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霊障 Haunts

 霊障とは、苦しめられた霊の残響であり、苦しみの鍵となる場所に残る――そして多くの冒険の中で得意な挑戦であることを示してきた。Pathfinder RPG GameMastery Guideで霊障のルールが紹介され、Pathfinder RPG Occult Adventuresでルールの拡張が行われた。この節では霊障に追加する新しい要素と霊障のルールを死に結びついていない腐敗した領域やねじれた領域にも適用できるようにしたバリエーションを紹介する。

霊障要素 Haunt Elements

 出典 Horror Adventures 172ページ
 この節の新しい霊障要素は、あらゆる霊障に適用できるテンプレートである。

飄飄とした霊障(CR +1または+2) Elusive Haunt (CR +1 or +2)

 一般的な霊障は発現の領域内で害を及ぼす可能性があるが、飄飄とした霊障の発生源は別の場所にある。飄飄とした霊障はその発生源でのみダメージを受け、発生源から遠く離れた地でもCRの点毎に最大100フィートまで出現できる。飄飄の要素は霊障のCRを1増加させる。霊障が永続的である場合、飄飄とした実態は霊障のCRを2増加させる。

潜在的霊障 (CR +0) Latent Haunt (CR +0)

 潜在的霊障の効果は微妙なものであり、霊障に対するセーヴに失敗したクリーチャーが特定の場所を訪問したり、特定のアクションを実行したり、特定の条件を満たした場合にのみ有効となる。たとえば、潜在的霊障が連続殺人犯の墓の中で休息し、影響を受けたクリーチャーが殺人犯の邸宅に入った場合にのみその影響が現れる可能性がある。クリーチャーに影響を及ぼす潜在的霊障は、そのクリーチャーを発生源として扱い、霊障を検知したりダメージを与える手段によって、検知またはダメージを受けることがある。潜在的霊障は気がつくための技能判定にDCがCRに対して以上に高いならば最適である。

粘着性の霊障 (CR +1) Tenacious Haunt (CR +1)

 粘着性の霊障は、自分の存在に必死に固執している。霊障がセーヴィング・スローを試みることを要求された場合、自動的に失敗するのではなく2+CRに等しいボーナスを得てセーヴィング・スローを試みることができる。

屈強な霊障 (CR +2) Unyielding Haunt (CR +2)

 屈強な霊障は粘着性の霊障のすべての特性を持っているが、通常ダメージを与える呪文や効果に対するセーヴィング・スローに成功した場合、ダメージを受けない。

亜種の霊障 Haunts Variant Haunts

 死に結びついていない霊障は、正のエネルギーに対する脆弱性はなく、ディテクト・アンデッドのような呪文で検知できず、ハイド・フロム・アンデッドなどの呪文で回避することもできない。これらは独自の弱点と防御を持っている。

次元の不安定性 Dimensional instabilities

 次元の不安定性とは、物質界と別の次元界の間の境界が薄く、次元界間の裂け目が頻繁に開いている領域である。そこは、繋がっている次元界の基本的な性質に対抗する効果からダメージを受ける。例えば、混沌にして悪のアビスに関連する次元の不安定性は善や秩序の呪文や効果らからダメージを受け、火の元素界に関連する不安定性は水や氷雪効果からダメージを受ける。不安定性は洗練する方法を知っている者に利益をもたらすことさえある。

 古代のウィザードが666体のデーモンを拘束したとき、例としている霊障が現れた。時間が経つに連れて、アビスと召喚室の間の境界が薄くなり、次元界の影響は、床に刻み込んだ束縛のサークルを砕き、不規則な間隔でちらつく小さな裂け目を作り出した。

 善と秩序の効果に加えて、霊障はホーリィの武器による追加ダメージなど、GMの裁量によって善または秩序に関連するその他のダメージに対しても脆弱性を持つ。

アビスの落とし子 CR11 Spawn of the Abyss

 出典 Horror Adventures 172ページ
 XP 12,800
 混沌にして悪/持続性亜種の霊障(半径40フィート)
 オーラ 強力・召喚術
 術者レベル 13
 感知 〈知覚〉または〈知識:神秘学〉DC25 (幽かなゆらめきに気づくか、または分断されているサークルの重要性を認識する)
 HP 49; 弱点 善かつ秩序効果(正のエネルギーに対する完全耐性);  発現条件 近接; 再発現 1d20日
 効果 定命のクリーチャーが範囲に入ると、その存在は反対側の存在からの好奇心を呼び起こす。毎ラウンド不安定性がデーモンを吐き出し始め、1分間それが継続する。以下の表を使用して、どのデーモンが現れるかを決定する。これらのデーモンは招来されたわけではない。

d4 デーモン
1 ドレッチ (CR 2)
2 ババウ (CR 6)
3 サキュバス (CR 7)
4 ナバッスゥ (CR 8)

 利益 キャラクターはその範囲に1分間を費やし、エネルギーを集中させる儀式を行うことで、不安定性の力を利用できる。DC 30の〈知識:神秘学〉または〈知識:次元界〉判定が必要である。成功した場合、24時間の間フィーンディッシュ種のテンプレートをを得、属性は混沌にして悪の方向へ1段階ずれる。失敗した場合、アビスに引き込まれる。
 破壊 不安定性はミラクルまたはウィッシュ呪文でのみ永続的に閉じることができる。ディメンジョナル・アンカーに関連付けられたハロウ呪文は不安定性の効果を一時的に防ぐことができる。

狂いの影響 Maddening Influence

 この霊障は、理解を超えた存在による現実を歪める影響に結びついている。この霊障を寄せ付けない唯一の方法は、暗黒の知識を利用することであるが、そのような知識にはコストがかかる。全ラウンド・アクションとして、霊障の範囲内のキャラクターは、短い儀式を実行したり、秘術の言葉を発したり、その他の狂いの影響を鎮圧するための適切な〈知識〉を試みることができる(DC = 15+霊障のCR)。成功した場合、霊障は5ポイントのダメージに加えて、キャラクターがDCを超えた量に等しい追加ダメージを受ける。

 以下で詳しく説明されている彼方からの囁きは、集団儀式自殺の現場で形成された狂いの影響の例である。ざわめきは、それを聞き長く残る傷跡を残す全てのものの心のなかに入り込む。

彼方からの囁き CR10 Whisper From Beyond

 出典 Horror Adventures 173ページ
 XP 9,600
 混沌にして悪/浮遊霊持続性亜種の霊障(半径30フィート)
 術者レベル 9
 感知 〈知覚〉DC25 (近くにいるすべてのクリーチャーの頭蓋骨の内側からささやく声が聞こえる)
 HP 45; 弱点 〈知識:神秘学、次元界または宗教〉によって害されるDC 25 (正のエネルギーに対する完全耐性); 発現条件 近接; 再発現 1日
 効果 囁きは感覚のあるクリーチャーに向かって漂い、特に以前触れたことがある精神を持つ者に向かって漂う。範囲内の各クリーチャーはDC 16の意志セーヴに成功するか、1d8ポイントの【判断力】ダメージを受けなければならず、セーヴに成功しても1ポイントの【判断力】ダメージを受ける(または正気度のシステムを使用してる場合、セーヴに成功すると1d6ポイントの正気ダメージ、失敗すると2d8ポイントの正気ダメージを受ける;12ページ参照)。クリーチャーが霊障の範囲内で過ごすラウンドごとにDCは1ずつ増加する(これらのラウンドは連続している必要はないが、特定のクリーチャーのDCは24時間後と霊障が分散されるたび、DCは16にリセットされる)。クリーチャーがこの霊障にダメージを与えるたび、〈知識〉判定の結果に等しいDCに対する意志セーヴに成功するか、1d4ポイントの【判断力】吸収を受けなければならない(または、正気度システムを使用してる場合、セーヴに成功すると1d8ポイントの正気ダメージ、失敗すると2d10ポイントの正気ダメージを受ける)。
 破壊 この霊障は、作成した全てのカルティストの遺体が火葬され、聖別された地に埋葬された場合、破壊される。

魔法の傷跡 Magical scars

 それぞれの呪文はどんなに弱くとも、その痕跡を短時間世界に残し、術者は残っている魔法のオーラとして認識することができる。数十もの強力な呪文が小さな領域でお互いに衝突すると、現実そのものに傷跡を形成し、その傷跡は近くに来る全ての人に影響を及ぼす。

 魔法の傷にはオーラがあり、ディテクト・マジックや類似の呪文の目的で継続的な呪文効果としてみなされる。傷跡を識別するための〈呪文学〉判定に成功すると、その効果と弱点が明らかになり、10回以上で成功すると傷跡の利益が明らかになる。クリーチャーは識別されていない利益を起動する試みはできない。グレーター・アーケイン・サイトなど魔法の効果の性質を自動的に明らかにする呪文は自動的にこれらの特性を明らかにする。魔法の傷跡の破壊条件はより曖昧であり、明らかにするためには調査や探査が必要である。

 何世紀も前に力術士の二人組が死の決闘をしたとき、秘術の嵐の出没が起こった。決闘の反響はまだ彼らの戦いの場所で激怒しており、真っ黒に焦げた地面は苦い物語を語っている。

秘術の嵐 Arcane Storm

 出典 Horror Adventures 174ページ
 CR 6; XP 2,400
真なる中立/持続性亜種の霊障(半径30フィート)
 オーラ 微弱・力術
 術者レベル 5
 感知 〈知覚〉または〈呪文学〉 DC20 (衝突のエネルギーの音を聞くか、真っ黒に焦げた地面から効果を推測する)
 HP 27; 弱点 エネルギー・ダメージ(正のエネルギーに対する完全耐性); 発現条件 近接; 再発現 1日
 効果 各ラウンド、秘術の嵐は、その範囲で可能な限り多くのクリーチャーを攻撃するためにエネルギーのボルトを発射する(反応・DC 15・半減)。これはライトニング・ボルトとして機能するが、[強酸]、[氷雪]、[電撃]、[火炎]のエネルギー種別のサイクルであることを除く。嵐は、それが与えた最新の種別のエネルギー・ダメージに対する完全耐性を持つ。
 利益 秘術の嵐のボルトの1つに対するセーヴに失敗し、何らかの方法でダメージを減少しないキャラクター(エネルギーに対する抵抗など)は、嵐の力の断片を利用するためにDC 16の意志セーヴを試みることができる。嵐の力を利用するキャラクターは5チャージを得る。フリー・アクションとして1チャージを費やし、嵐の4種類のエネルギー種別に一致するダメージを与える力術呪文または、肉体攻撃か素手打撃に放出されたボルトと同じエネルギー種別の1d6ポイントのダメージを加えることができる。
 破壊 キャラクターが4本のボルトを連続して呪文相殺するのに成功すると、秘術の嵐は破壊される。

念術の霊障 Psychic Haunts

 重要なまたはトラウマ的な出来事の集合的な感情のエネルギーが、死に関連していない場所でさえ、永続的な念術的印象を生み出すことがある。この念術的な霊障は精神作用、感情効果である。アナライズ・オーラを使用するか、念術の霊障の範囲内でオーラ読みの技能開放を使用するキャラクターは、自動的に霊障を検知し、その霊障を鎮めるための不可解な手がかりを受け取る事ができる。

 すべての念術の霊性は特定の感情に焦点を当て、関連する感情に関係づけられていない感情呪文のや効果の効果の範囲内にいるか目標となったとき、効果の呪文レベルの3倍に等しいダメージを受ける(持続時間に関係なく、各呪文霊障に1回のみダメージを与える)。カーム・エモーションズは関連する感情に関係なく念術の霊障似ダメージを与え、呪文レベルのない感情効果は、効果を作成したクリーチャーのHDに等しい量のダメージを与える。キャラクターは〈交渉〉判定で念術の霊障を落ち着かせることができる(DC = 15+霊障のCR)。成功した場合、霊性は成功した場合、霊障は5ポイントのダメージに加えて、キャラクターがDCを超えた量に等しい追加ダメージを受ける。

 以下の念術の残響は廃墟となった村の中心にある。襲撃者のグループが剣で村人を追い払ったが、村人たちの怒りの反響が続き、襲撃者の民族全体への憎悪を掻き立てた。

念術の残響(憤怒) CR10 Psychic Echo (Anger)

 出典 Horror Adventures 174ページ
 XP 9,600
 真なる中立/持続性亜種の霊障(半径30フィート)
 術者レベル 11
 感知 〈真意看破〉DC25 (怒りの内なる火花を感じる)
 HP 45; 弱点 感情効果とカーム・エモーションズ (正のエネルギーに対する完全耐性); 発現条件 近接; 再発現 1日
 効果 DC 19の意志セーヴに失敗したクリーチャーは襲撃者特有のグループのメンバーと敵対することを除き、フォスター・ヘイトリッドとして機能する。
 破壊 霊障を破壊するには、村人側と襲撃者側の民族がそれぞれ二人で霊障の範囲内で、お互いに対する真の愛情を明らかにする必要がある(通常は結婚することによって)。

新しい霊障 New Haunts

 以下の霊障はOccult Adventuresとこの本の霊障要素を利用している。

血塗れの手形 CR1/4 Bloody Handprints

 出典 Horror Adventures 174ページ
 XP 100
 中立にして悪/霊障(最大5フィート四方の表面)
 術者レベル 1
 感知 〈知覚〉 DC5(表面にある乾燥した血痕を見る)
 HP 1; 発現条件 接触; 再発現 1日
 効果 血塗れの手形がゆっくりと表面上に現れる。表面を触れたものは1d6ポイントのダメージを受ける。
 破壊 表面を聖水によって洗浄し擦ると、血塗れの手形は消える。

 殺人や暴力による死は、現れた表面に触れるクリーチャーを傷つける血痕として残る。

壁の向こうのひっかき音 CR1/2 Scratching Behind the Wall

 出典 Horror Adventures 175ページ
 XP 200
 混沌にして悪/霊障 (5フィート×10フィートの廊下)
 術者レベル 1
 感知 〈知覚〉 DC15 (壁の後ろのかすかな悲鳴を聞く)
 HP 1; 発現条件 近接; 再発現 1日
 効果 壁の内側を爪でひっかく音が廊下全体に響き渡る。範囲内のクリーチャーはDC 11の意志セーヴに成功するか1d4ラウンドの間怯え状態とならなければならない。
 破壊 召使いの死体を見つけ、壁の向こう側から取り除くキャラクターは霊障を永遠に破壊する。

 恐ろしい秘密を持つ領主が、書類を覗き見している召使いを捕らえた。領主は召使いの頭を殴り倒し、彼が床との間で躓いた、使わなくなった食器用エレベーターに彼女を放り込んだ。翌日、召使いは目を覚ます。彼女の必死の逃避行は彼女が埋め込まれていた壁に自身を吹き込んだ。

突然の冷気 Cold Spot

 出典 Horror Adventures 175ページ
 CR 1; XP 400
中立にして悪/霊障(5フィート半径)
 術者レベル 1
 感知 〈知覚〉 DC20 (気温が下がるのを感じる)
 HP 2; 弱点 火炎(これらの効果は霊障へダメージを与えることができる); 発現条件 近接; 再発現 1日
 効果 温度が急に氷点下となる。半径以内の全てのクリーチャーは寒冷な天候で一時間外にいたかのように影響を受け、DC 15の頑健セーヴに成功しない限り、1d6ポイントの非致傷ダメージを受ける。低温は10分間継続するが、追加の自動的な効果はない。
 破壊 突然の冷気が、聖なる火(フレイム・ストライクなど)で破壊された場合、決して戻ることはない。

 突然の冷気は、ゴーストとして現れるには弱すぎる霊の残響である。単独で発生するか、重要な領域の周囲に集中することがある。

霊的な叫び声 CR2 Spectral Screams

 出典 Horror Adventures 175ページ
 XP 600
 中立にして悪/霊障(半径10フィート)
 術者レベル 3
 感知 〈知覚〉 DC10 (うめき声を上げる霊が近づくのを聞く)
 HP 4; 弱点 〈威圧〉発現条件 近接; 再発現 1時間
 効果 肉体なしに存在する頭部の霊体の形態が床から現れ、その範囲内全ての者に悲鳴を上げる。その顎は不可能な幅にまで広がっている。クリーチャーはスケアーの影響を受ける。霊体の頭部は、被害者を恐怖に陥れることを誇りにしている;クリーチャーがその戦慄の性質を示すためにDC 16の〈威圧〉判定に成功した場合、霊体はPCが現在のコンテストの真の勝者であると判断し、その後ヒット・ポイントが0に減少したかのようにPCへの興味を1時間失う。
 破壊 クリーチャーがその範囲内で8時間連続して睡眠を取ると、霊的な叫び声の霊障は破壊される。

 一部の霊体は生活をより恐ろしいものにすることに喜びを感じる。霊的な叫び声は、拡散できる恐怖の量を増やすために団結した、下級の霊体の集合である。

不吉な前兆の霧 CR3 Foreboding Mist

出典 Horror Adventures 175ページ
 XP 800
 中立にして悪/持続性の霊障(半径15フィート)
 術者レベル 3
 感知 〈知覚〉 DC15 (冷たい霧の形成に気づく)
 HP 13; 弱点 スロー発現条件 近接; 再発現 1時間
 効果 肌寒い霧が降りてきて、捻れて凝縮しながら爪を作り、その内部にいる者を掴んで突く。この霧はホーンティング・ミスツとして機能する(DC 13)。
 破壊 霧の下の地面にコンセクレイトを発動すると、霧が戻るのを防ぐ。

 不吉な前兆の霧は手入れの行き届いていない墓地に潜んでおり、下に埋葬されている人々の不安からその実態を引き出す。天候に関係なく合わられ、完全に現実ではないことを認識できない人々の心を狙う。

生き埋め Buried Alive

 出典 Horror Adventures 175ページ
 CR 4; XP 1,200
 中立にして悪/持続性の霊障(半径15フィート)
 術者レベル 5
 感知 〈知覚〉 DC20 (土を掻くシャベルの音を聞く)
 HP 18; 発現条件 近接; 再発現 1日
 効果 最初のラウンドでは、幽体の墓掘りが深さ15フィート、霊障の全体を半径として覆う落とし穴を形成する。この範囲内のクリーチャーはDC 15の反応セーヴに成功するか、落とし穴の底へと落ち、2d6ポイントのダメージを受けなければならない。成功したクリーチャーは落とし穴の端のマスへと飛び移る。落とし穴の壁は凸凹している(〈登攀〉 DC 20)。幽体の墓掘りが落とし穴を緩い幽体の泥で満たし、まだ中にいる者全員を埋める。埋められたクリーチャーは押さえ込まれた状態となるが、DC 15の【筋力】判定に成功すると、組みつき状態を緩和できる。クリーチャーは毎分1d6ポイントの非致傷ダメージを受け、10分後に窒息し始める。穴の外のクリーチャーは埋められたクリーチャーを掘り起こすことができる。幽体の泥の5フィート立方の重量は1,000ポンドである。クリーチャーは1分辺り最大荷重の5倍の泥、もしくはシャベルを持っている場合、最大荷重の10倍を掻き出すことができる。霊障が発散すると、埋められていたクリーチャーは自動的に表面へと浮き上がる。
 破壊 キャラクターが生き埋めにされた人物の骨を見つけて掘り返し、聖水で洗い、守護者の神格の神殿で再埋葬するとこの霊障は永続的に破壊される。

 生きたまま埋められた不幸な魂の霊は他人に運命を分け与えることを強要する。

遅れてきた到着 Belated Arrival

 出典 Horror Adventures 176ページ
 CR 5; XP 1,600
真なる中立/連鎖の霊障(半径25フィート)
 術者レベル 9
 感知 〈知覚〉 DC20 (走る足音を聞く)
 HP 22; 弱点 スロー発現条件 近接; 再発現 1日
 効果 数人の霊体の姿が跪いて悲しみに泣き叫ぶ前によろめいているステップを踏む。範囲内のすべてのクリーチャーは過労状態となり(セーヴなし、ウェイヴズ・オヴ・イグゾースチョンとして)、DC 13の意志セーヴィング・スローに成功しない限り13分間の間スローとして、減速化する。
破壊 これらの霊体が、救うことができなかった人々が死後の世界へと導く場合にのみ休息を見つける。

 他人に恐ろしい運命を逃れさせるにはあまりにも遅く到着した人々の後悔は、霊障として顕現することがある。遅れてきた到着の霊性は、しばしば他の霊障やアンデッドの近くで発生する。これは後悔した霊が止まるのに十分な速されはなかったという運命を意味している。遅れてきた到着の霊性はしばしばゴーストに連鎖しているが、ネクロクラフトこそが真に恐ろしい選択肢である。

未解決の殺人事件 CR6 Unsolved Murder

 出典 Horror Adventures 176ページ
 XP 2,400
 中立にして悪/潜在的持続性憑霊の霊障(半径最大30フィート)
 術者レベル 6
 感知 〈知覚〉 DC25 (死体の手の痙攣に気がつく)
 HP 27; 発現条件 接触; 再発現 1週
 効果 商人の霊体が死体と接触したクリーチャーに微妙に憑依する(クリーチャーが道具に触れた場合でも)。これはライディング・ポゼッションとして機能するが(意志・DC 17・無効)、商人は宿主とテレパシーで会話ができること除く。彼は宿主に自分の殺人事件の捜査を促す。宿主がなにか進展させた日には、彼は喜び、技能判定にに+2の士気ボーナスを与える。1週間全く進展がない場合は宿主に怒り心頭に発し、宿主を呪う。これはビストウ・カースとして機能するが(意志・DC 16・無効)、霊が選択したときにいつでも取り除くことができることを除く。霊は週に1つ新しい呪いをかけることができる。
 破壊 商人の霊は、復讐のために殺人犯が死んだ場合にのみ休むことができる。その前に殺人犯が他の原因で死亡した場合、商人の霊は殺人者の記憶や家族に対する別の形で激しい復讐を要求する。

 商人が最新の事業立ち上げを祝うために開かれたパーティで殺害された後、彼の霊は殺人犯を見つけて復讐を果たすことに取り憑かれていた。何年もの間、それは彼の身体に纏わりついて、不運な墓泥棒が彼の未完の事業の手先になることを望んでいる。

裏切り CR7 Betrayal

 出典 Horror Adventures 176ページ
 XP 3,200
 混沌にして悪/持続性の霊障(半径30フィート)
 術者レベル 7
 感知 〈知覚〉または〈真意看破〉 DC20 (12体のマントを纏った人物の輪郭が形成され始めるか、疑いの強い感覚を感じる)
 HP 31; 発現条件 近接; 再発現 1日
 効果 コンフュージョンとして、数十人のマントを纏った人物が範囲内に群がり、友人と敵の間の境界線がぼやけ、妄想が霊障の範囲内のすべての者に降りてくる(意志・DC 15・無効)。さらに、霊障の範囲内のクリーチャーは、霊障の呪いに対するDC 15の意志セーヴィング・スローを試みなければならない。呪いが取り除かれるまで、呪いは犠牲者に無害と指定されたものを含む呪文に対するセーヴィング・スローを試みさせる。さらに、犠牲者は挟撃や他の援護など、他のクリーチャーを味方として扱う必要のある効果から利益を得ることができない。リムーヴ・カースはこの効果を取り除くことができる。
 破壊 犠牲者が範囲内の別のクリーチャーに変わって受けたダメージによって気絶状態または死ぬと、裏切るの霊性は破壊される。シールド・アザーやlifeのオラクルの生命共有能力など、ダメージの転送を可能とする呪文や能力はこの霊障の必要条件を満たす。これは問題のキャラクターが霊障を破壊するために共謀してダメージ転送を捏造する場合には機能しない;本当に他人を守るための無私の行為だった場合にのみ機能する。

 裏切りの刺し傷が墓の無効まで残っているとき、混乱と編集的な精神的エネルギーのバラバラな塊として現れ、最も近い味方相手でさえ敵対させる。

水辺の墓場 CR8 Watery Grave

 出典 Horror Adventures 177ページ
 XP 4,800
 混沌にして悪/連鎖浮遊霊持続性の霊障(船1艘、半径最大40フィート)
 術者レベル 9
 感知 〈知覚〉 DC20(泡が水面に上がってくるのを聞く)
 HP 36; 発現条件 近接; 再発現 1日
 効果 幽霊のような水の巻きひげが海から噴出し、船に乗っているクリーチャーの肺へと押し込んでいき、溺れ始める。これはサフォケーションとして機能する(頑健・DC 17・無効)。霊障は、その霊障が消えるまでラウンドごとに追加の1体の犠牲者に影響を与える。
 破壊 幽霊船の船長が永続的に破壊されると、水辺の墓場の霊障は破壊される。

 水辺の墓は通常、幽霊船に乗って旅をし、幽霊船の乗客を守る。幽霊船の船長が敵の船に乗り込むと、水辺の墓も同様に漂流してくる。

貪り食らう胃袋 Devouring Maws

出典 Horror Adventures 177ページ
 CR 9; XP 6,400
 混沌にして悪/持続性の霊障(半径30フィート)
 術者レベル 9
 感知 〈知覚〉 DC20(骨を削る歯の音を聞く)
 HP 40; 発現条件 近接; 再発現 1日
 効果 肉体のない口の群れが範囲を埋め尽くす。範囲内にいる人型生物クリーチャーそれぞれはDC 21の頑健セーヴを行わねばならず、失敗するとマス・ホールド・パースンと同様に麻痺状態になる。胃袋は麻痺状態のクリーチャーの周囲に群がり、ラウンド毎に4d6ポイントのダメージを与える。エルフはこの霊障の効果に対して完全耐性を持つ。
 破壊 少なくとも10,000ポンドの合計重量を持つ生きているクリーチャー(必ずしも感覚があるとは限らないが)が1日のうちに貪り食らう領域にいなければならない。

 かつて平和であった町に飢えたグールの群れが降りてゆき、逃げ切れなかった全ての住人を殺したり変化させたりした。グールの果てしない空腹感は、町の人々の恐ろしい死の記憶と混ざり合って貪欲な胃袋の霊障を生み出した。

生ける腐敗臭 CR10 Living Decay

 出典 Horror Adventures 177ページ
 XP 9,600
 中立にして悪/持続性の霊障(半径50フィート)
 術者レベル 9
 感知 〈知覚〉 DC20 (腐った魚の臭いをかぐ)
 HP 45; 弱点 リムーヴ・ディジーズ発現条件 近接; 再発現 1日
 効果 辺りに腐った肉の臭いを発する強力な瘴気が満たされている。半径以内の全員がDC 20の頑健セーヴに成功するか、潜在・保菌を通り越して感染することを除いて、下記で説明する生ける腐敗病に感染しなければならない。霊障の範囲内では病気の頻度は1ラウンドに増加し、セーヴDCは20に増加する。このセーヴィング・スローに成功したキャラクターは完全耐性を持たない; 霊障の範囲内にとどまっているラウンドごとに新しいセーヴィング・スローを試みなければならない。霊障のヒット・ポイントを0に減少させても、病気は取り除かれない。リムーヴ・ディジーズを生ける腐敗臭の霊障に発動するキャラクターは、自分の術者レベルに等しい量のダメージを受ける。
 破壊 元の犠牲者の集団墓地に残っている各死体にヒールを発動するとこの霊障が再発するのを防ぐ(マス・ヒールの場合は1回の発動)。

 最も恐ろしい病気の中には、犠牲者の身体を腐らせるものがある。そのような病気が蔓延して人口を荒廃させたとき、生ける腐敗臭の霊障が発生する。この霊障はPathfinder RPG Pathfinder Unchainedの138=139ページに記載されているオプションの病気のルールを使用している。
生ける腐敗病 Living Rot
 種別 病気、接触型、吸入型、または致傷型; セーヴ 頑健・DC17
 トラック 肉体的; 頻度 1/日
 効果 弱体状態では、目標は【筋力】と【敏捷力】に基づく技能判定と能力値判定に-2のペナルティを受ける。障害状態では、目標は攻撃ロールに50%の失敗確率を得、目標の移動速度は半分に減少する(最低5フィート)。障害状態で接触したすべての物体は病気が転移する可能性がある; 治癒 2回の連続したセーヴ、弱体以上の状態からのペナルティは犠牲者がヒールまたはリジェネレイトの目標となるまで永続的なものとなる。

永遠の焚き木 Eternal Pyre

 出典 Horror Adventures 178ページ
 CR 11; XP 12,800
 混沌にして悪/連鎖迅速浮遊霊持続性怨嗟粘着性の霊障(半径30フィート)
 術者レベル 11
 感知 〈知覚〉 DC20 (火のパチパチいう音を聞く)
 HP 49; 弱点 水の呪文と効果(これらの効果は霊障にダメージを与える); 発現条件 近接; 再発現 1日
 効果 黒と赤の炎の柱が各ラウンド霊障の範囲内に顕現する。この柱はフレイム・ストライクとして機能するが(反応・DC 19・無効)、ダメージは半分が火炎、半分が負のエネルギーである。
破壊 ウィッチファイアーの破壊も永遠の焚き木の霊障を破壊する。

 永遠の焚き木は、過激すぎる魔女裁判で生きたまま焼かれた者の霊から形成される。全ての生きている存在を嫌っているが、そのスピリットの中で最も強力なものから生じたウィッチファイアーと強い親密な絆を持っている。ウィッチファイアーが焚き木の攻撃の力を強め、自身を癒すので、ウィッチファイアーはしばしば霊障の範囲内に潜んでいる。

溶解液の入った桶 Dissolving Vat

 出典 Horror Adventures 178ページ
 CR 12; XP 19,200
 混沌にして悪/迅速持続性の霊障(桶を中心とする半径60フィート)
 術者レベル 11
 感知 〈知覚〉 DC20 (強く増大する刺激的な化学臭を嗅ぐ)
 HP 54; 弱点 強酸ダメージに対する脆弱性(この効果は霊障にダメージを与える); 発現条件 近接; 再発現 1日
 効果 化学薬品が入った桶が沸騰して泡立ち、遠隔接触攻撃として各ラウンドで距離内の全員へ内容物を吐き出す(攻撃ロール+15、4d6+6ポイントのダメージ)。このダメージはダメージ減少とエネルギー抵抗を無視する。化学薬品が当たったクリーチャーはDC 18の頑健セーヴに成功するか、骨と筋肉が溶け出して肉の粘体へと液化しなければならない。このセーヴィング・スローのDCは過去24時間にクリーチャーに命中した化学薬品のボールごとに1ずつ増加する。液化したクリーチャーはアイテムを運んだり使用したり身に着けたりすることができず、【敏捷力】値は1に減少する。全ての物理的な攻撃を失い、音声または動作構成要素を持つ呪文を発動できる。元のサイズよりも1段階大きいサイズ段階のクリーチャーでの叩きつけ攻撃を得る(例えば、中型の場合は1d6ポイントのダメージ)。加えて、クリティカル・ヒット、挟撃、麻痺、毒、ポリモーフ、睡眠、朦朧に対する完全耐性を得る。液化したクリーチャーは、霊障が0ヒット・ポイントとなると、元の状態に戻る;そうでない場合、リミテッド・ウィッシュミラクルリジェネレイトウィッシュ呪文のみが回復できる。
 破壊 アルケミストの研究ノートをすべて収集し、桶に投入しなければならない。

 サディスティックなアルケミストが、自分の遠隔地の研究室で被験者を対象に実験を行った。彼が目的を果たした時、被験者を溶解するためにどぎつい化学薬品の大桶に投げ込んだ。犠牲者の魂は桶に浸透し、近づいてくる者に向かって粘体のよう霊体の姿で手を伸ばす。

心臓爆発 CR13 Heart Explosion

 出典 Horror Adventures 178ページ
 XP 25,600
 混沌にして悪/迅速持続性の霊障(半径60フィート)
 術者レベル 13
 感知 〈治療〉または〈知覚〉 DC20 (影響を受けたクリーチャーが心臓の周りに圧力が高まっていることに気がつく)
 HP 58; 発現条件 近接; 再発現 1日
 効果 巨大な鼓動する心臓の霊体が現れ、霊障の範囲内の全ての者の心臓が制御不能に加速し始める。範囲内のすべてのクリーチャーは不調状態となり、毎ラウンドDC 21の頑健セーヴに成功するか、幻惑状態となり1d6+2ポイントの【耐久力】吸収を受けなければならない。このセーヴィング・スローに失敗したクリーチャーのヒット・ポイントが10未満か、【耐久力】が0に達した場合、心臓は胸から勢いよく爆発し、即座に死ぬ。爆発の圧力は胸部の破片を全方向に投射し、10フィート以内の全てのクリーチャーに2d6ポイントの斬撃ダメージを与える(反応・DC 21・無効)。心臓を持たないクリーチャーはこの霊障に完全耐性を持つ。
 破壊 善属性のクリーチャーが3日間、その範囲の中心で動かずに瞑想をすると、心臓爆発の霊性は破壊される。

 この霊障の原因となった霊体は恐怖に襲われ、その恐怖を定命の者に理解させようとするために、爆発するまで犠牲者の心臓を速く速くさせる。

粉砕の恐怖 Crushing Terror

 出典 Horror Adventures 179ページ
 CR 14; XP 38,400
 中立にして悪/持続性の霊障(半径30フィート)
 術者レベル 13
 感知 〈知覚〉 DC20 (骨が折れる音を聞く)
 HP 58; 発現条件 近接; 再発現 1時間
 効果 同じ大きさのコロッサル・ドラゴンの尾の何本かのコピーが冷笑の範囲を通過する。各ラウンド、尾は範囲内の各クリーチャーをつかみ絞めつけようとする(ヒット+18、2d6+6ポイントのダメージに加えて掴み、CMB+35、締めつけ 2d6+18ポイントのダメージ)。クリーチャーが尾の締めつけ能力からダメージを受ける各ラウンドで、その手足の1本(ランダムに決定する)がバラバラになり、DC 22の頑健セーヴに成功するか、1d4ラウンドの間吐き気がする状態とならなければならない。キュアの呪文はこの霊障が生み出す重度の骨折を修繕するには不十分である――ヒールやそれより強力な魔法のみが直すことができる。骨折した手足はいかなる目的にも使用できない;脚を折ると、クリーチャーの脚を使用したときのクリーチャーの移動速度が半分になり、クリーチャーの脚の半分以上が折れるとその足を使用するあらゆる形での移動が行えなくなる。
 破壊 リノームの犠牲者の遺体が洞窟から回収され、保管され、再度組み立てられてから埋葬されると粉砕の恐怖の霊障は破壊される。

 伝説のリノームの物語は、ドラゴンを殺すことによって自分自身を証明した糸ともう多くの大胆な冒険者を引き付けていった。リノームは、自身を求める人々を狩るスポーツを高く評価しており、特にその強力な尾で犠牲者を殺すことを好む。この不幸な人々の霊は粉砕の恐怖の霊障の姿で残る。

最後の兵士 Final Soldier

 出典 Horror Adventures 179ページ
 CR 15; XP 51,200
 中立にして悪/武闘派連鎖迅速持続性粘着性の霊障(半径60フィート)
 術者レベル 15
 感知 〈知覚〉 DC20 (戦闘の落ち着いた音を聞く)
 HP 202; 発現条件 近接; 再発現 1日
 効果 鎧を身にまとった霊体の兵士の大群が四方八方から蘇る。霊障のイニシアチブ値で、5体の兵士が範囲内の各クリーチャーを攻撃し、各兵士は霊体の剣で1回の非実体の接触攻撃を行う(攻撃ロール+12;2d6+9ダメージ/19~20)。霊障の範囲内のクリーチャーは兵士を攻撃できるが、たとえ個々の兵士を破壊したとしても、5体の兵士は霊障が消えるまで各ラウンドで各クリーチャーを攻撃し続ける。
 破壊 最後の兵士はグレイヴナイトのアンティパラディンとして蘇った古代の将軍が、永久に破壊された場合のみ休息する。

 この霊障の原因となった古代のアンティパラディンの将軍は恐怖を通じて支配し、兵士が幸福を受け入れたり自費を示すことを禁じた。闘いを終わらせるお気に入りの方法は、敵軍の司令官以外の全員を殺すよう兵士に命令し、その後敵の司令官の首をとった兵士に莫大な報酬を与えることであった。

空からの落下 Fallen from the Sky

 出典 Horror Adventures 179ページ
 CR 16; XP 76,800
 中立にして悪/迅速範囲拡大持続性屈強の霊障 (高さ200フィートのがけと地面の上端に沿った半径160フィートの領域)
 術者レベル 16
 感知 〈知覚〉DC20 (地面にわずかな振動を感じる)
 HP 72; 発現条件 近接; 再発現 1日
 効果 霊障は、崖の淵に沿った霊障の範囲内全てのクリーチャーを地面まで200フィート急落させ、20d6ポイントのダメージを与える。霊障は正のエネルギー・ダメージを防がないことを除いてアンティマジック・フィールドして機能し、その範囲内の呪文、擬似呪文応力、超常能力を一時的に無効化する。霊障がある範囲は常に移動困難な地形となる。モンクの浮身などの変速能力は通常通り落下ダメージを軽減する。霊障は、後続の各ラウンドでクリーチャーを崖の超常へと持ち上げるが、その後、各クリーチャーを崖から突き飛ばすために、戦技判定に成功しなければならない(CMB+25)。自然飛行するクリーチャーは落下を制御しダメージを受けないように霊障のCMBに対抗する〈飛行〉判定を試みることができる。
 破壊 街の現在の行政長官が崖の端に行き、名前が記録されていない人も含め、崖から投げ捨てられたすべての人へ名前によって個々人の恩赦を与えなければならない。

 有罪判決を受けた人々の精神が街の行政長官を同様に放り投げるまで、断崖絶壁の頂上で繁栄する大都市は、犯罪者を絶壁から放り投げることで慣習的に処刑していた。

取り憑かれたダンジョン CR17 Haunted Dungeon

 出典 Horror Adventures 180ページ
 XP 102,400
 混沌にして悪/武闘派飄飄浮遊霊範囲拡大持続性粘着性の霊障(構造物全体、半径最大170フィート)
 術者レベル 17
 感知 〈知覚〉 DC10 (ダンジョンのすべての備品と罠が近づいていることに気がつく)
 HP 229; 発現条件 近接; 再発現 1日
 効果 このダンジョンは、その悪意を内部の全ての者に向ける。内部は常にガーズ・アンド・ウォーズの効果下にある。この能力が解呪された場合、翌日にリセットされたときに霊障が再構築する。1分に1回、ダンジョンは家具、その他のアイテムのコレクションを集めて、アニメイテッド・オブジェクトを形成できる。1体の超巨大アニメイテッド・オブジェクトを作成できる;または2体の巨大アニメイテッド・オブジェクト、4体の超大型アニメイテッド・オブジェクトなどを作成できる。1分間に作成できるアニメイテッド・オブジェクトの最大4倍まで制御できる(合計CRは15)。クリーチャーを検知する目的で、取り憑かれたダンジョンとそのアニメイテッド・オブジェクトは壁さえ通して霊障の全範囲内への擬似視覚を持つ。
 破壊 ダンジョン全体が同時にハロウの効果下となった場合に霊障は破壊される。

 1つのダンジョンに十分な霊障が集まると、ゲシュタルトの霊障へと合体して、構造物全体に悪意のある一つの意思を吹き込むことができる。霊障の源は通常、構造物の中で最も見つけにくい場所やわかりにくい場所にあるが、近づいてくるクリーチャーを感知すると移動する。

皮剥自殺 CR18 Flayed Suicide

 出典 Horror Adventures 180ページ
 XP 153,600
 中立にして悪/武闘派持続性屈強の霊障(最大半径90フィート)
 術者レベル 20
 感知 〈知覚〉 DC20 (影響を受けたクリーチャーは皮膚のチクチクするような感覚に気がつく)
 HP 243; 弱点 なし; 発現条件 近接; 再発現 1日
 効果 何百もの剃刀のように鋭いナイフが出現し、霊障の範囲内の人々の皮膚を彫りこんでいく。影響を受けたクリーチャーはDC 25の頑健セーヴを試み、皮膚と体の間がつながっているかを維持できる。セーヴに成功すると、クリーチャーは10d6ポイントの斬撃ダメージを受ける。セーヴに失敗したクリーチャーは、生きたまま皮を剥がれるかのように、20d6の斬撃ダメージを受ける。剥がされたクリーチャーの皮膚は、その源をひたすら殺そうとする死霊術の人形に自立行動する。皮膚は、クリーチャーのすべての装備を持ち(したがって、クリーチャーはこの装備を使用できなくなる)、全ての能力の使用権を得、データを共有するが、ヒット・ポイントの合計値は元のクリーチャーの最大ヒット・ポイントの半分に等しい値となることを除く。皮膚がクリーチャーの使用回数制限のある能力の1つを使用する場合、その日のそのクリーチャーの合計使用回数に数えられる。皮膚を剥ぎ取られたクリーチャーは永続的な不調状態となり、そのターンの開始時にDC 25の頑健セーヴに成功師な限り、痛みからよろめき状態となる。壊死した皮膚を破壊したとしても、剥がれたクリーチャーの皮膚は自然に再生することはなく、リジェネレイトでのみ回復する。
 破壊 神格の皮を剥がされたヘラルドは、その皮膚と再開し、最後の急速を霊障に与えるために狂気を治癒しなければならない。あるいキャラクターがこの偉業を使いこなせた場合、あらゆる次元界に存在する全ての皮剥自殺の霊障は即座に破壊される。

 皮剥自殺の霊障は、元の精神の残骸がなくなるまで狂気を超えて拷問された人々の霊から生じる。キュトンだけがこの強力で不穏な苦しみの痕跡を生み出すために必要な堕落の深さを知ることができる。

魂の渦CR19 Soul Vortex

 出典 Horror Adventures 180ページ
 XP 204,800
 中立にして悪/武闘派迅速持続性屈強の霊障(半径最大95フィートの範囲)
 術者レベル 20
 感知 〈知覚〉 DC20 (影響を受けたクリーチャーが何かが自分の中で間違っているという基本的な感覚に気がつく)
 HP 256; 発現条件 近接; 再発現 1日
 効果 黒い渦が霊障の半径の中心に現れ、間合い内にいるすべてのクリーチャーの魂を容赦なく引っ張り込む。各ラウンド魂を目標ととする前に、渦は彼らを守る魔法を対象とし、デス・ウォードまたはレベル吸収を防ぐその他の呪文を最初の目標とするグレーター・ディスペル・マジック効果でクリーチャーに影響を与える。解呪効果のあと、クリーチャーは渦の引っ張りに部分的に抵抗するためのDC 23の意志セーヴに成功しなければならない。成功するとクリーチャーは1d4の負のレベルを受ける。失敗すると、そのクリーチャーの魂は身体から引き抜かれ、破壊される。ミラクルまたはウィッシュのみが渦が食らい付くした魂を再構成できる。渦は吸収されるレベルごとに5ポイントの一時的ヒット・ポイントを得る――魂を貪り食うことは、クリーチャーを殺すために通常必要とするの同じくらい多くの負のレベルを吸収する。これらの一時的な負のレベルは累積し、1時間継続する。魂の渦の霊障は、ヒールマス・ヒールの呪文に完全耐性を持つ。通常恐怖に対する完全耐性を持つクリーチャーもこの霊障の半径内ではその完全耐性を失う。
 破壊 魂の渦の霊障は、現在破壊され黄泉がえりが発動されるのを待っているCR 20以上のリッチの経箱が破壊されると、破壊される。この行為は渦と経箱の両方を破壊する。

 魂の渦は、負のエネルギー界に繋がっている現実の織物ににある隙間の傷である。何十万人もの命を奪った大規模な悲劇の現場で形成されることもある。魂の渦は、装具する不幸な人の魂を消滅させ、経験豊富な冒険者でさえも難攻不落だと思っている防護を破る。

捻じ曲げられた願い CR20 Twisted Wish

 出典 Horror Adventures 181ページ
 XP 307,200
 秩序にして悪/武闘派浮遊霊屈強の霊障(半径最大100フィート)
 術者レベル 20
 感知 〈知覚〉 DC35 (範囲の中心から発生する時間のわずかな途切れに気がつく)
 HP 120; 発現条件 近接; 再発現 1日
 効果 捻じ曲げられた願いの霊障は、近くに来た人々の願いを収集し、自分の好きなように、歪んだ方法で与えることを決定するまで保管する。霊障はタンズとしてすべての言語を理解し、その範囲内で全ての話された願いを聞いたり書かれた願いを読んだりする必要はない。霊障は1日1回発現し、収集されたものの中から願いを与えるためにウィッシュを発動することができる。発現するためにその範囲内に入ってくるクリーチャーを待つ必要はない。捻じ曲げられた願いはヒールまたはマス・ヒール呪文に完全耐性を持つ。一般的な霊障の効果とは異なり、この霊障が与える願いは恐怖効果としてみなされない。霊障は発現しなくとも10フィートの移動速度で飛行することができるが、現在の範囲に十分な犠牲者がいない場合や、誰かを潜在的な脅威として認識している場合を除いて、そうすることはほとんどない。
 破壊 この霊障がもたらすことができるウィッシュ呪文の膨大な数は、この霊障をほぼ無敵にする。神格の直接的な介入だけが捻じ曲げられた願いの霊障を破壊できる。

 捻じ曲げられた願いの霊障はかなりの力を持った高貴なジンニーが心に復讐心を持って死ぬとき、最もこの世のものならざぬ状況でのみ起こる。人々が願い事を市に行く井戸や噴水のような場所に鎮座しているため、その力を頻繁に使うことができる。
最終更新:2020年05月22日 01:01