愛理がふわふわしてるのは演技。意識的にピエロになろうとしてる。
愛理は自分だけ推されてる状況に戸惑っている。
ゆえに、ふざけた空気感で、みんながいるから私がいるんだよって伝えようとしてる
愛理は短所っぽい部分を見せて、自分は特別じゃないよって言わんとしてるけど
全く通じてない。むしろ、メンバーの嫌悪感を増幅させてる。でも、本人には言わない。
悪循環は加速する。メンバーの成長と共に、表層的な所作に既に出始めてる。
嫉妬、確執、孤立。多感な時期に愛理は余計な不安ばかり意識してしまっている。
アタシは知ってる。愛理はただ、みんなで一つだって思いたいだけなんだよね。
真夜中の夢路にあっても、愛理のこころは安らいだりはしない。
夢で泣いてるのだろうか。愛理の頬で止まった一雫の涙を指ですくう。
愛理の涙の粒は温かかった。湿った人差し指に、ゆっくり唇を這わす。
このまま、瞳を閉じて朝を待とう。愛理が起きたら、キスをしよう。
アタシが愛理の隣にいてあげるから。愛理、愛理・・・
ゆっくりさすってるだけで、もう溢れだしてる
触れる度熱くなって、アタシはギュッと目を閉じて愛理を想う。
愛理に近づきたい。触れたい。感じたいよ。
隣で寝てる愛理の髪にゆっくり顔を近づける。
愛理の匂いに埋もれてしまった。
その刹那、アタシの左手は愛理の
最終更新:2010年03月23日 23:42