原作版では「アクロバティック白スーツ」というヒーローネームを名乗っている。
鎌首をもたげた蛇のように、複雑な軌道を描き、敵のガードをすり抜け、的確に急所を打ち抜く
蛇咬拳という拳法の使い手。
着ている蛇皮スーツは過去に退治された凶悪な蛇型怪人の皮を使った特別製戦闘スーツで、大抵の怪人の爪や牙の攻撃は弾いてしまう。
サイタマがA級に上がるまで万年A級最下位である事にコンプレックスを抱いており、新人狩りとしてサイタマを狩ろうとするなど、小狡い一面を持つ。
だが同時に性根にはなんら躊躇いもなく
自分の身を挺してでも人々を守るヒーローとしての矜持を持っている
漢。
ヒーロー協会の人事も担当している他、新人研修なども行っている。深海王襲撃の際はシェルターに避難していた。
C、B級のヒーローと立ち向かい、その中で唯一変身した深海王の初撃を回避したが、空中のため回避できずそのままシェルターを貫通し、吹き飛ばされた。
3体合わせて災害レベル鬼となる三羽ガラス(単体なら虎相当)を、スイリュー・イナズマックスと共に一撃で倒した実力者。
この事から分かる通りランキング=強さじゃない事がよくわかる。(未だに分からない人もいるが)
カエルの被り物を被ったヒーロー。中の人は柔道着を着用した髭面の男性。
武芸者としては一流だが地味で人気が出なかったため、キャラ造りに被り物を始めた。
鎖と鎌で相手を制しつつ急所を突く。必殺技は「足首吊り」「臓腑落とし」「蛟絡め」「耳狩り」と多彩。
さらに実は地味にガロウをして実力を認めさせたかなりの強者でもある。
武術ゆえか機械タイプの怪人は苦手で、機神ミラーからは「地味な奴」と評されていた。
番外編でも登場。何を思ってかヒーロースーツコンテストにも参加していた。
…にも拘わらずC級ダイナマイトマンに「ここにはB級以下しかいないのに」と気付かれていなかった。不憫。
ブーメランを武器として使う未開地の原住民を思わせる風貌のヒーロー。
災害レベル虎の怪人をブーメランの一撃で瞬殺できる実力者。
残っていたエビル天然水の残骸に攻撃され重傷を負った後、サイボーグ手術を受けた。
S級にも敬意を払わず、場合によっては始末しようとするなど危うい思考を持つ。
村田版で豚神と遭遇時にはA級ヒーローの身体能力を少しばかり発揮してくれた(ダッシュのみ)。
長い爪のような刃が突き出た籠手と靴を装備したヒーロー。
目元に黒いラインがあるが、傷なのかメイクなのかは不明。見た目が物凄く派手で中二病チック。
無重力空中殺法を得意としており、アマイマスクからも「美技」と高く評価されている。
原作版ではN市最大のギャング団「アイアンフィスト」に捕らわれの身となった恋人を救出しようと乗り込んだヒーロー。
しかし実は恋人エリカは敵組織側の人間で
スパイ、しかもボスの女であり全ては仕組まれた罠だった。
そんな悲劇のラブロマンスになりそうな展開…に、乱入したサイタマとタツマキによって無茶苦茶にされた。
ついでにエリカもタツマキに惚れた。生きろフェザー、お前のクライマックスはそこじゃない。
鎖と原始人のような衣装を着たプロレスラーのような外見の男。
「真の強い男になりたい」という想いと共にヒーローになった経緯を持つ。タフガイで有名だったらしい。
だが怪人協会編では怪人協会所属の災害レベル虎の怪人「マーシャルゴリラ」に敗れる。
ゴリラにも呆れられているほど完封されており、スネック、フェザー、鎖ガマよりも戦闘面では劣る。
その後に同位の上記「フェザー」が出ていることから、ランクは変動した様子。ステゴロ勝負であればそれなりに強そうではある。
前にいる操り人形に見える方が本体で、後ろにいるのは人形。
普段は本体が人形のリュックの中に収納されている。番外編にちらっとだけ登場した。
忍び装束を身に纏ったヒーロー。
戦法も手裏剣や変わり身の術からの奇襲といったまっとうな忍術を使用する。見た目からは判断しづらいが女性。
忍者だが
閃光のフラッシュや
ソニックとは異門であり忍びの里の関係者ではない。(フラッシュ曰く里に女性はいなかったとのこと)
20巻裏表紙でまさかの水着姿を披露することに。それでも覆面は外さなかったけど。
胸は控えめだが、かなり肉付きが良い事が判明した。
サイレスラーに刀で攻撃するも10点と採点されており、攻撃力はそこまで高くないらしい。
サングラスにヘッドフォンを装着したストリートファッションを身にまとうラッパー風のヒーロー。
音楽を聴きながら、そのリズムに乗って戦う。ただし耳が塞がるので危険を察知できない欠点がある。
原作ではヒーロー協会マンションの101号室に住んでおり、鎖ガマ、バタフライDXとよく一緒にいる。
引っ越しの挨拶に来なかったサイタマに因縁をつけ、喧嘩を売る。
そして戦闘開始直後に上記欠点のせいでフブキ組の車にはねられ気絶、病室送りになった。
原作ではサイタマの実力を認めた後、勝手に友人を名乗っている。
その後ブルーからサイタマへの伝言を預かると共に、ヒーロー協会残留を決意した。
桃太郎のような風貌で、「拙者」「~でござる」等、武士口調で話すのが特徴。
戦闘シーンは描かれず、ヘビィコングと共にレベル鬼のグリズニャーに敗北。容姿は
ドラクエのテリーに似ている。
実家は団子屋で、戦う前の口上が長いらしい。
名前の通りのナルシストで、A級一位のアマイマスクを一方的にライバル視している。アゴが
学園ハンサムのごとく尖っている。
身体能力は高く戦い方も高速のパンチラッシュや敵を抱え込んでの膝蹴り、落ちているブロックで何度も殴りつけるなどかなりアグレッシブ。
他にも「ROSE」の刻印が入った「ローズメリケンサック」を武器とする。実は怪人を何人も秒殺するなど何気に結構強いが、サイレスラーには通用しなかった。
必殺技は咥えた薔薇を放り、落ちてくるまでの数秒で敵を上記の戦い方で殺し落ちる前に薔薇を咥え直す「ソフトタッチエクスキューション」。
その辺の物を武器にするスタイルらしく、標識を引っこ抜いて撲殺したりもしている。
タキシード姿にバネのように跳ねたカイゼル髭が特徴の男性。
数百mもの射程を持つバネ型サーベルを武器に使う剣士で、実は元「剣聖会」の一員でもある。
アニメのオリジナルシーンでは踏み込みで地面にひびを入れるなどかなりのもの
必殺技は刀身をバネ状にしならせて高速で射出する
「踏無暴威」
一瞬で射程内にある電柱やポストなどに容易く風穴を開けるほどの威力を持っているが、町中なのでこれでも加減して放っている。
またヒーロー活動の傍ら、副業として
喫茶店を経営している。
実は
貴族出身でレールに乗せられた人生を嫌ってヒーローになった経緯がある。
村田版でZ市では昆布インフィニティに敗れ、黄金ボールと共にガロウと対峙、必殺技を見切られ敗北した。
胸にスマイルマークが付いた赤いタイツを纏った男性。巨大なけん玉を駆使して戦う。
必殺技は巨大なけん玉の玉を高速回転させて敵に放つ「地球破壊回し」
他に災害レベル竜の怪人の攻撃を弾く時に使用した「世界暴走一周」がある。
巨大なけん玉を持っているにも関わらず、怪人と戦うために街々を駆け回る等の描写があり、見た目によらず怪力の持ち主である。
比較的感情の起伏が少なく、ヒーロー名とは裏腹に本人は無表情だが、鬼レベルの怪人による不意討ちのダメージにも動じないなど冷静な印象を受ける。
S級にも敬意を表すが、それがシルバーファングだからなのか本人の礼儀正しさなのかは不明。
アニメ1話においてはイナズマックスと共にワクチンマンに一蹴されていた。
ヒーローで(ry
厚さ20cmの鉄板を貫く威力の弾丸を射出する
スリングショットが武器。命中すれば電柱をも圧し折れる。
性格は豪快でバネヒゲと仲が良く、戦闘でもよく組んでおり飲み仲間でもあるらしい。
酒の席で絡まれても挑発をいなす、酔っていると見せかけて冷静に敵を追い詰める判断力など、バネヒゲ同様に協会からも実力を買われている。
弾は「形状記憶
弾金」という特殊金属で、発射するとミサイルのような形状に変化して速度と破壊力が増す。
その攻撃スピードたるや、初期の頃とはいえあのガロウですら無傷で避けきることができないレベル。
さらに複数の弾を同時に別々の弾道で放射したり、跳弾で敵の逃げ場をなくすこともできる。
Z市では昆布インフィニティに敗れ、ガロウとの戦いでも最終的に無力化された。
草木の冠を被った細身の男性。三日月フトマユゲと一緒にヒーローマンション見学会にも護衛として行っていた。
幼少期から体内で植物を育てており、神経まで共有しているため植物を操ることができるが、栄養は植物のほうにも取られているため虚弱気味。
戦闘では地面に植物を打ち込み、敵を絡め取って動きを止めたり地面にひきずりこんでバラバラにしたりとなかなか過激。
ギアスパーと組み怪人協会のアジトの出入り口を塞いでルートを限定させる役目を担っている。
グリーンと一緒にヒーローマンション見学会に行っていた。見た目・性格共にステレオタイプなヒーローとも言える。
怪人協会編では「将来的にはS級への出世もありえる有望株」と言われていた中の一人。熱血漢で声がでかい。
握りの部分に三日月型のカバーがついたサーベルのような剣を使用し、得意技に「三日月連斬」を持つ。
ワクチンマン討伐の為に送られたヒーローの一人だが、肝心の敵はサイタマが倒した。
ボルトアクション式の狙撃銃を使用するスナイパー。口癖は「そういうとこだぞ」。
怪人協会に誘拐された人質に「そんな目に遭うなんて、イイトコに生まれても大変なんだなぁ」と同情した。
愛用の連射できるアンチマテリアルライフルにスコープはついておらず、右目に装着されたモノクルのようなスコープで狙いをつける。
遠くのビルの上にいる怪人スナイパーの存在をいち早く察知し、怪人が発射した弾丸を粉砕しつつスコープごと頭を撃ち抜くなど索敵能力も高い。
狙撃手として超一流の腕を持ち、その上レーザーサイトを利用した射撃と素早い身のこなしで近接戦もこなせるオールラウンダー。
ただしジャム(玉詰まり)ると気弱になる。作者曰く「変な弾を使っている」とのこと。
サイレスラーの角ごと眉間を貫こうとした狙撃の評価は15点。直撃を避けわざわざ角で跳ね返しているので射撃の評価点だろうか。
蹴り技を得意とするヒーロー。本名はマックス。村田版によると『ハイパー空手』なる格闘技も修めている様子。
火薬仕込みの靴『稲妻シューズ』が武器で、必殺技は蹴った瞬間爆発する「稲妻蹴り」と「稲妻飛び回し蹴り」。頬に稲妻模様の刺青をしている。
一撃で負けはしたが、間違いなくS級ヒーロー相当の実力とされる格闘家スイリューが感心する程の体術の使い手でもある。
また深海王戦のように不利と察すれば逃げの一手も辞さず、それでいてヒーローとして危機に瀕する人がいれば勝てない相手と分かっていても立ち向かう漢。
深海王戦後、更に強力な必殺技「稲妻大車輪両かかと落とし」を身に着けるなどヒーローとして自分を研鑽している様子もうかがえる。
原作版ではロボット兵団の襲撃により両脚の膝から下を失ってしまった。
二本のスタンガンを武器にゲンジボタル姿の鎧で身を包んだ小柄な男。足には古い型のローラースケートを履いている。
序盤からちょこちょこ色んな話に出てきていたが、本格的な登場は怪人協会襲来時。ヒーロー協会の行った定期災因調査ではD市を担当。
プロヒーロー登録から一年足らずという比較的短い期間でA級に昇格した期待の大型新人。
高速機動、立体機動力にも富んでいるが、武器がスタンガンのため電気に耐性のある相手には勝てない。
怪人協会の襲来では能力の相性差が悪い災害レベル虎コンビ、舞妓プラズマと電気ナマズ男に倒されてしまった。
元ネタはアイドルの光GENJIらしい。武器は電磁警棒「スタンバトン」。
ビキニパンツに蝶の羽をつけた恰好をしたヒーロー。背中の羽で飛ぶ様子が話題になっている。パッと見は変質者。
フォルテいわく「自己顕示欲の塊」で目立ちたいからヒーローをしているらしい。
一応この衣装にもきちんとした理由があり、風を受ける事で宙を舞うように滞空し戦う事ができる。
これによる空中殺法が得意技。必殺技は空中から叩き込む踵落とし「バタフライヒールドロップ」
更に「ウイングブレス粉塵爆発」など広範囲攻撃もできる。しかし機神ミラーには歯が立たなかった。
ギリシャ神話の彫刻像を思わせる大柄で神々しい男性。重量3tの哲学書で相手を殴り潰す。
肉体強度レベルは2442と10位のスティンガーの1.5倍以上もあり、S級の『童帝』よりも上である。
必殺技名は「3t哲学全書」と「哲学ショルダー真理タックル」。本で敵の攻撃を防ぐ「叡智の盾」。
怪人の存在理由について哲学者らしく悩むが、結局よく分からないので本で殴る。
ピエロのような見た目をしたヒーローで、名前の通り髪型は
ツインテール。
クラブやナイフ、ボールといったピエロの使用する道具を模した暗器をジャグリングの要領で持ち替えながら敵に投げつけながら闘う。
必殺技は敵の心音が止まるまで様々な暗器をジャグリングさせながら敵にぶつける『デスループ』。
黒い包帯を全身に巻いたような服に身を包んだ青年。実家はタケノコ農家。
愛槍「タケノコ」という、その名の通り先端にタケノコがついた
槍を操る。
回転刺突「ギガンティックドリルスティンガー」が必殺技。4連撃も可能。
災害レベル虎相当の10体の海人族(深海族)相手に勝利するなど実力派。肉体強度は1600。
ファンへのアピールを欠かさないが被災地への救援を行うなど仕事ぶりは真面目。
ガロウ討伐隊にも加わっており、集団の上に疲弊していたとはいえガロウに傷を負わせることに成功している。
後にガロウにもその実力を認められたのか、似たような刺突攻撃を放った怪人の背後に彼が重なり
「止まって見えるぜ」と軽くいなしている。
タンクトップマスターの舎弟でタンクトッパーのNo.2。
名前の通り力の源は野菜で、野菜の栄養価とタンクトップの相乗効果で戦う。肉類は一切食べない。葉っぱ柄のタンクトップを着ている。
ガロウ曰く「たまたま見つけたから狩らせてもらったんだが歯応えの無さに驚愕だぜ」とのこと。
後日大勢のタンクトッパーと
タンクトップマスターを引き連れ、ガロウへお礼参りに向かう。
しかし1コマワンパンでKO。マスターまで破れ心が折れたのか、ヒーローを引退した。
作中では明確に描写はされていないが、この際にやられた他のタンクトッパーの一部も引退したらしい。
左腕が大型の
ガトリングガンになっている男。
顔には大きな十字傷があり、ズタボロの
マントとワイルドな長髪、顔は怖いが
イケメン。
必殺技はガトリングの回転数を急激に上げ、一気に全弾を撃ち尽くす「デスシャワー」。一度に大勢の怪人を殲滅できる。
愚直な正義漢で
駆動騎士にも名前を覚えられているなど実力は確かだが、勝手にS級に対する強烈な劣等感を抱いている。
S級ヒーローの実力と名声に対するコンプレックスを患い、A級以下の存在を世に示そうと手柄に対する執着は人一倍強くなっている。
そのため、S級には教えずA級以下のヒーロー達で徒党を組んで
ガロウを襲撃するという独断行動に出る。
そのうえで実は子供を庇いながら戦うガロウ一人に敗れ去り、ガロウには手柄に執着する姿勢を酷評された。
どちらにしろこの機を逃す手はない
用事が終わればその場で正義執行だ
マスクとシルクハットが特徴的な男性。S級に準ずる実力派。
手品師らしく、
トランプを手裏剣のように放つ等の攻撃を行う。
技はステッキから煙幕を出して敵の視界を遮る「七色煙幕」
帽子から大量の
カラスを出現させる「獰猛白カラス」
口から火を吐き出して攻撃する「マジックブレス」など。
ガロウに負けた後で11位に降格していた。
リメイク版では副業として、マジシャンでの興行も行っており、新聞上に宣伝もしている。
火炎放射で戦う中華服の男性。S級クラスに準ずる実力者。必殺技は敵を焼き尽くす「火葬」。
名前の由来は腕から放たれる青い炎から。印を組んで放つ…が、実は袖に仕込んだ火炎放射器によるもので超常能力と見せかけたトリックをガロウに看破された。
しかし実力・根性共にA級上位に相応しく、ガロウに敗北し右腕を切断されながらも取り乱す事なくガロウを分析する胆力を持つ。
また腕を失った後も引退せず、アマイマスクの遊園地での事件に駆け付けており、『汚れなき
正義』を信条とした正義感の強い人物でもある。
三白眼で目つきが悪く常にシリアスな無表情顔で人相が悪い。
格好、攻撃時の動き、3Dスマホゲームでのブルース・リー(顔も)の様な構えからして、中国武術を修めている可能性が高い。
筋骨隆々としたフンドシ姿の偉丈夫。髭のように見えるのは鼻毛らしい。
S級に準ずる戦闘力を持ち、信念を重視する心意気もA級上位に違わない生粋の実力者。
犯罪者の手を借りようとするシッチに『犯罪者には信念がない 信用に値しない』と苦言を呈し、強固な姿勢を貫き通した。
必殺技は「戦車砲パンチ」で、常人ならば一撃で縦にぺしゃんこに潰してしまうほどの威力を誇る。
しかしガロウとの戦闘では自慢のパンチを真っ向から打ち負かされ、右腕をボロボロにへし折られ敗北。
原作では腕の骨折も完治して再登場したが、災害レベル鬼の獅子喰いシマウマに追い詰められる。
なお、このシマウマ怪人は駆動騎士の『銀』で切り裂かれても平気という生命力を誇る為、そもそも打撃で倒すのは困難。
相性も最悪でレベル鬼とS級でない限り倒せない相手に、しかもこれ以外の脱走怪動物と戦った上でジェノス到着まで持ち堪えてみせた。
着流しを着た侍を思わせる和装の中年男性。愛称は
「ドリル」。因みに師匠
アトミック侍と同じ37歳。
ただし得物は
ドリル状に展開する円錐状の異様な刀。
良くも悪くも他の弟子2人が強烈な個性を持ったキャラなためか3人の中では一番影が薄い。
3人の中でもとくにマジメで頑固な性格。中でも一番他人を信用しない冷静さも持ち、ナリンキ私設兵の傭兵も訝しく見ている。
怪人に惚れかけたオカマイタチを制止した際に「自分に惚れて妬いてる」と勘違いされた際は真顔で「斬っていいか?」とキレかけた。
また怪人を騙すためとはいえ捕虜のフリをした際に泣きわめいて油断させるような演技はしないなど、プライドも高い。
戦闘時には円錐部が変形し、円錐部分がドリル状に開いて無数の刃が伸び高速回転して敵を穿つ。
ドリル状の部分は鞘にもなっており、非常時はドリルから刀剣を引き抜くことも可能。
(いい男…私を誘ってる…でも駄目よ 彼は怪人で私はヒーロー)
(これは禁断の恋!!)
長袖セーターにロングスカートで
女装し、口紅などの女性メイクをした痩身の男性。
アトミック侍やイアイアンらからの愛称は
「カマ」。アイドルに夢を見がちな乙女脳。
化粧さえなければ顔はイケメン寄りだが名前の通り男色趣味であり、
敵の怪人がイケメンだと惚れてしまうという悪癖がある残念なイケメン。
悪癖が発露する度にイアイアンから呆れられているが、公私は混同せずきっちり分けるタイプで仕事はちゃんとする。
なので惚れた怪人相手でも気持ちを切り替え
オカマイタチ側から一方的に振った上で戦いに臨む。
このように見た目や性格は完全にイロモノなのだが、実力は本物。
必殺技は超高速の斬撃によって空を斬り、大規模なかまいたちを作り出して離れた相手を断つ「飛空剣」。
上位であるイアイアンなどの仲間からも神技と称される程の技であり、これを使えるのは師匠アトミック侍と彼だけである。
せっかく師匠と別行動を許されたんだ
しっかりと成果を残して期待に応えるぞ
CV:細谷佳正
アトミック侍の一番弟子である三剣士筆頭。
西洋甲冑を身に着けながら、日本刀を得物にするという和洋折衷のちぐはぐなビジュアル。愛称は
「イアイ」。
暗黒盗賊団ダークマターのメルザルガルドに兜を潰され、さらに左腕も消し飛ばされて以降は隻腕となった。
性格はヒーローらしく正義感に溢れた誇り高い実直な武人。師匠の背中を追って研鑽に励む。
ただし根は師匠と同じく頑固らしく、斬れない物があると途端に柔軟性を失いその対象を斬る事に注力しだす悪癖を抱える。
常識人に近い性格なため、我の強さから個人プレーに走りがちな他のヒーロー達への対処に困る素振りもあった。
イケメン仮面アマイマスクが洗脳されたナリンキ私設兵の傭兵達を殺そうとした際には、彼の異常性を危惧し、凶行を防ぐべくアマイが殺害する寸前に割って入り無力化し、
協会内部から傭兵達と共に脱出する際は捕虜になったふりをして怪人達のど真ん中を突破したりと機転も利く。
また、具合が悪そうにしていたアマイマスクを気にかけたりと優しい面もあり、その人柄からA級とS級の架け橋になる事もある。
A級最高峰の剣技を持ち、弾丸よりも遥かに速い剣速による超高速の抜刀術を操る居合の達人。
災害レベル鬼の怪人『サイレスラー』が、他のA級以下のヒーロー達の技を「30点以下」と評する中で、サイレスラーの突進を正面から受け止めて「69点」と評された。
しかもこれは片腕を失っている状態である事から、万全ならばもっと強かったと思われる。
また良くも悪くも我が強すぎる上位ヒーローの中では協調性に長け、連携能力にも優れる。
ヒーローというものは常にタフで力強く そして美しく
速やかに そして鮮やかに悪を排除できる存在でなくてはいけません
CV:宮野真守
異名の通りの超イケメンで、ヒーローとして活動する傍らアイドルや俳優活動もしている。
その人気は絶大でヒーロー協会の大きな広告塔なため、協会への発言力も強い。
ただし芸能界活動の優先度が高く、ヒーロー協会の召集にも遅れて来た上で偉そうな態度をとる。
S級に匹敵する実力を持つが「生半可な者をS級入りさせるわけにはいかない」と考えているためA級1位に留まっている。
単独で災害レベル鬼を退治するなど、S級に近い実力を持つ彼が昇格への登竜門となっているため、昇格は絶望的なものとなっている。
ただしブサモンと呼ばれる外見異常変容系の怪人に対しては身動きが取れなくなるという致命的欠点がある。
「ヒーロー」という肩書への執着と「悪」に対する嫌悪を異常な程に拗らせており、その素性には謎も多い。