冷酷な奴隷商人 Brutal Slavers
新しいルール
キャヴァリアーの騎士団
出典
Villain Codex 20ページ
この騎士団に所属するキャヴァリアーは、残酷さと悪意に誓っており、苦痛を与えるために自由な手綱を与えてくれる者にのみ仕える。この騎士団のキャヴァリアーは従事する者に苦痛を与え服従する者をとらえる。
布告:キャヴァリアーは自分よりも弱い者を探し出し、罰し、拷問しなければならない。疑問を持たず自分の命令に従うように他の者に強制しなければならない。可能な限り苦痛と苦しみを引き起こすように努めなければならない。これらの布告は悪であるため、悪属性でなければならない。
挑戦:鞭の騎士団のキャヴァリアーが挑戦を行うとき、前のラウンドで鞭の騎士団のキャバリア―がクリーチャーにダメージを与えている限り、その挑戦の目標に対する全ての近接ダメージ・ロールに+1の士気ボーナスを得る。このボーナスはキャヴァリアー・レベルが4増加するごとに+1ずつ増加する(17レベルの時点で最大+5)。
技能:鞭の騎士団のキャヴァリアーはクラス技能の一覧に
〈知識:貴族〉と
〈知識:地域〉を加える。鞭の騎士団のキャヴァリアーが他のクリーチャーに自分が言うことを強制させるために
〈威圧〉を使用するとき、その判定にキャヴァリアー・レベルの半分に等しいボーナス(最小+1)を得る。
騎士団能力:鞭の騎士団に所属するキャヴァリアーは、レベルが上昇するに従い、以下の能力を得る。
鞭鳴らし(変則)/Whip Crack:2レベルの時点で、キャヴァリアーはウィップに習熟し、ボーナス特技として
《ウィップ体得》を得る。キャヴァリアーのウィップから非致傷ダメージを受けた、ヒット・ダイスがキャヴァリアー・レベルの半分以下のクリーチャーは1ラウンドの間
怯え状態となる。これは他の[恐怖]効果と累積しない。
鼓舞する苦痛(変則)/Inspiring Pain:8レベルの時点で、キャヴァリアーは味方の残忍な悪意を鼓舞できるようになる。即行アクションとして、キャヴァリアーは30フィート以内の味方に、通常の-4のペナルティを与えることなく、武器で非致傷ダメージを与えさせることができる。依然として、武器は非致傷ダメージを与えることができなければならない。影響を受けた味方はこの非致傷ダメージを与える目的において、武器でのダメージ・ロールに+2のボーナスを得る。この効果は1ラウンドの間継続し、5分毎に1回使用できる。
権威の主張(変則)/Assert Authority:15レベルの時点で、キャヴァリアーは自身やその奴隷を攻撃する者に対して冷酷さを示すようになる。敵がキャヴァリアーまたはそのキャヴァリアーに隣接する奴隷や使用人に対して近接攻撃を行った場合、その敵はキャヴァリアーからの機会攻撃を誘発し、キャヴァリアーはこの機会攻撃に対して+2の士気ボーナスを得る。敵の攻撃がクリティカル・ヒットを確定させた場合、キャヴァリアーはこの機会攻撃において、この敵を自身の挑戦の目標であるかのように扱う。
呪文
ハイド・ブルーズ
Hide Bruises/痣隠し
出典
Villain Codex 20ページ
系統 幻術(幻覚);
呪文レベル インクィジター1、ウィザード/ソーサラー1、ウィッチ1、オカルティスト1、サイキック1、バード1、メスメリスト1
発動時間 標準アクション
構成要素 音声、動作、物質(血一滴)
距離 接触
目標 接触したクリーチャー1体
持続時間 10分/レベル(解除可)
セーヴィング・スロー 不可かつ意志・看破(本文参照);
呪文抵抗 可(無害)
目標の傷が消えたように見える。目標の傷の重症度を確認するために
〈治療〉判定を試みるクリーチャーは、その判定に-10のペナルティを受ける。幻覚のある範囲に物理的に接触したクリーチャーは意志セーヴを試み、成功すればこれが幻術であると認識できる。
レジスト・スターヴェーション
Resist Starvation/飢えへの抵抗
出典
Villain Codex 21ページ
系統 変成術;
呪文レベル クレリック1、シャーマン1
発動時間 標準アクション
構成要素 音声、動作、物質(食べ物の欠片)
距離 接触
目標 接触した生きているクリーチャー1体
持続時間 1日/レベル
セーヴィング・スロー 意志・無効(無害);
呪文抵抗 可(無害)
この呪文が発動された日に目標が食事をしなかった場合、翌日に飢えによる非致傷ダメージを受けないようにするためのDCは1増加しない。目標が飢えを避けるために少なくとも1回の【耐久力】判定を試みていない場合、この呪文は失敗する。
魔法のアイテム
アンクル・チェインズ・オヴ・ウォーキング
この鉄製の足枷には、長さ2フィートの鎖が繋がれている。足枷は壊れた脚の鉛細工で装飾されている。全ラウンド・アクションで
無防備状態または同意するクリーチャーの足首に繋ぐと、そのクリーチャーは全ての移動形態で、通常の半分の移動速度でしか移動できなくなる。この枷鎖を設置したクリーチャーはこの枷鎖を合言葉で取り除くことができる。全てのクリーチャーはDC30の
〈装置無力化〉判定に成功することで、拘束されているクリーチャーはDC 30の
〈脱出術〉判定に成功することで、この足鎖を取り除くことができる。枷鎖を解呪しても取り除くことはできないが、効果が抑制されるか解呪されている限り、枷鎖を設置したクリーチャーが取り除くための合言葉を使用することは防ぐことができる。
作成要項
ヴァイン・アロー
この
+1アローは、羽ではなく葉で覆われた植物の茎のように見える。敵に命中すると、そのクリーチャーの身体から蔓が生えてくる。目標を含めて、攻撃された目標から5フィート以内にいるすべてのクリーチャーはDC13の反応セーヴに成功しない限り、1ラウンドの間
絡みつかれた状態となる。
作成要項
ギャグ・オヴ・サイレンス
この黒い革の紐の中央には赤い木製の玉が付いている。この紐をクリーチャーの頭に結びつけ、木の玉をクリーチャーの口の中に入れると、クリーチャーは話すことも、呪文の音声構成要素を含む発声もできなくなる。クリーチャーから取り除かれると、ボールは革紐から切れて効果を終了する。他の方法で拘束されていないクリーチャーは簡単に猿ぐつわをほどいて取り外すことができる。
作成要項
スリーピング・サップ
クリティカル・ヒットを確定させたとき、この
+1サップは
スリープのようにクリーチャーを3分間眠らせる。ヒット・ダイスの制限はない(頑健・無効、DC13)。
作成要項
ダークネス・アロー
この
+1アローは最も暗い夜と同じくらい黒く、光沢のあるレイヴンの羽根がちりばめられている。アローが敵に命中すると、魔法の暗闇がクリーチャーの視界に吹き込まれる。クリーチャーは実際の光量のレベルに関係なく、1ラウンドの間暗闇の中にいるものして扱われる。また、クリーチャーが
暗視を持っている場合、DC13の頑健セーヴを行わねばならず、失敗すると1ラウンドの間その
暗視を失う。
作成要項
ブランディング・アイアン・オヴ・トラッキング
この長さ2フィートの金属製の棒の端には、固有の紋章が付いている。紋章が火で加熱されると、クリーチャーや物体に焼き印をつけることができる。焼き印が押された後、クリーチャーは
ブランディング・アイアン・オヴ・トラッキングを持ち、焼き印がされた物体には
ロケート・オブジェクトを、クリーチャーには
ロケート・クリーチャーを使用するように、最も近い焼き印を押されたものの方向を知ることができる。
ブランディング・アイアン・オヴ・トラッキングは焼き印そのものを追跡するため、焼き印を切り取ったり削ったりすると、アイテムを騙すことができる。
作成要項
最終更新:2020年06月14日 13:23