骨(武器)

登録日:2019/12/14 Sun 14:54:48
更新日:2024/10/14 Mon 10:07:08
所要時間:約 15 分で読めます




地球には無脊椎動物と脊椎動物が存在するが、人類に馴染みのは脊椎動物であろう。実際、我々も脊椎動物だし。

そんな脊椎動物が捕食されたり腐敗したりすると残る内骨格は鋭利で頑丈、何より軽いので武器にはピッタリ。

この項目では、動物の骨を使った武器や、それを用いるキャラクター、骨にまつわる技を持つキャラクターを紹介する。


概要

肋骨を突きだすイベリアトゲイモリ、は指先の骨の先端が尖っていて皮膚を破って飛び出すケガエルなど、脅威的な再生能力を持つ両生類には『骨を体内から突き出して利用する』種もいるが、普通は利用しようなどと夢にも思わない。

それをなんとか利用しようとした古代の人類は骨をの穂先などに使い、木やと並ぶ狩猟用の武器として用いた。*1

そんな風にして実際に使われたので、創作では原始人や未開の蛮族の武器として扱われることが多いほか、元が死体なので死神のような死にまつわるキャラクター自身がガイコツのキャラクター、変わったところでは骨を咥えている犬をモチーフにしたキャラクターの武器として多く扱われている。


創作物上における骨武器とその使い手


他者の骨

特に曰くのない骨

  • “月を見るもの”(2001年宇宙の旅)
ストーリー序盤、モノリスの影響を受けて武器を使う事を覚えた類人猿“ヒトザル”の中の一個体。
辺りに転がっていた動物の骨を鈍器に使用することで狩りの成功率を上げ、更に水飲み場争いで他のヒトザルを倒すことに成功する。
この時ヒトザルの一体が歓喜の雄叫びを上げながら骨を放り投げ、それが宇宙空間に浮かぶ人工衛星(核攻撃衛星)に変化することで未来編につながる。

その名の通り骨素材で作られた、鉱石素材派生の武器とは対となる武器群。
その辺に転がり落ちている骨から作るため、強度は低く斬れ味も鉱石派生より悪いが、加工しやすく攻撃力も高い。
特に、骨素材派生の太刀の元祖はずばり「」というそのまんまな銘である。
初期装備であるため、早々に強化されたり別の武器に乗り換えられるかと思いきや、
場合によっては上位まで駆け抜けることができる武器種が存在する。

Vなど一部の作品に登場する、動物の骨を削って作られた原始的な武器。
攻撃力は6と「ないよりはマシ」程度だが、そのくせ序盤は店で買わなければ入手できないケースが大半。
ちなみにどのシリーズでも少し進めば上位武器が売ってるか拾えるので、買う必要性はほぼ0。
初心者かSFC版限定の裏技を試したい人でなければ、ほとんど見向きもされない残念な装備の一つ。

夜間に地中から出現するスタル系(骸骨化した魔物の動く屍)を攻撃してバラバラにすると、落とした腕を拾って武器に出来る。
威力も耐久性も低いが、他の手持ち武器を消費せずに頭蓋骨にトドメを刺して始末する使い捨て武器としてなら機能する。投げつけて弾き飛ばしたりも可能。
ボコブリンは片手剣、モリブリンは両手剣、リザルフォスはブーメランの性質をそれぞれ有している。

上記と同様の使い方に加え、『スクラビルド』という新機能で素材やスタル系魔物の腕を武器につけることが可能となった。
前作と変わらず脆いが、序盤でも簡単に入手可能な高威力であるため、
拾い次第いざという時の切り札、ないし輪をかけた使い捨てとして使うと冒険が快適になるだろう。
さらに、『ガイコツ変装・骨武器得意』という効果が出るセット防具を装備していると骨系の武器の威力が1.8倍に跳ね上がる。
高威力の武器につければさらに高威力になり、クセはすごいが後半に差し掛かってもカガヤく強素材の地位を確立したと言っていいだろう。
素材としての骨は矢につけることも可能で、その際はギブドの骨で高威力を出せる*2
薬の材料にこそなるが必ず二撃は必要な特性は言ってしまえば鬱陶しい上、
スタル系は地面から沸いて来る関係で見てから避けることができず、
素材が余り始めて来たら相手をする意味がほとんどない……と前作ではそのうち「見たくもない」相手になりがちだった。
キースほどではないが、大躍進を遂げた魔物といえよう。狩られる側的にはたまったものじゃない? 知らんなぁ

……なお、ある意味最大の欠点はくっつけてもひとりでにカタカタ骨が動いて気分がアレなところ。

クー族は原始編に登場する敵部族のザコ。「ホネ投げ」「ホネおの」「ホネ振り下ろし」を使ってくる。
同編の主人公ポゴもイラストで骨を鈍器として所持しており、肉弾戦で使う。最終編で手に入れる最強武器も「ブリバリ骨オノ」。

しゃれこうべを被ったタマゴのような敵で、骨を投げて攻撃してくる。
残念ながらスカキャラ。
アニメ46話 『真夏の夜のユーレイ! 後編』にも魔獣として登場。
マリオシリーズにも同名の敵キャラが登場するが、関連はない。

タムタムは頭蓋骨を水平に最大3連続で投げつける飛び道具「ムーラ・ムーラ」、
チャムチャムはお供のチンパンジー、パクパクに骨を投げる指示を出す「ムーラ・パクパク」を持つ。

  • リムガル(スターグラディエイター)
隠し&ボスキャラ含めた全キャラが「プラズマ〇〇」という名称のプラズマ兵器をエモノとして所持する中、
唯一「DEATH BONE(デスボーン)」という先端に小さな頭蓋骨を模したロッドで戦う。
本作では裏設定に「プラズマパワーは常人に比べて外傷を極力減らす様なバリア効果を施している」とあるが、
何故プラズマ兵器でない殴打武器で普通の攻撃力を保つのは謎。
肉食恐竜と融合させられた上にビルシュタインに洗脳されている故に力の加減が効かないのだろうか?

その名の通り手に骨を持って攻撃するわざ群。
前者3つはカラカラとガラガラ専用のわざだが、
ボーンラッシュはルカリオバルジーナも覚えることが可能。が、アニメ等のルカリオの場合、本物の骨ではなく長い骨の形で実体化させた「はどう」による棒術として表現されることが多い。

服についた「ホネブーメラン」を投げて攻撃する。
ばいきんまんはかわしたりあらぬ方向に飛んでどこに投げてんだと嘲笑するが、ブーメランなので戻ってきてそのまま食らう事が多い。

噛みつく機能付きのドクロを重ねた「ドクロ刀」を操ったり、相手の骨を抜き取ったりする奥義を使う「ドクロ真拳」の使い手。

摘出した骨をポールウェポン鈍器など様々な武器に変化させる他、
死体の内臓をガス爆弾にする等、死体全般を武器にする「ボトク・ジツ」を使う。
一度触れた死体は遠隔操作で武器に変えることも可能な様子で、対ゾンビ戦では無類の強さを誇る。
一応、武器に変えた瞬間から鮮度が落ちていくという制限はあるものの、
必要とあらば無関係の人間を死体の山に変えることも躊躇しない危険なニンジャ。
死体でない自分の肋骨と血を刀に変えイアイを行ったこともある。

  • うぇ子(ぶきあつめ ~なんでも武器になるRPG~)
フィールド上に置いてあるもの全てを武器にする見習い武器商人の少女で、その一環として「しかばね」「動物のしかばね」を入手可能。
比較的プレイ早期に入手できる武器で、極低確率で即死効果の付与があるが、武器自体の威力は低いためあまり役に立たない……
その他、敵モンスターの「スケルトン」も武器にすることが可能だが、こちらもこちらで並の威力に付与効果もないため、図鑑コンプ目的以外で拾う意味はほぼ皆無。

大型宇宙船「アネックス1号」を襲撃した群れの内の1体が、男性乗組員*3の首を引き抜いた際、首に脊椎がついてきた。
テラフォーマーはそのまま首ごと脊椎を振り回し、近くにいた乗組員2名の首を刎ねた。

「男塾外伝 伊達臣人」で、辵家棍法術奥義・纏劾狙振弾で髑髏を飛ばして攻撃した。

円卓にいる「王骸のエンシャ」が装備している拳武器で、上腕部分が鋭く削られた人間の手~腕の骨という異様な代物。
使用する際は手の部分を握りこむ*4ようにして削った上腕部分で刺突・斬撃を行う。
武器としては魔力ダメージ付き神秘補正ありの拳武器という結構独自の地位にある武器。戦技の命奪拳も優秀。


曰く付きの骨

鬼人型の成熟期デジモン。完全体のスカルグレイモンを倒した時の戦利品である骨棍棒を持つ。
色違いのフーガモンも骨棍棒を持っているが、こちらの由来は不明。別の色違いであるヒョーガモンは骨ではなく氷を持っている。

  • ドリモゲモン(デジタルモンスター)
獣型の成熟期デジモン。イタズラ好きな性格で、ガルルモンが地中に埋めた骨を盗む事がある。この盗んだ骨を投げる「クラッシャーボーン」という技を持つ。

  • タイタモン(デジタルモンスター)
神人型の究極体デジモン。腕には、これまで倒してきた敵のデータである大量の頭蓋骨が敷き詰められている。スカルグレイモンの骨から削り出した「斬神刀」を持つ。

いずれも妖怪の骨を原材料とした武器。
飛来骨は複数の妖怪の骨を固めて作られた巨大なブーメランであり、それ以外は大妖怪の牙から鍛錬された妖刀

  • 副王ルキフグス(ゴッドサイダー)
人間スープの犠牲者の骸骨でできた巨大なブーメラン(バット)(ゴー)(スト)(ブーメ)(ラン)を使用した。

鬼の骨を鍛え上げたという無銘の大骨刀を得物にして戦う。
地上に在りて最も堅牢強固だという鬼の骨を地獄の炎もかくやというほどの業火で幾百年も鍛え上げたという妖気漂う大業物。
人間の使う鉄刀とは比べ物にならないほどの怨と呪のカタマリなのだとか。

三面拳秘奥義闇頽吐怒(あんでっど)で、自らが処刑した電電の骸骨を操り攻撃した。

  • 牛頭のデーモン/蝙蝠羽のレッサーデーモン (DARK SOULS)
牛頭のデーモンは「デーモンの大斧」を、蝙蝠羽のレッサーデーモンは「デーモンの槍」を武器として使う。
作中にて、これらの武器はそれぞれ”同族の骨を削り出したもの”と説明されているものの、いずれも彼ら自身の骨とは思えないほど巨大なので、
本当に同族の骨なのか、または削り出しただけでなく接合などの工程を経ているのではないか等の疑惑が持たれている。

  • キキ・リルン(ガンバレッド×シスターズ)
種族の性として吸血鬼を狩る人狼の少女。
キャリーケースに収める大型生物(おそらく人狼)の骸骨を加工したペンチ状の武器をぶん回す。

劇中最初の戦闘シーンで使用。理由あって映画「LOGAN」で死亡したローガンの遺体をデッドプールが掘り起こすのだが、その後とある集団に襲われる。
窮地を切り抜けるために彼はなんとローガンの遺骨を武器としてフル活用する
投擲武器として使い、ある時はヌンチャク代わり、果ては腕骨でウルヴァリンの真似。
流石はデッドプール。今作からディズニー主導の下で製作されたにもかかわらず、初っ端からやりたい放題。
この様には「LOGAN」の脚本家も驚かされた。*5
アダマンチウム合金の骨というだけあって、人体を易々と貫くほどの威力。


自分の骨


体内から出さない

通常の人間の20倍の4000個もの骨を持つ。
自身が骨となって骨を抜いた相手の体内に入ることで、その相手に変身することが可能。

宮沢熹一が闇試合(ダークファイト)で戦った相手で、ボクシングとレスリングの経験者。本業はカトリックの神父で刑務所の教誨師も勤めている。
右手小指の中指骨が異常に出っ張っており、これを使ってのパウンドは「削岩機」と呼ばれ牛を解体するほどの威力を持つ。
骨を武器に使ったりせず、自身の骨自体も露出してない珍しいパターン。


体外に出す

なんと武器自体が腕の「剥き出しの骨」である…

  • ザベル・ザロック(ヴァンパイアシリーズ)
冥王オゾムとの取引により授かった力で、これまた肋骨など体中の骨を伸ばして武器にするフランクさんにも勝てそうなハイテンションゾンビ。
レバー入れ特殊技に顕著に見受けられる。

かぐや一族の血継限界によって自らの骨を武器に変える猛者。
通常よりはるかに硬い骨を操る他、骨を皮膚の下に膜のようにまとわせることが可能で防御面にも優れる。
何気に生身を常人以上に頑丈にする術は終盤に差し掛かっても珍しく、
体術に特化したリーの攻撃が直撃してもあまりダメージが入らないことから始まり、
我愛羅の「砂瀑送葬」を受けきり、「砂縛柩」からフィジカルで抜け、
砂縛柩より膨大な質量の砂で行う「砂瀑大葬」ですら即死に至らないのはもう作中でも例外に近い。
これで動けるのが不思議なほどの病体だったのだから恐ろしいの一言。
骨であることがこれでもかと活きた例。

本名ローガン。
アダマンチウムが練りこまれた両拳からの鋭利な骨の鉤爪は、彼の代名詞だ。
映画版第七作「フューチャー&パスト」ではアダマンチウムが練り込まれる前のローガンが登場。こちらは人骨から生成される。

  • X-23(X-MEN)
本名ローラ・キニー。
ウルヴァリンのクローンである彼女も両拳から二本の鉤爪を、さらに両足の裏から一本の爪を出す。

  • マロウ(X-MEN)
「体から骨を出す」という何のメリットを見出すべきか戸惑うミュータントパワーの持ち主。本名サラ。
地下を住処をするはぐれミュータント集団モーロックスの一員としてリーダーのカリストに育てられ、
その教えに伴い自らの抜き出た骨をそのまま近接武器として活用する、必要とあらば殺しも躊躇わないといった野蛮でキツい性格を押し出している。
日本では翻訳版ゼロ・トレランス編及び、『マーヴルVSカプコン2』でのプレイアブルキャラとして知られる。マーヴルVSカプコン2では、骨を飛び道具としても使用。
幼少時のマローダーズ襲撃によるモーロックス虐殺事件でガンビットに助け出されたり(案内したのは他ならぬガンビットだが)、
ストームとの決闘で心臓を貫かれるも「心臓が2つあったので助かった」など、印象に残るエピソードが多いようだが、
ゼロ・トレランス以外の翻訳本では全く登場していない様だ。

肋骨を伸ばして相手を切り裂く「露骨な肋骨(リブス・ブレード)」という技を使った。

八犬士と呼ばれる狼達が持つ奥義「抜刀牙」の1つ、「襲 突槍抜刀牙(しゅう とつそうばっとうが)」の使い手。
欠損した右前脚から露出した骨を削って尖らせており、これで刺突する。
ただしホワイトタイガーや襲牙から伝授された赤目を見るに、この技自体は普通の前脚でも繰り出せる模様。

腕が切断されて骨が露出した時、それを研いで刃物にしたことがある。

万次さんに斬られた右腕を自ら削ってその骨を2本の槍状に変えた。
間に布を巻き付けているのでそこで防御もできる。
作るのも痛かったが刺してみるのも自分で滅茶苦茶痛い。気合を入れて刺されてあげよう!

自らの肋骨を切り出して加工した銃弾「起源弾」を切り札としている。
「自分の体の一部を相手の体内に打ち込む」ことが肝心な攻撃であり、骨を物理的ではなく呪術的に使っている例。

自分の大腿骨を切り出して剣状に加工し、両腕に仕込んでいる。
トーナメントの仕合で唯一明確に使用された武器*6だが、ボディチェックに引っかからなかったためルール違反ではない。

肋骨を抜き出して双頭の槍に変えることが出来る。

  • リザードイチ (雷星伝(らいせいでん)ジュピターO.A.(オンエアー))
トカゲ型怪人(マイスター)
尻尾を切断されると、本体側の切断面から「フレームソード」と呼ばれる諸刃の剣が伸びる。
この剣はの骨格が変形したものとされる。

装甲悪鬼村正に登場するヒロインの一人にして正宗の仕手。
骨を甲鉄で補強したうえで伸長させて体外に露出し、捕らえた敵を握り潰す『隠剣・六本骨爪』を使用する。
また骨肉を炸裂弾に精製して放つ『飛蛾鉄炮・弧炎錫』や、やはり骨肉をバルカン砲として射出する技を持つ。
痛覚を緩和する措置などは一切施されていないため凄まじい激痛を伴うが、正義の心と根性で耐えながら躊躇なく使用する。

かの有名な脊椎ぶっこ抜きをされた人(改造人間)。
しかし首ごと引き抜かれた脊椎を仮面ライダーシンに巻き付け、そのまま頭に内蔵された自爆装置でシンを道連れにしようとした。

「漆黒の三極性」の一人である悪魔憑きで、強化された自身の「骨魔法」を操る。
回避困難な分量の骨を体より突出するが、それぞれ高い硬度と再生性がある上、悪魔の「空間魔法」とも併用可能でシンプルに厄介。

  • 天賀井悠子(天賀井さんは案外ふつう)
非常時には自在に動かせる翼竜のような骨をスカートの下から生やして戦える普段は普通のJK。
だが、本作のジャンルは日常系伝奇コメディなのでバトルでほぼ使わず、終盤の化け物の遺物絡みのトラブル解決で便利に使う印象の方が強い。

本人が骸骨

白骨化したノコノコ
初登場した『スーパーマリオブラザーズ3』と違って骨を投げて攻撃する個体が存在しており、
『スーパーマリオメーカー』では一律骨を投げる個体に統一されている
『ペーパーマリオ』シリーズでは下位種のホネノコも存在しており、同様に骨を投げて攻撃する。
Newスーパーマリオブラザーズ』に登場した ほねクッパ も骨を投げてくる。

作品によっては骨を投げて攻撃する。
風のタクト』では、武器を失うと片腕を肩から切り離して反対の手で持ち、ヌンチャクの様に振り回す。

肋骨をミサイルとする「アバラ火の玉」が必殺技

ボディに隠されたアームを伸ばすと、その先端に付いた肋骨パーツが鎌状の刃「リブ・デスサイズ」となる。

  • ダニエル・フォーテスク(メディ―バル 蘇ったガロメアの勇者)
ガロメア王国で勇者と称えられた骸骨騎士の主人公。そう、主人公である。
百年前に一度討ち倒した悪の大魔道士ザロックの魔術により(骸骨として)復活するも、ザロックの手先となった他の屍達と違い正義の心を宿したまま(骸骨として)復活し、再びザロックに立ち向かう。
何の武器も装備していない状態だと、自分の片腕を引き抜いて棍棒やブーメランとして使用出来る。
ちなみに骸骨、つまり声帯も舌も無いため喋ろうとしてもフゴフゴとしか言えない。しかし回復アイテムのローストチキンは食える。何故。

人造人間を題材にし様々な人造人間が登場する本作で、他の人造人間とは一線を画する能力を持つ「究極の8体」の一体であり、骨格機能特化型人造人間として登場。
完璧な肢体を創造した反面、精神は完全に失敗したため自分では一切何もできず、他の人造人間の小脳と結合して初めて動くことが可能であり、骨の形をしたパワードスーツに近い。
敵の攻撃に対して一切の思考を介さず超高速且つ自動的に反応、防御、そして反撃を行う。

骨状の超能力など

8大ボスの1体。本人がドクロ、骸骨モチーフであり、
ドクロ状のエネルギーを周囲に巡らせて攻撃を弾く「スカルバリア」を使用する。
尚、このステージに登場する雑魚スケルトン・ジョーも骨(状の何か)を投げてくる。

周りにしゃれこうべのバリアを作り出す「守護的 鎧骨」という技を使う。
このしゃれこうべはいかなる攻撃も防御するほか、
砕けば広範囲の敵にダメージを与えることも可能。

  • フレッド・ニューマン(デッドヘッドフレッド ~首なし探偵の悪夢~)
Vicious Cycle制作、D3パブリッシャー発売のPSPソフトの主人公探偵
一度は殺されるもビーカーに脳みそと目玉とパイプを繋げたビーカーヘッドで復活させられたフレッドは、
自らを殺して頭を奪った悪徳実業家のピットへの復讐のため、舞台となる街、ホープフォールズを駆け回る。
戦闘システムとして敵にトドメを刺すとその敵の頭をもぎ取り、強力な攻撃のストックを回復するなどといった効果がある。
その道中の雑魚の1種「ボーンヘッド」の頭を装着すると、歯や指骨を飛び道具として飛ばせたり、特殊な壁を這って移動出来る様になる。
ビーカー、チキ、カカシと並びクセが無く扱いやすいヘッドとして道中でメインとして使っていける。

「ボーン」「ふるいほね」「ほね」「ほねのこな」名義で色々あるが、どれも食らうとゾンビ化する。
謎なだけでなく同士討ちの危険が出たり孤島で謎の全滅を招いたりする。

  • スケルトン系(悪魔城ドラキュラシリーズ)
シリーズ定番のモンスターとして、ホワイトスケルトンなど骨を投擲してくるスケルトンがほぼ全作品に登場。
基本的に低耐久力・低機動力・低攻撃力の最下級なザコモンスターなのだが、
そのシンプルさゆえに様々な派生形を持ち、中にはボスモンスターも存在する。
また、GBA用ソフト「Circle of the Moon」では主人公ネイサン
城内で入手したカードの力を用いてスケルトンに変身することも可能
この形態だと遅い動き・低いジャンプ力・触れれば即死の骨防御に加え攻撃手段は放物線を描いて飛ぶ骨のみというしょぼさだが、
実は一定確率で特大の骨を投げつけて、4ケタという超火力を叩き出す。
ギャンブル性の強い仕様だが、基本強くて3ケタどまりのダメージが基準のこのゲームでは圧倒的な火力のロマン技。
RTAではこの性質を利用してボスモンスターを一撃で瞬殺するのが定番となっており、「ホネイサン」の愛称で親しまれている。


骨にまつわる技を持つ者たち

骨を武器にするわけではないが、人を骨に変えたり骨に集中的にダメージを与えたりする人々。

相手の骨や関節を抜き取る技を得意とし、「栓抜きショット」や「奥義コルクスクリュー」で
先述のボギーウッズと大いに奮戦した。

人間を白骨化させる能力を持った怪人達。
ハリネズラスは殺人ビールス入りの猛毒針、フクロウ男は目から発する殺人レントゲン、ウツボガメスは口から吐く殺人スモッグを使う。
モスキラスは針状の口吻を相手に刺し、体液を吸い尽くして白骨化させる。「ミイラになるのでは?」とツッコミたくなるが、当時のカードと合わせて考えると、骨以外は灰色の粉と化して崩れ去るらしい。

醜い大トカゲの白骨から作られたドルゲ魔人。
身に付けているマントに包まれた人間や、その骨だけの冷たい身体で抱きついて凍らせた人間を白骨化させる。
また、自身の骨を投げる「骨ミサイル」や攻撃を受けてもバラバラになって避ける「ドルゲ骨寄せ」という技も使う。

爆竜戦隊アバレンジャーのブルー担当。
凄腕の整体師であり、作中でもその技術を活かして爆竜ブラキオサウルスの首の痛みを治療したり、邪忍イーガ分身体の背骨を外してダメージを与えるなどの芸当を見せている。

北斗神拳奥義の一つ「北斗壊骨拳」は秘孔を突いた相手の身体から全身の骨を飛び出させるという悍ましい技。

  • 郡将カイゼル(北斗の拳)
孟古流(もうこりゅう) 妖禽掌(ようきんしょう)」という拳法の使い手で、相手の骨や内臓を肉体を傷つけず抜き取ったり、傷を残さずに血だけを流させたりという恐ろしい芸当を発揮した。
劇中ではシャチを仕留めそびれおののいた「(シャー)」という修羅の肋骨を抜き取り処刑。
更にシャチにこの技で肋骨にダメージを与えるも、捨て身の反撃をきっかけに敗北している。

秘密兵器「パンプキンボム」で自らを陥れた者たちを次々と白骨化していった。

相手の生きる気力を骨の形で抜き取り、「骨抜き」の無気力人間にしてしまう。

美女にうつつを抜かした男の骨の一部を抜き取り、文字通り「骨抜き」にする能力を持つ。
女子のアミィや堅物のウッチーには効果がなかった。

心臓を抜き取るフェイタリティが有名だが『3』では相手の骨を丸ごと抜き取る技を使う。

御坊財閥お抱えのハイスペック集団・お助け軍団の一員。
どんな魚でもあっという間に骨を抜いて食べやすくしてしまう。
敵(人間)から全身の骨を丸ごと抜くという神業を見せたことも。

コート上の人間の骨格を見て弱点を見破る「跡部王国」なる技を使う。スケスケだぜ!!

棍棒などの鈍器による技として登場。プレイヤーから七英雄まで使う。
主に腕部の骨を狙って砕いて腕力を下げる、デバフ効果がメインの技。作品によっては骸骨にクリティカルする。
同じような技に「ボーンクラッシュ」「スカルクラッシュ」が存在するが骨砕きが最メジャー。

骸骨姿の幽霊となった夫と息子と幸せに暮らす死霊使いの貴婦人。属性は当然闇。
奥義「ボーン・デスワルツ」は撃つと巨大化した彼女の夫(骸骨)が敵を叩き潰してダメージを与える他、アンデッド化のデバフ効果もある。
「なかなか骨があるわね?」

  • 全国猫の生活保護連合(霧にむせぶ夜)
欲望だけで地球の自然を破壊してゆく人間の愚かさに憤った達。
霧の夜の緊急会議で、新たに発見された人間だけを殺す毒物「リロコトヒ」を用いて、人間を皆殺しにすることを決定、実験台として通りすがりの女性を一人、一瞬で骨に変える。

アイヌの占い師。シラッキカムイ(白狐)の下顎の骨を頭に載せ、落ちた時の形で吉凶を占う。

  • エンマ(エンマ)
閻魔王の命を受け、冥府から遣わされた少女。
無意味な殺生を行った、あるいは行おうとする者の前に現われ、説得に応じる様子が無ければ全身の骨を抜き取り裁きを下す。

鼻毛を突き刺した相手の全てを吸い尽くし、骨だけにしてしまう奥義「骨骨行(こつこつい)(けん)」を使う。
ボーボボに使ったところ、なぜかティラノサウルスを発掘してしまった。
「太古のロマン 太古のロマン」

  • 将太朗(B壱)
B壱→B-ONE→Bone(骨)というオサレタイトル漫画の主人公
道化師としての能力「狂骨」は、動物の骨や角などをくわえることでその生物のような特性を発揮することができる。
では、その能力で自らの骨の力を引き出すと…?

地下世界に住むモンスターの兄弟。種族がスケルトンなので骨で戦うことが出来る。
相手の攻撃が避けゲーというスタイルなので絵的にどういった演出なのかは不明だが、
流れてくる骨を「あおこうげき」で自由に動けずジャンプしかできなくなった状態で避ける攻撃をしてくる。
ちなみに骨には青い骨が混じっていて、こちらは動いているとダメージを受ける(動かないことでやり過ごせる)。

  • シグ (竜童のシグ)
標的の体から骨を抜き取る「抜骨法」の使い手。
完全に抜き取って殺害するだけでなく、骨の位置をずらすなどして一定時間無力化するようなことも可能。



追記・修正は骨太な人がお願いします。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • 武器
  • 打撃武器
  • 投擲武器
  • 武器項目
  • 脊椎動物
  • 鈍器
最終更新:2024年10月14日 10:07

*1 ハワイやキルギスではサメの歯を並べて木の棒に取り付けたものがそれぞれ「レイオマノ」「デルピューチェ」という名で呼ばれている。

*2 ただし矢につけたものは『骨武器得意』の補正がのらない

*3 「ジェイソン・カルロス・ボーン」という名前らしい。

*4 文字だと分かりづらいが本人の指と骨の指を絡ませるように持つ

*5 とはいえ、作品自体に嫌な印象は全く抱いていない模様

*6 本人は武器と見做されるのは心外と言っている