。
彼女の名は、あかね。メイデンジャーのリーダーだ!
「また、戦わなくちゃいけないんだね…ボクたち…」
悲壮な顔付きで立ち上がる、澄み渡る青空のような髪の幼女。こちらはポニーテール。
彼女の名は、あおい。メイデンジャー一の良識人さ!
「……お仕事…」
無表情のまま読んでいた本を閉じる。新緑の木々と同じ色の、短い髪を持つ幼女。
彼女の名は、みどり。長門じゃないよ!
「またですの?懲りないですわねぇ」
面倒臭そうな顔をして自らの髪の手入れを中断する幼女。その黄金色の長い髪は柔らかくウェーブしている。
彼女の名は、キキ。好物はカレーだよ!
「わーい!おでかけだー!」
ぴょこんと椅子から飛び降りたのは、一際小柄な幼女。ショッキングピンクの縦ロールがポヨヨン♪と揺れる。
彼女の名は、ももか。旦那、ロリペドフィンが溢れてやすぜ?
彼女たちは一列に並ぶと制服のベルトから携帯電話にも似た変身デバイスを引き抜く。
そして、それを頭上に高々と掲げると一斉に叫んだ。
そして、それを頭上に高々と掲げると一斉に叫んだ。
「「「チェーンジ! メイデンジャー!!」」」
声と共にデバイスが色とりどりの閃光を放った。
そして光に包まれた彼女達の制服が次々と弾け飛ぶ!
そう、まさにお約束のサービスシーンだ!いやっふぅ!
ファンシーなBGMの中、一糸纏わぬ幼女たちが無意味にクルクル回る。
そして彼女たちの頭上に物理法則を無視してメイド服が出現した。
よーし!これを着れば変身完りょ…
と、その時!
そして光に包まれた彼女達の制服が次々と弾け飛ぶ!
そう、まさにお約束のサービスシーンだ!いやっふぅ!
ファンシーなBGMの中、一糸纏わぬ幼女たちが無意味にクルクル回る。
そして彼女たちの頭上に物理法則を無視してメイド服が出現した。
よーし!これを着れば変身完りょ…
と、その時!
63 名前: SS@ハチ公 投稿日: 2008/04/13(日) 11:16:02.94 ID:E1sikAAO
第壱話 出動、メイデンジャー!(2)
第壱話 出動、メイデンジャー!(2)
うぃーむ(自動ドアの開く音
「おい、出動だぞ!」
入ってきたのは黒髪の若い男。
彼はメイデンジャーの上官・小宮山 亮隊長だ。目付きが悪いのは生れつきさ!
「な…!」「えっ!?」「……」「ひっ!」「?」
三者三様ならぬ五者五様の反応。
なんせ彼女たちはまだ変身スーツを着てないんだからスッポンポン!
あ、そーれスッポンポン!スッポンポン!
なのに亮隊長は冷静だ。
「なんだ、まだ着替えてなかったのか。早くメイデンジャースーツを着ろよ」
顔を真っ赤にしてプルプル震えるメイデンジャーたち(ピンク除く)を無視して、部屋の中央に鎮座する隊長席に座る亮隊長。さすがだね!
「どうした、早く着ろよ?」
「お…前…に…は…!」
あかね改めレッドがプルプルと震えながら口を開く。
「なんだよ?」
「デリカシーってもんが無いのかぁぁぁぁぁぁ!!」
叫ぶ同時にレッドの手元に巨大なバズーカ砲が出現する!
「いっぺん市ねぇぇぇ!」
ドガァァァァァァン!!
こうしてレッドの必殺技・バーニングストライクが炸裂した。隊長に。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「うむ、それでは本日の任務だが…」
一段高くなっている隊長席から凛々しい表情で指示をだす亮隊長。髪型はアフロ。
「おい、出動だぞ!」
入ってきたのは黒髪の若い男。
彼はメイデンジャーの上官・小宮山 亮隊長だ。目付きが悪いのは生れつきさ!
「な…!」「えっ!?」「……」「ひっ!」「?」
三者三様ならぬ五者五様の反応。
なんせ彼女たちはまだ変身スーツを着てないんだからスッポンポン!
あ、そーれスッポンポン!スッポンポン!
なのに亮隊長は冷静だ。
「なんだ、まだ着替えてなかったのか。早くメイデンジャースーツを着ろよ」
顔を真っ赤にしてプルプル震えるメイデンジャーたち(ピンク除く)を無視して、部屋の中央に鎮座する隊長席に座る亮隊長。さすがだね!
「どうした、早く着ろよ?」
「お…前…に…は…!」
あかね改めレッドがプルプルと震えながら口を開く。
「なんだよ?」
「デリカシーってもんが無いのかぁぁぁぁぁぁ!!」
叫ぶ同時にレッドの手元に巨大なバズーカ砲が出現する!
「いっぺん市ねぇぇぇ!」
ドガァァァァァァン!!
こうしてレッドの必殺技・バーニングストライクが炸裂した。隊長に。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「うむ、それでは本日の任務だが…」
一段高くなっている隊長席から凛々しい表情で指示をだす亮隊長。髪型はアフロ。
彼の前には五人の幼女、メイデンジャーが並んでいる。
みんな使命に燃える勇敢な戦士たちだ!
「アタシの必殺技喰らったのに平気な顔しやがって!もう一発お見舞いしてやる!」
「だめだよレッド!司令室が壊れちゃうよ!」
「うう~もうお嫁に行けませんわ~;;」
「…元気出す…」ナデナデ
「わたしもイエローちゃんのあたまなでる~♪」ナデナデ
使命に燃える(?)勇敢な戦士たちだ!
「本日、一○二○時に××町のオレンジ幼稚園でディザスターの改造幼女が出現した。目的は不明だが被害のでない内にこれを撃退してくれ」
「離せよ、ブルー!はーなーせー!」
「ダメったらダーメー!」
「グリーンたらホントにいい子ですわー」ギュー
「……///」
「グリーンちゃんばっかりずるいー!ピンクもぎゅーってしてー!」
まったく話聞いてないね。
みんな使命に燃える勇敢な戦士たちだ!
「アタシの必殺技喰らったのに平気な顔しやがって!もう一発お見舞いしてやる!」
「だめだよレッド!司令室が壊れちゃうよ!」
「うう~もうお嫁に行けませんわ~;;」
「…元気出す…」ナデナデ
「わたしもイエローちゃんのあたまなでる~♪」ナデナデ
使命に燃える(?)勇敢な戦士たちだ!
「本日、一○二○時に××町のオレンジ幼稚園でディザスターの改造幼女が出現した。目的は不明だが被害のでない内にこれを撃退してくれ」
「離せよ、ブルー!はーなーせー!」
「ダメったらダーメー!」
「グリーンたらホントにいい子ですわー」ギュー
「……///」
「グリーンちゃんばっかりずるいー!ピンクもぎゅーってしてー!」
まったく話聞いてないね。
64 名前: SS@ハチ公 投稿日: 2008/04/13(日) 11:17:45.62 ID:E1sikAAO
第壱話 出動、メイデンジャー!(3)
第壱話 出動、メイデンジャー!(3)
××町オレンジ幼稚園・園庭
「あう~止めてください~」
「えい!やあ!」ツンツン
「ひぇ~ん痛いですよ~」
「このー!」ピシピシ
園児たちに襲われているのは幼女。
しかもただの幼女ではない。
人間を奴隷とし、幼女の為の理想郷をつくらんと目論む秘密結社ディザスターの改造幼女である。
改造幼女とは、幼女と他の生物を合成して造られた戦闘用ヒューマノイドだ。
戦闘用ヒューマノイドなのだが…
「やぁ~ん」
「おりゃー!」パシパシ
幼稚園児にフルボッコにされていた。
事の発端はこうだ。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
改造幼女たらんちゅらは任務『臭いものと人間は元から絶て!幼稚園襲撃作戦!』の遂行をすることになった。
それで部下の強化幼女(戦闘用に肉体強化された幼女。下っ端)たちと共にオレンジ幼稚園にやってきたのだが…
「人間のみなさ~ん、私たちの理想郷の実現の為の家畜となってくださ~い」
という言葉がいけなかった。
正義のヒーローに憧れる子供たちのジャスティス・ハートに火を点けてしまったのだ。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
(あう~…どうしましょう~)
改造幼女の力ならば本来、幼稚園児どころか人間の大人十人を相手にしても楽に勝てるのだ。
しかし、彼女は反撃しなかった。
もともとたらんちゅらは心の優しい幼女なのだ。
(困りました~…大人しくしてくれないとこの子たちを連れて帰れません~)
子供たちは先の尖った枝でツンツン突いてくる。
たらんちゅらの服装(というより装甲)はまるでビキニのようなデザインのため、直に地肌を突かれてしまう。
怪我はしないが欝陶しい上にちょっと痛い。
(強化幼女さんたちは手加減が出来ませんから~…私がやるしかないですよね~…)仕方なく彼女は“奥の手”を使うために下腹部に力を込めた。
「あう~止めてください~」
「えい!やあ!」ツンツン
「ひぇ~ん痛いですよ~」
「このー!」ピシピシ
園児たちに襲われているのは幼女。
しかもただの幼女ではない。
人間を奴隷とし、幼女の為の理想郷をつくらんと目論む秘密結社ディザスターの改造幼女である。
改造幼女とは、幼女と他の生物を合成して造られた戦闘用ヒューマノイドだ。
戦闘用ヒューマノイドなのだが…
「やぁ~ん」
「おりゃー!」パシパシ
幼稚園児にフルボッコにされていた。
事の発端はこうだ。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
改造幼女たらんちゅらは任務『臭いものと人間は元から絶て!幼稚園襲撃作戦!』の遂行をすることになった。
それで部下の強化幼女(戦闘用に肉体強化された幼女。下っ端)たちと共にオレンジ幼稚園にやってきたのだが…
「人間のみなさ~ん、私たちの理想郷の実現の為の家畜となってくださ~い」
という言葉がいけなかった。
正義のヒーローに憧れる子供たちのジャスティス・ハートに火を点けてしまったのだ。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
(あう~…どうしましょう~)
改造幼女の力ならば本来、幼稚園児どころか人間の大人十人を相手にしても楽に勝てるのだ。
しかし、彼女は反撃しなかった。
もともとたらんちゅらは心の優しい幼女なのだ。
(困りました~…大人しくしてくれないとこの子たちを連れて帰れません~)
子供たちは先の尖った枝でツンツン突いてくる。
たらんちゅらの服装(というより装甲)はまるでビキニのようなデザインのため、直に地肌を突かれてしまう。
怪我はしないが欝陶しい上にちょっと痛い。
(強化幼女さんたちは手加減が出来ませんから~…私がやるしかないですよね~…)仕方なく彼女は“奥の手”を使うために下腹部に力を込めた。
65 名前: SS@ハチ公 投稿日: 2008/04/13(日) 11:19:45.23 ID:E1sikAAO
第壱話 出動、メイデンジャー!(4)
第壱話 出動、メイデンジャー!(4)
しかし、その時!
「待て待て待て~ぃ!」
幼稚園の建物の上から声が響いた!
「ふぇ~?なんですかぁ?」
たらんちゅらも強化幼女も園児も声の方を振り返る。
「人の平和を乱す奴!」
「幼女を虐める悪い奴!」
「全員纏めてかかって来なさい!」
「……私たちが……」
「ぜーんぶおそうじしちゃうんだよー♪」
とうっ!という掛け声と共に5つの影が次々と屋上から飛び降りる。
そして、ストストストストベシャ!と華麗(ピンク除く)に着地した!
「メイドレッド!」
「メイドブルー!」
「メイドイエロー!」
「……メイドグリーン」
「メイド…メイド…うぇーん!いたいよー!」
おっと、ピンクが泣き出してしまった!
「おいこら!決めゼリフの途中で泣くな!」
「うぇーん!」
「大丈夫だよピンク。擦りむいただけだからね?」
「レッドが恰好つけて屋上から登場しようなんていうから、こうなったんですのよ!」
「アタシのせいかよ!?」
「ちょっと!二人とも喧嘩しちゃだめだよっ!」
「うぇーん!いたいー!」
「……いたいのいたいの飛んでけー」ナデナデ
「待て待て待て~ぃ!」
幼稚園の建物の上から声が響いた!
「ふぇ~?なんですかぁ?」
たらんちゅらも強化幼女も園児も声の方を振り返る。
「人の平和を乱す奴!」
「幼女を虐める悪い奴!」
「全員纏めてかかって来なさい!」
「……私たちが……」
「ぜーんぶおそうじしちゃうんだよー♪」
とうっ!という掛け声と共に5つの影が次々と屋上から飛び降りる。
そして、ストストストストベシャ!と華麗(ピンク除く)に着地した!
「メイドレッド!」
「メイドブルー!」
「メイドイエロー!」
「……メイドグリーン」
「メイド…メイド…うぇーん!いたいよー!」
おっと、ピンクが泣き出してしまった!
「おいこら!決めゼリフの途中で泣くな!」
「うぇーん!」
「大丈夫だよピンク。擦りむいただけだからね?」
「レッドが恰好つけて屋上から登場しようなんていうから、こうなったんですのよ!」
「アタシのせいかよ!?」
「ちょっと!二人とも喧嘩しちゃだめだよっ!」
「うぇーん!いたいー!」
「……いたいのいたいの飛んでけー」ナデナデ
一方、突然のメイデンジャーの乱入にたらんちゅらは混乱していた。
(あう~なんなんでしょ~?この方たちはぁ~…)
「あのぉ~貴女たちは~…?私は秘密結社ディザスターの改造幼女・たらんちゅらと申しますぅ~」
自己紹介までしちゃって律義な子ですね。どこが秘密結社だ!
「あ、ご丁寧にどうも。ボクは幼女戦隊メイデンジャーの副リーダーのブルーです」
どうもどうもと握手しあうたらんちゅらとブルー。
「あ~、私たちの作戦をよく妨害するっていう幼女戦隊の方でしたかぁ~」
「ええ。今日も貴女たちが何かするっていうんで、様子を見に来たんですよ」
「へ~そうなんですかぁ~。……そうだぁ~!聞いて下さいよぅ~。この子たち元気過ぎてなかなか誘拐出来ないんですぅ~」
「でも子供は元気が一番ですよね」
「あ~それはそうかもしれませんねぇ~」
うふふあははと笑い合うたらんちゅらとブルー。
駄目だコイツら…早く何とかしないと…。
(あう~なんなんでしょ~?この方たちはぁ~…)
「あのぉ~貴女たちは~…?私は秘密結社ディザスターの改造幼女・たらんちゅらと申しますぅ~」
自己紹介までしちゃって律義な子ですね。どこが秘密結社だ!
「あ、ご丁寧にどうも。ボクは幼女戦隊メイデンジャーの副リーダーのブルーです」
どうもどうもと握手しあうたらんちゅらとブルー。
「あ~、私たちの作戦をよく妨害するっていう幼女戦隊の方でしたかぁ~」
「ええ。今日も貴女たちが何かするっていうんで、様子を見に来たんですよ」
「へ~そうなんですかぁ~。……そうだぁ~!聞いて下さいよぅ~。この子たち元気過ぎてなかなか誘拐出来ないんですぅ~」
「でも子供は元気が一番ですよね」
「あ~それはそうかもしれませんねぇ~」
うふふあははと笑い合うたらんちゅらとブルー。
駄目だコイツら…早く何とかしないと…。
66 名前: SS@ハチ公 投稿日: 2008/04/13(日) 11:21:32.95 ID:E1sikAAO
第壱話 出動、メイデンジャー!(5)
第壱話 出動、メイデンジャー!(5)
さてさて、たらんちゅらとブルーのほのぼのトークの背後では……
「喰らえー!バーニングストライクゥー!」
ドゴーン!
「遅い遅ーい!そんなスピードじゃわたくしには当たりませんわよーだ!」
なぜかレッドとイエローがガチバトルを繰り広げていた。
「むがー![ピーーー]ー!市ねじゃなくて[ピーーー]ー!」
ドガーン!ズゴーン!…カチッ!
「ぬぁ!?弾切れ!?」
先程の亮隊長への砲撃が仇になりましたね、レッドさん。
「チャンス到来ですわ!一撃必殺・ライボルトスティンガァーッ!!!」
虚空からイエローの背丈の数倍はあるかと思われる巨大な槍が現れ、レッドに向けて投擲される。
槍は雷を纏いながら一直線にレッドの胸元へと吸い込まれていく!
「なんのぉぉぉっ!」
しかし、レッドはその雷の槍を自らの武器である巨大バズーカで受け止める。
ズガガガガガガ!ガキィン!
「な、なんと…!わたくしのライボルトスティンガーを止めたんですの!?」
「ふふん。どう?アタシにかかればこんなものよ!」
「くっ…!埒が開きませんわね!」
「そうね。なら、そこいらに突っ立ってる強化幼女を倒した数で勝敗を決めない?」
「グッドアイディアですわね。受けて立ちますわよ!」
ルールは簡単!
たらんちゅらの指示がないので暇そうに突っ立ってる黒ずくめの強化幼女を多く倒した方の勝ち!解り易~い♪
「だりゃぁぁぁぁーっ!」
「「YOO!?」」←強化幼女の声
砲撃が使えないのでバズーカで強化幼女を殴り飛ばしていくレッド。肉体派だね!
「ライボルトスティンガー!ライボルトスティンガァー!ライボルトスティンガァァァァァ!」
「「YOO!!」」
下っ端相手でも容赦なく必殺技を放つイエロー。鬼畜だね!
「まだまだぁっ!オラオラオラオラァ!!」
「ラ…イ…ボ…ル…ト…スティンガースティンガースティンガアアアアアアアア!!!」
ズゴゴゴゴゴズガガガガガガズ┣¨┣¨┣¨┣¨ゴォォォン!!!!
凄いですね。まるで強化幼女たちがゴミのようです。
もはやレッドもイエローも正義の味方というよりも、鬼や悪魔だと言われた方が納得できますね。
おやおや?二人の鬼神の後をついて回っているのはグリーンとピンクですよ。
ピンク泣き止んだんだね、良かった良かった。
「喰らえー!バーニングストライクゥー!」
ドゴーン!
「遅い遅ーい!そんなスピードじゃわたくしには当たりませんわよーだ!」
なぜかレッドとイエローがガチバトルを繰り広げていた。
「むがー![ピーーー]ー!市ねじゃなくて[ピーーー]ー!」
ドガーン!ズゴーン!…カチッ!
「ぬぁ!?弾切れ!?」
先程の亮隊長への砲撃が仇になりましたね、レッドさん。
「チャンス到来ですわ!一撃必殺・ライボルトスティンガァーッ!!!」
虚空からイエローの背丈の数倍はあるかと思われる巨大な槍が現れ、レッドに向けて投擲される。
槍は雷を纏いながら一直線にレッドの胸元へと吸い込まれていく!
「なんのぉぉぉっ!」
しかし、レッドはその雷の槍を自らの武器である巨大バズーカで受け止める。
ズガガガガガガ!ガキィン!
「な、なんと…!わたくしのライボルトスティンガーを止めたんですの!?」
「ふふん。どう?アタシにかかればこんなものよ!」
「くっ…!埒が開きませんわね!」
「そうね。なら、そこいらに突っ立ってる強化幼女を倒した数で勝敗を決めない?」
「グッドアイディアですわね。受けて立ちますわよ!」
ルールは簡単!
たらんちゅらの指示がないので暇そうに突っ立ってる黒ずくめの強化幼女を多く倒した方の勝ち!解り易~い♪
「だりゃぁぁぁぁーっ!」
「「YOO!?」」←強化幼女の声
砲撃が使えないのでバズーカで強化幼女を殴り飛ばしていくレッド。肉体派だね!
「ライボルトスティンガー!ライボルトスティンガァー!ライボルトスティンガァァァァァ!」
「「YOO!!」」
下っ端相手でも容赦なく必殺技を放つイエロー。鬼畜だね!
「まだまだぁっ!オラオラオラオラァ!!」
「ラ…イ…ボ…ル…ト…スティンガースティンガースティンガアアアアアアアア!!!」
ズゴゴゴゴゴズガガガガガガズ┣¨┣¨┣¨┣¨ゴォォォン!!!!
凄いですね。まるで強化幼女たちがゴミのようです。
もはやレッドもイエローも正義の味方というよりも、鬼や悪魔だと言われた方が納得できますね。
おやおや?二人の鬼神の後をついて回っているのはグリーンとピンクですよ。
ピンク泣き止んだんだね、良かった良かった。
67 名前: SS@ハチ公 投稿日: 2008/04/13(日) 11:23:43.20 ID:E1sikAAO
第壱話 出動、メイデンジャー!(6)
第壱話 出動、メイデンジャー!(6)
グリーンとピンクは倒れている強化幼女に近付くと作業を開始した。
「おそうじおそうじ~♪ピンクちゃんがんばりま~す!」スポッ!
「…………」ペタリ
ピンクが強化幼女の後頭部から髪飾りのようなものを抜き取っていく。
それが終わるとグリーンが強化幼女の額に、赤字で大きく『済』と書かれた紙を貼付ける。
実はこの髪飾りのような物体は、幼女を洗脳かつ肉体強化するための装置なのである。
これを外すことで強化幼女は普通の幼女に戻るのだ。
ちなみに無理矢理外そうとすると、自爆装置が起動して爆発しちゃうから良い子のみんなは真似しないでね!
メイデンジャーとの約束だよ!
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
数分後。
「はぁう~!?強化幼女さんたちがいつの間にか全滅してますよぅ~;;」
ブルーの入れた紅茶を飲んでいたたらんちゅらは、少し目を離した隙に起きた事態に驚愕していた。
「あ、クッキーも焼いてみたんですけどいかがですか?ボクの自信作です」
どこからともなくバスケットを取り出すブルー。
「あ、いただきますぅ~」モグモグ
「どうですか?」
「うわぁ~!とっても美味しいですねぇ~」
前言撤回、緊張感のカケラもなかった。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
さて、こちらは悪魔超人二人組。
「なんだぁ?もう終わりかよ?」
ズシンとバズーカを置くレッド。
「手応えがないですわねぇ。レッド、貴女は何体倒しましたの?」
打ち出しかけた槍を虚空に消すイエロー。
二人は汗ひとつかいていなかった。
「15体。バーニングストライクが使えればもっといけただろうな」
「あら、言い訳は未練がましいですわよ?」
フフン、とイエローは鼻を鳴らした。
「そういうイエローはどうだったんだよー?」
「わたくしも15体ですわ。まぁライボルトスティンガーは対個人用の必殺技ですからね、こんなものでしょう」
「ちぇっ!引き分けじゃんかー!つまんなーい」
レッドは口を尖らせるとぶーぶー言い始る。
「どうしましょう?このまま引き分けというのも気持ち悪いですわね…」
イエローも腕を組んでムムム…と唸り出した。
68 名前: SS@ハチ公 投稿日: 2008/04/13(日) 11:26:14.12 ID:E1sikAAO
第壱話 出動、メイデンジャー!(7)
「おそうじおそうじ~♪ピンクちゃんがんばりま~す!」スポッ!
「…………」ペタリ
ピンクが強化幼女の後頭部から髪飾りのようなものを抜き取っていく。
それが終わるとグリーンが強化幼女の額に、赤字で大きく『済』と書かれた紙を貼付ける。
実はこの髪飾りのような物体は、幼女を洗脳かつ肉体強化するための装置なのである。
これを外すことで強化幼女は普通の幼女に戻るのだ。
ちなみに無理矢理外そうとすると、自爆装置が起動して爆発しちゃうから良い子のみんなは真似しないでね!
メイデンジャーとの約束だよ!
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
数分後。
「はぁう~!?強化幼女さんたちがいつの間にか全滅してますよぅ~;;」
ブルーの入れた紅茶を飲んでいたたらんちゅらは、少し目を離した隙に起きた事態に驚愕していた。
「あ、クッキーも焼いてみたんですけどいかがですか?ボクの自信作です」
どこからともなくバスケットを取り出すブルー。
「あ、いただきますぅ~」モグモグ
「どうですか?」
「うわぁ~!とっても美味しいですねぇ~」
前言撤回、緊張感のカケラもなかった。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
さて、こちらは悪魔超人二人組。
「なんだぁ?もう終わりかよ?」
ズシンとバズーカを置くレッド。
「手応えがないですわねぇ。レッド、貴女は何体倒しましたの?」
打ち出しかけた槍を虚空に消すイエロー。
二人は汗ひとつかいていなかった。
「15体。バーニングストライクが使えればもっといけただろうな」
「あら、言い訳は未練がましいですわよ?」
フフン、とイエローは鼻を鳴らした。
「そういうイエローはどうだったんだよー?」
「わたくしも15体ですわ。まぁライボルトスティンガーは対個人用の必殺技ですからね、こんなものでしょう」
「ちぇっ!引き分けじゃんかー!つまんなーい」
レッドは口を尖らせるとぶーぶー言い始る。
「どうしましょう?このまま引き分けというのも気持ち悪いですわね…」
イエローも腕を組んでムムム…と唸り出した。
68 名前: SS@ハチ公 投稿日: 2008/04/13(日) 11:26:14.12 ID:E1sikAAO
第壱話 出動、メイデンジャー!(7)
「ぶーぶー!」
「うむむ…」
二人が唸っていると気の抜けたゆる~い声が聞こえてきた。
レッドとイエローは一斉にそちらを見る。
「はぅ~美味しかったですよぅ~。ブルーさぁん」
「喜んでもらえてボクも嬉しいです。あ、これお土産です」
「うわぁ~ありがとうございますぅ~!首領も他の幹部さんたちもきっと喜ぶと思いますよぉ~」
悪魔超人たちが見たのはたらんちゅらの無垢な笑顔だった。
この笑顔の前では、どんな鬼畜でも躊躇して危害を加えることなどできないだろう。
「なぁ、イエロー…」
憑き物が落ちたような表情でレッドが口を開く。
「レッド……。…そうですわね、今日の所は…」
イエローも優しげな微笑みを浮かべる。
そう、残虐非道の悪魔超人を改心させたのは一人の幼女の純粋な笑顔だったのだ!
「今日の所は彼女をどちらが先に倒せるか、で勝敗を決めませんこと?」
あれ?
「レッド了解!いざ行かん!うぉぉぉぉ!」
「あ!フライングは反則ですわよ!お待ちなさーい!」
二人は物凄い勢いでたらんちゅらの元へ突っ込んで行った……。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「それじゃあ~そろそろお暇させていただきますぅ~」
そう言ってたらんちゅらは腰を上げた。
「またボクの作ったお菓子、食べに来て下さいね」
「はい~機会があれば是非~」
それでは~、と会釈をしてブルーの敷いたレジャーシートから出た、瞬間。
「うむむ…」
二人が唸っていると気の抜けたゆる~い声が聞こえてきた。
レッドとイエローは一斉にそちらを見る。
「はぅ~美味しかったですよぅ~。ブルーさぁん」
「喜んでもらえてボクも嬉しいです。あ、これお土産です」
「うわぁ~ありがとうございますぅ~!首領も他の幹部さんたちもきっと喜ぶと思いますよぉ~」
悪魔超人たちが見たのはたらんちゅらの無垢な笑顔だった。
この笑顔の前では、どんな鬼畜でも躊躇して危害を加えることなどできないだろう。
「なぁ、イエロー…」
憑き物が落ちたような表情でレッドが口を開く。
「レッド……。…そうですわね、今日の所は…」
イエローも優しげな微笑みを浮かべる。
そう、残虐非道の悪魔超人を改心させたのは一人の幼女の純粋な笑顔だったのだ!
「今日の所は彼女をどちらが先に倒せるか、で勝敗を決めませんこと?」
あれ?
「レッド了解!いざ行かん!うぉぉぉぉ!」
「あ!フライングは反則ですわよ!お待ちなさーい!」
二人は物凄い勢いでたらんちゅらの元へ突っ込んで行った……。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「それじゃあ~そろそろお暇させていただきますぅ~」
そう言ってたらんちゅらは腰を上げた。
「またボクの作ったお菓子、食べに来て下さいね」
「はい~機会があれば是非~」
それでは~、と会釈をしてブルーの敷いたレジャーシートから出た、瞬間。
「その首貰ったぁぁあぁあぁぁっ!」
ズドム!という低い音と共に、たらんちゅらの眼前に凄まじい質量をもつ物体が落下してきた。
「ふぇぇ~!?何なんですか~!!」
「ちぃっ!外したか!」
それはレッドのバズーカ砲だった。
「はわわわわわ~!」
たらんちゅらは突然の危機から逃れようと慌てて身を翻す。が…
「ライボルトスティンガー!」
バヅンッ!
たらんちゅらの足元の地面に大きな穴があき、ブスブスと黒い煙を上げ始めた。
「ひぇぇぇ!?」
「あらあら、運の良い方ですわね!でも次は当てますわよー!」
前後から迫り来る二人の悪魔。まさに絶体絶命!どうするたらんちゅら!?
「さぁて…大人しくその首をよこしなっ!」
「逃げ場はありませんわよ!?」
「はぁうう~;;」
「ふぇぇ~!?何なんですか~!!」
「ちぃっ!外したか!」
それはレッドのバズーカ砲だった。
「はわわわわわ~!」
たらんちゅらは突然の危機から逃れようと慌てて身を翻す。が…
「ライボルトスティンガー!」
バヅンッ!
たらんちゅらの足元の地面に大きな穴があき、ブスブスと黒い煙を上げ始めた。
「ひぇぇぇ!?」
「あらあら、運の良い方ですわね!でも次は当てますわよー!」
前後から迫り来る二人の悪魔。まさに絶体絶命!どうするたらんちゅら!?
「さぁて…大人しくその首をよこしなっ!」
「逃げ場はありませんわよ!?」
「はぁうう~;;」
69 名前: SS@ハチ公 投稿日: 2008/04/13(日) 11:28:15.96 ID:E1sikAAO
第壱話 出動、メイデンジャー!(8)
第壱話 出動、メイデンジャー!(8)
このままでは『殺られる』。
たらんちゅらは本能で悟った。
(ここ、この人たちはやばいですぅ~!なんだかよく解らないけどやばいですぅ!!)
ここでちょっとたらんちゅらの視点でレッドとイエローを見てみよう。
たらんちゅらは本能で悟った。
(ここ、この人たちはやばいですぅ~!なんだかよく解らないけどやばいですぅ!!)
ここでちょっとたらんちゅらの視点でレッドとイエローを見てみよう。
- たらんちゅらビジョン
レ「げげげげ!よ゛ごぜー!首よ゛ごぜー!」
イ「ぅおーほほほほ!スティンガーススススティンガァァァ!」
うわー…怖いですねー。じゃ、現実。
イ「ぅおーほほほほ!スティンガーススススティンガァァァ!」
うわー…怖いですねー。じゃ、現実。
- 現実
レ「けけけけ!よこせー!首よこせー!」
イ「おーほほほほ!スティンガースティンガースティンガー!」
…あんまり変わんねぇや。
イ「おーほほほほ!スティンガースティンガースティンガー!」
…あんまり変わんねぇや。
(と、とにかく逃げないと~)
前後の敵から逃れようと、たらんちゅらは人間には反応できないスピードで横に跳ぶ。だが、
「逃がすかよ!」ゲシッ!
「ひゃあぅ!」
相手が悪かった。メイデンジャーは改造幼女に勝るとも劣らないスペックを有しているのだ。
「げっげっげっ![ピーーー]ぇぇぇ!」
「いやぁぁぁ~!!」
もはやどちらが悪役か解らんわ。
「ライボルトスティンガー!」
バッズン!
雷撃の槍がレッドの頭を掠めた。
「危ねーだろ!?アタシに当たりそうじゃんか!」
「あら、ごめん遊ばせー♪」
ギャーギャーと二人は喧嘩し始める。
(ぁぅ~…逃げるなら今しかないです~。でも普通に逃げたら追い付かれちゃいますよね~)
本日二回目の覚悟を決めたたらんちゅらは、“奥の手”を使うために下腹部に力を込めた。
「う~…充填完了ですぅ!」
「あん?」「なんですの?」
たらんちゅらの発した意味不明の言葉に、殴り合いを始めようとしていたレッドとイエローが手を止める。
前後の敵から逃れようと、たらんちゅらは人間には反応できないスピードで横に跳ぶ。だが、
「逃がすかよ!」ゲシッ!
「ひゃあぅ!」
相手が悪かった。メイデンジャーは改造幼女に勝るとも劣らないスペックを有しているのだ。
「げっげっげっ![ピーーー]ぇぇぇ!」
「いやぁぁぁ~!!」
もはやどちらが悪役か解らんわ。
「ライボルトスティンガー!」
バッズン!
雷撃の槍がレッドの頭を掠めた。
「危ねーだろ!?アタシに当たりそうじゃんか!」
「あら、ごめん遊ばせー♪」
ギャーギャーと二人は喧嘩し始める。
(ぁぅ~…逃げるなら今しかないです~。でも普通に逃げたら追い付かれちゃいますよね~)
本日二回目の覚悟を決めたたらんちゅらは、“奥の手”を使うために下腹部に力を込めた。
「う~…充填完了ですぅ!」
「あん?」「なんですの?」
たらんちゅらの発した意味不明の言葉に、殴り合いを始めようとしていたレッドとイエローが手を止める。
「スパイダーネット!発射ぁ~~!」
プピュルルルルルルルルルルルルルル!
プピュルルルルルルルルルルルルルル!
掛け声と共にたらんちゅらのお尻から大量の白い糸が吐き出された。
「うっわ!なんじゃこりゃ!?」
「何にも見えませんわー!?」
膨大な量の糸はあっという間にレッドとイエローの視界を奪ってしまう。
「はぅ~…まだ出てますよぅ~…。恥ずかしいよぅ~;;でも逃げなきゃ~…あぅ~…」
そう言い残すとたらんちゅらはお尻からピュルピュルと糸を出しながら跳び去っていった……。
「うっわ!なんじゃこりゃ!?」
「何にも見えませんわー!?」
膨大な量の糸はあっという間にレッドとイエローの視界を奪ってしまう。
「はぅ~…まだ出てますよぅ~…。恥ずかしいよぅ~;;でも逃げなきゃ~…あぅ~…」
そう言い残すとたらんちゅらはお尻からピュルピュルと糸を出しながら跳び去っていった……。
70 名前: SS@ハチ公 投稿日: 2008/04/13(日) 11:30:26.30 ID:E1sikAAO
第壱話 出動、メイデンジャー!(9)
第壱話 出動、メイデンジャー!(9)
「ピンクちゃんおしごとかんりょ~です♪」
「……任務完了」
強化幼女の処理を終えたピンクとグリーンは他のメンバーの元へやって来た。
「むがー!逃げられたー!」
「うぅ…お風呂に入りたいですわ~…」
「……どうしたの?」
なぜかレッドとイエローは白いベタベタしたものに塗れていた。
「やれやれ…。自業自得だよ。レッド、イエロー?」
呆れた表情で肩を竦めるブルー。
「うぅ…わかってますわよぅ…。ちょっと調子に乗りすぎましたわ…」
「あはははは!レッドちゃんベタベター!」
「うっせー!ピンクもベタベタにしてやらぁ!」
「キャー♪」
5人でワイワイ騒いでいると若い男がやってきた。
「おい、終わったんなら帰るぞ」
そう、5人の上司兼保護者の小宮山 亮隊長です。
現場への送り迎えは彼の運転するワゴン者で行われているのです。
「「「「はーい!」」」」
「……はい」
5人は元気良く返事をすると亮隊長について行きました。
がんばれメイデンジャー!世界の平和は君達にかかっているぞ!……たぶん。
「……任務完了」
強化幼女の処理を終えたピンクとグリーンは他のメンバーの元へやって来た。
「むがー!逃げられたー!」
「うぅ…お風呂に入りたいですわ~…」
「……どうしたの?」
なぜかレッドとイエローは白いベタベタしたものに塗れていた。
「やれやれ…。自業自得だよ。レッド、イエロー?」
呆れた表情で肩を竦めるブルー。
「うぅ…わかってますわよぅ…。ちょっと調子に乗りすぎましたわ…」
「あはははは!レッドちゃんベタベター!」
「うっせー!ピンクもベタベタにしてやらぁ!」
「キャー♪」
5人でワイワイ騒いでいると若い男がやってきた。
「おい、終わったんなら帰るぞ」
そう、5人の上司兼保護者の小宮山 亮隊長です。
現場への送り迎えは彼の運転するワゴン者で行われているのです。
「「「「はーい!」」」」
「……はい」
5人は元気良く返事をすると亮隊長について行きました。
がんばれメイデンジャー!世界の平和は君達にかかっているぞ!……たぶん。
幼女戦隊メイデンジャー・第壱話―完―
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
次回予告
第弐話 小宮山亮の憂鬱
亮隊長の悩みとは?そしてメイデンジャーとは一体何なのか?
登場(予定)幼女
あかね(レッド)・あおい(ブルー)・キキ(イエロー)・みどり(グリーン)・ももか(ピンク)・たらんちゅら
次回もまた見てね!
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次回予告
第弐話 小宮山亮の憂鬱
亮隊長の悩みとは?そしてメイデンジャーとは一体何なのか?
登場(予定)幼女
あかね(レッド)・あおい(ブルー)・キキ(イエロー)・みどり(グリーン)・ももか(ピンク)・たらんちゅら
次回もまた見てね!