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警察(スーパーヒーロー・フィクション)

登録日:2020/02/07 Fri 23:56:00
更新日:2026/05/19 Tue 16:47:35
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警察とは、法治国家において治安維持、容疑者の逮捕、交通取り締まり等を行う組織のことを指すが、本項目ではスーパーヒーロー・フィクション、いわゆるスーパーヒーロー物の世界における警察について記述する。



【スーパーヒーロー・フィクションにおける警察】


スーパーヒーロー物の世界は基本的に現実の世界に即していることが多いため、当然法治国家では警察、あるいはそれに準する組織が存在する。

業務内容も基本現実と同じで、容疑者の逮捕や交通の取り締まりなど。市民を守るために戦う立派な人物から、下手なヴィランより質が悪そうな汚職警官までピンキリなのも現実と変わりない。

「トップ10」というアメコミにはおもちゃの兵隊を自由に操ることが出来る、新人刑事の「ロビン・スリンガー」というキャラクターがいるが、警察関係のヒーローはあまり多くない。


【スーパーヒーローである警察】


警察がヒーローになるフィクション作品もあり、以下のようなパターンがある。
  • 警察組織の一部に特殊なチームが編成されており、通常の装備では対抗できない犯罪者を専門的に取り扱う。パトレイバーシリーズの特車二課は代表例だろう。
  • 高度な犯罪を専門とする国際的な警察組織、警察よりも枠組みの広い宇宙警察など、既存の警察とは別に編成された特殊警察。著名な事例としては国際警察から派遣されたパトレンジャーや宇宙刑事シリーズなど。

警察である理由は主にヒーローが警察官よりも強力な兵器で武装して戦うことへの理由付けであり、作風自体が刑事ドラマ風になるとは限らない。
例えば立ち位置なら警察らしく制圧を目的に戦う作品もあれば、或いはヒーローらしさに重きを置いて悪党を容赦なく成敗する作品もある。
武装なら拳銃などの警察らしい要素をモチーフにする組織もあるが、特殊警察であることを理由に実際の警察とは似ても似つかぬ武器を使う組織もある。
ここら辺は作品によって多種多様であり、どこまで現実の警察モチーフを押し出すかで作品の個性が決まる。
また、同じく公的な存在であっても警察ではなく軍隊よりの組織もあるがそれについてはこの項目では割愛とする。


【ヒーローとの関係性】


ピンからキリまで。
良好なケースも多いが、悪い場合はとことん悪い。

そもそも犯罪者を捕らえる…というとヒーローそのものに見えるが、正しく書くなら「法を犯した者」に対して拘束したり場合によっては武力も行使されるのも警察という国家権力のみに許されるものである。
つまり、警察が行使する権力の対象に倫理的な善悪は全く関係がない。法に従わない者とされればたとえ倫理的に善人でも警察権が行使され、囚われの身となりうる。
よって、原則彼らにとってヒーロー活動とは極端な話、私刑行為や地下組織、場面設定によってはテロ組織に他ならないのである。

「法で裁けない悪を断つため活動する」という主義のダークヒーローの場合、ヒーロー自身が好んで警察・公権力を敵視せずとも反目関係は当然と言って良い。
現に活動初期のバットマンやスパイダーマンは警察に逮捕されかけることも多々あり、ロールシャッハに至っては実際に作中で逮捕されて刑務所行きとなっている。
初代・必殺仕事人の一人、かんざしの得物が有名な秀もお尋ね者となって江戸を離れた。
ちなみに私刑を行なうヒーローは基本的に警察との対立を極力避けているが、ウルトラ・スーパー・デラックスマンのような例外も存在する。

その一方では武器となるはずの法律が時に足枷となって許しがたい悪人に手を出せない状況に直面する事が少なくなく、悪人の被害によって大切な存在を奪われた人間の心情を二の次にする形で悪人の人権を守らなければならないなどの不条理に(警察も市民も)苦しめられる場合もある。
また、現実でもフィクションでも権力を悪用して汚職に手を染めたり市民を虐げたりする警官が少なからず存在しており、それが原因で警察の信用を失ってヒーローの需要が後押しされる事も。
暴力団の源流の1つである「侠客の親分」が義侠としての側面を強調されて創作によく現れるのも、その裏返しと言って良い。公権力が民衆の味方ではない背景がある時には、公の対抗勢力こそ民衆のヒーローになるのだ。

ヒーローの所属集団が警察組織の一部である場合も手柄を奪われるなどの理由で対立したり、そもそも宇宙警察のような地方警察とは別組織で非常時以外に全く接点がなかったり…

それでも社会正義を守るという目的は共通しているため、最終的には協力して巨悪に立ち向かうという展開が殆どである。『ダークナイト ライジング(映画)』などが分かりやすい。

また、警察という立場でありながらヒーロー活動に理解を示し、積極的に協力する人物もわずかながら存在する。バットマンシリーズのジム・ゴードンなどはその典型といっても良いだろう。


【スーパーヒーロー・フィクションの世界の警察の悲哀】



まぁ聞け。同じ銀行強盗にしろアブゾービングマンのような我々の手には余るスーパービランもいる。いつもスパイダーマンが来てくれるとは限らんのにな…

ユニオンスクエアで本物の地獄の蓋が開いたことだってある。アレが何だったのか知らんが、私のような人間ではまるで理解できない言葉を話しておった

それでも行かねばならん。自分の母親そっくりに姿を変える怪物相手に銃を撃たねば…


基本的にスーパーヒーローが存在する世界ではそれに対抗するヴィランや怪人も、何らかの特殊能力を持っていることが多く、ヴィランや怪人の中には単騎で世界を滅ぼせるような存在もおり、警察どころか軍隊ですら太刀打ちできるような存在ではない。
ヒーローの一団が何かの警察組織に属する作品でもこれは同じ。

一般市民であればその場から逃げても誰にも責められないだろうが、市民を守る義務を持つ警察はそういうわけにはいかない。するとどうなるか。



スーパーヒーローに匹敵・あるいは凌駕する能力を持つヴィランや怪人に、拳銃一丁で立ち向かわなければならないという事態が発生する。



当然そのような貧弱な武装でヴィランや怪人を無力化することなどできるはずもなく、大抵の場合は良くても撤退を余儀なくされる前座扱いで、最悪殉職し二階級特進、あるいはヒーローを罠にはめるための人質になる事も。
そもそもフィクション世界広しといえど、日本でこれより強力な武装を持ち出せるのはおそらくこの警官くらいだろう。この警官もフリーザすら無力な部下に戦車一丁やらバズーカ一丁やらで立ち向かう…というよりその部下に対する攻撃にしか使わない

故に、ヒーローものの警察それと軍や特殊部隊は大体引き立て役(ヴィラン側でいえばショッカー戦闘員クリボーに相当)というのが現状である。そもそも警察だけで何とかなるような世界じゃヒーローなんて必要とされないしね

本項冒頭のセリフは「グウェンプール」に出てくる悪徳警官のものだが、この言葉がヒーローのいる世界で戦う警察が直面する現実を端的に表しているといえる。

リアルなことを言うと、警察では普通の軍隊にも対抗不能であり、2.26事件においては出動した警視庁の対テロ特殊部隊が逆に人質にされるという悲劇を生じている。・・・重機関銃を突き付けられては、拳銃や良くて狙撃銃しか装備していない警察官には勝ち目など無いし、精々拳銃を防ぐ程度の防弾チョッキでライフル弾を防げる訳も無い。

それでも彼らは戦うのである。例え特殊能力が無くても、1人でも多くの市民を救うために。

スーパーヒーロー物の主役は当然ヒーローであり、彼らの活躍に目が行くのは当然のこと。だからこそ、その世界でヒーローと同じく正義のために身を粉にして戦う警察の存在に、時々は思いを馳せるべきなのかもしれない。



【具体例:特撮】


仮面ライダーシリーズ

仮面ライダー

1号らとともにショッカーと戦った滝和也はFBIの捜査官であり、FBIの情報網を駆使してライダーをサポートした。
回によってはアメリカ本国から他の捜査官が派遣されることもあったが、ショッカーの手にかかって殉職することも多かった。
また当初日本の警察はショッカーの存在を把握していなかったが、ゲルショッカーの頃には警察もある程度捜査をしていた。

スカイライダー

多数の人間がネオショッカーに生け捕られた第5話においては仮面ライダーが怪人や戦闘員を排除し、海上保安庁が救出された人質を治療・輸送すると言う連携を取っている。


仮面ライダーBLACK

仮面ライダーBLACKこと南光太郎とともに暗黒結社ゴルゴムと戦った滝竜介が登場。彼はインターポールの捜査官にして秋月信彦の所属していたサッカー部の先輩でもある。
一方でゴルゴムの宣戦布告の際に多数の警官隊が出動したが、大怪人の前に敵うはずもなく、いいようにやられていた。

仮面ライダークウガ

2000年に放送された特撮作品。個人としてのヒーローと組織としての警察を深く描いた作品であり、今でも関係性の例として挙げられることが多い。
最初は未確認生命体4号ことクウガの処遇で一条薫ともめることもあったものの、後には怪人の爆発被害を避けるため連携して戦場を地下に移動したりと被害を抑えるために協力し合っている。
警察の装備も話が進むにつれ強化しており、最終的には幹部クラスの怪人を警察だけで倒すという快挙も成し遂げた。

仮面ライダーアギト

登場する仮面ライダーのうち、仮面ライダーG3およびその系列はアンノウンに対抗するため警察が運用している装備である。
天才・小沢澄子が開発した、超常科学などが無い純粋に人間の科学力で生産された装備(スーツも、転送といった都合の良い設定はなくいちいち手作業で装着する必要がある)であり、それを以ってアンノウンと戦うさまは他の仮面ライダーたちにはない特徴を擁している。
最終回における、どこまでも人間として戦う氷川誠のその姿に惚れた視聴者も多いのではないだろうか。
後の時代の『仮面ライダージオウ』では全国にG3を配備する計画も進んでいる。
一方で、上層部は『クウガ』に比べていささか…というか結構無能。

仮面ライダー龍騎

物語に警察は殆ど関わらないが、シリーズ初の刑事ライダー・須藤雅史/仮面ライダーシザースが登場。
裏では相当ヤバいことをした汚職刑事であり、作中ではその汚職がバレそうになったが……?

仮面ライダー555

物語と直接は関係しないが、オルフェノクによる不可解な殺人事件を捜査する添野錠二と部下の沢村が登場。添野は常に仁丹を服用している。
スマートブレイン社の圧力で捜査は中断されてしまうが、オルフェノクに対抗する必要は確かにあった。しかし、その手段は……。詳しくは南雅彦を参照。

仮面ライダーW

本作に登場する仮面ライダーアクセルの変身者・照井竜は風都署に属する人物である。
ただし、元々復讐目的で能力を手にした経緯もあってか警察組織にも自身が仮面ライダーの変身者であることは隠しており、組織としての連携はしない。
一方、左翔太郎と親しい刃野幹夫がしばしば翔太郎に手柄と引き換えに捜査情報をリークしており、裏ではヒーローと警察の協力関係が築かれていたりもする。

仮面ライダーウィザード

第1話で仮面ライダーウィザードこと操真晴人に救われた大門凛子は警視庁鳥居坂署所属の刑事であり、その後は魔法を使えない自分に代わって人々を守る晴人のサポーターを買って出た。
更に中盤からは警視庁国家安全局0課の木崎政範も登場。
当初は晴人を「化け物」呼ばわりし、敵視していたが、物語を通して良き理解者となり、凛子の上司として彼の戦いを支え続けた。
本作の怪人であるファントムには戦闘力という枠組みでは圧倒され後手に回っているが、情報戦では勝っており本作の黒幕の情報を掴んでいる。

仮面ライダードライブ

久しぶりの警察官である仮面ライダー。警視庁特状課に所属する刑事・泊進ノ介が変身する。
当初は警察組織にも秘密にして戦っていたが、理解者が裏で念入りに根回しした努力もあり終盤には公的に警察官としてかつ仮面ライダーとして戦うことができるようになった。

仮面ライダーゼッツ

警視庁公安部の特殊部署「怪事課」に所属する刑事、富士見鉄也と南雲なすかがレギュラーとして登場。
夢の中で暗躍する怪人「ナイトメア」による怪事件「ブラックケース」に関する捜査を行っている。
だが、非科学的な存在であるナイトメアのことは上層部から全く信じられておらず、捜査拠点すら与えられず警視庁隣に停車しているトラックを事務所代わりにしているほどで事実上の窓際部署となってしまっている。
挙げ句の果てに「税金の無駄」として解体が決まってしまうがその後実際にブラックケースに該当する事件が警視庁内に起こったことで非公式の活動として存続することに。
そしてブラックケースに関して深く関わっている主人公・万事莫と接触したことをきっかけに、彼とやや強引な形ではあるが協力関係となる。
初期のトラックは解体と同時に追い出されてしまったため、現在は莫の拠点「ゼッツルーム」を事務所代わりにしている。

スーパー戦隊シリーズ

ジャッカー電撃隊

犯罪組織クライムに立ち向かう国際科学特捜隊のサイボーグ刑事。
そのメンバーの一人であるハートクイン/カレン水木は麻薬担当刑事であったが、クライムの報復に会い定年退職間際だった父と自身の両腕を失った。
カレンは鯨井長官に自身に両腕と父への復讐を欲して自らサイボーグ化に志願。他のメンバーと共にクライムの戦いに身を投じる。

バトルフィーバーJ

メンバーの一人・ミスアメリカ/ダイアン・マーチンがFBI秘密捜査官。父ボスナーと共に来日した際に、父を秘密結社エゴスに殺された事からバトルフィーバー隊に入った。
二代目ミスアメリカの汀マリアも元FBI秘密捜査官で、過去にボスナーから指導を受けていた。

電子戦隊デンジマン

メンバーの一人・デンジグリーン/緑川達也が元・警察官。
父をベーダー一族の怪人・ムササビラーに殺されたためデンジマンとなったが、刑事としての交友関係を活用しベーダー怪人の巻き起こす事件の調査も行うことも。
緑川の元同僚の婦人警官、松尾千恵子もレギュラーとして登場し、緑川達とデンジマンに何かしらの関係があると睨んで正体を追っているが、基本的にはベーダーの悪事に巻き込まれて不憫な目に遭う不幸系コメディリリーフに終わることが多い。

太陽戦隊サンバルカン

劇場版で子供達を誘拐したブラックマグマにパトカー二台で立ち向かう警官が登場。
誘拐即座に駆け付け、短機関銃どころか、武装ヘリコプターや無反動砲まで持ち出すブラックマグマの攻撃にも全く怯まず、子供達を救出せんと奮戦するも、最期は無反動砲の集中砲火を浴びてパトカーが転覆・爆発して殉職。
惜しくも力及ばなかったとはいえ、その気迫にはブラックマグマもかなり焦っていた。

激走戦隊カーレンジャー

「正義の交通ルールを守りましょう!」
途中から参戦したシグナルマン・ポリス・コバーンは宇宙警察から単身赴任で地球にやってきた警察官。
陣内恭介らメインの5人とは装備はもちろん由来からして全然異なるという異色の追加戦士である。
交番勤務なのに巨大ロボなどを使っているが、巨大化して暴れ回り平和な星を花火にする暴走族とかいるヤバい世界観なので装備としては妥当と思われる。

救急戦隊ゴーゴーファイブ

メンバーの一人・ゴーイエロー/巽ダイモンが元首都警察巡査。
ゴーイエローのスーツは、常に警察本部との連絡が取れるように作られており、しかも警察に届いた新情報がいち早くイエローに通達される情報共有システムが組み込まれているという設定である。

未来戦隊タイムレンジャー

「ロンダーズ!時間保護法違反により、逮捕する!」
浅見竜也を除く初期メンバーはいずれも30世紀に存在する時間保護局の特殊部隊「タイムレンジャー」であり、30世紀から20世紀に刑務所ごと逃走してきた犯罪者の逮捕を目的としている。
あくまで逮捕が目的であり、圧縮冷凍刑の状態に戻すのみで殺害はしていない。
また、物語中盤では浅見グループの出資で対ロンダーズ用の民間警護会社シティガーディアンズが設立されているが、リュウヤ隊長によると、この組織を発展させる形で発足したのが、30世紀における警察機構であるインターシティ警察なのだという(ユウリもインターシティ警察に所属している)。
一方、通常の警察はシティガーディアンズの登場によって完全にお鉢を奪われてしまったらしく、劇中では竜也がシティガーディアンズの下働き同然になってしまった警官を目にして「今や警察もシティガーディアンズの指揮下か」と呟く場面もあった。

特捜戦隊デカレンジャー

「S.P.D.!!」
燃えるハートでクールに戦う宇宙警察S.P.D.(Special Police Dekaranger)の5達(+α)。
宇宙人が普通に地球で暮らしている世界観であり、ボスことドギー・クルーガー率いる地球署に所属するメンバーたちが主人公である。
アリエナイザーをデリートする(死刑にする)際にはジャッジメントタイムで裁判を挟んでいるのが特徴。
数十秒で判定が下されているように見えるが、これは時間の流れが通常と異なる惑星に通信してしっかりと裁判をしたうえで判決を下してしているという設定がある。
実際、別件の犯罪の罪まで着せられそうになった暴れ者にはデリート不許可の判決が出ており、死刑に処するのではなく確保する事態になった。
なお、同作でも地球の一般の警察は存在しており、彼らに太刀打ちができない事件が起こるとS.P.D.に出動要請が下される。

炎神戦隊ゴーオンジャー

ゴーオンブラック/石原軍平は元は警察に属していた。
しかし、異世界からの侵略者である蛮機族ガイアークに対し法整備が追い付かないのか「警察は手を出してはならない」とされてしまったため、警察を辞して非公的集団である戦隊のメンバーになったという経緯を持つ。

警察戦隊パトレンジャー

「国際警察の権限において、実力を行使する!」
第1話時点では異世界犯罪者集団ギャングラーに対抗できる手段がなく歯がゆい思いをしていたが、装備が支給されたことにより戦えるようになった。
パトレン1号/朝加圭一郎をはじめとして元々警察だけのことはあり、一般の警察との関係も良好である。VSシリーズでは市民の通報を受け、敵を追ってとはいえ抜き身の長剣を手に街中をうろつく不審人物の身柄確保したこともある。
序盤ではルパンレンジャー側の事情を知らなかったため、被害を抑えるためルパンコレクションを回収せずに敵を倒すことを優先するせいで一悶着起きることも……。なお、あくまでギャングラーと戦闘するのは市民の平和を守ることが主目的であるため、自首してきたギャングラーと司法取引を行い安全を約束するという動きをとったこともある。
PR映像を撮影し公開したりといった甲斐もあってか公的な組織として認知されており、作中では彼らをモチーフとしたお菓子も販売されている。

爆上戦隊ブンブンジャー

ブンブラック/阿久瀬錠がこのカテゴリ。階級は巡査。
本編当初は、大宇宙侵略大走力団ハシリヤン苦魔獣女装させられたり振り回されたりとあまりいい所がなかったが、市民を守る意志は本物。
国際宇宙対策組織「ISA」の細武調との接触を経て、ISAとブンブンジャーの連絡係兼ブンブンジャーとなる。
一方、宇宙にも「大銀河警察」なる警察機構が存在するようだが、どうやら裏ではハシリヤンとズブズブに癒着しているらしく、劇中でも逮捕されたハシリヤン走大将ワルイド・スピンドーが監獄の中で贅沢三昧の日々を送りながらシャバの部下と普通にコンタクトを取っている始末である。
…そして地球でも残念な事に権力癒着が一時そのレベルに達しかけたものの、最終回で細武らが「ISA」上層部のハシリヤンとの癒着を世間に告発。
結果直接ハシリヤンと交渉していた「ISA」トップと会社社長は一般警察によって逮捕。「ハシリヤンとの繋がりを欲しがった黒幕達」自体は(最終回でスピンドーがブンブンジャーに撃破されたのもあってか)パイプとなった2人を切り捨てる事で難を逃れた事もあり、「取引先が公に認可されかけるも結局反社認定された上、汚職判定も下った事による逮捕」という嫌に現実的な顛末となった。

ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー

ゴジュウユニコーン/一河角乃が元警官。階級は不明。
しかし、物語開始前に誘拐された妹・緒乙の容疑者に対し無実で誤認逮捕だったにもかかわらず、捕まえたいという想いが先走って彼に暴行まがいの過剰な聞き込みを行ってしまい、辞職せざるを得なくなった。
現在は探偵に転職しているが、設名新に捕縛された際に見せられた「理想の夢」の中で派出所に勤務していたため、まだ警察業への未練があるのかもしれない。

メタルヒーローシリーズ

宇宙刑事ギャバン

主人公・一条寺烈は銀河連邦警察に属しており、地球に派遣されてきた。
このコンセプトは後続の『宇宙刑事シャリバン』『宇宙刑事シャイダー』にも引き継がれており、前述の『特捜戦隊デカレンジャー』(筆頭に、『海賊戦隊ゴーカイジャー』などの歴代スーパー戦隊)と世界観を共有、各媒体で共演もしている。

機動刑事ジバン

「対バイオロン法・第一条。機動刑事ジバンは、いかなる場合でも令状なしに犯人を逮捕することができる!」
主人公・田村直人はセントラルシティ署の刑事だが、「警視庁秘密捜査官警視正・機動刑事ジバン」というもう一つの顔も持ち、対バイオロン法に基づきバイオロンと戦っている。
その対バイオロン法がとんでもなくガバガバな法律なのを気にしてはいけない。
なお、ジバンの正体は機密事項扱いとなっているため、セントラルシティ署の刑事としての直人には特にこれといった特別な権限は与えられていない。

特警ウインスペクター

いわゆるレスキューポリスシリーズ1作目。後続の「特救指令ソルブレイン」「特捜エクシードラフト」とは同じ世界観である。
主人公らは警視庁特別救急警察隊所属であり、今までの超大規模な悪の組織に対抗するメタルヒーローたちとは趣が異なり災害・人間の悪人に対応する方向性となっている。
その目的としては装備が威力過剰に思えてくるのはご愛敬。相手もなにやらすごい事になってるのが多いのである。

特捜エクシードラフト

先述通り基本的にはウインスペクターと同じだが、中盤からは殉職した中南米秘密捜査官のデビット秋葉と同化した宇宙捜査官が準レギュラーとして登場。
秋葉と相討ちになったカルロス東郷に同化した宇宙犯罪者を追跡しており、捜査の過程でエクシードラフトと何度も共闘している。

特捜ロボ ジャンパーソン

「私は警官ロボット。悪を倒すために生まれました!」
主人公・ジャンパーソンは、かつて警察ロボット・MX-A1であった。
警視庁科学捜査開発研究所によって超高性能警官ロボットとして開発された彼は、「悪を倒せ、悪を破壊しろ」という完璧すぎるプログラムによって暴走。
その行き過ぎた正義による過剰な破壊行動を恐れた上層部によってMX-A1は破棄。その境遇に同情した三枝かおるは、僅かに機能していた「生きたい」という気持ちを読み取り、独断で彼をジャンパーソンに改造した。
その過去が発覚する回では、消去されたはずのMX-A1時代の記憶によるジャンパーソンの苦悩が描かれている。
さらに、最終回ではビルゴルディこと帯刀龍三郎を倒すためにこれまでの機能を停止させてMX-A1の記憶を復活させている。
「ターゲット・ビルゴルディ……破壊する!」

ブルースワット

ブルースワットのメンバーの1人であるサラはロサンゼルス市警特殊部隊S.W.A.T.の元隊員。
ある時エイリアンにインヴェードされたテロリストと交戦した際、状況を見ずに突撃した結果チームメイトを全滅させたことで「地獄帰りのサラ」とあだ名されてしまった過去があり、その後S.W.A.T.を退職して放浪していたところをブルースワットにスカウトされた。

ビーロボカブタック

婦警ロボット・AP717が登場。
朝日町の婦警・中野美樹とコンビを組んでいるが、彼女のいい加減さに呆れてしまう事が目立っている。

テツワン探偵ロボタック

レギュラーとして唐松刑事が登場。
主人公・カケルの叔父・杉薫の警察時代の先輩刑事で、神出鬼没の怪盗チェリーの逮捕を目標として掲げている。
中盤からはパリ市警から派遣されたワンダータイプロボット・モグラッキーも登場し、唐松の下で働くことに。


その他特撮作品

ロボット刑事

主人公のK(ケイ)は、警視庁特別科学捜査班に所属する犯罪捜査用ロボット刑事。
通常は赤いブレザーに黄色い帽子姿だが、犯罪組織バドーのロボットを発見するとブレザーを脱ぎ捨て戦闘モードに移行する。

ロボット8ちゃん

警察官ロボット・エバポリスが登場。
ロボット社会の平和を守る実直な性格だが、融通が利かなくていかつい顔に見合わず気弱な所も。
武器は正式拳銃と警棒で、下半身を小型パトカー・エバポリスカーに変形させて走行可能。

電脳警察サイバーコップ

正式名称はZero Section-Armed-Constable(0課装甲警察部隊)、通称ZAC。
西暦1999年のテクノポリス・東京シティに突如出現した犯罪組織・デストラップに立ち向かう警視庁の特殊チームである。
主人公のジュピター/武田真也をはじめ、メンバーは「サイバービット」と呼ばれる最先端の強化スーツに身を包み市民の安全を守るために戦うが、世間全般から「ブチ壊し屋」という苦情にも見舞われている。
そんな彼らだが、休暇時にはレクリエーションルームで待機し、ロックバンドもやっている。オッカケもそれなりにいる模様。
特別公務員条例第198条「緊急時における休暇の権利の剥奪」によってライブを中断されるのが悩みの種。

超星神グランセイザー

大地のトライブに属するセイザートラゴス/神谷豪は普段警察官を勤めている。
生真面目であるが故、ちょっと考え込み過ぎるのが玉に瑕。
他にも彼の先輩にあたる鳴海巡査や高山刑事がゲストキャラとして登場する。
また、第36話では宇宙警察官のアジャンテ星人フリードが登場。セイザーダイル/秤谷仁と共闘し、クリミネル星人を倒した。

魔弾戦記リュウケンドー

主人公・魔弾剣士リュウケンドー/鳴神剣二と不動のおっさんこと魔弾銃士リュウガンオー/不動銃四郎は、あけぼの署に所属する刑事にしてジャマンガの脅威に立ち向かう秘密組織SHOTの隊員でもある。
SHOTはあけぼの署の地下を拠点としており、隊員も普段あけぼの署の職員として働いていたりするが、実際には警察とは異なる独立した組織である。
なので警察自体は例によってあまり…というかほとんど役に立たない方の警察となっている。
現場の警官は市民を守ろうと魔物に立ち向かう善良な者が大多数だが、上層部は「お役所仕事」「事勿れ主義」を絵に描いたような顔ぶればかりであり、市民を庇って魔物に発砲した警官に始末書を書かせるという所業に出たことも…
当然ながら、市民からは全くあてにされていない。

快傑ズバット

主人公・早川健の親友である東条進吾は、警視庁八課の課長であり、ズバットの正体を知る唯一の人物でもある。
行く先々で悪党達に立ち向かう早川に協力し、ズバットが倒した敵ボスを逮捕するのも彼の役目である。
その一方で、警察内でズバットの暴力行為を問題視する声がある事に頭を悩ませている。
また終盤では、国際秘密警察の捜査官である神竜伸介も登場したが…

ロボコップ

アメリカ・デトロイトの警察を買収・民営化した巨大複合企業オムニ社のサイボーグ計画により誕生した犯罪防止捜査官。
殉職した警官アレックス・マーフィーの臓器を生体部品として再利用しており、法的に人間扱いされていないために人権も持たないが、思考の基本はマーフィーのものである。
電子頭脳には4つの指令が組み込まれており、うち3つは「一般市民の信頼に応える」「法を尊守する」「罪のない人々を守る」という人道的なものであるが、最後の1つは「オムニ社役員への敵対行動の禁止」という制作企業の私利私欲のためのものであり、逆らうと機能を低下させられてしまう。
シリーズを通してオムニ社役員が宿敵として登場するこの作品において、この第4指令は度々ロボコップを苦しめる事となる。

人造人間キカイダー

ダーク破壊部隊から人々を守って戦っていたジロー/キカイダーだったが、物語後半において様々な不運が重なった結果、光明寺博士殺害の濡れ衣を着せられ逮捕されてしまった。
しかもロボットであるジローには法律上一切の人権が認められていない(証拠品・凶器扱いになる)ため、警察はまともな裁判にすらかけずに彼を解体することを決定。証拠隠滅
「抵抗すればますます不利になる」と考え最初は大人しくしていたジローだったが、最終的には解体作業に立ち会った警察官と科学者を薙ぎ倒して脱獄。遂には証拠品扱いにも関わらず全国指名手配までされてしまった。
最終回で光明寺博士の生存が判明したため疑いは晴れ、刑事達もジローに対して非礼を謝罪したものの、人々を守るヒーローが数話に渡って警察から追われる身になる衝撃的な展開は当時の視聴者の度肝を抜いた。

イナズマンF

第一部『イナズマン』では超能力者の少年少女で構成された足手纏いの地下組織「少年同盟」と行動を共にしていたイナズマンこと渡五郎だったが、第二部となる『F』ではインターポールから派遣されたサイボーグ捜査官、荒井誠が登場。
情報提供だけでなく、自らもショットガンを手に果敢にデスパーと戦い、私生活でも五郎にセーフハウスを提供したり、余暇には共に保養地に出かけたりと公私共に良き相棒として活躍した。

電光超人グリッドマン

桜が丘署のコガネモチ小金村巡査が登場。
直人達からはよくからかわれており、劇中でもカーンデジファーの悪事で酷い目に会う役回りが多いが、警察官としての使命感は本物であり、一平を人質にした殺人犯を逮捕する大手柄を挙げたことも。
第27話で別の署に転属となり、代わって関西出身のクチガサキ尼崎巡査が赴任してきたが、こちらは小金村巡査と比べるとイマイチ頼りない。

パワーレンジャーS.P.D.

先述したデカレンジャーの北米リメイク版。
やはりこちらも宇宙警察S.P.D.(Space Patrol Delta)所属の刑事達であり、近未来アメリカのニューテックシティを舞台に宇宙犯罪者達と戦っている。
基本的には原作と同じだが、こちらでは通常の犯罪者に加え、トゥルービアン帝国という明確な戦う相手が存在するのが特徴。
そもそもS.P.D.自体がアヌビス・クルーガーの故郷である惑星シリウスで結成された対トゥルービアン防衛組織を発展させたものであり、いわば警察であると同時に銀河規模の正規軍のような存在としても描写されている。
また、原作と異なり倒した敵は殺害せず、カード状の牢獄に封印して生きたまま拘束している。
因みに、パワーレンジャーシリーズでは警察関係者の戦士は意外に少なく、S.P.D.の他にはタイムフォースレンジャー(タイムレンジャー)と、元警察官のフリン・マカリスター/レンジャーオペレーターシリーズブルー(ゴーオンブルー)くらい。

ドゲンジャーズ

シーズン4「ドゲンジャーズ メトロポリス」の主人公である白石循/特務警察ヒャクトーバンの職業が警察官。
同作の舞台である福岡では「実在するヒーロー」と「実在するワルモノ(怪人)」が日夜戦いを繰り広げている影響で本来の正義と悪者である警察、ヤクザなどが軽んじられており、それに対抗して「警察製のヒーロー」と「ヤクザ製の怪人」が生み出され……というのが物語の発端になっている。
その成り立ち上「警察のヒーロー」である事をアピールせねばならないため、ヒャクトーバンのスーツや装備は制服やパトカーを意識した如何にも警察らしさを連想させるデザインなのが特徴。
ドゲンジャーズのヒーローは大体赤とか金色とかの暖色系が多いので差別化にもなっている。
装備の名前も拳銃が「ヨザクラ」、誘導灯(型の特殊警棒)が「ニンジン」など警察内の隠語がそのまま使われている。


【具体例:漫画・アニメなど】


僕のヒーローアカデミア

「敵(ヴィラン)受け取り係」。作中でも言及されているこの一言で扱いの悪さは察せるだろう。それぞれが事務所に所属し活動する個性(特殊能力)を持ったヒーローに対し、組織として代替可能な人員でやっていく必要のためか警察官個人個人が個性を持っていたとしてもそれを使い華々しく敵と戦うという事は行われていない。ヒーローが確保した敵を単に受け取ることが多いのである。しかし近年の治安悪化に対しそれを変革する動きもあるようで……

残念女幹部ブラックジェネラルさん

元ヒーローであるウサの主導の下「怪人対策課」が新たに設立されている。
ヴィランもヒーローも平等に取り締まりの対象とする第三勢力であり、ヒーロー自体の歴史が浅いこともあってこの手の作品としては珍しくヒーローや悪の組織と同格の存在として扱われている。
取り締まり第一号が変身すると真っ裸になる初期メンバーの一人だったのはご愛敬。

勇者エクスカイザー

いわゆる勇者シリーズの1作目。
主人公のロボ達は宇宙海賊ガイスターを追って地球にやって来た宇宙警察カイザーズのメンバーである。
警察要素は控えめで、毎回ガイスターの繰り出す破壊メカを倒すという王道のヒーロー展開だが、ガイスター幹部と直接戦う際には生きたまま逮捕を試みる場面もしばしば。
最終決戦では本格的にガイスター逮捕に乗り出した。

太陽の勇者ファイバード

宇宙警備隊の一チーム・ガードチームのリーダーであるガードスターは、佐津田刑事の所有するパトカーと融合している。
普段は彼と行動を共にして現場へ行くが、ドライアス軍団の出現を聞くと佐津田が動かなくても警察署から現場に急行する。
佐津田も当初は気付かなかったものの、正体が発覚した後も協力関係を築き上げた。
最初はよくある引き立て役だったが、最後は頼れる仲間になった珍しい警察キャラである。

伝説の勇者ダ・ガーン

地球を守る勇者のリーダーであるダ・ガーンは、普段は主人公・高杉星史の実家の隣にある交番のパトカーに憑依している。
基本的に根本正巡査がパトロールする際に使うが、オーボス軍襲来時に星史の連絡を受け急行するため、根本は誰かが勝手に乗り回していると勘違いすることが多い。

勇者特急マイトガイン

「ヌーベルトキオシティきっての敏腕刑事」を自称する小沢昭一郎が登場。
ヌーベルトキオシティにはびこる数々の悪党たちを前に張り切るものの、大型メカを駆使する犯罪者には歯が立たず勇者特急隊に助けられるのが物語の定番であった。
一応、勇者特急隊に倒された悪党を逮捕する場面があったり、終盤では弱体化したボスを追い回すなど、本筋から逸れたところではちゃんと職務を遂行している。

勇者警察ジェイデッカー

「ホールドアップ!ブレイブポリスだ!」
勇者シリーズ5作目。
デッカードを初めとした登場ロボは警視庁に設置されたロボット刑事課・ブレイブポリスのメンバーであり、技術の発達した社会でロボット犯罪を取り締まる。
警察らしさを押し出す作風で、ロボット刑事は基本的にロボットサイズの制式拳銃とメカニカルな警察手帳(勇者警察手帳)を持っており、車両形態では全員が回転灯を備えている。

機甲警察メタルジャック

「鋼の輝き、浮世の闇に!」
「流れる悪事の足音聞かば!」
「討ちて進ぜよう、我らが役目!」
2015年の東京シティの影に潜む犯罪組織イドに立ち向かう三人のサイボーグ。
メンバーは東京シティ警察捜査課の捜査官である神崎ケン/レッドジャックを含め、財前コンツェルンの御曹司・純を庇い瀕死の重傷を負ったが、警視庁の醍醐正尚の手によりサイボーグとして蘇った。
いずれもジャックブレスで戦闘服「ジャックスーツ」をスーツアップ(転送)、さらに強力なロボ・怪物と対峙した際はそれぞれが所有するメカが変形した強化アーマー「ジャックアーマー」とジャックオン(装着)する。

はたらく魔王さま!

作風を反映して、きわめて善良かつ優秀な警察が登場する。物語の開幕早々、異世界の魔王悪魔大元帥を保護する快挙を成し遂げる。その後も魔王と勇者の痴話喧嘩決戦を仲裁するなど、活躍ぶりを見せる。制帽の旭日章を見た真奥はこの世界の騎士かと考えたが、満更間違ってもいない。真奥たちを最初に保護した警ら係のササキは、ヒロインである佐々木千穂の父親である。

ポケットモンスターSPECIAL

国際警察の捜査官ハンサムが登場し、ギンガ団などの悪の組織を追って主人公たちと共闘するほか、ジムリーダーのハヤトも警察の巡査である。さらに第11章の主人公ラクツは子供ながら国際警察の警視であり、ヒロインのファイツはテロリスト(プラズマ団)の残党という、異色かつハードボイルドな物語を展開している。

機動警察パトレイバー

民間に普及した汎用多足式作業機械「レイバー」を悪用した犯罪に対抗すべく、警視庁が新設したレイバー運用部隊「特科(特殊)車両二課」、通称「特車二課」。
最新鋭パトレイバー「AV-98 イングラム」を運用し、レイバー犯罪の取り締まりや事故の救出作業を行う。
だが主役である第二小隊は出動すると度々何かを破壊するため、世間からの評判は最悪。
また一般警察側の刑事もサブキャラとして登場。基本情報収集や逮捕は普通の警官が行い、対レイバー事件(または武装犯罪者事案や重機全般が必要な事案)が確定した場合に特車二課が出動するという分担となっており、
映画版の一つ『WXIII 機動警察パトレイバー』は「特車二課に出動依頼が出るに至るまでの刑事たちの調査」を主軸としていた。

こちら葛飾区亀有公園前派出所

千葉県に限りなく近い東京(両津談意訳)の葛飾区で、超問題児警官両津勘吉巡査長を中心に繰り広げられる笑いあり、人情あり、時折涙ありの少年ジャンプで一番掲載期間が長かった作品。
主人公が警官にあるまじき性格と行動力をしていることで有名だが、掲載期間40年だけあって、警官キャラだけに絞っても結構な人数が登場しており、葛飾署は一般警官も結構な問題児が揃っている。
また、本庁にも優秀なエリートだけど個性が強すぎてまず警官に見えない特殊刑事課*1や、面子の為、犯人役の両津を捕まえる為にルール無視もいいとこの予算投入、超大規模捜査を行ったりと、色々大人げない事をやっている。

ゾイドフューザーズ

「ゾイドのある都市生活」が描かれる作品だけあり、警察に相当するブルーシティ治安局もゾイドを保有し、レギュラーとして登場。
主な戦力はゴルヘックスとアロザウラーで、第9話では高速追跡用のシンカー、第17話では航空部隊のレイノスも登場。機体にはきちんとパトランプも付いている。
Ziユニゾンなどの特殊なゾイドは持たず、悪人の強力な機体相手には後手に回りがちだが、それでもパイロットとしては精鋭揃いであることは随所で描写されている。
中でもチーフのガミーが駆るゴジュラスギガの強さは圧倒的で、街の守り神として市民から親しまれている。
主人公のRDは交通違反(ゾイドでの一般道侵入)の常習犯のため、しょっちゅう彼ら(とその件を報告されたチームメイト達)に搾られている。
終盤、ピアース博士が仕組んだゴジュラスギガ暴走事件の責任を追及されて実戦部隊が悉く配置換えされ、リヒタースケールの息がかかったキュラッシャー隊に乗っ取られてしまったが、ガミーら良識のある隊員達が愛機と共にレジスタンスに合流。
チームマッハストームやブレード達と力を合わせ、リヒタースケールのキメラユニットと果敢に戦った。

遊戯王5D's

ネオドミノシティの警察機構としてセキュリティが登場。
デュエルが全ての世界観なだけあって白バイ隊にもDホイールが配備されている。
中でも牛尾哲は刑事として要所で登場する。
当初は不動遊星が被差別地域であるサテライトの育ちであり、個人的にも公的権力を信用していなかったこともあって「権力の犬」という印象が強い組織だったものの、牛尾との和解や、サテライトの解放によって敵対する理由も無くなり、WRGP編からは遊星達とセキュリティが協力することも多くなった。
また、あるシーンにてモブセキュリティが放った「奴をデュエルで拘束せよ!」という迷言は、遊戯王世界の住人達のデュエル脳ぶりを象徴するセリフとしてよくネタにされる。

サガフロンティア

リージョンの警察機構としてIRPOが登場。
パーティーメンバーにはこのIRPOに所属している捜査官が何人かいるが、全員揃える事が出来るのは変身ヒーローであるレッド編のみ。
このシナリオでは悪の秘密結社ブラッククロス関連の事件の捜査をしていないヤツも何人かいるが、特にヒューズはヒーローの隣で一緒に戦う警察関係者的な立ち位置になっている。
この事もあってか、ヒューズはメディアミックスでは「アルカイザーの正体がレッドである」という秘密*2を知っているという特異な人物になっている。

スーパードクターKシリーズ

医療漫画とはいえ人の生き死にを主題材に扱う以上、自然と警察関係者が出てくる…
…なんて水準止まりではない、ドス黒い犯罪と暴力が渦巻く世紀末医療伝説なので当然頻出する。
ただ、主人公のKAZUYA救世sy…もといガチムチの超武闘派キャラなので、警察を頼ってしっかり共闘する展開は案外少ない。
結局、大事な場面で警察組織は「巨悪に無力な公権力」の役柄になってしまっている。
一方で、警察と切っても切れない仕事である監察医・岩動瀧造がKAZUYAの親友であり、普通の作品の警察とは角度の違う一面も垣間見れる。

続編『K2』では第1話冒頭から「無免許の医者がいる村」という情報をもとに主人公・神代一人が容疑者として目をつけられる展開で、担当刑事の岡本は長い間メインキャラ級だった。
徐々に彼の出番は減っていき、個人として存在感を顕すキャラは消えたものの、単純な犯罪と離れたエピソードでもモブ警察は頻出している。
ダブル主人公黒須一也の医大同級生も監察医の道を志し、岩動の後輩ポジション。
KAZUYA時代と違って巨悪と頻繁にバトルする作風ではないし、現実の社会感覚も変わっているので、あくまで誠実に職務に励む方々が大半。

スマイルプリキュア!

紛う事無き、町の名無しキャラ。
だが、単独項目が立っている。該当記事を参照。


【具体例:アメコミ】


バットマン

ジェームズ・ゴードン本部長をはじめバットマンを信頼する警官もいるが、内心ではヴィランとの戦いに辟易している者も多い。ゴッサム全体を巻き込むような大事件が起きた場合は、敵の策略も相まって抱えたストレスが爆発し、本部長を含めバットマンと敵対することもある。ちなみにゴードンがバットマンとなり警察機構に組み込まれたこともあったが、最終的に失敗に終わっている。

スーパーマン

バットマンとは対照的に強固な協力関係を結んでいるが、ヴィランが強すぎて役に立たないこともしばしば。

フラッシュ

明確に対立しているわけではないが、かといって協力者もいない微妙な関係。ただフラッシュことバリー・アレンは科学捜査官として働いているため、ある意味では自分自身が協力者と言えるかもしれない。また警察とヒーローの間で板挟みになることもある。

スパイダーマン

日常的に生活圏内で発生した犯罪現場に赴き、互いに協力して犯罪者を無力化、後始末を警察に任せるという関係性から良好な間柄。
ベテラン刑事ジョージ・ステイシー、検察官カーリー・クーパー、ヴィジランテ「レイス」としての顔も持つユリコ・ワタナベ、
カーネイジの生んだシンビオート「トキシン」と共生関係となったパトリック・マリガンなど個人的に協力関係を結んでいる者も少数ながら存在するが、
役職に加えてスパイダーマンとの個人的な関係性にヴィランから目を付けられる事が多く、大抵ロクな目に合わずに常日頃から脅威と隣り合わせで殉職した者も結構な数になる。

中の人がピーター・パーカーからオットー・オクタビアスに取って代わられていたスーペリア・スパイダーマン期には、
受動的で後手に回りやすく理想を追い求めるピーターのやり方から能動的であくまで現実主義な目線で事前策を街中に張り巡らせ
大量殺人を働いた凶悪犯を殺す事も辞さずに犯罪者に容赦しない制裁を加える「目には目を」を地で行く姿勢が
NY市長となったJ・ジョナ・ジェイムソンに掌返しで同調され、彼との繋がりで警察組織との独自のコネを築き上げる。

結果、いちヒーローとして経歴・素性を一切明かしていない
(超人登録法をめぐり正体を公表した件はメフィストとの契約で人々の記憶から不鮮明ながらほぼ忘れ去られた)身でありながら、
市長と同等の権限を持ち警察機構の特殊部隊を下部組織として指揮出来る前代未聞の存在となっていた。シビル・ウォー期ならありえなかった事である。
その武力・組織力を導入してピーターと比べると圧倒的な犯罪抑止効果を実現、ヘルズ・キッチンに築かれたキングピンのアジトを圧倒的動員数により
文字通り壊滅せしめた事で市民の恐怖の根源を絶って感謝されており、「大いなる力」に伴う理想と現実の如何ともし難い差を生み出している。
結果至上主義であるオットーなりのやり方で確かな功績を挙げた事もあり、警察や同種の人々からの「結果論」での信頼性は上々である。
勿論、親愛なる隣人とかけ離れたそのやり方を取り巻く環境と新たな脅威がそれを維持させてくれるハズもなかったが。

ジャッジ・ドレッド

核戦争で荒廃した近未来のアメリカの巨大都市「メガシティ・ワン」を舞台とするクライムアクション。厳密にはイギリスの漫画だが便宜上こちらに記載する。
警察そのものは登場せず、代わりに裁判所が警察機構としての役割を担っている
特徴的なヘルメットとアーマーを身に纏ったジャッジ(裁判官)達は自らの判断に基づいてその場で犯罪者に刑を下す権限が与えられており、特殊拳銃ロウギバーを手に日夜犯罪者と戦っている。
中でも主人公ジョセフ・ドレッドは最強のジャッジとして知られており、「法律こそが唯一にして絶対の正義」という信念の元で多数の凶悪犯罪者達に容赦ない裁きを下している。
しかし、メガシティ・ワンは人口爆発によって治安が殆ど崩壊しており、全ての市民が何かしらの犯罪を犯しているとまで言われる有様。
ジャッジの力をもってしてもどうにかギリギリの状態で現状を維持するのが精一杯であり、街中で毎日発生する夥しい犯罪のうち、実際に検挙できるのはごく一部である。
むしろ、だからこそ裁判所に警察権を全て委ねるという、現代の価値観からすれば無茶苦茶なシステムが必要とされていると言える。




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最終更新:2026年05月19日 16:47

*1 実際に対面した犯人や近隣住民も「あれサツなの!?」と言いたげになる。

*2 この世界のヒーローは正体を隠さなければならないという掟がある。