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2010/01/16 - (2010/02/01 (月) 18:40:28) のソース

※生理ネタあり

食事も終り、さて家まで送ろうかと御剣が提案すると、助手席の冥は口をとがらせモジモジしだした。 

はなから家に帰すつもりなど更々なかった御剣は、その様子が愛しくて、たまらず顔を寄せキスをする。 
ついばむようなキスの雨に、何度逢瀬を重ねても恥じらう冥も、流石に溶けてきたようだ。 
ふぬけた彼女にもう一度キスをすると、御剣はアクセル全開で家路を急ぐ。 

駐車場に車を止めればすぐさま降りる。 
助手席のドアを開ければ、まだキスの余韻に浸っている冥の気も知らず、腰に手を伸ばし引っ張り上げる。 

しかし、そのあまりにも急な様は、冥を現実に戻すに十分だった。 

「ちょっと待ちなさい!何故そんなにあわてているのよ?」 

冥は、腰に回された腕から逃れようともがいた。 
とはいえ、冥の気まぐれに慣れきっている御剣には、蚊に刺される程度の反撃だ。 
しかも、今回は相当の理由もあるし、証拠もある。 


「フ・・・、あわてると言うのは正しくない。このようにメイから誘ってくれる事など稀だから、このチャンスを逃したくないだけだ。」 

「・・・。」 

冥は少し横を向いて、小さく反論する。 

「・・・誰も誘ってなんかないわ!」 

「では、車の窓に写った君の顔を見るといい。そんな顔をして、誘っていないなどとどうして言えるのか教えてもらおう。」 

恭しい物言いとは裏腹に、御剣は軽く力を入れて冥に助手席の窓を向かせた。 


暗い車内、明るい駐車場。窓ガラスに写るのは少女と言うには大人びて、女性というには幼い冥。 

虚ろな瞳。 
薔薇色の頬。 
濡れた唇。 

自分のふしだらな表情におののく冥の耳元で、御剣は優しくささやいた。 

「その顔に先ほどの仕草、誘ってると言われても当然だろう。」 

…ヒドイ! 
冥は溶ろける心を奮起して抗議する。 

昨日もシタのは確かだけれど・・・ 
そろそろ、あの、女性の特有の日になりそうで・・・ 
そうなると出来なくなるから・・・ 
そうしたら、レイジは欲求不満で他の女の人にいっちゃうかもしれないから・・・ 
だからなる前に、欲求不満にならないようにいっぱいしておかないと・・・、・・・ 
なんて考えたけど、私から誘ってなんてないんだから・・・! 

…。 



反則とはこの事か。 

御剣は冥を抱えあげると走り出した。 

「何をするの・・・って、あなた階段で行くの!?」 

「フッ!これぐらいわけもないのだよ!!!」 



次の日、全身筋肉痛の御剣と、腰を押さえダルそうにする冥が見られたという噂がたったが、二人のその後の活躍により、たちまち消えてしまったとか。 


「あれー?勘違いだったッスかね?二人して体調悪いなんて・・・ウギャァッス!いきなり鞭は駄目ッスよ!」