ハイヴ Hive
蛆虫のようなクリーチャーが蠢くこの塊は苛烈な臭いを放っている。
ハイヴ・ラーヴァ・スウォーム CR5 Hive Larva Swarm
防御
AC 20、接触20、立ちすくみ18(+8サイズ、+2【敏】)
HP 52(7d8+21)
頑健 +5、
反応 +4、
意志 +5
防御的能力 腐食性の血(1d4)、暑さへの適応性、スウォームの種別特性;
完全耐性 [強酸]、[精神作用]効果、武器ダメージ
攻撃
移動速度 10フィート、登攀10フィート
近接 群がり(2d6、加えて“わずらわす”、および“毒”)
接敵面 10フィート、
間合い 10フィート
特殊攻撃 寄生、断末魔の爆発(7d6、DC16)、毒
一般データ
【筋】1【敏】15【耐】16【知】―【判】10【魅】1
基本攻撃 +5; CMB ―; CMD ―
その他の特殊能力 盲目
生態
出現環境 気候問わず/地形問わず
編成 単体、または巣(1~20、加えてハイヴ・ワーカーおよびウォリアー1~50、およびクイーン1)
宝物 乏しい
特殊能力
寄生(変則)/Infest ハイヴ・ラーヴァ・スウォームは、1体の小型以上のサイズの
無防備状態の生きているクリーチャーの身体の中に入ることができる。そうするとき、スウォームの一部がクリーチャーの口の中に入り、1d4分間の間懐胎する。解体したラーヴァは24時間の間宿主を破壊する。その間規制されたクリーチャーは
気絶状態となり、いかなる方法でも目覚めさせることはできない。この期間中、ラーヴァは
リムーヴ・ディジーズに対する排除に対して脆弱性を持つ(断末魔の爆発と同じDC、一般的にはDC 16)。成功した場合、ハイヴ・ラーヴァは宿主の中で死亡し、1d6ポイントの強酸ダメージを与える。場合によっては代謝されたハイヴ・ラーヴァの死体が
ハイヴの腐敗によってクリーチャーに寄生することができる(24ページ参照)。
24時間後、ハイヴ・ラーヴァは共生し始める。宿主は健康で空腹を感じて目覚める。病気を検知するために使用された
ダイアグノース・ディジーズUMなどの呪文や
〈治療〉判定はもはやハイヴの寄生を検知しなくなり、宿主のクリーチャーは呪文と効果の目的で元のクリーチャー種別と
異形の両方として扱われる(どちらか悪い方として)。DC 25の
〈知識:ダンジョン探検〉判定に成功すると、共生関係を特定できる。この時点で、宿主が死ぬと、ラーヴァの寄生も死ぬ。しかし、その後宿主が死から復活すると、ラーヴァも同様に生き返る。
スウォームは共生の2d12時間後に完全に成熟する。この時点では、
ミラクルまたは
ウィッシュ呪文を使用しない限り宿主を救う術はない。2d12ラウンド後の各ラウンドで、宿主はひどい痛みで苦しみ、頑健セーヴに成功するか(DC 16)、1ラウンドの間
吐き気がする状態とならなければならない。セーヴに失敗するたび、成熟したハイヴ・クリーチャーが強制的に自身と分離するため、宿主は4d6ポイントのダメージを受ける。2d12ラウンドの終了時、または宿主がダメージで殺害された後、完全に成熟したハイヴ・クリーチャー(通常はハイヴ・ウォリアー)が内部から爆発し、宿主の体を破壊する。
毒(変則)/Poison 群がり―致傷型; セーヴ 頑健・DC16; 頻度 1回/ラウンド(6ラウンド間); 効果 1d4【筋力】; 治癒 2回連続のセーヴ成功。
ハイヴ・ラーヴァはハイヴのライフサイクルの第一段階である。これらの頑強なクリーチャーは、適切な宿主を無力化し、身体に寄生して、新しいハイヴのクリーチャーへと変えていく。
黒いキチン質の鎧がこの巨大な昆虫のクリーチャーを覆っている。下顎から腐食性の唾液が滴り落ちている。
ハイヴ・クイーン CR10 Hive Queen
防御
AC 26、接触12、立ちすくみ22(+14外皮、-2サイズ、+4【敏】)
HP 127(15d8+60)
頑健 +9、
反応 +9、
意志 +13
防御的能力 腐食性の血(1d8[強酸])、暑さへの適応性;
完全耐性 [強酸]
攻撃
移動速度 50フィート、登攀20フィート
近接 噛みつき=+18(2d6+9/19~20)、爪(×2)=+18(1d10+9/19/20)、尾の打撃=+16(2d6+4)
接敵面 15フィート、間合い 15フィート(尾の打撃は20フィート)
特殊攻撃 断末魔の爆発(15d6、DC21)
一般データ
生態
出現環境 気候問わず/地形問わず
編成 単体、または巣(1、加えてラーヴァ・スウォーム1~20、およびハイヴ・ワーカーおよびウォリアー1~50)
宝物 乏しい
特殊能力
産卵(変則)/Egg Layer 週に1回、ハイヴ・クイーンは卵の集合体を産むことができ、1d4日後に2d6体のハイヴ・ラーヴァ・スウォームに孵化する。
テレパシー(超常)/Telepathy ハイヴ・クイーンは1マイル以内のハイヴの副種別をもつすべてのクリーチャーとテレパシーで会話ができる。このテレパシーは本当の言語ではなく共感の概念を伝える。
ハイヴ・クイーンは硬度のフレッシュウォープ化の手順によって作られた破壊のエンジンである。通常、ハイヴ・クイーンは休眠状態にあり、卵を産みことだけに関係している。しかし脅威にさらされると、積極的に自身の卵を守る。コロニーの破壊を生き延びた場合、再び開始するために別の適した場所が見つかるまで暴れ、進路のすべてのものを破壊する。
ハイヴ・クイーンは体長17フィート、体重2,1000米ポンドである。
このクリーチャーは人型ではあるが、キチン質のメッキで覆われている。頭部は細長く、刃の長い尾が付いている。
ハイヴ・ウォリアー CR5 Hive Warrior
防御
AC 20、接触12、立ちすくみ18(+8外皮、+2【敏】)
HP 52(8d8+16)
頑健 +4、
反応 +4、
意志 +9
防御的能力 腐食性の血(1d4)、暑さへの適応性;
完全耐性 [強酸]
攻撃
移動速度 30フィート、登攀20フィート
近接 噛みつき=+9(1d6+4)、爪(×2)=+10(1d4+4)、尾の打撃=+7(1d6+2)
特殊攻撃 酸の唾(DC16)、断末魔の爆発(8d6、DC16)
一般データ
生態
出現環境 気候問わず/地形問わず
編成 単体、または巣(ハイヴ・ワーカーおよびウォリアー1~50、加えてラーヴァ・スウォーム1~20、およびクイーン1)
宝物 乏しい
特殊能力
酸の唾(変則)/Acid Spit ハイヴ・ウォリアーは最大20フィートの距離までの遠隔接触攻撃として酸の唾を噴射できる。この噴射で攻撃されたクリーチャーはハイヴ・クリーチャーの断末魔の爆発で攻撃されたかのように[強酸]ダメージを受ける。さらに、ハイヴ・ウォリアーの酸の唾によってダメージを受けたクリーチャーは、以降1d3ラウンドの間、同じ量の[強酸]ダメージを受ける。反応セーヴに成功すると、最初のダメージが半分になり、その後の継続的ダメージが無効化される。セーヴDCは【敏捷力】に基づく。
かきむしる下顎(変則)/Rending Mandibles ハイヴ・ウォリアーが噛みつきでクリティカル・ヒットを確定させたとき、クリーチャーに鎧に等しいダメージを与える。
ハイヴ・ウォリアーはコロニーを守り、適切な宿主のスカウトとして機能する。ウォリアーは時々コロニーから数マイル離れた所を彷徨い、ハイヴ・ワーカーよって繭に入れられる犠牲者を連れてくる。ハイヴ・ウォリアーはハイヴ・クリーチャーとの共生を避けられず有益であると考えており、ほとんどの犠牲者がなぜ抗うのかを理解することができない。ハイヴ・ワーカーも同様のデータを持っているが、
酸の唾や
かきむしる下顎ではなく、樹脂を分泌して彫刻する能力を持つ。
最終更新:2020年06月12日 23:54