アルケミスト
属性:錬血術師は精髄能力を用いて他人の命を更なる力と交換する。悪属性でない錬血術師は精髄能力を使用できないが、このアーキタイプから得た他の能力やクラス能力を使用することができ、アルケミストを成長させ続けることができる。
精髄(超常)/Lifeblood:錬血術師が知性のある人型生物(招来された知性のある人型生物クリーチャーを除く)をとどめの一撃で殺した際、錬血術師は精髄を集めてビンに入れることができる。これは[即死]効果である。錬血術師は以降24時間以内に収集した精髄を使用しなければならない。錬血術師は精髄を使用することで、そのクリーチャーの脅威度の半分以下の呪文レベルのエキスを準備できる。このとき、一日の使用回数を消費しない。錬血術師はこの能力を呪文レベル毎に1回ずつ使用できる。例えば、13レベルの錬血術師は精髄を使用して、1、2、3、4、5レベルのエキスを1つずつ追加で得られる。錬血術師は
変異薬と
進化薬の発見を取得できない。
8レベルの開始時に、錬血術師は魔法円も生成できるようになる。これはオカルティストの
魔法円クラス特徴と同様に扱うが、念集積1ポイントの代わりに血液プール1ポイントを消費する。
12レベルの開始時に、錬血術師は
束縛円も生成できるようになる。これは同名のオカルティストのクラス特徴と同様に扱うが、念集積1ポイントの代わりに血液プール1ポイントを消費する。
16レベルの開始時に、錬血術師は魔法円と束縛円をより素早く短時間で描けるようになる。これはオカルティストの
高速魔法円能力と同様に扱う。
血液知識(擬呪)/Blood Knowledge:4レベルの開始時に、錬血術師は1分を費やして、血液ひとしずくを様々な錬金術試薬と混ぜ合わせるために未使用の2レベルのエキス・スロットを1つ消費することができる。そうするなら、錬血術師は標準アクションとしてその調合物を飲み込み、使用した血に
ブラッド・バイオグラフィを発動したかのように情報を得ることができる。呪文と同様、生きているクリーチャーとアンデッド・クリーチャーは、この効果を無効化するために意志セーヴィング・スロー(DC=13+錬血術師の【知力】修正値)を行える。
出典 Horror Adventures 45ページ
狂科学者と共に働くものはその閃きを嘲笑い、その理論を揶揄し、研究機関から追い立てる。それは単に、狂科学者の成果を理解するには自分たちがあまりに弱く、怯えているからに過ぎない。彼らは、狂科学者は精神的にやられているのだと考えた。彼らの考えは間違っていた。
狂える独創(超常)/Mad Genius:2レベルの時点で、狂科学者は自分に【判断力】ダメージを1d3ポイント(12ページに掲載の正気ルールを使用している場合、1d6ポイントの正気ダメージ)を受けることで、1、2、3、4、5レベルのエキス1つとして独創エキス1つを作り出すことができる。その他の点では、そのレベルの通常のエキスを作成する際、通常と同じ時間と労力を費やす。しかし、自分が知っている処方から選択する代わりに、独創エキスは予測できない結果を生み出す。狂科学者がこのエキスを飲んだ(あるいは注入の発見を使用して仲間が飲んだ)とき、それは
Advanced Player's Guideの32ページの一覧に記載された中からランダムに効果を1つ選択する。この時、エキスの呪文レベルよりも1高いものを参照する。例えば、2レベルのエキスを用いて独創エキスを作成したなら、それはランダムに選んだ3レベルの錬金術師処方1つの効果を発揮する。独創エキスを飲む前にその効果を予測する手段はない。独創エキスの最低術者レベルはその効果を生み出せる最低術者レベルではなく、使用するエキスの最低術者レベルに等しい。例えば、
フォクセス・カニングを生み出す独創エキスの最低術者レベルは、2レベルの効果である4ではなく、1レベルのエキスを使用することからくる1である。独創エキスになりうる効果は、2レベルのエキスに29種、3レベルのエキスに23種、4レベルのエキスに18種、5レベルのエキスに15種、6レベルのエキスに15種ある。
この能力は
錬金術を変更し、2レベルの時点で得られる
発見を置き換える。
狂える変異薬(超常)/Mad Mutagen:4レベルの時点で、狂科学者は通常の
変異薬の代わりに狂える変異薬を作成できるようになる。そうするなら、
変異薬(適切な発見を修得している場合、
進化薬や他の変異薬の修正版を含む)を作成する際、一切の選択を行わなくて良い。狂科学者が狂える変異薬を飲む際、その時点で変異薬の選択を決める。ただし、狂科学者は同時に1d4ポイントの【判断力】ダメージ(12ページの正気ルールを使用している場合、1d8ポイントの正気ダメージ)を受ける。例えば他のアルケミストであっても、作成した狂科学者以外が狂える変異薬を飲んだなら、意志セーヴ(
吐き気がする状態に対する頑健セーヴと同じDC)を行い、失敗すると1時間の間
混乱状態になる。
この能力はアルケミストの
変異薬を変更し、4レベルの時点で得られる
発見を置き換える。
Advanced Player's Guide に掲載されたアルケミストの処方 Alchemist Formulae from the Advanced Player's Guide
最終更新:2021年11月18日 00:00