大島広史(おおしまひろし、電気街アルル)

概要
1996年の「第2回全日本ぷよマスターズ大会」の優勝者。「電気街アルル」の名でも知られた。
ぷよぷよ黎明期の1990年代、秋葉原電気街にあったゲームセンターセガを拠点とし、階段積みとその変化形を究めて他のプレイヤーを圧倒し、電気街の中心的存在であったプレイヤー。また、「一番かわいい」という理由でアルルをこよなく愛した(プレイヤー名は「電気街」+「アルル」から)。
その階段積みは、縦3の連続を基調としながらも隣のキーぷよは1~2段は高さが離れていてもいいとする柔軟性の高いものであり、いわゆる潜り込み連鎖尾の回収といった概念も見据えていた。
その階段積みは、縦3の連続を基調としながらも隣のキーぷよは1~2段は高さが離れていてもいいとする柔軟性の高いものであり、いわゆる潜り込み連鎖尾の回収といった概念も見据えていた。
1996年3月に幕張メッセにて行われた「第2回全日本ぷよマスターズ大会」に出場。本大会はコンパイル主催の全国大会としては初めて『ぷよぷよ通』(1994年9月発売)で行われ、1万人以上の参加者が集った。「セガAM杯」では決勝で服部崇(くまちょむ)に敗れて準優勝(キング)となり、本選でもベスト4に勝ち上がった後、須賀水緒(レディース大会マスター)との準決勝を制して決勝にコマを進めた。松金輝久(ぷよまつ)との決勝(5先)は、階段vs鍵積みの対決を5-3で制して優勝(当時23歳)。全国1万2000人のプレイヤーの頂点に立った。

大島vs松金(左1P:大島)
マスターズ優勝の約2カ月後、電気街にて「100人組手」を行い、ミスケン・村田篤史ら強豪も参加する中、89勝11敗で完走したという。
その後、ぷよぷよ通の聖地の一つであったゲームセンター「明大前ナミキ」にも通った。
『ぷよぷよフィーバー』においてもアルルでプレーした。
その後、ぷよぷよ通の聖地の一つであったゲームセンター「明大前ナミキ」にも通った。
『ぷよぷよフィーバー』においてもアルルでプレーした。
2016年12月に逝去。
エピソード
- マスターズ優勝時には、併設された同人誌即売会で全同人誌を5冊ずつ購入していたという(詳細は、大島と旧知の古参プレイヤーいりみど(電気街いり)の記事に詳しい(→参考リンク))。
主な戦績
- 第2回全日本ぷよマスターズ大会 優勝
生年
1972年