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「・・あいちゃん・・、ごめん、なんか・・・
止まらなくなっちゃって・・・痛かったりしなかった??」
リピートしていた音楽を突然止められたように急に我にかえって、
私の下で少しぐったりして肩で息をしている愛理が心配になって顔を覗き込んだ。

「大丈夫だよ、大丈夫・・・、ちょっとびっくりしたけど・・・

愛理はまいみちゃんのものだから、何されても平気だよ・・・」

って言って私の背中に力ない腕をまわして優しくぽんぽんってしてくれた。
愛理の顔を見ると柔らかい笑顔を見せてくれる。

無防備なまだまだ幼い笑顔。私以外が触れたことのない真っ白な首筋、小さく膨らんだ胸。
さっきまでの乱れた熱い息や、上気した頬、ぞくぞくするような目つきとは別人みたい。

今は全部私のものっていってくれる愛理。

ねぇ、いつまで・・・???


心臓を鷲づかみされたように胸が痛い。考えたくない。
不安をかき消すように愛理を強く抱きしめる。

「ん・・・?どうした??甘えん坊さんになった??
んもぅ仕方ないなぁ。かわいい舞美ちゃん」

愛理はとっても幸せそうな可愛い声で応える。
こんなに幸せなのに、愛理は私の腕の中にいるのにいつも不安。
この不安は言葉に出したら本当になりそうで、愛理にはきっと伝えられない。

先が見えない・・・、自分たちのこれからも、仕事も。

私たちもまわりもどんどん変わってく。

だから今日みたいな衝動にかられるのかもしれない。
愛理を独占して、2人だけの世界に浸りたい。
愛理だけを感じて、乱して、愛理を私でいっぱいにしたい。

今はまだ余計な事を考えたくない。
最終更新:2010年11月01日 07:43