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  • 新ジャンル「幼女980円(税)」SSまとめ@wiki
  • 怪物幼女1

新ジャンル「幼女980円(税)」SSまとめ@wiki

怪物幼女1

最終更新:2008年09月12日 02:56

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239 名前: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage] 投稿日: 2008/02/21(木) 02:54:34.88 ID:DKq22MAO



怪物幼女



学校からの帰り道、人気のない暗い道で突然誰かとぶつかった。

ドン!

男「………ん?」
幼女「………あ」

声のする方を見下ろす。………暗くてよく見えないが、ショートカットでワンピースを着た幼女がそこにいた。

幼「あ、あのっ!」
男「?」
幼「助けてくださいっ!」
男「へ?」
幼「今、追われてるんです!」

追われてる?誰に?………そういえば、幼女は幼男が天敵だと聞いたことがあるな。まさかこの子も……?

男「追われてるって、幼男にかい?」
幼「え?………違います。でも、あの、捕まったら殺されてしまうんです!だから……その……申し訳ないんですけど、今晩あなたの家でかくまってはいただけないでしょうか………」

参ったなぁ………面倒なことに巻き込まれたみたいだ。……でも放っとくわけにはいかないよなぁ。特にこんな上目づかいで懇願されたら………

男「わ……分かった。とりあえずうちに来なよ。それからゆっくり話を聞こうか」
240 名前: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage] 投稿日: 2008/02/21(木) 02:56:33.16 ID:DKq22MAO
男の家


幼「おじゃまします……」
男「何も無い部屋で悪いね」

電気をつける。そして、さっきまで暗くてよくわからなかった幼女の姿を改めて確認してみる。……首輪がついてない。もしかして野良幼女か。
………ん?よく見ると頭に2本の角が生えているな。俺は幼女についてはあまり詳しくないのだが…幼女ってのは角があるものなのか?それで普通の女の子と区別しているのなら納得だが………
とりあえずこの子の問題を先に片付けよう。俺は幼女を居間に案内し、お茶を出して向かい合いながら座る。さて……何から聞こうか。

男「………じゃあまず、さっきは誰に、どうして追われてたんだい?
」
幼「それは………ん…………。……………」

幼女は言葉に詰まったように顔を伏せる。

男「ま、まぁ言いたくないならそれでもいいよ。赤の他人の俺にそんなこと話す必要はないしね、ははは…」
幼「……いえ、………あの。
『幼女狩り』って知ってますか?」
241 名前: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage] 投稿日: 2008/02/21(木) 02:59:47.58 ID:DKq22MAO
幼女狩り………
最近ニュースでよく取り上げられるいやな事件だ。

一言で言うと、野良幼女の大量虐殺。心無い主人によって捨て幼女が増え、結果的に野良と化した彼女たちがゴミを漁るなど社会に迷惑がかかるようになり、駆除が行われているという問題だ。
これには賛否両論があるが、俺は酷い話だと思う。彼女たちはただ生きようとしてるだけなのに……。

男「幼女狩り、か…………」
幼「………最近、特に虐殺が激しさを増してきているんです」

野良幼女であろうこの子も、おそらく幼女狩りに遭って………

……………。


男「一緒に……住むか?」
幼「えっ?」
男「俺には幼女の知識はほとんど無いし、どこまで面倒が見れるかわからん。
それに大学もある。君のことに時間を割いてあげられる暇はあまり無いかもしれない。
でも、放っとけないんだ。放っておきたくない。飼い主がいれば、幼女狩りの被害もだいぶ抑えられるだろう」
幼「で、でも………」
男「嫌か?」
幼「そんなことありません!ただ、貴方に多大なご迷惑をおかけすることになるのが………」
男「俺は大丈夫だよ。それより君がこのまま危ない町をさ迷い続けるのはあまりにも危険だ」
幼「あの、でも、ただ今夜一晩かくまってもらえるだけでよかったんです。
そんな厚かましいお願い…………それに……私は一人でも………」
男「ん?なんて言った?」
幼「い、いえ、何でもありません」
242 名前: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage] 投稿日: 2008/02/21(木) 03:04:24.24 ID:DKq22MAO
男「とりあえずさ、今夜は一晩泊まっていくつもりだったんだろ?」
幼「泊まっていくだなんてそんな……。寝床なんていりません。玄関だけでも与えられれば充分です」
男「おいおい……。まぁ、さ、俺は全然迷惑じゃないから。それだけは分かってくれ」
幼「………はい」
男「俺が嫌になったらいつでも出てっていい。ただし、俺に迷惑をかけるからなんていって出てくのはやめろ。人間誰しも生きてれば必ず誰かしらに迷惑はかけているんだからな」
幼「人間……。わ、私は………」
男「お前がもしこの家に住むことを決めたなら……そうだな、明日はお前の服でも買いにいくか。ちょうど土日だし」
幼「………あ、あの」
男「ん?」
幼「一緒に住むことに決めました。あの、よろしくお願いします」
男「ああ、よろしく」
幼「あの、お名前………」
男「あ、そういえばまだだったな。俺は男っていうんだ」
幼「よろしくお願いします男さん」
男「君の名前は?」
幼「前に使われてた名前は製造番号でした。……X0001といいます」
男「あー、駄目だそんなの。名前は記号じゃないんだ。確かに個人を識別するためにあるようなもんだけどな、名前にはいろんな意味が込められているんだから」
幼「……じゃあ、男さんが名付け親になってください」
男「ん、いいのか?ん~、それじゃあ………。…………シロ」
幼「白?」
男「ああ。何にも染まっていない色。また、何にでも染まる色。お前はまだ白色だ。これから何色に染まるのかな」
白「………シロですか、悪くないです」
男「じゃあ、これからよろしくな、シロ」
白「はい、よろしく」



こうして俺とシロの同棲が始まった

290 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage] 投稿日:2008/02/22(金) 05:11:52.83 ID:./l/cUAO

男「じゃあ、風呂入るか」
白「え……えっ?おふろ、ですか?」
男「ああ、お前だいぶ汚れてるだろ」
白「お……男さんと一緒に入るのですか?」
男「ああ、嫌か?
  あ、別に変なことはしないぞ。シロは一人じゃ入れないと思ってな……」
白「いえ、大丈夫です。一人で入れます」
男「………そうか。じゃあ先入ってくれ。夕飯の準備してくる」
白「はい」

そうしてシロはそそくさと風呂場へ入って行った。
………まだ信用されてないのだろうか。
仕方ないな。まだ会って何時間も経ってないし。

(ドタンバタン)

白「きゃあああ!!男さん!急に水が冷たくなりましたぁーーーっ!!!」

………なんだ、風呂入れないんじゃないか。
思わず苦笑する。

男「シロ~。入れないなら最初からそう言……」
白「は、入らないで下さいっ!!」


………ちょっとイラッときた。
年頃の女の子ならまだしも、まだ父親と一緒に風呂に入っててもおかしくないような年齢の幼女に煙たがられるなんて。
………外見年齢より精神年齢が高い幼女なんだろうか。
それならあんなに謙虚なのも分かるが………

脱衣所越しにシロへお湯の出し方を教え、俺は再び夕食の準備に取り掛かった。

291 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage] 投稿日:2008/02/22(金) 05:14:35.15 ID:./l/cUAO
しばらくするとシロが上がってきた。
………タオル一枚で。

白「………男さん、服……」

……しまった。明日幼女ショップに服買いにいくって言ったからか今日着る服のことはすっかり忘れてた。

男「あ、ああごめん!今探してくる!」

俺は急いでクローゼットの中を漁った。
俺の服のサイズはどれも合わないよなぁ……
………上着ならガウンでなんとかなるか。

男「すまんシロ。とりあえずこれで我慢してくれ」
シロに冬物のガウンを渡し、下に履くものを探す。

下はおそらく何を着てもダボダボだからな。せめて下着代わりになるものだけでも………

白「あの」
男「うわっ」

いきなり後ろからシロに声をかけられた。

白「下着は、いいです」
男「いい?………いらないってこと?」
白「はい」

………落ち着け俺。
ノーパンで生活するなんて露出狂かこのスレの住人ぐらいだ。
……このスレの住人?俺は何を言ってるんだ………
とにかくシロは、この子はそんな変態どもとは違う、違うはずだ!!
違ってくれ!!!

白「下は履かなくていいです。今までも履いていませんでしたから」





……………シロ、お前、変態だったのか…………orz

292 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage] 投稿日:2008/02/22(金) 05:15:45.93 ID:./l/cUAO
い、いや、これは俺へのサービスとも受け取れる。
きっと何か俺の役に立ちたいと思っていたけど何もできないからご奉仕という最終手段に出たと、そう考えるんだ!いや、きっとそうに違いない!!

俺は思いきって言ってみた。

男「なぁ、シロ。パンツ履かないってことは見られてもいいってことだよな?
その……大事な所………」

どう見ても変態の発言だが、それはお互い様だ。

白「大事なところ?………まさか、見たんですか!?」

いや、アンタ見せる気満々じゃないか。

男「まだ見てないけど、危ないぞ。その……きわどいというか……」

シロは慌てて巻いていたタオルを下にさげる。
………この子はわけがわからん。
見られるのを嫌うのにノーパン希望………。
まぁ、俺に見せるつもりがないのは分かった。
ただ単にパンツは窮屈で好まないってだけだと解釈しとこう。

293 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage] 投稿日:2008/02/22(金) 05:21:13.15 ID:./l/cUAO
ちょっといざこざはあったが、ようやく夕食ができたのでシロと食べることにする。

誰かと夕飯を一緒に食べるのなんて一人暮らしを初めてから一度もなかった。
友達がいないわけではない。何も無い自分の家に呼ぶ理由が無かっただけ。

でもこうやって一緒に食べるだけで………随分と料理の味も違ってくるんだな。

白「………おいしいです」
男「そうか、よかった」

自炊が出来てて本当によかった。
これがコンビニ弁当だったら雰囲気もだいぶ違ったと思う。
なにせ暖かみが違う。

男「………シロ、寒くないか?」
白「いえ、大丈夫です」

結局シロはタオル1枚にガウンという格好のままだ。
風邪を引かないか本気で心配だ。

男「今日は布団たくさんかけて寝ろよ。体暖めないと風邪ひくからな」
白「……男さんはどこで寝るんですか?」
男「ソファーで寝るさ」
白「……あの、一緒に寝てください」

……正直、予想GUYだった。
風呂場で嫌がられたから、一緒に寝ることもないだろうと思ってた。

男「シロ、いいのか?俺に気を使わなくてもいいんだぞ」
白「一緒に寝てくれればもっと暖まりますから」

絶対にシロには手を出さない。
それは彼女を家に連れてきたときから決めていたが、今彼女が履いてないことを考えると………俺の意思に反して手と男の性が動き出すかもしれん。

そのときは………
まぁ、そのときだ。

294 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage] 投稿日:2008/02/22(金) 05:22:56.75 ID:./l/cUAO
男白「「ごちそうさまでしたー」」

男「じゃあ、俺は食器洗うからシロは先寝てていいぞ」
白「いえ、私も手伝います。男さんはおふろまだでしたよね?私が洗いますので入っちゃってください」
男「ん、いいのか?じゃお願いするよ」



風呂………脱衣所まで水浸しになってた………
やれやれ……こりゃ掃除が大変だ………




白「あ、あがりましたか」
男「おっ、お疲れ。ありがとうな」
白「じゃあ寝ましょうか」
男「おっと歯磨きを忘れてるぞ」


二人で一緒に洗面所で歯を磨く。
シロは背が低いので鏡が見えない。
俺も昔はこんなんだったなぁ………





白「おやすみなさい、男さん」
男「ああ、おやすみ」

二人で同じベッドに入る。
俺たちは向かい合って寝た。


しばらくはいろいろな考えが頭の中に浮かんで眠れなかった。

シロは、自分のことをあまり話さなかった。
幼女狩りの話はしたけど、自分が野良幼女だとは言ってない。
どこから来たのかも教えてくれなかった………
そのうち、打ち明けてくれるだろうか。
その時、俺は何ができるんだろう。

………今は、シロの事情は深く詮索しないでおこう。
シロと楽しく過ごすことだけを考える。
そして、もし誰かが襲ってきたら、絶対に、守り抜く………
………絶対に………



シロが完全に眠りに落ちた頃、俺はそっと彼女を抱きしめた……………

383 名前:SS@怪物[sage] 投稿日:2008/02/24(日) 06:14:38.78 ID:qf/M32AO

2日目(土)


ジリリリリリリリ………カチッ

男「シロ。朝だぜ、起きろ」
白「んにゅ~………」

今日は幼女ショップに行く日だ。シロを起こす

白「男さぁん……おはようございます……」
男「おはよう。今ご飯作るから待ってな」



男「できたぞ」
白「これはなんですか?」
男「卵焼きとほうれん草のソテーとみそ汁。しょぼくてすまん」
白「いえ、そんなことないですよ。いただきます。………うん、おいしいです」
男「こんぐらいはなー。シロでも作れるぞ。今度教えてやろうか?」
白「あ、ぜひおねがいします」

食後、俺は着替えを済ませ出かける準備をする

白「あの、私こんな格好ですけどどうやって行くんですか?」
男「おぶってくよ。上にコート着せりゃあ裸なんてわからんし。幼女ショップで服買ったらそこで着替えよう」
白「いちおうタオルは巻いていきますよ」

シロをおんぶして家を出る。想像以上に軽かった

白「幼女ショップってここからどのくらいの距離にあるんですか?」
男「ん~……歩いて30分、走れば10分くらいの距離かな」
白「じゃあ走ってください」
男「いいのか?しっかり捕まってろよ!」
白「はい!」



男「ぜぇ……ぜぇ………流石に……全力疾走はきつい………」
白「おつかれさまでした~」
男「シロ……なんか嬉しそうだな………」
白「えへへ………男さんががんばって走るところを見たかっただけです」
男「はぁ……はぁ……はぁ……?」

384 名前:SS@怪物[sage] 投稿日:2008/02/24(日) 06:16:32.14 ID:qf/M32AO
店員「らっしゃいませー」

幼女ショップには初めて来たが……凄いな
どこを見渡してもカゴに入れられた幼女、幼女、幼女………

幼女1009「お兄ちゃん私を買ってください~」
幼女2537「そんな娘より私の方が美しくてよ?」
幼女4158「拙者、お主の下で仕えたいのでござる」

ペットショップよりも数段賑やかだな。ここの飼育係りは大変そうだ
………そういえば

男「シロ、この中じゃお前だけじゃないか?頭にツノが生えてるの」
白「あ、………そうみたいですね。珍しいんでしょうか」

俺としてはツノよりネコ耳の方がいいんだが……というのは口に出せない

幼女用の服コーナーを見て回る

男「シロ、お前が好きなのを選べ」
白「え、と……じゃあ、それとそれと………あれがいいです」
男「…………全部似たようなワンピースじゃないか。いいのか?もっといろんなの着なくて?」
白「はい、私はそれがいいです」
男「そうか………」

風が吹いたらまる見えじゃないか
まぁシロがいいって言うんならそうしよう

385 名前:SS@怪物[sage] 投稿日:2008/02/24(日) 06:19:54.33 ID:qf/M32AO
男「すいませーん、これくださーい」
店「はい、………3点で4,440円になります」

シロをおぶったまま会計を済ます

男「よしシロ、そこの試着室でこれ着てこい」
白「わかりました」

シロが試着している間、俺は店内を眺めていた。……随分と広い店だな。向こうに幼女用のおもちゃがある。後でシロに買っていってやるか………。そもそも幼女用と人間用とじゃどう違うんだ?

男「………あれ?あれは…………」

遠くに知っている顔がいた。高校のとき仲のよかった女だ

男「お~い女!」
女「あ!男くん!久しぶり~」
男「こんなとこにいるってことは女も幼女買ったのか」
女「まぁ買ったんじゃなくて拾ったんだけどね、昨日」

がくん!

いきなり足の力が抜けたかと思うと、俺は床に倒れ込んだ

幼「あはははは、引っ掛かった、引っ掛かった!ひざかっくん!」

俺の後ろでケタケタと笑う声

女「こら!いたずらしちゃ駄目って言ったでしょ!!」
男「………これが女の幼女か?」
女「そだよ~。まだ名前はつけてないけどね~」
幼「X0003って名前があるって言ったじゃん!」
女「あんたそれでいいの?それは幼女の識別番号じゃない」
幼「うるさいなぁ~。おいそこのお前!いつまで床に座ってんだ!通行人の邪魔だろ!」

な………なんて生意気な奴だ!………俺はゆっくりと立ち上がって幼女を見下ろす

幼「な……なんだよ」
男「おチビちゃん。悪いけどそんな低いとこから叫ばれたって俺には見えないんだ。間違って通行人に踏み潰されないように気をつけた方がいいよ?」
幼「なんだとてめぇ!」

ガシッ!ゴスッ!

ものすごい勢いでスネを蹴られた

俺「いっ痛ぇ!痛ぇ!でっでもそんなにうるさかったら気付かない奴はいないよなぁ!逆に誰も近づかないよ!あははは…痛え!!」

あ……足に噛み付きやがった!!
もう我慢ならん!このガキしばいて………

女「ちょっといい加減になさい!!」
白「あの……男さん………」

386 名前:SS@怪物[sage] 投稿日:2008/02/24(日) 06:22:01.18 ID:qf/M32AO
男「あ、シロ。着替え終わったのか」
白「うん。どう?」
男「よく似合ってるよ」
白「///」
女「へぇ~それが男君の幼女なんだ」
幼「!?」
白「!………X3?」
X3「(ちょ…ちょっと!なんであんたがここにいるのよ!)」
白「(私、昨日から男さんの家に住むことになったの…X3こそなんで?)」
X3「(…今ここで話すのはまずいって!)」
男「2人ともどうしたんだ?」
白「いえ何でもないです」
女「シロちゃんだっけ?あなたもなかなか可愛いわね」
白「あ、ありがとうございます」
X3「おいてめぇ!X1…じゃねぇ、シロに手ぇ出したらただじゃおかねぇぞ!」
男「俺はそんなことしねぇよ。お前はいいよな、襲われる心配がないから」
X3「どういう意味だコラ!!」

突っ込んできた幼女の頭を手で押さえる

男「お前あれだな、蹴り女。うん、お前の名前は蹴り女だ」
X3「こ…この……離しやがれ………」
女「じゃあ男君、これ以上うちの幼女が迷惑かけると悪いし帰るね。たまには遊びに来てもいいんだよ?」
男「ああ…気が向いたら行くよ」
X3「………フン!」

2人は店から出ていった

387 名前:SS@怪物[sage] 投稿日:2008/02/24(日) 06:24:26.03 ID:qf/M32AO
少し静かになった店内で他に幼女育成に必要なものを買った

俺が大学へ行っている間に必要な幼女フードなどの食料、遊び道具、下着(シャツと靴下)、靴、よだれかけ…

白「よだれかけなんていりませんよ!」
男「あはははは…まぁ、似合ってたらかわいいよ?」
白「そ、そうですか…?」

………こいつ、おだてれば何でもやるタイプと見た

勢いでいろいろなコスプレ衣装も買う
さすがその手の客用にも備えているだけあって沢山の幼女用の服を買えた
メイド、ゴスロリはもちろん、スク水、巫女、セーラー服、ボンデージまで

白「あの…それ、私が着るんですか?」
男「幼女は度胸、何でも試してみるもんさ」

財布が寂しくなったが、悪くない買い物だったのでよしとしよう

男「さて……まだ昼まで時間があるな。どうしようか」
白「とりあえずこの荷物を置きに家へ戻りません?」
男「そうだな……ところでシロ」
白「その荷物を持つのを手伝ってほしいのでしょう?」
男「ああ……軽いからこっちの衣装を頼む」
白「…………なんだかキリストが十字架を背負って歩く気分です」
男「だーいじょうぶだって。着た所で死にはしないんだから」
白「はぁ……まぁ男さんが喜ぶならいいですけど」
男「嬉しいこと言ってくれるじゃないの」

388 名前:SS@怪物[sage] 投稿日:2008/02/24(日) 06:25:58.30 ID:qf/M32AO
男の家


男「ふぅ。さて、昼は外食にするか」
白「がいしょく?」
男「外で食べるってこと」
白「ピクニックですか?」
男「あー……それもいいな。でも残念、弁当が無い。ピクニックはまた今度な。外食はレストランとかだよ、知ってるだろ?」
白「あーわかりました。でも外食って聞いたら普通ピクニックだと思いますよ」
男「そうか?」
白「そうですよ」



男「ここのラーメン屋はな、麺も旨いが水もおいしいんだ」
白「そりゃまたマニアックですね」
男「出される水も大事だからな、井戸水らしいぞ」
白「へぇー……。………あ、本当だ、さらさらしてるっていうか…飲みやすいですね」
男「もちろん麺も旨いからな。………お、来たぞ」



白「はーっ……まんぷくです」
男「さてどこ行こうか」
白「私、公園に行きたいです」
男「公園ならここからちょっと遠いけど歩いていける距離に森林公園があるからそこ行こうか」
白「はい」

389 名前:SS@怪物[sage] 投稿日:2008/02/24(日) 06:42:03.92 ID:qf/M32AO
森林公園についた


男「どうだ?」
白「広いですね………かくれんぼしましょう!」
男「シロ、ここは広いからあんまり遠くへ行くんじゃないぞ!もし誰かに襲われたら大声で叫べ」
白「はい、わかりました」
男「じゃあ俺から鬼やるぞ。1分で始めるからなー。いーち……にーい……」


――――――――――――――――――――――――――――――


「おかあさーん!ぼく、ともだちができたよー!」
「あらあら………ちょっと!それは幼女じゃないの!」
「え?ようじょ?このこいっしょにあそんでくれたんだよー」
「いいからさっさと帰るわよ!あなた、この子にはもう近づかないでちょうだい!」
「………………」

……………。野良幼女と遊んでる子供は貧しく見えるって、あの人から聞いた。例え自分に人間の友達がいなくても、野良幼女なら誰とでも遊んでくれるからなんだって
私は子供と遊べないのかな………。………でも……私は……幼女じゃ………


………今はそのことは忘れよう。かくれんぼだ。どこに隠れよう………。遊具の回りはすぐ見つかっちゃうかな………。あ、あの小屋の裏にしよう


パンッパンッパンッ

「うぅっ……もうやめてぇ………」

なんだろう……声が聞こえる………

幼男1「おらっ!もっと腰動かせよ!!」
幼女「はぁっ……はぁっ……!ひぐっ………」
幼男2「こっちの口がお留守だぜ!ぎゃはははは」

幼男だ!………3人で寄ってタかっテ………………襲ワれてルのハ………ノ良ヨうジョ?

ズッチュズッチャズッチャ

幼男1「おっ…イク……そろそろ出すぞ…中に………!」
幼女「いやッ!やめてっ!誰か助け」
幼男3「騒ぐんじゃねぇよ!!」

ドゴォッ

幼女「うぐっ!ぐえぇっ……!」

白「ヤメロ」

391 名前:SS@怪物[sage] 投稿日:2008/02/24(日) 06:49:00.94 ID:qf/M32AO
幼男1「あ?なんだオメー」

白「ヤメロッテイッテンダ」

パキ…

幼男2「こいつも幼女じゃないですかい?一緒に犯っちまいましょうぜ」
幼男3「じゃあもっと仲間が必要だな。お~い集まれ~!」

ガサガサガサ

幼男4「なんすか?今ちょうど一匹犯り終わったところなのに」
幼男5「その犯り終わった幼女は手足縛って川に流してきたぜ!」
幼男6「さるぐつわもつけっぱなしだから確実に死んでるな!あはははは」

パキ…パキキ…

白「……フゥ~……フゥ~………」

幼男2「どうせ幼男なんだから一匹ぐらい犯り終わってもまだまだ性欲は余ってるんだろ?そこに幼女が1匹釣れたからお前らに分けてやるよ」

パキ……

幼男4「…………あの、幼女ってどこに?」
幼男1「そこにいるだろう。お前らの目のま…………え…………」
幼男5「あの………これは………化け物っていうんじゃ………ないでしょうか……………」
幼男6「お、俺にこんなの犯す趣味はねーぞ!!」

白「グルアアアァァァアアァアアアアアアア!!!!!!」

幼男「ぎゃああああああああああああああ!!!!!」

392 名前:SS@怪物[sage] 投稿日:2008/02/24(日) 06:51:04.09 ID:qf/M32AO
男「くっそー……シロめ、どこに隠れたんだ?今度はあっちの方探してみるか………」



白「………ハァ………ハァ………ハァ…………」
幼男1「ひっ……!く……くるな………」
白「ハァ………まだ………最後にやることが………残ってる…………」
幼男1「………へ………?」

パチュン

幼男1「ウッギャアアアァァァアアアアアアア!!!!!」


ガクガクガクガク

幼女「う……ひぃ………や……やぁっ………」
白「大丈夫……私はあなたの味方だから………」
幼女「だ……だって……あなた………3mはあった……角の大きい化け物に…………」
白「……あなたを助ける為に変身したの………」
幼女「そんな……醜い……正義の味方は………いない………」
白「そうね………ごめんなさい………怖がらせてしまって…………」
幼女「うぅっ………!…………あ………ありがとうございます…………」
白「!」
幼女「ありがとう…………」
白「………さっきあいつらに殺された幼女の分も……しっかり生きてあげてくださいね………」

ひょいっ

男「シロ、見ぃ~つ~けた!」
白「あひゃっ!?お、男さん!?」
男「そんなとこにいたのか~。………ん?………幼女?」
白「…………」
幼女「……うっ………ぐすっ…………」
男「………なんで泣いてるの?」
白「………男さん。この森で生活してる野良幼女たちに安全な場所を提供できないでしょうか?」
男「この森に?………う~ん。………そういや、この森の奥にあるログハウスは夏以外はほとんど使われないから管理者に言えば貸してくれるんじゃないかな」
白「!彼女たちに使わせてあげていただけませんか!?」
男「ああ、なんとかしてみるよ」
白「あ、ありがとうございます!」
男「幼女を助けたいのは俺も一緒だ。お礼はいいよ。それより、お前もこの子に何かしてあげたんだろう?」
白「えっ?なんで………」
男「この子の涙は感謝の涙だ、見れば分かる」
白「…………」
男「偉いぞ、シロ。うん、さすが俺の自慢の嫁だな」
白「………嫁?」
男「いや、妹の方がいいかな?」
白「いえ、嫁でお願いします///」
男「じゃあ、そろそろ帰るか。……君は今晩営林署の小屋に行ってみるといい。もしかしたら、住む場所が変わるかもしれない」
幼女「ぐすっ………うぅぅ………」
白「(よかったですね)」

393 名前:SS@怪物[sage] 投稿日:2008/02/24(日) 06:52:17.00 ID:qf/M32AO
男の家 夜


男「……はい。……はい、そうですか。ありがとうございます」

男「シロ、森林公園のログハウスを幼女たちに解放することにしたそうだ」
白「!よかった……」
男「まぁ、それでも完全に安全というわけじゃないし、何か問題があったらすぐに追い出すって言われたけど」
白「十分ですよ。……今まで外で生活してきた彼女たちにしてみれば………」
男「………」



白「あの、男さん」
男「ん?」
白「明日、女さんの家に行きたいんです」
男「女の?何で?」
白「その……そこの幼女と話がしたくて………」
男「あの蹴り女と?やめた方がいいぞ。あいつは辺り構わず噛み付いてくるからな!」
白「いえ、でも根はいい子なんですよ」
男「へ?お前知り合いだったの?」
白「あ、いえ、その……そんな気がしただけです」
男「ふぅん……。ま、いいか。ちょうど女とも久しぶりにゆっくり話がしたかったことだし。じゃ、明日は女ん家な!」
白「はい。ありがとうございます」
男「おやすみシロ」
白「おやすみなさい男さん」

441 名前:SS@怪物[sage] 投稿日:2008/02/25(月) 08:07:40.99 ID:rwZB92AO
怪物幼女



3日目(日)


女の家


白「こんにちは女さん」
女「いらっしゃいシロちゃん」
男「おじゃましまーす」
X3「なんだお前も来たのかよ」
男「悪かったな」

男「女の家に来るのは初めてだなぁ」
女「別に何にもないよ。男君の家の方がよかったんじゃない?」
男「俺の家の方がもっと物は少ないぞ」
女「あんたなんにも趣味とかないもんね……。お金全然使わないでしょ?」
男「いや昨日は凄い出費だった」
女「へぇ。幼女ショップで何買ったの?」
男「言ったらそこのガキに殺される」
X3「………あ?」
白「……男さん。ちょっと彼女と散歩してきてもいいですか?」
男「外は危ないから俺も行くぞ」
白「あ……できれば二人で………」
X3「あそこの部屋行こう。女、絶対に入るなよな」
女「はいはい」

442 名前:SS@怪物[sage] 投稿日:2008/02/25(月) 08:09:33.63 ID:rwZB92AO
X3「昨日あたしもお前と話すつもりでお前ん家行こうとしてたんだ」
白「あ、そうなんだ」
X3「まぁお前の方から先に電話がきたからうちになったんだけどな」
白「………X3も飼い主が見つかってよかったね」
X3「ああ、女に拾われたのは偶然だった。もし人間の男に拾われたら肉奴隷にされかねないからな」
白「……男さんはそんなことしないよ」
X3「まぁいざとなりゃ怪物化すりゃいいんだ。……まだ男には見せてないよな?」
白「うん……。でも、見せても男さんは私を好きでいてくれると思う」
X3「まぁ、男はいいんだよ。お前を溺愛してるみたいだしな。でも、普通はそうはいかない。もし一般人にお前の化け物姿を見られたらとんでもないことになるぞ」
白「あ……そういえば昨日、外で変身しちゃった………」
X3「なにィ!?なんで!?」
白「幼女が……幼男に襲われてたから………」
X3「……相手は何人?」
白「6人………」
X3「6人か………なら仕方ないな………。誰かに見られたか?」
白「たぶん大丈夫だと思う………」
X3「あまり人がいない場所で幼男と遭遇したのは奇跡だ。幼男は人前でも堂々と幼女を犯すからな」
白「うん……昨日は運がよかった………」
X3「今度からは人前で幼男に遭遇したら怪物化は控えるんだ」
白「え、それじゃあやられる……」
X3「3人までなら変身しなくても力を少しだけ引き出せばなんとかなるだろう」
白「……そんなのできるの?」
X3「まさかお前……知らなかったのか?」
白「あんまり変身しないからわからなかった………」
X3「力を少し引き出すだけなら外見はたいして変わらない。ちょっと顔が怖くなるけどな……。とりあえずやってみようか」
白「うん」

パキ……パキキ………

白「………こう?」
X3「で、でかいでかい!もっと抑えるんだ!」

443 名前:SS@怪物[sage] 投稿日:2008/02/25(月) 08:12:48.29 ID:rwZB92AO
男「なあ」
女「ん?」
男「お前の幼女も角が生えてるんだな」
女「ええ、不思議よね。尻尾もあるのよ」
男「尻尾?」
女「あなたの幼女には無いの?」
男「……見たことないな」
女「………あ、もしかしてまだ一緒にお風呂入ってなかったりする?」
男「あいつ何故か拒否するんだ。もしあいつにも尻尾があるなら……まさかそれを見られるのが嫌だから一緒に風呂入らないんじゃ」
女「………シロちゃんって履いてる?」
男「いやノーパンだ」
女「じゃあほぼ確定よ。彼女にも尻尾がある」
男「どうして?」
女「あんた分かんないの?もし尻尾が生えてたらどうやってパンツ履くのよ」
男「………あ」
女「だからうちの幼女も履いてないわ。そんなに大きくはないけどあれじゃあスカートみたいなのしか着れないよね」
男「だからワンピースにこだわるのか………」
女「なんかね、うちの幼女も尻尾見られるのが嫌らしいの。角があるんだから尻尾があってもおかしくないのにね」
男「……今日確かめてみるよ。なんで見られるのが嫌なのかも」
女「ところでさ、男君もシロちゃんを拾ったんだよね」
男「ああ、一昨日な」
女「偶然だね。私もだもん。あの二人、なんか繋がってるんじゃないかしら………」
男「悪いけどできれば一緒にしてほしくないな」
女「あの子いたずらばかりするけど、家事は手伝ってくれるし荷物も持ってくれたり意外としっかりしてるの」
男「む……そこはシロと一緒だ………」
女「今も二人でなんか話してるし、姉妹みたいじゃない?」
男「まさかそれは………」

ドタンガタン

X3「―――!―――――!!」

男「………まぁ、仲はいいみたいだな」

444 名前:SS@怪物[sage] 投稿日:2008/02/25(月) 08:16:36.64 ID:rwZB92AO
X3「………だいぶよくなったじゃないか」
白「腕だけ怪力になるようにしただけだけどね」
X3「充分だろう。それなら人前でもバレないし」
白「はぁ……好きに怪物化できないならこんな力いらないのに」
X3「………初めてだったからな」
白「そういえば他のみんなはどうしてるのかな……」
X3「………あんたは一番最初に逃げてきたから知らないんだったね」
白「みんな逃げられたの?」
X3「………たぶんだけど、X4から後のみんなは殺されたよ。……全員捕まっちゃった。逃げられたのはあたしとX2とあんた」
白「そんな………」
X3「これって世間でいう幼女狩りだよね。あたしはX2と一緒に逃げてきたんだけど途中ではぐれちゃった。今どうしてるかはわからない」
白「………」
X3「でもね、あんたが逃げた後みんなで約束してたんだ。もしここから逃げきれたら3日後にある場所で落ち合おうって」
白「どこ?」
X3「ここからそう遠くない丘の上。それより3日後っつったら明日だ。結局3人しか逃げられなかったけど……もしX2が約束を覚えていたなら明日合流できる」
白「それで……どうするの?」
X3「あたしたちがこれからどうするかを考えよう。あたしらを襲ったあいつらからどうやって身を守るか。それともあいつらを………」
白「………」

445 名前:SS@怪物[sage] 投稿日:2008/02/25(月) 08:18:53.16 ID:rwZB92AO
男「お、戻ってきたな」
白「お待たせしました」
女「シロちゃん料理ができるようになりたいんだってね。私が教えてあげようか?」
白「いいんですか?おねがいします」
女「じゃあキッチンに来てね。男君はうちの幼女と遊んでて」
男「えー」
X3「えーってなんだ馬鹿!」


男「お前、シロと何やってたんだ?」
X3「何やってたと思う?」
男「……変なことしてないだろうな」
X3「あたしはレズじゃねぇ。ホモのお前と一緒にすんな」
男「あ?誰がホモだコラ」
X3「シロみたいな子と同棲してて手を出さないなんてホモか聖職者くらいだろ」
男「お前の心は汚れてるな……」
X3「うっせえ!!」


女「じゃあ今日はカレーを作ろうか」
白「はい」
女「まずは野菜から。シロちゃんはこのじゃがいもを洗って剥いてね」
シロ「わかりました」

女「……シロちゃんはなんで料理ができるようになりたいの?」
白「花嫁修業です」
女「あはは…立派だね。でも主婦なら洗濯とか掃除もできないと」
白「むぅ……道は険しいです」
女「(幼女は結婚できないのは言わない方がいいわよね……)ちなみに相手は男君なの?」
白「……はい///」
女「男君ならきっと幸せにしてくれるよ」
白「私はもう十分幸せですよ。女さんとも会えましたし」
女「あはは嬉しいわね。……あ、できた?じゃあ野菜とルーを入れるからシロちゃんよく掻き混ぜてね」
白「了解です」

446 名前:SS@怪物[sage] 投稿日:2008/02/25(月) 08:21:31.63 ID:rwZB92AO
男「ちょっとトイレ借りるぞ」
X3「お手洗いといいなさいお手洗いと」
男「へいへい。よっこらしょっと」

ムギュ

X3「んにゃああぁぁぁああああああっ!!?」
男「な、なんだ!?」
X3「ば、馬鹿野郎お前……………尻尾………踏みやがって…………」
男「あ……ご、ごめん………」
X3「うぅっ………あ……あぁ………」
男「ど…どうしたんだ?そんなとこ押さえて………」
X3「お、お前早くトイレ行けよ!く、来んな!見るんじゃねぇぇえええ!!」
男「………うおお……びしょびしょじゃねぇか………」
X3「うわあああああああああん!!!!」

ダダダダダ…バタン!

男「あ!俺がトイレ行こうとしてたのに………」

10分後

X3「だからな、尻尾はその………ブツブツ」
男「性感帯?」
X3「はっきり言うな!」
男「それにしてもすごい濡れてたな……」
X3「触られるだけでも感じるんだ。握られたりしたらひとたまりもない。誰かさんは踏むなんて鬼畜行為に走りやがりましたがね!」
男「ごめん、本当に知らなかったんだ」
X3「シロには試さなかったのか?」
男「尻尾があるなんて今日知ったんだよ。あいつ見せたがらないんだ」
X3「そりゃそうだ。もし好奇心であんたに握られてはしたない姿でも見せちまった日にゃあ恥ずかしさで目も合わせられないだろうよ」
男「………………ウヒヒ」
X3「想像すんなタコ」

447 名前:SS@怪物[sage] 投稿日:2008/02/25(月) 08:23:36.89 ID:rwZB92AO
夕方


女「できました~。今日のご飯はカレーで~す」
白「カレーで~す」
男「おお!旨そうだ!!」
女「シロちゃんが半分作りました~」
白「作りました~」
X3「へぇ……あんたもなかなかやるのね」


「「いただきま~す!」」
男「うん、なかなか旨いぞ」
白「えへへ……」
X3「でもなんか足りない気がするぞ」
白「ギクッ」
男「………これ、じゃがいも入ってるか?」
女「あちゃ~バレちゃった。一応入ってるんだけどね。……シロちゃんが掻き混ぜすぎてほとんど崩れちゃったの」
白「………あ、あはははは」
女「注意しとくべきだったわ……」
男「なるほど、ルーの中に溶け込んでしまったわけか」
X3「にんじんと肉とブロッコリーしかないな。男、これやる」
男「おい俺の皿に勝手にブロリー入れんな!」
X3「隠し味とかはないのか?」
女「今日はないわね。シロちゃんに基本的なことを教えただけだから」
男「お前のアレを混ぜればいいだろう」
X3「こ……この変態!!!!」

ドカァァァァン

白「え?なになに??」
男「お、やりやがったな蹴り女!」
X3「天誅!天誅!!」
女「ちょっとやめなさい二人とも~!」

その後、4人で楽しく過ごしました………



男「おじゃましましたー」
白「女さん今日はありがとうございます」
女「んーんいいのよ。また来てね」
X3「男はもう来んな」
女「こら」
男「いや今日は悪かったな、……いろいろ」
X3「あーもう!女、あたし先に寝るよ!」
女「あ、………まったくあの子は」
男「じゃ、また今度な」
女「ええ。バイバイ男君、シロちゃん」



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