傷はこの
デーモンのねじくれたグロテスクな身体を覆い、その皮膚は血の色に染まっている。
インプラカブル・ストーカー CR8
防御
AC 25、接触11、立ちすくみ24(+14外皮、+1【敏】)
HP 101(7d10+63)
頑健 +13、
反応 +6、
意志 +5
防御的能力 不可避の恐怖、
防御の粘液;
ダメージ減少 10/冷たい鉄または善、5/―;
完全耐性 [雷撃]、[毒];
抵抗 [音波]10、[火炎]10、[強酸]10、[氷雪]10;
呪文抵抗 19
攻撃
移動速度 20フィート
近接 噛みつき=+14(1d6+7)、爪(×2)=+14(1d6+7)、または
ロングスピア=+14/+9(1d8+10/×3)、噛みつき=+9(1d6+3)
接敵面 5フィート、
間合い 5フィート(ロングスピアは10フィート)
特殊攻撃 残虐な光景、急所攻撃+2d6、
君のすぐ後ろに
擬似呪文能力 (術者レベル7;精神集中+10)
生態
出現環境 気候問わず/地形問わず
編成 単体
宝物 標準(ロングスピア、その他の宝物)
特殊能力
防御の粘液(超常)/Protective Slime 酸性の粘液の膜がババウの皮膚を覆っている。ババウに肉体武器か素手打撃を命中させたクリーチャーはDC21の反応セーヴに成功しなければ、この粘液によって1d8ポイントの[強酸]ダメージを受ける。近接武器によってババウに攻撃を命中させたクリーチャーは、DC21の反応セーヴを行なければならず、失敗した場合はその武器に1d8ポイントの[強酸]ダメージを受ける。このダメージが武器の硬度を超えた場合、その武器は破損状態になる。ババウに命中した矢弾はダメージを与えた後に自動的に破壊される。セーヴDCは【耐久力】に基づく。
インプラカブル・ストーカーは殺人的な捕食を体現している。彼らは残忍で残酷なやり方で犠牲者を追い詰め殺すことに夢中になるだけでなく、犠牲者の恐怖と恐ろしさから超常的な強さと力を引き出す。彼らはその種の他のクリーチャーに似ているが、陰惨な傷跡に覆われており、脅威のオーラを放っている。
インプラカブル・ストーカーの作成 Creating and Implacable Stalker
「インプラカブル・ストーカー」は【知力】値が3以上ある任意のクリーチャーに加えることができる後天性テンプレートである。ほとんどのインプラカブル・ストーカーは
人型怪物、
人型生物、
来訪者である。インプラカブル・ストーカーはここに記載されていること以外は基本クリーチャーの
データや能力を使用する。
脅威度:基本クリーチャーのCR+2。
属性:いずれかの悪。
感覚:インプラカブル・ストーカーは以下の能力を得る。
恐怖感知(超常)/Sense Fear:インプラカブル・ストーカーは近くの生きているクリーチャーの恐怖を感知することができる。これは120フィートの距離を持つ
擬似視覚のように機能するが、インプラカブル・ストーカーは
不安状態から
震駭状態に至るまでの任意のレベルの恐怖を現在経験しているクリーチャーのみを検知できる(10ページ参照)。さらにこの能力によって、インプラカブル・ストーカーは固体の障壁を超えてクリーチャーを検知できるが、厚さ1フィートの石、1インチの一般的な金属、3フィートまでの木や土がこれを防ぐ。
不可避の恐怖(超常)/Terrifying Inevitability:恐怖の存在の中にいるとき、インプラカブル・ストーカーを殺すのはさらに困難になる。インプラカブル・ストーカーは、
不安状態から
震駭状態に至るまでの任意のレベルをの恐怖を現在経験しているクリーチャーを見るか聞くことができる限り、ヒット・ダイスに等しい
高速治癒を得、ダメージ減少は10/―に増加し、16+CRに等しい呪文抵抗を得る。
移動速度:インプラカブル・ストーカーの基本地上移動速度は、基本移動速度が20フィート以上ある場合10フィート減少する。
特殊攻撃:インプラカブル・ストーカーは以下の特殊攻撃を得る。
[恐怖]のオーラ(超常)/Fear Aura:インプラカブル・ストーカーよりもヒット・ダイスが少なくとも5以上少ないクリーチャーは意志セーヴに成功しない限りインプラカブル・ストーカーから60フィート以内に来た場合1分間の間
恐れ状態とならなければならない。たとえセーヴに成功したとしても、インプラカブル・ストーカーから60フィート以内にいる限り、そしてその後1ラウンドの間
怯え状態となる。この半径内にいる全ての他のクリーチャーはインプラカブル・ストーカーから60フィート以内にいる間とその1ラウンド後まで、意志セーヴに成功しない限り
怯え状態とならなければならない。セーヴに成功したクリーチャーは、クリーチャーがオーラから離れて再び入るまで同じインプラカブル・ストーカーのオーラの影響を受けることはない。これは[恐怖、精神作用]効果である。
残虐な光景(変則)/Gory Display:インプラカブル・ストーカーが知性のある生きているクリーチャーを殺すとき、即行アクションとして、殺害を味わい、身の毛のよだつ力の光景を見せながら犠牲者の死体を切断することができる。そうする場合、以下の利益の1つを選択する:1分間の間【筋力】と【敏捷力】に+4の士気ボーナスを得る、通常1日に3回使用できる擬似呪文能力の1回の使用回数を回復する、ヒット・ダイスの数に等しいヒット・ポイントを即座に回復する。
あるいは、これらの利益の代わりに、インプラカブル・ストーカーは60フィート以内の1体のクリーチャーに[恐怖]に対する脆弱性を与えることができる。この影響を受けたクリーチャーは持っている[恐怖]に対する完全耐性を失う。クリーチャーが[恐怖]に対する完全耐性を持たない場合、[恐怖]効果に抵抗するためのセーヴィング・スローに-4のペナルティを受け、そのクリーチャーに対して試みられたすべての
〈威圧〉は+4の状況ボーナスを得る。これらの効果は10分間続く。以前のセーヴィング・スローで成功したために、クリーチャーが現在インプラカブル・ストーカーの[恐怖]のオーラの影響に完全耐性を持つ場合、その完全耐性は失われる。
その他の特殊能力:インプラカブル・ストーカーは以下の特殊能力を得る。
悪夢の復活(超常)/Nightmare Resurrection:インプラカブル・ストーカーが死亡すると、その死を目撃した60フィート以内の知的なクリーチャーの心に念術的な痕跡を作成する。毎週そのクリーチャーは
ナイトメア効果の対象となる(DC = インプラカブル・ストーカーのヒット・ダイスの半分+インプラカブル・ストーカーの【魅力】修正値;知識と繋がりに基づく
ナイトメアの通常の修正値は適用されない)。この
ナイトメアでは、インプラカブル・ストーカーによってクリーチャーが狩られ、殺される(162ページの
悪夢の夢景のルールを使用する場合、この悪夢は常に「追われる」の悪夢の特徴を持つ)。効果に抵抗するために3回連続でセーヴィング・スローに成功したクリーチャーは、その効果から解放される。いずれかのクリーチャーが
ナイトメアの効果に抵抗するための3回連続でセーヴィング・スローに失敗した場合、
トゥルー・リザレクションとしてインプラカブル・ストーカーは生き返る。その死体が完全に破壊されていた場合、
ナイトメア効果に抵抗できなかったクリーチャーから5マイル以内のランダムな場所で生き返る。インプラカブル・ストーカーが生き返ると、その影響を受けているすべてのクリーチャーから念術的な刻印が消える。
君のすぐ後ろに(擬呪)/Right Behind You:即行アクションとして、インプラカブル・ストーカーは、空いているマスに瞬間移動することができるが、そのマスは、インプラカブル・ストーカーが気がついている
怯え状態、
恐れ状態、
恐慌状態のクリーチャーに隣接していなければならない。インプラカブル・ストーカーはこの能力を使用すると最大480フィート移動でき、使用する毎に1d6ラウンド待たなければならない。さらに、インプラカブル・ストーカーが少なくとも40フィート以内に移動した場合、隣接した
怯え状態、
恐れ状態、
恐慌状態のクリーチャーは、インプラカブル・ストーカーの次のターン開始時まで、インプラカブル・ストーカーの攻撃のACに対する【敏捷力】ボーナスを得られない。
能力値:【筋力】+4、【耐久力】+6 (インプラカブル・ストーカーがアンデッド・クリーチャーである場合、代わりに【魅力】+6を得る)。
技能:インプラカブル・ストーカーは
〈威圧〉判定に+8の種族ボーナス、
〈隠密〉判定に+6の種族ボーナス、痕跡を辿る場合の
〈生存〉判定に+6の種族ボーナスを得る。
最終更新:2023年07月31日 00:38