ミツメイフェラネタ
ある裁判が終わり、自宅に戻る余裕もなく
あるホテルの一室に泊まることを決めた夜のことだった。
「冥?一体、どうしたんだ…」
「だから、怜侍としたい…」
「…そっ、君は…どこでそんな色気を身につけてきたんだ」
「何を言ってるのよ…あなたが全部教えてくれたことでしょう」
「私が…?」
「違うかしら?」
御剣を狂わせてみたい、思いきり私からしてみたい。
そんな、冥の願望が、今日はむき出しになった。
「私が?君を、大胆にしたと…」
「そう、怜侍のせい…」
初めて、冥から深いキスをして、思い切って御剣を押し倒した。
閉じていた目を開けると、見たことがないくらい真赤になった御剣が冥の目に映った。
「冥…」
「まだ、終わらせないわ…」
今まで御剣の言いなりになっていた冥が強引にキスを繰り返す。
さらに、舌まで突き出して、御剣の下を絡めとろうとする。
キスの合間に何か言葉を紡ぎたそうにする御剣をキスで食い止める。
しかし、いつしか御剣も冥の唇を受け入れながら、彼女の体をゆっくり包んだ。
「…っん、は…冥……」
「怜侍……私、シャワーを浴びてくるわ」
抱きしめあっているうちに、冥は御剣の服を脱がしていた。
そんな中途半端な状況での冥の発言に御剣は動揺を隠せなかった。
「ム…何を言っている」
「だって、シャワー浴びていないもの、汚いわ」
性行為においても、冥の求めるものは完璧であった。
彼女は、御剣との行為の前には、必ずシャワーを浴びることが習慣となっていた。
「頼むから、こんな状態で焦らさないでくれ」
「……っ!」
そう言った御剣は冥の目を取りすっかり欲情しているモノを触らせた。
手にそれを感じると、冥の顔は真っ赤になる。
「わかるだろ?こんな状態で焦らすなど…」
「…とんだ変態ね、御剣怜侍」
「ム…君も人のことは言えないだろう」
「え?ひゃっ―――あっ…!」
一瞬のことだった。
ベッドに腰掛けるように座っていた冥を後ろから抱きしめる。
そして、ブラウスのボタンを外す手とスカートの中に伸びる手。
ブラウスを外していた手はいつしか、下着の上から乳房の突起をみつけて揺らす。
もう一つの手は、そのままするっと下着の中に入っていき、何かを探すように動く。
「はぁ…っ!あぁん…怜侍…」
「冥、君もこんなに濡れているではないか…」
「んっ…あ…はぁ…んっ…怜侍…あっ」
胸を弄っていた手を顎に移し、持ち上げ口づけをした。
冥の口の中に入り込んだ御剣の舌が、うねる度に声が漏れる。
「んっ…はぁ…怜侍…」
「キス上手くなったもんだな、前をみてみろ」
「え?…!」
「ふっ…よく磨かれているからきれいに映っているな」
ホテルの60階、夜景を見る為に部屋の電気を暗くしていたことが影響して
カーテンを開けっ放しにしたままの窓ガラスにふたりの姿が鏡のように映っている。
その異常なほどの官能的な姿に、冥は思わず見惚れてしまった。
「冥…自分を見て、また濡らしたようだが…」
「怜侍!」
「まあ、いい、服を脱がすぞ」
「あ、待ちなさい!」
中途半端に肌蹴た服を脱がそうとする御剣の手を冥が止める。
普段は無いその声に御剣は思わず止まった。
「何故、だ?」
「自分で脱ぐわ!あ、でも、あなたは私が脱がすから」
「!…な、ま、待て…め、冥」
冥はベッドから立ち上がりざまに、御剣に振り返りそのままばさっと服を脱いだ。・
下着を下にずらしていく時には、御剣はすっかりと目をぱちくりさせていた。
冥が全裸になってから御剣が来ている服に手を掛けると、御剣から思わず息を漏らした。
御剣の服をすべて脱がし、肌と肌が重なる。
御剣の首元に、ひとつ、ふたつと紅い花が咲いていく。そして、冥の胸元にも。
そして、いつものように御剣が冥の乳房を揉み舌先で乳首を舐める。
「あっ…んんっ…怜侍」
乳首を甘噛みすると、ピクン、と冥の肩が揺れる。
そのままベッドに寝かそうとすると、冥は後ろに手をついてそれを拒んだ。
「待って、怜侍」
「君は、いったい何がしたいのだ」
さっきからの拒否の繰り返しで、御剣は混乱するばかりだった。
そして、さらに次の冥の思わぬ行動で、混乱は増すだけだった。
「!…ま、待て、冥」
「気持ちいい?」
冥が、御剣の膨張したものをつかみ上下に擦り始めた。
普段、することのない行動に御剣の欲望はますま膨らんでいく。
「…怜侍…」
「はぁっ…あぁ…なん…?あ…」
「誘導して」
「何っ…?冥―――…っ!あ…くっ…!」
冥の頭が下がっていき、御剣のペニスに生暖かい感触が走った。
それが、ゆっくりゆっくりと上に下にと規則的に動いていく。
チラリと御剣が冥を見つめると目が合う。
「冥……だめだ…っ離したまえ…っ!」
「どうして?私だって、怜侍を感じさせたいわ」
唇を離して見上げる冥の口元が、べっとりと濡れていた。
そこからまた舌先を出して、今度は御剣の先をペロペロと舐める。
そのまま冥の舌先が少し離れると、我慢できずに出てきた液体がツー…と糸を引いた。
「怜侍…これ、気持ちいいって証拠よね?」
「っく…」
答えられない御剣を見て、更に冥は御剣のものを掴み、今度は裏筋を舐め始めた。
「あっ…もう、駄目だっ…ああ…冥…!」
「嘘ばっかり…」
冥はもう一度、御剣のペニスを口に含んだ。
御剣のは、先ほどよりも、大きく、そして硬くなっていた。
思わず歯を立ててしまいそうになるのに気をつける。
「冥…こんなこと、どこで覚え…っ、ああっ…そこ…そこだ…」
「ここ…?んっ…んっ…」
ジュプ…っと、卑猥な音が繰り返される中で、冥は御剣の下にあるものを優しく揉んだ。
御剣の腰はびくん!と動き、さっきよりも声が増す。
「あ…あぁ…も、もう…」
「こっちも気持ちいいのでしょう?」
ペニスから口をはなし、その下にぶら下がっているものを舐める。
少し吸いつくようにすると、冥の頭を支えている御剣の手に力が入った。
「くっ…はぁ…冥、こっちに来るんだ」
「えっ…あっ!」
息が荒くなった御剣が動き始めた。
冥の腰を掴み、向きを逆さまにして寝ころぶ。
窓ガラスには、御剣の顔の部分が、冥のお尻から足が重なってうつる。
「ひゃあっ…あぁっ…んっ…あぁ…!」
「んっ…冥…もう少し腰を落としたまえ」
冥が御剣を愛でると同時に、御剣も冥を愛でる。
御剣の舌先が冥の中でぐるぐると絵を描いていた。
同時に、指でクリトリスを刺激される。
冥は、腰が揺れる自分を恥じていたが、目の前で御剣の腰も揺らいでいるのに対しうれしく感じていた。
「冥…それ以上されたら、達してしまう…」
執拗に攻める冥に対し、御剣は声を掛け、冥を仰向けにした。
そして、優しくキスをする。
何度も、何度もしながら、いつしか胸に移動したとき、冥は言葉を発した。
「あ………ん、イけばいいじゃない…」
「そ、そのようなアレは…だな」
照れる御剣を見つめ、負けたわけじゃないと感じ、次回こそは…と、御剣に身を任せた。
最終更新:2010年02月02日 03:24