夜中に目が覚めた。
隣では気持ちいいくらいに規則正しくスースー寝息を立ててる舞美ちゃん。
起こさないように、そっと携帯を開く。
まだ4時前。
少しだけ体を動かして舞美ちゃんの顔を見た。
綺麗な顔立ちは寝ていても同じで、なのに少しだけ眉間にシワが寄ってる。
どんな夢見てるんだろう?難しい顔してるのがちょっとかわいい。
頬を人差し指でつっついたら「うー。」って唸ってさらに眉間にシワが寄る。
おもしろくてもっとつっついてみたら、「あぅー。」って。
…起きちゃったかな?
顔を覗き込んだら、突然目がうっすら開いた。
「舞美ちゃん?」
「うー。愛理ぃ・・・。」
「うあっ。」
ガバっと舞美ちゃんが私の上に覆いかぶさった。
首筋に熱い吐息。
カラダ全体で感じる体温。
重なるふたりの心臓の音。
「あぅー。愛理ぃ。」
耳元がくすぐったい。
よしよしって背中をとんとん叩いて、空いた手で髪を撫でる。
それにしても、こんな積極的な舞美ちゃん、めずらしい。
そのせいなのか、私のカラダの熱が上がる。
「舞美ちゃん。好き。」
私は舞美ちゃんをぎゅうって抱きしめた。
その瞬間、舞美ちゃんの体の重みが増した。
そして、耳元では規則正しい寝息。
もしかして・・・もしかして?
…この状況で、寝ちゃうの?
重くて息苦しいし、それに・・・。
ちょっとカラダの熱が上がっちゃったの、どうしてくれるの?
ホントは無理矢理起こして、おしおきなんて。してしまいたいけど。
今度はにやにや嬉しそうな顔して寝てるの・・・起こせないよ。
「舞美ちゃんのバカぁ。」
だけど、この息苦しさもカラダが密着してるから嬉しいだなんて、少しおかしいかな。
でも舞美ちゃんが起きたら、絶対にこの続き、するんだから。
最終更新:2010年03月12日 21:54