HA > アーキタイプとクラス・オプション > オカルティスト

オカルティスト

霊障蒐集家(アーキタイプ) Haunt Collector

出典 Horror Adventures 62ページ
 霊障蒐集家はかつての持ち主に祟られたアイテムを用いて、念術の力が込められた不気味な存在を作り出す。

 所持品への憑依(超常)/Possessed Possessions:2レベルの時点と以降オカルティスト・レベル4毎に、霊障蒐集家が修得していない系統の装具を選択する際、その系統の通常の装具を使用する代わりに、霊障装具を使用できるようにすることができる。それは、旅の中で集めた、強力な霊の取り憑いたアイテムである。霊障装具を選択した際、霊障蒐集家はアイテムの装具グループから共鳴能力を諦め、代わりにミーディアムの霊(Pathfinder RPG Occult Adventures33ページ)から霊を1つ選択し、その霊の降霊の恩恵を共鳴能力の代わりに修得する。加えて、霊障蒐集家は即行アクションで装具の霊障存在を呼び出し、選択した伝説の霊の霊ボーナスに関連した全ての判定にボーナスを得ることができる。この効果は1ラウンド持続する。この霊ボーナスは装具に込めた念集積の総量の半分に等しく、最大で1+オカルティスト・レベル4毎に1である。この霊ボーナスの呼び下ろしは、1日に装具に込めた念集積の総量に等しい回数だけ使用できる。この力を使用したからといって、念集積は消費されない。装具に対する霊の種類が選択されると、以後変更できない。

 この能力は装具を変更する。

 霊障専門家(超常)/Hauntist:5レベルの時点で、霊障装具を1つ以上持つ霊障蒐集家は、ミーディアムの霊障との交信クラス特徴(Occult Adventures31ページ}を得る。有効ミーディアムレベルはオカルティスト・レベル-2に等しい。

 この能力はオーラ視覚を置き換える。

 霊の語り手(擬呪)/Spirit Speaker:8レベルの時点で、霊障装具を1つ以上持つ霊障蒐集家は、1日1回装具に宿る霊と交信することができる。降霊会を10分間行うことで、破壊されたアンデッド、無効化あるいは破壊された霊障に質問できる。この能力を非実体のアンデッドに使用するには、霊障蒐集家はそのクリーチャーの頭部を所持していなければならない。霊障あるいは非実体のアンデッドに対して使用する場合、この降霊会は霊障の場所あるいは非実体のアンデッドが破壊された場所で行わなければならない。この能力はスピーク・ウィズ・デッド(死体に対してではなく、破壊されたアンデッドにのみ作用する)もしくはスピーク・ウィズ・ホーントACGとして機能する。術者レベルとして霊障蒐集家のオカルティスト・レベルを用いる。霊障蒐集家は12レベル、16レベル、20レベルの時点で、霊障蒐集家はこの降霊会を1日に追加で1回使用できるようになる。

 この能力は異界との接触を置き換える。

 霊障解放(超常)/Extricate Haunt:霊障蒐集家は霊障装具に宿る存在を一時的に解放し、霊障に似た効果を生み出すとともに、それにオカルティストの修得呪文を吹き込むことができる。機会攻撃を誘発する全ラウンド・アクションとして、霊障蒐集家は念集積を1ポイント消費することで、装具の霊を隣接したマス1つにそのぼんやりとした存在を解放し、同時に装具の関連系統の呪文1つ(距離は接触かそれより長いこと)をこの霊に与える。このアクションにより、呪文は発動されたかのように消費されるが、そのエネルギーは生み出した霊障に留まっており、霊障蒐集家が設定した起動条件を満たすまでそのままである。霊障の呪文効果を起動するのに必要な条件は明解なものでなければならないが一般的なものであっても良い。これはマジック・マウスの指針に従うこと。霊障は移動せず、起動条件が満たされると呪文は通常通り、霊障のマスを起点として作用する。

 霊障自体は不可視状態であり、非実体で、霊的な存在である。これは動かないアンシーン・サーヴァントに似ているが、ディテクト・アンデッドのような呪文の効果を決めるのに当たり、アンデッドのオーラを放つ。霊障のHPは作成時に使用した呪文のレベルの2倍+オカルティストの【知力】修正値に等しい。作成した戦闘中に作動した場合、霊障はイニシアチブ値10で行動する。そうでない場合、起動条件が満たされると、霊障は戦闘を開始し、不意討ちラウンドにイニシアチブ値10で行動する。他のクリーチャーは〈知覚〉判定(DC=10+霊障収集家のレベル)に成功しなければ、この不意討ちラウンドに行動できない。霊障は正のエネルギーやその他の霊障にダメージを与える効果からダメージを受ける。起動する前に破壊されると、害を与えることなく消散する。霊障が破壊されると、オカルティストが次に念集積を装具に割り振るまで霊障装具を再構築できない。オカルティストが次に念集積を割り振るまで起動条件を満たされなかった場合、霊障はその時点で消失し、霊障装具を再構築できる。

 霊障蒐集家はこの能力を1日に1+【知力】修正値に等しい回数だけ使用できる。霊障存在は装具から解放されているため、装具の降霊の恩恵の利益を受けることはできないし、装具の霊ボーナスや念能力を使用することもできない。しかし、ペナルティなく装具に関連する呪文を発動できる。霊障が破壊される前に呪文がチャージ消費されると、霊的存在は次のラウンドに霊障蒐集家の装具に戻り、降霊の恩恵と霊ボーナス能力を使用できるようになる。

 12レベルの時点で、霊障蒐集家は追加で念集積を1ポイント消費することで、束縛されていないさまよう霊障を生み出すことができるようになる。この霊障は10フィートの飛行速度(機動性は良好)をもち、場所を変えたり目標を探したりすることができる。しかし、上述の起動条件の制約を受ける。霊障が中距離(霊障蒐集家の現在の位置から計測する)を離れてしまうと、即座に破壊される。

 16レベルの時点で、霊障蒐集家は標準アクションで装具の霊を解放できるようになる。

 この能力は魔法円束縛円高速魔法円を置き換える。

護符職人(アーキタイプ) Talisman Crafter

出典 Horror Adventures 63ページ
 護符職人は封印の作成に専門化し、装具として使う護符製作の達人である。また、深奥なる幾何学模様で防護を彫り記す。

 護符の装具(超常)/Talismanic Implements:護符職人は通常の装具を獲得しない。その代わりに、念集積を回復した後、小さな主護符を1時間かけて製作する。この護符は金属、布、蝋、木で作られており、秘伝の印が描かれたものだ。これを自分の知っている系統の装具として用いることで、護符職人はオカルティスト呪文を発動できるよう力が込められている。護符職人は系統を通常通り選択する(1レベルの時点で2つ、2レベルの時点と以降4レベル毎に1つずつ追加する)。護符職人は主護符を自分の修得した系統ごとに1つ作り出す。ただし、同じ装具系統を複数選択した場合、その系統を選択した回数に等しい主護符が必要となる。護符職人は通常通り、念集積を自分の修得している系統と無形念集積に割り振ることができる。

 この能力は装具を変更する。

 呪文拘束護符(超常)/Spellbound Tailsman:2レベルの時点で、護符職人は主護符に加えて呪文拘束護符を作り出すことができるようになる。この護符は自分の修得している念術呪文のうち、通常であれば1体以上を目標とするもの(術者を目標としたり、範囲に作用したり、効果を生み出したり、といった呪文は選択できない)を織り込んだ小さな護符である。護符職人が呪文の一つを護符に吹き込むと、その呪文を発動したかのように呪文スロットを消費し、必要なら物質要素を消費する。護符職人はこの事前に準備した護符を標準アクションとして投擲できる。これは機会攻撃を誘発し、元の呪文が持つならば、同様の感情要素と思考要素(Occult Adventures144ページ)を持つ。たとえ機会攻撃を誘発することなく物体を投げられる場合でも、護符の投擲は防御的発動のための精神集中判定に成功しなければ機会攻撃を誘発する。投擲した護符は20フィートの距離まで届き、目標に命中させるには遠隔接触攻撃に成功しなければならない。目標に命中したなら、呪文は通常通り効果を発揮し、(もしあれば)クリーチャーは通常通りその呪文の効果に対してセーヴィング・スローを行う。これにより、護符職人は接触呪文を呪文拘束護符として離れた相手に効果を伝達できる。その代わりに、護符職人は近接接触攻撃として目標のクリーチャー1体に護符で触れることができる。目標が同意しているなら、自動的に命中する。防御的発動のための精神集中判定に成功すれば、この攻撃は機会攻撃を誘発しない。吹き込まれた護符の呪文が元々は2体以上のクリーチャーに作用するものであれば、DCは2増加する。

 護符職人だけが呪文拘束護符を起動できる。作成すると、呪文拘束護符は次に護符職人が呪文スロットを回復するまで魔力を失わず、力を保持したままである。この形で呪文拘束護符を作成するには、1分かかる。

 この能力は魔法のアイテム技術オブジェクト・リーディングを置き換える。

 共有護符(超常)/Shared Talisman:4レベルの時点で、護符職人は無形念集積を1ポイント消費することで、誰でも使用できる呪文拘束護符を1つ作成できるようになる。呪文拘束護符が存在する限り、オカルティストの呪文スロット1つを占め続けるが、他のクリーチャーが使用してこの効果を起動できる。この効果を起動したのが誰であれ、共有護符は感情要素と思考要素を必要としない。また、呪文発動において機会攻撃を誘発しない(しかし投擲した場合は通常通り機会攻撃を誘発する)。

 この能力は集積移動を置き換える。

 防護印(超常)/Warding Seal:5レベルの時点で、護符職人は防護印を作ることができる。これは念術エネルギーを吹き込んだ秘文である。防護印の作成は魔法円を描くのと同様のルールに従い、1分かかり、護符職人は念集積を1ポイント消費しなければならない(無形念集積でも装具のいずれかのものを用いても良い)。機会攻撃を誘発する全ラウンド・アクションとして、護符職人は念集積を1ポイント消費してい特別な印を描き、自分の修得している、1体以上のクリーチャーを目標とする念術呪文1つを秘文に込める。このとき、その呪文を発動したかのように呪文スロットを消費する。この印は作成時に事前に設定した起動条件を満たすか、護符職人が年集積を回復するかのいずれかが起きるまで、呪文エネルギーを保持する。印はグリフ・オヴ・ウォーディングの呪文の秘文として作用する。17レベルの時点で、護符職人の高速魔法円能力は防護印にも作用するようになる。また、この能力はグレーター・グリフ・オヴ・ウォーディングの呪文の秘文として作用するようになる。

 この能力はオーラ視覚と、5レベルと17レベルの時点で得られる念能力を置き換える。
最終更新:2020年12月28日 00:01