431 名前:SS@幼男やばす[] 投稿日:2008/02/25(月) 00:05:59.45 ID:7X5vexw0
【異世界幼女(税)】 第05話(全10話)「黄昏」1
【異世界幼女(税)】 第05話(全10話)「黄昏」1
主人公・自宅 土曜日 13時
ザアア―――――――――――――――
ザッ
シヴァ「刺すんだ…? …家族なのに…」
ザッ…
まゆ「っ!…うぁ…だ…だって… まゆゆ、見たんだもん…
パパが…怪物になっちゃうところを…っ!!」ブルブル
シヴァ「…」
まゆ「パパの事は好き…大好き…っ! でも…このままじゃ…
このままじゃまゆゆやお姉ちゃんまで危険な目にあっちゃうよぉ…っ!!」
シヴァ「…」
まゆ「シヴァちゃん… パパに何したのよぉ…っ!
返して…っ ねぇパパを元に戻してよぉっ!!」
シヴァ「…いやよ」
まゆ「え…?」
シヴァ「この男はもう私のものなんだから」
まゆ「う… うわあああああああああああっ!!!」ダッ!
主「ん~・・・なんだー・・・? どうしたぁ~・・・?」ムクッ
まゆ「っ!?」
主「う~ん・・あれ~・・まゆー・・・どうしたー?」ボー
まゆ「あ…う…っう…っ!」
ダダッ ガチャ バタンッ!
主「あ~・・? 何だったんだー・・・?」
シヴァ「…キミっ!」
主「ああ? なに? ってうわっ!?」ボサッ
シヴァ「明日どこか楽しいとこ連れて行きなさいっ!
命令よっ!! わかったわねっ!!」
主「あー日曜か・・・ ん・・ わかったよ・・
で…とりあえずどいてくんない?」
シヴァ「スピースピー」
主「寝たふりすんなヴォケ」
シヴァ「刺すんだ…? …家族なのに…」
ザッ…
まゆ「っ!…うぁ…だ…だって… まゆゆ、見たんだもん…
パパが…怪物になっちゃうところを…っ!!」ブルブル
シヴァ「…」
まゆ「パパの事は好き…大好き…っ! でも…このままじゃ…
このままじゃまゆゆやお姉ちゃんまで危険な目にあっちゃうよぉ…っ!!」
シヴァ「…」
まゆ「シヴァちゃん… パパに何したのよぉ…っ!
返して…っ ねぇパパを元に戻してよぉっ!!」
シヴァ「…いやよ」
まゆ「え…?」
シヴァ「この男はもう私のものなんだから」
まゆ「う… うわあああああああああああっ!!!」ダッ!
主「ん~・・・なんだー・・・? どうしたぁ~・・・?」ムクッ
まゆ「っ!?」
主「う~ん・・あれ~・・まゆー・・・どうしたー?」ボー
まゆ「あ…う…っう…っ!」
ダダッ ガチャ バタンッ!
主「あ~・・? 何だったんだー・・・?」
シヴァ「…キミっ!」
主「ああ? なに? ってうわっ!?」ボサッ
シヴァ「明日どこか楽しいとこ連れて行きなさいっ!
命令よっ!! わかったわねっ!!」
主「あー日曜か・・・ ん・・ わかったよ・・
で…とりあえずどいてくんない?」
シヴァ「スピースピー」
主「寝たふりすんなヴォケ」
432 名前:SS@幼男やばす[] 投稿日:2008/02/25(月) 00:06:45.97 ID:7X5vexw0
【異世界幼女(税)】 第05話「黄昏」2
【異世界幼女(税)】 第05話「黄昏」2
近所の公園 土曜日 17時
幼女5549「おじいちゃーんっ! こっちこっちーっ!」
飼主「こらこら 走るとまたこけるぞー」
飼主「こらこら 走るとまたこけるぞー」
幼女368「ボールまてまて~」
飼主「おっ やるなー幼女368~」
飼主「おっ やるなー幼女368~」
主「はぁ~ ・・やっぱり幼女はいいな~・・」
シヴァ「…」
主「それに比べてウチの幼女様ときたら・・・
何でそんな異色体で尚且つ可愛げのないやつなんだろうねー・・」
シヴァ「…悪かったわね」
主「・・・? そ、それにしても幼女ってこんな缶詰食うのな・・
腹こわさねーのかな? はっははっ!」
シヴァ「…」
主「(なんだよこいつ・・張り合いねーな・・・)」
シヴァ「…」
主「それに比べてウチの幼女様ときたら・・・
何でそんな異色体で尚且つ可愛げのないやつなんだろうねー・・」
シヴァ「…悪かったわね」
主「・・・? そ、それにしても幼女ってこんな缶詰食うのな・・
腹こわさねーのかな? はっははっ!」
シヴァ「…」
主「(なんだよこいつ・・張り合いねーな・・・)」
主「・・なあ、お前異世界からきた幼女なんだよな?
なんでこっちの世界に?」
シヴァ「…」
主「・・ふう ・・言いたくなかったら別にいいんだけどさ・・・」
シヴァ「…」
主「・・・」
シヴァ「…家出」
主「・・・ ・・は?」
スッ スタスタスタ
主「あ お、おい ちょっと・・っ!」スッ
スタスタスタ
主「家出ってなんだよ・・異世界からこの世界にか?」
シヴァ「…」
スタスタスタ
主「なんでそんなこと・・ っていっても答えてくれないだろうけど・・・」
シヴァ「…」
なんでこっちの世界に?」
シヴァ「…」
主「・・ふう ・・言いたくなかったら別にいいんだけどさ・・・」
シヴァ「…」
主「・・・」
シヴァ「…家出」
主「・・・ ・・は?」
スッ スタスタスタ
主「あ お、おい ちょっと・・っ!」スッ
スタスタスタ
主「家出ってなんだよ・・異世界からこの世界にか?」
シヴァ「…」
スタスタスタ
主「なんでそんなこと・・ っていっても答えてくれないだろうけど・・・」
シヴァ「…」
433 名前:SS@幼男やばす[] 投稿日:2008/02/25(月) 00:07:53.64 ID:7X5vexw0
【異世界幼女(税)】 第05話「黄昏」3
【異世界幼女(税)】 第05話「黄昏」3
河原 18時
スタスタスタ
主「おいー・・どこまで行くんだよー・・・」
シヴァ「…」
スタスタスタ
主「・・・帰りたいとか思わないの? 自分の世界に・・っていうか
・・本当の居場所に・・・」
ピタ…
主「・・・?」
シヴァ「…キミ …裏切られる怖さって、知ってる…?」
主「え・・?」
主「おいー・・どこまで行くんだよー・・・」
シヴァ「…」
スタスタスタ
主「・・・帰りたいとか思わないの? 自分の世界に・・っていうか
・・本当の居場所に・・・」
ピタ…
主「・・・?」
シヴァ「…キミ …裏切られる怖さって、知ってる…?」
主「え・・?」
シヴァ「私は産まれた時から親の顔も知らずに
異世界の幼女ショップで100万近くで売られていたの…
異世界の幼女ショップで100万近くで売られていたの…
友達もいた… いっぱいいたわよ…
…でもね その子たちも次々と飼われていっちゃ
いくら仲良くなったって意味がない事がわかったの…
…でもね その子たちも次々と飼われていっちゃ
いくら仲良くなったって意味がない事がわかったの…
でも… それは間違ってた…
それから幼男女たちとは会話がなくなって次第に私は孤立してた…
それから幼男女たちとは会話がなくなって次第に私は孤立してた…
みんな飼われていく中… 一人目立とうとしない私は
いつの間にか存在感が消えていたの…
客も誰も私を見ようとしない… そんな事が数年続いたのよ…
いつの間にか存在感が消えていたの…
客も誰も私を見ようとしない… そんな事が数年続いたのよ…
ガリガリに痩せる言って動くことも言葉も話す気力もなくなってた私だったけど…
ある日… 久しぶりに異世界のオーナーが
私に気づいてくれたわ… 近づいてきて、ご飯でもくれるのかな? って思った…
ある日… 久しぶりに異世界のオーナーが
私に気づいてくれたわ… 近づいてきて、ご飯でもくれるのかな? って思った…
でも、現実はそうじゃなかった…
話し掛けることもなく檻についてる値札を取り外して…
新しく付けられた値段が… 980円だった…」
主「きゅ・・980円・・・?」
シヴァ「プライドがズタズタに引き裂かれたわ… 惨めだった…
でも言い返す気力もない… どうせならいっそのこと… 処分してほしかった…
話し掛けることもなく檻についてる値札を取り外して…
新しく付けられた値段が… 980円だった…」
主「きゅ・・980円・・・?」
シヴァ「プライドがズタズタに引き裂かれたわ… 惨めだった…
でも言い返す気力もない… どうせならいっそのこと… 処分してほしかった…
でもね… 数日後…
あるお客が私に近寄ってきたの…
店のオーナーに向かって言った第一声が『これを980円で売るなんて馬鹿げてる』
…嬉しかった 産まれて初めてこの人じゃなきゃだめ って、そう思えた…
あるお客が私に近寄ってきたの…
店のオーナーに向かって言った第一声が『これを980円で売るなんて馬鹿げてる』
…嬉しかった 産まれて初めてこの人じゃなきゃだめ って、そう思えた…
私は最後の気力を振り絞ってその人に手を伸ばしたわ…
その人の大きな手が… ゆっくりと私の手を握ってくれたのよ…」
その人の大きな手が… ゆっくりと私の手を握ってくれたのよ…」
434 名前:SS@幼男やばす[] 投稿日:2008/02/25(月) 00:10:59.55 ID:7X5vexw0
【異世界幼女(税)】 第05話「黄昏」4
【異世界幼女(税)】 第05話「黄昏」4
シヴァ「その日から… その人の幼女として飼われるようになったの…
…980円だから奴隷か調教するものとしか見てくれない、そう思っていたわ…
…980円だから奴隷か調教するものとしか見てくれない、そう思っていたわ…
でも違った…
毎日ご飯も食べさせてくれたしお風呂にもいれてくれたわ…
寝る時も一緒の布団で… 寒い日は私を包んでもくれた…
温かい異世界人の大きな体と腕と心に… 私は何度も甘えるようになった…
毎日ご飯も食べさせてくれたしお風呂にもいれてくれたわ…
寝る時も一緒の布団で… 寒い日は私を包んでもくれた…
温かい異世界人の大きな体と腕と心に… 私は何度も甘えるようになった…
そしてとある日… 私のご主人さまは捨て幼女を拾ってきたの…
かなり弱っていて… まるで昔の私を見ているかのようで… 何か、同情した…
かなり弱っていて… まるで昔の私を見ているかのようで… 何か、同情した…
三人でお風呂に入ってて… その子が実はすごい綺麗な幼女だってわかったの…
肌もピンク色で目もまん丸してて… とてもじゃないけどかなわなかったわ…
肌もピンク色で目もまん丸してて… とてもじゃないけどかなわなかったわ…
その子も仲間入りして、三人の生活が始まった…
もちろん寝る時もお風呂に入る時も、ずっと一緒だった…
けど、そんなの長く続かない…
もちろん寝る時もお風呂に入る時も、ずっと一緒だった…
けど、そんなの長く続かない…
ご主人さまはまるで私が見えなくなったかのように
もう一人の子ばかり構うようになってきたわ…
私専用だったご主人さまの膝枕もその幼女に取られて…
幼女と私の目が合った瞬間、いつも彼女は微笑んだわ…
もう一人の子ばかり構うようになってきたわ…
私専用だったご主人さまの膝枕もその幼女に取られて…
幼女と私の目が合った瞬間、いつも彼女は微笑んだわ…
そして… 私は飼主のもとから離れた… 居場所なんて、どこにもない…」
主「・・・それが家出した理由か?」
シヴァ「…誰かに飼われて… つらい思いするくらいなら…
いっそのことこっちが飼ってやろうって考えたのよ…
けど異世界人はみんな怪物だから力もあるし… どうする事もできない…
それだったら… 人間を飼ってしまおうって思った…」
主「・・・それで・・うまくいった のか?」
シヴァ「どうかな… 自分でも、わからなくなってきちゃった…」
主「…」
シヴァ「…誰かに飼われて… つらい思いするくらいなら…
いっそのことこっちが飼ってやろうって考えたのよ…
けど異世界人はみんな怪物だから力もあるし… どうする事もできない…
それだったら… 人間を飼ってしまおうって思った…」
主「・・・それで・・うまくいった のか?」
シヴァ「どうかな… 自分でも、わからなくなってきちゃった…」
主「…」
(黄昏時に自分の話をするシヴァの顔は・・・
・・なんだか、・・・寂しそうだった・・・)
・・なんだか、・・・寂しそうだった・・・)
スタスタスタ
主「・・・どこ行くんだよ・・・そっちじゃないだろ? ・・お前のウチは・・・」
主「・・・どこ行くんだよ・・・そっちじゃないだろ? ・・お前のウチは・・・」
435 名前:SS@幼男やばす[] 投稿日:2008/02/25(月) 00:12:57.82 ID:7X5vexw0
【異世界幼女(税)】 第05話「黄昏」5
【異世界幼女(税)】 第05話「黄昏」5
主人公・自宅 20時
風呂
ゴシゴシ
シヴァ「も、もっと丁寧に洗いなさいよヘタクソ…」
主「ちゃんと洗ってるだろ?」
ゴシゴシ
シヴァ「せ、背中だけだからね… 前もとか言ったらまた怪物にしてやるんだから…っ!」
主「はいはい」
ゴシゴシ
シヴァ「…ありがと」
主「ん? 何が?」
シヴァ「話… 聞いてくれて…」
主「・・・ ぷっ
だっはっはっはっはっはっ!!」
シヴァ「ななななななななに笑ってんのよこのボケナス―――っ!!」
主「だ だってよ お前、急に くっ・・!
だはははははは!!がはははははははははははははははっ!!!」
シヴァ「ンンン笑うな―――――っ!!」バッ!
主「あ 丸見え」
シヴァ「はっ///!」
シヴァ「も、もっと丁寧に洗いなさいよヘタクソ…」
主「ちゃんと洗ってるだろ?」
ゴシゴシ
シヴァ「せ、背中だけだからね… 前もとか言ったらまた怪物にしてやるんだから…っ!」
主「はいはい」
ゴシゴシ
シヴァ「…ありがと」
主「ん? 何が?」
シヴァ「話… 聞いてくれて…」
主「・・・ ぷっ
だっはっはっはっはっはっ!!」
シヴァ「ななななななななに笑ってんのよこのボケナス―――っ!!」
主「だ だってよ お前、急に くっ・・!
だはははははは!!がはははははははははははははははっ!!!」
シヴァ「ンンン笑うな―――――っ!!」バッ!
主「あ 丸見え」
シヴァ「はっ///!」
シヴァ「見るなぁぁあああああああああああ―――――っ!!!」ガシャーン
第5話 終
563 名前:SS@幼男やばす[] 投稿日:2008/02/26(火) 23:21:34.26 ID:0Uay0220
【異世界幼女(税)】 第06話(全10話)「赫夜」1
【異世界幼女(税)】 第06話(全10話)「赫夜」1
異世界
シュルルルルルルル
触手A・B「魔王さまー!魔王さま――っ!」
…タンッ
魔王「! 貴様を待っていたぞっ!!」パシィ!
オークA「なにぃーッ!?」
サキュバス「ふ~ん …メンタンイーペードラ一丁で満貫とはいい手ね」
オークB「・・・くやしい」
魔王「ふっふっふ」
バンッ!!
触手A・B「魔王さまーっ!」
魔王「うるさいぞっ! ノックせんかっ!」
触手A「呑気に麻雀なんかしてる場合じゃないですよーっ!」
触手B「人間世界に異世界幼女が逃亡したって連絡がーっ!!」
サキュバス「あらあら うふふ」
魔王「・・ふぅ さて、続き続き」ジャラジャラ
触手A・B「魔王さまーっ!」
魔王「ったく五月蝿いなお前らは・・・たかが異世界幼女一匹なに慌てとるんだ・・」
触手A「じ 実はですねー」カクカクシカジカ…
魔王「あ?・・・なっなんだとぉ!!? それ先に言えバカーっ!!」
サキュバス「あらあら うふふ」
魔王「・・で、ワシら人間世界降臨はいつだね?」
触手B「8話です」
魔王「よーしっ!でかしたーっ!
人間世界旅行の準備しなくっちゃ~ ふんふふ~ん♪」タッタッタ
サキュバス「あたしも~」タッタッタ
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
触手A・B「魔王さまー!魔王さま――っ!」
…タンッ
魔王「! 貴様を待っていたぞっ!!」パシィ!
オークA「なにぃーッ!?」
サキュバス「ふ~ん …メンタンイーペードラ一丁で満貫とはいい手ね」
オークB「・・・くやしい」
魔王「ふっふっふ」
バンッ!!
触手A・B「魔王さまーっ!」
魔王「うるさいぞっ! ノックせんかっ!」
触手A「呑気に麻雀なんかしてる場合じゃないですよーっ!」
触手B「人間世界に異世界幼女が逃亡したって連絡がーっ!!」
サキュバス「あらあら うふふ」
魔王「・・ふぅ さて、続き続き」ジャラジャラ
触手A・B「魔王さまーっ!」
魔王「ったく五月蝿いなお前らは・・・たかが異世界幼女一匹なに慌てとるんだ・・」
触手A「じ 実はですねー」カクカクシカジカ…
魔王「あ?・・・なっなんだとぉ!!? それ先に言えバカーっ!!」
サキュバス「あらあら うふふ」
魔王「・・で、ワシら人間世界降臨はいつだね?」
触手B「8話です」
魔王「よーしっ!でかしたーっ!
人間世界旅行の準備しなくっちゃ~ ふんふふ~ん♪」タッタッタ
サキュバス「あたしも~」タッタッタ
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
主人公・自宅 日曜日 8時
シヴァ「!… う~ん…」
主「なんだ? どうしたシヴァ?」
シヴァ「なんか吐きそう気分になった…」
主「そっか んじゃネズミーランド行くのやめるかっ!」
シヴァ「ば、ばかっ! そういう意味じゃないわよアホっ!
てゆーかそのネズミーランドって本っっ当に楽しい所なんでしょーねっ!?」
主「あたり前だろ? ・・でもなー女の子と一緒じゃないっていうのがアレだよなー・・」
シヴァ「ふんっ! 悪かったわねー幼女でっ!!」
♪~♪~♪~
主「お 電話」
主「なんだ? どうしたシヴァ?」
シヴァ「なんか吐きそう気分になった…」
主「そっか んじゃネズミーランド行くのやめるかっ!」
シヴァ「ば、ばかっ! そういう意味じゃないわよアホっ!
てゆーかそのネズミーランドって本っっ当に楽しい所なんでしょーねっ!?」
主「あたり前だろ? ・・でもなー女の子と一緒じゃないっていうのがアレだよなー・・」
シヴァ「ふんっ! 悪かったわねー幼女でっ!!」
♪~♪~♪~
主「お 電話」
565 名前:SS@幼男やばす[] 投稿日:2008/02/26(火) 23:22:15.30 ID:0Uay0220
【異世界幼女(税)】 第06話「赫夜」2
【異世界幼女(税)】 第06話「赫夜」2
ピッ
主「はいー」
『主っ!? もーっ最近全然連絡くれなかったから心配したじゃないのよーっ!』
主「え・・だ、誰・・?」
『私よ私っ! 赫夜っ!・・あれ? 初めてだっけ電話したの?』
主「はいー」
『主っ!? もーっ最近全然連絡くれなかったから心配したじゃないのよーっ!』
主「え・・だ、誰・・?」
『私よ私っ! 赫夜っ!・・あれ? 初めてだっけ電話したの?』
(・・忘れてた・・最近怪物の事ばかり気にしてたから
メールきてもまったく返信してなかったな俺・・・)
メールきてもまったく返信してなかったな俺・・・)
主「お おうっ! 赫夜かっ!
ごめんなー携帯代が払えなくて停められてたんだよーっはははー」
赫夜「はぁ~よかった~ ・・もう連絡とれないかと思ったじゃない・・・ばか」
主「だからごめんってば~っ!」
赫夜「・・ふふ、じゃあ許してあげるっ! ・・・そのかわり―――――」
ごめんなー携帯代が払えなくて停められてたんだよーっはははー」
赫夜「はぁ~よかった~ ・・もう連絡とれないかと思ったじゃない・・・ばか」
主「だからごめんってば~っ!」
赫夜「・・ふふ、じゃあ許してあげるっ! ・・・そのかわり―――――」
××駅
主「・・・///」
主「・・・///」
(なんということだ・・あの赫夜に会えるなんて・・っ!
し しかも初めて行く場所がネズミーランドとは・・・っ!!
青春だよ・・そう、俺はこういうのを望んでいたんだよ――っ!)
し しかも初めて行く場所がネズミーランドとは・・・っ!!
青春だよ・・そう、俺はこういうのを望んでいたんだよ――っ!)
主「えへっ/// えへへへへへっ///」
シヴァ「鼻のした伸びすぎ」
主(・・くそっ! こいつさえいなければあああ・・っ!!)ギリギリ
シヴァ「一回も顔見たことないクセに… よくそんな平気でいられるわねっ!」
主「そ、そりゃそうだけど・・メール文も可愛いし声も可愛いし♪」
シヴァ「あっそ~ほんじゃ勝手にやってなっさーい」
シヴァ「鼻のした伸びすぎ」
主(・・くそっ! こいつさえいなければあああ・・っ!!)ギリギリ
シヴァ「一回も顔見たことないクセに… よくそんな平気でいられるわねっ!」
主「そ、そりゃそうだけど・・メール文も可愛いし声も可愛いし♪」
シヴァ「あっそ~ほんじゃ勝手にやってなっさーい」
(・・・いや、たしかにシヴァの言うとおりかも知れん・・
赫夜とは2年以上もメールと電話だけの付き合いをしてきたんだ・・・
お互いの顔写メの交換もせず、2年間も・・・
・・・だがあっちも俺と同じ気持ちかも知れないのだ・・
赫夜は俺を見て・・・どう思うのだろうか・・・やべ、緊張してきた・・)
赫夜とは2年以上もメールと電話だけの付き合いをしてきたんだ・・・
お互いの顔写メの交換もせず、2年間も・・・
・・・だがあっちも俺と同じ気持ちかも知れないのだ・・
赫夜は俺を見て・・・どう思うのだろうか・・・やべ、緊張してきた・・)
「おまたせ~」
主「! キタっ!?」
超ブス「♪」ドスッ ドスッ ドスッ ドスッ ドスッ
主「んが!!!????!!???」
イケメン「遅いよ超ブス~」
超ブス「ごめ~んイケメンく~ん」
フラ…ペタン!
主「ハア・・っ!ハア・・っ! よ、よかったああ・・ハア、ハア、ハア・・」
シヴァ「あはははっ!あはっ!あはっあははははははははっ!!」
主「くっそおおおおお笑うなあああああっ!!」
スッ
「・・もしかして・・主・・?」
主「へえ?」
主「! キタっ!?」
超ブス「♪」ドスッ ドスッ ドスッ ドスッ ドスッ
主「んが!!!????!!???」
イケメン「遅いよ超ブス~」
超ブス「ごめ~んイケメンく~ん」
フラ…ペタン!
主「ハア・・っ!ハア・・っ! よ、よかったああ・・ハア、ハア、ハア・・」
シヴァ「あはははっ!あはっ!あはっあははははははははっ!!」
主「くっそおおおおお笑うなあああああっ!!」
スッ
「・・もしかして・・主・・?」
主「へえ?」
566 名前:SS@幼男やばす[] 投稿日:2008/02/26(火) 23:23:11.08 ID:0Uay0220
【異世界幼女(税)】 第06話「赫夜」3
【異世界幼女(税)】 第06話「赫夜」3
主「え・・・ か かぐ、や・・?」
赫夜「はじめまして …だよね? えへへ♪」
赫夜「はじめまして …だよね? えへへ♪」
(1000万人に1人って位のどびっきり美少女が
座り込んでいた俺に話かけてきたのだった・・っ!
・・・しかも・・・)
座り込んでいた俺に話かけてきたのだった・・っ!
・・・しかも・・・)
赫夜「どうしたの? ほら、早く立ってっ!」ボインボイン
(なんという・・けしからん乳のデカさ・・・っ!!)
シヴァ「あうう…」ペッタンペッタンツルペッタン
主「あ、あの・・ は、はじめまして・・///」
赫夜「あ 緊張してる~
…ふ~ん …主って結構カッコいい人だったんだねー びっくりしちゃったっ!」
主「え? そ、そう? でっへへへへへ///」
ゲシッ!
主「いてっ! なんだよシヴァ!」
赫夜「あ もしかしてその子がシヴァちゃん?」
主「う、うん」
赫夜「可愛い~っ! よろしくねシヴァちゃんっ!」
シヴァ「よ、よろしくしないわよっ!
そ、それに私が可愛いのは当たり前なのっ!異世界で生まれたんだから当然でしょ!?」
赫夜「ほえ?」
ガッ!!
シヴァ「ンーっ!ンンンーっンー!?」ジタバタ
主「あっはははっ! こいつ幼女のクセに生意気でさーっはははーっ!
ボソッ…(おいシヴァ… 異世界からきたとか言うな 俺までアホと思われちまう…)」
シヴァ「…」
赫夜「でも不思議な色してる~
なんだかドラゴンボールに出てきそうだよねっ!」
主「ブッ――――――――――!!」
シヴァ「ど、どら…?」
主「がははははははっ!!ドラゴンボールってぇ―――っ!!
色だけかよぉ―――っ!!ひゃはははははははははははははははっ!!」
シヴァ「わわわわ笑うなあああっっ! どらごんぼーるってなんなのよおおおっ!!」
主「あ、あの・・ は、はじめまして・・///」
赫夜「あ 緊張してる~
…ふ~ん …主って結構カッコいい人だったんだねー びっくりしちゃったっ!」
主「え? そ、そう? でっへへへへへ///」
ゲシッ!
主「いてっ! なんだよシヴァ!」
赫夜「あ もしかしてその子がシヴァちゃん?」
主「う、うん」
赫夜「可愛い~っ! よろしくねシヴァちゃんっ!」
シヴァ「よ、よろしくしないわよっ!
そ、それに私が可愛いのは当たり前なのっ!異世界で生まれたんだから当然でしょ!?」
赫夜「ほえ?」
ガッ!!
シヴァ「ンーっ!ンンンーっンー!?」ジタバタ
主「あっはははっ! こいつ幼女のクセに生意気でさーっはははーっ!
ボソッ…(おいシヴァ… 異世界からきたとか言うな 俺までアホと思われちまう…)」
シヴァ「…」
赫夜「でも不思議な色してる~
なんだかドラゴンボールに出てきそうだよねっ!」
主「ブッ――――――――――!!」
シヴァ「ど、どら…?」
主「がははははははっ!!ドラゴンボールってぇ―――っ!!
色だけかよぉ―――っ!!ひゃはははははははははははははははっ!!」
シヴァ「わわわわ笑うなあああっっ! どらごんぼーるってなんなのよおおおっ!!」
567 名前:SS@幼男やばす[] 投稿日:2008/02/26(火) 23:23:54.80 ID:0Uay0220
【異世界幼女(税)】 第06話「赫夜」4
【異世界幼女(税)】 第06話「赫夜」4
ネズミーランド 10時
♪♪♪~♪♪~♪~♪♪♪♪~
シヴァ「…」ホケー
主「うわー日曜だしやっぱ人多いな~・・・
・・どうだーシヴァ~? 楽しそうな所だろ~」
シヴァ「///」
主「・・おーいシヴァや~い・・」
シヴァ「/// …はっ! ま、まぁまぁねっ!
異世界にはもっと楽しい所あるんだけどここも結構気にいったわぁーっ!」
主「ったく可愛くねー・・」
赫夜「ほらっ! チケット買って早く中に入ろうよっ!」
グイッ!
主「うわっ!」タッタッタ
シヴァ「こ、こらっ触るなっ離しなさいっ! 自分で歩けるわよバカーっ!」タッタッタ
♪♪♪~♪♪~♪~♪♪♪♪~
シヴァ「…」ホケー
主「うわー日曜だしやっぱ人多いな~・・・
・・どうだーシヴァ~? 楽しそうな所だろ~」
シヴァ「///」
主「・・おーいシヴァや~い・・」
シヴァ「/// …はっ! ま、まぁまぁねっ!
異世界にはもっと楽しい所あるんだけどここも結構気にいったわぁーっ!」
主「ったく可愛くねー・・」
赫夜「ほらっ! チケット買って早く中に入ろうよっ!」
グイッ!
主「うわっ!」タッタッタ
シヴァ「こ、こらっ触るなっ離しなさいっ! 自分で歩けるわよバカーっ!」タッタッタ
(楽しい・・・楽しいな・・・ まるで・・・恋人同士みたいだ・・・
おばけ屋敷・・赫夜は怖がって俺の袖をずっと握ってたけど・・
シヴァはお化けに脅かされて怒って蹴り入れてたな・・頭かかえさせられるよ・・
おばけ屋敷・・赫夜は怖がって俺の袖をずっと握ってたけど・・
シヴァはお化けに脅かされて怒って蹴り入れてたな・・頭かかえさせられるよ・・
コースターはシヴァが乗れないって係りの人に言われて
ずっと塞ぎ込んでたな・・・そりゃそうだろ、幼女だからな・・・
ずっと塞ぎ込んでたな・・・そりゃそうだろ、幼女だからな・・・
昼飯になって赫夜と会話が弾む・・中学時代の話やらあんな事やこんな事・・
シヴァはつまんなさそうにジュースのストローくわえてムスっとしてたな・・
でも昼のパレードでシヴァの機嫌は急上昇
こいつもこんな顔するんだ って思うくらい興味津々だった・・
赫夜ともシヴァともいっぱい写真を撮った
でっかいネズミー人形に入った人に怪物よっ!ってシヴァ・・それはないわ・・
・・・時間が過ぎていく・・・
俺たちはただ遊んでるだけなのかも知れない、恋人同士じゃないかも知れない
・・・でも赫夜の笑顔を見てたら・・そんなこと、どうでもよく感じてた・・・)
シヴァはつまんなさそうにジュースのストローくわえてムスっとしてたな・・
でも昼のパレードでシヴァの機嫌は急上昇
こいつもこんな顔するんだ って思うくらい興味津々だった・・
赫夜ともシヴァともいっぱい写真を撮った
でっかいネズミー人形に入った人に怪物よっ!ってシヴァ・・それはないわ・・
・・・時間が過ぎていく・・・
俺たちはただ遊んでるだけなのかも知れない、恋人同士じゃないかも知れない
・・・でも赫夜の笑顔を見てたら・・そんなこと、どうでもよく感じてた・・・)
ネズミーランド 19時 夜のパレード
♪♪~♪♪♪~♪♪♪~パーン パーン
シヴァ「なによアレっ! すっごい綺麗じゃないっ!
キミっアレなにアレなになにっ!?」
主「花火だよ」
シヴァ「///」ホケー
赫夜「・・・綺麗」
主「う・・ うん・・・」
♪♪~♪♪♪~♪♪♪~パーン パーン
シヴァ「なによアレっ! すっごい綺麗じゃないっ!
キミっアレなにアレなになにっ!?」
主「花火だよ」
シヴァ「///」ホケー
赫夜「・・・綺麗」
主「う・・ うん・・・」
(こんなロマンチックな展開はめったにないぞ・・
告白だ それしかないっ! 見ろっ!パレードに赫夜は見惚れているっ!
今しかない!いけ俺っ!その乳を・・いや、赫夜を俺だけのモノにするんだっ!)
告白だ それしかないっ! 見ろっ!パレードに赫夜は見惚れているっ!
今しかない!いけ俺っ!その乳を・・いや、赫夜を俺だけのモノにするんだっ!)
主「あ・・あの・・っ!」
赫「私さ・・海外に転校するんだ・・・」
主「え・・・」
赫「私さ・・海外に転校するんだ・・・」
主「え・・・」
568 名前:SS@幼男やばす[] 投稿日:2008/02/26(火) 23:24:50.42 ID:0Uay0220
【異世界幼女(税)】 第06話「赫夜」5
【異世界幼女(税)】 第06話「赫夜」5
主「転・・・校・・?」
赫夜「・・うん
・・外国に行ったら・・もう主とも連絡取れなくなるし・・会えなくなる・・
だから最後に・・・主に、会っておきたかったんだ・・・」
主「さ・・最後って・・」
赫夜「・・うん・・今日の便で出発なんだ・・」
主「きょ・・今日・・ 赫夜の・・家族は・・?」
赫夜「今日の朝にもう出発しちゃった・・・
主に電話したでしょ? ・・私は主に会いたいかったから・・便を遅らせて・・」
主「赫夜・・・」
♪♪♪~♪♪~♪♪♪♪~パーン パーン
赫夜「・・・ねっ! キスしよっかっ!」
主「え・・」
シヴァ「っ!?」
赫夜「このパレードの最後に・・大きな龍が昇るの
・・その時キスした二人はこれからもずっと仲良くいられるって噂なんだってっ!
・・だから・・・キス、して・・・」スッ
主「か、かぐ・・ ・・・」…グッ
シヴァ「…」ドキドキ
赫夜「・・うん
・・外国に行ったら・・もう主とも連絡取れなくなるし・・会えなくなる・・
だから最後に・・・主に、会っておきたかったんだ・・・」
主「さ・・最後って・・」
赫夜「・・うん・・今日の便で出発なんだ・・」
主「きょ・・今日・・ 赫夜の・・家族は・・?」
赫夜「今日の朝にもう出発しちゃった・・・
主に電話したでしょ? ・・私は主に会いたいかったから・・便を遅らせて・・」
主「赫夜・・・」
♪♪♪~♪♪~♪♪♪♪~パーン パーン
赫夜「・・・ねっ! キスしよっかっ!」
主「え・・」
シヴァ「っ!?」
赫夜「このパレードの最後に・・大きな龍が昇るの
・・その時キスした二人はこれからもずっと仲良くいられるって噂なんだってっ!
・・だから・・・キス、して・・・」スッ
主「か、かぐ・・ ・・・」…グッ
シヴァ「…」ドキドキ
(赫夜を見つめ・・肩を掴む俺・・・
ゆっくり目を閉じる赫夜・・龍が昇るまで、あと少し・・俺も目を閉じ・・
赫夜の唇にゆっくり、自分の唇を・・近づけた・・・ゆっくり、ゆっくり・・)
ゆっくり目を閉じる赫夜・・龍が昇るまで、あと少し・・俺も目を閉じ・・
赫夜の唇にゆっくり、自分の唇を・・近づけた・・・ゆっくり、ゆっくり・・)
シヴァ「ちょ… 待…っ!」
ド――――――――――――ン!!
ド――――――――――――ン!!
赫夜「・・・・・・・・・・・・・・・ ?」
主「・・ごめん・・やっぱり、できないよ・・・
いくら仲良くなれたって・・・もう会えないんじゃ・・意味、ないよ・・・」
赫夜「主・・・ ・・・ ・・・ふふっ! でもちょっと触れたよ~?」
主「え!? うそっ!?」
赫夜「うそ」
主「な、なんだよそれー」
赫夜「ん~でもほんのちょっと触れた、かな~?」
主「おい~っどっちなんだよー」
赫夜「教えてあーげなーいっ!」タッタッタ
主「おい待てったらっー!」タッタッタ
主「・・ごめん・・やっぱり、できないよ・・・
いくら仲良くなれたって・・・もう会えないんじゃ・・意味、ないよ・・・」
赫夜「主・・・ ・・・ ・・・ふふっ! でもちょっと触れたよ~?」
主「え!? うそっ!?」
赫夜「うそ」
主「な、なんだよそれー」
赫夜「ん~でもほんのちょっと触れた、かな~?」
主「おい~っどっちなんだよー」
赫夜「教えてあーげなーいっ!」タッタッタ
主「おい待てったらっー!」タッタッタ
シヴァ「…っ! …私、なんであんなにドキドキしたのかな… …考えすぎよっ!」
569 名前:SS@幼男やばす[] 投稿日:2008/02/26(火) 23:25:30.16 ID:0Uay0220
【異世界幼女(税)】 第06話(全10話)「赫夜」6
【異世界幼女(税)】 第06話(全10話)「赫夜」6
空港 21時
赫夜「じゃあね主 シヴァちゃんと仲良くするんだよー?」
主「ああ」
シヴァ「奴隷と仲良くなんてしないわよっ!」
赫夜「ふふっ じゃあシヴァちゃん、奴隷さんをよろしくねっ!」
シヴァ「わかってるわよそんなこと…っ」
『21:15の便、LA行きの方は3番へご搭乗ください
21:15の便、LA行きの方は3番へご搭乗ください』
赫夜「・・もう行かないと・・ じゃあね主・・ 元気で・・」
主「ああ・・赫夜もな」
ガラガラガラガラ
主「ああ」
シヴァ「奴隷と仲良くなんてしないわよっ!」
赫夜「ふふっ じゃあシヴァちゃん、奴隷さんをよろしくねっ!」
シヴァ「わかってるわよそんなこと…っ」
『21:15の便、LA行きの方は3番へご搭乗ください
21:15の便、LA行きの方は3番へご搭乗ください』
赫夜「・・もう行かないと・・ じゃあね主・・ 元気で・・」
主「ああ・・赫夜もな」
ガラガラガラガラ
(エスカレーターに乗って赫夜が見えなくなりそうな時・・
あいつは振り向きざまにこう叫んだ・・・)
あいつは振り向きざまにこう叫んだ・・・)
赫夜「・・あっ! そうそう―――っ! いい忘れてた―――っ!
主――――っ! 本当はキスちょっと触れてたよ―――――っ!!」
主「ははっ」
主――――っ! 本当はキスちょっと触れてたよ―――――っ!!」
主「ははっ」
赫夜「龍は関係なかったよ・・もっと早く・・あなたに会っていればよかった・・・
・・・ばいばい・・ 主・・・ ばいばい・・ 初恋のひと・・・」
・・・ばいばい・・ 主・・・ ばいばい・・ 初恋のひと・・・」
空港・屋上
ゴオオオオオ
主「・・・」
シヴァ「行っちゃったね… 赫夜ちゃん…」
主「・・ああ」
シヴァ「見て… 綺麗な満月…
あの飛行機… まるであの満月に帰っていくみたい…」
主「・・かぐや姫のお話みたいだな・・・」
シヴァ「… ちょっとっ! いつまでブルーになってんのよバカっ!
さっさとドラゴンボールの漫画買いに行くわよっ!!」
主「古市まで時間が間に合わないって言っただろー・・?」
シヴァ「じゃあ間に合うようにするのよっ!
今日買えなきゃまた怪物にしちゃうんだからーっ!」タッタッタ
主「ははっ、まったくこのご主人さまは・・」タッタッタ
シヴァ「えへへっ! あっかんべーだ~っ!」
主「・・・」
シヴァ「行っちゃったね… 赫夜ちゃん…」
主「・・ああ」
シヴァ「見て… 綺麗な満月…
あの飛行機… まるであの満月に帰っていくみたい…」
主「・・かぐや姫のお話みたいだな・・・」
シヴァ「… ちょっとっ! いつまでブルーになってんのよバカっ!
さっさとドラゴンボールの漫画買いに行くわよっ!!」
主「古市まで時間が間に合わないって言っただろー・・?」
シヴァ「じゃあ間に合うようにするのよっ!
今日買えなきゃまた怪物にしちゃうんだからーっ!」タッタッタ
主「ははっ、まったくこのご主人さまは・・」タッタッタ
シヴァ「えへへっ! あっかんべーだ~っ!」
第6話 終
779 名前: SS@幼男やばす 投稿日: 2008/02/29(金) 13:41:33.25 ID:.YMjvEk0
【異世界幼女(税)】 第07話(全10話)「鬼ごっこ」1
【異世界幼女(税)】 第07話(全10話)「鬼ごっこ」1
主人公・自宅 月曜日 8時
シュル… シュルシュル
シヴァ「ん~ …なにしてんのよ~…」
主「見ればわかるだろ? 学校に行く準備してるんだよ」
シヴァ「学校~…?」
主「怪物の件でいつまでも休んでいられないし・・
単位も取れなくなるし・・せめて学校くらいは行かないとな・・・」
シヴァ「ん~… あっそ~…勝手にしなさーい… ふぁ~あ~ぁ~うぅ… おやすみ~…」
主「・・ったく・・いい気なもんだぜ・・幼女は寝るのが仕事でさー」
ガチャ バタン…
シヴァ「ん~ …なにしてんのよ~…」
主「見ればわかるだろ? 学校に行く準備してるんだよ」
シヴァ「学校~…?」
主「怪物の件でいつまでも休んでいられないし・・
単位も取れなくなるし・・せめて学校くらいは行かないとな・・・」
シヴァ「ん~… あっそ~…勝手にしなさーい… ふぁ~あ~ぁ~うぅ… おやすみ~…」
主「・・ったく・・いい気なもんだぜ・・幼女は寝るのが仕事でさー」
ガチャ バタン…
その日、俺は学校へ行った事を今でも後悔している・・・
学校
キーンコーンカーンコーン
生徒1「おース」
生徒2「おはよー」
ガラーッ
主「・・」
生徒3「おー主っ! 久しぶりじゃんかーっ!
インフルエンザだったんだって~っ?」
主「う、うん」
生徒4「ちゃんと治してきたんでしょ~ねー?
勘弁してよーうつされたりしたら困るから~」
生徒3「こいつお前が休んでる間に彼氏できたんだってよーっ!」
主「へぇ そうなんだ ・・俺んち幼女飼っちゃった」
生徒3「マジでっ!? お前んち幼女禁止のマンションじゃなかったっけ!?」
主「こっそり飼ってるんだ」
生徒4「えーいいないいな主~
幼女って高いんでしょー? あたしもほしいけど買ってもらえないよ~」
主「いや、それがさ・・その幼女ときたら・・・ っ?」クルッ
生徒3「ん? どした?」
主「・・ううん 何か誰かに見られてるような気がした・・」
生徒4「ねっねっ で、どうなのよ幼女との暮らしってさーっ!」
主「うん」
生徒1「おース」
生徒2「おはよー」
ガラーッ
主「・・」
生徒3「おー主っ! 久しぶりじゃんかーっ!
インフルエンザだったんだって~っ?」
主「う、うん」
生徒4「ちゃんと治してきたんでしょ~ねー?
勘弁してよーうつされたりしたら困るから~」
生徒3「こいつお前が休んでる間に彼氏できたんだってよーっ!」
主「へぇ そうなんだ ・・俺んち幼女飼っちゃった」
生徒3「マジでっ!? お前んち幼女禁止のマンションじゃなかったっけ!?」
主「こっそり飼ってるんだ」
生徒4「えーいいないいな主~
幼女って高いんでしょー? あたしもほしいけど買ってもらえないよ~」
主「いや、それがさ・・その幼女ときたら・・・ っ?」クルッ
生徒3「ん? どした?」
主「・・ううん 何か誰かに見られてるような気がした・・」
生徒4「ねっねっ で、どうなのよ幼女との暮らしってさーっ!」
主「うん」
「・・・」
780 名前: SS@幼男やばす 投稿日: 2008/02/29(金) 13:42:10.54 ID:.YMjvEk0
【異世界幼女(税)】 第07話「鬼ごっこ」2
780 名前: SS@幼男やばす 投稿日: 2008/02/29(金) 13:42:10.54 ID:.YMjvEk0
【異世界幼女(税)】 第07話「鬼ごっこ」2
主人公・自宅 13時
森田『明日もまた見てくれるかなーっ?』
『いいともーっ!』
シヴァ「いいともーっ!」
ピッ
シヴァ「小堺つまんないからいいわぁ~
…はぁ …アイツいないと退屈ね…」
『いいともーっ!』
シヴァ「いいともーっ!」
ピッ
シヴァ「小堺つまんないからいいわぁ~
…はぁ …アイツいないと退屈ね…」
…ゴロゴロ
シヴァ「…」
…ゴロゴロゴロ
シヴァ「…ん~」
…ゴロゴロゴロゴロ
シヴァ「…んん~」
…ゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロ
ガバッ!
シヴァ「あーもーつまんなーいっ!!
学校なんて行かなきゃいいのにあのバカーっ!!」
バサッ!
ガバッ!
シヴァ「あーもーつまんなーいっ!!
学校なんて行かなきゃいいのにあのバカーっ!!」
バサッ!
シヴァ「…今頃あいつ、なにしてるのかな…」
学校・地下食堂
主「幼女は何でもいいってわけじゃない
姿・形は良くても性格が最悪な奴もいる」モグモグ
生徒3「ほうほう」ムグムグ
主「体が青くて…白目が黒くて…その上わがままで
ご主人さまと一切言わないやつには対しては問題外だ」モグモグ
生徒3「そんな幼女いるか~?」ムグムグ
主「いるともっ! しかも異世界からきて人間を怪物化に変えて
逆に飼いならしてくる幼女なんてのは特になーっ!」モグモグ
生徒3「お前さっきから何言ってんの?」
姿・形は良くても性格が最悪な奴もいる」モグモグ
生徒3「ほうほう」ムグムグ
主「体が青くて…白目が黒くて…その上わがままで
ご主人さまと一切言わないやつには対しては問題外だ」モグモグ
生徒3「そんな幼女いるか~?」ムグムグ
主「いるともっ! しかも異世界からきて人間を怪物化に変えて
逆に飼いならしてくる幼女なんてのは特になーっ!」モグモグ
生徒3「お前さっきから何言ってんの?」
「・・・」
カチャ… スタスタスタ
カチャ… スタスタスタ
食堂オバチャン1「はー忙し忙し ・・・あれ?
ちょっとーここに置いてあった包丁しらないーっ?」
781 名前: SS@幼男やばす 投稿日: 2008/02/29(金) 13:43:18.87 ID:.YMjvEk0
【異世界幼女(税)】 第07話「鬼ごっこ」3
ちょっとーここに置いてあった包丁しらないーっ?」
781 名前: SS@幼男やばす 投稿日: 2008/02/29(金) 13:43:18.87 ID:.YMjvEk0
【異世界幼女(税)】 第07話「鬼ごっこ」3
学校・玄関 下駄箱 17時
主「シヴァ何やってっかなー・・暇だからってまゆ使って遊んでなきゃいいけど・・」
パカッ
主「・・ん? ・・・手紙・・ ・・・ま、まさか今時ラブレターっ!?」
ガサッガササッ!
主「今日の17時 2-Bのクラスで待っています・・・2-B・・せ、先輩っ!?
で、でもなんだろう・・ラブレターにしては妙に短文だな・・名前も書いてないし・・
・・いや・・・もしこれが本当にラブレターだとしたら・・・っ!!」
ダダダダダダダダダッ!
パカッ
主「・・ん? ・・・手紙・・ ・・・ま、まさか今時ラブレターっ!?」
ガサッガササッ!
主「今日の17時 2-Bのクラスで待っています・・・2-B・・せ、先輩っ!?
で、でもなんだろう・・ラブレターにしては妙に短文だな・・名前も書いてないし・・
・・いや・・・もしこれが本当にラブレターだとしたら・・・っ!!」
ダダダダダダダダダッ!
2-B
ガラーッ
主「・・・ あっ」
充「・・にゃははっ! まさか主くんが同じ学校だったなんてねーっ!」
主「み、充さんっ! ・・・え? じゃあこの手紙・・」
充「そだよー あたしが主くんの下駄箱に入れたんだ~っ!」
主「ほ、本当ですか///? いや・・何か照れるな~・・///
充さんが俺に気が合ったなんて・・知りませんでしたよ~///」
充「にゃははっ! 勘違いも甚だしいねー主くんは~っ!」
主「は・・?」
スタ… スタ…
充「最近どーお? 怪物化になるの防げてる~?」スタ… スタ…
主「あ・・ああ、な、なんとか・・・」
充「あれれ? どうしてかな~? 薬の効果はとっくに切れてる筈だよ~?」スタ… スタ…
主「は、はは・・な、治ったんじゃないですかね? はは・・」
充「あれ~可笑しいよ可笑しいよ~? 完治する筈ないんだけどな~」スタ… スタ…
主「あ、あの・・なにを・・?」
充「幼女ショップからシヴァが脱走したんだよねー …店長ずーっと凹みっぱなしでさ~
このままじゃあのお店潰れちゃいそうだよ~ にゃははっ!」スタ…
主「あ・・ そ、そうですか・・・」
充「だから・・・ 返してくんないかなぁ・・!」スッ!
主「!!?」
シュバッ!!
主「・・・ へ・・? 制服 ・・切れ・・ ・・うわあああっ!!」
充「見てこれー すっごい良く磨がれてるよねこの包丁・・・
こんなのに刺されたら絶対痛いよね即死んじゃうよねー」
主「うわああ・・ああ・・ああああ・・・」
充「返してくれるか刺されてやられちゃうか・・どっちにしようか主くーんっ!
嫌なら今度は制服の切れくらいじゃ済まさないよ~? にゃははっ!」
782 名前: SS@幼男やばす 投稿日: 2008/02/29(金) 13:44:01.76 ID:.YMjvEk0
【異世界幼女(税)】 第07話「鬼ごっこ」4
主「・・・ あっ」
充「・・にゃははっ! まさか主くんが同じ学校だったなんてねーっ!」
主「み、充さんっ! ・・・え? じゃあこの手紙・・」
充「そだよー あたしが主くんの下駄箱に入れたんだ~っ!」
主「ほ、本当ですか///? いや・・何か照れるな~・・///
充さんが俺に気が合ったなんて・・知りませんでしたよ~///」
充「にゃははっ! 勘違いも甚だしいねー主くんは~っ!」
主「は・・?」
スタ… スタ…
充「最近どーお? 怪物化になるの防げてる~?」スタ… スタ…
主「あ・・ああ、な、なんとか・・・」
充「あれれ? どうしてかな~? 薬の効果はとっくに切れてる筈だよ~?」スタ… スタ…
主「は、はは・・な、治ったんじゃないですかね? はは・・」
充「あれ~可笑しいよ可笑しいよ~? 完治する筈ないんだけどな~」スタ… スタ…
主「あ、あの・・なにを・・?」
充「幼女ショップからシヴァが脱走したんだよねー …店長ずーっと凹みっぱなしでさ~
このままじゃあのお店潰れちゃいそうだよ~ にゃははっ!」スタ…
主「あ・・ そ、そうですか・・・」
充「だから・・・ 返してくんないかなぁ・・!」スッ!
主「!!?」
シュバッ!!
主「・・・ へ・・? 制服 ・・切れ・・ ・・うわあああっ!!」
充「見てこれー すっごい良く磨がれてるよねこの包丁・・・
こんなのに刺されたら絶対痛いよね即死んじゃうよねー」
主「うわああ・・ああ・・ああああ・・・」
充「返してくれるか刺されてやられちゃうか・・どっちにしようか主くーんっ!
嫌なら今度は制服の切れくらいじゃ済まさないよ~? にゃははっ!」
782 名前: SS@幼男やばす 投稿日: 2008/02/29(金) 13:44:01.76 ID:.YMjvEk0
【異世界幼女(税)】 第07話「鬼ごっこ」4
主「じょ 冗談でしょ・・? こ、こんな・・・は、犯罪ですよ・・っ!?
や、やめましょうよ充さん・・・」
充「やーだやーだっ! 主くん刺したいっ!
刺したい刺したい刺したい刺したい刺したい刺したい刺したーいっ!」
ドゴッドゴッドカッドガッドカッ
や、やめましょうよ充さん・・・」
充「やーだやーだっ! 主くん刺したいっ!
刺したい刺したい刺したい刺したい刺したい刺したい刺したーいっ!」
ドゴッドゴッドカッドガッドカッ
(机を滅多刺しする充さん・・・いつもの笑顔で・・・
だめだ・・ この人、普通じゃない・・・っ!!!)
だめだ・・ この人、普通じゃない・・・っ!!!)
ドゴッ!!
充「…あ そっか …どの道、主くんて怪物だったんだなー
じゃあいいよね? ね? ね? ねーっ!」スタスタスタ
主「うわっ! うわあああっ!!」ガラーッ!
タッタッタッタッタッタッタッ!!
充「にゃはははははっ!! 待て待て待て―――っ!! にゃはははははははっ!!」
タッタッタッタッタッタ!!
生徒5「お、何だ主ーっ! この歳になって鬼ごっこかー? ははははははっ!」
充「にゃははははははっ!」ダダダダダダ!!
生徒6「・・あれ・・ 今の子・・包丁持ってなかった・・?」
生徒5「気のせいだろ 早く帰ろうぜ」
タッタッタッタッタッタッタッタ!!
主「はあ・・はあ・・ な なんで・・・っ!」タッタッタッタッタッタ!!
充「…あ そっか …どの道、主くんて怪物だったんだなー
じゃあいいよね? ね? ね? ねーっ!」スタスタスタ
主「うわっ! うわあああっ!!」ガラーッ!
タッタッタッタッタッタッタッ!!
充「にゃはははははっ!! 待て待て待て―――っ!! にゃはははははははっ!!」
タッタッタッタッタッタ!!
生徒5「お、何だ主ーっ! この歳になって鬼ごっこかー? ははははははっ!」
充「にゃははははははっ!」ダダダダダダ!!
生徒6「・・あれ・・ 今の子・・包丁持ってなかった・・?」
生徒5「気のせいだろ 早く帰ろうぜ」
タッタッタッタッタッタッタッタ!!
主「はあ・・はあ・・ な なんで・・・っ!」タッタッタッタッタッタ!!
タッタッタッタッタ…
主「ぜえ・・ぜえ・・ぜえ・・ うっぷ・・っ 気分わる・・・」
タッタッタッタッタ!!
充「見ーつけたああ―――――っ!!」ダダダダダダ!!
主「な、なんだあの人っ!? 疲れてないのかっ!?」ダッ!
充「主くーんっ!! 観念してさっさと刺されちゃいなさあ―――いっ!!」ダダダダダ!!
ダダダダダダダ
主「うおおおおっ!! 充さん足はえええええええええっ!!
距離が全然縮まないいいいいいいっ!!」ダダダダダダダダダ!!
783 名前: SS@幼男やばす 投稿日: 2008/02/29(金) 13:44:42.11 ID:.YMjvEk0
【異世界幼女(税)】 第07話「鬼ごっこ」5
主「ぜえ・・ぜえ・・ぜえ・・ うっぷ・・っ 気分わる・・・」
タッタッタッタッタ!!
充「見ーつけたああ―――――っ!!」ダダダダダダ!!
主「な、なんだあの人っ!? 疲れてないのかっ!?」ダッ!
充「主くーんっ!! 観念してさっさと刺されちゃいなさあ―――いっ!!」ダダダダダ!!
ダダダダダダダ
主「うおおおおっ!! 充さん足はえええええええええっ!!
距離が全然縮まないいいいいいいっ!!」ダダダダダダダダダ!!
783 名前: SS@幼男やばす 投稿日: 2008/02/29(金) 13:44:42.11 ID:.YMjvEk0
【異世界幼女(税)】 第07話「鬼ごっこ」5
学校・図書室 18時
主「・・・職員室まで逃げ切りたかったけど・・・
充さんの足があんなに速かったなんて・・」
チラッ
主「今出ていったら待ち伏せしてるかも知れない・・・出ようにもでれん・・
てゆうか何で俺がこんな目にあってんだっ!?
充さんも前からおかしかったんだ・・ずっと前にも俺を刺そうとしてた時があった・・
俺が怪物だからってそんな・・・なんでだよ充さん・・っ! くそっ!!」
ガラーッ
主「っ!?」ササッ
スタ… スタ… スタ…
充「主くーん そんなに刺されるのが嫌かな~?
嫌だよねー怖いよねー死んじゃいたくないよねー?」
スタ… スタ…
充「でも主くんの半分は怪物なんだよねー
誰かとエッチして子供でもできちゃったら取り返しつかなくなっちゃうよ~?
その前にあたしが刺しまくってあげる~ 蜂の巣みたいにー にゃはははははっ!!」
主「・・・」ドキドキ
充「…出てくる気なしかなー? 了~解~っ!」キュポン!
ドボドボドボドボドボドボ
充「~♪~♪♪~♪~」スタスタスタスタスタ
主「な、なにやってるんだ・・・?」ササッ
ドボドボドボドボドボドボ
充「♪~♪♪~」スタスタスタスタスタ
主「・・! ・・この臭い・・どっかで・・・」
ドボボ… ガランガランッ!
充「点火ーっ!」カシュ ポイッ!
ゴオアアアアアッ!!
主「え・・っ!!?火・・・っ」
ゴオオオオ
充「図書室だし本もよく燃えるねー
んじゃーねーばぁいばぁ~い主く~ん」ガラーピシャ!
バッ!
主「あっ っつ・・っ!! ちょ、ふざけんなよ・・っ!! おい充さんっ!!」
784 名前: SS@幼男やばす 投稿日: 2008/02/29(金) 13:45:59.89 ID:.YMjvEk0
【異世界幼女(税)】 第07話「鬼ごっこ」6
充さんの足があんなに速かったなんて・・」
チラッ
主「今出ていったら待ち伏せしてるかも知れない・・・出ようにもでれん・・
てゆうか何で俺がこんな目にあってんだっ!?
充さんも前からおかしかったんだ・・ずっと前にも俺を刺そうとしてた時があった・・
俺が怪物だからってそんな・・・なんでだよ充さん・・っ! くそっ!!」
ガラーッ
主「っ!?」ササッ
スタ… スタ… スタ…
充「主くーん そんなに刺されるのが嫌かな~?
嫌だよねー怖いよねー死んじゃいたくないよねー?」
スタ… スタ…
充「でも主くんの半分は怪物なんだよねー
誰かとエッチして子供でもできちゃったら取り返しつかなくなっちゃうよ~?
その前にあたしが刺しまくってあげる~ 蜂の巣みたいにー にゃはははははっ!!」
主「・・・」ドキドキ
充「…出てくる気なしかなー? 了~解~っ!」キュポン!
ドボドボドボドボドボドボ
充「~♪~♪♪~♪~」スタスタスタスタスタ
主「な、なにやってるんだ・・・?」ササッ
ドボドボドボドボドボドボ
充「♪~♪♪~」スタスタスタスタスタ
主「・・! ・・この臭い・・どっかで・・・」
ドボボ… ガランガランッ!
充「点火ーっ!」カシュ ポイッ!
ゴオアアアアアッ!!
主「え・・っ!!?火・・・っ」
ゴオオオオ
充「図書室だし本もよく燃えるねー
んじゃーねーばぁいばぁ~い主く~ん」ガラーピシャ!
バッ!
主「あっ っつ・・っ!! ちょ、ふざけんなよ・・っ!! おい充さんっ!!」
784 名前: SS@幼男やばす 投稿日: 2008/02/29(金) 13:45:59.89 ID:.YMjvEk0
【異世界幼女(税)】 第07話「鬼ごっこ」6
学校・図書室 焼き討ち 18時
ゴオオオオオオ
主「ごほっ ごほっ!」
主「ごほっ ごほっ!」
(たった数秒で図書室は火の海・・
あの人マジだっ! マジで俺を・・・っ!)
あの人マジだっ! マジで俺を・・・っ!)
主「くっ・・っ!!」ダダダッ
ガシャ―――ンッ!! ゴロゴロゴロ
主「うあああっつ! あっつ!!」シュルシュル! ポイッ!
スタ… スタ…
充「にゃははっ! 出てきた出てきたーっ!
わおっ! 主くん背ー高いのに細いんだねーっ! もっこりみちみたい~っ!」
主「はあ・・はあ・・」
カシャ
充「でも鬼ごっこ飽きちゃったー・・もういいよ
主くん死んじゃって? ね? ね? お願いだから刺されてよ」
主「はあ・・はあ・・・ ・・いい気になりやがってこの糞女・・っ!!
こんな大火事だ・・もうすぐ先生がきてお前の刺したい病もこれまでだ・・っ!」
充「にゃははっ! でもそれまで生きてられるかな主くーんっ!」ダッ!
主「うわっ! この・・っ!」
ガバッ!! カラン! カラン…
ガシャ―――ンッ!! ゴロゴロゴロ
主「うあああっつ! あっつ!!」シュルシュル! ポイッ!
スタ… スタ…
充「にゃははっ! 出てきた出てきたーっ!
わおっ! 主くん背ー高いのに細いんだねーっ! もっこりみちみたい~っ!」
主「はあ・・はあ・・」
カシャ
充「でも鬼ごっこ飽きちゃったー・・もういいよ
主くん死んじゃって? ね? ね? お願いだから刺されてよ」
主「はあ・・はあ・・・ ・・いい気になりやがってこの糞女・・っ!!
こんな大火事だ・・もうすぐ先生がきてお前の刺したい病もこれまでだ・・っ!」
充「にゃははっ! でもそれまで生きてられるかな主くーんっ!」ダッ!
主「うわっ! この・・っ!」
ガバッ!! カラン! カラン…
(突撃してきた充さんに覆い被さる俺・・
暴れないようにと両腕を掴むが・・・)
暴れないようにと両腕を掴むが・・・)
充「・・・」
主「・・・ ・・・もう・・いい加減に、してくださ」
充「この怪物め」
主「え・・・」
ダダダダダダダダ
先生1「うわああっ! なんじゃこりゃ!?」
先生2「おいっ! お前ら大丈夫かっ!?」
充「離してくれる?」
主「あ・・」スッ…
充「・・・」スクッ スタスタ カシャン…
先生2「おいっ! それはなんだっ!?」
充「…包丁 …怪物を刺す道具です …にゃははっ!」
785 名前: SS@幼男やばす 投稿日: 2008/02/29(金) 13:46:35.56 ID:.YMjvEk0
【異世界幼女(税)】 第07話「鬼ごっこ」7
主「・・・ ・・・もう・・いい加減に、してくださ」
充「この怪物め」
主「え・・・」
ダダダダダダダダ
先生1「うわああっ! なんじゃこりゃ!?」
先生2「おいっ! お前ら大丈夫かっ!?」
充「離してくれる?」
主「あ・・」スッ…
充「・・・」スクッ スタスタ カシャン…
先生2「おいっ! それはなんだっ!?」
充「…包丁 …怪物を刺す道具です …にゃははっ!」
785 名前: SS@幼男やばす 投稿日: 2008/02/29(金) 13:46:35.56 ID:.YMjvEk0
【異世界幼女(税)】 第07話「鬼ごっこ」7
病院 20時
『今日の18時頃 ××学校の図書館に
女子生徒(16)が火を放ったとされ逮捕されました
教師の話によると精神面的にはどこにも損傷はなく
元気で明るい生徒だったと言われています
女子生徒(16)が火を放ったとされ逮捕されました
教師の話によると精神面的にはどこにも損傷はなく
元気で明るい生徒だったと言われています
また、一緒にいた男子生徒(15)は軽い火傷で済んだという事です』
主「・・・」
シヴァ「…ほんとキミってドジっ!
あんな女蹴り飛ばしさえすればこんな事にはならなかったのに…っ!」
豹子「でも無事で良かった・・・パパ・・あんまり心配かけさせないでくれ・・」
まゆ「…どうして …そのお姉ちゃんはパパを刺そうとしたのかな…」
シヴァ「あんたが一番良くわかってんじゃないの?」
まゆ「あ… …」
主「・・・」
まゆ「ま まゆゆちょっとおトイレ~っ!」タッタッタ
豹子「さて・・私は先にまゆゆと帰るぞ?
お前たちは散歩しながらでもゆっくり帰ってこい」
ガラーッ ピシャン
シヴァ「…」
主「・・・」
シヴァ「…き きっとバチがあたったのよっ!
私をほったらかしにして学校なんかに行くから…っ!」
主「・・・悪かったな・・」
シヴァ「… …とうっ!」
ガバッ!
主「いってえええっ! な、なんだよ急にっ!?」
シヴァ「…退屈だった」
主「は?」
シヴァ「…退屈だったっ!」
主「はー?」
シヴァ「んうう~…っ!」
シヴァ「…ほんとキミってドジっ!
あんな女蹴り飛ばしさえすればこんな事にはならなかったのに…っ!」
豹子「でも無事で良かった・・・パパ・・あんまり心配かけさせないでくれ・・」
まゆ「…どうして …そのお姉ちゃんはパパを刺そうとしたのかな…」
シヴァ「あんたが一番良くわかってんじゃないの?」
まゆ「あ… …」
主「・・・」
まゆ「ま まゆゆちょっとおトイレ~っ!」タッタッタ
豹子「さて・・私は先にまゆゆと帰るぞ?
お前たちは散歩しながらでもゆっくり帰ってこい」
ガラーッ ピシャン
シヴァ「…」
主「・・・」
シヴァ「…き きっとバチがあたったのよっ!
私をほったらかしにして学校なんかに行くから…っ!」
主「・・・悪かったな・・」
シヴァ「… …とうっ!」
ガバッ!
主「いってえええっ! な、なんだよ急にっ!?」
シヴァ「…退屈だった」
主「は?」
シヴァ「…退屈だったっ!」
主「はー?」
シヴァ「んうう~…っ!」
シヴァ「キミなんか大っ嫌いだあああああ―――――っ!!」
第7話 終