385 名前: SS@海豚 [sage] 投稿日: 2008/03/24(月) 23:50:11.38 ID:OLj2FcAO
「あ~もうっ!あんたの全てが嫌い!」
目の前には、鬼の形相をした女。
ボスッ!
女に持っていた食材の入っているスーパーの袋を顔面に投げつけられる。
ドダダダダダ… ガチャ バタン!!
(もしかして俺…ふられちゃった?)
目の前には、スーパーの袋。(…腹へったなぁ…。どっか食べに行くか…)靴を履き外にでる。
ギィ…ガチャン
顔がよく生まれたせいか性格がだらしないと友達によく言われる。
現に女の人と付き合って1ヶ月持ったことがない。最低記録は一週間。
(まぁ、俺の味方になるものはいっぱいあるんだ。ロートンに吉田家…あ、近くにガフトもあるじゃないか…。)
飯を探して歩きだした。金も一応ある。2000円だけだけど…
(吉○家でいっか。)
目の前には、鬼の形相をした女。
ボスッ!
女に持っていた食材の入っているスーパーの袋を顔面に投げつけられる。
ドダダダダダ… ガチャ バタン!!
(もしかして俺…ふられちゃった?)
目の前には、スーパーの袋。(…腹へったなぁ…。どっか食べに行くか…)靴を履き外にでる。
ギィ…ガチャン
顔がよく生まれたせいか性格がだらしないと友達によく言われる。
現に女の人と付き合って1ヶ月持ったことがない。最低記録は一週間。
(まぁ、俺の味方になるものはいっぱいあるんだ。ロートンに吉田家…あ、近くにガフトもあるじゃないか…。)
飯を探して歩きだした。金も一応ある。2000円だけだけど…
(吉○家でいっか。)
店に足を入れる。
「いらっしゃいませー」
店員のいつもの挨拶を聞き流して席に座る。
「牛丼特盛つゆだくで…あ、後ギョクも付けて。」
「かしこまりましたー」
店員は注文を聞いた後、厨房へ向かっていった。
(はぁやっくこないっかなぁ~)
「いらっしゃいませー」
店員のいつもの挨拶を聞き流して席に座る。
「牛丼特盛つゆだくで…あ、後ギョクも付けて。」
「かしこまりましたー」
店員は注文を聞いた後、厨房へ向かっていった。
(はぁやっくこないっかなぁ~)
387 名前: SS@海豚 [sage] 投稿日: 2008/03/24(月) 23:51:47.04 ID:OLj2FcAO
「お待たせしましたー。牛丼特盛です。」
(あぁ…いい匂い…。)
箸を割って牛丼を食べ始める。
(あぁ、し・あ・わ・せ…)
料理が出来ない彼にとっては、牛丼は定番の夕飯となっている。
(明日の朝も牛丼…でいっか。)
「すいません、牛丼もう一つ特盛りで持ち帰りにしてください」
「かしこまりましたー」
店員はまた奥の厨房へ向かう。
(大変な仕事だよなぁ…。時給いくら貰えるんだろうか。)
くだらない事を考えながら彼は最後の一口を口にかっこむ。
「ふぅ。ごちそうさまでした」
席を立ち上がりレジに向かう。
「ありがとうございました。1020円になります。」
財布から2000円を取り出しレジにだす。「ふわぁ…」(眠い…)
「お釣り980円になります。」
金を受けとって、彼は外に出た。
ウィーン 「ありがとうございましたー」
外にでると、冷たい風邪がふいている。
(…もう秋かぁ…てか寒い寒い…)
彼はまた自分の家にむけて歩を進めた。
「お待たせしましたー。牛丼特盛です。」
(あぁ…いい匂い…。)
箸を割って牛丼を食べ始める。
(あぁ、し・あ・わ・せ…)
料理が出来ない彼にとっては、牛丼は定番の夕飯となっている。
(明日の朝も牛丼…でいっか。)
「すいません、牛丼もう一つ特盛りで持ち帰りにしてください」
「かしこまりましたー」
店員はまた奥の厨房へ向かう。
(大変な仕事だよなぁ…。時給いくら貰えるんだろうか。)
くだらない事を考えながら彼は最後の一口を口にかっこむ。
「ふぅ。ごちそうさまでした」
席を立ち上がりレジに向かう。
「ありがとうございました。1020円になります。」
財布から2000円を取り出しレジにだす。「ふわぁ…」(眠い…)
「お釣り980円になります。」
金を受けとって、彼は外に出た。
ウィーン 「ありがとうございましたー」
外にでると、冷たい風邪がふいている。
(…もう秋かぁ…てか寒い寒い…)
彼はまた自分の家にむけて歩を進めた。
388 名前: SS@海豚 [sage] 投稿日: 2008/03/24(月) 23:57:39.82 ID:OLj2FcAO
(…ん?なんだあれ)
道の端に小さな人影が見える。
「助…けて…」
(どうしてこういう時に限って聞こえてしまうのか……ここは、秘技!聞こえないふりだぁ!)
(…ん?なんだあれ)
道の端に小さな人影が見える。
「助…けて…」
(どうしてこういう時に限って聞こえてしまうのか……ここは、秘技!聞こえないふりだぁ!)
(って訳にもいかないよなぁ…。はぁ。)
人影に近づく。そこには、今流行りの幼女。
(足を…怪我してるのか。)
「…大丈夫?」
「あ、大丈夫…です。」
(…?さっきのは聞き間違いか?でも、足ボロボロじゃないか…。)
「本当に?じゃあ俺帰っていい?」
「え…はい…大丈夫…です。」
「よし、じゃあ乗って。」
「…ほぇ?」
「だから帰るんだよ、君と一緒に」
(…やべぇ。俺今めちゃくちゃ恥ずかしい事してる!?)
「あ…りがとうございます…?」
(うわうわうわ、ちょっと引いてる?俺この娘の中で変人確定?)
とりあえず彼女を背中にのせて、彼はまた歩を家に向けて進めた。
人影に近づく。そこには、今流行りの幼女。
(足を…怪我してるのか。)
「…大丈夫?」
「あ、大丈夫…です。」
(…?さっきのは聞き間違いか?でも、足ボロボロじゃないか…。)
「本当に?じゃあ俺帰っていい?」
「え…はい…大丈夫…です。」
「よし、じゃあ乗って。」
「…ほぇ?」
「だから帰るんだよ、君と一緒に」
(…やべぇ。俺今めちゃくちゃ恥ずかしい事してる!?)
「あ…りがとうございます…?」
(うわうわうわ、ちょっと引いてる?俺この娘の中で変人確定?)
とりあえず彼女を背中にのせて、彼はまた歩を家に向けて進めた。
463 名前: SS@海豚 [sage] 投稿日: 2008/03/26(水) 06:56:40.00 ID:Pq85/AAO
というわけで、>>388の続きです。
というわけで、>>388の続きです。
キィ バタン
「きたないけど、どうぞ」
幼女をリビングに運んで横におろす。
(足は…別に大きい傷はないけどかすり傷とかが多いなぁ)
(救急箱どこだっけ…)
立ち上がり救急箱がありそうな棚を探していると、幼女が話しかけてくる。
「あの…いいんですか?」
「ん、大丈夫だよ。安心して。」
(お、あったあった。一人暮らしなのに救急箱あるなんて俺偉いよな)
「取りあえず消毒してみるけど、痛かったらいってね」
ティッシュを手にとって消毒液をつけて幼女の傷口につけていく。
「っ…」
「ん、痛い?」
「いや…続けてください…」(痛いとかそういう反応はあるけど、基本的には反抗できないようになってるのかな?)
(そういう事をするために買ってる人は多いらしいし、この子も大変だったんだろう)
彼が幼女の事を心配している内に消毒も終わり、絆創膏も貼り終わる。
幼女の顔をよく見ると、金髪で金色の目。
髪は長髪で少しパーマがかかっている。
(凄く目立つ体だよな…最近の幼女はこんなのもいるのか)
「ありがとう…ございました」
「んあ、気にしなくていいよ。」
(ってかさっき食ったばっかなのに腹減ったな…そういえば幼女って料理出来るんだっけ)
「きたないけど、どうぞ」
幼女をリビングに運んで横におろす。
(足は…別に大きい傷はないけどかすり傷とかが多いなぁ)
(救急箱どこだっけ…)
立ち上がり救急箱がありそうな棚を探していると、幼女が話しかけてくる。
「あの…いいんですか?」
「ん、大丈夫だよ。安心して。」
(お、あったあった。一人暮らしなのに救急箱あるなんて俺偉いよな)
「取りあえず消毒してみるけど、痛かったらいってね」
ティッシュを手にとって消毒液をつけて幼女の傷口につけていく。
「っ…」
「ん、痛い?」
「いや…続けてください…」(痛いとかそういう反応はあるけど、基本的には反抗できないようになってるのかな?)
(そういう事をするために買ってる人は多いらしいし、この子も大変だったんだろう)
彼が幼女の事を心配している内に消毒も終わり、絆創膏も貼り終わる。
幼女の顔をよく見ると、金髪で金色の目。
髪は長髪で少しパーマがかかっている。
(凄く目立つ体だよな…最近の幼女はこんなのもいるのか)
「ありがとう…ございました」
「んあ、気にしなくていいよ。」
(ってかさっき食ったばっかなのに腹減ったな…そういえば幼女って料理出来るんだっけ)
464 名前: SS@海豚 [sage] 投稿日: 2008/03/26(水) 06:58:20.08 ID:Pq85/AAO
「で、でもここまでしてもらって…」
「うーん…じゃあさ、これで何か作ってよ。それでチャラ」
といってさっき顔に投げつけられたスーパーの袋を差し出す。
「え、料理ですか…やってみます」
「ん、よろしく。キッチンは向こうだから。」
幼女はキッチンへ向かう。時計を見ると、まだ9時。
(でも眠いなぁ…寝ーっちゃおっと)
「で、でもここまでしてもらって…」
「うーん…じゃあさ、これで何か作ってよ。それでチャラ」
といってさっき顔に投げつけられたスーパーの袋を差し出す。
「え、料理ですか…やってみます」
「ん、よろしく。キッチンは向こうだから。」
幼女はキッチンへ向かう。時計を見ると、まだ9時。
(でも眠いなぁ…寝ーっちゃおっと)
(…なんだこの匂いは)
部屋に広がる異臭。まだ15分しかたっていない。
(たとえるなら…そう、中学校の時にやった理科の実験の…てかそんな匂いしないだろ。)
立ち上がり、恐る恐るキッチンを覗く。
「…科学の実験でもしてるのかな!?」
そこには、鍋の噴火という普通じゃありえない物が見えた。
「…!、いや、これは、あの…その…」
そんな事言ってる間に鍋の噴火は大きくなっていく。
(なんだこれは、俺の家にはいつから火山ができたんだ!?)
「とにかく、火とめて!火!」
「は、はい~」
ダダダダダ…
「あつっ…熱い熱い熱い~」
カチッ ボボボボボボボ…プスン
「作れないんだったら作れないっていって大丈…」
チーン パパパパパン!
「きゃあ!」
「…卵でもいれたの?まぁいっか…」
「あぅぅ~ごめんなさい…」
部屋に広がる異臭。まだ15分しかたっていない。
(たとえるなら…そう、中学校の時にやった理科の実験の…てかそんな匂いしないだろ。)
立ち上がり、恐る恐るキッチンを覗く。
「…科学の実験でもしてるのかな!?」
そこには、鍋の噴火という普通じゃありえない物が見えた。
「…!、いや、これは、あの…その…」
そんな事言ってる間に鍋の噴火は大きくなっていく。
(なんだこれは、俺の家にはいつから火山ができたんだ!?)
「とにかく、火とめて!火!」
「は、はい~」
ダダダダダ…
「あつっ…熱い熱い熱い~」
カチッ ボボボボボボボ…プスン
「作れないんだったら作れないっていって大丈…」
チーン パパパパパン!
「きゃあ!」
「…卵でもいれたの?まぁいっか…」
「あぅぅ~ごめんなさい…」
465 名前: SS@海豚 [sage] 投稿日: 2008/03/26(水) 07:01:04.14 ID:Pq85/AAO
「改めていうけど、作れないなら作れないって行ってくれて大丈夫なのに…」
「すいません…でも、一応できました!味噌汁にご飯炊いて卵焼きです!」
「…この火山になったのが味噌汁でレンジで爆発したのが卵焼き、それと炊いたってのはこの水に浸けた生米かな?」
「あ、あれ!?押してなかったっけ!?」
「…はぁ」
「じゃ、じゃあ私を買ってください」
「…え?」
「いくらでもいいです!料理も覚えます!」
(…そういうのも面白そうだなぁ)
尻ポケットから財布を取り出して逆さまにする。
ジャラララッ チャリン
「じゃあはい、これでお買い上げさしてもらうよ。」
「あ…ありがとうございます!これからよろしくお願いしますね!」
(あ…スッカラカンだ…明日銀行行かなきゃ。)
「ふわぁ…」
「あ、眠いんならそこに布団あるから敷いて寝ていいよ」
「ありがとうございます…ふぁ…」
幼女は寝室へ入ってく。目の前に残るのはとんでもないキッチン。
「改めていうけど、作れないなら作れないって行ってくれて大丈夫なのに…」
「すいません…でも、一応できました!味噌汁にご飯炊いて卵焼きです!」
「…この火山になったのが味噌汁でレンジで爆発したのが卵焼き、それと炊いたってのはこの水に浸けた生米かな?」
「あ、あれ!?押してなかったっけ!?」
「…はぁ」
「じゃ、じゃあ私を買ってください」
「…え?」
「いくらでもいいです!料理も覚えます!」
(…そういうのも面白そうだなぁ)
尻ポケットから財布を取り出して逆さまにする。
ジャラララッ チャリン
「じゃあはい、これでお買い上げさしてもらうよ。」
「あ…ありがとうございます!これからよろしくお願いしますね!」
(あ…スッカラカンだ…明日銀行行かなきゃ。)
「ふわぁ…」
「あ、眠いんならそこに布団あるから敷いて寝ていいよ」
「ありがとうございます…ふぁ…」
幼女は寝室へ入ってく。目の前に残るのはとんでもないキッチン。
466 名前: SS@海豚 [sage] 投稿日: 2008/03/26(水) 07:01:39.10 ID:Pq85/AAO
(…でも、以外と見た目以外はいけたりしないかなぁ)
味噌汁を少し飲む。
「ゴホッゴホッ!うぇぇ…ゲフッゲフッ!」
(現実って厳しいな!)
「ゲホッゲホッ…ゴフン…」
(なんなんだあの幼女は。生物兵器ですかバカヤロー)
(とにかく掃除しな…めんどくさいなぁ…明日でいっか。)
彼はリビングのソファに寄りかかり眠りについた…
(…でも、以外と見た目以外はいけたりしないかなぁ)
味噌汁を少し飲む。
「ゴホッゴホッ!うぇぇ…ゲフッゲフッ!」
(現実って厳しいな!)
「ゲホッゲホッ…ゴフン…」
(なんなんだあの幼女は。生物兵器ですかバカヤロー)
(とにかく掃除しな…めんどくさいなぁ…明日でいっか。)
彼はリビングのソファに寄りかかり眠りについた…
==================
「ねぇ、お兄ちゃん!今日は」
「馬鹿、まだお前の出番じゃないだろう」
「えー…」
「ほら、早く端に戻っとけ。」
「つまんないー!」
「あーもう…じゃあ後でチョコバット買ってやるから。」
「本当に?」
「本当に。ほら行けって。」
「わーい!」
「あ、どーもすいませんでした…。ではまた後でー。」
「馬鹿、まだお前の出番じゃないだろう」
「えー…」
「ほら、早く端に戻っとけ。」
「つまんないー!」
「あーもう…じゃあ後でチョコバット買ってやるから。」
「本当に?」
「本当に。ほら行けって。」
「わーい!」
「あ、どーもすいませんでした…。ではまた後でー。」
==================
「ふわぁ…。」
(…何だったんだ今のは)
時計は9の数字をさしている。
(…まだ寝れるなぁ。寝よーっと)
(…何だったんだ今のは)
時計は9の数字をさしている。
(…まだ寝れるなぁ。寝よーっと)
…グー……
644 名前: SS@海豚 [sage] 投稿日: 2008/03/30(日) 14:31:30.25 ID:M8JfVgAO
(…なんだこの匂いは)
(…なんだこの匂いは)
(これ、デジャヴっていうんだよな…。)
(…ということは。)
ガバッ
「うわぁぁぁぁぁ!」
キッチンへダッシュ。昨日より弱いがやはり鍋は火山。
幼女は片手にいつの間にか家にあった料理本をもっている。
「きゃっ!」
「火ぃを消ぇぇしぃぃてぇぇ!」
「へ?はい~!」
ボボボボボボボ… プスン
「す、すいません…」
「これ、本当に本よんでやった?」
「は…はい…」
(なんなんだよ…どうすれば火山になるんだよ…俺の家だけ自然災害が起きやすいのか…いや、これは人工災害?)
「でも、ちょっとはマシになったかな?」
「本当ですか!」
「うん。富士山噴火が阿蘇山噴火になった。」
「あ…そですか?」
「阿蘇山わからないのか、残念」
(褒めて伸ばす…これぞ俺のやり方。ムフー…褒めてるのか?)
「とりあえず、リビングに戻って」
「で、でも片付けは…」
「いいよ、いいよ。俺やっとくから。」
2人はリビングの机に座った。
ガバッ
「うわぁぁぁぁぁ!」
キッチンへダッシュ。昨日より弱いがやはり鍋は火山。
幼女は片手にいつの間にか家にあった料理本をもっている。
「きゃっ!」
「火ぃを消ぇぇしぃぃてぇぇ!」
「へ?はい~!」
ボボボボボボボ… プスン
「す、すいません…」
「これ、本当に本よんでやった?」
「は…はい…」
(なんなんだよ…どうすれば火山になるんだよ…俺の家だけ自然災害が起きやすいのか…いや、これは人工災害?)
「でも、ちょっとはマシになったかな?」
「本当ですか!」
「うん。富士山噴火が阿蘇山噴火になった。」
「あ…そですか?」
「阿蘇山わからないのか、残念」
(褒めて伸ばす…これぞ俺のやり方。ムフー…褒めてるのか?)
「とりあえず、リビングに戻って」
「で、でも片付けは…」
「いいよ、いいよ。俺やっとくから。」
2人はリビングの机に座った。
645 名前: SS@海豚 [sage] 投稿日: 2008/03/30(日) 14:34:32.12 ID:M8JfVgAO
「とりあえず、名前は?」
「名前…ですか?…わからないです。」
「へ、そっかぁ…」
「名前ねぇー…」
「ポチ、タマ、コロ、五右衛門、エリザベス…」
「…ってのは無しでぇー。」
「サザエ、ワカメ、カツオ、タラ、イクラ、マスオ、舟、波平…うーん…」
「そうだ、ルルルル プルルルルル プルルルルル ガチャ
「はい田中です。」
(お、でたでた。)
646 名前: SS@海豚 [sage] 投稿日: 2008/03/30(日) 14:35:01.61 ID:M8JfVgAO
神ヶ峰「よぉ」
「…神ヶ峰か?」
神ヶ峰「そうそう。お前一昨日幼女もらったみたいな事いってたじゃん。」
「あぁ…それで?」
神ヶ峰「幼女の名前どうした?」
「え?名前?…イルカのワンピース着てたから、イル」
神ヶ峰「安易だなぁー」
「…別にいいだろ。何、神ヶ峰も幼女買ったの?あの天下の神ヶ峰グループの一人息子もついに幼女に手をだすかぁ。」
神ヶ峰「そんなんじゃねーよ。倒れてたから簡単な手当してあげたら買ってくださいって」
「というかなんで今まで手を出さなかっ「おにいちゃんお腹へったー!」…わかったからもうち
647 名前: SS@海豚 [sage] 投稿日: 2008/03/30(日) 14:40:19.59 ID:M8JfVgAO
ょっと待ってろ!」
神ヶ峰「今のがイルちゃん?」
「うん、幼女ってこんなに元気なの?」
神ヶ峰「いや、俺のところにいるのはおとなしいよ。」
「へぇ…。」
神ヶ峰「とりあえず参考になったよ。じゃあな。」
「じゃあな。」
ガチャ
(とはいっても、服ボロボロだったからボロじゃひどいよな。)
(うーん…向こうがイルなら、こっちも海の生き物系で…)
(鮪、鯖、鰺。鱸…は川だっけ。いや、川も有りかな。スキ、キズス、スズ…スズ。スズでいいかな。)
神ヶ峰「よし、スズだ!」
「スズ…ですか?」
「とりあえず、名前は?」
「名前…ですか?…わからないです。」
「へ、そっかぁ…」
「名前ねぇー…」
「ポチ、タマ、コロ、五右衛門、エリザベス…」
「…ってのは無しでぇー。」
「サザエ、ワカメ、カツオ、タラ、イクラ、マスオ、舟、波平…うーん…」
「そうだ、ルルルル プルルルルル プルルルルル ガチャ
「はい田中です。」
(お、でたでた。)
646 名前: SS@海豚 [sage] 投稿日: 2008/03/30(日) 14:35:01.61 ID:M8JfVgAO
神ヶ峰「よぉ」
「…神ヶ峰か?」
神ヶ峰「そうそう。お前一昨日幼女もらったみたいな事いってたじゃん。」
「あぁ…それで?」
神ヶ峰「幼女の名前どうした?」
「え?名前?…イルカのワンピース着てたから、イル」
神ヶ峰「安易だなぁー」
「…別にいいだろ。何、神ヶ峰も幼女買ったの?あの天下の神ヶ峰グループの一人息子もついに幼女に手をだすかぁ。」
神ヶ峰「そんなんじゃねーよ。倒れてたから簡単な手当してあげたら買ってくださいって」
「というかなんで今まで手を出さなかっ「おにいちゃんお腹へったー!」…わかったからもうち
647 名前: SS@海豚 [sage] 投稿日: 2008/03/30(日) 14:40:19.59 ID:M8JfVgAO
ょっと待ってろ!」
神ヶ峰「今のがイルちゃん?」
「うん、幼女ってこんなに元気なの?」
神ヶ峰「いや、俺のところにいるのはおとなしいよ。」
「へぇ…。」
神ヶ峰「とりあえず参考になったよ。じゃあな。」
「じゃあな。」
ガチャ
(とはいっても、服ボロボロだったからボロじゃひどいよな。)
(うーん…向こうがイルなら、こっちも海の生き物系で…)
(鮪、鯖、鰺。鱸…は川だっけ。いや、川も有りかな。スキ、キズス、スズ…スズ。スズでいいかな。)
神ヶ峰「よし、スズだ!」
「スズ…ですか?」
648 名前: SS@海豚 [sage] 投稿日: 2008/03/30(日) 14:42:01.43 ID:M8JfVgAO
神ヶ峰「うん、よろしくなスズ。」
(あれ、俺も安易…)
スズ「スズ…はい!でも、どうしてスズなんですか?」
(え!どうしよ…まさか鱸からとったなんて言えないよな…)
神ヶ峰「…あれだよ、スズみたいに綺麗な音…じゃなくて声がしてるから。」
スズ「そうなんですか…スズか…えへへ…」
スズは自分の世界に入り込んでいる。
(そんなに嬉しかったのかな…。そしてナイス切り抜け、俺!)
神ヶ峰「よし、スズ!服買いにでも行くか。後朝飯!」
スズ「スズかぁ……え!?あ、はい!」
神ヶ峰「あ、じゃあそれまでの服どうしようかな…」
スズ「別に裸でもいいですよ?」
神ヶ峰「…それは、俺が駄目だから」
(というか、今も全然駄目なんだけどね。)
スズ「何でですか?」
神ヶ峰「男だけにしかわからない事もあるのさ…フッ。」
スズ「は、はぁ…」
神ヶ峰「あ。そういえば夏に着てたタンクトップをタンスに入れっぱなしだったな。」
神ヶ峰「ちょっとまっててね。今取ってくるから」
スズ「はい!ありがとうございます!」
神ヶ峰はゆっくり立ち上が寝室へ向かう。スズはこの部屋を見回している。
神ヶ峰「うん、よろしくなスズ。」
(あれ、俺も安易…)
スズ「スズ…はい!でも、どうしてスズなんですか?」
(え!どうしよ…まさか鱸からとったなんて言えないよな…)
神ヶ峰「…あれだよ、スズみたいに綺麗な音…じゃなくて声がしてるから。」
スズ「そうなんですか…スズか…えへへ…」
スズは自分の世界に入り込んでいる。
(そんなに嬉しかったのかな…。そしてナイス切り抜け、俺!)
神ヶ峰「よし、スズ!服買いにでも行くか。後朝飯!」
スズ「スズかぁ……え!?あ、はい!」
神ヶ峰「あ、じゃあそれまでの服どうしようかな…」
スズ「別に裸でもいいですよ?」
神ヶ峰「…それは、俺が駄目だから」
(というか、今も全然駄目なんだけどね。)
スズ「何でですか?」
神ヶ峰「男だけにしかわからない事もあるのさ…フッ。」
スズ「は、はぁ…」
神ヶ峰「あ。そういえば夏に着てたタンクトップをタンスに入れっぱなしだったな。」
神ヶ峰「ちょっとまっててね。今取ってくるから」
スズ「はい!ありがとうございます!」
神ヶ峰はゆっくり立ち上が寝室へ向かう。スズはこの部屋を見回している。
649 名前: SS@海豚 [sage] 投稿日: 2008/03/30(日) 14:42:26.48 ID:M8JfVgAO
神ヶ峰「えーっと、あったあった。」
神ヶ峰はタンスからオレンジ色のタンクトップを取り出す。
(ちょっとでかすぎるか…?)
神ヶ峰はリビングについてからスズに話しかける。
神ヶ峰「スズ、これ着てごらん」
スズ「あ、はい。」
(お、ちょうどいい感じの大きさだなし、スズ背中に乗れ!」
スズ「でも…」
神ヶ峰「大丈夫だよ。昨日も重くなかったし」
スズ「じゃあ…お願いします…//」
神ヶ峰がしゃがみ背中を向けるとスズは背中に乗った。
スズ「……達郎さん、息苦しいです…」
神ヶ峰「え?じゃあそろそろ髪切らなきゃかなぁ…」
スズ「それと…お風呂ちゃんと入った方がいいですよ?」
神ヶ峰「…それは臭いってことかな?」
スズ「う~。そうです。」
神ヶ峰「…我慢しろぃ!」
神ヶ峰はドアに鍵をかけて駐車場へ向かった。
神ヶ峰「えーっと、あったあった。」
神ヶ峰はタンスからオレンジ色のタンクトップを取り出す。
(ちょっとでかすぎるか…?)
神ヶ峰はリビングについてからスズに話しかける。
神ヶ峰「スズ、これ着てごらん」
スズ「あ、はい。」
(お、ちょうどいい感じの大きさだなし、スズ背中に乗れ!」
スズ「でも…」
神ヶ峰「大丈夫だよ。昨日も重くなかったし」
スズ「じゃあ…お願いします…//」
神ヶ峰がしゃがみ背中を向けるとスズは背中に乗った。
スズ「……達郎さん、息苦しいです…」
神ヶ峰「え?じゃあそろそろ髪切らなきゃかなぁ…」
スズ「それと…お風呂ちゃんと入った方がいいですよ?」
神ヶ峰「…それは臭いってことかな?」
スズ「う~。そうです。」
神ヶ峰「…我慢しろぃ!」
神ヶ峰はドアに鍵をかけて駐車場へ向かった。
650 名前: SS@海豚 [sage] 投稿日: 2008/03/30(日) 14:44:34.31 ID:M8JfVgAO
目の前に広がるのは、たくさんの車。
そこに一つだけ何故ここにあるのかわからないくらい有名な赤い高級車が見える。
神ヶ峰「どうだ!俺の車は!」
スズ「え~っと…普通です。」
神ヶ峰「なんだって…今まで俺のフェレーリを普通と行った奴はいなかったぞ…」
スズ「すいません…車、乗ったことないんです。」
神ヶ峰「へ?そうなんだ…まぁいいや右のドアを開いて入ってな。」
そういって神ヶ峰は運転席のドアを開ける
中には車独特のあの匂いと蒸し暑さが広がっている。
神ヶ峰はキーを差し込みエンジンをかけつつこれからどう行くか考え始める。
(銀行いってから服買いに行って…)
ガチャガチャ
(ん…?)
助手席を見ると、誰もいなくてドアの向こう側でスズが戸惑いながらもドアを開けようとしてる。
(本当に乗った事ないのか…でもそんぐらいすぐわからないのかな…)
ガチャガチャ ガチャガチャ
スズ「ふぇ~」
神ヶ峰「そこのノブ引っ張るとドア開くから」
ガチャ
スズ「あ、開きました!」
スズは満面の笑顔で助手席に座った。
目の前に広がるのは、たくさんの車。
そこに一つだけ何故ここにあるのかわからないくらい有名な赤い高級車が見える。
神ヶ峰「どうだ!俺の車は!」
スズ「え~っと…普通です。」
神ヶ峰「なんだって…今まで俺のフェレーリを普通と行った奴はいなかったぞ…」
スズ「すいません…車、乗ったことないんです。」
神ヶ峰「へ?そうなんだ…まぁいいや右のドアを開いて入ってな。」
そういって神ヶ峰は運転席のドアを開ける
中には車独特のあの匂いと蒸し暑さが広がっている。
神ヶ峰はキーを差し込みエンジンをかけつつこれからどう行くか考え始める。
(銀行いってから服買いに行って…)
ガチャガチャ
(ん…?)
助手席を見ると、誰もいなくてドアの向こう側でスズが戸惑いながらもドアを開けようとしてる。
(本当に乗った事ないのか…でもそんぐらいすぐわからないのかな…)
ガチャガチャ ガチャガチャ
スズ「ふぇ~」
神ヶ峰「そこのノブ引っ張るとドア開くから」
ガチャ
スズ「あ、開きました!」
スズは満面の笑顔で助手席に座った。
765 名前: SS@海豚 [sage] 投稿日: 2008/04/02(水) 20:57:21.28 ID:9NGoeQAO
百合可愛いなぁ~。
次回wwktk!
百合可愛いなぁ~。
次回wwktk!
あれ、目から汗が…。
あいとゆうきだけが友(ry
いやすいませんでした。
あいとゆうきだけが友(ry
いやすいませんでした。
田中「なぁ」
イル「どしたのー?」
田中 「俺の出番は今回無し?」
イル「出番ってー?」
神ヶ峰「いや、有るよ?」
田中「まじで!?」
スズ「ほら、ここにありますよ~」
田中「おぉスズちゃん。何々…」
==================
田中、バイクで神ヶ峰の車とすれ違う。
神ヶ峰「ん?今の田中か…?」
==================
田中「…ウワァァァァァァァン!!」
スズ「行っちゃいました…」
神ヶ峰「…何であいつこんな所読んでんだ?この後が大事なのになぁ」
イル「ドッカーン!」
神ヶ峰「うぉ!」
イル「ネタバレ禁止ー!」
神ヶ峰「…は、はは。イルちゃんにも大人の事情ってのがわかってきたかな…?」
バタン。
イル「と、いうわけでー次回予告!」
スズ「え、えぇ?そんななのないですよ!?」
イル「車に乗っていた神ヶ峰をまっていたのはスズのエロエロ誘惑!神ヶ峰は理性を保つことができ」
スズ「ちがいますー!」
バコン!
イル「はらひれほらひれ~…」
バタン
スズ「あ、あれ?」
スズ「し、失礼しましたー!」
ダダダダダ…
イル「どしたのー?」
田中 「俺の出番は今回無し?」
イル「出番ってー?」
神ヶ峰「いや、有るよ?」
田中「まじで!?」
スズ「ほら、ここにありますよ~」
田中「おぉスズちゃん。何々…」
==================
田中、バイクで神ヶ峰の車とすれ違う。
神ヶ峰「ん?今の田中か…?」
==================
田中「…ウワァァァァァァァン!!」
スズ「行っちゃいました…」
神ヶ峰「…何であいつこんな所読んでんだ?この後が大事なのになぁ」
イル「ドッカーン!」
神ヶ峰「うぉ!」
イル「ネタバレ禁止ー!」
神ヶ峰「…は、はは。イルちゃんにも大人の事情ってのがわかってきたかな…?」
バタン。
イル「と、いうわけでー次回予告!」
スズ「え、えぇ?そんななのないですよ!?」
イル「車に乗っていた神ヶ峰をまっていたのはスズのエロエロ誘惑!神ヶ峰は理性を保つことができ」
スズ「ちがいますー!」
バコン!
イル「はらひれほらひれ~…」
バタン
スズ「あ、あれ?」
スズ「し、失礼しましたー!」
ダダダダダ…
気分転換のつもりです。おちてないのは仕様ですので
809 名前: SS@海豚 [sage] 投稿日: 2008/04/04(金) 00:52:11.13 ID:qDJ3XoAO
(…そういや裸足だったんじゃ)
スズの足を見ると、靴などはなく肌色の足が見える。
しかも下の方は少し灰色に汚れている。
神ヶ峰「ス…スズ?足大丈夫か?」
スズ「?大丈夫ですよ?」
(丈夫に出来てるんだなぁ…)
神ヶ峰「…そっか。じゃあはっしーん。」
車が前に進みだすと敷き詰められている砂利のせいで車が揺れ始めた。
スズ「あう」ガタ「あう」ガタ「あう~」
ガタカダガタガタ…ガタン!
車は駐車場から走り去っていった。
(…そういや裸足だったんじゃ)
スズの足を見ると、靴などはなく肌色の足が見える。
しかも下の方は少し灰色に汚れている。
神ヶ峰「ス…スズ?足大丈夫か?」
スズ「?大丈夫ですよ?」
(丈夫に出来てるんだなぁ…)
神ヶ峰「…そっか。じゃあはっしーん。」
車が前に進みだすと敷き詰められている砂利のせいで車が揺れ始めた。
スズ「あう」ガタ「あう」ガタ「あう~」
ガタカダガタガタ…ガタン!
車は駐車場から走り去っていった。
神ヶ峰「はい、到着ー。一緒に行く?」
スズ「大丈夫です!迷惑だし…」
神ヶ峰「そっかぁ。じゃそこらへんいじらないでね。」
シートベルトを取りドアを開ける。
涼しい空気が体に当たって気持ちいい。
神ヶ峰「じゃあ行ってくるから」
スズ「はい~」
バタン。 ウィーン
足を進め銀行に入るとさらに涼しい位の温度。少し寒いくらいだ。
神ヶ峰「お、すいてる。ラッキー」
神ヶ峰がATMの前に立ち引き出しの作業を行う。
ウィーン バサッ
(…こんなもんか)
周りの人達の視線が少し気になるがもうなれている。
それというのも、神ヶ峰の両親は大手幼女メーカー「YoucroZyoft」の社長夫妻だ。最近「YONY」と言う所に抜かされてるとか言ってたが。
スズ「大丈夫です!迷惑だし…」
神ヶ峰「そっかぁ。じゃそこらへんいじらないでね。」
シートベルトを取りドアを開ける。
涼しい空気が体に当たって気持ちいい。
神ヶ峰「じゃあ行ってくるから」
スズ「はい~」
バタン。 ウィーン
足を進め銀行に入るとさらに涼しい位の温度。少し寒いくらいだ。
神ヶ峰「お、すいてる。ラッキー」
神ヶ峰がATMの前に立ち引き出しの作業を行う。
ウィーン バサッ
(…こんなもんか)
周りの人達の視線が少し気になるがもうなれている。
それというのも、神ヶ峰の両親は大手幼女メーカー「YoucroZyoft」の社長夫妻だ。最近「YONY」と言う所に抜かされてるとか言ってたが。
810 名前: SS@海豚 [sage] 投稿日: 2008/04/04(金) 00:52:38.78 ID:qDJ3XoAO
でも、そのおかげで仕事をせずに生活ができる。
自分でも親不孝者だとは自覚している。が、働く事が長く続かない…。
(…銀行くると色々考えちゃうからいやだなぁ)
神ヶ峰「はぁ…」
気持ちが重くなるので、早くでようとおもったとき、銀行に一人は居るがたいの良い警備員に話しかけられた。
警備員「ちょっとお客さん」
(え!?俺なんか悪い事したか?)
神ヶ峰は自分のやった一連の行動を思い返す。しかし思い当たる節はない。
警備員「公共の場でそういうのは…ねぇ」
警備員が指を指した方向は神ヶ峰の後ろ。振り返ると、そこには…
神ヶ峰「…スズ?服は?後車は?」
スズ「車の中暑くて…」
スズの裸体。
(幼女って…恥ずかしいとか無いのか?)神ヶ峰「す、すいません!よく言っときますので!」
警備員「よくいっとくったって…あなたがそうさせたんじ」
神ヶ峰「すいませんでしたー!」
スズを持って車に走る。今まででこんなに恥ずかしがったことは神ヶ峰にはないだろう。
スズ「どうしたんですか?」
神ヶ峰「後でじっくり教える!」
神ヶ峰は車のドアを開けて助手席席にスズを置く。
神ヶ峰「とにかく服着て!冷房つけるから!」
スズ「はい~…」
811 名前: SS@海豚 [sage] 投稿日: 2008/04/04(金) 00:54:48.27 ID:qDJ3XoAO
スズ「暑いです~」
スズはだるそうだが、神ヶ峰の息子は元気らしい。
(いやいやいや、なんて言えばいいんだ?スズは、基本的な事が何もないような…。そして俺の息子はストライクゾーン広すぎじゃね!?)
神ヶ峰「ーっ!とにかく!家の中…いや家でも服は着てなくちゃ駄目なの!」
スズ「…?なんでですか?」
スズは不思議そうな顔で神ヶ峰の顔を見ている。きっと神ヶ峰は何倍も不思議なのだが。
神ヶ峰「とにかく!服は絶対着る!」
スズ「はい~…」
神ヶ峰が車のアクセルを踏み込むと車が動き出す。
神ヶ峰「…次はデパートに行くけど絶対に服脱いじゃ駄目だからな……」
スズ「はい~」
赤い高級車は銀行の駐車場を出て行った。
812 名前: SS@海豚 [sage] 投稿日: 2008/04/04(金) 00:55:49.07 ID:qDJ3XoAO
神ヶ峰「ところで、さ」
スズ「はい?」
神ヶ峰「スズは前どんな風な人に飼われてたの?」
スズ「…前のご主人様…ですか?」
スズの顔が少し暗くなる。車内に人の喋り声はなくなり、神ヶ峰がかっこつけだけで買った興味も無い洋楽に車のエンジンの混じった音が流れるだけ。
神ヶ峰はまずい事を聞いてしまったんだろうかと話題をそらそうとしたものの、
かけるような言葉が喉からでず、スズが喋り始めるのを待つしかなかった。
まだ残暑が厳しいが、秋になりはじめている日の太陽が車に差し込んでくる。
スズに日が当たり綺麗な少しパーマのかかった金髪が更に光り輝いて綺麗に見える。
スズ「わっ…」
すると眩しかったのかスズが声をあげた、それに続いて表情を変えて言う。
スズ「…どんな人だったけ?」
スズはまるで自分で自分が不思議なように考えこんでいる。
神ヶ峰も話をそらすチャンスだと思って口を開いた。
神ヶ峰「…そっか!いや、わからないんならいいよ!」
スズ「そうですか?」
神ヶ峰「うんうん。…そうだ、今から行くデパートにはなぁ…」
でも、そのおかげで仕事をせずに生活ができる。
自分でも親不孝者だとは自覚している。が、働く事が長く続かない…。
(…銀行くると色々考えちゃうからいやだなぁ)
神ヶ峰「はぁ…」
気持ちが重くなるので、早くでようとおもったとき、銀行に一人は居るがたいの良い警備員に話しかけられた。
警備員「ちょっとお客さん」
(え!?俺なんか悪い事したか?)
神ヶ峰は自分のやった一連の行動を思い返す。しかし思い当たる節はない。
警備員「公共の場でそういうのは…ねぇ」
警備員が指を指した方向は神ヶ峰の後ろ。振り返ると、そこには…
神ヶ峰「…スズ?服は?後車は?」
スズ「車の中暑くて…」
スズの裸体。
(幼女って…恥ずかしいとか無いのか?)神ヶ峰「す、すいません!よく言っときますので!」
警備員「よくいっとくったって…あなたがそうさせたんじ」
神ヶ峰「すいませんでしたー!」
スズを持って車に走る。今まででこんなに恥ずかしがったことは神ヶ峰にはないだろう。
スズ「どうしたんですか?」
神ヶ峰「後でじっくり教える!」
神ヶ峰は車のドアを開けて助手席席にスズを置く。
神ヶ峰「とにかく服着て!冷房つけるから!」
スズ「はい~…」
811 名前: SS@海豚 [sage] 投稿日: 2008/04/04(金) 00:54:48.27 ID:qDJ3XoAO
スズ「暑いです~」
スズはだるそうだが、神ヶ峰の息子は元気らしい。
(いやいやいや、なんて言えばいいんだ?スズは、基本的な事が何もないような…。そして俺の息子はストライクゾーン広すぎじゃね!?)
神ヶ峰「ーっ!とにかく!家の中…いや家でも服は着てなくちゃ駄目なの!」
スズ「…?なんでですか?」
スズは不思議そうな顔で神ヶ峰の顔を見ている。きっと神ヶ峰は何倍も不思議なのだが。
神ヶ峰「とにかく!服は絶対着る!」
スズ「はい~…」
神ヶ峰が車のアクセルを踏み込むと車が動き出す。
神ヶ峰「…次はデパートに行くけど絶対に服脱いじゃ駄目だからな……」
スズ「はい~」
赤い高級車は銀行の駐車場を出て行った。
812 名前: SS@海豚 [sage] 投稿日: 2008/04/04(金) 00:55:49.07 ID:qDJ3XoAO
神ヶ峰「ところで、さ」
スズ「はい?」
神ヶ峰「スズは前どんな風な人に飼われてたの?」
スズ「…前のご主人様…ですか?」
スズの顔が少し暗くなる。車内に人の喋り声はなくなり、神ヶ峰がかっこつけだけで買った興味も無い洋楽に車のエンジンの混じった音が流れるだけ。
神ヶ峰はまずい事を聞いてしまったんだろうかと話題をそらそうとしたものの、
かけるような言葉が喉からでず、スズが喋り始めるのを待つしかなかった。
まだ残暑が厳しいが、秋になりはじめている日の太陽が車に差し込んでくる。
スズに日が当たり綺麗な少しパーマのかかった金髪が更に光り輝いて綺麗に見える。
スズ「わっ…」
すると眩しかったのかスズが声をあげた、それに続いて表情を変えて言う。
スズ「…どんな人だったけ?」
スズはまるで自分で自分が不思議なように考えこんでいる。
神ヶ峰も話をそらすチャンスだと思って口を開いた。
神ヶ峰「…そっか!いや、わからないんならいいよ!」
スズ「そうですか?」
神ヶ峰「うんうん。…そうだ、今から行くデパートにはなぁ…」
その後、デパートに着くまでは神ヶ峰はスズにデパートの事を話していた。
813 名前: SS@海豚 [sage] 投稿日: 2008/04/04(金) 01:04:41.84 ID:qDJ3XoAO
813 名前: SS@海豚 [sage] 投稿日: 2008/04/04(金) 01:04:41.84 ID:qDJ3XoAO
田中「そうか!逆に考えればいいんだ!」
イル「…?」
田中「出番がなければ作ればいい!」
イル、スズ、神ヶ峰「駄目!」「駄目です!」「駄目だ!」
スパン スパン スパーン!!
田中「ち、ちくしょう…またオチて無いじゃない…か」
イル「…?」
田中「出番がなければ作ればいい!」
イル、スズ、神ヶ峰「駄目!」「駄目です!」「駄目だ!」
スパン スパン スパーン!!
田中「ち、ちくしょう…またオチて無いじゃない…か」
バタン!
874 名前: SS@海豚 [sage] 投稿日: 2008/05/12(月) 07:54:28.54 ID:EvAIbYAO
スズ「うわぁ~…」
神ヶ峰「…そんなに驚くほど大きい?」
スズは目を輝かせ、辺りを見回していた。
神ヶ峰「おーい、スズ。そっちじゃないぞ、こっち。」
スズ「あ、はいー」
やはり、子供の頃は神ヶ峰にとってもデパートは楽しい所だっただろう。
幼女とは言え、神ヶ峰は昔の自分の姿を重ねていた。
いつも両親に連れて行ってもらったデパート。
その時にいつもよっていたのは幼女ショップだ。自分たちの店の視察というのもあったのだろう。
そしてそのころの神ヶ峰の両親の会社は大手というにはほど遠く、暇もよくあったようで週一回はデパートにいっていた。
(懐かしいなぁ…)
エスカレーターに乗ってもスズの興奮はとまらず、
スズ「わぁ~」
神ヶ峰「あ、そんなに顔出してると」
ガツン。
スズ「ギャフン!!」
神ヶ峰「本当にこれに当たった奴ははじめてみたなぁ…」
神ヶ峰の言う「これ」とはデパートのエスカレーターには大体ついているであろう、あの透明なぶら下がっている板である。
神ヶ峰「お前は色々な意味ですごいよ…」
スズ「うっせぇな…」
神ヶ峰「ん、あぁごめんごめん」
神ヶ峰「…え?」
スズ「…なんだよ…ここ何処だよ…てかおじさんだれだよ…」
スズ「うわぁ~…」
神ヶ峰「…そんなに驚くほど大きい?」
スズは目を輝かせ、辺りを見回していた。
神ヶ峰「おーい、スズ。そっちじゃないぞ、こっち。」
スズ「あ、はいー」
やはり、子供の頃は神ヶ峰にとってもデパートは楽しい所だっただろう。
幼女とは言え、神ヶ峰は昔の自分の姿を重ねていた。
いつも両親に連れて行ってもらったデパート。
その時にいつもよっていたのは幼女ショップだ。自分たちの店の視察というのもあったのだろう。
そしてそのころの神ヶ峰の両親の会社は大手というにはほど遠く、暇もよくあったようで週一回はデパートにいっていた。
(懐かしいなぁ…)
エスカレーターに乗ってもスズの興奮はとまらず、
スズ「わぁ~」
神ヶ峰「あ、そんなに顔出してると」
ガツン。
スズ「ギャフン!!」
神ヶ峰「本当にこれに当たった奴ははじめてみたなぁ…」
神ヶ峰の言う「これ」とはデパートのエスカレーターには大体ついているであろう、あの透明なぶら下がっている板である。
神ヶ峰「お前は色々な意味ですごいよ…」
スズ「うっせぇな…」
神ヶ峰「ん、あぁごめんごめん」
神ヶ峰「…え?」
スズ「…なんだよ…ここ何処だよ…てかおじさんだれだよ…」
875 名前: SS@海豚 [sage] 投稿日: 2008/05/12(月) 07:54:53.79 ID:EvAIbYAO
なんだろう。これはあれだろうか。
漫画とかで良くある…そうだ、二重人格とか言う奴か?
神ヶ峰「ス…スズ?」
スズ「…それ、俺の名前?」
神ヶ峰「まぁ…一応そうだけど…」
スズ「女っぽい名前だなぁ、おい」
神ヶ峰「いや、女だろ…」
スズ「…あぁそっか…まぁいいや。でもなんで今更…まぁ、事情はまた後でな」
神ヶ峰「あ、おい」
スズの体がカクンと倒れたと思うと、スズはすぐに起き上がってきた。
スズ「いたたたたた…」
神ヶ峰「ス…スズ?」
スズ「はい?」
スズは目つきも声も元に戻っていて、
さっきの変なのは影さえなかった。
神ヶ峰「いや、何でもない!」
スズ「?」
神ヶ峰「ほら、あそこがスズの服を買う店だよ」
スズ「うわぁ…大きいー!」
確かにこの店は神ヶ峰から見ても大きいと思えた。
1フロアの半分は幼女ショップだった。
神ヶ峰「この店に無い物なんてないんじゃないか…?」
876 名前: SS@海豚 [sage] 投稿日: 2008/05/12(月) 07:56:51.44 ID:EvAIbYAO
そう思えるほどに広かった。
最近幼女メーカーが乱立してると
父から聞いた覚えがあるので
きっとこれくらいないと入りきらないのだろう。
そして神ヶ峰が次に思ったのは、
めんどくさそう。
だった。
適当に買って帰ろうかなと思って
綺麗に重ねられた緑色の買い物かごから、
それを一つとる。右を見て、
スズは、いない。
ならば左を見て、スズは、いない。
だったら上を見て、スズは、いない。
360度見回して、スズは、いない。
神ヶ峰「…はぁ」
神ヶ峰はスズを探しに、奥に入っていった。
877 名前: SS@海豚 [sage] 投稿日: 2008/05/12(月) 07:57:10.70 ID:EvAIbYAO
スズは以外と容易に見つかった。
ちょっと奥に入った所の幼女売り場で
売ってる幼女と話していたからだ。
神ヶ峰「…スズ?」
スズ「あ、ごめん行かなきゃ」
ゲージの中の幼女「またね~」
ゲージの中をみると、
見てると眠くなりそうなぐらいにまったりとした表情の幼幼女がいる。
神ヶ峰「ほら、いくよ」
スズ「あぁ~まって下さい」
神ヶ峰はスズの手をもって服のコーナーへと向かった。
なんだろう。これはあれだろうか。
漫画とかで良くある…そうだ、二重人格とか言う奴か?
神ヶ峰「ス…スズ?」
スズ「…それ、俺の名前?」
神ヶ峰「まぁ…一応そうだけど…」
スズ「女っぽい名前だなぁ、おい」
神ヶ峰「いや、女だろ…」
スズ「…あぁそっか…まぁいいや。でもなんで今更…まぁ、事情はまた後でな」
神ヶ峰「あ、おい」
スズの体がカクンと倒れたと思うと、スズはすぐに起き上がってきた。
スズ「いたたたたた…」
神ヶ峰「ス…スズ?」
スズ「はい?」
スズは目つきも声も元に戻っていて、
さっきの変なのは影さえなかった。
神ヶ峰「いや、何でもない!」
スズ「?」
神ヶ峰「ほら、あそこがスズの服を買う店だよ」
スズ「うわぁ…大きいー!」
確かにこの店は神ヶ峰から見ても大きいと思えた。
1フロアの半分は幼女ショップだった。
神ヶ峰「この店に無い物なんてないんじゃないか…?」
876 名前: SS@海豚 [sage] 投稿日: 2008/05/12(月) 07:56:51.44 ID:EvAIbYAO
そう思えるほどに広かった。
最近幼女メーカーが乱立してると
父から聞いた覚えがあるので
きっとこれくらいないと入りきらないのだろう。
そして神ヶ峰が次に思ったのは、
めんどくさそう。
だった。
適当に買って帰ろうかなと思って
綺麗に重ねられた緑色の買い物かごから、
それを一つとる。右を見て、
スズは、いない。
ならば左を見て、スズは、いない。
だったら上を見て、スズは、いない。
360度見回して、スズは、いない。
神ヶ峰「…はぁ」
神ヶ峰はスズを探しに、奥に入っていった。
877 名前: SS@海豚 [sage] 投稿日: 2008/05/12(月) 07:57:10.70 ID:EvAIbYAO
スズは以外と容易に見つかった。
ちょっと奥に入った所の幼女売り場で
売ってる幼女と話していたからだ。
神ヶ峰「…スズ?」
スズ「あ、ごめん行かなきゃ」
ゲージの中の幼女「またね~」
ゲージの中をみると、
見てると眠くなりそうなぐらいにまったりとした表情の幼幼女がいる。
神ヶ峰「ほら、いくよ」
スズ「あぁ~まって下さい」
神ヶ峰はスズの手をもって服のコーナーへと向かった。
ゲージの中の幼女「ふあぁ…眠…」
878 名前: SS@海豚 [sage] 投稿日: 2008/05/12(月) 07:57:32.77 ID:EvAIbYAO
―裏「最終兵器幼女」―
―裏「最終兵器幼女」―
「はいカットー!」
神ヶ峰「お疲れさましたー」
スズ「お疲れさまです。」
スズ「お疲れさまです。」
神ヶ峰「…遂に新キャラか?」
ゲージの幼女「え?私この後あまり出番ないですよ~。」
ゲージの幼女「え?私この後あまり出番ないですよ~。」
神ヶ峰「え、まじ?」
スズ「神ヶ峰さん台本チェックしてないんですか?」
スズ「神ヶ峰さん台本チェックしてないんですか?」
神ヶ峰「あー本当だ。…てかさ、俺こんなにあの生物兵器くわなきゃなの?」
スズ「…頑張ってください」
神ヶ峰「じゃあ今回もこのくらいで」
スズ、ゲージ幼女「さようならー。」
スズ「…頑張ってください」
神ヶ峰「じゃあ今回もこのくらいで」
スズ、ゲージ幼女「さようならー。」
田中「シクシクシクシク…」
イル「ほらー元気だしなよっ!」
イル「ほらー元気だしなよっ!」
イル「あ、じゃあねー!」
田中「さようなら…」
田中「さようなら…」