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夜中急に目が覚めた。
何時だろうと思って時計を確認すると2時10分。
まだ寝てから2時間しか経ってない…。
そのわりにはハッキリ目が覚めてしまっていた。
眠くなるまでどうしよう。

ふと隣で眠る愛理に目を向ける。
ぐっすり寝てるみたいで、すーすー気持ちよさそうな寝息が聞こえる。
こんな無防備な愛理を見ていると心が温かくなる。
愛しいって気持ちがこみ上げてきて触れたくなる。
その欲求に逆らわず手を伸ばして頭を撫でる。
起こさないように柔らかく柔らかく。
寝てる愛理に少しでもこの気持ちが伝わるように撫で続けた。

「…んうー?」

愛理がゆっくり目を開けた。
起こさないように気をつけたつもりだったんだけど…。

「ごめん。起こしちゃった?」

「んーん。」

半分寝ぼけてる愛理はいつもよりふにゃふにゃ返事をしてくれた。
頭を撫でる手を止めてえへへ~と笑いながら頬ずりしている。

「まいみたんまいみたん」

「んー、どーちたのあいりたん」

「ぎゅーちてー」

すっかり赤ちゃんモードの愛理。
こうやって甘えてくれるのがすごく嬉しかったりする。
赤ちゃん愛理のリクエストに応えてぎゅっと腕の中に閉じこめた。
愛理も同じくらい、いや私より少し強いくらいの力でひっついてくれる。

「ちゅーー」

ぎゅーの次はちゅー。
普段は恥ずかしがってそんなおねだりしないのに。
素直にねだってくれる愛理が可愛い。
ちゅっちゅっって軽くキスをすると満足したのかまた寝息が聞こえてきた。

眠ってしまった愛理の体温が心地いい。
ちょっと高めの温度が流れこんできて瞼が閉じかける。
腕の中の愛理にもう一度キスをして眠りについた。
最終更新:2010年03月23日 23:19