くまちょむ

概要
ACぷよぷよ通において2005〜2009年までの間、格付け勝負では無敗を誇り、ALF・Kamestry・kuroroとともに四強と並び称されたレジェンドプレイヤー。2018年3月以降はJeSUプロライセンスを持ち、現在も公式大会や飛車リーグなどで第一線で活躍している。
古くは、鍵積みなどの定型から派生した土台で連鎖尾を同時消しで短くまとめ上げる戦術を得意とし、ぷよぷよの本を執筆したこともあることからそのプレーは「ぷよぷよの教科書」と言われた。ただし、実際はかなり尖ったプレースタイルであるため、そういう意味では「教科書」という比喩が適切かどうかは疑問があるかもしれない。
一つの積み方・戦術にこだわらず、常に自分のプレースタイルを刷新する姿勢を持つ。その変化は、単なる時代の流行り廃りとも異なるもので、自分自身の研究で試したいことを試すという研究者肌のプレイヤーである。
現在も、上位プレイヤーに主流の先折りGTRはあまり使わず、不機嫌GTRや底上げ系の土台(新くま積み)、なめくじ折りなど様々な形を使う。また、序盤に速攻のマルチや、4個消しの単発で相手に1個お邪魔ぷよを降らせるという珍しい戦術(俗に「くまちょむ戦法」と言われる)をとることがある。色々な引き出しはあるが、概して縦長の連結を生かしたマルチなど、思い切りのいいプレーと歴戦で培われた勝負強さを武器とする。
また、自身のYouTubeチャンネルでは2021年から「クイズぷよリネア」の企画を行い、様々なプレイヤーを挑戦者に招いてマニアックなクイズを出題している。
一つの積み方・戦術にこだわらず、常に自分のプレースタイルを刷新する姿勢を持つ。その変化は、単なる時代の流行り廃りとも異なるもので、自分自身の研究で試したいことを試すという研究者肌のプレイヤーである。
現在も、上位プレイヤーに主流の先折りGTRはあまり使わず、不機嫌GTRや底上げ系の土台(新くま積み)、なめくじ折りなど様々な形を使う。また、序盤に速攻のマルチや、4個消しの単発で相手に1個お邪魔ぷよを降らせるという珍しい戦術(俗に「くまちょむ戦法」と言われる)をとることがある。色々な引き出しはあるが、概して縦長の連結を生かしたマルチなど、思い切りのいいプレーと歴戦で培われた勝負強さを武器とする。
また、自身のYouTubeチャンネルでは2021年から「クイズぷよリネア」の企画を行い、様々なプレイヤーを挑戦者に招いてマニアックなクイズを出題している。
出身は名古屋。その活躍は、早くはぷよぷよ通黎明期の1990年代に遡り、1996年3月に幕張メッセで行われ、1万人を超える参加者が集った「第二回全日本ぷよマスターズ大会」ではセガAM杯にて弱冠14歳にして優勝。本選でも準決勝まで勝ち残ったが、松金輝久(ぷよまつ)に敗れた。
1997年1月には、「第1回ぷよぷよ名人戦」にて決勝リーグの4名の中に残った。総当たりの決勝リーグでは田中浩生、高橋健太郎に敗れ、名人の座は田中が勝ち取った。
同年の「ばよえ~んツアー'97」の東京大会では、決勝でミスケンと初対峙し、これに敗れた。
その後、ACぷよぷよ通の聖地の一つであったゲームセンター明大前ナミキにて、kuroroの勧めでミスケンのプレーを間近で見るようになり、その背中を追うことになる。
1997年1月には、「第1回ぷよぷよ名人戦」にて決勝リーグの4名の中に残った。総当たりの決勝リーグでは田中浩生、高橋健太郎に敗れ、名人の座は田中が勝ち取った。
同年の「ばよえ~んツアー'97」の東京大会では、決勝でミスケンと初対峙し、これに敗れた。
その後、ACぷよぷよ通の聖地の一つであったゲームセンター明大前ナミキにて、kuroroの勧めでミスケンのプレーを間近で見るようになり、その背中を追うことになる。
2003年3月には、ミスケン相手に77-100と初めて70本台を取ることに成功した。
2004年5月には、明大前ナミキで行われた、ミスケンの引退試合の100先で、95-100まで迫っての惜敗で、その後約5年間は格付け勝負の100本先取では敗れることがなかった。
しかし、2009年1月、同郷のライバルKamestryに90-100で敗れて無敗期間は途切れた。翌2010年4月には当時若手3強の一人と称されていたmomokenにも76-100で敗れる。しかし、2010年12月にはALFを100-73で破っている。
2011年には「第1回ACぷよぷよ通S級リーグ」に出場し、ALF・Tomに勝利してmomoken・Kamestryに敗れる2勝2敗(-40)で3位となった。この時のTom戦は歴代の100先名勝負を語る際には必ず挙げられるほどの熱戦として知られ、100-99で勝利した。
2004年5月には、明大前ナミキで行われた、ミスケンの引退試合の100先で、95-100まで迫っての惜敗で、その後約5年間は格付け勝負の100本先取では敗れることがなかった。
しかし、2009年1月、同郷のライバルKamestryに90-100で敗れて無敗期間は途切れた。翌2010年4月には当時若手3強の一人と称されていたmomokenにも76-100で敗れる。しかし、2010年12月にはALFを100-73で破っている。
2011年には「第1回ACぷよぷよ通S級リーグ」に出場し、ALF・Tomに勝利してmomoken・Kamestryに敗れる2勝2敗(-40)で3位となった。この時のTom戦は歴代の100先名勝負を語る際には必ず挙げられるほどの熱戦として知られ、100-99で勝利した。
2012年12月、この年より始まった5ジャンル5ゲームで東西代表対決の形式をとる「Redbull 5G 2012 Finals」に東代表チームのキャプテンとして出場。東2-2西で迎えた第5種目として「PUZZLEジャンル(ぷよぷよ!!)」の対決に臨み、往年のライバルである西代表のKamestryを3-1で破って東チームに勝利をもたらした。
翌2013年12月、「Redbull 5G 2013 Finals」にも前年に続いて東チーム代表として出場。展開も奇しくも前年と同様になり、東西軍ともに2ポイントで第5種目の「Freeジャンル(ぷよぷよ!!)」の対決を迎え、東代表選手としてまたしても西代表のKamestryと対峙した。ここでも大舞台の勝負強さで相手を上回り、3-0で貫録の勝利を挙げ、2年連続で東チームを勝利に導いた。
翌2013年12月、「Redbull 5G 2013 Finals」にも前年に続いて東チーム代表として出場。展開も奇しくも前年と同様になり、東西軍ともに2ポイントで第5種目の「Freeジャンル(ぷよぷよ!!)」の対決を迎え、東代表選手としてまたしても西代表のKamestryと対峙した。ここでも大舞台の勝負強さで相手を上回り、3-0で貫録の勝利を挙げ、2年連続で東チームを勝利に導いた。
2016年12月には、「Redbull 5G 2016 Finals」に3年ぶり3度目の出場。過去2度とは違い西代表選手の一人となり、東チームが2連勝した後の第3種目として「PUZZLEジャンル(ぷよぷよテトリス)」の対戦を迎えた。今回は2on2のタッグバトル形式で、テトリスのHBMと組み、東代表のTom・あめみやたいようと対決したが、敗北した。
2018年3月末には、ぷよぷよのプロ制度創設にあたり、JeSU公認プロライセンスを付与され、プロ選手となる。
翌4月に行われたプロ選手による初の公式大会「ぷよぷよチャンピオンシップ in セガフェス2018」に出場すると、Tema、kuroro、liveを破り、決勝で同世代のレジェンドの一人Kamestryと対決。初のプロ大会決勝戦が往年のライバル同士の対決となったことで話題となった。結果、これを制して初代チャンピオンシップ覇者となった。
2018年10月の「ぷよぷよチャンピオンシップ 2018年度 10月大会」では、初戦でlive、2回戦でselvaを破って勝ち上がり、ざいろとの準決勝も制して2度目の決勝進出を決める。決勝は、若手高校生プロのmetaとの対決となったが、1セットずつ取り合い、最後はベテランの貫禄を見せつけての勝利で2度目の優勝を果たした。
翌SEASON2では、2019年6月の「ぷよぷよチャンピオンシップ SEASON2 6月大会」において、MGR、fronを破りベスト4入りを確定。準決勝のマッキー戦も制してdeltaの待つ決勝へ、3度目の決勝進出となったが、ここでは敗れて準優勝の成績を収めた。
2019年12月には、飛車ちゅう主催の関東オフライン大会「第6回飛車ぷよ!」に出場し、SAKIとの決勝を制して優勝した。
2020年2月には、プロ・一般混合の「ぷよぷよカップ SEASON2 2月大阪大会」で、せたなぎ、Ethanol、椎野を破り、ぷよぷよカップでは初のベスト4を獲得。さらにこの大会でプロとなったいさなを準決勝で破って、決勝にも進出。ただ、決勝戦はぴぽにあの前に敗れた。
翌月の「ぷよぷよチャンピオンシップ SEASON2 3月大会」でも勢いに乗ってベスト4に勝ち上がり、準決勝はKamestryとの対決が最初のチャンピオンシップぶりに実現したが、今度は敗れて約2年越しにリベンジを果たされる形となった。
SEASON3は四天王入りはならなかったが、2021年度(SEASON4)では、2021年6月の「ぷよぷよチャンピオンシップSEASON4 STAGE1」、12月の「SEASON4 STAGE3」ではベスト4の成績を収めている。
SEASON5では、2023年2月4日「ぷよの日」に行われた「ぷよぷよチャンピオンシップ SEASON5 STAGE4」にて、selva、タイタンを破り、metaとの準決勝は5先2セット連取で制し、SEASON2の6月大会以来3年6か月ぶりのチャンピオンシップ決勝に進出。決勝の相手は、2011年のS級リーグで100-99の死闘を演じたTom。AC時代からぷよ界を牽引してきたトッププレイヤー同士の決勝戦に注目が集まった。1セット目は4-4でほぼ敗色濃厚の盤面から紙一重でジュウロクイチを引いて逆転して先取。2セット目も4-4の1先を制して、勝利。両手を挙げて噛みしめるようにガッツポーズし、見事にSEASON1以来4年4か月ぶり、3度目のチャンピオンシップ優勝を果たした。41歳での優勝は、公式大会史上最年長。なお、この大会は結果的に「チャンピオンシップ」としての最後の大会となった(次年度からは「ぷよぷよグランプリ」として開催)。
翌4月に行われたプロ選手による初の公式大会「ぷよぷよチャンピオンシップ in セガフェス2018」に出場すると、Tema、kuroro、liveを破り、決勝で同世代のレジェンドの一人Kamestryと対決。初のプロ大会決勝戦が往年のライバル同士の対決となったことで話題となった。結果、これを制して初代チャンピオンシップ覇者となった。
2018年10月の「ぷよぷよチャンピオンシップ 2018年度 10月大会」では、初戦でlive、2回戦でselvaを破って勝ち上がり、ざいろとの準決勝も制して2度目の決勝進出を決める。決勝は、若手高校生プロのmetaとの対決となったが、1セットずつ取り合い、最後はベテランの貫禄を見せつけての勝利で2度目の優勝を果たした。
翌SEASON2では、2019年6月の「ぷよぷよチャンピオンシップ SEASON2 6月大会」において、MGR、fronを破りベスト4入りを確定。準決勝のマッキー戦も制してdeltaの待つ決勝へ、3度目の決勝進出となったが、ここでは敗れて準優勝の成績を収めた。
2019年12月には、飛車ちゅう主催の関東オフライン大会「第6回飛車ぷよ!」に出場し、SAKIとの決勝を制して優勝した。
2020年2月には、プロ・一般混合の「ぷよぷよカップ SEASON2 2月大阪大会」で、せたなぎ、Ethanol、椎野を破り、ぷよぷよカップでは初のベスト4を獲得。さらにこの大会でプロとなったいさなを準決勝で破って、決勝にも進出。ただ、決勝戦はぴぽにあの前に敗れた。
翌月の「ぷよぷよチャンピオンシップ SEASON2 3月大会」でも勢いに乗ってベスト4に勝ち上がり、準決勝はKamestryとの対決が最初のチャンピオンシップぶりに実現したが、今度は敗れて約2年越しにリベンジを果たされる形となった。
SEASON3は四天王入りはならなかったが、2021年度(SEASON4)では、2021年6月の「ぷよぷよチャンピオンシップSEASON4 STAGE1」、12月の「SEASON4 STAGE3」ではベスト4の成績を収めている。
SEASON5では、2023年2月4日「ぷよの日」に行われた「ぷよぷよチャンピオンシップ SEASON5 STAGE4」にて、selva、タイタンを破り、metaとの準決勝は5先2セット連取で制し、SEASON2の6月大会以来3年6か月ぶりのチャンピオンシップ決勝に進出。決勝の相手は、2011年のS級リーグで100-99の死闘を演じたTom。AC時代からぷよ界を牽引してきたトッププレイヤー同士の決勝戦に注目が集まった。1セット目は4-4でほぼ敗色濃厚の盤面から紙一重でジュウロクイチを引いて逆転して先取。2セット目も4-4の1先を制して、勝利。両手を挙げて噛みしめるようにガッツポーズし、見事にSEASON1以来4年4か月ぶり、3度目のチャンピオンシップ優勝を果たした。41歳での優勝は、公式大会史上最年長。なお、この大会は結果的に「チャンピオンシップ」としての最後の大会となった(次年度からは「ぷよぷよグランプリ」として開催)。

(Tomを破って優勝。SEASON5 STAGE4にて)
2023年3月には、「ぷよぷよファイナルズSEASON5」に出場。SEASON1では2度優勝していたものの、当時はファイナルズ出場枠が完全ポイント制によったため、自身初のファイナルズ出場となった。ブロック予選は3勝2敗で終えたが、同勝敗数が4人並立する混戦となり、Shiyota戦・live戦の負けが5-10、1-10と差をつけられたことも響き、得点差で予選通過はならなかった。
2023年9月には、大型コミュニティ大会「ぷよぷよニューヒーローフェスティバル」(355人規模)にて、勝者側準々決勝まで勝ち進み、ここでdeltaを5-2と下してベスト6以内を確定させた。続くのらすけとのウィナーズセミファイナルでは、果敢な攻めを見せたが後半に連取を許して3-5で敗北し、ルーザーズに回った。敗者側準々決勝ではdeltaと再戦することとなったが、今度は1-3で敗れて5位となった。
2023年9月には、大型コミュニティ大会「ぷよぷよニューヒーローフェスティバル」(355人規模)にて、勝者側準々決勝まで勝ち進み、ここでdeltaを5-2と下してベスト6以内を確定させた。続くのらすけとのウィナーズセミファイナルでは、果敢な攻めを見せたが後半に連取を許して3-5で敗北し、ルーザーズに回った。敗者側準々決勝ではdeltaと再戦することとなったが、今度は1-3で敗れて5位となった。
2024年11月、「ぷよぷよグランプリ 2025 2nd」にて、予選グループをレイン、fronらを抑えて1位通過を果たし、グランプリでは初の本戦出場を決めた。奇しくも同世代のKamestryも通過を決めており、注目を集めた。決勝トーナメント初戦では、deltaに4-10で敗れたが、ダブルエリミネーション方式の敗者側でとりぱんを下した。その後、SAKIに7-10で敗れて敗退となった(ベスト6)。
エピソード
- まだゲーマーのメディア露出が一般的でなかった時代から、多数のメディア出演経験がある。過去には「アッコにおまかせ」や「中居正広のブラックバラエティ」などに「ぷよぷよの達人」として複数回出演し、「ぷよぷよ7」のCMにも出演した。eスポーツの普及以前に、他のプレイヤーと一線を画す活動をしていたことは、「レジェンド」「カリスマ」とも言われる所以の一つである。
主な戦績
- 第二回全日本ぷよマスターズ大会 ベスト4
- 第一回ぷよぷよ名人戦(幕張メッセ) ベスト4
- 2011年度ACぷよぷよ通S級リーグ 3位
- Redbull 5G 2012 Finals PUZZLEジャンル(ぷよぷよ!!) 東代表
- 2013年度ぷよぷよクラシック最強決定戦 準優勝
- Redbull 5G 2013 Finals FREEジャンル(ぷよぷよ!!) 東代表
- Redbull 5G 2016 Finals PUZZLEジャンル(ぷよぷよテトリス) 西代表
- ぷよぷよチャンピオンシップ in セガフェス2018 優勝
- ぷよぷよチャンピオンシップ 2018年度6月大会 ベスト8
- ぷよぷよチャンピオンシップ 2018年度10月大会 優勝
- ぷよぷよチャンピオンシップ 2018年度12月大会 ベスト8
- 『ぷよぷよファイナルズ SEASON1』開催記念大会 in イオンモール宮崎 ベスト4
- ぷよぷよチャンピオンシップ SEASON2 6月大会 準優勝
- ぷよぷよカップ SEASON2 2月大阪大会 準優勝
- ぷよぷよチャンピオンシップ SEASON2 3月大会 ベスト4
- 第6回飛車ぷよ! 優勝
- ぷよぷよチャンピオンシップ SEASON4 STAGE1 ベスト4
- ぷよぷよチャンピオンシップ SEASON4 STAGE3 ベスト4
- 第2回ぷよぷよ名人戦 準優勝
- 第13回早大ぷよマスターズ ベスト4
- 飛車ぷよ! in eXeField Akiba #2 優勝
- 全国都道府県対抗eスポーツ選手権 2022 TOCHIGI ぷよぷよ部門(一般の部) 東京都代表
- ぷよぷよチャンピオンシップ SEASON5 STAGE4 優勝
- EVO Japan 2023サイドイベントぷよぷよeスポーツ 準優勝
- ぷよぷよニューヒーローフェスティバル 5位
- 第18回飛車ぷよ! ベスト4
- ぷよぷよグランプリ 2025 2nd 5位
呼称・二つ名
レジェンド、カリスマ、教科書、クイズマスター、服部、はっちゃん(※本名の服部崇から)
チャンネル・SNS
Youtube:「くまちょむのゲーム配信」/Twitter:@kumachom
生年
1981年