アットウィキロゴ
  • 御剣がS
  • 言葉責めあり


「ミゴトな腕前だったッス、狩魔検事!」
「当然よ。こんな裁判、目をつぶってでも勝てたわ」
 地方裁判所の控室、有罪を勝ち取った冥を糸鋸は褒めちぎる。たいしたことはないと言いつつも、その賞賛を受けるのにまんざらでもない様子だった。
 そんな中ドアがけたたましく開け放たれ、駆け込んできた人物がいた。
「メイ!」
 御剣怜侍だった。
 元々あまり景気のよさそうではない顔をさらに険しくさせ、ただ事ではない様子だった。
「すまない刑事、狩魔検事と話があるのだ。ふたりきりにしてもらえないだろうか」
「わ、わかったッス!……いててッ!」
 あわてて退室しようとした糸鋸はムチに阻まれる。
「いいのよヒゲ、こちらに話なんてないわ」
 そう言って代わりに冥の方が出て行こうとするが、力強い腕がそれを止めた。
「は、離して!」
「刑事、しばらくダレも入れないでくれたまえ」
「了解したッス。アリの子一匹入れないッス!」
 糸鋸が敬礼して出て行くと、控室は気まずい空気につつまれる。
「……離して頂戴」
 冥は顔を逸らしたまま静かに言った。しかし、腕をつかむ力が緩む様子はない。
「なぜ家を出たのだ」
 努めて冷静に問う。
「きのうから仕事で戻っていないかと思ったら、身の回りのものがなくなっているではないか。いったい、どういうわけだ」
 しかし声に含まれる怒りの色は隠せなかった。
 冥はゆっくりと振り返る。目は伏せたままだ。
「少し距離を置きたいの」
「ナゼだ。私のことが嫌いになったのか?」
「違うわ」
「では他の男ができたのか!? ドコの男だ!」
「そうじゃないわ。お願いだから、大きい声を出さないで」
「ではナゼだ! 私を捨てると言うのか!」
 指が腕に食い込む。
「痛ッ!……言ったでしょう、距離を置きたいだけよ。大げさに言わないで頂戴」
「私はキミなしではいられないのだ!」
 腕を引き寄せて抱きしめる。
 強引に唇をかさね、舌をからませた。
「んンっ……や、やめて!」
 それを跳ねのけ身体を退くと、ガシャンと背中にテーブルが当たった。
 ほんの一歩隔てただけのその距離はあっさりと詰められる。
「きゃあ!」
 ベストのボタンを引きちぎるようにして外す。
「だ、ダメよ、こんな所で」
 抵抗するのを構わずシャツを捲り上げる。黒のブラジャーに包まれた双つの膨らみを力任せに揉みしだいた。
「ん……んんっ! や、やめなさ……ああッ」
「刑事が外で見張っているから大丈夫だ。番犬程度の仕事はできるはずだ」
 頂を捕らえると、強く摘み上げる。
「ひゃっ、だ、だからってそんな……、ああッダメッ!……き、聞こえるわ」
「忘れたのか、ドアを閉めていれば銃声さえ通さぬということを。存分に声を上げたまえ」
「……ッ…………んんッ…………!」
 抵抗のつもりなのか、冥は声を出さないようにして耐えていた。
「ムダだ。キミの感じるトコロは知りつくしているのだ。いくらでも叫ばせてやる」
「はああッ…………やッッ」
 ブラジャーをずり上げると、ぷるんっと柔らかな乳房が飛び出す。
「このイヤラシイ身体で、男をたぶらかしたのか」
「だから違……ッッ。んん!!」
 きめ細やかな肌に舌をすべらせ、ピンク色に膨らんだ先端を口に含む。
 くにくにと舌で転がし、もうひとつの頂は指で弄ぶ。そのたびに冥は声を出さないようにして身体をよじらせた。
 その精一杯の抵抗が御剣の怒りに火をつける。
「ダレだ。私の知っている男か!?」
「だから、そんなの居な……ッ、ああッ」
「ではナゼ別れると言うのだ」
「別れるなんて言って……やっ、……ダメッ……レイジッッ」
 強く吸い立て、自分の物であるという証を身体中につけていく。
 それまで閉ざしていた冥の唇から、だんだんと嬌声が溢れ始めた。
「んん……だ、ダメッ……や、やめ………あああぁぁぁぁッあッ、あああッッ」
 厚いドアと壁に阻まれていると分かっていても声を出すことに躊躇いがあったが、御剣の強い愛撫でいつも以上に身体が反応してしまう。
「だ、ダメっ」
 下へと滑らした御剣の手を遮るが、力では敵うわけもなくあっさりと身体を持ち上げられてしまう。
 腰をテーブルに載せ、太腿を身体に押し付けるようにして開かせた。
 タイトスカートがずり上がり下腹部があらわになると、ストッキングの上からでも、いやらしい染みが広がっているのが見える。
「ふん、しっかり濡れているではないか。このインランめ」
 柔らかな丘を指でなぞり、ストッキング越しに浮かび上がった肉芽を捕らえる。
「やッ、そこ、やああッああああッッ!!」
 ぶるる、と身体を震わせ、染みが広がる。
 もう聞こえるかどうかということも考えられず、御剣の動きに応えるまま声を出すことしか出来なくなっていた。
 ストッキングを脱がそうとすると、ビリッと破れた。
「や、やッ………」
 小さな穴は線を作り、見る間にその範囲を広げていく。
 ほんの少し手をかけただけで内腿があらわになった。光を浴びることのない部分はビリビリに裂かれたストッキングのせいでいっそう白く見える。
「ふん、いいカッコウだ」
「んッ……やああッ」
 ショーツに指を滑り込ませると、彼女のナカを掻き回す。
「あああああッ、くふッ……ぁぁぁあああッ」
 ぐちゅぐちゅと音を立てて指を出し入れし、敏感な部分を何度も強く攻め立てた。
「どうだ、そろそろ欲しいのではないか」
 冥は涙を溜めて御剣を見上げる。
「……お願いレイジ、もうやめて頂戴」
「ふん、ゴウジョウな女だ。今に後悔させてやる」
 指を引き抜くとショーツを膝までずり上げる。
 朱い花びらからとろりと蜜が落ち、テーブルの上で水溜りを作った。
 指で秘裂を押し広げ、湧き出る蜜を直接なめ取る。
「や、やめっ……そんなこと……ッ」
 冥が嫌がれば嫌がるほど、蜜は湧き出てくる。
「ひゃあああッ……んんんッ」
 肉芽を口に含むと、びくんッと身体を反らせた。
「やッ……そこはッ…………んッくっ……ッ」
 舌で包皮を剥き、強く吸いつく。
「あッ、ダメえええッ!! あああああッッ」
 冥はガクガクと身体を震わせ、あっさりと果てた。

 御剣は秘部から唇を離し、見下ろして冷たく言った。
「家に戻ると言え。そうすれば、ユルしてやる」
 冥は力なく、それでも頭を横に振る。
「まったく、本当にゴウジョウな女だ」
 眉をひそめて笑うとズボンのジッパーを下ろす。肉茎を取り出し、いきなり冥のナカに突き立てた。
「ああッ」
 充分すぎるほど準備が整っていた姫穴は簡単に御剣を受け入れ、奥まで一気に貫ぬかれる。
 それが少し緩んだかと思うと、再びずしんと衝撃が走る。
「ひゃあああん。ああッあッあッんぁぁぁああああッ!」
 衝撃は何度も冥を襲った。
「ダレがこの悦びを教えたと思っているのだ。他の男にもそんな風に声を上げているのか、売女め!」
「だ、だから……ちが……ッッあああッうううんッんッ」
 進入物を締め出そうとして冥は膣に力を入れる。しかしそれが却って御剣に快楽を与える。
「む……こうして他の男を惑わしているのだな。私のためにだとばかり思っていたが……くっ、その男に教わったのではないのか!?」
「ち、違……やめ……ッ」
 熱い肉棒がめちゃくちゃに冥のナカを掻き回す。
 乱暴に出し入れされ、奥まで貫かれるたびに意識が飛びそうになった。
「どうした、イヤなのではなかったのか? 腰が動いているぞ」
「レイジ……お、お願い……あああッぁああぁあッッ」
「なに?もっと欲しいのか?」
「違……ッ…やッ……んううううぅぅうううッ」
「ちゃんと言わないとわからぬぞ」
「あああッレイジッッぁぁああッ」
 許しを請うような言葉を遮り、冥の中心から何度も何度も突き上げた。
「ッ……くっ……」
 肉棒が震える。
 冥の奥へと白いマグマが噴き出した。
「ウソっ……だ、ダメッ!」
 引き抜こうとしても身体はテーブルと壁に押し付けられている上に、続けざまの御剣の攻めによって力が入らない。
「あ、熱い……あああッッ」
 灼熱の塊が冥の奥を貫く。
 身体をよじらせ逃れようとするのに、むしろそれが肉茎を搾るようにしてミルクはすっかり膣内へと飲み込まれてしまった。
「そ、そんな……」
 青ざめる冥に御剣は冷たい視線を落とす。
「どうせピルは飲んでいるのだろう。私との子など、いらぬだろうからな」
「なにを言ってるの。レイジだっていつも避妊してくれてたでしょう。いまコドモができたらどうするの……あ、……やッ」
 挿れたままの肉茎を再び動かす。
 結合部から漏れ出した体液が泡立ちながら飛び散り、いっそういやらしい水音を立てた。
「んんん……ッあッああアアアアッ」
「所詮、私との関係はその程度だったのだ」
「だから、違……ッ、ぁぐんんん……ぅうぅうッ」
「最高のパートナーだと思っていたのは、私だけだったようだな」
「ああッ、や、やあッ。あアッあああああッ」
 身体を支える力もないのに肉壁は収縮と弛緩を繰り返し、御剣を貪り続けた。
「くッ……キミとの相性は抜群だ。いまさら他の男になどやるものか」
「ぁああッアッあッ。あああああッ」
 再び御剣の先端から熱いモノが噴き出す。
 肉茎を引き抜くと、まだ出しきれなかった精液が弧を描き冥に降りかかる。 
「はあ、はあ、はあ」
 やっと開放された冥は、精にまみれたままテーブルの上で息をつく。
 逃げる気力もなく、御剣から身体を逸らせるように横を向くことしかできなかった。
「まだ、だ」
 肩で息をする冥を休ませる気はなかった。
 脚を下ろしてやるとその重みでくるりと冥の身体は回り、うつ伏せになる。
 御剣は突き出されたヒップに手を当てた。
「言っただろう、戻ると言うまでユルさぬと」
「ひっ……」
 体液が滴り落ちる穴へ、後から肉槍を突き立てる。
「んくっ……」
 すっかり御剣の形になった姫穴は、今度は逆方向にこすり上げられる。
「あ、やッ、だ、ダメッ」
 腰がヒップにぶつかるたびに乳房がテーブルに押し付けられ、いびつに形を変える。
 胸に浴びた精を塗り込むように、テーブルと身体が奇妙な音を立てた。 
「あああッあッあッ……ご、ごめ……ごめんなさい………うううッ。も、もう、ゆ……ユルして………………ああああアアアアアアッ」
 冥は涙を流しながら許しを願う。
「戻って……くると、言うのか」
「わ、わかったから…………ッッ……も、ッッ……もど、もどるわ……ッッ……あ、熱ッ……ダメ…………」
 肉茎が震え、もう一度冥のナカに精が放射される。
 すでにふたりの体液で一杯になっている蜜壷は、飲み切れなかった精液をぐちゅぐちゅと隙間から吐き出した。
「始めからそう言えばいいのだ」
 ずるり、と引き抜くと、混ざり合った体液が床へと糸を落とす。
 冥はずるずるとテーブルから床に崩れ落ちた。
 座る気力もないらしく、床に伏せ肩で息をしている。
「………………これだから……家を出るはずだったのに…………」
 そのつぶやきに、御剣は眉をひそめる。
「どういう意味だ?」
 冥は息を整えながら、ゆっくりと言った。
「レイジが……朝も夜も、際限なくせがむから、……コチラの体力が、持たない、のよ」
 仰向けに身体を転がし、かろうじてボタンが残っているブラウスを胸元まで下げながら息を吐く。
「仕事にも影響するし、どうにかしたいと思って家を出たのに」
 御剣はヒザをつき、冥を覗き込む。
「……それでは、私が嫌いになったわけではないのか?」
「最初から言ってるでしょう。距離を置きたいだけだと」
 御剣の顔が熱くなる。
 とんでもない誤解だった。
「その……それなら、言ってくれればよかったのだ」
「言ったわよ!」
 冥は身体を起こし、声を上げた。
「何度も『もうやめて』だの『イヤ』だの言っていたでしょう!」
 確かに情事の時に言っていたセリフだ。拒否する仕草もよく見せていた。
「しかし最中にそんなコトを言われても、煽られているだけだとしか……」
「信じられない! あんなに必死だったのに、煽っているですって!?」
「すまない。私が悪かった」
 振り上げる腕を胸で受け止めながら、御剣は謝る。
「本当に申し訳ない。ひどいことをしたと思っている。ユルしてはくれないだろうか」
 素直にそう言われては、冥も腕を下ろすしかない。
「もういいわ。ゴカイだとわかってくれるなら」
「メイ……回数を減らすように努力するから、家に戻ってきてはくれないだろうか」
「……仕方がないわね」
 御剣はやさしく冥を抱きしめる。
(私だって……レイジなしではいられないのに)
 小さなつぶやきが耳をくすぐり、御剣は驚いた顔で冥を見つめた。
 赤くなって目を逸らす冥に、そっと唇を寄せる。
「愛している、メイ」
 気持ちを確かめ合うような、やさしく長いキスだった。

「帰ろう、私たちの家に」
 長い長いキスの後、御剣が微笑む。
 先ほどの怒りに燃えた表情は影も形もない、暖かな笑顔だった。
「ええ……でも、どうするの、コレ」
 あちこちに体液が飛び散っているし、互いの身体は白いものでグチャグチャだ。簡単には片付きそうにはない。
 辺りを見回していた冥は、隣に視線を止めると眉を吊り上げた。
「……って、どうしてまた勃っているのよ!」
「いや、その格好がたまらなくいやらしくて……」
 ボタンはちぎれストッキングはビリビリに破れ、服も身体も白いモノにまみれている。
 酷いことをしたと思うのに、たまらなくソソられてしまう。
「バカがバカみたいにバカな性欲を出さないで頂戴! そんなので本当に回数を減らせるつもり!?」
「む、…………努力する」
 目を瞑り、どうにかしてソレを収めようと試みる。しかし最中の冥の姿が次々と浮かび、とても収まりそうになかった。
「しかし……タマにはこういうのも悪くないものだな」
「はあ?」
「非常にコウフンした」
「……ヘンタイ」
 冥は心の底から軽蔑した視線を投げかける。
「回数を減らすと言ったばかりじゃないの!」
「だから減らす代わりに、こういうプレイをすると言うのはどうだろうか」
「冗談じゃないわ」
「む、キミだってずいぶんと感じていたではないか」
「そ、そんなワケないでしょう!」
「おや、証拠を突きつけなければわからぬとでも言うのか」
 脱ぎかけのまま足元に残っていたショーツに視線を落とす。体液にまみれ、そのままではとても穿けそうになかった。
 冥は真っ赤になって、それを隠すようにして膝を折る。
「私の弱いところばかり攻めるからよ!」
「いつもより、ずいぶんと反応が良かった気がするが」
「レイジがゴウインだっただけよ」
「そうか、ゴウインな方がよかったか」
「ダレもそんなこと言ってないでしょう!」
「ぬおっ!」
 ムチが会話を遮る。
 打たれた御剣は、少し間を置いてくつくつと笑い始めた。
「……どうしたの、頭を打ったつもりはないけど」
「そういえば最中にムチで打たれることはなかったな。あんなにイヤだと言っていたくせに」
「そ、それは余裕もなかったし、ゴカイだと思ったから……」
「ならばムチで打って、ゴカイだと言えばよかったではないか。キミだって愉しんでいたのだろう」
 冥は真っ赤になってムチを振る。
「ヘンタイ! ヘンタイ! ヘンタイ!!」
 御剣はムチを避けながら、今度は執務室でせまってみようか、などと思うのだった。 
最終更新:2011年01月22日 14:02