登録日:2022/07/26 Tue 10:12:50
更新日:2025/04/11 Fri 14:03:34
所要時間:約 80 分で読めます
概要
ゲートは「ストーリー」「トレーニング&チャレンジ」の2種に大別されているが、どちらも立ち位置としてはチュートリアルの延長戦に近い。
テーマや学ぶ題材に応じたレンタルデッキを実際に使うことで、それぞれのテーマの使い方や、遊戯王の基本的な操作・テクニックについて理解を深められる。
というかチュートリアルが本当に基本的なルールの確認レベルの事しか教えてくれないので、初めて遊戯王に触れるプレイヤーならプレイはほぼ必須。
主な報酬はカード、ストラクチャーデッキとそのカードケース、ゲーム内通貨の「ジェム」、アイコンやプロテクターをはじめとしたアクセサリー類。
ストーリー系のゲートの場合、初めてクリアすればそのテーマを中心としたシークレットパックも開放される。
また、レンタルデッキとマイデッキのどちらでもプレイできるデュエルは、それぞれクリア時に異なる報酬を入手できる。
トレーニング系の一部の箇所を除けば全てレンタルデッキでクリアでき、続き物となっているものやナンバリングされているゲート以外は最初から開放されているため、好きな順番で攻略できる。
そのため、始めたてのプレイヤーでも貧弱な初期デッキを使うことなく、気に入ったテーマやそこそこの強さのデッキを組めるだけの資産が集まる。
レンタルデッキだけでもクリアできるのは確かに事実だが、後述の「扉」の先のものをはじめ、一部のデュエルはかなり難易度が高い。
以下はその主な要因である。
- ストーリーの展開・時系列の都合で、テーマに属する一部のカードが意図的に抜かれている。
- 多少の説明文だけで動かし方の解説がなく、勝手がつかめない。
- レンタルデッキの構築が粗い。別のテーマがかなり雑に混ぜられている。
- 混成先のテーマの選定基準も「ステータス・召喚方法に共通点がある」レベルのものがちらほら。中には背景ストーリーで共闘しているだけで、シナジーが皆無のテーマを混ぜたものも。
- 当然、事故率は高い。それ以前に他テーマを混ぜたせいで回ってもそもそものコンセプトが破綻しているために弱いなどかなりどうしようもないデッキもある。
- CPUのほうはだいたいがそのテーマのガチ構築を使用してくる。
- 相手が簡単に出してくる特定のカードに対して、構築段階から非常に細い対抗策しかないor実質的に対策がなく、出された時点で詰み同然となる。
特に初期においてはこのようなデッキが多く、リトライ機能もなかったため、その構築に関しては物議を醸した。後で鬱憤を晴らすかのごとくマイデッキでボコボコにするのはお決まり。
流石に指定されたデッキで事故が頻発しまともに遊べない有様が問題視されたのか、特に酷かったデッキは2022年8月9日に内容が見直されている。
一回勝ちさえすれば良く、リトライも容易なので、細い勝ち筋を考えて初手リセマラを繰り返して根気よく挑んで行きたい。
デッキパワーの格差はあれどCPUのプレイングは大抵お粗末で、デッキの本来の動きを出来ずに雑にリソースを消費しまくるので、そこが付け入る隙になる。
初心者ならやって損はないのは勿論、新たに組んだデッキを試したり、展開を覚えたりする「一人回し」の場としても適している。
また、デイリーミッションの1つに「ソロモードで3回デュエルする」というのがあるため、報酬を取りつくした後もやる機会は多い。こちらは勝つ必要もないため、自爆デッキがあれば楽。
ストーリー一覧
ストーリー独自の要素として、「Lockチャプター」と、専用アイテムの「オーブ」がある。
「Lockチャプター」は道中にある扉のアイコンのマス(以下、扉)のことで、指定の属性・数のオーブを使用すると開放できる。
開放した先では各テーマのアクセサリーやメイトなど、特別な報酬付きのデュエルに挑めるが、難易度はやや高い。
以下、2025年2月時点でのデフォルト順に記載する。
絶対なる帝王(帝)
アドバンス召喚編。
難易度は低めだが、如何せん大型モンスター中心なのでレンタルデッキの事故率が高い。
ただそれは相手もなので、運が良ければ一方的に勝てる。
ゴールするとストラクチャーデッキ『帝王の出現』を入手できる。初期の帝モンスターが全種類2枚ずつ入っているが、パーツ取りとしては《二重召喚》《邪帝ガイウス》《風帝ライザー》以外は地味なカードばかりである。
これ以降に手に入るデッキ全てに言えるが、あくまで初心者向けの構築なので、そのデッキを軸に戦う場合はプレイヤーが手を加える必要がある。
扉の先のレンタルデッキは、懐かしの【
次元帝】と、アドバンス召喚から高ランクエクシーズを展開するデッキ。相手はこれまた懐かしの【黄泉帝】と《真帝王領域》軸(【0帝】)。
《
サンダー・ボルト》や《
死者蘇生》が入っているなど、デッキ自体は比較的良心的だが、やはり事故率は高い。
ストーリーはただ破壊を繰り返す大迷惑集団である帝王と、その尻ぬぐいをするアイテールの紹介であり、余りにもヒャッハーな奴らだった事に衝撃を受けたデュエリストは多い。
これってただのマッチポンプなのでは……
六霊神の戦士(エレメントセイバー/霊神)
墓地利用とカードを墓地に送ることの重要性について学べる。
が、実戦においては《エレメントセイバー・ウィラード》を出すことが最優先になりがち。
それは相手も同じなので、下手に耐性とか付けられると詰む。
扉の先では霊神vs霊神といった趣の、特定の属性をメインとしたデッキ同士のデュエルとなる。
こちらが使えるのは
ミスト・バレー入りの風属性デッキと、
ヴォルカニック入りの炎属性デッキ。相手はリクルーター多めの地属性デッキと、
ガエルやハンデス罠を取り入れた水属性デッキ。
相手は《霊神の聖殿》のデメリットでなかなか殴ってこないため、その隙にリクルーターを効果で処理したり、バーン系カードで焼き切ったりするのが理想。
が、炎霊神デッキは1枚当たりの火力が低く、炎霊神の効果も対象を取るので、相手のウィラードの耐性や《水霊術-「葵」》のリリースで不発になることも。
ストーリーは霊神とエレメントセイバーの関係について。
霊神は世界を構成する6つのエレメント(地・水・炎・風・光・闇)を齎し、そのバランスが崩れると姿を現す。しかし存在密度を増した霊神は、現れるたびに天変地異を齎していた。
古代の人々は災害を鎮めるために神殿を建造し、数百年もの間祈り続けた末に願いは奇跡的に届く事となった。
自分たちに仕え、エレメントの力を制御する存在として霊神に選ばれた人間「エレメントセイバー」たちは、神殿を守護しながら修練の日々を送っているという。
儀式編。
デミス入りの場合はとりあえずライフを払ってフィールドを吹っ飛ばせばどうにかなる。
扉を開けると夫婦喧嘩が始まり、最後のルイン軸は一時代を築いた
【デミスドーザー】が相手となる。
具体的には儀式モンスター13枚+墓地にモンスターを要する特殊召喚モンスター2枚、儀式魔法4種各2枚と事故要因がとんでもなく多い。
2000打点バニラの《G戦隊 シャインブラック》すら突破が難しく、仮に展開できてもターンを回せばデミスに一掃される。
勝ち目がなさすぎたためか、儀式モンスターと儀式魔法が減り、空いた枠に捲り札やサーチカードが投入された。
ついでにしれっとデミスドーザーの方からシャインブラックと《墓穴の指名者》が消えた。
ゴールするとストラクチャーデッキ『世界の滅びを見る者』を入手できる。儀式召喚の練習はできるが、パーツ取り出来るカードはほぼない。センジュよりマンジュが欲しかった……
ストーリー的には双方とも滅びを司るが、ルインはやり直しのために破滅させて世界を巻き戻させるのに対し、デミスは世界を完全に終焉させるという違いがある。
まずはルインが出てきて何度か破滅→やり直しをさせ、それでも救えないダメ世界と判断されるとデミスが出てきて全て終わらせるといった感じ。
どちらにせよ出てきた時点で世界は滅びるのが確定する。
儀式編その2。
メガリスの特徴である儀式モンスターの効果による儀式召喚をしっかり押さえれば立ち回りは難しくない。
ただし何故か
リクルート効果が腐っている《怒気土器》が突っ込まれている。
しかも扉に入ると
いきなり影霊衣やらアダマシアやらを混ぜられる。
相性は悪くないのだが割と雑に混ぜられているせいで
頻繁に事故るため、デッキが見直された。
相手は
霊魂混成と、儀式から融合に繋いでくる
化石混成。
ストーリーは語り手もメガリスが何なのかわからないまま終わる。
融合編。
状況に応じてどの融合モンスターを出すかを判断し、そのためにどのカードをサーチするかの見極めが重要になる。
しかし扉先の前半では
ラヴァル、後半では
セイクリッドとの混成という、
ジェムナイトとのシナジーが無いテーマとの混成デッキでデュエルさせられる。相手は
ヴァイロン混成と《
レスキューラビット》入り通常モンスター軸。
ジェムナイト側も混在するテーマ側も中途半端な構築で、どっちつかずな動きをしていると勝つのは難しい。
頑張ってソリティアしても相手のプリズムオーラで突破されるのは誰もが通る道。
セイクリッドの方はシナジーはともかく回ればちゃんと《
セイクリッド・プレアデス》等の強力エクシーズが出せるようにはなっているのが幸い。
ラヴァルの方は"タイミングを逃す"について学べるぞ!
CPUは手札が少ない状況でもプリズムオーラの除去を優先的に使うルーチンをしており、手札を枯らしがちなので上手く返すと大体そのまま勝てる。
どうしても勝てないならラピスラズリのバーン効果を2連発するのを狙った方が近道。
さすがに理不尽だった為かデッキが見直された。《
真炎の爆発》は入れてくれなかったが……
ゴールするとストラクチャーデッキ『ジェムナイトの決意』が手に入る。通常☆4ジェムナイト3種+《ジェムナイト・アレキサンド》《ジェムナイト・フュージョン》が3枚ずつ入っており、少し手を加えれば【ジェムナイト】として十分戦える内容となっている。
ストーリーはDT等で語られている通り、戦いを好まないジェムナイトたちは、ラヴァルの度重なる挑発に立ち上がり、衝突する。
やがてより大きな戦乱に巻き込まれるも、仲間や正義のために
大いなる巨悪に対抗する道を選択。ラヴァルを始めとする他種族たちと共闘するところまで語られている。
剣闘獣の栄光(剣闘獣)
融合編その2。「融合を使わない融合召喚」について学ぶ。
テーマ自体の完成度が高いため、
交代先を縛る奴がいる以外は割と安定する。
扉の先は手前は鳥獣族軸vs水属性軸と普通だが、奥は
トライブリゲード混成を扱う。一方
相手も十二獣混成とえげつないので、展開を許してしまうと詰みかねない。
ドランシアとドミティアノスを一緒に並べられたら目も当てられず、エクイテで戦車を回収してくるので、早めに制圧したい。
たまに回しすぎて勝手に崩れる。
ゴールするとストラクチャーデッキ『剣闘獣の咆哮』が手に入る。
メインデッキは40枚中37枚がNと貧弱だが、EXのアンダバタエとエーディトルの効果はかなり強力。
元々彼らも「かつて見世物にされていたが、色々あって封印。しかし何かしらの力によって現世に蘇った」事は語られていたが、今回彼らが戦っている理由は「かつて自分達を見て興奮した人々の幻を見たから」という理由付けが成された。
現状では滅びたコロシアム内で戦っているだけだが、もしも彼らが解き放たれたら…というところで話は終わっている。
カラクリ学事始(カラクリ)
上記までのストーリーが基本
バッドエンドもしくは重々しい雰囲気で続いていた中、このカラクリだけは
ハッピーエンド…と思いきや、いつの間にか支配権が人間からカラクリに移行してたりする。救いは無いのか…。
出動せよ、正義の歯車たち!(ギアギア)
エクシーズ編。
《ギアギガント X》や《発条機雷ゼンマイン》などの機械族エクシーズの他、扉の先では
ホープや列車シリーズなども扱える。
相手はジェネクスやシンクロン等のS召喚テーマと組み合わせたデッキを使ってくるが、こちらのEXもかなり充実しているので苦戦はしないはず。
ストーリーはいきなりノリの良いBGMから始まり、典型的なヒーローロボット物が展開されている。やっと普通に明るく終わる話が来た。
熱いだけでなくクスッと来る表現もあり、ある意味では清涼剤。
初めて知った人も多いようだが、悪の歯車ワルギアーノ等の設定が昔VJで公開されていた。
ただ、その時の内容とは多少変更されている。
電脳世界に潜む光虫(電子光虫)
エクシーズ編その2。いわゆる下敷きについて学べる。
実装範囲ギリギリでレジストライダーが実装されているのでちゃんと電子光虫しているので安心。
扉の先は
B・Fや
壊獣との混成。
ただ、最後の相手は
甲虫装機。それも《増殖するG》に《無限泡影》《サンダー・ボルト》《ハーピィの羽根帚》《ライトニング・ストーム》まで入った後攻捲り特化ガチ仕様。折角ならうららも入れてよ。
相手は手札誘発を碌に使えていないが、増G大量ドローからのライストで捲られて電子光虫に制圧されたり、初動を泡影で潰されてダンセルショウカンが始まったり、後攻に回すとちゃんと手ごわい。
ただ、除去に振りすぎているのとCPUの動きが悪いため攻撃力が足りておらず、捲られてもワンキルされるようなことがないので、マイデッキの練習相手とするには微妙な面が多い。それでも増G入りのデッキはこことSPデッキチャレンジの1戦目しかないので、よくお世話になる事だろう。
なお手前は【
蟲惑魔】混成。
ゴールすると『成長する電子光虫』が手に入る。
レジストライダーと昆虫族サポートを足せば【電子光虫】として戦えるようになる。また、ソロモードのストラクチャーデッキで唯一URが入っている。
ストーリーに関しては少し考えさせられる物。
電子光虫を徹底的に駆除したら、逆に不具合が多発するようになってしまったという内容。
データ上の「バグ」が人類にとって、プログラムにとって不利益を被るとは限らないのである。
そこで人類は駆除の過程で残していた電子光虫を解放、余りにも悪質な物以外はあえて残すことで、不思議な共存関係を結ぶのであった。
ペンデュラム編。
ダイナミスト自体のデッキパワーは控えめだが、相手も同じようなデッキなので、それほど難易度は高くない。
扉の先では
セフィラ混成で
水晶機巧混成と、
ホワイト・オーラ混成で
ブンボーグ混成と戦うことになる。
構築自体はしっかりしているので、きちんとレンタルデッキの中身を確認してから挑んだほうがいい。
ストーリーにおいては、ダイナミスト達は過酷な自然の孤島の中で生物の様に暮らしているという事実が明かされた。
意図せずにではあるが、ダイナミストの活動によって孤島の環境が整備されつつあるとの事。
映像の世紀。
一応ダイナミストは
竜剣士ストーリーに連なるテーマのはずだが、それについては一切言及されなかった。
ペンデュラム編その2。
初戦と3戦目は《
スキルドレイン》が使えないので、クリフォートのギミックで真面目に戦う必要がある。
扉の先では《スキルドレイン》入り
列車混成で
妖仙獣混成と、
メタルフォーゼ混成で
EM・
オッドアイズ混成と戦うことになる。
種族・属性が共通する列車はともかく、メタルフォーゼはやや動きが複雑なので、サーチ先や融合先を考えて戦う必要がある。
どちらのデッキにも《アポクリフォート・キラー》が入っているため、これの召喚を目指すのも手。
列車混成でのデュエルに勝利すると、《クリフォート・アセンブラ》のメイトがもらえる。
ストーリーはおおかたマスターガイドで語られていた通りのもの。
シャドールの手によってナチュルの神聖樹から解放され、シャドールをエラーと認識して蹂躙していたものの、《エルシャドール・ミドラーシュ》を拘束したことにより事態は一変。
彼女から本来あり得ない
創星神の波動を感知したクリフォートは「生命体に致命的エラーが起きている」と誤認し、全生命体の抹殺を決定。ついでに中に宿る
煉獄の使徒まで目覚めてしまい…というところでストーリーは終了。
影霊衣かセフィラのゲートが追加される日がくれば、続きが語られると思われる。
余談だが、バグを表現したフレーバーテキストとアプリゲーという媒体がかみ合い、肝を潰した初心者も多数発生したとか。
星の勇者の伝説(星遺物)
10期カードストーリーの中心的存在である為、ゲート1つあたりのボリュームがデカい。
と言ってもほとんどは物語であり、デュエルの機会はそこまで極端に多くない。
こちらが使うのは主に【星杯】なのでリンク編だろう。
効果の複雑化、敵のカードパワーの向上、さらにリンク召喚のソリティアっぷりも相まって全体的に難易度が高い。
またストーリーの状況とレンタルデッキがリンクしており、あるキャラの姿が変わるとデッキ内のカードも変わり、あるキャラが離脱しているとそのキャラのカードが入っていないという細かいこだわりが見える。デュエルするにあたってありがた迷惑な面もあるが。
どのゲートにも扉が2つあり、それぞれの扉の先で異なるテーマを主軸としたデュエルを行えることも特徴。
星遺物に選ばれしもの
星遺物に関わる物語の始まり。相手は除去しても次々と後続を連れてくる【クローラー】。
一方でこちらはアウラム・イヴ・ニーサンこと
ニンギルス・リース・イムドゥークの御一行+星杯のみ。
とにかくリンクモンスターの展開を軸としたいところだが、破壊効果を持つクローラーも混じっており一筋縄ではいかない。
たまに化石みたいな魔法が飛んでくる。
1つ目の扉の先では【星杯】同士の戦いとなる。こちらは
バージェストマや《
おもちゃ箱》とその関連カードとの混成で、相手は
化合獣混成と、多数の「星遺物」モンスターを採用したデッキ。
2つ目の扉では、同じくリバース主体の
ティンダングル混成の【クローラー】を使う事になる。相手は
ナチュル混成で、当然《ナチュル・ビースト》入り。
こちらのデッキには魔法は2種類(計6枚)しかないものの、どちらも展開をサポートする便利な効果のため、無効化されると厄介。
報酬は豪華で、星杯の各リンクモンスター等が手に入る。特に《星杯戦士ニンギルス》は強力な汎用URなので、欲しい人は頑張って進めよう。
ちなみに初期デッキには星杯バニラ三種が入っているので、報酬を全て集めると初期の【星杯】を組む事もできる。
受け継がれる力
ジャックナイツや
トロイメアを相手に、本格的な戦いが始まる。
こちらのデッキは進行上イヴとリースが離脱してしまっており、頭数の減少が地味に痛い。
ジャックナイツ相手は縦に並べ過ぎない=特殊召喚の隙を与えない方法でどうにかなる。
が、トロイメアの方は
イヴリースは勿論、実装当時禁止カードだったマーメイドとゴブリンも入ったフルパワー構成。
その上でこっちは
リンク無し最大攻撃力2000という無茶苦茶なデッキで戦う羽目になる。
ストーリー的に仕方ないのだが味方入りしているのが打点がドベから2番目の蒼穹なのが。しかもイヴリースがこっちに来て腐る事も。
そしてダメ押しと言わんばかりに、相手は
守備力3000で効果の対象にならず効果破壊もできない強固な壁であり、墓地から安いコストで復活してくる《星遺物-『星盾』》を出してくることが多い。
こちらのデッキでは3000越えの打点も作りにくく、突破できないことすらあるというのは流石にきつすぎたのか、デッキ見直しが入った。
星に眠る力の秘密
2022年7月28日追加。
イヴの死後、離別したアウラムとニンギルスがそれぞれ辿った旅路、明かされるこの星の真実、そこからのパラディオンと
オルフェゴールの戦いが描かれる。
怒涛のシナリオラッシュから始まりその数なんと
7回。文量自体はさほどではない。
ニンギルス編は別ルートにありサイドストーリー扱い、と見せかけて報酬である
ニーサンのカードプロテクターを入手しないと扉を解放できないという今までにない条件を持つため通るのは必須。
本筋のデュエルはパラディオンのチュートリアルとパラディオンVSオルフェゴールのみ。
だが相手のオルフェゴールは
《終末の騎士》も《スクラップ・リサイクラー》も《マスマティシャン》もない上に、時系列の都合上
トロイメアもディンギルスもクリマクスもない為デッキパワーはだいぶ低い。
そしてたまに《機械改造工場》なんていう化石みたいな装備カードが飛んでくる。大丈夫かニーサン。
難易度は低めだが、ディヴェル1枚からギミックが回りだす厄介さは健在な為、墓地が肥える前にパラディオンの超火力で殴り飛ばしてしまいたいところ。
星遺物の導く先
2023年3月28日追加。
星遺物-星杖の落下は、
守護竜の出現を促し、大いなる闇を出現させた。そしてアウラムが選んだ未来とは……
4章にも渡って語り継がれた星遺物の物語も遂にクライマックス。
主軸のデュエルこそ1回のみだが、多数の星遺物関連のカード・アイコン・プロテクターが入手できる。
特に扉の下ルート最後に手に入るのはなんと
妖精化したガラテアのメイト。これには全国のニーサンが狂喜乱舞した。
最終決戦という事もあり、こちらのデッキはパラディオンやオルフェゴールのごった煮、相手のデッキもオルフェゴールやジャックナイツのごった煮になっている。さすがに回らない程酷い構築にはなっていない。
ちなみに、実装当時禁止だった
《星杯の神子イヴ》もちゃんと入っている。もっとも、相手のデッキにも遠慮なくマーメイドやらゴブリンが入っているが。
扉の先では上ルートは守護竜軸(純構築ミラーマッチ、
ドラゴンメイド混成vs竜剣士混成、
ヴァレット混成vsレッドアイズ混成)。
下ルートは高レベルモンスター主体のテーマに「星遺物」カードや《星神器デミウルギア》を混ぜたデッキでのデュエル。テーマはそれぞれ【
ジェネレイド】(vs【剣闘獣】)と【
セリオンズ】(vs【化合獣】)となっている。
ちなみにテーマデッキのチュートリアルが存在しない珍しいステージ。もしかしなくても守護竜の規制が未だに厳しいからと思われる。
2022年2月17日追加。
ここまで様々な特殊召喚に触れてきたが、ここにきてまさかのライトロード。
儀式以外の多くの要素が入っているが、それらを活かせるかどうかはルミナス次第。
それでいて決め手を欠くため、どれだけ早く《
裁きの龍》や《戒めの龍》を召喚できるかに全てがかかっている。
それは相手も同じであり、しかも
ライトロードには特殊召喚された龍たちに即対処できるカードがないので、どれだけ対抗策を手札に維持できるかも重要になる。
幸い、
CPUが「モンスターフル展開→《裁きの龍》で全除去」とやるアホなので、現実のようにライフまで消し飛ばされることはない。
扉の先は上ルートがライトロードのみ、下ルートがトワイライトロードが投入されたデッキで戦う。
それぞれホーリーナイツ混成vs
ライトレイロード・《幻創龍ファンタズメイ》等の闇属性ドラゴン族入りvsセフィロード(
時械神混成)、カオスロードvs
ダークロード・除外戦術型vsアンデロードとバラエティに富んでいる。
ちなみに下ルート最後は
全種盛りのほぼハイランダーとやたら尖ったデッキ。
事故る時は盛大に事故る上に相手は楽なデッキではないが、デッキを枯らしたりシャイアやグラゴニスを活躍させたり、ライトロードは無視して
強貪や
機巧蛇で大量除外を行い、《
紅蓮魔獣 ダ・イーザ》や《百万喰らいのグラットン》でワンキルしたりと色々遊べる。
一章しか無いが星遺物同様ストーリーは長め。デュエル自体も多い。
彼らは常に正義の為に動いているのだが、実は別世界からやってきた刺客のようなもので、その体の維持には膨大な魔力が必要と説明されている。即ち山札を墓地に送るコストは彼らが現界する為に必要な魔力という事である。
また、トワイライトロードは闇堕ちしたのではなく、ライトロード自ら闇の力を得たということが判明した。それであの程度って失敗だったんじゃ…
天気を描く妖精(天気)
2022年3月11日追加。
除外や永続魔法・罠、モンスターの配置と汎用永続罠をとことん駆使して立ち回る癖の強いテーマ。
が、ソロモードでもトップクラスに意味不明なチュートリアルは汎用カードばかり使い
天気カードの効果を一切使わない
ので使い方が全く分からないまま放り出される。
1ターンでアルシエルを出したかったならなぜ《天気予報》実装前に出した
同時にその癖の強さにCPUがついて行けず、盤面にカードが増えてくると思考時間が非常に長くなり、他のゲートでは全くと言っていいほど長考しないスペックの環境でも長考して
悪手を連発する
。そして長考が多すぎてダレる、特に1戦目はチェーンのたびに長考しまくるので悲惨。
難易度自体は《アテナ》のバーン効果が
相手が天使族を出した時にも反応する
ので楽勝。
扉の先では相性が良い《
降雷皇ハモン》軸と、何故か相性があまり良くないネメシス混成を使う事になる。
幻魔混成のほうは、
ワルキューレ混成が相手だが、相性が特別良いわけでもないのでハモンたちに任せればいい。
ネメシス混成については、ネメシスたちは《虹の天気模様》を利用したリンク素材稼ぎの先取り程度にしか使えず、ほぼ事故要員である。
天気側の初動が来ないような場合はリセットした方が楽かもしれない。
ネメシス混成の相手は天気と相性が良い真竜混成であり一見強そうだが、相手CPUがポンコツなため天気を全く使いこなせず、お互いノイズの混じった天気vs真竜になりがち。
高い耐性を持つ《真竜機兵ダースメタトロン》の召喚を優先してくるが、リンク4なら殴り倒せるしなぜかCPUは奇行しまくるので見掛け倒し。《曇りの天気模様》で直接攻撃すれば相手にする必要すらない。
そもそもこの対面、真竜側は
ダースメタトロン含めて
《雷の天気模様》の突破手段がろくにない上、対象耐性が非常に高い天気には真竜の除去も効きにくく、永続系の「発動」は《雨の天気模様》でバウンスすると不発になるので、天気側が回り始めると一方的に封殺可能。
ストーリーはある母娘の会話として進行する、絵本のような王道の話。天気の妖精たちは絵を描くことで世界に恵みを与えているようだ。
母親は幼少期に妖精と会ったことがあるらしく、「もしかしたら、あなたの周りにも出会えた人が、いるかもしれない。」というナレーションもあり、子どもにのみ見える存在なのかもしれない。
宣告者の導き(宣告者)
2022年4月4日追加。
ご想像の通り
無効合戦のオンパレードである。《
イーバ》も搭載されているのでコストには困らない。
こちらの行動を通す為にはしっかり考えて動く必要がある。時には無効効果にチェーンする事も意識したい。
ただ、CPUは
《天空の聖域》無しでゼラディアスを出して勝手に爆ぜたり、手札誘発の宣告者をひたすらセットしまくったりと時々ポンコツになる。
扉の先では
アーティファクト及び
ドライトロンとの混成となる。相手は《古聖戴サウラヴィス》入り及び
代行者混成。
特にドライトロン混成は
《サイバー・エンジェル-弁天-》まで採用されたガッチガチのデッキ。
そして【ドライトロン宣告者】は「初めて回すはずなのに回し方がなぜかわかる」という声が続出した。
クリアすると《崇高なる宣告者》のアイコンが手に入る。
ストーリー自体は宣告者の紹介程度にとどまっている。
未界域調査報告ファイル(未界域)
2022年5月9日追加。
ランダムで手札が選択される→捨てるを繰り返す都合、かなり手札の消費がきつい。手札全展開は覚悟した方がいいかもしれない。
それは相手も同じであり、たまにバカスカ手札を消耗した結果棒立ちになってしまう事も。
扉の先では
クリボー軍団混成で闇黒世界混成と、
サンダー・ドラゴン混成で
暗黒界混成と戦う事になる。地力も実績もあるサンダー・ドラゴンは問題ないが、クリボーの方は
ヤバイって。
デッキの説明においては、未界域の共通効果でクリボー軍団を墓地に送って《クリバビロン》を特殊召喚・強化しよう、という旨の文があるのだが、ランダムで捨てられる処理のため、そう上手くいくはずもない。
そもそも
手札誘発が基本のクリボー軍団と
手札を捨てて展開する未界域の相性はお察しの通り
最悪で、
「ワッツ!?クリボ~!?そのカードと未界域を合わせるとは…アンビリーボォー!」「バカにしてるの!」「いや、違う!クリボーが勝手に!」「そのカード群が我々の決闘を汚す侮辱の意味が込められているのならオレは貴様を許さん!!」等と困惑すること請け合いである。
その上闇黒世界のリリースを防ぐ手段もなく、ディアボロスには素の打点で負けているし、ウイルスカードまで飛んでくるので長引けばまず勝ち目はない。
《混沌の戦士 カオスソルジャー》などEXデッキのモンスターで対抗することはできるが、除去を交えながら幾度となく自己再生するためモンスターでの突破は困難。
頼みの綱はサンボル・羽根帚・ライストといった捲り札。相手が大量展開したところを一網打尽にし未界域の展開力で叩き伏せる以外の勝ち筋は皆無といっていいだろう。《クリバビロン》から《
アクセスコード・トーカー》に繋がればそれも勝ち筋になる。
上述の通り相手が勝手に自己ハンデスしまくって自滅する事もあるが
勝利すれば可愛らしい《未界域のジャッカロープ》のメイトが手に入るので、ぜひマイデッキを使わずに勝ちたい。
ストーリーは未界域の調査結果という名目で進む。
傷だらけの調査員たちから紹介される危険なモンスター達。だが未知のそれを知りたいと思う人々の欲望は留まること無く、さらなる調査隊の派遣が決定された。明らかな死亡フラグであるがこの後どうなったかは不明である。
2022年6月10日追加。
リンク採用の儀式軸。なので儀式編と思われる。
ネフティスモンスターの破壊を軸に《ネフティスの繋ぎ手》《ネフティスの蒼凰神》《焔凰神-ネフティス》と繋いでいく為、未界域程ではないが手札消費は荒い。
破壊する側・される側の効果を把握しつつ、一手一手落ち着いて回していく事。
相手はネフティスと相性のいい
炎王と
魔神儀。
こちらもそれと同等のものを使えるのかと思いきや、選ばれた混成テーマは
マジェスペクターと風属性軸の
霊使い。
共に種族・属性こそ一致しているが、その中身はストーリーでも屈指の闇鍋である。
マジェスペクター混成は魔法・罠は良いのだが、2と5しかないPスケールはレベル2と8しかいないネフティスとの相性が最悪。
また、嫌がらせのように墓地に「マジェスペクター」カードを5枚要求する《マジェスペクター・スーパーセル》用のコストの魔法罠が4枚しか入っていない。
手札の2枚目のスーパーセルをネフティスの効果で割ることで、5枚揃える事自体はできるが……そんな回りくどい事させるくらいなら最初から5枚入れてくれ
一応、マジェスペクターは除外やバウンスが楽な上に破壊耐性があるため、炎王には圧倒的に有利なのだが、そのせいでシナジーの無いネフティスがかえって邪魔になる。これ何のゲートだっけ……
霊使いもやはりネフティスとのシナジーはガン無視。
しかもメインの炎属性が蒼凰神しかいないのに《ドリトル・キメラ》《灼熱の火霊使いヒータ》入り。穴埋めにしても酷い。
リンクモンスターも展開の中継役は多いものの、儀式を絡めて出した《焔凰神-ネフティス》以外は制圧力に乏しく、出してもあまり戦力にならない。
果てには【ネフティス】で重要な《ネフティスの鳳凰神》は不在。
打点も低く、CPUが簡単に出してくる蒼凰神への対抗策は燃費の悪い《風霊術-「雅」》と《憑依覚醒-ラセンリュウ》程度。出された時点で半分以上詰みである。
そもそも【ネフティス】は必要なカードが多くなりがちな儀式軸かつ、破壊する側・される側を揃える必要があり事故りやすい。
そこに雑に混ぜられたパーツがサーチカードなどの枠を喰っており、低い安定性がさらに下がっている。
汎用枠で突っ込まれているサンボルやライストも、効果破壊されるとむしろ嬉しい相手なので、使える場面がかなり限定されてしまっている。
やはりというか難しすぎた為か、ウィンの混合デッキの方は見直された。
何故か入ってなかった《儀式の下準備》が3枚投入され、ネフティスも儀式パーツも邪魔という本末転倒な事態はある程度緩和された。
ストーリーは王道。とある「鳥の像」を信仰する集団の物語。
彼女達の村に危機が迫る時、一人の少女がただ一心不乱に祈った結果、鳥の像は真の姿を発揮しその危機を駆逐する。
危機が去った後、巨鳥は再び石像に戻るが、人々は再び信仰を続けた。その中心となったのは件の少女《ネフティスの繋ぎ手》である。
この際鳥の像に本来捧げられるはずのものは全く無く、ただ祈りのみに応えたというのが話のミソと言えるだろうか。
2022年8月9日追加。
これまではやや古いテーマを扱っていたが、今回は同時追加のパック「インヴィンシブル・レイド」で実装されたビートルーパー。
海外先行テーマかつ日本版はまだ出ていないという事もあり、決闘者の度肝を抜いた。
これ以降も度々、OCG化より先にマスターデュエルに実装されることで名前が判明するテーマやカードが現れることとなる。
展開はやや複雑だが、戦術自体は大型リンクや融合モンスターで相手を叩き潰すという単純明快なもの。
扉の先では
《ダーク・ドリアード》を軸にした何かや《G戦隊 シャインブラック》といった面々と組まされる。
ゴキブリの方は戦闘時に展開という部分でズレこそあるものの種族が共通するのでそれほど問題はないが、接点があまりない
何かの方はかなり酷い。
サーチ用の《
魔装戦士 ドラゴディウス》はまだしも、《ダーク・ドリアード》の効果やステータスを意識した《デーモンの宣告》や《憑依覚醒》、スケールしか合ってないペンデュラムモンスターなど都合良く回った時のことしか考えられていない。
しかも展開の要となる《騎甲虫スカウト・バギー》が入っていないので、ビートルーパーの展開そのものに難儀させられる。
だが今回は
相手のデッキも酷い。
こんな
何かの相手がそもそものカードパワーが低いスパイダーなので、展開さえできればなんとか畳めてしまう。
そんなところでバランスを取るな。
もう一つは融合モンスターがいるという程度で捕食植物と組まされているが、4体並ばなければ《
超融合》で食い取られたりしないため、大した脅威にならない。
《大騎甲虫インヴィンシブル・アトラス》さえ立てばどうとでもなるといっていいだろう。
おれら陽気な海造賊(海造賊)
2022年8月29日追加。
またもや海外出身テーマ・海造賊。
ターンを問わない展開や、全体強化を絡めた戦い方は少し癖が強め。
EXモンスターを出せないと制圧力が高くない為、装備化や墓地効果も最大限に活かしてとにかく展開したい。
扉の先ではエレメントセイバーと混成する。既にゲートが存在するテーマとの混成はこれが初。もう一つは焔聖騎士との混成。
相手はそれぞれ《ニードル・ワーム》等のデッキ破壊系昆虫族との混成と、《ゼラの天使》軸の除外デッキ。
ストーリーはプレイヤーが海造賊の新入りとなった視点からの下っ端による海造賊の紹介。
蒼海を巡りし一族(水精鱗)
2022年9月9日追加。
2連続での水属性テーマであり、環境入りも果たした水精鱗が抜擢。なおテーマとしての初出は2012年7月とそこそこに古参。
「捨てた(捨てられた)」時に発動する効果でアドバンテージを稼ぎ、レベル7の大型モンスターやEXデッキのモンスターに繋いで圧倒するムーブを堪能出来る。
ストーリーは
マスターガイド4でも語られた炎王と海皇の戦いに巻き込まれる前の話。
かつては流浪の民であった水精鱗が安住の地として選んだのが、地上で栄華を誇りながらも大陸規模の急激な地殻変動で海中の奥底へと沈んだ忘却の都・レミューリアとの事。
再度の地殻変動で都が浮上することを彼らはまだ知らない
夢の支配者(夢魔鏡)
2022年10月24日追加。
海外出身テーマの夢魔鏡が抜擢。
2枚のフィールド魔法を引けない限りはバニラの塊同然である為、何としても手札や場に引き入れたい。
当然だが相手も夢魔鏡である以上互いに恩恵を受ける点に注意。そしてなかなか鏡が出ずに泥仕合になったりもする
シナリオを進めていくと【夢魔鏡】の超重要カードである《夢魔鏡の逆徒 ネイロイ》(当然3枚)が手に入るので【夢魔鏡】を組みたいならプレイは必須。
扉の先では
デスピア混成で
幻奏混成と、
ダイダロス混成で
地縛神混成と戦う事になる。
デスピア混成は敵に塩を送る鏡がなくても、《烙印劇城デスピア》を出しとけばどうにかなる為かなり楽。
ダイダロスの方はデッキが重い為、どれだけこちらが展開しつつ相手を妨害できるかがカギとなる。
ストーリーはある街を訪れた「夢うつつな様子でさまよう来訪者」に「占い師」が「夢の支配者」と「夢の世界」について話を語りながら進んでいく。
2022年9月30日追加。
久々の儀式軸として選ばれたのはヴェンデット。
亡者の蔓延る世界の中で、ふとした事から記憶を取り戻した一人の復讐者の物語。
フィールドにモンスターを並べ儀式素材にする事で様々な効果を付与していく、まさに『敵対するヴェンデットを喰らって強くなる』テーマ。
ヴェンデットは自己再生効果もあるので、儀式テーマとしては緩めの消費で展開できるが、打点はほぼ儀式モンスターに任せる事になる。
今回はストーリー性がかなり重視されており、シナリオはゴール含め5回。
使用するデッキもこちらは《リヴェンデット・スレイヤー》と彼が変化した《リヴェンデット・エグゼクター》軸に対して、相手は《ヴェンデット・キマイラ》《ヴェンデット・バスタード》軸となっている。
ちなみに入手できるカードは《
ダーク・ヒーロー ゾンバイア》だの《ヒーロー見参》だの実に
わかっている選出。
扉の先は一戦しかなく、シンクロ・リンク軸のヴェンデットでヴァンパイア混成と対戦する事になる。
なんとこちらのデッキには
ゲート追加と同日に禁止カードになった《水晶機巧-ハリファイバー》が入っている。
こちらが何故リンク入りのヴェンデットを使うのかは、最早言うまでもないだろう。
今回は最後までヴェンデットとそのサポカであり、謎の混成
紙束を使わされることはないため事故率が低め。
同時に《リヴェンデット・スレイヤー》のメイトも追加されており、まさにヴェンデット尽くしなプレイが出来る。
ちなみにスレイヤーはRなのでデッキも割と組みやすいぞ!
2022年11月21日追加。
ハロウィンも過ぎ去り秋の終わりも近づく中での登場となった。テーマとしての初出は2013年と、今ではそれなりに昔。
速攻・大量展開の対極に位置する、裏守備と反転召喚の繰り返しでじっくりアドを取る「サイクルリバース」戦術が特徴の低速デッキ。
直近で追加された新カードもレンタルデッキに入っているのでデッキパワー自体は悪くない。
…が、ここでも例によって扉の先のデッキが問題。最奥は【
占術姫】混成相手に《死霊王 ドーハスーラ》軸アンデット族デッキとまだマシだが、その手前は【悪魔族・ランク1】軸を相手に
デッキ破壊か《ゴーストリックの駄天使》による特殊勝利を強要される地獄。
遅滞戦術+反射ダメージ持ちの多さによりビートダウンによる勝利はほぼ不可能の為、最初からどちらか一方に勝ち筋を絞り、運と忍耐を武器に良い手札が来るまでリセットを繰り返すしかない。
ストーリーは《ゴーストリック・アルカード》を語り部としたゴーストリック達の話。アルカードは静かに寝ていたい
聖夜竜の伝説(ホーリーナイツ)
2022年12月5日追加。
クリスマスシーズンにこの上なくふさわしいテーマであるホーリーナイツが参戦。
【セルフ・バウンス】の取っ掛かりとしてもうってつけであり、如何にして《聖夜に煌めく竜》を
過労死反復横跳びさせられるかが鍵を握る。
初戦では《
ホーリー・ナイト・ドラゴン》が報酬としてプレゼントされるという粋な選出も。
ただし扉の先のレンタルデッキは《光の天穿バハルティヤ》軸【ランク7】(+裏側除外ギミック)に【
絵札の三銃士】混成(+《
オシリスの天空竜》《No.39 希望皇ホープ》入り)と欠片も優しくない構築。相手はそれぞれ【
聖刻】混成と【
光天使】混成。あまり《聖夜に煌めく竜》にこだわらない方が意外に回ったりする…かも?
ストーリーはある世界にて子々孫々と語り継がれる「聖なる竜」と「白き衣を身にまとう騎士」の伝説……という体のおとぎ話。だがこの話には秘された真実があり……?
ミュートリア・ミューテーション(ミュートリア)
「ジャンプフェスタ2023」内にて先行解禁され、2023年1月10日に正式に追加。
手札・フィールドのカードをコストとして除外しつつ、最上級モンスターの特殊召喚や妨害を行う、パーミッション要素を含んだビートダウンデッキ。
夢魔鏡と同様に、シナリオを進めることでテーマの新カード《変異体ミュートリア》が獲得できる。
扉の先は【
メタファイズ】混成VS【ヘリオス】混成の除外対決、水属性軸【ランク8】デッキVS《魔導雑貨商人》軸とどちらも一際難易度が高い。幸いデッキ内容はそこまで酷くはない。
ストーリーはすでに滅びた研究所から研究員の手記が見つかりそれを読み解いていくというもの。
その内容だが…まぁ未知の生物に対しての
死亡フラグをコツコツと積み上げていた。
舞い降りる六花の精(六花)
2023年2月28日追加。マスターデュエル1周年を迎えた後の最初のストーリー系ゲートとなった。
エクシーズテーマだがそれ以上に「リリース」に関する効果が多いテクニカルなデッキであり、やや難易度は高め。
報酬やレンタルデッキに力が入っており、初戦では【六花】を大会レベルまで強化したものの実装が遅れていた《六花来々》と《六花のしらひめ》が貰える。
レンタルデッキの混成テーマは【
サンアバロン】に【蟲惑魔】とかなりシナジーを持つもので、相手も【ローズ・ドラゴン】に【
森羅】の混成とこれまたガチなデッキで迎え撃ってくる。
なおシナリオは単に六花がイチャついているだけの話が詩的に語られるという過去一で意☆味☆不☆明なものとなっている。
2023年5月2日追加。
「リバースモンスター」「表示形式」により踏み入った内容と言えるか。
サブテラーと言えば《サブテラーの導師》軸メタビートが主流だが、最初は本来の「サブテラーマリス」軸で戦う。そのためか「サブテラー使いも知らないカードがレンタルデッキに多数入っている」なんてネタが生まれる始末
ゴールでは新規カードの《地中界の厄災》が貰える。
扉の先ではガッチガチの【導師ビート】で【クローラー】混成と、【春化精】混成で【
コアキメイル】混成と戦う。
しかし春化精の方はわざとなのか単なるミスなのか、
導師がデッキに入っていない。相手はパーミッション系の岩石コアキメイル達は使って来ずにステータスの暴力で殴ってくるので、春化精の展開力でサブテラーマリスやヴェーラを素早く場に出して迎え撃たないと辛い。
幸い11期の環境レベルのカードパワー故に、かつての霊使いネフティスやクリボー未界域程の辛さは無いのは救い。
ストーリーは地中世界の都「地中界シャンバラ」の成立に関わる“厄災”、地中における生態系の頂点に君臨する“生ける伝説”となる八頭の邪竜「サブテラーマリス」達の生態について。
八頭の中でも一番の存在…他の七頭を統べる「王」と呼ばれるのは「エルガウスト」であるらしいが、その言い伝えに具体的なものは無く、曰く「悪霊のような、闇に満ち満ちた姿」「王がいるから他の邪竜が支配域を広げようとしない」「邪竜は王に力を示す為に厄災をもたらしている」など様々だがいずれも物騒なモノ。
そんな環境だからか、地中世界の住人は日々恐怖と向き合い暮らしながら、いつの日か「“厄災”を討ち払ってくれる者」の出現に希望を託している―――と締めくくられる。
次元の監視者「S-Force」(S-Force)
2023年5月29日追加。
カードの位置、それも「自身及び他のS-Forceモンスターの
正面」が重要なテーマであり、お互いのモンスターの位置関係に常に気を配る必要がある。
報酬は《S-Force ラプスウェル》と《S-Force レトロアクティヴ》。配信直後に実装が決まった
ビーステッドよりも1年前のOCGパック出身という事もあり、待ち侘びていた人も多かったとか。
なお、OCGで同年1月に登場した《S-Force ナイトチェイサー》は追加時点では未実装であったため、どのデッキにも含まれていない。
扉の先はそれぞれ
★4:「S-Forceが光・闇属性のみである事を活かした【カオス】軸」VS「《S-Force 乱破小夜丸》のステータスに着目した【帝王】混成」
★5:「《S-Force チェイス》と《トリックスター・マンジュシカ》のコンボを狙う【
トリックスター】混成」VS「
セキュリティ繋がりで組んだ【
ゴヨウ】軸」
とガチ・謎混成・ネタデッキまで様々。しかもゴヨウ軸は《手錠龍》《モンタージュ・ドラゴン》《ヘル・セキュリティ》《ヘル・ツイン・コップ》入り。
どう見ても牛尾さんモチーフです本当にありがとうございました。
ストーリー内容は海造賊の流れに近く、プレイヤーを新人エージェントの1人として、小夜丸を案内役として組織の概要を説明してもらう事になる。
19枚も表情差分が存在する小夜丸ちゃんが可愛すぎて話が頭に入ってこないプレイヤーが大量発生した。そして後に小夜丸が抜け忍となる事をこの時の新人は知る由もない…
天威の境地(天威)
2023年7月31日追加。
「効果モンスター以外のモンスター」に関する効果を持ったメインデッキのモンスターと、「効果を持たないリンクモンスター」を含むEXデッキのモンスターを組み合わせて戦う幻竜族のビートダウンデッキ。
狙いはわかりやすいが、墓地を利用した展開は覚えることが多くやや難しめ。初めて触る人や初心者デュエリストは苦労する事だろう。動きは一見簡単そうだけど複雑だぜ!
扉の先は手前が【
竜星】、奥が【
幻煌龍】の混成と中々にガチな幻竜族タッグと戦う事に。
一方こちらも【
召喚獣】混成、そしてなんと、かつて大会シーンでも活躍した【
天威勇者】という強力なデッキを手に挑む事になる。
CPUはもの凄いぶん回しを見せる事もあるが、基本はお世辞にも上手いとは言えないので、隙を見ては怒涛の展開力で叩き潰してしまおう。
ストーリーはかつてVジャンプで語られた内容をなぞったもの……と思いきや、《天威の鬼神》の設定が異なっている。
ざっくり言うとVジャンプ版は「闇の気と肉体が同化した“天威流”の当代継承者が暴走し、現在の姿になった」、マスターデュエルは「己の力のために龍脈の一方的な利用を目的とした「天威無双」の道を歩んだ事で破門された、過去に天威流を極めた人物」とまるで別人。そのため《天威の拳僧》と《天威の龍仙女》が戦う理由も違うものになっている。
最後は《天威の鬼神》を倒すには至らず敗北という結果になるが……この先はどうか自分の目で確かめて頂きたい。
熱狂を呼ぶアスリート(U.A.)
2023年8月29日追加。恒例の海外先行テーマである。
スポーツの選手交代あるいは攻守交替の如く、手札と場のU.A.が目まぐるしく入れ替わる忙しい展開が特徴的。その場を相手取るにふさわしいカードを的確に選ぶ戦術・戦略が求められる。
なおCPUのプレイングではどう見ても扱いきれておらず、可能な限り入れ替えられるだけ入れ替えようとひたすら特殊召喚を繰り返すため、試合時間が長くなりがち。
扉先のレンタル・対戦デッキは
★4:レベル5モンスターと《蛮族の狂宴LV5》を中心に据えた【
覇勝星イダテン】軸 VS 戦士族・地属性を活用した【ゴヨウ】混成
★5:U.A.の戦闘をトリガーにパンプアップと展開を伸ばす【
ウォークライ】混成 VS 《トランスターン》《ダウンビート》で様々なレベルの後続を呼ぶ【
剛鬼】混成
と、どれも属性・種族・レベルでシナジーを持たせた
過去のレンタルデッキとは見違える程にまともなデッキになっている。
ストーリーはU.A.の設定・背景に触れた内容。
彼らは「遥か彼方、退廃的な世相となりつつある未来の世界」においてスポーツ界を盛り上げているアスリート達であり、得意とする競技こそあれども、極限まで鍛え上げられた肉体・卓越した技術と能力の数々によって一つのスポーツに縛られず活躍している…と実際のU.A.デッキの戦い方とも合致するモノとなっている。
そして次の戦いの舞台は
カーレースに決まったようだ。
乱世を駆ける六武衆(六武衆)
当初は未界域の次のテーマとして【六武衆】単独で追加されたが、真六武衆のゲート追加に伴い、星遺物同様に一纏めとなった。
天下に轟く忠義の武士(六武衆)
2022年5月25日追加。
言葉通り使用できるのは六武衆
のみで、真六武衆や影六武衆は使用できない。
当然のようにヤリザ殿も入っている。
派手な展開をイメージしがちの六武衆だが、さすがに無印だけでは展開力も火力も抑えめなので、いかに切り札である《大将軍 紫炎》を素早く特殊召喚するかが鍵になる。
それは相手も同じである為、いきなり紫炎が二人並んだりもしてくる。
なんと、今回は扉の先も混成は一切行わず六武衆のまま貫き通す。
装備型六武衆でヤイチ軸の六武衆を、EXデッキ付き六武衆で罠軸六武衆を相手にする事になる。
EX六武衆に入っているEXモンスターは出しやすいとは言い難く、おまけに相手は《魔封じの芳香》で肝心要の魔法を妨害してくるので一筋縄ではいかない。
ただやってる事自体は5期当時のソレなのでマイデッキでやるとあっさり終わりやすい。
ストーリーは紫炎と六武衆たちの紹介。
我らがヤリザ殿は「地を穿つほどの鋭い槍技を放つ」と紹介された。攻撃力1000だけどね!
こちらでも真や影の事は語られない。
昔日の武士たち(真六武衆)
2023年9月29日追加。待ちに待った真六武衆である。
時代故にターン1制限のない特殊召喚や武士道カウンターを絡めた怒涛のシンクロ・リンクでの制圧ムーブは楽しい事間違い無し。一応融合とエクシーズもいる。
ちなみに前回の切り札である《大将軍 紫炎》は初戦以外は不在。
なおこの展開力でも「遅い」と言われる現環境の異常さも浮き彫りになったとか何とか
報酬は恒例のプロテクターとアイコン(
真六武衆−シエン)。
扉先のレンタルデッキは全て他の戦士族テーマとの混成デッキとなっている。
相手は《
ギガンテック・ファイター》(
/バスター含む)軸のシンクロ寄りデッキと、U.A.に引き続いての【剛鬼】混成リンク召喚デッキ。
こちらは【
ヒロイック】及び【希望皇ホープ】(+ZW)とZEXAL出身のエクシーズテーマ混成。
戦士族ミラー故に攻撃力が凄まじい事になり、倒しても即復活する《ギガンテック・ファイター》は火力自慢のヒロイックでも戦闘で相手取るには骨が折れるので、除去カードはここぞという場面まで温存して置きたい。
今回はちゃんとストーリーをやっており、マスターガイド3では語られなかった「シエン(紫炎)」が天下人に至るまでの過程と壮絶な過去を、真六武衆の紹介を交えながら展開していく。
「真六武衆の一員だった紫炎が一武将として天下統一を目指すようになった理由」「どんな死地からも帰還すると言われながらも命を落としたシナイの死因」等の新情報が盛り沢山で非常に濃い仕上がりの為、ぜひとも自らプレイして見届けて欲しい。
天上の武神(武神)
2023年10月30日追加。
役割が異なる3種族のモンスターを駆使する、
日本神話モチーフのテーマ。手札に鳥獣族、墓地に獣族を集め、ランク4エクシーズで攻めるのが理想の展開。
継続的にアドバンテージを稼げる《武神-ヤマト》や《武神帝-スサノヲ》をいかに早く召喚できるかがデュエルの鍵を握る。
扉の先のレンタルデッキはそれぞれ、レベル4・獣戦士族という共通点を持つ【4軸炎星】【十二獣】との混成。相手は【ライトロード】混成と【
月光】混成。
ストーリーは、天上世界「高天原」をめぐる、スサノヲら三人の武神帝と、闇の瘴気と化したかつての神・ヒルコの戦いの解説。
姫神・ヒルメから事実無根の疑いをかけられ、高天原を追放されたスサノヲは、ヤマトと名乗り地上を旅する中で、天上世界の横暴により苦しむ人々の姿を目の当たりにする。
力を取り戻した後、密かに地上を訪れた盟友・カグツチとツクヨミから、ヒルメを操る瘴気の存在を知ったスサノヲは、盟友たちと共に高天原に昇り、激闘の末にヒルコを打倒したのだった。シナリオ3話目報酬のヒルコのフレーバーテキストでちょっと結末のネタバレがされているのは密に、密に
TERMINAL WORLD
端末世界を舞台にしたゲート群。
当初はA・O・J単独での追加だったが、ジェネクスのゲート追加に伴い一纏めになり、以降多くのゲートが追加されている。
余談だが、この纏めになった翌日に同名のパックが発売されている。
2023年7月3日追加。光属性メタ、リバースメタ効果を持つA・O・Jがテーマ。
切り札はシンクロモンスターだが展開力の無い昔のテーマなので、チュートリアルでは《ジェット・シンクロン》に《アイアンコール》とテーマ外のカードに頼ってしまっている。
その扱い辛さはレンタルデッキでも変わらず、扉先の《
ダーク・ダイブ・ボンバー》や《
デスペラード・リボルバー・ドラゴン》等が入った【闇属性・機械族】軸は相手が
ユニオン軸な事もあって
光属性メタが全く活かせず、《DNA移植手術》入り【ブラック・ガーデン】軸は
上手く回らない時の方が多い上に相手は【帝王】サポート入り構築でパワー格差が凄い。
しかしこれらは明確な勝ち筋があるだけ幾分かマシで、最も酷いのがチュートリアル直後の対【
ワーム】戦。
並べたレベル4ワームで
カタストルの効果対象外の闇属性であり攻撃力も100上回る《キングレムリン》を積極的に召喚してくるため、冗談抜きにこいつ1枚に制圧されかねない。
下級が《デーモンの斧》を装備して殴ってくるだけでも辛いのに、こちらは先述の通り展開力が殆ど無い為、40枚中11枚しかない魔法カードによる除去・蘇生・パンプアップを絡めないと非常に厳しい。
攻撃2400でポン出し出来る《A・O・J コズミック・クローザー》が過去一輝いている場面かもしれない。
実は相手も上級・最上級ワーム不在で《ワーム・ゼロ》を融合召喚する手段も無いので、デッキとしてはとても弱く、初期デッキでも上手く回れば勝ててしまう。
ストーリーはデュエルターミナル初期のまとめで、ワームの襲来とそれに対抗するため氷結界、フレムベル、ミストバレー、XセイバーがA・O・Jを作り出したというお話。
新しく明かされた情報によると、当初は各部族が独自開発して実践投入し活躍していたA・O・Jの兵器群であったが、ある程度の時期を過ぎた辺りから
それらの兵器にすら適応してしまったワームが現れ始め、成果を挙げられなくなっていったという。
そして彼らが本当の意味で一致団結してできたのがあの傑作機《
A・O・J カタストル》である。本当に性能面では優れているので説得力がある話となった。
なお報酬はカタストルのプロテクターにアイコンとこれでもかとカタストル尽くし。やはり傑作機は格が違った。
2023年11月24日追加。《ジェネクス・コントローラー》を中心に、様々な属性のモンスターを素材にしてシンクロ召喚しながら戦うジェネクスがテーマ。
実装時期的に、先述の『TERMINAL WORLD』の宣伝も兼ねていると思われる。残念ながら『TERMINAL WORLD』で登場したジェネクス新規は実装されなかったが。
ストーリーは前回の続きに加えてジェネクス達の設定や背景に触れたものになっているが、過去に公開されていた設定とは異なっている。
ストーリーで語られた設定では、「いつから存在していたのか、何を目的としているかは不明だが、星の自然環境を改善する活動を黙々と続けている機械生命体」という説明をなされている。
A・O・Jの技術者の一部がジェネクスの存在を認知し観測を始めてからしばらく後、ジェネクス達はワームと接触し独自に交戦を開始。
それを見た技術者達は、ジェネクスの力を戦力として取り入れる為に研究を進め、ジェネクス・コントローラーを介して意思疎通が可能になる。そして、ジェネクスはA・O・Jの戦力として数えられるようになり、後に強大な兵器として運用されることになる…というところで終わっており、「レアル」や「A」については語られていない。
クリア報酬はA・O・Jの時のようにジェネクス・コントローラー尽くしであり、アイコンやプロテクターに加えてなんとメイトも手に入る。
今回は扉の開放条件がジェネクス・コントローラーのアイコン入手となっているので、扉の先に行くならストーリーは最後まで見る必要がある。
志の剣 ~X-セイバー~(X-セイバー)
2024年4月2日追加。「A・O・J」を構成する主要四部族の一角にして、傭兵団に端を発する少数精鋭の剣術組織がテーマ。
昔のテーマであるため、X-セイバーのみでの展開力は若干不安定。それを補うためか、レンタルデッキは全て《
レスキューキャット》が3枚採用されている。
最初のデッキは《
召喚僧サモンプリースト》と《ダーク・ダイブ・ボンバー》入りの、明らかに
「サモサモキャットベルンベルン」を意識した構築。
残念ながらDDBは1枚しかないが、再現に挑戦してみるのも一興。それとは別に、ハンデスと蘇生を繰り返す凶悪なループも作れる。
扉の先の1戦目は
サイキック族関連のカードを混ぜ込んだレベル3中心のデッキを使うことになるのだが、これが少々曲者。
X-セイバーとサイキック族のシナジーの乏しさ、ボガーナイトやインヴォーカーなど展開力のあるX-セイバーの不在が合わさり、事故が起きやすい。
緩い条件で特殊召喚可能なモンスターや《
緊急テレポート》もあるが、相手の
イグナイト混成デッキが凄まじい勢いで展開を伸ばすのを眺める羽目になることも多い。
これ見よがしにボガーナイトの効果でボガーナイトを特殊召喚してくることも。
2戦目は剣闘獣以来のトライブリゲード混成。相手はランク3・4を主軸としたデッキ。
1戦目よりもシナジーあるが、実はトライブリゲード展開の初動カードが剣闘獣のデッキより増えており、カードパワーの差もあって、X-セイバーがほぼ空気になることもしばしば。
ストーリーは、「X-セイバー」という組織の沿革について。
ソウザとガトムズという対照的な二人のリーダーの下で勢力を伸ばした傭兵団は、ソウザの失踪をきっかけに、志ある剣術組織に生まれ変わることとなる。
そして、ワームの進化を受けて再び体制を刷新。連携を重んじる強い意思の表明として、組織名も「XX-セイバー」に改めるのであった。
ナチュルの森に住まう生命(ナチュル)
2024年5月29日追加。どれかが来ると思われていた「A・O・J」の他三部族を飛ばしての実装となった。
コントロール&パーミッションデッキの常として操作難易度は高め。
CPUも完璧に操れているわけではないが、それ以上に
カウンター効果持ちのナチュルが増えるに連れて思考時間が長くなり、酷い時には1分近い長考も発生するのが最大の敵かもしれない。
なお『
DARKWING BLAST』産の新カード及びキーカードの《ナチュルの神星樹》は全デッキで3積み(チュートリアル相手のみ魔法・罠は2枚ずつ)されている。それらが無いとまともに回らないとも言えるか。
そして扉の先のレンタルデッキは相手も自分もガチオブガチ構築。
まず相手は★4が【蟲惑魔】混成で妨害力が、★5が【六花】混成で盤面への干渉力が強化されている。この頃からソロモード採用テーマ同士の混成が徐々に増えてきている。
対して此方は★4が2024年環境のMDでも紙でも一線級のパワーを見せつけた【ナチュルホルス】、★5が2022年の炭酸ティアラクシャトリラ環境においても結果を残した【イシズナチュル春化精】というニューレジェンドデッキ達。
手札誘発や汎用除去カードは入っていないが、特に【ナチュルホルス】を組もうと思っているプレイヤーは構築の参考にしてもいいかもしれない。無論デッキ回しの練習にも最適。
ストーリーは前半がナチュル達の暮らし振りについて。争いを好まぬ穏やかな気質の住人が住まう「ナチュルの森」では迷い人が奥深くに入り込まないようそれとなく出口まで誘導する、また迷い人が純真な子供であれば、ナチュルたち本人が出てきて道案内をすることもある。悪意を持って森に踏み入る者には死に至らしめこそしないが少々手荒な手段を用いてでもお帰り頂くのが常である。互いに助け合いながら何千年と豊かさと平和の中で暮らして来たが、遂にワームの侵略の手が森にまで届き始めた。
後半はワームとの戦い。日を追う毎に増していくワームの侵攻に対して、森で最も力ある存在「守護獣」たちが掃討を引き受けた。しかし激しさを増していく戦闘、その合間に《ナチュル・ガオドレイク》は過ぎ去った平穏の日々を懐かしむ―そんな間も無く告げられるワームの侵攻。ガオドレイクは戦い続ける。美しい森を、平和に暮らす住処を守るために……ガオドレイクの勇気が森を救うと信じて―
ちなみに上記の蟲惑魔混成デッキのデッキ名が「ナチュルと蟲惑のお友達」だったので、迷い人へのスタンス違いすぎるのに仲いいのかとかむしろ客がしつこく帰らない場合は食料として提供するんじゃとかネタになった。
クリア報酬はメイトが《ナチュル・コスモスビート》、そしてプロテクター・アイコン・フレームが《ナチュル・ガオドレイク》とガオドレイク尽くし。ジェネクス同様に扉の開放にはアイコンの入手が必要なので先にゴールをしておく事。
封印されし魔界の神々(魔轟神)
2024年7月29日追加。閉じた世界で闘争を続ける悪しき闘神や、その尖兵である獣たち。
手札から捨てられることで効果を発揮するカードを多数擁するテーマであり、名称ターン1制限のない効果も多いので、手札次第では爆発的な展開力を発揮する。
レンタルデッキを使うと必然的にミラーマッチとなるので、《魔轟神アンドレイス》《暗黒界の取引》《未界域のモスマン》が若干使いにくくなる点には注意。
扉の先の1戦目は、魔轟神を家具の効果のコストとしてアドを稼ぐ【
ラビュリンス】混成で、手札を大量に消費してからも展開を続けられる【
インフェルニティ】混成と戦う。
字面だけなら恐ろしそうな相手だが、《
インフェルニティガン》は2枚のみで、そもそもハンドレス状態になることもあまりなく、ラビュリンスのパワーで押し勝てることも多い。
2戦目のレンタルデッキは《魔轟神獣ユニコール》での制圧に特化した【
ユニコールコントロール(ユニコン)】の中でも、【
メルフィー】を軸とする型のデッキ。
相手の【未界域】混成デッキは凄まじい勢いで手札を消費して展開するため、メルフィーモンスターの効果などを駆使して、手札が相手と同じ枚数になるよう調整する独特な戦略が求められる。勝利すれば《魔轟神獣チャワ》のメイトが貰える。
ストーリーは下っ端の使い魔「魔轟鬼」たちが、仕事終わりに集まってダベる様子を描いたもの。話題は仕事の愚痴や「三人の王の中で誰が推し?」など、割と俗っぽい。
何千年と倦怠が蔓延していた魔轟神界だったが、ワームが起こした騒乱か、あるいはA・O・Jの実験の影響か、地上世界に繋がる道が生じたことで状況は一変。
同族以外と戦えることに歓喜した魔轟神たちが解き放たれたことで、ワームとの争いの只中にあった地上世界に更なる騒乱が齎されることとなる。
戦場に立つ機動兵器(A・O・J/ジェネクス)
2024年9月12日追加。ストーリーはA・O・Jが中心で、扱うデッキはジェネクスのみ、報酬は両テーマのアクセサリーという珍しいゲート。
《リペア・ジェネクス・コントローラー》《A・O・G リターンゼロ》など『TERMINAL WORLD』で登場した新規カードにより、デッキのパワーは飛躍的に高まっている。
その進化のほどはチュートリアルでも感じられ、《二重召喚》を使って壁となる《ジオ・ジェネクス》を出していた「同調する機械生命」とは異なり、1ターンで大型シンクロを2体も並べることになる。
なお、相手のデッキには『TERMINAL WORLD』初出のカードが一切なく、強化の恩恵を受けているのはこちらだけである。
扉の先のレンタルデッキは《リペア・ジェネクス・コントローラー》の展開力と制約からか、出張や一風変わったコンセプトを取り入れたものとなっている。
1戦目は、ストーリー的に縁が深く、戦術面でも相性の良い【
氷結界】シンクロモンスターを多く採用したデッキ。相手はジェネクスが様々な属性を必要とする点に着目した【霊使い】混成。
こちらの報酬は《A・O・J フィールド・マーシャル》のプロテクターとアイコンとなっている。
2戦目の相手は【天威】混成。《ジェネクス・コントローラー》は【天威】で鍵となる「効果モンスター以外のモンスター」であるため、棒立ちしていても油断は禁物。
対してこちらは、宣言したカードの効果が発動する度、その元々の持ち主のライフを半減させる永続魔法《亡龍の旋律》を利用した後攻ワンキルデッキ。デッキ名も「
最期の一撃」。
《亡龍の旋律》で《リペア・ジェネクス・コントローラー》を宣言すると、【
ダイノルフィア】も驚くペースで自分のライフが削れていくので、展開の終わりに《
サイコ・エンド・パニッシャー》を出してワンキル、というコンセプトである。
《
三戦の才》《
心変わり》で相手モンスターを奪い、《亡龍の旋律》でそのカード名を宣言してから効果を発動することで、元々の持ち主である相手のライフを半減させるサブプランまで用意されている。
レンタルデッキで勝利すると《スペア・ジェネクス》のメイトが貰える。
ストーリーはジェネクスのゲートの続きであり、A・O・Jの技術者たちと、彼らに利用される《スペア・ジェネクス》に焦点を当てたもの。
カタストルも手を焼くワームが現れ、技術者たちは新兵器の開発を急ぐも、大型化・複雑化した兵器を制御する装置の開発に難航する。
最終的に、捕獲もとい"保護"した《スペア・ジェネクス》を制御中枢コアに組み込み、機動兵器「フィールド・マーシャル」が完成。《ジェネクス・コントローラー》も、指令を伝送する"通信機"として戦地に赴くことになった。
A・O・Jに"協力"する2体のジェネクスが支える最新兵器は、各地で目覚ましい戦果を挙げていくが……
兵器開発の行方(A・O・J)
2024年10月30日追加。A・O・J中心のゲート第3弾。前回に引き続き【ジェネクス】を使うため、チュートリアルが無い。
相手は【ワーム】だが、【ジェネクス】とパワーを合わせるためか、
構築は従来と比較にならないレベルで実戦的。
パワーの乏しいカードが抜け、最上級ワームの他、《
W星雲隕石》《
魔砲戦機ダルマ・カルマ》《地中界の厄災》《
月の書》と、裏側守備表示に関する強力なカードが詰め込まれている。
加えて、罠の発動を補助する《トラップトリック》と、ピン刺しとはいえ《強欲で金満な壺》まで入っている充実ぶり。
EXデッキも出す手段がなかった
《ワーム・ゼロ》と《ヒューマノイド・ドレイク》が遂にリストラされ、新たに《サブテラーマリスの妖魔》《ヴァレルガード・ドラゴン》《世海龍ジーランティス》が3積みされている。
ワームの展開力で出せるかは無視する。
扉先の相手はそれぞれ【クローラー】【サブテラー】との混成となっており、持久力が増している。
こちらは混成テーマの【クリストロン】が得意とする相手ターンでのシンクロや、《ソーラー・ジェネクス》《コモンメンタルワールド》によるバーンを武器に戦うことになる。
ストーリーは「戦場に立つ機動兵器」と「封印されし魔界の神々」の間の、A・O・Jの動向の掘り下げ。
ジェネクスに頼らない戦力を求めた技術者たちは、W星雲隕石の調査で未知の物質を発見。それを埋め込んだ新型ユニット「A・マインド」は、兵器群の性能の底上げに成功する。
以来、A・O・Jはワームの捕獲と、その力や外宇宙の物質を利用した兵器の開発に注力。また、最終的に中断されたものの、対象を別次元に消し飛ばす新兵器の開発も試みられた。
新兵器が次々と開発・量産・最適化されていく中、A・O・J内部からも、敵の力の利用に傾倒し、取り返しのつかない事態に陥ることを危惧する声が出始める。
その頃、フィールド・マーシャルが大破した地では、魔轟神界に通じる空間の裂け目が生じていた……
2025年4月4日追加。広大で常に霞がかかった天然の要害「霞の谷」に暮らす鳥人や鳥獣たち。
A・O・Jの四部族の一角でもあり、X-セイバー以来1年越しの実装となった。
セルフ・バウンスを軸とするシンクロテーマだが、《霞の谷の神風》なしでは展開力が低く、それをサーチする手段もない。
3積みされている《
A・ジェネクス・バードマン》も駆使して、高打点の《霞の谷の雷神鬼》に繋げたい。
ちなみに、「ミスト・バレー」ではなく「かすみのたに」と読む《霞の谷の大怪鳥》は、初戦の相手デッキにピン刺しされている。
扉の先は、1戦目が【
シムルグ】混成VS【
ハーピィ】混成。
相手は《
フルール・ド・バロネス》《
鳥銃士カステル》《ハーピィの羽根吹雪》など厄介なカードを繰り出してくるので、優秀な妨害役である《霞の谷の巨神鳥》を《王神鳥シムルグ》で早めに用意したい。
なお、素材指定と構築の都合上、《霞の谷の雷神鬼》の召喚は非常に困難となっている。
2戦目は【勇者】混成。《霞の谷の幼怪鳥》を《運命の旅路》で墓地へ送って自己再生させ、レベルが多様な勇者一行とのシンクロ召喚を狙うコンセプト。
相手はまさかの【メタビート】。《
ライオウ》《スキルドレイン》《能力吸収石》で展開を抑え、《デザートストーム》《団結の力》で火力を高めて殴ってくる。
ストーリーは霞の谷における戦いと住人たちの歩みの解説。
住人さえ全容を知らない複雑な地形から、谷に侵入・営巣したワームの根絶は難航。戦士団の団長である雷神鬼は、自力での対処は限界と判断し、他部族と共にA・O・Jを結成する。
ある時、雷神鬼はA・O・Jが声なきジェネクスをも兵器に利用していると知り、現状への疑念を押し殺しながら戦うようになるが、魔轟神レイヴンの戯れで、その疑念を増幅させられる。
不信は他の戦士にも伝播し、霞の谷はA・O・Jを脱退。ワームの大群相手に独力で抵抗を続けるも、状況は悪化するばかり。
だが、谷の奥深くから駆け付けたドラグニティの救援で戦況は逆転。「竜気」なる力によりレイヴンの暗示も解け、正気に戻った戦士たちは再びA・O・Jと共闘することとなった。
敵対している2つのテーマ【不知火】と【魔妖】のストーリー。
不知火のゲートは初期から存在し、上記の「カラクリ」と共にシンクロ召喚の入門編のような立ち位置にあったが、世界観が共通している魔妖のゲートの追加に伴い一纏めになった。
妖を討つ炎(不知火)
除外でアドバンテージを稼ぐ、炎属性・アンデット族統一テーマ。
チュートリアルでは「《封印の黄金櫃》で《妖刀-不知火》を除外→《不知火流 転生の陣》で《妖刀-不知火》を墓地に戻す」という動きを経て、【不知火】の特徴である除外を交えた疑似シンクロを学べる。
…お分かりだろうか。この一連の流れで『《妖刀-不知火》は墓地に送られたターンは効果を使えない』制約をしれっとすり抜けていることに。
チュートリアルの時点でかなりややこしい抜け道を使っていることに気づけば、デッキ自体の地力の高さもあり難易度は高くないだろう。
扉の先は、《死霊王 ドーハスーラ》軸と【
エルドリッチ】混成。相手は【ヴェンデット】と【シャドール】の混成。カードパワーの高いエルドリッチなので楽勝と思いきや、相手もカードパワーの高いシャドールなので割と苦戦することも多い。
ゴールするとストラクチャーデッキ『不知火流の継承者』が手に入る。このデッキのみ投入されているSRの枚数が一番多い(5種×3枚)。その為、少しカードを足せば【不知火】として十分に戦える。
また、《不知火の隠者》は非常に便利なカードなのでこれだけでもパーツ取りとして優秀。
アンデット族関連カードが集まったストラクチャーデッキ「イモータル・グローリー」と組み合わせてみるのも面白い。
ストーリーは魔妖との戦いが語られた。
一言で言ってしまえば復活した不知火の開祖が大体なんとかした。
現世を謀る妖(魔妖)
2024年1月29日追加。
《麗の魔妖-妲姫》を何度も蘇生させての連続シンクロ&リンク召喚が特徴。
チュートリアルでもこの動きを体験することになるが、ストーリーの時系列の都合上、雪女がリンク2止まりなので、《麗の魔妖-妖狐》を召喚したところでバトルフェイズに移行させられる。
魔妖シンクロモンスターはステータスこそ高めだが、ただ召喚しただけではバニラ同然なので注意。
扉の先は【ヴェンデット】混成と【
魔鍵】混成。相手は【化合獣】混成と【
Sin】混成。
こちらではリンク3・4の雪女が解禁されて、ようやくフルパワーを発揮できるようになっている。
ストーリーの内容は不知火のものと一部重複しているが、不知火流の開祖に敗れ封印された後の話にも触れられている。
激戦から長い月日が経ち、魔妖の脅威が人々の記憶からも薄れつつあった頃、現世に潜伏していた《氷の魔妖-雪女》が不知火流の社を破壊し、魔妖たちの封印を解く。
魔妖の頭首である妖狐は今でこそ記憶も妖力も不完全だが、魔妖復活の時は近い――というところで終了。
麗神-不知火と妖狐、雪娘の三者によるストーリーはまだ実装されていない。
2024年2月26日追加。
マスターデュエル初期に環境で大暴れした黄金卿がソロモードに襲来。
ロック系の永続罠こそ使ってこないが、延々と後続を用意してくるため、自分もレンタルデッキを使っていると泥仕合になりがち。
お互いに除外状態の《黄金卿エルドリッチ》を帰還させる手段がないため、相手の墓地のカードを除外できる《黄金郷のワッケーロ》の使いどころが重要となる。
弱いことで有名な《黄金郷の七摩天》も、このミラーマッチでは《黄金狂エルドリッチ》がよく刺さるため、使ってみてもいいだろう。
扉の先の1戦目は【
ヴァンパイア】混成。相手はデッキの半数以上が
罠モンスターという尖った構築のデッキ。
ヴァンパイアのコントロール奪取が上手くいけば、
メインモンスターゾーンが《黄金卿エルドリッチ》だけで埋まるという凄まじい光景も実現可能。
しかし相手の戦術もなかなかに厄介で、ただでさえしぶといエルドリッチに加えて多数の罠モンスターで攻撃がなかなか通らない。ヴァンパイアの効果発動でLPがすり減ったところに、《死霊ゾーマ》のバーンダメージにより敗北ということも起こりえる。
2戦目は《死霊王 ドーハスーラ》軸vs三幻魔混成。レンタルデッキでのデュエルに勝利すると、ストーリーにおいて極めて重要なアイテムである「エルドリクシル」のメイトが貰える。
ストーリーの内容は、《黄金卿エルドリッチ》を誕生させた魔石「エルドリクシル」を作った、ある孤島の歴史。
錬金術師たちはその島に籠り、「
賢者の石」の研究に明け暮れていた。石の核となる物質は生成できたものの、儀式にも生け贄の動物にも反応せず、研究は頓挫する。そんな中、島に人間の死体が打ち上げられ……
不死なるガイコツ(ワイト)
2024年12月23日追加。クリスマスが目前に迫る中、長い歴史と根強い人気を持つあのワイトのゲートがまさかの実装。
同月6日には《ワイトキング》に召喚演出が追加され、続く11日にはOCGで2枚の新規カードが公開されており、ワイトファンにとって大ニュース続きの月となった。
珍しくCPU側にメイトが設定されており、《ワイトベイキング》が芋を焼きながらデュエルの行方を見守る。
扉の先のレンタルデッキは、往年の相棒である【ライトロード】との混成および、【ワイト】と相性の良い装備魔法を取り入れた【装備ビート】。
後者はお互いの墓地の装備モンスターと同名のカードの数を参照して攻撃力を上げる《守護神の矛》が採用されているため、元祖《ワイト》によるワンキルも狙える。
相手は【暗黒界】混成と《魔導雑貨商人》軸。報酬はそれぞれ元祖《ワイト》のアイコンとプロテクターである。
シナリオの内容は
《魂を呼ぶ者》に起こされた1体の《ワイト》へのインタビュー。ちゃんと起きたばかりの本人の口から話してもらえる。
インタビュイーとなったのは一人称が「アタシ」の気さくな男性で、他作品の
陽気なガイコツたちを思い出したプレイヤーも多いとか。骨だけなのに表情を変えたり手振りを交えたりしつつ、ヌルヌルと動く様は一見の価値あり。
「ワイト歴が長い」と言うだけあって話題も多様で、大きな戦いに参加した過去の他、妻子やペットの話などを軽妙に語ってくれる。
「そう思います」とは言いそうで言わない。
なお、妻子というのは《ワイト夫人》《ワイトプリンス》《ワイトプリンセス》のことである。
そして《ワイトキング》については、「ああ見えて意外と気苦労も多いですから」と零した直後、あくまで聞いた話だと慌てて強調する。もしかして……?
閃刀を託されし少女(閃刀姫)
2024年2月6日追加。
マスターデュエル3周年の節目を任されたのは、美麗なイラストと性能で高い人気を持つ彼女達。
OCGでも《閃刀姫-レイ》と《閃刀姫-ハヤテ》に新規イラストが実装、他のイラスト違い閃刀も再録されたがマスターデュエルではまさに閃刀姫一色。
2周年の時の青眼のようにフィールドからメイトまで期間限定で追加。フィールドに至ってはNierっぽい専用BGM付きという大盤振る舞いである。
また先述の新規イラストもOCGに先駆けて実装され、そちらが入った閃刀のシークレットパックも期間限定で追加された。
最大の特徴は、4月のプロモーションショートアニメに先駆けてという事なのかシナリオの一部がアニメーションで見られる事。
アニメシーンは1~2分ほどと長くは無いが作画も良く、決闘者達にも好評。
レンタルデッキは今回は扉が無い事もあってか、2戦目で魔法カード繋がりで
竹光が混ざる以外は純【閃刀姫】。
難易度というよりかは世界観重視でデッキが組まれているらしく、酷いのはむしろ相手側。
ロゼと邂逅する前の時系列である一戦目は
《巨大要塞ゼロス》《ボスラッシュ》共にピン差しな上ドローン兵器を意識したのか雑多な下級機械族が多数混じった【巨大戦艦】。
2戦目以降は一応《閃刀姫-ロゼ》軸のデッキになるのだが、レイ側の装備である為かリンク1閃刀姫が不採用で
閃刀EXは《閃刀姫-ジーク》のみ。
《巨大化》に《魔導師の力》、《閃光の双剣-トライス》が入った閃刀入り【装備ビート】という、なんとも戦いづらそうな構築となっている。
なお、相手のデッキの《未来の柱-キアノス》を除き、漫画『遊☆戯☆王OCG STORIES』と深く関連するカードは採用されていない。
こちらも
性能面で不評な賢者たちはともかく閃刀EXはリンク1のみで本来の【閃刀姫】に比べると弱体化しているが、勝利するのに苦労はしないだろう。
シナリオの内容は世界観の説明からロゼとの対峙、ジークから彼女を救い出すまでの流れが描写される。
原因すら多くに忘れられる程長く続いた紛争で、開発された超兵器「閃刀」に適合した少女レイ。
戦いに赴いた彼女は機械兵器に支配された戦場で自分と同じ人間であり閃刀を持つロゼに出会い、敵ながらも交流を行おうとする。
それに少し感化されたロゼだったが、また二人が出会った時はロゼはジークに取り込まれていた。
ジークを《閃刀姫-カガリ》の一撃で粉砕し、彼女を《閃刀起動-リンケージ》の構図で救出した所で幕を下ろす。
なおレイとロゼにはボイスは無く、世界観や彼女達の心情は合間の文章シナリオパートで語られる。
トレーニング&チャレンジ一覧
こちらも2025年2月時点でのデフォルト順で記載する。
チュートリアル
誰もが最初に通る道。スキップして報酬(1000ジェムと「始まりのデッキ」)だけ貰うことも可能。
右も左も分からない初心者への導入であり、教えられるのは召喚、攻撃、通常魔法・通常罠の発動といった基本的な操作のみ。
より詳しい知識は他のゲートで学ぶことになる。
デュエル・リスタート
2023年2月14日追加。再び遊戯王を始める復帰者向けのゲート。チュートリアルの次に挑むことが推奨されている。
モンスターのセット、魔法・罠の種類およびセットと発動、メインフェイズ2についてと、チュートリアルから一歩踏み込んだ内容を学べる。
デュエルトレーニング
「デュエルストラテジー」と題されたゲート群。最初は無印のみだったが、2022年5月9日に「2」が追加された。
無印はマイデッキでのデュエルが中心。内容はモンスターの表示形式、ドローやサーチ効果の重要性、アドバンス召喚やシンクロ召喚といった各種召喚方法の紹介など。
難易度は低いが報酬は豪華で、《サンダー・ボルト》《死者蘇生》《増援》といった強力で汎用性の高いカードが貰える。
「2」はレンタルデッキのみ使用可能。序盤だけ指示通りに進め、残りは自力で戦う形式をとる。
学べる内容は、バトルステップ、ダメージステップ、戦闘の巻き戻し、バーンや特殊な条件での勝利、蘇生制限など、他と比べるとやや複雑。
また、レンタルデッキも相手のデッキも、ほとんどがしっかりとしたテーマデッキであるのにもかかわらず、テーマの動きやカードについては特に説明がないのも、難易度を上げている。
それを受けて、デッキの内容が見直された。特定の手順で100%勝てた【エクゾディア】だけは難易度が上がった。
こちらの報酬はNとRのカードが中心で、労力に対して実入りが悪いため、後回しにするのも手。
タクティカルトライデッキ
2024年5月23日追加。OCGでの
タクティカルトライデッキ第1弾の販売に先駆けて実装された。
ゲートは各デッキごとに分かれており、使うデッキも実際の商品と全く同じ内容。少し長めだが丁寧なチュートリアルも用意されている。
チャレンジ
「SPデッキチャレンジ」と題されたゲート群。こちらも無印と「2」が存在する。
レンタルおよび相手のデッキは、無印は原作の『遊☆戯☆王』、「2」はアニメ「
遊戯王デュエルモンスターズGX」の内容をベースとしている。
難易度はいずれも4か5と高く、加えて一部のレンタルデッキは
思わず「なぁにこれぇ」「これでどうやって戦えばいいんだ」と言いたくなるような酷い構築となっている。
まともに回す事が
困難なパターンもあれば、あっさり終わることもあるので、何回も根気強く
初手リセマラして挑もう。
SPデッキチャレンジ
2022年3月3日追加。全体を通してメインが王様であることが多いため、デッキも上級・最上級を軸にしたものが多い。
幸いインフレの恩恵を受けたカードも多いため、事故を厭わず、パワーを活かして相手のデッキが回る前に殴り倒すことを意識したい。
対戦相手は
キースを意識している。こちらは【
レッドアイズ】。なのだが
城之内を意識しすぎて
悪魔竜と流星竜不在。
《融合派兵》で簡単に出てくる《リボルバー・ドラゴン》や《ブローバック・ドラゴン》も厄介だが、鬼門となるのは《デスペラード・リボルバー・ドラゴン》。
戦闘は裏3が出ない限りどうしようもなく、対処可能なのは1枚しかない《サンダー・ボルト》と
カップ麺タイム・マジック。
何故そこを原作再現しようとした
召喚条件があまりにも軽い為、出ない事を祈るしかない。
対戦相手は
ペガサスを意識した【
トゥーン】。
こちらは《ブラック・マジシャン》軸だが、
ガイア・デーモン・混黒・融合・儀式と色々混ざってコンセプトが迷子。
「ワッツ!?そんな紙束でトゥーンに挑むとは…アンビリーボォー!!」
《トゥーン・キングダム》によりほぼ無敵と化したトゥーン軍団が直接攻撃でボコボコにしてくる理不尽を味わえる。
戦略の要である《トゥーン・キングダム》は最優先で除去したいが、万能無効の《トゥーン・テラー》や破壊の身代わりになる《トゥーンのしおり》は要警戒。
とはいえ、こちらの対処札も直接的で扱いやすい分、チャレンジの中ではまだ楽な部類だろう。
なお、相手側には《トゥーン・ブラック・マジシャン》のメイトが配置されているものの、2025年2月時点で、プレイヤー側がこれを入手できた機会は一度もない。
何故か相手は【レッドアイズ】。バトル・シティ編最後の場面の再現なのだろうか?
対してこちらのデッキはブラマジ&三幻神&必殺技カード入りかつ下級がたった6枚しかいない意味☆不明の紙束である。
「三幻神たちはリリース要員を3体要するのに、それを揃える特殊召喚手段が少ない」「場に出して殴れるのが、実質的に攻撃力2000の《幻想の見習い魔術師》2枚と攻撃力1000の《千年の血族》3枚のみ」というのが、どうしようもなさに拍車をかけている。
都合よく回った後の事しか考えていないような悪い例の見本の様なデッキで、腐っていないカードの方が少ない。
その上相手はSPデッキチャレンジの中でも安定度と完成度が共に高く、こちらの事情も合わさって非常に厄介。
闇属性に強い《守護神官マハード》が2枚入っているが、デッキトップを操作するギミックは2枚の《カード・アドバンス》しかなく、ほとんど運頼り。
ソロモードの中でもトップレベルの運命力が試される一戦。
なんで「激闘の真紅眼」の時は悪魔竜と流星竜使わせてくれなかったのだろうか
なお、そう何度も起こることではないが、相手の初期手札次第ではバーンダメージのみで1ターンキルされる。
モチーフは「闘いの儀」だろう。
ガッチガチの【ブラック・マジシャン】に対して、こちらは
ガジェット&沈黙コンビと、デッキパワーに大きな差がある。
こちらのデッキではシナジー無視で大半が事故要素になっておらずゴリ押しねじ込み気味だったブラマジが、敵になった瞬間サポートをフル活用して全力で潰しに来るのはいかがなものだろうか
高ステータスな魔法使い族を毎ターン展開してくる相手に対し、こちらは低ステータスな下級モンスターばかりの上に展開手段も除去手段もほとんどない。
対処札はそこそこ多く、レベル7以上を素材にした《混沌の戦士 カオス・ソルジャー》や最大レベルの沈黙シリーズなど、勝ち筋自体はいくつかあるのが救い。
相手が相当に事故れば攻撃力2000強のモンスターで勝てることもあるが、ミラフォなどの除去札、3枚搭載されている《幻想の見習い魔導師》には注意。
デュエルキングへの道はあまりにも遠い……
SPデッキチャレンジ2
2022年7月11日追加。使うデッキは【
E・HERO】が中心。
のっけから
ドロップアウトしかねない超火力に襲われるが、デッキの構築とコンセプトが安定しているおかげか
二年目以降相手が急激に弱体化することもあって非常に戦いやすい。
決闘王様、お前弱くね?
属性E・HEROや
X・HEROはいないものの、補強が入ってくれている上に融合軸ということもあって破壊力は抜群。
(後攻かつ融合で攻めれる手札になるまでリセマラを繰り返して)サンライザーの横に融合HEROを並べて除去しつつ殴り飛ばせば、大概のことはなんとかなる。
問題はその確率の多寡と、例によって十代以外で戦わなくてはならない場面があることだろう。
なお、何故かこのゲートだけ
ジェム報酬がない。
万丈目のアニキは原作再現すると
弱すぎるごった煮になるので
アームド・ドラゴン一本。
誘発即時効果を持つ《アームド・ドラゴン・サンダー LV10》や高打点の《パイル・アームド・ドラゴン》などは強敵だが、サンダーLV10は《摩天楼 -スカイスクレイパー》を囮にすればあっさり釣れるので、そこから展開し打破するといい。
むしろ問題はこちらのデッキで、《ヒーロー・キッズ》やサポート罠カードなど
井戸の底に捨ててしまったようなカードがてんこ盛りなので、切り返すのに難儀する。
相手は当然【
E-HERO】だが、こちらは【ヴォルカニック】と【化石】という
友人同士のテーマをくっつけただけのデッキ。
化石の消費の荒さをヴォルカニックで補う形にはなっているが、特にシナジーはなく相性は微妙。
しかも致命的なことに
《E-HERO マリシャス・ベイン》を除去する手段が《ヴォルカニック・クイーン》しかないので、手札に引き込めなければ強大な力と耐性によって場を支配されてしまう。
《ヴォルカニック・カウンター》も入っているので一発逆転の可能性もあるが、サーチ手段がないので複数枚墓地に落とすのは困難。
マリシャス・ベインを出される前に、《ブレイズ・キャノン・マガジン》や《ヴォルカニック・バレット》で一気に手札を増強し、《化石融合-フォッシル・フュージョン》に繋げて一気に終わらせたい。
ガッチャ!比較的楽しいデュエルだったぜ!
余談
本来マスターデュエルはランク戦、すなわちPvPに終始したガチOCGプレイヤー向けのソフトになるはずだったが、流石にそれはどうかと言う意見もあり、一人用モードが追加された経緯がある。
実際のところアニメ、漫画要素以外にOCGの世界観に惹かれるプレイヤーも多く、簡潔ながらそれを知ることが出来る。
そして何より実際にデッキを使える事から、その判断は正しかったと言えるだろう。
2023年以降の毎年1月には、ソロモードで取り扱われたテーマを主体としたイベント「テーマクロニクル」が開催されている。
ソロモードで扱われていないテーマも一応参加できるが、環境での活躍が控えめなテーマを除き、切り札・キーカードが封じられているというなかなかえげつないレギュレーションとなっている。
2023年当時の例を挙げると、
結果、普段のランク戦で見ない日はないようなテーマの多くが影を潜め、反対にマイナー気味のテーマが見れるフェスとなった。
なおソロモード内のテーマだと、安く組めてワンキル性能が高い【パラディオン】、盤面制圧力の高い【天気】【六花】、圧倒的な墓地肥やし性能を誇る【ライトロード】などが上位に位置する。
ストーリーのシナリオは、冒頭部のみ遊戯王OCGの公式YouTubeチャンネルで公開されている。
また、「星遺物の導く先」など一部のものは、声優・内田雄馬氏による朗読付きのバージョンが期間限定で公開された。
追記・修正はレンタルデッキで勝利してからお願いします。
- トワイライトロードが闇堕ちじゃなかったのが衝撃だった じゃあライコウが洗脳されてトワイライト化してるようなカードイラストはミスリードってことかい -- 名無しさん (2022-07-26 12:59:14)
- オートモードを実装してほしい。デイリー消化のためにやりたくもないCPU戦をやらされるのは苦痛 -- 名無しさん (2022-07-26 13:30:17)
- >クリボーの方はヤバイって。 ネタが細かくて草 -- 名無しさん (2022-07-26 13:37:25)
- 初心者にはつらいよな~ってぐらいの難易度 -- 名無しさん (2022-07-26 15:01:28)
- アニメは話の都合という積み込みがあるからある程度回せるんやぞって -- 名無しさん (2022-07-26 15:12:21)
- SPデッキチャレンジとかレンタルがちょくちょく紙束かましてくるのはマジでなぁ… -- 名無しさん (2022-07-26 16:24:33)
- ↑5デイリーは毎日ランダムで3つ追加されるがすでにあるものは追加されない あとはわかるな? -- 名無しさん (2022-07-26 16:40:48)
- 「相手だけガチ」という所に担当者の明確な悪意が詰まっている、というか商業戦略・合理性で見ても悪手だよね。どうやら「ガチvsガチなら旨味が少なくても楽しい」とか「強いデッキのコピーを基にすればデッキの組み方を覚えられる」という発想が無いらしい。 -- 名無しさん (2022-07-26 18:50:09)
- 覇王の闇はマリシャスベイン出されてもスカルコンボイ出せばサンドバックに出来るからワンチャンある -- 名無しさん (2022-07-26 19:35:54)
- ↑ 結局化石融合ありきなのは辛い、相手には超融合もあるしな -- 名無しさん (2022-07-26 20:47:21)
- 相手だけガチはめっちゃわかる。基本だれが使うかこんなクソテーマ -- 名無しさん (2022-07-26 21:14:09)
- ↑つづき。 -- 名無しさん (2022-07-26 21:14:32)
- でネガティブな意見を持ったまま、パックのすり抜けで出ても分解しちゃう -- 名無しさん (2022-07-26 21:15:26)
- デッキパワーの格差があるのは構築の穴やAIの欠陥を突くことで埋められるから良いけど、自分のデッキが「とりあえず属性共通してるんで混ぜてみました、後は知らん」的なネフティスみたいなのとか、初手リセマラしないとカードを場に出すことすらままならない三幻神みたいなデッキが弱い以前の問題みたいなのは勘弁してほしい。 -- 名無しさん (2022-07-26 22:18:43)
- 宣告者編で「やろうと思えばちゃんとしたデッキ用意できるんじゃん!」って言われてたの笑った -- 名無しさん (2022-07-27 14:22:25)
- AIをいい感じにするのはかなり難しいからデッキ差をつけるのは仕方ないんだが、それにしたって最低限回せるデッキにしてほしいよな。相手ガッチガチでもいいからさ -- 名無しさん (2022-07-27 21:52:06)
- SP2で十代のデッキ全てにサンライザーが入ってたのは改善の意思が見えるけどやっぱりあと少しデッキ改善して欲しい -- 名無しさん (2022-07-28 16:37:36)
- 星遺物の続き来たな。オルフェvsパラディオンだから次が決戦か -- 名無しさん (2022-07-28 17:30:01)
- ↑5ネフティスマジェスとかやってるとマジェスペクターつえーにはなるがネフティスを使う気にはならんだろうし、そもそもスーパーセル用にネフティス入れるなら最初から魔法罠5枚入れろ。あのデッキはペンデュラムと永続魔法が能動的に墓地に落ちないこと忘れてないかね -- 名無しさん (2022-07-30 12:25:03)
- こっちが使うオルフェゴールとギミパペの混合にディンギルス入れてない辺りマジで悪意が詰まってやがる… -- 名無しさん (2022-07-30 13:46:36)
- 自爆デッキとかいらんだろ。そんなことしなくてもエクゾディアステージなら確定で2ターンで勝てる -- 名無しさん (2022-07-31 07:07:24)
- ↑やらされてる感と解説のウザさがね・・・時間効率で言えば自爆組む方がいい -- 名無しさん (2022-08-02 13:36:10)
- まさかの単独記事化!レンタルの紙束っぷりといいネタには困らないが -- 名無しさん (2022-08-02 14:08:30)
- SP2の三幻魔をレンタルでどう攻略するかの答え、悩んだ末に「グランモール単騎で場にいる三幻魔を手札に戻して残した召喚権でグランモールを出してを繰り返して、下級の召喚神が全員墓地に行ったことで三幻魔がアドバンス召喚できないようにする」…だった -- 名無しさん (2022-08-03 12:36:43)
- 最新の星遺物はパラディオン軸だとアストラムさえ出せればほぼ勝ち確でオルフェ軸もオーケストリオン+ニンギルスとか並べやすいし勝ち筋が分かりやすくて良い意味で難易度詐欺だった気がする -- 名無しさん (2022-08-04 00:16:39)
- ↑よく考えたらその時点でアストラムは時系列的にまだはえーよっていうのは密に、密に案件だよなw -- 名無しさん (2022-08-04 09:17:27)
- レンタルデッキで回し方がわからない・回らない・ボコられる・事故る・負けるを繰り返した末に勝利して、その鬱憤をガッチガチのマイデッキで蹂躙する事で晴らすと言う負のスパイラルなんよ……精神衛生に良くないわレンタルデッキ、せめてテーマ統一して欲しい -- 名無しさん (2022-08-09 15:30:44)
- 折角のMD先行実装なのにビートルパー+ダークドリアード+カグヤ+シラユキ+霊使い魔法とリンクとか言う正気を疑う紙束使わせるなよ…その次のビートルパー+Gシリーズの方が種族統一されてる分まだマシってなんなんだよ -- 名無しさん (2022-08-10 19:50:42)
- ↑「ビートルーパーを多属性で攻撃力上げようぜ!」 どうもMD運営は4期頃の「相手フィールドをがら空きにしてリンチせずにモンスター同士でデュエルしようぜ」感が強いようだ 今は相手の手札とフィールドをがら空きにさせて無抵抗をボコ殴りにする遊戯王リンチモンスターズなんだよなぁ… -- 名無しさん (2022-08-15 13:26:09)
- こっちが当時のGX準拠デッキに多少の補強が入った程度なのに対し、何でCPUは当時に無かったパワーカードをふんだんに使ってくるねん。こっちにもマスクチェンジとか使わせろや -- 名無しさん (2022-08-21 03:43:16)
- 貰えるオーブがやたら偏ってるせいでスカスカのやつとあまりまくってるやつが発生する -- 名無しさん (2022-08-21 09:31:39)
- どのデッキだったか忘れたけど絶対に出せないモンスターが入ってるデッキもあったような… -- 名無しさん (2022-08-23 09:19:57)
- ネフティスとマジェスペクターのレンタル見比べてみたが全く変わってないよな?というかマジェスの方は事故らなきゃ勝てるデッキだし -- 名無しさん (2022-08-23 10:59:49)
- レンタルは基本事故待ちと覚悟するしかないのか…… -- 名無しさん (2022-08-23 17:26:05)
- あれ、プランドロールのエンディング見てないけど水属性オーブ足りてて扉開放できたが… どこかの扉開けてなかったかな… -- 名無しさん (2022-09-01 10:11:52)
- ↑星遺物のパラディオンのとこ開けてなかったわ、あそこ長いから後回しになっちゃうんだよな -- 名無しさん (2022-09-01 23:15:14)
- 紙束使わされる+CPUはそのテーマの想定通りのソリティアしてくる+こっちが展開し始めたら当然のように握ってる除去ブッパとかアホかと -- 名無しさん (2022-09-11 01:31:46)
- 確かにリンク召喚は最悪テーマ関係ないだろうけど、高確率でアクセスコードトーカー仕込むのは勘弁してつかぁさい…… -- 名無しさん (2022-09-18 23:34:56)
- ソロモードのストーリーが気に入って組もうかって気になるやつがあるのは良い 朝のアニメっぽいギアギア、和風テイストの不知火とカラクリと六武衆、海賊の新入り気分になったプランドロール、ダークヒーローが活躍するヴェンデットが気に入った -- 名無しさん (2022-10-01 16:43:55)
- ヴェンデットのレンタルに禁止カード入ってて草 -- 名無しさん (2022-10-01 17:14:53)
- 海造賊レンタルでエレメントセイバー混成見たときトラウマ刺激された -- 名無しさん (2023-01-05 10:35:10)
- 打ち消し線多すぎて眼が滑る、面白いこと言ってやったぜ的なドヤ顔が透けて見えるわ -- 名無しさん (2023-01-14 21:03:44)
- テーマクロニクルは帝で気持ちよく勝たせてもらえた最高のイベントだった。まあ真面目に組もうとすると意外とお高くなるデッキだからほとんど使われなかったみたいだが -- 名無しさん (2023-02-14 18:13:31)
- 新入りは六花だそうな -- 名無しさん (2023-03-07 17:15:13)
- ヴェンデット良すぎて組んでしまった…最後にアドヴェンデット映すのズルいよ -- 名無しさん (2023-03-12 02:41:38)
- 上でも書かれてるけど打ち消し線多すぎてちょっとクドい -- 名無しさん (2023-04-18 14:15:11)
- 1テーマ1つまで打ち消し線減らしてみましたがどうです?これ以上消せと言われてももうやりませんが -- 名無しさん (2023-04-22 16:02:18)
- ありがとうございます。他に不満があるならその人が修正すればいいと思うよ -- 名無しさん (2023-05-08 00:44:49)
- ソロモード妙に海外先攻多いな -- 名無しさん (2023-05-23 15:31:08)
- レンタルデッキ使うと1戦目は必ず相手はぶん回るのに、2戦目以降はセットエンドみたいなの多いから、もしかして初戦は積み込みされてる? -- 名無しさん (2023-06-11 11:08:52)
- そういうのは感じたことも無かったが...AIの処理能力に限界があるのか、こっちの場が埋まってたりするとカード1,2枚セットで終わる事は多いね -- 名無しさん (2023-06-13 15:38:05)
- マルチとコピペデッキに毛が生えた様なデッキだらけのクソ環境でソロモードは紙束。やっぱTF欲しいなぁとマスターやって思った -- 名無しさん (2023-07-09 02:58:36)
- 新しく来たAOJが過去一弱くて笑ったわAOJのレンタルなのにAOJを引かないようにお祈りするしかなかった -- 名無しさん (2023-07-10 12:32:02)
- 「なんでワームに闇があんだよ…設定はどうした設定は!」ってワッカ化してしまったチュートリアル後のワーム戦。キングレムリン出されたらほぼ負けとか扉後より難易度高くて何度もコンティニューしたわ -- 名無しさん (2023-07-10 12:43:00)
- カードのストーリーを読めるという点でMDで一番楽しみまであるコンテンツ -- 名無しさん (2023-09-24 23:02:28)
- 最近ほとんど自分で追記しておきながら何だがもうちょっと記事をスリムに修正したいなぁ...でも書くべき事が多いんだよなぁ... -- 名無しさん (2023-10-18 02:25:03)
- 来週くらいにジェネクス書くけどその時に格納すっか? -- 名無しさん (2023-11-26 14:46:25)
- ↑私は良いと思う -- 名無しさん (2023-12-04 04:51:46)
- AOJのチュートリアルが「リバース効果を無効にできました」以外全くAOJの効果と関係ないのマジで酷いなこれw -- 名無しさん (2024-01-10 23:19:53)
- 紙束渡されてこのデッキ面白い!組んでみようとはならんよ…テストプレイとかしてるんかな -- 名無しさん (2024-02-16 00:45:49)
- ↑いるぞ、ここに一人な!チュートリアルすら不親切だった某ソロデッキが今のフェイバリットの一つになってしまった -- 名無しさん (2024-02-16 00:50:01)
- 紙束で負けまくったCPUを自前のガチデッキでズタボロにするのが気持ちええんじゃ -- 名無しさん (2024-04-10 23:25:44)
- ミストバレーと氷結界とフレムベルも来るのは確定か -- 名無しさん (2024-04-15 08:31:55)
- ↑先にナチュルが来るとはねぇ。しかも【ナチュルホルス】を引っ提げて。(一時期トレンド入りした模様) -- 名無しさん (2024-06-01 23:29:18)
- 2024/05/31 (金) 23:38:24 に行われた編集の一部(ナチュルのゲートの記述)は、編集時のルールに記載された違反編集(発売等から1週間以内のネタバレの記述)にあたる可能性があるため、荒らし報告ページに通報を行いました。 -- 名無しさん (2024-06-01 23:43:59)
- ↑結局COのまま残ってるし追加から1週間経ったしでCO解除して問題ナシですか? -- 名無しさん (2024-06-06 00:10:38)
- ↑2で通報を行った者です。言及しているナチュルゲートの記述は、追記したご本人によって先ほど削除されたようです。しかしながら、文の内容自体に問題があるようには思えないこと、「追記なり復活なりは他の人に委ねます」と仰っていることから、記述を復活させたいと考えています。24時間以内に特に異論がなければ実行しようと思います。 -- 名無しさん (2024-06-09 01:43:52)
- 異論がなかったので、ナチュルゲートの記述を復活させました -- 名無しさん (2024-06-10 20:30:14)
- ジェムナイトとクリフォートがTERMINAL WORLDに組み込まれるのとA・O・Jが全部族揃うのはいつになるのか -- 名無しさん (2024-08-08 01:51:10)
- A・O・Jのレンタルデッキがヤバいというから試しにやってみたら、噂に違わない想像以上の紙束でまったく勝てる気がしなかった。城之内VSキースは試行回数重ねてなんとか勝ったけど、あれクリアした人ってどうやったんだ? -- 名無しさん (2024-09-05 21:17:32)
- 最後の帝王戦なら団結の力を引くのと相手がガイウス召喚しないのを祈るしかない -- 名無しさん (2024-09-11 02:03:35)
- ↑いやそっちじゃなくて最初のワームと戦うやつ。キングレ出されるだけで制圧されるって聞いて「いくらなんでもそんなことあるわけねーじゃん」って高を括ってたらホントに出されるだけで打点超えられなくてマジで勝ち方がわからない。 -- 名無しさん (2024-09-11 22:53:24)
- ↑Appya -- 名無しさん (2024-09-12 01:08:35)
- さっき自分で何度かやってみたのですが、相手がワーム・ヤガンやゼクスを出さず、こちらがDDチェッカーやシェイプシスター、サンダーアーマーを引いていた時は割と勝てました。しかしまあキツい……X召喚防ぐためのDDチェッカーがゼクスに殴り負けるのが非常に辛かった…… -- 名無しさん (2024-09-12 01:17:40)
- ↑ミス Appやゲム8なんかの大手攻略サイトでも半ば諦めてる感ある。「なんとかして効果を封じろ&カタストル出せ」(要約)って感じでキングレは触れられてすらいないし。自分はアンリミッターで倍化したAOJで後出し殴りして押し切ったんだったかな?無論リセマラはかなりの回数重ねたが -- 名無しさん (2024-09-12 01:21:08)
- ↑3だけど、運良くディサイシブアームズを早い段階で出せたから、あいつ一体でうまいこと制圧できた。なんだけど、よく考えたらヤガンリバースさせてたら危ないところだった。あのソロはちょっと無理ありすぎ -- 名無しさん (2024-09-19 22:09:21)
- SP2やってるけどカイザー戦のレンタルデッキ紙束以下のゴミで草。バニラのゴミヒーローとか入ってんのに相手はインフィニティとか出してくるのクソゲーすぎる -- 名無しさん (2024-11-04 13:44:03)
- ↑三幻魔のレンタルデッキもヤバいぞ -- 名無しさん (2024-11-06 16:06:37)
- 新しくきたワイトのソロは程よい難易度だったな。あのくらいでいいんだよあのくらいで。 -- 名無しさん (2024-12-23 19:05:57)
- ソロモードのワイトのキャラが大体ブルックで笑う -- 名無しさん (2024-12-23 19:24:01)
- ワイトでストーリー作れるならダイ・グレファーや成金ゴブリンなんかでも可能性はあるかもだがテーマとして成立してないと難しいか・・・? -- 名無しさん (2025-01-16 14:07:09)
- リリースから3年が立って変わった仕様も多いため、内容の整理を考えています。具体的には「25/02/06のUI変更に合わせ、現在の『ソロシナリオ一覧』を『ストーリー一覧』『トレーニング&チャレンジ一覧』に分割して記載」「色々な情報が付け加えられて長大になりつつある『概要』から、チュートリアル系ゲートやテーマクロニクルなどの記述を、『トレーニング&チャレンジ一覧』や追加予定の『余談』に移動」の二つをやろうと思っています。数日(長くても1週間)待って特に反対がなければ実行しようと思います。 -- 名無しさん (2025-02-18 01:53:08)
- ↑この先もっと記述は増えるし整理はいずれ必要だったからいい機会だし率先してやってくださるのであれば反対する理由は無いと思います -- 名無しさん (2025-02-19 17:46:46)
- ↑2の編集を実行しました。全体の文字数は増えているので、より読みやすくできそうな点があればガンガン削っていってほしいです -- 名無しさん (2025-02-22 13:41:29)
- 動かし方のレクチャー後に渡してくるデッキにレクチャーしたカートが入ってないとか最早笑うわ -- 名無しさん (2025-02-24 22:48:02)
- 閃刀が3周年でストーリー来るなら4周年には烙印が来るのか? -- 名無しさん (2025-02-26 15:21:38)
- トゥーンの奴にメイトいないんだけど俺のがおかしいのか -- 名無しさん (2025-02-26 15:27:49)
- ターミナルワールドの後半のジェネクス軸がマジで面倒だった…純構築だろうが混ぜ物ありだろうが基本的にリターンゼロで制圧しないと厳しいのにそこまでの展開が長すぎる -- 名無しさん (2025-02-28 03:43:21)
最終更新:2025年04月11日 14:03