ローグ
XP 200
人間、1レベル・ローグ
中立にして悪/中型サイズの人型生物(人間)
イニシアチブ +7;
感覚 〈知覚〉+3
防御
AC 16、接触13、立ちすくみ13(+3【敏】、+3鎧)
HP 10 (1d8+2)
頑健 +1、反応 +5、意志 -1
攻撃
移動速度 30フィート
近接 ショート・ソード=+3(1d6+2/19~20)
遠隔 ダガー=+3(1d4+2/19~20)
特殊攻撃 急所攻撃+1d6
戦術
戦闘前 このローグは、急所攻撃を行うため隠れる。
戦闘中 このローグは、第一の敵と近接戦闘で接敵し続け、全ての敵が離れている場合は強酸を投げる。
一般データ
巾着切りは予期していない犠牲者から奪うために奇襲と隠密を用いる、卑劣なこそこそした輩である。
だんぴらのアヴェム Avem the Blade
名を上げようとしている若いごろつきであるアヴェムは無法な殺人よりも強盗や夜盗を好む。しかし殺しを恐れることはない。
戦闘遭遇:アヴェムは都市の危険な区画にいる単独のPCを標的にするか、未熟なごろつきの一団のリーダーであるかもしれない。
ロールプレイの指針:アヴェムはさまざまな種類の盗みに熟練しており、手ごろな代価でちょっとした盗みや、目くらましをするために雇うことができる。
XP 400
ハーフオーク、2レベル・ローグ
混沌にして悪/中型サイズの人型生物(
オーク、人間)
イニシアチブ +2;
感覚 暗視60フィート;
〈知覚〉+6
防御
AC 16、接触12、立ちすくみ14(+2【敏】、+4鎧)
HP 19 (2d8+7)
頑健 +1、反応 +5、意志 +1
防御能力 オークの凶暴性、身かわし
攻撃
移動速度 30フィート
近接 高品質のグレートアックス=+5(1d12+4/3)[訳注:(1d12+4/×3)]
遠隔 ショートスピア=+3(1d6+3)
特殊攻撃 急所攻撃+1d6
戦術
戦闘中 このローグは最も近い敵に突撃する。
一般データ
【筋】17、
【敏】14、
【耐】13、
【知】8、
【判】12、
【魅】10
基本攻撃 +1;
CMB +4;
CMD 16
特技 《追加HP》
技能 〈威圧〉+7、
〈隠密〉+5、
〈軽業〉+5、
〈騎乗〉+2、
〈真意看破〉+6、
〈知覚〉+6、
〈登攀〉+6
言語 オーク語、共通語
その他の特殊能力 オークの血、武器精通、ローグの技(出血攻撃+1)、罠探し+1
戦闘用装備 ポーション・オヴ・キュア・ライト・ウーンズ(2)、
ポーション・オヴ・ディスガイズ・セルフ、
ポーション・オヴ・ディヴァイン・フェイヴァー、
ポーション・オヴ・フェザー・フォール、
ポーション・オヴ・ハイド・フロム・アンデッド;
その他の装備 チェイン・シャツ、高品質のグレートアックス、ショートスピア、59GP
忍び寄る悪漢は旅人から無法な通行料を徴収し、払うことを拒絶する者を攻撃する。
ブラータ Blarta
ブラータは暴れ者であり、より手間がかからないという理由で戦闘よりも威圧を好む。
戦闘遭遇:ブラータは街道でPCたちに絡んでくるか、山賊の斥候をしているかもしれない。
ロールプレイの指針:ブラータは街道でたくさんの人々を見ており、PCたちの興味があることを知っているかもしれない。適切な代価で仲間に加わるように説得することさえできるが、最も上手くいっても彼は信用ならない。
XP 600
ハーフエルフ、3レベル・ローグ
混沌にして中立/中型サイズの人型生物(エルフ、人間)
イニシアチブ +3;
感覚 夜目;
〈知覚〉+11
防御
AC 16、接触13、立ちすくみ13(+3【敏】、+3鎧)
HP 23 (3d8+6)
頑健 +3、反応 +6、意志 +1;心術に対して+2
防御能力 身かわし、罠感知+1;完全耐性 睡眠
攻撃
移動速度 30フィート
近接 レイピア=+3(1d6+1/18~20)
遠隔 高品質のコンポジット・ロングボウ=+6(1d8+1/×3)
特殊攻撃 急所攻撃+2d6
戦術
戦闘前 このローグは、到達しがたい止まり木を選び、目標が射程内に来るのを待つ。
戦闘中 このローグは、遠隔攻撃をしてくるものや生きたまま捕える必要があるものに対してスリープ・アローを使用する。
一般データ
【筋】12、
【敏】17、
【耐】14、
【知】13、
【判】10、
【魅】8
基本攻撃 +2;
CMB +3;
CMD 16
特技 《技能熟練:知覚》、
《近距離射撃》、
《精密射撃》
技能 〈隠密〉+9、
〈軽業〉+9、
〈騎乗〉+6、
〈芸能:管楽器〉+5、
〈水泳〉+7、
〈生存〉+3、
〈脱出術〉+9、
〈知覚〉+11、
〈登攀〉+7、
〈変装〉+5
言語 エルフ語、共通語、ドワーフ語
その他の特殊能力 エルフの血、ローグの技(不意討ち攻撃)、罠探し+1
戦闘用装備 オイル・オヴ・マジック・ウェポン(2)、
ポーション・オヴ・キュア・モデレット・ウーンズ、
ポーション・オヴ・インヴィジビリティ、
スリープ・アロー;
その他の装備 高品質のスタデッド・レザー、高品質のコンポジット・ロングボウとアロー20本、レイピア、73GP
熟練の狙撃手は攻撃の完璧な機会を待つ。
密猟者ディアタ Diata the Poacher
ディアタは珍しい動物や逃亡した犯罪者のような生きた目標を捕えることが専門である。ちゃんと支払いがなされる限り、彼女は自分が狩ったり捕えたり、あるいは殺す者が何かであれ気にしない。
戦闘遭遇:ディアタはPCあるいはその動物の相棒を捕えるために雇われているかもしれない。
ロールプレイの指針:ディアタはダンジョンを避けるが、戸外の戦闘では斥候または狙撃手として雇うことができる。
XP 800
人間、4レベル・ローグ
混沌にして中立/中型サイズの人型生物(人間)
イニシアチブ +2;
感覚 〈知覚〉+8
防御
AC 16、接触12、立ちすくみ14(+2【敏】、+4鎧)
HP 21 (4d8)
頑健 +1、反応 +6、意志 +2
防御能力 直感回避、身かわし、罠感知+1
攻撃
移動速度 30フィート
近接 高品質のレイピア=+3(1d6-1/18~20)
遠隔 ライト・クロスボウ=+5(1d8/19~20)
特殊攻撃 急所攻撃+2d6
ローグの擬似呪文能力 (術者レベル4、精神集中 +5)
戦術
一般データ
【筋】8、
【敏】14、
【耐】10、
【知】13、
【判】12、
【魅】18
基本攻撃 +3;
CMB +2;
CMD 14
特技 《欺きの名人》、
《攻防一体》、
《フェイント強化》
技能 〈隠密〉+9、
〈芸能:歌唱〉+9、
〈交渉〉+11、
〈真意看破〉+8、
〈装置無力化〉+9、
〈知覚〉+8、
〈知識:地域〉+8、
〈治療〉+3、
〈手先の早業〉+9、
〈はったり〉+13、
〈変装〉+13、
〈魔法装置使用〉+11
言語 エルフ語、共通語
その他の特殊能力 ローグの技(上級魔法使用、下級魔法使用)、罠探し+2
戦闘用装備 ポーション・オヴ・キュア・モデレット・ウーンズ、
スクロール・オヴ・ブレス、
スクロール・オヴ・バーニング・ハンズ、
スクロール・オヴ・キュア・ライト・ウーンズ、
スクロール・オヴ・マジック・ミサイル、錬金術師の火(2)、聖水、雷石;
その他の装備 +1スタデッド・レザー、ライト・クロスボウとボルト10本、高品質のレイピア、変装用具、消えずの松明、治療用具、盗賊道具、ウィザードの呪文書、木製聖印、129GP
トリックを使っていかさま師は魔術師、神官、あるいは役人のふりをする。
エゼカリ Ezekari
機知の回るエゼカリは術者であるふりをして人々をだまし、その過程で有益な情報を得ている。
XP 1,200
ハーフリング、5レベル・ローグ
中立にして悪/小型サイズの人型生物(ハーフリング)
イニシアチブ +8;
感覚 〈知覚〉+9
防御
AC 18、接触15、立ちすくみ14(+1サイズ、+4【敏】、+3鎧)
HP 41 (5d8+15)
頑健 +4、反応 +11、意志 +1;恐怖に対して+2
防御能力 直感回避、身かわし、罠感知+1
攻撃
移動速度 20フィート
近接 +1ショート・ソード=+9(1d4+1/19~20)
遠隔 高品質のハンド・クロスボウ=+9(1d3/19~20)
特殊攻撃 急所攻撃+3d6
戦術
戦闘中 このローグは、奇襲と挟撃を使って急所攻撃を行い、また鈍らせのローグの技を用いる。
一般データ
新米ギルド員は盗賊ギルドに自分の価値を証明することを望む
ローグである。
火付け棒のフェリックス Felix the Twig
フェリックスは験担ぎのために常にマッチをくわえている熟練の夜盗である。
戦闘遭遇:フェリックスは若い追いはぎの一団の一員かもしれないし、大仕事のために見張りをしているかもしれない。
ロールプレイの指針:フェリックスは盗賊ギルド内のよい橋渡し役である。
XP 1,600
ドワーフ、6レベル・ローグ
秩序にして中立/中型サイズの人型生物(ドワーフ)
イニシアチブ +3;
感覚 暗視60フィート、
〈知覚〉+11
防御
AC 17、接触13、立ちすくみ14(+3【敏】、+4鎧)
HP 54 (6d8+24)
頑健 +5、反応 +8、意志 +4;毒、呪文、および擬似呪文能力に対して+2
防御能力 直感回避、防衛訓練(巨人に対するACに+4回避ボーナス)、身かわし、罠感知+2
攻撃
移動速度 20フィート
近接 高品質のショート・ソード=+6(1d6+1/19~20)
遠隔 +1ライト・クロスボウ=+9(1d8+1/19~20)
特殊攻撃 オークおよびゴブリン類の人型生物に対する攻撃ロールに+1、急所攻撃+3d6
戦術
戦闘前 このローグは、敵が登るために時間を浪費している間に撃つことができる高所を探すことを好む。
戦闘中 このローグは、
《精密射撃》と暗視をできるだけ利用しながら
《速射》を用いる。
一般データ
【筋】13、
【敏】16、
【耐】16、
【知】10、
【判】14、
【魅】6
基本攻撃 +4;
CMB +5;
CMD 18(足払い、突き飛ばしに対して22)
特技 《近距離射撃》、
《高速装填》、
《精密射撃》、
《速射》、《武器熟練:ライト・クロスボウ》
技能 〈隠密〉+12、
〈軽業〉+12(跳躍時+8)、
〈脱出術〉+12、
〈知覚〉+11(通常のものでない石製の仕掛けに気づく+13)、
〈知識:ダンジョン探検〉+9、
〈登攀〉+12、
〈生存〉+8、
〈水泳〉+10
言語 共通語、ドワーフ語
その他の特殊能力 ローグの技(戦闘技術、回復力、武器訓練)、罠探し+3
戦闘用装備 ポーション・オヴ・キュア・モデレット・ウーンズ、
ポーション・オヴ・スパイダー・クライム(2)、錬金術師の火(2);
その他の装備 +1スタデッド・レザー、
+1ライト・クロスボウとボルト20本、高品質のショート・ソード、登攀用具、308GP
洞窟の巡察者は経験を積んだ洞窟探検家にして宝探し屋である。
ギャレス・レッドビアド Galeth Redbeard
ギャレスはドワーフの基準でも気難しく、問われない限り滅多に話さない。
戦闘遭遇: ギャレスは単独行動の狩人かもしれないし、地下の軍勢の指導者かもしれないし、クロスボウをふるう衛視の一団の一員かもしれない。
ロールプレイの指針: ギャレスはダンジョンを罠に引っかかって何とか生きているところを発見されるかもしれない。
XP 2,400
人間、7レベル・ローグ
中立にして悪/中型サイズの人型生物(人間)
イニシアチブ +4;
感覚 〈知覚〉+10
防御
AC 19、接触15、立ちすくみ14(+1回避、+4【敏】、+4鎧)
HP 42 (7d8+7)
頑健 +4、反応 +10、意志 +3
防御能力 直感回避、身かわし、罠感知+2
攻撃
移動速度 30フィート
近接 +1レイピア=+10(1d6+3/18~20)
遠隔 高品質のライト・クロスボウ=+10(1d8/19~20)
特殊攻撃 急所攻撃+4d6
戦術
戦闘中 このローグは、
《一撃離脱》と《迎え撃ち》を使用する。
一般データ
自由契約の泥棒は金でその忠誠心を売る。
五枚銭のハル Hal Five-Coins
ハルは傲慢だが熟練した泥棒で、その渾名は金貨を手玉に取る習慣から来ている。多くのギルドが彼の首に賞金をかけている。
戦闘遭遇: ハルは出来事を裏から操ったり、盗みを働いていたり、証拠を隠したりしているところを見つかるかもしれない。
ロールプレイの指針: 誰かのために働こうとするため、ハルはPCたちの味方になっているかもしれない。
XP 3,200
ノーム、8レベル・ローグ
中立にして悪/小型サイズの人型生物(ノーム)
イニシアチブ +7;
感覚 夜目;
〈知覚〉+14
防御
AC 19、接触16、立ちすくみ15(+1回避、+1サイズ、+1反発、+3【敏】、+3鎧)
HP 63 (8d8+24)
頑健 +6、反応 +12、意志 +4;幻術に対して+2
防御能力 直感回避強化、防衛訓練(巨人に対するACに+4回避ボーナス)、身かわし、罠感知+2
攻撃
移動速度 20フィート
近接 高品質のダガー=+7/+2(1d3-1/19~20)
遠隔 高品質のライト・クロスボウ=+11(1d6/19~20)
特殊攻撃 急所攻撃+4d6、ゴブリン類および爬虫類の人型生物に対する攻撃ロールに+1
戦術
戦闘中 このローグは、クロスボウを使って直接攻撃する。
一般データ
【筋】8、
【敏】16、
【耐】16、
【知】14、
【判】12、
【魅】10
基本攻撃 +6;
CMB +4;
CMD 19
特技 《イニシアチブ強化》、
《回避》、《技能熟練:製作:罠》、
《神速の反応》
技能 〈隠密〉+18、
〈軽業〉+14(跳躍時+10)、
〈製作:罠〉+20、
〈装置無力化〉+19、
〈脱出術〉+14、
〈知覚〉+14、
〈知識:工学〉+10、
〈知識:ダンジョン探検〉+13、
〈登攀〉+10、
〈はったり〉+11、
〈魔法装置使用〉+11
言語 共通語、ドワーフ語、ノーム語、森語、竜語
その他の特殊能力 ローグの技(屋根歩き、迅速解除、回復力、罠見抜き)、罠探し+4
戦闘用装備 ポーション・オヴ・キュア・モデレット・ウーンズ、
スクロール・オヴ・ノック、
ワンド・オヴ・ディテクト・マジック(20チャージ);
その他の装備 高品質のスタデッド・レザー、高品質のダガー、高品質のライト・クロスボウとボルト10本、
クローク・オヴ・レジスタンス+1、
ゴーグルズ・オヴ・マイニュート・シーイング、
リング・オヴ・プロテクション+1、高品質の職人道具、盗賊道具、577GP
この
ローグは罠を作り、仕掛け、やり過ごすことに長けている。
XP 4,800
エルフ、9レベル・ローグ
混沌にして中立/中型サイズの人型生物(エルフ)
イニシアチブ +4;
感覚 夜目;
〈知覚〉+13
防御
AC 19、接触14、立ちすくみ15(+4【敏】、+5鎧)
HP 53 (9d8+9)
頑健 +4、反応 +10、意志 +2;心術に対して+2
防御能力 直感回避強化、身かわし、罠感知+3;完全耐性 睡眠
攻撃
移動速度 30フィート
近接 +1レイピア=+11/+6(1d6+1/18~20)
遠隔 ダガー=+10/+5(1d4/19~20)
特殊攻撃 急所攻撃+5d6
戦術
戦闘前 このローグは、戦闘と殺人はあまりにも多くの問題を引き起こすことを理解しており、可能ならば
〈交渉〉と
〈はったり〉を用いて戦闘を回避し、その偽装を維持しようとする。
戦闘中 このローグは、敵に急所攻撃と武器落し戦技を用いることを好み、安全に離れることができるならば逃走する。そこにいる者が彼がスパイであると理解することができたり、あるいは生かしておくことが彼の謎めいたスパイマスターの利益に反する場合、殺すために攻撃する。
一般データ
殺意の密偵は交渉、偽装、心理学、暗殺術を高度に訓練されている。
ケレシロス Kelethiros
ケレシロスは王宮と秘密結社の重要かつ危険なメンバーであり、微妙な嘘と変装で敵同士をお互いに争い合わせることに熟練している。彼の才能と、ハット・オヴ・ディスガイズのちょっとした助けによって、彼はあらゆるギルド、政府、貴族の家に入り込みスパイをしている。彼の唯一の欠点は、魅力的な容貌と強くほっそりした足に容易に気を取られることであり、しばしば騙された恋人と怒り狂う配偶者に直面して逃げ出さざるを得なくなる。
ほとんどの社会で端正な容貌と警戒心を解かせる性質によって容易に動き回ることができるが、ケレシロスは内心では種族主義者であり、エルフの利益のため、他の種族、特に人間の利益に対抗して行動することを好む。彼は短命な種族が余りに大きくあまりに早く勢力拡張し、業績を上げるやり方に強く憤っており、自分の偽装をはがしてもよい場合には、しばしば他の種族の仕事は「子供が文明で遊んでいる」と評する。もちろんこの人間に対する全般的な嫌悪が作戦の間人間の恋人を作ることを妨げることはなく、何人かのハーフエルフは疑いなく彼の偽りの仮面との繋がりへと辿ることができる。また彼の偏見により、作戦や偽装のために殺人が必要になった場合、人間やその同類を殺すことは実際は殺人ではないと容易に納得できるようになっている。何と言っても、彼らはあまりに早く死ぬだろうから、彼はせいぜい数十年を奪うだけであり、エルフをほとんど狼狽させることはない。
戦闘遭遇: ケレシロスは物事の裏側で働くことを好み、勝つ確信がない限り戦闘を避ける。そのかわり、変装の魔法を使ってPCたちの味方を敵対させ、PCたちが誰かを攻撃したという濡れ衣を着せ、あるいはPCたちとの戦闘が始まる直前に外見を変えてPCたちが誰か無実の者を攻撃したかのように見せかける。
ロールプレイの指針: ドッペルゲンガーのように、ケレシロスはキャンペーンで多くの役割を果たすことができ、あるときはPCたちを情報で助けるが、同じくらい敵対したり観察したりする。
XP 6,400
人間、10レベル・ローグ
真なる中立/中型サイズの人型生物(人間)
イニシアチブ +8;
感覚 〈知覚〉+12
防御
AC 20、接触16、立ちすくみ15(+1回避、+1反発、+4【敏】、+4鎧)
HP 68 (10d8+20)
頑健 +4、反応 +11、意志 +2
防御能力 直感回避強化、身かわし、罠感知+3
攻撃
移動速度 30フィート
近接 +1キーン・レイピア=+13/+8(1d6+3/15~20)
遠隔 ライト・クロスボウ=+11(1d8/19~20)
特殊攻撃 急所攻撃+5d6
戦術
戦闘前 このローグは戦闘を嗜むが、敵を奇襲して
《大旋風》を使うために、しばしば完全に包囲されるまで能力の限り隠れることを好む。
戦闘中 このローグは突撃で戦闘に入り、可能な限り多くの敵の只中に行って
《大旋風》を使おうとし、敵を切り捨てると笑って祈りを詠唱する。
一般データ
踊る修道僧は自らが神との調和を達成する焦点となるように回転する。
砂漠の針のレサス Lesath the Desert Sting
レサスは神と分かたれた苦痛を鋭く感じている悩める人間であり、手に剣を持っている時だけ暗い考えが止まる。彼にとって剣舞は平和と精神の平穏を見出す手段である。彼は日に数回(彼が戦闘中であろうとあるまいと)静かなる祈りの儀式として踊る。その後、祈りの喜びの記憶に集中して瞑想し、時として無意識にこの繋がりから学んだ何らかの真理を語る。彼はしばしば理由が正当で神の意思に適う場合には戦闘に飛び込むが、実のところ彼にとっては理由よりも戦うことが重要である。
戦闘遭遇: レサスは巡礼の一団を監視しておりPCたちが干渉したりやり取りをしようとしたりするあらゆる試みを拒絶するかもしれないし、聖地を守っていてPCたちが侵入するのを拒否するかもしれない。
ロールプレイの指針: PCたちはレサスが殺した敵の輪に囲まれて瞑想し、予言や神聖な真実を我知らず語っているのを見つけるかもしれない。また彼を揉め事から遠ざける仕事を負っているかもしれない。
XP 9,600
エルフ、11レベル・ローグ
中立にして悪/中型サイズの人型生物(エルフ)
イニシアチブ +5;
感覚 夜目;
〈知覚〉+17
防御
AC 21、接触16、立ちすくみ16(+1反発、+5【敏】、+5鎧)
HP 86 (11d8+33)
頑健 +5、反応 +13、意志 +5;心術に対して+2
防御能力 直感回避強化、身かわし、罠感知+3;完全耐性 睡眠
攻撃
移動速度 30フィート
近接 +1レイピア=+15/+10(1d6+3/15~20、加えて“毒”)
遠隔 高品質のダガー=+14/+9(1d4+2/19~20加えて“毒”)
特殊攻撃 急所攻撃+6d6
戦術
戦闘前 このローグは、ブルー・フィニスの毒を自分のレイピアおよびダガーに塗布する。
戦闘中 このローグは、1体の敵に集中し、短い時間で可能な限り大きなダメージを与えるために、
《強打》、急所攻撃、出血攻撃の継続的効果、ブルー・フィニス毒を用いる。目標が逃げようと試みる場合、契約暗殺者は
《足止め》を使うか毒を塗ったダガーを投げる。
一般データ
【筋】14、
【敏】20、
【耐】12、
【知】12、
【判】12、
【魅】8
基本攻撃 +8;
CMB +10;
CMD 26
特技 《足止め》、
《強打》、《クリティカル強化:レイピア》、
《追加HP》、《武器熟練:レイピア》、
《武器の妙技》、
《迎え討ち》
技能 〈威圧〉+13、
〈隠密〉+19、
〈軽業〉+19、
〈装置無力化〉+21、
〈知覚〉+17、
〈知識:地域〉+15、
〈登攀〉+16、
〈はったり〉+13、
〈変装〉+13
言語 エルフ語、共通語、ドワーフ語
その他の特殊能力 エルフの魔法、武器精通、ローグの技(出血攻撃+6、戦闘技術、弱体化打撃、高速隠密、不意討ち攻撃)、罠探し+5
戦闘用装備 エリクサー・オヴ・ハイディング、
ポーション・オヴ・キュア・シリアス・ウーンズ、
ポーション・オヴ・インヴィジビリティ、耐毒剤、ブルー・フィニス毒(4);
その他の装備 +2スタデッド・レザー、
+1レイピア、高品質のダガー、
ベルト・オヴ・インクレディブル・デクスタリティ+2、
クローク・オヴ・レジスタンス+1、
リング・オヴ・プロテクション+1、高品質の盗賊道具、陽光棒(3)、617GP
契約暗殺者は最新の目標を殺すために隠密と毒物を用いる。
死体製造業モラーン Mollarn the Corpsemaker
モラーンは老いたエルフであり、数百年かけて見出した唯一の真理は、誰もが脆弱であり、予期せずして傷つき死ぬ傾向にあるということだ。人生において無数の友を失い、彼は他者と日常的に触れ合うことをほとんど諦め、死の使いとなった。殺人は彼に何の満足も喜びももたらさない。それは呼吸と同じほど単に日常のありふれたことだ。彼が狙う目標に到達するために他の者を殺す必要がある場合、彼は良心の呵責も罪の意識もなくそうする。
戦闘遭遇:モラーンはPCたちの1人か、彼らが知る誰かを殺すために訪れるかもしれない。犠牲者は単にモラーンが真の目標に至る道の障害物であることもあり、その者をその道からどかすだけでモラーンは目的の敵に向けて進むようになる。
ロールプレイの指針:全く良心の咎めを持たないモラーンはPCたちのために暗殺者として働くかもしれない。彼が雇用主に裏切られた場合、彼はPCたちに復讐を手助けするように頼むかもしれない。特にPCたちが彼を裏切った者を嫌っている場合には。
XP 12,800
人間、12レベル・ローグ
真なる中立/中型サイズの人型生物(人間)
イニシアチブ +2;
感覚 〈知覚〉+20
防御
AC 18、接触14、立ちすくみ15(+1回避、+1反発、+2【敏】、+4鎧)
HP 57 (12d8)
頑健 +6、反応 +12、意志 +7
防御能力 直感回避強化、身かわし強化、罠感知+4
攻撃
移動速度 30フィート
近接 +1フロスト・ダガー=+12/+7(1d4/19~20、加えて1d6[冷気])
遠隔 ダガー=+11(1d4-1/19~20)
特殊攻撃 急所攻撃+6d6
ローグの擬似呪文能力 (術者レベル12、精神集中 +16)
戦術
戦闘前 このローグは、自分の
ワンド・オヴ・メイジ・アーマーを使用する。
戦闘中 戦うことを強いられた場合、ローグは状況を打破するために敵に対して武器落とし戦技を用いる。
基本データ メイジ・アーマーを除いた、このローグのデータは
AC 14、接触14、立ちすくみ11。
一般データ
エセ魔術師は魔法的能力を発達させたが、ついに秘術の道と信仰の道を共に避けることに決めた。
賢者ネバートン Neberton the Wise
ネバートンは術者になることもできたが、それには多大すぎる努力が必要だと感じた。そのかわり、彼は小細工と金と避難所、そしてベッドでのお相手を得るために外見を変える生来の才能を用いる。彼には悪意はないが、騙されやすい金持ちを引っ掛けることに良心の呵責は感じない。
戦闘遭遇:ネバートンは可能ならば戦闘を避ける。騙された味方が彼に向かっていくかもしれないし、鼻であしらわれた恋人が(PCのような)代理戦士を彼と決闘させるために送り込むかもしれないし、“信者”たちの群集を彼らの“救世主”を守るために暴徒化させることもありうる。
ロールプレイの指針:ネバートンの才能は十分な交渉術を欠くPCたちに彼を善玉だと思わせる。さまざまな街での彼の多くの計画は上流と下層社会の価値ある情報を彼にもたらす。関係者以外立ち入り禁止のパーティーに入り込む方法や城や邸宅の秘密の出入り口を見つける方法などだ。
XP 19,200
ドワーフ、13レベル・ローグ
秩序にして悪/中型サイズの人型生物(ドワーフ)
イニシアチブ +4;
感覚 暗視60フィート;
〈知覚〉+18
防御
AC 23、接触16、立ちすくみ18(+1回避、+1外皮、+1盾、+1反発、+4【敏】、+5鎧)
HP 114 (13d8+52)
頑健 +7、反応 +13、意志 +9;毒、呪文、および擬似呪文能力に対して+2
防御能力 直感回避強化、防衛訓練(巨人に対するACに+4回避ボーナス)、身かわし強化、罠感知+4
攻撃
移動速度 20フィート
近接 +1ショート・ソード=+12/+7(1d6+1/17~20)、+1ショート・ソード=+12/+7(1d6+1/17~20)または
+1ショート・ソード=+14/+9(1d6+1/17~20)
遠隔 ダガー=+13/+8(1d4/19~20)
特殊攻撃 オークおよびゴブリン類の人型生物に対する攻撃ロールに+1、急所攻撃+7d6
ローグの擬似呪文能力 (術者レベル13、精神集中 +14)
戦術
戦闘中 このローグは、可能な限り挟撃と急所攻撃を用いる。危険な敵から命を守るため、ローグの技の回復力と打撃のいなしに頼る。
一般データ
ギルドの頭目は犯罪と政治――しばしば同じことだが――を操って、彼自身と彼に献身する盗賊たちの富と安定を創り出す。
まさかりオレンジャック Olenjack the Axe
オレンジャックは今や彼がその忍耐強いが着実な手で運営しているギルドの序列を上り詰めた。彼はドワーフにしては非常に背が高く、しばしば魔法を使って背を高くしたのだと冗談を言う。彼は忍耐強く計画的で、複数の陰謀と長期的な計画を同時に考えることができ、ドワーフである自分の人生が人間の敵のそれよりも長いことを決して忘れない(自分の手下には忘れさせようとする)。彼はしばしば未来のことを計画し、忍耐を保ち、より軽率な敵を彼が仕込んだ罠の中に直接踏み込ませようとする。彼の渾名は静かな計画の後素早く決定的な行動をとって、一気に自らの意思を実行しようとする彼の習慣を表している。その恐るべき性質にもかかわらず、豊かさを広げる価値を知っており、地元を過剰に餌食にしない。その結果、彼は共同体の柱石であり続け、彼の犯罪との繋がりを疑うものにすら高く尊敬されている。彼の縄張りの中で生活するものは彼の助言を求め好意を乞い、ほとんどの者は彼を慈悲深いが確固とした祖父的人物とみなし、真の冷酷な性格を理解することはない。
戦闘遭遇:平和的な会合が恐るべき過ちに終わった場合、PCたちが彼を裏切り、彼がそれに個人的に教訓を与えようと欲した場合、あるいはPCたちが彼のギルドの生計を脅かしすでに彼の手下たちを圧倒することができると判明している場合に、オレンジャックとその護衛はPCたちと戦うかもしれない。
ロールプレイの指針:オレンジャックの共同体とのつながりによって、PCたちは王の宮廷や、商業ギルドマスターの会合や、上流階級の後援者たちの中で彼と関わりあうかもしれない。
XP 25,600
人間、14レベル・ローグ
混沌にして悪/中型サイズの人型生物(人間)
イニシアチブ +10;
感覚 〈知覚〉+16
防御
AC 21、接触16、立ちすくみ16(+1外皮、+1反発、+5【敏】、+4鎧)
HP 108 (14d8+42)
頑健 +6、反応 +16、意志 +4
防御能力 直感回避強化、身かわし強化、罠感知+4
攻撃
移動速度 30フィート
近接 +2ヴィシャス・スパイクト・チェイン=+19/+14(2d4+5/19~20、加えて2d6)
特殊攻撃 急所攻撃+7d6
戦術
戦闘中 このローグは、敵にダメージを与える攻撃で止めを刺す前に、足払いと武器落し戦技でひるませる。
一般データ
破砕の鎖使いは悪意あるサディストであり、その武器は彼女に血塗れの満足を与える。
ペレサ Peletha
ペレサの拷問吏としての黒い経歴は子供の頃、虫を集めて壁に針と釘で磔にしたときから始まる。すぐに彼女はより大きく、より血生臭い動物に移り、近所の子供を無軌道に打ち始めた。苦痛の神のカルトに受け入れられ、10代の歳月を高僧の“ペット”として費やし、苦痛の新たなる高みとどうやってそれを他者に振るうかを学んだ。彼女は拷問の真髄を理解しているが、より直接的な方法、すなわち魔法のスパイクト・チェインで犠牲者を打ち据えることを好む。
戦闘遭遇:ペレサは自分の意志でPCたちを狩ろうとするかも知れないし、カルトの長の命令で追ってくるかも知れない。彼女は都市をうろついているところや、カルトの秘密のアジトを巡回しているところで遭遇することがある。
ロールプレイの指針:ペレサは自分に枷をはめ、拷問者の教会の罪なき犠牲者を装って自身をPCたちへのエサとして使うかもしれない。しかし、彼女は嘘をついたり、社会的に受け入れられるやり方で人々と交流することが上手くなく、彼女の真の人格と役割はすぐに露見する。
XP 38,400
ハーフエルフ、15レベル・ローグ
中立にして悪/中型サイズの人型生物(エルフ、人間)
イニシアチブ +6;
感覚 夜目;
〈知覚〉+21
防御
AC 22、接触17、立ちすくみ16(+1回避、+1反発、+5【敏】、+5鎧)
HP 101 (15d8+30)
頑健 +7、反応 +16、意志 +7;心術に対して+2
防御能力 直感回避強化、身かわし強化、罠感知+5
攻撃
移動速度 30フィート
近接 高品質のレイピア=+14/+9/+4(1d6+2/18~20)
遠隔 +1ショック・コンポジット・ロングボウ=+19/+14/+9(1d8+3/×3加えて1d6[電気])
特殊攻撃 急所攻撃+8d6
戦術
戦闘前 このローグは、
リング・オヴ・インヴィジビリティ を使用し、PCたちを待ち伏せすることができる隠れ場所を探す。
戦闘中 このローグは、敵に対して
《束ね射ち》と
《速射》を使う。発見された場合、
リング・オヴ・インヴィジビリティを再び使って位置を変える。
一般データ
【筋】14、
【敏】22、
【耐】13、
【知】10、
【判】12、
【魅】8
基本攻撃 +11;
CMB +13;
CMD 31
特技 《回避》、
《機動射撃》、
《技能熟練:隠密》、
《強行突破》、
《近距離射撃》、
《精密射撃》、
《精密射撃強化》、
《速射》、
《束ね射ち》、《武器熟練:コンポジット・ロングボウ》
技能 〈隠密〉+30、
〈軽業〉+24、
〈騎乗〉+21、
〈水泳〉+10、
〈知覚〉+21、
〈知識:自然〉+15、
〈知識:ダンジョン探検〉+8、
〈知識:地理〉+5、
〈登攀〉+20、
〈変装〉+17
言語 エルフ語、共通語
その他の特殊能力 エルフの血、ローグの技(出血攻撃+8、打撃のいなし、高速隠密、身かわし強化、這い進み、心術破り、武器訓練)、罠探し+7
戦闘用装備 +1ヒューマン・ベイン・アロー(5)、
+1マジカル・ビースト・ベイン・アロー(5)、
シルヴァーシーン(2);
その他の装備 +2スタデッド・レザー、
+1ショック・コンポジット・ロングボウ(+2【筋】)とアロー50本、高品質のレイピア、
ベルト・オヴ・インクレディブル・デクスタリティ+2、
クローク・オヴ・レジスタンス+1、
エフィシャント・クウィヴァー、
リング・オヴ・インヴィジビリティ、
リング・オヴ・プロテクション+1、変装用具、陽光棒(4)、1,587GP
見えざる射手は目標が彼を見る機会が来る前に殺すための計画をたて、遮蔽から攻撃する。
ロスコリアン Roscolian
ロスコリアンは傭兵の狙撃手で、安全な距離をとって戦い、彼がどこにいるのか分からないクリーチャーを撃つ限り、単独またはチームの一部として戦うことを望む。彼はそれが不公平またはスポーツマンシップに欠けるかどうかは気にしない。彼は剣がその首に突き刺さった英雄よりも、100人を殺す臆病者でありたいと考える。彼は揉め事から逃れるためにリング・オヴ・インヴィジビリティにたより、戦いが劣勢になった場合、仲間を捨てて透明になって逃げることをいとわない。彼は狭いトンネルでは自分と目標の間に十分な空間が得られないと感じるため、ダンジョンをとりわけ好まない。
戦闘遭遇:透明である場合、ロスコリアンはどこからでも攻撃し、予期していないPCたちに致死的な矢の雨で奇襲し、リングを再び起動できるまで隠れたまま留まる。彼は距離をとった時もっともよく働けるため、ある目標を殺害し、それから発見される前に移動できる状況を好む。
ロールプレイの指針:ロスコリアンは自分のしたことを自慢しないため、PCたちは彼を地味な田舎の斥候または射手と考えるかもしれない。彼はほとんど誰のためでも働くので、PCたちは彼を雇うことができる。彼の出す条件でだけだが。
XP 51,200
ハーフオーク、16レベル・ローグ
中立にして悪/中型サイズの人型生物(
オーク、人間)
イニシアチブ +8;
感覚 暗視60フィート;
〈知覚〉+20
防御
AC 18、接触14、立ちすくみ14(+4【敏】、+4鎧)
HP 123 (16d8+48)
頑健 +12、反応 +19、意志 +13
防御能力 オークの凶暴性、直感回避強化、身かわし強化、罠感知+5
攻撃
移動速度 30フィート
近接 ソード・オヴ・サトルティ=+18/+13/+8(1d6+5/17~20)
遠隔 高品質のダガー=+17(1d4+4/19~20)
特殊攻撃 急所攻撃+8d6
ローグの擬似呪文能力 (術者レベル16、精神集中 +16)
戦術
戦闘前 このローグは、相手がエネルギー攻撃を行うことを予期している場合は
ポーション・オヴ・レジスト・エナジーを飲む。自身に
シールドを使用する。
戦闘中 このローグは、
《不調化クリティカル》と
〈威圧〉を使って敵をひるませ、急所攻撃を行うために
《防御崩し》を使う。敵が魔法的な防御を有している場合、ローグは解呪攻撃のローグの技を用いてその防御を破る。
一般データ
【筋】18、
【敏】18、
【耐】14、
【知】10、
【判】12、
【魅】8
基本攻撃 +12;
CMB +16;
CMD 30
特技 《威圧演舞》、
《イニシアチブ強化》、《クリティカル強化:ショート・ソード》、
《クリティカル熟練》、
《追尾》、
《鋼の意志》、
《鋼の意志強化》、《武器熟練:ショート・ソード》、
《武器の妙技》、
《不調化クリティカル》、
《防御崩し》
技能 〈威圧〉+20、
〈隠密〉+23、
〈軽業〉+23、
〈呪文学〉+16、
〈装置無力化〉+25、
〈知覚〉+20、
〈知識:神秘学〉+16、
〈飛行〉+20
言語 共通語
その他の特殊能力 オークの血、武器精通、ローグの技(戦闘技術、解呪攻撃[術者レベル16]、特技、身かわし強化、上級魔法使用、下級魔法使用、心術破り、武器訓練)、罠探し+8
戦闘用装備 ポーション・オヴ・キュア・シリアス・ウーンズ(2)、
ポーション・オヴ・フライ、
ポーション・オヴ・インヴィジビリティ、
ポーション・オヴ・レジスト・エナジー[強酸、火炎、氷雪];
その他の装備 +1スタデッド・レザー、
ソード・オヴ・サトルティ、高品質のダガー、
ベルト・オヴ・インクレディブル・デクスタリティ+2、
ブローチ・オヴ・シールディング、
クローク・オヴ・レジスタンス+5、高品質の盗賊道具、1,413GP
魔術師殺しは秘術者を殺すために訓練し、装備を整えている。それぞれ教会または秘術学習からいくらかの下級の魔法訓練を受けている。
スカンラク Skanrak
スカンラクは秘術魔法は神々への冒涜的な攻撃であると信じる宗教的狂信者のカルトに育てられた。彼は何の
クラスであろうと、その魔法が訓練によるものであろうと生得のものであろうと、あるいはいかなる目的のために魔法を使用しようと、全ての秘術者を熱狂的に憎んでいる。彼の憎しみはナーガや竜、そして特に魔法を使ってアンデッドになる事で死という自然の法則を乗り越えた者といった秘術魔法を使用するモンスターも含んでいる。彼は秘術魔法に非常に通じ、魔法の兆しを理解し術者の
クラス、血脈、得意な系統を素早く判別する。彼は寸秒の躊躇の代償が自分の命だと知っているため、戦闘中に機知に富んだおしゃべりをすることは決してなく、そのかわりに厳格かつ野蛮な効率性を持って仕事を遂行する。
戦闘遭遇:スカンラクはしばしば単独で働き、彼が孤立させ攻撃することができる隙のある個人を狙う(魔法のアイテムを製作している単独のウィザードのような)。彼はそのカルトの僧侶と組んでいるかもしれない。とりわけ敵対的な魔法から彼を守ることができる(デス・ウォード、スペル・イミュニティ、スペル・レジスタンスなど)場合には。彼は非魔法的なクリーチャーには特に憎しみを抱いていないが、邪魔をしないように一言警告する以上のことはせず、彼を止めようとしていることが明白なものにはしばしば警告を省く。
ロールプレイの指針:スカンラクは彼が単独で打ち負かすことができない危険な敵を殺す協力をすることと引き換えに、魔法を使うPCとの休戦に合意するかもしれないが、休戦は彼の目的が満たされると即座に終了する。
XP 76,800
人間、17レベル・ローグ
秩序にして中立/中型サイズの人型生物(人間)
イニシアチブ +6;
感覚 〈知覚〉+15
防御
AC 27、接触19、立ちすくみ21(+1回避、+1外皮、+3反発、+5【敏】、+7鎧)
HP 148 (17d8+68)
頑健 +9、反応 +18、意志 +9
防御能力 直感回避強化、身かわし強化、罠感知+5
攻撃
移動速度 30フィート
近接 +1ショック・レイピア=+19/+14/+9(1d6+1/15~20、加えて1d6[雷撃])
遠隔 +1ショートボウ=+19/+14/+9(1d6+1/×3)
特殊攻撃 急所攻撃+9d6
戦術
戦闘前 このローグは物事と人々が彼の命令どおり動くように陰から働きかけることを好む。戦闘が必要な場合、必ず敵がそれを最も予測していない時に奇襲で攻撃する。
戦闘中 このローグは前進して突然攻撃し、敵が反応する前に撤退して、視界から離れるとハット・オヴ・ディスガイズを使用して外見を変える。彼は自分を守るためにローグの技に頼る。
一般データ
忍びの君主は1,000の異なる名前を使って影から物事を操る。誰も彼の真の正体を知ることがないまま、彼は陰謀を作り出し帝国をぐらつかせる。
隠れ身のタドロス Tadros the Hidden
タドロスは誰も彼の存在を知らない時だけ安らげる。彼の偽装手段には別名があり、別名はもう一つの人生を送る。彼と接触することで彼が本当はどんな姿をしているのか知ることはできない。彼らは特定の合言葉によってのみ彼だと認識する。創作した個人を装うことに加え、彼は現実にいる人々のふりをし、たくさんの揉め事を生み出す。
戦闘遭遇:直接戦闘でPCたちがタドロスと対面するというありそうにない出来事では、彼はほとんど確実に切り札を持っている。PCたちはシミュレイクラム、タドロスの別名の一つに変装している誰か、あるいは(彼が破れかぶれであるなら)復活に至る即席の計画を携えた本人と戦っているのかもしれない。
ロールプレイの指針:伝手、身分、計画を使って、タドロスはほとんど誰にでもなり、一時的にPCたちの1人と短期間入れ替わっていることすらありうる。
XP 102,400
ハーフリング、18レベル・ローグ
中立にして悪/小型サイズの人型生物(ハーフリング)
イニシアチブ +5;
感覚 〈知覚〉+23
防御
AC 27、接触18、立ちすくみ22(+2外皮、+1サイズ、+1盾、+2反発、+5【敏】、+6鎧)
HP 138 (18d8+54)
頑健 +9、反応 +17、意志 +7;恐怖に対して+2
防御能力 20%の所くらまし、直感回避強化、身かわし強化、罠感知+6
攻撃
移動速度 20フィート
近接 +1ウーンディング・ダガー=+19/+14/+9(1d3+1/17~20、加えて1“出血”)、+1ダガー=+19/+14/+9(1d3+1/17~20)または+1ウーンディング・ダガー=+21/+16/+11(1d3+1/17~20、加えて1“出血”)
遠隔 高品質のダガー=+21/+16/+11(1d3/17~20)
特殊攻撃 急所攻撃+9d6
戦術
戦闘中 このローグは
ブーツ・オヴ・スピードを使って近接戦闘に入り、可能な限り早く1人の相手を殺して他の者のところに移動する。遠隔戦闘では、
《早抜き》を使って1ラウンドに複数のダガーを投げる。
一般データ
短剣の達人は小さな刃で殺す技術を完成させている。
刃のヴィンク Vink the Blade
ヴィンクは自分をハーフリングの人々の代表戦士、その最も偉大な息子、小さな人々を脅かすより大きなクリーチャーから守るものとみなしている。彼の大きさによって相応の嘲りを経験してきたため、ヴィンクのハーフリングへの脅威の定義は非常に幅広く、ちょっとした侮辱、大きな種族による喧嘩、ハーフリングの権利を制限する法的行動を含む。彼は通常暴君や蹂躙するモンスターに対して刃を振るうが、奴隷商人の隊商を完全に消し去ってしまったり、ハーフリングの品位を貶め2級市民扱いした役人を殺したり、ハーフリングを嘲りの対象として扱った劇を演じた
バードや役者を暗殺したりしたことで知られている。
戦闘遭遇:ヴィンクは彼が侮辱であるとみなした何かのためにPCたちを攻撃するかもしれないし、ハーフリングの主張を前進させると考える何らかの集団のために働いているかもしれない。誠意を持って謝罪しハーフリングの共同体にお詫びの贈り物を贈ることで、通常は誰かを殺すことなく彼に引くように納得させられる。
ロールプレイの指針:PCたちはハーフリングの名誉、権利、縄張りを守る、簡単に傷つく短気な勇者としてヴィンクと遭遇するかもしれない。PCたちにハーフリングが含まれたり、過去にハーフリングの共同体のために行動したことがあった場合、彼は仲良くなろうと試みたり、危険な計画のための助力を求めたりするかもしれない。
XP 153,600
人間、19レベル・ローグ
秩序にして悪/中型サイズの人型生物(人間)
イニシアチブ +10;
感覚 〈知覚〉+23
防御
AC 28、接触18、立ちすくみ22(+1回避、+2外皮、+2盾、+2反発、+5【敏】、+6鎧)
HP 184 (19d8+95)
頑健 +12、反応 +20、意志 +12
防御能力 直感回避強化、身かわし強化、罠感知+6
攻撃
移動速度 30フィート
近接 レイピア・オヴ・パンクチャリング=+23/+18/+13(1d6+4/15~20、加えて1“出血”)
遠隔 高品質のダガー=+21(1d4+2/19~20)
特殊攻撃 急所攻撃+10d6
戦術
一般データ
死を告げるものは静かなため息と共に生命を終わらせ、一撃で最後の一息と魂を解放する。
ウー・シェン Wu Shen
ウー・シェンは死を実際の人間であるかのように愛する。彼女は死を「愛しい人」と言い、決して「死」や他の適切な名前では語らず、聞く者は彼女が定命の人物のことを指していると誤って信じるかもしれない。彼女は全ての殺人を賞味し、それらをある種の愛の言葉とみなす。死の愛情は最も捕えがたい獲物であり、殺しぞれぞれは彼女に、自分は死のお気に入りと認められるだろうという希望の瞬間を齎す。自分自身へ挑戦して自らの価値を証明するため、彼女はしばしば殺すことに特有の条件をつける。正確に3回の命中で、異なった2方向から、あるいは利き手でない方に黒い薔薇を持ったままでの死などである。
戦闘遭遇:ウー・シェンはあるPCを彼女の最新の挑戦の目標にし、予期してない時に攻撃し、彼女の挑戦で自分が課した条件が満たされなかった場合は何も言わずに撤退するかもしれない。
ロールプレイの指針:「愛しい人」について非常にロマンチックに語るウー・シェンは英雄的な騎士道行為の装いの元でPCたちに彼女を助けるように説得するかもしれない。PCたちは彼女を説得して、彼女の恋人の注意を引くのに十分なユニークな挑戦を提供するであろう戦いで彼らの手助けをさせるかもしれない。
XP 204,800
エルフ、20レベル・ローグ
中立にして悪/中型サイズの人型生物(エルフ)
イニシアチブ +6;
感覚 夜目;
〈知覚〉+25
防御
AC 30、接触20、立ちすくみ23(+1回避、+1外皮、+1盾、+3反発、+6【敏】、+8鎧)
HP 173 (20d8+80)
頑健 +10、反応 +20、意志 +8;心術に対して+2
防御能力 直感回避強化、身かわし強化、罠感知+6;完全耐性 睡眠
攻撃
移動速度 30フィート
近接 +2ブリリアント・エナジー・ロングソード=+19/+14/+9(1d8+5/19~20)、+1フロスト・ショート・ソード=+20/+15/+10(1d6+4/19~20、加えて1d6[氷雪])または+2ブリリアント・エナジー・ロングソード=+21/+16/+11(1d8+5/19~20)または+1キーン・レイピア=+22/+17/+12(1d6+4/15~20)または+1フロスト・ショート・ソード=+22/+17/+12(1d6+4/19~20、加えて1d6[氷雪])
特殊攻撃 急所攻撃+10d6、打撃の極み(DC23)
戦術
戦闘中 このローグは、複数の敵と接敵している場合は
《大旋風》を使い、他の場合はその防御を武器が易々と無視できる目標に対してロングソードで攻撃することに集中する。
一般データ
白刃の君主は、他の全ての武器を捨てて剣の奥義に達した。
ヤランダーラ Yalandara
ヤランダーラは彼女の長いエルフの生涯を費やしてロングソード、ショート・ソード、レイピアの用法を完成させた。彼女はそのような武器は彼女に相応しくないと感じているため、100年以上他の種類の武器に触っていない。彼女が生存のために剣以外の何かを使うことが必要な場合、彼女は必要なことを行うが、周りにいる者に怒りをぶちまける。
戦闘遭遇:ヤランダーラは自分がその技術を証明する必要がないことを知っているが、成り上がり者に教訓を与えることを好み、楽しみのために前衛キャラクターと決闘するかもしれない。
ロールプレイの指針:ヤランダーラは剣を巧みに使う者に敬意を表し、彼女に不都合でない仕事で彼らを助けるかもしれない。PCたちは彼女がバランスと集中を試すために選んだ極端な環境で剣技の練習をしている彼女と出会うかもしれない。
最終更新:2013年05月12日 18:33