Kamestry(かめすとりー)

概要
「大連鎖アーティスト」とも呼ばれ、自由奔放な連鎖構築による大連鎖を持ち味とする。だぁ積みなどで折り返しの上を高く構える形や鶴亀を用いた複雑な連鎖尾などが象徴的。受けを前提とした立ち回りを得意とし、ACぷよ通時代からおじゃまぷよの掘り技術は卓越していることで知られる。大連鎖を代名詞とするイメージがあるが、連鎖尾を破壊気味に使うなどしての中盤戦も得意とし、公式大会のスタッツでは、実は「早期決着力」がかなり高めであるというデータもある。
また、感覚派ゆえに調子の波も激しく、好調時はすべての手札を持っているかのような手がつけられない状態になるが、不調の時は自分の連鎖を制御できずに乱れに乱れるという面もある。
また、感覚派ゆえに調子の波も激しく、好調時はすべての手札を持っているかのような手がつけられない状態になるが、不調の時は自分の連鎖を制御できずに乱れに乱れるという面もある。
出身は名古屋で、同郷のくまちょむと同様、コンパイル時代のぷよぷよ通黎明期からすでにその名を知られた。
1996年の「ばよえ~んツアー'96 東京大会」で優勝。続く全国(FINAL)でもベスト4の成績を収めた。
1997年12月には、「第2回ぷよぷよ名人戦」に出場し、予選を2位通過したが、その後の本選で敗退した(優勝はミスケン)。
その後、ACぷよぷよ通時代を通じて、名古屋のゲームセンターBOX Q2(のちQ3)を拠点として活動した。
1996年の「ばよえ~んツアー'96 東京大会」で優勝。続く全国(FINAL)でもベスト4の成績を収めた。
1997年12月には、「第2回ぷよぷよ名人戦」に出場し、予選を2位通過したが、その後の本選で敗退した(優勝はミスケン)。
その後、ACぷよぷよ通時代を通じて、名古屋のゲームセンターBOX Q2(のちQ3)を拠点として活動した。
2009年1月、約5年間無敗を続けたくまちょむを100-90で破って全一の座を奪取したが、翌年ALFに敗れて陥落した。
2010年3月には、momokenとの100先を100–82で制したが、これはmomokenがACぷよ通において表舞台で敗れた最後の試合であった。
2011~15年度に行われたACぷよぷよ通S級リーグにはすべて出場。全5回いずれも出場しているのは、KamestryとALFのみである。
2012年12月には、この年から始まり、日本のe-sportsシーン活性化の嚆矢の一つとなった「Redbull 5G 2012 Finals」に西代表チームのキャプテンとして出場。5ジャンル5ゲームで東西の代表選手が対決するこの大会では、東2-2西で迎えた第5種目として「PUZZLEジャンル(ぷよぷよ!!)」の対決に臨み、往年のライバルである東代表のくまちょむと対戦したが、1-3で敗北した。
翌2013年12月、「Redbull 5G 2013 Finals」にも前年に続いて西チーム代表として出場。前年と同様に東チーム・西チームともに2ポイントで第5種目の「Freeジャンル(ぷよぷよ!!)」の対決を迎えた。ここでも東代表選手のくまちょむと対峙し、前年の雪辱を晴らす好機を得たが、相手の勢いに飲まれて、0-3で完封負けを喫した。
2014年12月には、「Redbull 5G 2014 Finals」に3年連続で出場。西チームキャプテンも3年連続となった。第3種目を終えた時点で西2-1東と西チーム優勢の状況の中、第4種目で「PUZZLEジャンル(ぷよぷよテトリス)」の対決に臨んだ。最終種目ではない場面での登場は初めてであったが、勝てば西の勝利が決まるのは過去2年と同様であった。ルールは2on2のタッグバトル形式で、テトリスのせーはと組んで、東代表のselva・HBMと対峙。得意のおじゃま掘りカウンターとせーはとのチームワークが光り、優勢に進めて3-2で勝利。最終種目の結果を待たずに初の西チームの総合勝利を確定させた。
「2014年度S級リーグ」では、momokenが初めて不参加となり、ALF、ざいろ、drapom(hov)全員に勝利をあげ、3勝0敗(+20)でS級リーグ初優勝を収めた。
2016年3月に行われた2015年度S級リーグでは、苦しい内容が続き、ALFには27-50と大差で敗北を喫するなど最終戦を残して1勝3敗と最下位の可能性も見えていた。すでに優勝を確定していたようかんとの最終戦は結果的にS級リーグ自体の最終戦ともなったが、ようかんの勝利が予想されるなか独創的な連鎖で好プレーを連発し、実況解説のmomoken・Tom・くまちょむ・もこうの盛り上がりも相まって、歴史に残る名試合を演じた(→動画リンク)。最終的には50-34で勝利し、優勝者ようかんの全勝を阻止した。
2010年3月には、momokenとの100先を100–82で制したが、これはmomokenがACぷよ通において表舞台で敗れた最後の試合であった。
2011~15年度に行われたACぷよぷよ通S級リーグにはすべて出場。全5回いずれも出場しているのは、KamestryとALFのみである。
2012年12月には、この年から始まり、日本のe-sportsシーン活性化の嚆矢の一つとなった「Redbull 5G 2012 Finals」に西代表チームのキャプテンとして出場。5ジャンル5ゲームで東西の代表選手が対決するこの大会では、東2-2西で迎えた第5種目として「PUZZLEジャンル(ぷよぷよ!!)」の対決に臨み、往年のライバルである東代表のくまちょむと対戦したが、1-3で敗北した。
翌2013年12月、「Redbull 5G 2013 Finals」にも前年に続いて西チーム代表として出場。前年と同様に東チーム・西チームともに2ポイントで第5種目の「Freeジャンル(ぷよぷよ!!)」の対決を迎えた。ここでも東代表選手のくまちょむと対峙し、前年の雪辱を晴らす好機を得たが、相手の勢いに飲まれて、0-3で完封負けを喫した。
2014年12月には、「Redbull 5G 2014 Finals」に3年連続で出場。西チームキャプテンも3年連続となった。第3種目を終えた時点で西2-1東と西チーム優勢の状況の中、第4種目で「PUZZLEジャンル(ぷよぷよテトリス)」の対決に臨んだ。最終種目ではない場面での登場は初めてであったが、勝てば西の勝利が決まるのは過去2年と同様であった。ルールは2on2のタッグバトル形式で、テトリスのせーはと組んで、東代表のselva・HBMと対峙。得意のおじゃま掘りカウンターとせーはとのチームワークが光り、優勢に進めて3-2で勝利。最終種目の結果を待たずに初の西チームの総合勝利を確定させた。
「2014年度S級リーグ」では、momokenが初めて不参加となり、ALF、ざいろ、drapom(hov)全員に勝利をあげ、3勝0敗(+20)でS級リーグ初優勝を収めた。
2016年3月に行われた2015年度S級リーグでは、苦しい内容が続き、ALFには27-50と大差で敗北を喫するなど最終戦を残して1勝3敗と最下位の可能性も見えていた。すでに優勝を確定していたようかんとの最終戦は結果的にS級リーグ自体の最終戦ともなったが、ようかんの勝利が予想されるなか独創的な連鎖で好プレーを連発し、実況解説のmomoken・Tom・くまちょむ・もこうの盛り上がりも相まって、歴史に残る名試合を演じた(→動画リンク)。最終的には50-34で勝利し、優勝者ようかんの全勝を阻止した。
2018年3月にぷよぷよのプロ制度が発足するにあたっては、くまちょむやliveらとともにJeSUプロライセンスを付与された。
2018年4月に初めて開催されたプロ大会の「ぷよぷよチャンピオンシップ in セガフェス2018」では、次の大会で優勝争いをすることになる高校生プロ(当時)のmeta、マッキーを破って準決勝に上り、Tomを破って決勝に進出した。決勝の相手は長年のライバルくまちょむで、最初のプロ大会で旧四強プレイヤー同士の決勝戦が実現した。結果はこれに敗れて準優勝。
2018年8月には、「ぷよぷよチャンピオンシップ 2018年度 8月大会」にて、飛車ちゅう、meta、あめみやたいようを破って勝ち上がり、2度目の決勝進出を決める。この日プロになったばかりのselvaとの決勝戦に臨み、ベテランプロの意地を見せて勝利。初のチャンピオンシップ優勝を果たした。
2018年4月に初めて開催されたプロ大会の「ぷよぷよチャンピオンシップ in セガフェス2018」では、次の大会で優勝争いをすることになる高校生プロ(当時)のmeta、マッキーを破って準決勝に上り、Tomを破って決勝に進出した。決勝の相手は長年のライバルくまちょむで、最初のプロ大会で旧四強プレイヤー同士の決勝戦が実現した。結果はこれに敗れて準優勝。
2018年8月には、「ぷよぷよチャンピオンシップ 2018年度 8月大会」にて、飛車ちゅう、meta、あめみやたいようを破って勝ち上がり、2度目の決勝進出を決める。この日プロになったばかりのselvaとの決勝戦に臨み、ベテランプロの意地を見せて勝利。初のチャンピオンシップ優勝を果たした。
その後、ベスト4以内には進出できない期間が続くが、SEASON2終末の2020年3月に行われた「ぷよぷよチャンピオンシップ SEASON2 3月大会」では、前大会準優勝のdeltaを破って1年7か月ぶりのベスト4入りを果たすと、準決勝は第1回大会以来のくまちょむとの再戦となり、これを勝利してチャンピオンシップ3度目の決勝にコマを進めた。しかし、決勝は最年少プロのともくんにストレートで敗れ、準優勝となった。
2020年12月には、オンライン開催となった「全国都道府県対抗eスポーツ選手権2020 KAGOSHIMA」の「北信越・東海ブロック代表決定戦」に出場し、長野県のやんまるを5-1、石川県のかんたを5-0で下してブロック代表権利を獲得。「四強」プレイヤーでは初めて国体本戦出場を決めた。
各ブロック代表12名が出場した本戦では、DAY1のブロック予選で2勝3敗(勝数18)にて5位となり、DAY2の準決勝進出はならなかった。
2020年12月には、オンライン開催となった「全国都道府県対抗eスポーツ選手権2020 KAGOSHIMA」の「北信越・東海ブロック代表決定戦」に出場し、長野県のやんまるを5-1、石川県のかんたを5-0で下してブロック代表権利を獲得。「四強」プレイヤーでは初めて国体本戦出場を決めた。
各ブロック代表12名が出場した本戦では、DAY1のブロック予選で2勝3敗(勝数18)にて5位となり、DAY2の準決勝進出はならなかった。
SEASON4(2021年度)には、2021年12月の「ぷよぷよチャンピオンシップ SEASON4 STAGE3」にて、むー、Tom、へーょまはを破って1年9か月ぶりのベスト4入りとなり、反対側の山ではライバルのくまちょむもベスト4入りしていたため、SEASON1以来のレジェンド決勝戦の実現も期待されたが、準決勝はfronに敗れ、くまちょむもShiyotaに敗れたため、これは実現しなかった。しかし、ベスト4入りしたくまちょむとともに、初めて四天王ジャケットに身を包んだ。
2024年7月、「ぷよぷよグランプリ2025 1st」に出場。しばらく大会出場を休止していたため、2022年2月の「チャンピオンシップSEASON4 STAGE4」以来実に約2年半ぶりのプロ大会への復帰となった。予選グループでは1位通過となったむーに10-7で唯一土をつけたものの、2勝2敗で4位となり本選出場はならず。
2024年11月には、「ぷよぷよグランプリ2025 2nd」において、グループ予選を得失点1点差でliveを上回って1位通過を決め、グランプリ初の本戦出場となった。決勝トーナメント初戦では、ともくんに6-10で敗れて敗者側(ロウワーブラケット)に回った。その後、せたなぎ相手には変則的な連鎖と攻めで先にリーチをかけるも、追いつかれて最後は乱戦の中で連鎖の接続に失敗し、9-10で敗れた。
2024年11月には、「ぷよぷよグランプリ2025 2nd」において、グループ予選を得失点1点差でliveを上回って1位通過を決め、グランプリ初の本戦出場となった。決勝トーナメント初戦では、ともくんに6-10で敗れて敗者側(ロウワーブラケット)に回った。その後、せたなぎ相手には変則的な連鎖と攻めで先にリーチをかけるも、追いつかれて最後は乱戦の中で連鎖の接続に失敗し、9-10で敗れた。
主な戦績
- ばよえ〜んツアー'96全国 ベスト4
- 2011年度ACぷよぷよ通S級リーグ 4位
- 2012年度ACぷよぷよ通S級リーグ 3位
- Redbull 5G 2012 Finals PUZZLEジャンル(ぷよぷよ!!) 西代表
- 2013年度ACぷよぷよ通S級リーグ 3位
- Redbull 5G 2013 Finals FREEジャンル(ぷよぷよ!!) 西代表
- 2014年度ACぷよぷよ通S級リーグ 優勝
- Redbull 5G 2014 Finals PUZZLEジャンル(ぷよぷよテトリス) 西代表
- ぷよぷよテトリス2015年度A級リーグ 4位
- 2015年度ACぷよぷよ通S級リーグ 5位
- ぷよぷよチャンピオンシップ in セガフェス2018 準優勝
- ぷよぷよチャンピオンシップ 2018年度 8月大会 優勝
- ぷよぷよチャンピオンシップ 2018年度 2月大会 ベスト8
- 第1回飛車ぷよ! 準優勝
- ぷよぷよチャンピオンシップ SEASON2 3月大会 準優勝
- 全国都道府県対抗eスポーツ選手権 2020 KAGOSHIMA 北信越・東海ブロック代表
- ぷよぷよチャンピオンシップ SEASON4 STAGE3 ベスト4
- ぷよぷよグランプリ 2025 2nd ベスト8
- 飛車ぷよ!オンライン 2024 #16 準優勝
呼称・二つ名
大連鎖アーティスト、かめさん
チャンネル・SNS
Youtube:「Kamestry channel」/Twitter:@kamestry
生年
1981年