「なにこれ・・・」
Buonoのメイキングを見てどうしても納得できなかった。
愛理さあ桃にくっつきすぎ。しかもこれ、明らかに愛理からいってるでしょ。
あたしばっかりいつも愛理に「他の子にくっつきすぎ。」って怒られて、
お仕置きとか言って無茶苦茶されてるけど・・・
愛理だってすぐ人にくっつくじゃん。
りさことイチャイチャしたりとか、ちっさーみたいに分かりやすくはないけど
みやのこともすごく気にいってるって見てて分かる。
恋人同士なんだからもっと対等なものでしょ。なんであたしばっかり!
愛理にはいつも甘いあたしだけど、今回はガツンと言って日頃の仕返しをしてやる!
「舞美ちゃん?」
「・・・」
「ねえっ舞美ちゃん!」
「あ、ごめん愛理。なに?」
だめだ。なんかドキドキしてきた。緊張と・・・期待?
「今日なんか変だよ。大丈夫?体調悪いなら今日舞美ちゃんち行くのやめとこうか?」
愛理が心配そうに顔をのぞきこんでくる。
「いや、全然元気だから!ちょっとボーっとしてただけだよ。」
「もー・・ちゃんと聞いててよぅ。」
かわいい愛理に心が揺らぐけど今日の主導権は譲れないよ、愛理。
にやける口元をマフラーで隠した。
少しして、舞美ちゃん家に到着。
「今日は家族みんな出かけてて、明日まで帰ってこないから、気兼ねなくくつろいでね」
「うん・・・」
そっかぁ、今日はお母さんもいないんだ・・・(えっ・・・明日まで2人っきり!?)
「ようこそ、矢島家へ~♪愛理、先入って~。」
先にブーツを脱いで、玄関をあがる。
「舞美・・・ちゃん?」
突然、後ろから舞美ちゃんに抱きしめられた。
「今日は2人っきりだからね、愛理。いっぱいい~っぱい・・・」
「えっ?最後聞こえなかったよぅ、舞美ちゃん。何て言ったの?舞美ちゃん」
「恥ずかしいから、もう言わない。」
「え~、何て言ったの?舞美ちゃん。」
自分でもわかるくらい顔が赤くなってしまった舞美は、後ろから抱きしめた愛理を離せなくなっていた。
最終更新:2011年02月16日 14:00