*&spanid(Wendigo) ウェンディゴ &small(){&link(Wendigo){http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/additionalMonsters/wendigo.html}} >このぞっとするような姿のものはギザギザの歯と鋭い枝角を持つ野蛮なエルクの頭をしている。その人型の足の先端は黒ずみ焼け焦げた切れ残りになっている。 *** ウェンディゴ 脅威度17 &small(){Wendigo} &b(){経験点102,400} CE/大型サイズの[[来訪者>クリーチャー種別#type-outsider]]([[原住>クリーチャー種別#Native]]、[[冷気>クリーチャー種別#Cold]]) &b(){イニシアチブ} +13;&b(){感覚} 暗視60フィート、[[擬似視覚>モンスターの共通ルール#Blindsight]]60フィート、夜目;[[〈知覚〉>技能の詳細/2#Perception]]+26 ****防御 &b(){AC} 32、接触18、立ちすくみ23(+14外皮、-1サイズ、+9【敏】) &b(){hp} 279(18d10+180);[[再生>モンスターの共通ルール#Regeneration]]15([火]) &b(){頑健} +21、&b(){反応} +22、&b(){意志} +11 &b(){[[DR>モンスターの共通ルール#Damage-Reduction]]} 15/冷たい鉄および魔法;&b(){[[完全耐性>モンスターの共通ルール#Immunity]]} [冷気]、[恐怖];&b(){[[SR>モンスターの共通ルール#Spell-Resistance]]} 28 &b(){弱点} [火]に対する[[脆弱性>モンスターの共通ルール#Vulnerabilties]] ****攻撃 &b(){移動速度} [[飛行>モンスターの共通ルール#Flight]]120フィート(完璧) &b(){近接} [[噛みつき>モンスターの共通ルール#Natural-Attacks]]=+26(2d8+9/19~20、加えて4d6[冷気]および“[[つかみ>モンスターの共通ルール#Grab]]”)、[[爪>モンスターの共通ルール#Natural-Attacks]](×2)=+26(2d6+9/19~20、加えて4d6[冷気]) &b(){接敵面} 10フィート;&b(){間合い} 10フィート &b(){特殊攻撃} ウェンディゴ憑き、[[かきむしり>モンスターの共通ルール#Rend]]([[爪>モンスターの共通ルール#Natural-Attacks]]×2、1d8+13 加えて 4d6[冷気]加えて 1d4 【魅力】ダメージ)、遠吠え、夢中憑依 &b(){[[擬似呪文能力>モンスターの共通ルール#Spell-Like-Abilities]]} (術者レベル18;精神集中+25) #divclass(pl-l-level-1){ 回数無制限:&i(){[[ウィンド・ウォーク>呪文/あ行/うあ~うえ#Wind-Walk]]}(DC23;下記参照) 1回/日:&i(){[[コントロール・ウェザー>呪文/か行/こま~#Control-Weather]]}(ドルイドと同様)、&i(){[[ナイトメア>呪文/な行#Nightmare]]}(DC22) } ****一般データ &b(){【筋】}29、&b(){【敏】}29、&b(){【耐】}31、&b(){【知】}26、&b(){【判】}20、&b(){【魅】}24 &b(){基本攻撃} +18;&b(){CMB} +28(組みつき+32);&b(){CMD} 47 &b(){特技} [[《イニシアチブ強化》>特技の詳細/あ~さ#Improved Initiative]]、[[《かすめ飛び攻撃》>モンスターの特技#Flyby-Attack]]、[[《クリティカル強化:噛みつき》>特技の詳細/あ~さ#Improved Critical]]、[[《クリティカル強化:爪》>特技の詳細/あ~さ#Improved Critical]]、[[《クリティカル熟練》>特技の詳細/あ~さ#Critical Focus]]、[[《神速の反応》>特技の詳細/し~そ#Lightning Reflexes]]、[[《説得力》>特技の詳細/し~そ#Persuasive]]、[[《能力熟練:遠吠え》>モンスターの特技#Ability-Focus]]、[[《疲労化クリティカル》>特技の詳細/な~わ#Tiring Critical]] &b(){技能} [[〈威圧〉>技能の詳細/1#Intimidate]]+32、[[〈隠密〉>技能の詳細/1#Stealth]]+26、[[〈軽業〉>技能の詳細/1#Acrobatics]]+30、[[〈交渉〉>技能の詳細/1#Diplomacy]]+9、[[〈呪文学〉>技能の詳細/1#Spellcraft]]+29、[[〈真意看破〉>技能の詳細/2#Sense Motive]]+26、[[〈生存〉>技能の詳細/2#Survival]]+26、[[〈知覚〉>技能の詳細/2#Perception]]+26、[[〈知識:次元界〉>技能の詳細/2#Knowledge]]+29、[[〈知識:自然、宗教、神秘学、地理〉>技能の詳細/2#Knowledge]]+26、[[〈はったり〉>技能の詳細/3#Bluff]]+28、[[〈飛行〉>技能の詳細/3#Fly]]+36 &b(){言語} アクロ語、共通語、巨人語;[[テレパシー>モンスターの共通ルール#Telepathy]]1マイル &b(){その他の特殊能力} [[無呼吸>モンスターの共通ルール#No-Breath]] ****生態 &b(){出現環境} いずれかの寒冷 &b(){編成} 単体 &b(){宝物} なし ****特殊能力 &b(){夢中憑依(超常)/Dream Haunting} ウェンディゴがその&i(){[[ナイトメア>呪文/な行#Nightmare]]}[[擬似呪文能力>モンスターの共通ルール#Spell-Like-Abilities]]を使用した場合、犠牲者はウェンディゴ憑きにもさらされる。 &b(){遠吠え(変則)/Howl} 1日3回、標準アクションとしてウェンディゴは1マイルの距離まで聞こえる荒涼とした遠吠えをすることができる。遠吠えを聞いたあらゆるものはDC28の意志セーヴを行わなければならず、失敗した場合は1時間の間[[怯え状態>用語集/状態#Shaken]]になる。120フィート以内にいたクリーチャーは1d4+4ラウンドの間[[恐慌状態>用語集/状態#Panicked]]になり、30フィート以内にいたクリーチャーは1d4ラウンドの間[[戦慄状態>用語集/状態#Cowering]]になる。これは[精神作用、恐怖]効果である。このセーヴDCは【魅力】に基づいている。 &b(){ウェンディゴ憑き(超常)/Wendigo Psychosis} [[呪い>モンスターの共通ルール#Curse]]・&i(){[[ナイトメア>呪文/な行#Nightmare]]}または&i(){[[ウィンド・ウォーク>呪文/あ行/うあ~うえ#Wind-Walk]]}; &i(){セーヴ} 意志 DC26; &i(){潜伏期間} 1分; &i(){頻度} 1回/日; &i(){効果} 1d4【判】[[吸収>モンスターの共通ルール#Ability-Damage-and-Drain]](最低【判断力】1); &i(){治癒} 3回連続成功 犠牲者の【判断力】が1になった場合、その種族の者を殺し貪ろうとする。この行動を完遂した後、[[呪い>モンスターの共通ルール#Curse]]を受けた者は走り始め、1d4ラウンドの間、その足が燃え尽きてキザキザの切れ残りになるほどの速度で空に駆け上がる。犠牲者は2d6分の間空を&i(){ウィンド・ウォーク}しながら事実上死亡し、新たなウェンディゴが生まれる。&i(){[[トゥルー・リザレクション>呪文/た行/と#True-Resurrection]]}、 &i(){[[ミラクル>呪文/ま行/みら~#Miracle]]}、または&i(){[[ウィッシュ>呪文/あ行/うあ~うえ#Wish]]}はこのような犠牲者を生き返らせることができるが、そうすることによって新たなウェンディゴに害を与えることはない。セーヴDCは【魅力】に基づいている。 &b(){ウィンド・ウォーク(擬呪)/Wind Walk} ウェンディゴが敵を押さえ込んだ場合、目標にその[[擬似呪文能力>モンスターの共通ルール#Spell-Like-Abilities]]を用いて&i(){[[ウィンド・ウォーク>呪文/あ行/うあ~うえ#Wind-Walk]]}を試みることができる。&i(){[[ウィンド・ウォーク>呪文/あ行/うあ~うえ#Wind-Walk]]}を使用するために行う精神集中判定は全て自動的に成功する。犠牲者が呪文に抵抗することに失敗した場合、ウェンディゴは犠牲者とともに空を猛烈な速度で飛んでいく。毎ラウンド、犠牲者は新たにDC23の意志セーヴを行うことができ、成功した場合は再び地面に戻ることができるが、飛行できない場合は落下する。最後にウェンディゴは犠牲者を通常は出発地から何マイルも離れたいずこかの地方の場所に取り残す。ウェンディゴとともに&i(){[[ウィンド・ウォーク>呪文/あ行/うあ~うえ#Wind-Walk]]}をしたクリーチャーはウェンディゴ憑きにさらされる。このセーヴDCは【魅力】に基づいている。 古代の邪悪な存在であるウェンディゴは定命の者の心の中に現れ、その者を絶望と、究極的には狂気の食人へと追いやる。彼らは獲物を攻撃する前に少しずつ削り倒すことを楽しみ、何日も何週間も犠牲者を追い、その一方でその旅路を悪夢と悪天候で冒す。 部族生活を送る人型生物は時としてウェンディゴを神と崇め、生贄を送り、あるいは儀式的な食人を行うことで宥める。彼らはウェンディゴの縄張りに、何であれそれに最も似た動物の毛皮と革でできた呪物と服で目印をつける。ウェンディゴはその崇拝者の行いにほとんど興味を持たず、彼らを犠牲者の十分な供給源と見るのみである。 ------------------------------------------------------------------------