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  • 新ジャンル「幼女980円(税)」SSまとめ@wiki
  • 欠損少女-1

新ジャンル「幼女980円(税)」SSまとめ@wiki

欠損少女-1

最終更新:2009年06月02日 21:42

oreneet88

- view
メンバー限定 登録/ログイン
39 名前: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします 投稿日: 2008/02/07(木) 14:41:24.11 ID:jbqRMDQo
男「すいません、幼女あります?」

たまたま臨時収入が入って、一人暮らしが寂しいから幼女を飼うことにした
臨時収入っていっても宝くじで数万当たった程度だけど
それでも、きっとそれぐらいの値段で買えるんだろうなぁって思ってた・・・

現実は違った


店員「はい、こちらになります」


男「ご・・・50万・・・」

一番目立つところに展示されてる目玉幼女が50万円
他のケージに入ってる幼女も20万円近くする

店員「どうです?こちらの種類はブロンドのスタンダードモデルで初心者にも扱いやすく、しかも・・・」


店員の機関銃のような言葉を聞き流しつつ、店内を見渡す
とても買えないものをひたすら説明されても迷惑なだけだ
・・・・・・聞いたのはこっちからだけど

ふと、店の奥のほうに小さなケージが見えた
隅っこにある上、照明が弱い場所だからすぐには気づかなかった
あの中にもなにか動いているように見えた

41 名前: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします 投稿日: 2008/02/07(木) 14:43:24.50 ID:jbqRMDQo
男「あのケージは?」
店員「あぁ、あれですね?あれはあまりオススメしません」
男「・・・?商品じゃあ、ないんですか?」
店員「いえ、商品といえば商品なんですが・・・」
男「・・・ですが?」
店員「いわゆる、アウトレットです」
男「アウトレット?」
店員「はい、あの商品たち・・・今は残り一匹ですけど傷物なんですよ」
男「傷物・・・ですか」
店員「流行に遅れた物など、ほぼ新品と同質の物もありますが。基本的には何かしらの障害があります」
男「たとえば?」
店員「寿命が極端に短かったり、病気にかかりやすかったり等ですね」
男「そうなんですか」
店員「ですが、そんな幼女も売れるんですよ」
男「安いからですか?」
店員「はい、基本的に見た目で買っていく人が多いですから。アウトレットでも見た目が良いのは多いんです」
男「じゃあ、今売れ残ってるのは?」
店員「パーツが足りないんです」
男「・・・・・・」
店員「腕とか、目とか、あと生殖器なんかが無い場合がありますそれらは、見た目があまり良くないと売れないんです先ほど申し上げたように、基本的には見た目、あとは慰み物が目的ですから」
男「・・・・・・その幼女を見せてもらってもいいですか?」
店員「・・・えぇ、かまいませんよ」

店員「こちらになります」

店員が連れてきたのは黒髪の長い幼女
暗くてそれぐらいしかわからない

店員「こちらがアウトレットです、足りないパーツは右肩から右腕、左足首から下、右目、
   あと内臓が何箇所か人工内臓に変えてあります」
男「人工内臓?弱かったのか?」
店員「いえ、移植されたあとですね」
男「そう・・・ですか・・・」
店員「あと、前に集団で暮らしていたころ他の幼女に虐められていたので警戒心が強く、
   体にはまだアザが残っております」

店員がおもむろにライトを取り出し幼女を照らす・・・確かに右腕が見えない、体のほうにはアザも見える
顔は・・・髪が長くて見えない

店員「なんども申し上げますが、こちらはアウトレット品。お勧めはいたしません」
男「・・・・・・いくらですか?」
店員「保障はつきませんよ?」
男「承知の上です」

店員「アウトレット品のため、980円となります」

こうして、俺と欠損幼女との生活が始まった・・・




47 名前: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします 投稿日: 2008/02/07(木) 15:17:13.18 ID:jbqRMDQo
-欠損少女0日目-

男「まずは服だな」

さすがに素っ裸のまま歩かせるのは・・・ペット扱いだから捕まりはしないだろうが・・・
なんかなぁ・・・ほら・・・あれだ・・・良心?

男「で、どんな服がいいんだ?」
幼「・・・・・・」
男「・・・・・・」
幼「・・・・・・」
しまった、まさかここまで無口とは思わなかった
警戒心が強いとは聞いたが・・・

男「これにするか?」
フリルの付いたロングドレスを見せてみる

幼「(首を横に振る)」

男「・・・これはどうだ?」
水色のワンピース

幼「(首を横に振る)」

男「・・・じゃあ、これならどうだ!」
ぶるまー
ってもはや普段着ではない

幼「(首をかしげる)」
男「・・・拒否か?それとも・・・疑問か・・・?」
幼「・・・・・・」
男「・・・・・・えーと、店員さーん」

結局決まらなくて店員さんに選んでもらうことにした

ところが試着させようとするとものすごい逃げる
待ってくれ、左足悪かったんじゃないのか!?

―――20分後
男「・・・これ・・・・くだ・・・さい・・・・・」
店員「まい・・・ど・・・あ・・・りがとう・・・ございます・・・」

店員さんと一緒に全力疾走してようやく捕獲
おかしい・・・なんであんなに足が速いんだ・・・


結局、購入した服はダッフルコートと首輪のみ
他のはなぜか着ようとしなかった、下着をつけてないのにいいんだろうか・・・

とりあえず、幼女はそれでいいみたいで
そのまま帰ることにした


52 名前: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします 投稿日: 2008/02/07(木) 15:35:41.30 ID:jbqRMDQo
-欠損少女1日目-

幼「・・・・・・・・・・・・」
男「・・・・・・・・・」

幼「・・・・・・・・・」
男「・・・お」
幼「(布団にもぐりこむ)」
何かを言おうとするたびにすぐに隠れる
なかなかコミュニケーションがとれない・・・

男「どうしたもんかなぁ~・・・」
幼「(布団の隙間からのぞいてる)」
男「・・・・・・(どうしよう、見られてるよ・・・あつかいが難しいよこの子・・・)」
幼「・・・(凝視)」
男「・・・えーと、ゴハンデモタベヨウカナー(棒読み)」
幼「・・・(凝視)」
男「・・・(だ・・・誰か助けてくれ・・・この沈黙は・・・精神が削られる・・・!)」
幼「・・・・ゅー・・・」
男「・・・ん?」
幼「・・・しちゅーたべたい」
男「あ、あぁわかったシチューだなちょっと待ってろ、今用意するからな」

初めて口をきいてくれた、それがうれしくって
こんな幸せもあるんだなって思った

人気があるわけだ、一人じゃ味わえない幸せがあるからか


と、自分で納得しないと
今までの苦労が無駄になる気がするんだ

まぁ、幼女が好きなものが分かっただけでもいいとするか


幼「・・・まずい」
男「・・・・・・ごめん」

料理の勉強もしなくては


83 名前: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします 投稿日: 2008/02/07(木) 18:05:15.04 ID:jbqRMDQo
-欠損少女2日目-

幼「・・・・・・(凝視)」
男「・・・・・・(就寝中)」
幼「・・・・・・(凝視)」
男「・・・・・・(起床)」
幼「・・・・・・(凝視)」
男「・・・・・・(・・・動くと逃げるだろうからうごけないなぁ・・・)」
男「・・・ね」

ものすごい勢いで布団をかぶる
やっぱり何かを言おうとすると拒絶されるなぁ・・・

幼「・・・ぁ・・」
男「・・・ん?」
幼「・・・・・・」
男「どうしたんだい?」
幼「・・・・・・」
男「おなか空いたのかい?」
幼「・・・・・・(凝視)」

・・・遠目から見たら布団に独り言つぶやいてる変な人だよ

男「・・・シチューたべる?」
幼「・・・・・たべる」

――――30分後

男「おいしかった?」
幼「・・・・・・まずい」
男「・・・・・・ごめん」

昨日の残り物だ、少し考えれば分かることだったのに・・・

男「あ、そういえばそろそろ名前付けなきゃな」
幼「・・・・・・」
男「・・・・・・なにか呼ばれたい名前ある?」
幼「・・・・・・」
男「・・・・・・」
幼「・・・・・・」
男「・・・この沈黙は辛いって・・・」
幼「・・・・・・」
男「・・・くるみ、はどう?」
幼「(首を横に振る)」
男「・・・じゃあ、楓は」
幼「・・・(首を縦に振る)」
男「じゃあ、よろしくな楓」
楓「・・・・・・」
男「できれば、そろそろ返事をしてほしいなぁ・・・」


91 名前: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします 投稿日: 2008/02/07(木) 18:50:45.06 ID:jbqRMDQo
-欠損少女3日目1-

楓「・・・・・・(凝視)」
男「・・・ぉはょう」
楓「・・・・・・(凝視)」
男「・・・・ん?・・・逃げない?」
楓「・・・・・・(凝視)」
男「・・・・・・逃げない!?」
楓「・・・・・・(凝視)」
男「・・・懐いて・・・くれたのかな?」
楓「・・・(凝視)」
男「いや、あの・・・凝視はちょっと止めて・・・なんか恥ずかしい・・・」
楓「・・・(凝視)」
男「・・・・・・・今日は、ご飯は外で食べようか」
楓「・・・(こくん)」

・・・慣れてくれたのかな?
ほとんど喋らないけど・・・
逃げないだけよくなったんだよな
・・・・・・

男「・・・・・・」
楓「・・・・・・(腕にしがみついてる)」
男「・・・・・・あの」
楓「・・・・・・」
男「袖口を締め上げないで・・・手首の血が・・・」
楓「・・・・・・」
男「・・・・・・いや、ね。ちょっと緩めてくれる?」
楓「・・・・・・ぃゃ」
男「・・・・・とりあえず何か食べようか?」
楓「・・・(こくん)」


98 名前: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします 投稿日: 2008/02/07(木) 19:41:59.95 ID:jbqRMDQo
-欠損少女3日目2-

とりあえず近くのデパートに入ることにする
幼女は犬等と違って場所がほとんど規制されないのが便利だ
食事場所にはあまり困らない

幼女が食事を選ばなければ

男「やっぱりデパートの中はたくさん飲食店があるなぁ、なにか食べたいものはある?」
楓「・・・・・・」
男「パスタはどう?」
楓「(首を横に振る)」

何回このやり取りをやってきただろうか・・・
しかし!(きっと)パターンは読めた!
次はうどんだ!うどんを提示すればうなずくだろう!

楓「おすしが食べてみたい・・・」

男「・・・ん?おすしかい?」
楓「・・・うん」

予測が外れた
まぁ、向こうから話しかけてくれたからいいか

男「じゃあ、回転寿司いこっか?」
楓「・・・うん」


この調子で懐いてくれればいいな


110 名前: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします 投稿日: 2008/02/07(木) 21:07:25.05 ID:jbqRMDQo
-欠損少女3日目3-

男「で、何を取る?」
楓「・・・しゃけ」
男「鮭ね、・・・ほら」
楓「・・・ありがと・・・」

楓が鮭を口にほおばる
なにか大切なことを忘れてる気がするんだ
ほら、大人は平気だけど子供のころどうしても食べられないものってあるじゃないか

山葵

楓「――――――――!!」
男「・・・あ」
楓「ああぁぁぅぅぁぃぅぅぁ・・・」
男「あぁぁ・・・だ・・・大丈夫か?」
楓「ぁぁぁぅぅぃぅぅぁぁ」
男「と、とりあえずお茶だ、お茶を飲むんだ!」
楓「ぁぁぅぅぁぅぅ」

思いっきり取り乱して涙目で俺に引っ付いている
思わぬ一面が見れてかわいいが・・・
やっぱりかわいそうだ

男「ほら、お茶だ。飲んだほうが楽だぞ」
楓「ぁぁぅぅ・・・・」

楓がゆっくりとお茶を飲み込むにつれて動きがおとなしくなる

楓「・・・・・・(涙目)」
男「・・・ごめん、次はさび抜き取ろうな」
楓「・・・・・・ぅん」

303 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[] 投稿日:2008/02/08(金) 17:33:47.80 ID:vKodenEo
‐欠損少女14日目1‐

楓を買ってから2週間がたった
毎日、徐々に打ち解けていくことができて
今は、逃げないし。ほとんど怯えない
苦労(?)の甲斐があったと思う

司会男『最近、病院に行く幼女が増えましたね~』
司会女『そうですね~最近、幼女が風邪にかかる確率が例年より高いんですって』
司会男『いや~、幼女飼ってる人は大変ですよ~私も飼ってるんですけどね~』
司会女『・・・・え?・・・あ、はい~いいですよね~幼女~(顔歪めながら)』
司会男『でしょ~?君も飼ってみる?』
司会女『あ、いえ、私はいいですもう犬で精一杯ですから~』

男「・・・・・・この女性、嫌がってるよなぁ・・・」
楓「・・・うん」
男「これもセクハラに入るのかなぁ?」
楓「・・・わかんない」
男「風邪が流行ってるってさ」
楓「・・・うん」
男「・・・・・・病院で検査しとく?」
楓「・・・や」
男「・・・・・・一応行っとかない?」
楓「や」
男「もしもの・・・」
楓「や」
男「ゆ・・・」
楓「や」
男「・・・夕飯シチューにするって聞こうとしたんだけど・・・」
楓「食べる」
男「でも今、『や』って」
楓「食べる」
男「で・・・」
楓「食べるー!」
男「・・・わかったよ」

309 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[] 投稿日:2008/02/08(金) 19:41:51.71 ID:vKodenEo
‐欠損少女14日目2‐

男「・・・今度のシチューはどう?」
楓「・・・前よりは良くなった」
男「・・・まだ不味い?」
楓「どちらかと言われれば・・・」
男「何が悪いんだろうなぁ・・・」
楓「・・・・・・」
男「やっぱりルーは自分で作らずに買ったほうがいいのかなぁ・・・」
楓「・・・多分」
男「さて、病院・・・」
楓「や」
男「びょ・・・」
楓「や」
男「・・・・・・風邪と病院どっちがいい?」
楓「・・・・・・病院」
男「・・・さ、病院行こうか」
楓「・・・ぅー」

俺も病院は嫌いだけどな
健康を願う親心というかなんと言うか・・・
親も俺が子供のころは大変だったんだろうなぁ・・・
歯医者、嫌いだったからなぁ

楓「ぅー・・・ぃゃぁ・・・」
男「・・・そこ、柱にしがみつかない」

335 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[] 投稿日:2008/02/08(金) 22:15:27.81 ID:vKodenEo
‐欠損少女14日目3‐

病院待合室にて
『192番の楓ちゃん、幼女科にお越しください』

男「あ、呼ばれたな」
楓「うん」



女医「こんにちは」
男「あ、こんにちは」
楓「・・・・・・」
男「・・・(女医だったのか、てっきり男の先生かと・・・)」
女医「どうかしました?」
男「え、いや、なんえもないですよ」

・・・噛んでしまった
幼女の医者って言うとどうしても男の医者しかイメージできない・・・
その手の人には天職だからなぁ・・・
・・・まさか!!

女医「私はロリコンじゃないですよ」
男「!!」
女医「・・・図星ですか」
男「・・・じゃあ、なんで医者を?」
女医「あなたに話す必要はないと思いますけど?」
男「・・・そうですね」
女医「で、この子ですか?」
男「はい、一応風邪が流行ってるって聞いたので健康診断に」
女医「・・・腕がないのは?」
楓「・・・!」
男「・・・前からです」
女医「そうですか、健康診断ですね?」
男「はい、お願いします」

409 名前: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします 投稿日: 2008/02/09(土) 15:11:00.82 ID:IuZ9/i2o
‐欠損少女14日目4‐

1時間後

女医「男さん?」
男「あ、はい終わりましたか?」
女医「はい」
男「・・・あれ?楓は?」
女医「奥で眠ってますよ」
男「あぁ、すいません迷惑をかけてしまいまして・・・」
女医「いえ、仕事ですから」
男「じゃあ、連れて帰ってもいいですか?」
女医「・・・いえ、まず聞いてほしい話があります」
男「・・・なんですか?」

女医が机においてあった紙・・・多分カルテを手にとって言う

女医「・・・今のところ健康に問題はありません」
男「・・・はぁ」
女医「あくまで、今のところです」
男「今のところ・・・ですか・・・」
女医「・・・あの幼女、腕以外にも何か足りないんじゃないんですか?」
男「・・・・・・はい、左足首から下と内臓がいくつか人工物だそうです」
女医「・・・人工物・・・機械ですか?レントゲンでみたところ機械に見えましたが」
男「いえ・・・わからないです、人工物としか・・・」
女医「まぁ、幼女に人工物の内臓といったら機械ぐらいしか使われませんけど
   その機械に問題があります」
男「え・・・どんな問題ですか?」
女医「型が非常に古いです、もう故障しててもおかしくないくらいに古い型なんです」
男「え・・・じゃあ、どうすればいいんですか?もうどうにもならないんですか?新しい機械を入れるとかでは駄目なんですか?」
女医「慌てないでください、新しい機械を入れることもできますし、人間と同じように移植もあります」
男「そうですか・・・」
女医「ただし、人間と違って保険はききません、動物に近い扱いですから」
男「・・・まぁ、想像はついてました」
女医「まぁ、機械や移植も人間のものに比べると安いですけどね」
男「・・・・・・」


411 名前: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします 投稿日: 2008/02/09(土) 15:51:56.89 ID:IuZ9/i2o
‐欠損少女14日目5‐

女医「とりあえず幼女の保証書を見せてもらえますか?」
男「あ、持ってないです」
女医「・・・じゃあ、次から・・・」
男「いえ、もともと無いんです」
女医「・・・無い?」
男「はい、アウトレットで買いましたから、保証書は無いです」
女医「・・・参ったわね、保証書が無いと臓器を買うことも機械を買うこともできませんよ」
男「・・・なんでですか?」
女医「当たり前よ、保証書が無いってことはその幼女の存在が保障されていない
   例えれば、幼女の臓器だけ買って転売ってこともあるもの」
男「そんなことはしません!!」
女医「でも、保証書が無いと買えないわ」
男「・・・どうすればいいんですか?」
女医「・・・そうね、非人道的だけど。幼女を新しく買って、その子から移植させるのが手っ取り早いわ
   買えないだけで移植ができないわけでは無いから」
男「・・・・・・」
女医「でも、あなたがそんなこと出来るような人には見えないけど」
男「・・・・・・」
女医「そんなことが出来る人間なら病院なんかに幼女を連れてきたりはしないわ」
男「・・・・・・」
女医「で、どうするの?」
男「・・・え?」
女医「今ある選択肢は二つ、あの楓ちゃんを安楽死させるか、それとも残りの時間を共に過ごすか」
男「・・・後者に決まってるじゃないですか」
女医「そうよね、普通はそうよね。でもあの子に残された時間はどのくらいだと思う?」
男「・・・2年ぐらいですか?」
女医「いいえ、2ヶ月も生きればいいほうね
   今まで生きてたのが奇跡よ」
男「・・・まだ、2ヶ月あるんですね」
女医「ちょっと違うわ、長くて2ヶ月よ短ければ明日にでも」
男「今、私に出来ることは?」
女医「・・・あの子をあのまま見守ってあげるか、無償で臓器を提供してくれる人でも探すことかしらね
   機械を貰ってもそんなに長くはもたないわ、所詮人間が作ったものですもの」
男「・・・わかりました、もう連れて帰っても平気ですね?」
女医「はい、ちょっと話が長くなってしまってすいません」
男「いや、いいんです」
女医「・・・覚悟はしてくださいね」
男「・・・はい」


423 名前: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします 投稿日: 2008/02/09(土) 19:56:55.20 ID:IuZ9/i2o
‐欠損少女14日目6‐

看護士「・・・いいんですか?」
女医「何が?」
看護士「幼女って確か人間用の臓器も移植できたはずですけど・・・」
女医「・・・出来るな、でも人間の臓器も同じだよ。手には入らない」
看護士「・・・どうするんでしょうね、彼」
女医「さぁ?彼が見守るって決めたのならそれでいいんじゃなくて?」
看護士「・・・そういえば、幼女の移植できる臓器の大きさって決まってるんですか?」
女医「・・・なにを今更、勉強してきただろう」
看護士「・・・はい、幼女って成人男性の臓器でも平気なんですよね?」
女医「体の柔軟性がいいからな、比較的大きなものも受け入れられる」
看護士「・・・ありがとうございました」
女医「・・・・・・さ、次の患者をよんで」
看護士「はい」


424 名前: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします 投稿日: 2008/02/09(土) 20:02:08.60 ID:IuZ9/i2o
‐欠損少女14日目7‐

男「なぁ、楓」
楓「ん?」
男「今日の夕飯何にしようか?」
楓「しちゅー」
男「これでシチュー何回目だ?」
楓「しちゅー」
男「はいはい、帰ったらシチュー食べような」
楓「うん」


・・・正直、少し後悔してる
病院に連れて行かなければよかったって

でも、病院に連れて行かなかったら
楓の限界もわからなかった

長くて2ヶ月、短ければ明日まで

その間に俺は、この子になにをしてあげられるんだろう・・・

602 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[] 投稿日:2008/02/11(月) 11:14:03.94 ID:OsB4gl6o
‐欠損少女15日目1‐

おおまかな余命が宣告されて一晩たった
神経質になりすぎかもしれないが、昨夜は楓のことが心配で一睡もできなかった
『短ければ明日にでも』
この言葉が頭の中に残り続け、同じ思考がずっとループしてる
どうすれば楓を助けてあげられるか
幼女を普通に飼ってる人は何を深く考え込んでいるんだと言うかもしれない
でも、楓は家族だ
まだ、出会ってからあまり経っていないけれど
もう俺の家族なんだ・・・

楓「・・・どうしたの?」
男「・・・ん?起きたのか、なんでもないよ」
楓「・・・なんで、目の下にクマができてるの?」
男「ちょっと眠れなかっただけさ、すぐに消えるよ」
楓「・・・わたしのせいで疲れちゃったの?」
男「・・・いや、違うよ。ところでお腹すいただろ?何か食べたいものはあるか?」
楓「なんでもいいよ」
男「シチューじゃないのか?」
楓「うん、なんでもいいの」
男「・・・じゃあ、ハンバーグ食べに行こうか」
楓「はんばーぐ?」
男「食べたことないのか?」
楓「うん」
男「今日が初めてのハンバーグだな」
楓「うん」
男「じゃあ、食べに・・・ってなんで裸で眠ってるんだ?」
楓「きのうは、激しかったわね・・・」
男「誤解を招くようなことを言うな、ってかそんな言葉どこで覚えたんだよ・・・」
楓「病院で検査終わった後でテレビで流れてたんだよ?」
男「・・・どんな病院だ」

多分、誰かがいたずらに流しておいたんだろう

とりあえず楓に服を着せて、朝ごはんを食べに外へ出る
たしか近くのレストランにハンバーグセットがあったはず
楓が気に入ってくれるといいな・・・

622 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[] 投稿日:2008/02/11(月) 17:08:00.19 ID:OsB4gl6o
‐欠損少女15日目2‐

男「楓、これがハンバーグだよ」
楓「・・・いいにおい」
男「じゃあ、食べようか」
楓「いただきます」
男「いただきます」

男「・・・食べたらどこかに遊びに行くか?」
楓「?」
男「ほら、まだ出会ってから一回も遊びに行ってないからさ
 初めてのハンバーグに続けて初めての外遊びも良いと思うぞ」
楓「うん、じゃあ行く」
男「ん、それじゃあ食べ終わったら場所決めようか」
楓「うん」

それから朝食が終わり、一緒に電車に乗った

男「ほら、あれがネズ○ーランドだよ。いつも人が多くて入ったことないんだよな」
楓「そうなんだ」
男「しかも東京ネ○ミーランドなのに東京にないんだよ」
楓「・・・?なんで?」
男「いや、わかんないなぁ~。なんでだろうな」
楓「ぅ~・・・」

そんなくだらない雑談をしばらくしていて
行き着いたのは海
いっそ、○ズミーランドでもいいのかもしれないけど
同じ場所に人が多すぎるとつまらなくなるから
人が少なくて、落ち着ける場所
そして楓が見たことのないような場所に行きたかった

まぁ、本当は電車に乗って海見てたら砂浜に行きたかっただけだけど・・・

625 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[] 投稿日:2008/02/11(月) 17:31:44.37 ID:OsB4gl6o
‐欠損少女15日目3‐

楓「・・・おっきい水溜り?」
男「いいや、これは海だよ」
楓「うみ?」
男「あぁ、海だよ」

案の定、楓は海を知らなかった

楓「・・・目が」
男「ん・・・潮風かな、慣れるまでちょっと痛い」
楓「・・・ぅぅ」
男「まぁ、すぐに慣れるさ」
楓「あぅ」

二人並んで砂浜に座り込む

男「そろそろお昼かな?」
楓「おなかすいた・・・」
男「そんなこともあろうかと、駅弁を買っておいた!!」
楓「・・・えきべん?」
男「いや、まぁただ駅で売ってるだけのお弁当なんだけどね」
楓「おべんと~」
男「ほら、食べようか」
楓「うん」
男「あ、お茶も」
楓「ありがと」

お茶を渡したときに笑顔を返される
可愛らしい笑顔

・・・そういえば、楓のこんな笑顔を見たのは初めてだ

楓「・・・どうしたの?」
男「・・・あ、あぁいやなんでもないんだ」
楓「・・・?」
男「ほら、食べよっか」
楓「うん」

当たり前といわれたらそれで終わるけど
笑顔はやっぱり人を幸せにするって
今更ながら思い知った

だったら俺も、楓に笑顔を送りたい

少しでも楓に幸せになってほしいから

661 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[] 投稿日:2008/02/12(火) 16:33:14.10 ID:jHHi2HUo
‐欠損少女15日目4‐

水平線に日が沈む
二人で弁当を食べて
二人で雑談して
二人で夕日を眺める
ゆっくりと幸せな時間が過ぎていく
それと同時に楓の死が近づいてくる

男「海に沈む夕日って綺麗だよな」
楓「・・・・・・うん」

今はまだ忘れていよう
野暮なことは考えないで、今ある時間をすごせばいい

ゆっくりと沈んでいく夕日を見届けた後
二人で電車に乗り込んで家に向かう

楓「・・・・・・」
男「・・・楓、着いたから降りるよ」
楓「・・・・・・」
男「楓?どこを見てるんだ?」
楓「・・・おんぶ」
男「・・・おんぶ?」
楓「おんぶ・・・して?」

楓がさっき見ていたほうを見る
小さい子供が父親におんぶされてる

男「・・・」
楓「おんぶー」
男「はいはい、ほら」
楓「むふ~」

背中に乗って満足そうな声を出す

男「で、満足か?」
楓「うん」
男「・・・じゃあ、このまま帰るか」
楓「うん」


749 名前: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします 投稿日: 2008/02/13(水) 17:08:50.97 ID:L1MxHgko
‐欠損少女15日目5-

男「ずいぶん暗くなったな・・・」
楓「うん」
男「夕飯どうしようか?」
楓「なんでもいいよ?」
男「・・・今日は楓も一緒にシチューを作ってみるか?」
楓「うん」

背中に楓を背負い駅から離れていく
このまえ行った病院もこの近くにあったな・・・

楓「あったかい」
男「・・・俺もあったかいよ」
楓「むふ~」
男「すべり落ちるなよ?」

横断歩道で信号が青になるまで待つ

男「なかなか青にならないな」
楓「うん」
男「家に帰ったらどんなシチュー作ろうか?」
楓「なんでもいいよ?」
男「じゃあ、鶏肉と玉葱と人参と・・・あ、信号が青になったな」
楓「ん、しゅっぱつしんこ~」
男「はいはい、しゅっぱつしんこー」

信号が青になったのを確認してゆっくりと横断歩道を渡っていく

横断歩道の真ん中あたりで視界が白くなる

……なんでこんなに眩しいんだ?
今は夜だこんな明るいわけがない
騒音も聞こえる、ほらあれだ
よく交差点で聞くあの音だ

ここから逃げないと、楓が危ない

このままだと轢か
    し       で

か
    え 

          で・・・



758 名前: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします 投稿日: 2008/02/13(水) 19:07:51.91 ID:L1MxHgko

‐欠損少女15日目6-

???「おい、おい意識はあるか?」

男「・・・ぁ・・・」
???「意識は・・・あるみたいだな、おい担架持って来い!」
???「はい、すぐに持ってきます」
男「だ・・・れです・・・か・・・?」
???「・・・病院で会ったろう」
男「・・・あの・・と・・・きの・・」
女医「・・・・・・ふむ、ちょっと危険だな」
男「か・・・え・・では・・・?」
女医「・・・・・・今はまだ生きてはいるよ」
男「そ・・うです・・・か・・・」
女医「・・・おい、まだ気を失うな。お前にひとつ聞いておかないといけないことがあるんだ」
男「・・・・・・・・・・」
女医「私はあのとき、楓の臓器は買えないといったな」
男「なん・・・で・・・いま・・そのはなしを・・・・」
女医「あのとき、安楽死か短い時間を見守るか選択肢を提示したことを覚えているか?」
男「・・・・・は・・・い・・」
女医「ここで、ひとつ楓の命が助かる新しい問題と選択肢がある」
男「・・・・・・」
女医「楓は今現在意識不明、臓器のダメージも大きい。無論お前も重傷だがな」
男「かえで・・・は・・た・・・すかるん・・・で・・・すか・・・?」
女医「今、この状況のままならば助からないな」
男「・・・・ほう・ほうが・・・あるん・・・で・・・すか・・」
女医「お前の名義で臓器を買って楓に移植する、そうすれば楓は助かるだろうな」
男「・・・・・・」
女医「・・・どうする?楓を助けるか、自分が助かるか」
男「・・・・・・」
女医「臓器は一人分しか購入できない、時間も無い。さぁ、どっちだ?」
男「・・・・・・きま・・・って・・・いるさ・・・」
女医「・・・・・・」
男「かえでを・・・・・たすけてください・・・」




女医「・・・・・・・・・お前もペットを置いていくつもりか、この大馬鹿野朗が」



759 名前: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします 投稿日: 2008/02/13(水) 19:26:02.25 ID:L1MxHgko
‐欠損少女18日目1-

……目が覚めたのは白い部屋
白い天井、白いベッド、白い服

ここはどこ?

一緒に家に帰ってたはずなのに

海に行って、おべんと食べて、電車に乗って
おんぶしてもらって、晩御飯考えて、白くなった

白くなったら赤くなった

看護士「・・・目が覚めた?」
楓「・・・・・・」

病院で会った人だ

看護士「3日間も眠ってたんだよ?体は動く?」
楓「・・・・・・」
看護士「ご飯食べる?それとも散歩に行く?」

あの人がいない
会ってからいつも一緒にいてくれた人
どこを見ても白い物ばっかりと病院の人だけ

看護士「大丈夫?しゃべれる?」
楓「・・・はい」
看護士「事故にあったときの事、覚えてる?」

赤、真っ赤、最後は真っ赤

楓「・・・・・・覚えてないです」

何があったかわからない
分からないから覚えてないって言った

看護士「まぁ、しょうがないよねで、どうする?ご飯にする?散歩にする?」
楓「・・・探したい人がいます」

まだ、今日はあの人に会ってない
どこにいるの?



760 名前: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします 投稿日: 2008/02/13(水) 19:35:34.37 ID:L1MxHgko
‐欠損少女18日目2-

看護士「誰を探したいの?」
楓「あの・・・私と一緒にいた人は・・・?」
看護士「あ・・・・え~と・・・」
楓「今、どこにいるんですか?」
看護士「・・・・・・え~と、うん、まぁほらとりあえず散歩いこっか」
楓「どこにいるんですか!?」
看護士「・・・ちょっと待っててね」

そのまま、何も教えてくれずに部屋から出て行った

楓「あ・・・・・」

誰もいなくなった
私はベッドから降りて、病院の中を彷徨いはじめた
少しでも早く会いたい、話をしたい、一緒にいたい

楓「どこ・・・・・どこにいるの・・・・?」

見つからない、いろんな部屋を見てもいない
布団が多い部屋、食べ物を作ってる部屋、人が多い部屋

どこにもいなかった



761 名前: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします 投稿日: 2008/02/13(水) 19:57:01.59 ID:L1MxHgko
‐欠損少女18日目3-

看護士「・・・あの子、楓ちゃんはあのままでいいんですか?」
女医「今のところはね」
看護士「でも、かわいそうじゃありませんか?」
女医「・・・・・・かわいそう?」
看護士「はい、だって飼い主に会えないんですよ?かわいそうですよ」
女医「・・・まだ会わせるわけにはいかないだろう」
看護士「でも・・・」
女医「・・・・・・あ、そうだ、私は楓の治療が完治したら医者を辞めるつもりだ」
看護士「どうしてですか?」
女医「この体じゃあ、もう医者は務まらないさ」
看護士「・・・?」
女医「ちょっとね・・・大馬鹿野朗を見たら思い出しちゃってね、私もつくづく大馬鹿だよ」
看護士「・・・もしかして」

女医「あぁ、私のをあの大馬鹿野朗に移植したんだよ」

――――――――――――


男「・・・・・・」

ピッピッピッピッピ

機械の電子音が細かく聞こえてくる
……生きてる?
なんで俺が生きてる?

男「・・・楓?楓は!?」

返事は無い、部屋にいるのは俺だけだ
返事があるわけが無い

男「・・・・・・楓」

腕に刺さっている点滴の針を引き抜いて一目散に部屋を出た
ひたすら走って、片っ端から部屋を探す

男「・・・・・・どこだ!!」

見つからない、どこだ、どこにいるんだ


男「楓ぇーーー!」



762 名前: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします 投稿日: 2008/02/13(水) 20:33:34.72 ID:L1MxHgko
‐欠損少女18日目4-

女医「・・・どうした、騒がしいな。ここは病院だぞ」
男「なんで俺が生きてる!?楓はどうした!?」
女医「おちつけ、楓も生きてるし、お前も生きてる。何も問題は無いだろう」
男「でも、あんたはあの時臓器は一人分って」
女医「あぁ、言ったなたしかに買えるのは一人分って言ったな」
男「それは楓の分だろう、じゃあ俺のはどうしたんだ?」
女医「それは話す必要が無いと思うが?」
男「・・・とりあえず楓は無事なんだな」
女医「間違いない、うちの看護士が確認した」
男「そうか・・・、今どこにいる?」
女医「たぶん部屋に、出かけていなければね」
男「ありがとう、退院はできますか?」
女医「・・・できればもう少し入院したほうがいいな」
男「あまり金は無いんですけど」
女医「それは大丈夫だ、轢いた人から治療費は払ってもらう事になってるからな」
男「・・・そうですか、じゃあもう少し入院してますね」
女医「あと、楓と相部屋になるように手配しておくから。部屋、間違えるなよ」
男「・・・どこですか?」
女医「楓がいる部屋にベッドをもうひとつ用意しておくよ」
男「ありがとうございます、じゃあ行きますね」
女医「夜に激しくやって、あまりを大声出さないようにな」
男「・・・・・・そんな目で楓を見てないですよ」



767 名前: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします 投稿日: 2008/02/13(水) 21:47:55.64 ID:L1MxHgko
‐欠損少女18日目5-
楓「いないよぉ・・・どこにいるの・・・?」

泣きじゃくりながら部屋に入ってくる楓

男「楓・・・?」
楓「え・・・・?」

俺は女医の言った部屋で待っていた
待っていたというより、来てすぐに楓が入ってきた

男「楓・・・よかった・・・本当に・・・生きてた」

そういって楓を抱きしめた
これ以上何も言えずに、強く抱きしめた

楓「やっと会えた・・・」

楓も泣き止んで、二人で抱きしめあった
―――――――――――――




768 名前: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします 投稿日: 2008/02/13(水) 21:49:11.18 ID:L1MxHgko
‐欠損少女18日目6-


女医「ちょっとひとつ頼まれごとをしてくれないか?」
看護士「え・・・いいですけど」
女医「この書類を、楓たちが退院したら渡してくれ」
看護士「なんですかこれ?」
女医「私の最後の仕事だよ」
看護士「最後?」
女医「あぁ、最後だ。楓たちの治療が終わったら辞めるといったろう」
看護士「・・・そうでしたね、これ何の書類ですか?」
女医「・・・幼女が人間になるための書類だよ」
看護士「・・・幼女が?」
女医「法律の落とし穴でね、条件がそろえば人間として扱われるんだよ」
看護士「その条件ってなんですか?」
女医「1つ、保証書が無い 2つ、身近に私のような医者がいる 3つ、他人の死」
看護士「・・・よくわからないんですけど」
女医「『保証書が無い』は幼女としての記録が残っていない、つまり人間として生きていてもばれない
    『医者』は3つめの条件をクリアするために『他人の死』これが一番面倒くさい、
    偶然死亡した子供と偶然死亡した両親
    この条件があると、幼女はその死亡した子供として生きられる、
    そのカルテを偽造するために医者がいるんだよ」
看護士「でもそれって・・・」
女医「あぁ、犯罪だな。ま、どうせ最後の仕事だばれやしない」
看護士「・・・どうしてそんな事をするんですか?」
女医「・・・ちょっと昔、同じ事をした大馬鹿野朗がいてな。そいつの影響だね」
看護士「大馬鹿野朗ですか・・・」
女医「幼女のために命を捨てるなんて大馬鹿野朗だよ・・・」
看護士「・・・・・・」
女医「・・・私も昔は幼女だったんだよ」
看護士「・・・・・・」
女医「捨てられてるところを、拾われたんだ、もちろん保証書なんてないさ、そいつが医者でな、
   同じような境遇で交通事故で同じようなときに、自分の命より私の命を優先しやがった
   大馬鹿野朗だよ・・・ほんと・・・、しかも死んだときのために、友人に頼んでカルテ偽造したんだ
   それ以来、私は人間として生きてきたんだよ・・・・・・・驚いたか?
    まさか幼女が医者やってるなんて思いもしないだろうよ」
看護士「・・・そうだったんですか」
女医「今回は、あの時の借りを返したっていう自己満足のためにやったんだ
    あとは、この機械が持つまでゆっくり生きていくさ」
看護士「自分に臓器は買わないんですか?」
女医「・・・買ったら、私の臓器を移植したことがばれるだろう?」
看護士「・・・すいません」
女医「いや、いい。じゃあ、あとは頼んだ」
看護士「え、治療が終わるまで残るんじゃあ・・・」
女医「・・・私ができる治療はもう無いよ」
看護士「そうですか・・・お疲れ様でした」
女医「・・・・・・元気でな」
看護士「・・・そちらこそ」


女医「まぁ、せいぜい長生きするように伝えておいてくれ」



769 名前: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします 投稿日: 2008/02/13(水) 22:00:55.34 ID:L1MxHgko
‐欠損少女????日目-

退院した後、受け取った書類のとおりにしたら、楓が人間として生きていけることになった
あの女医には感謝してもしきれない

男「あれからだいぶ経ったのに変わらないな楓は」
楓「これでも胸とかおおきくなってるんだよ?」

目の前に純白のウェディングドレスを着た楓
今日は結婚式だ、友人や知人を集めた小さな結婚式
助けてくれた女医にも手紙を送ったのだが連絡が無い
恩人だったからぜひとも来てほしかった

その代わりといってはなんだが、いっしょにいた看護士さんが来てくれた

小さな結婚式

けれども、友人に囲まれた幸せな結婚式

最後の締めで楓からの一言








『幸せにしてくださいね』



‐欠損少女‐happy end route


)
ID:jbqRMDQo ID:jbqRMDQo ID:6vfUxWYo



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