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今日は朝から℃-uteメンバー(愛理以外)でダンスレッスンです。
愛理は別のお仕事があって後から合流予定です。
秋ツアーに向けてかなり激しく踊ってヘトヘトになって休憩時間を迎えました。
楽屋に戻って何かないかなーと思って冷蔵庫開けたらアイスを1本発見しました。
ガリガリ君。
踊り疲れた体にはとても魅力的な一品。
思わず手を伸ばしかけてふと見ると袋に何か書いてあります。

「あいり」

…これはまずい。
よりによって愛理が買っておいたアイスだったなんて。
可愛い愛理の笑顔が脳裏にちらつきます。
食べちゃだめ舞美ちゃんと愛理が言っています。
しかし出た結論は後から同じものを買ってこよう、でした。
愛理が合流するまでに休憩がもう一回挟まるからそこで買ってこようと。
これで万事OK!アイスいただきまーす!

ちなみにアイスは走り出したくなるぐらいおいしかったです。

愛理も合流してダンスレッスンは無事終了しました。
朝から晩まで踊ってフォーメーションの確認もできてとても充実したレッスンでした。
楽屋に着いたらみんなとりあえず休憩でボーっと横になっています。
私は今日は愛理んちにお泊りで久しぶりにのんびりできるとこれからの甘い時間に思いを馳せていました。

「あれ?ガリガリ君がなくなってる…」

ガリガリ君…?
あーーーーーーーーーー!!!!!!

その単語で一気に現実に戻ってきました。
そうだった…愛理のガリガリ君食べちゃったんだ。
休憩で買ってこようと思ってたこともすっかり忘れてました。
ダンスでかいたものとはまた別の汗が背中を流れています。
どうしよう…。

冷蔵庫の前でなっきぃ、舞ちゃん、ちっさーが愛理を囲んで話を聞いてあげています。
会話に参加していない私は明らかに怪しまれています。
愛理以外の3人がチラチラこっちを見てるし視線が痛いです。
会話に一段落ついたのか愛理がこっちを向きました。

ぎゃーーーーーーーー!!!!

そう叫びたくなるのをなんとかこらえました。
愛理が…愛理が今まで見たことない表情をしています。
般若?いや般若でももっと優しい顔です。
うまく言えませんが怒っていることだけはわかります。
バックに炎が見えるほどです。

「舞美ちゃんだよね?ガリガリ君食べたの」

その圧倒的迫力にごまかすこともできませんでした。
ごまかしたら生命の危機が訪れる、そう本能がささやいています。

「は、はい…」

「どうして食べたの?」

「お腹が空いててつい」

そう答えると愛理がゆっくりこっちに近づいてきました。

「つい…じゃないでしょう?」

「ほんとにごめんなさい…」

「今日舞美ちゃんなんでも言うこと聞いてね?」

「…はい」

「悪い子にはおしおきだよ」

そう言った愛理の顔は笑顔でした。
でも今度はバックに大氷河を背負っていました。
楽屋の空気が一気に氷点下です。
3人が目でイキロと応援?してくれてるのがわかりました。
矢島舞美、明日を無事迎えられる自信がありません。
今日いったいどんなお仕置きをされるのか…。
もう2度と愛理の食べ物を食べないことを誓った、18歳の夏でした。
最終更新:2010年11月01日 07:55