血を吸う恐ろしい夜の徘徊者、犠牲者の命を奪う危険な獣、永遠の美と忘れられない魅力を備えたクリーチャー。
ヴァンパイアはその超自然的な力と若さを保つため、生者を喰らう。他の
アンデッド・クリーチャーとは異なり、
ヴァンパイアはその起源に従って様々な種類がある。どのような職業のものであれ、彼らになり得る――文明的で、豪華で壮麗な生き方を好み、富と影響力を蓄えるものもいる。身の毛もよだつ野蛮な振る舞いを行い、地元の人々を喰らい、その地域一帯に無慈悲な破壊をもたらすものもいる。
ヴァンパイアは生きているクリーチャーがいる場所なら、どこにであれいる可能性がある。人口が増えれば犠牲者の数も増え、
ヴァンパイアが見られる可能性も増えていく。
ずっと奇怪な
アンデッドとは対照的に、
ヴァンパイアは比較的簡単に人々の社会に溶けこむことができる。肉体が極端に傷んでいたり腐敗していなければ、
ヴァンパイアは奇妙なほどに青白い人として通用する。
ヴァンパイアは貴人や犯罪組織の長、蛮族部族の指導者、その他権力と影響力を備えた人として振る舞う。しかし人々の社会に溶けこむことに危険がないわけではない。わずかな差異が
ヴァンパイアを追放することもある。影を作らず鏡に映らないことで、鋭敏な人々に
ヴァンパイアの本性をほのめかすきっかけになるかもしれない。
こういった弱点のために、裏から操ることを好む
ヴァンパイアもいる。彼らは権力を持つものの相談相手、疑り深い指導者の忠実な守護者、定命のものの盗賊ギルドの盗品買い受け人として振る舞う。こういった
ヴァンパイアはさほど注意を向けられないが、それでもなお、彼らが仕組んだ不正なる計画の糸を操ることができる。
アンデッドとしての本質を人々の社会から隠し、定命のものを喰らいたくないヴァンパイアにも、生き残る助けとなる選択肢がいくつかある。その一つが
錬金術血液だが、それよりずっと一般的な方法は、動物の血を飲むことだ。動物を購入し、殺し、夕食に食べても誰も疑問を抱かない。定命のものとは異なり、ヴァンパイアは動物の死体を食べない。だから血を吸った残骸を見つかる可能性のある場所に残しておかないように注意しなければならない。ヴァンパイアの本性に気付くきっかけになるかもしれないからだ。
一方、堂々と生きる
ヴァンパイアもいる。彼らは
アンデッドの生態を一切隠そうとしない。こういった者達は、定命の大衆が抱く怒りなど恐れるに足らないほどの富と権力を備えていることが多い。こういったヴァンパイアの中には陽光の下でも活動できるよう、周囲の光を弱める魔法を扱う、強力な呪文の使い手もわずかながらいる。それ以外の大半はより強力な
アンデッド(
リッチや
ラヴナーなど)でさえ従属させていると公言する。
ヴァンパイアは人々の精神を支配し、その気まぐれに従うよう強制する。強力な
ヴァンパイアであれば一生涯の親友を仲違いさせることもできるし、恋人を殺させることさえできる。望んでその身を
ヴァンパイアに捧げるものもいる。それは報酬や権力の代償としてかもしれないし、
ヴァンパイアの危険な雰囲気に焦がれたり
ヴァンパイアの噛みつく様子にロマンティックな幻想を抱いているからかもしれない。
総じて
ヴァンパイアは、噛みつくための家畜のように自らを喜んで差し出す人間を集めることを好むことが多い。しばしば、
ヴァンパイアは人間を家畜に毛が生えたものと見なす。彼らにしてみれば、人間と家畜は同じ目的を果たすからだ。しかし、彼らはしばしば自分を理解し従う以外の利益を家畜に求める。それは好意から違法な錬金術中毒、金や財宝といったものまで様々だ。
吸血による興奮を味わうために
ヴァンパイア――とりわけ魅力的なもの――に血を捧げる人間もわずかながら存在するかもしれない。しかし実際にそうするものはごくわずかだ。
ヴァンパイアは最終的に、奴隷のほとんどを家畜として支配する。しかし自主性があり代理人として使えそうなものは、喜んで自律した従者として扱う。家畜が自律的であればあるほど、
ヴァンパイアは同族の
アンデッドの中でより大きな名声を持つようになる。
手下以外にも、
ヴァンパイアは血や生命エネルギーを犠牲者から吸い取り、その意志を隷属させた落とし子――成熟した
ヴァンパイアか、より脆弱な
ヴァンパイア・スポーン――を作り出すことができる。生み出された者達は定命のものよりも強力だが、主人が飲める血を飲む。
ヴァンパイアの恐るべき力は、その弱点によって相殺される。
ヴァンパイアは太陽の光に曝されると燃えて灰となる。そのため彼らは夜に食事をし、活動せざるを得ない。彼らは流れる水を渡ることができず、単なる木製の杭を心臓に打ち付ければ、
ヴァンパイアを倒すことができる――少なくとも杭が取り除かれるまでの間は。
ヴァンパイアはにんにく、聖印、鏡を忌み嫌う。更に、
ヴァンパイアは最初に招かれるまでは個人の家に入ることができない。しかし
ヴァンパイアの下僕が扉を破壊して、
ヴァンパイアが入ることのできない家から目標を引きずり出すことを止めるものではない。
ヴァンパイアはその棺に縛られる。もし回復するためにその棺に戻ることができないのならば、傷ついた
ヴァンパイアは十分に破壊される可能性がある。
一般的な
ヴァンパイアの考えでは、同等の存在は別の
ヴァンパイアだけだ。自分のことは生きているクリーチャーよりも本質的に優れていると考え、その尊大さは他のほとんどの
アンデッドにも向けられる。せいぜいヴァンパイアは他のほとんどの
アンデッド・クリーチャー・クリーチャーよりも優れていると考えており、ひどい場合には従者や奴隷とみなしている。ときどき事実がこの認識に手を加えるため、
リッチなどの特に強力な
アンデッドは、
ヴァンパイアから渋々の敬意をかなり容易に得る。
珍しい状況ではあるが、
ヴァンパイアが生きているものとの間に子をなすこともある。この呪われたクリーチャーが
ダンピールである。彼らはヴァンパイアの親の特徴をわずかに備えており、正しく理解されないまま追放者として生きる。彼らはしばしば忌み嫌う
アンデッドへの抵抗力という生得能力を用いて
ヴァンパイア・ハンターになる。彼らは不死者たる親への復讐を求め、多くの
ヴァンパイアは狩られる前に子供を殺そうとする。
ヴァンパイアの完全なデータはBestiaryの該当する項目に掲載されている。
ヴァンパイアのゲーム上のデータは、
ヴァンパイア・テンプレートにより作られる。それぞれのテンプレートは異なる種別の
ヴァンパイアを作り出す。これ以外の種別の
ヴァンパイアも存在するが、存在が珍しいか固有の環境下にいるものがほとんどである。特記すべき種別を以下に示す。
キョンシー/Jiang-Shi:休むことのない魂が死ぬ時に身体から離れなければ、キョンシーが作られる。彼らは他のヴァンパイアよりもずっと腐敗した死体に近い。キョンシーは血を食糧とする代わりに、犠牲者の呼吸から氣を吸い出す。ルーンの刻まれた羊皮紙を頭につけたキョンシーは、モロイやノスフェラトゥとは異なる弱点を持つ。
ノスフェラトゥ/Nosferatu:ノスフェラトゥは全てのヴァンパイアの開祖であるともいわれる。彼らは不死ではあるが、モロイが持つ永遠の若さという美しさを失っている。魅力的な他のヴァンパイア種の怒りやすさに比べ、ノスフェラトゥは世捨て人であることを好み、疑われることを避けるため、その醜く干からびた容貌を人々の目に付かないようにする。ノスフェラトゥは同族を生み出すことができないため、その数は減少している。
モロイ/Moroi:標準のヴァンパイア・テンプレートは、人々が最も「一般的な」ヴァンパイアと考えている存在を作り出す。彼らは他のヴァンパイア種と区別するために、自分達のことを「モロイ」と呼称することが多い。彼らにしてみれば、他のヴァンパイア種は劣った存在である。
ヴァンパイアは何度も関わる定命のものを変化させる。以下のテンプレートはこのような変化を表したものであり、
ヴァンパイアの関係者や犠牲者となったクリーチャーに適用することができる。
長期間
ヴァンパイアに支配され続けたクリーチャーは、自分を認識する感覚を失い始める。このようなクリーチャーは自分の望むものが本当は何かも分からず、簡単に混乱するようになる。こういった定命のものが[精神作用]呪文の目標になれば、自分のことを狂ったようにしゃべり、近くにいる人が誰であれ殴りかかるだろう。アドルマインデッド(錯乱した心)・クリーチャーのクイック・ルールと再構築ルールは同じである。
再構築ルール:
セーヴ 全ての意志セーヴに-2のペナルティ。
その他の特殊能力 錯乱防御的能力を得る。
錯乱(超常)/Addled:アドルマインデッド・クリーチャーが[精神作用]効果(
ドミネイト・パースン、
ドミネイト・モンスター、その他“ドミネイト”と名前に記載された呪文及び
擬似呪文能力を除く)に対するセーヴィング・スローに失敗すると、
コンフュージョン呪文によるもののように
混乱状態となり、この呪文の表をロールして行動を決定しなければならない。01~25をロールした場合、このラウンドの間、このクリーチャーは通常に行動する代わりに影響を受けている呪文の効果を通常通り受ける。
ヴァンパイアから繰り返し吸血されたクリーチャーは、素早くそして繰り返して血を失うことに慣れていくが、飢えた
ヴァンパイアが度を超すと、犠牲者は肉体的に弱くなっていく。犠牲者の肌は青白くなり、その目はぼんやりとしていく。犠牲者を「やせぎす」とか「歩く死体」と表すものもいる。この描写が正鵠を射ていると気付くものはほとんどいない。しかし犠牲者は事実、死に誘われている。
クイック・ルール:【耐】と【魅】に基づく全ての判定に-2、【耐】と【魅】に基づく全ての特殊能力のDCに-2、-2HP/HD、
生命力吸収に対するセーヴィング・スローに+2。
再構築ルール:
防御的能力 吸収抵抗特殊能力;
能力値 -4【耐】、-4【魅】。
吸収抵抗(変則)/Resist Drain:ヴァンパイアに何度も血を吸われた末、リピーティッドリィ・ドレインド(繰り返し血を吸われた)・クリーチャーは
生命力吸収の効果に慣れ、無意識のうちに耐えられるようになっていく。リピーティッドリィ・ドレインド・クリーチャーは
生命力吸収攻撃に対するセーヴィング・スローと、負のレベルを克服するために行うセーヴィング・スローに+4のボーナスを得る。彼らは負のレベルから一切ペナルティを受けないが、負のレベルがヒット・ダイス以上になると死亡する。
ヴァンパイアとその同種は、以下の特技を用いてより良く生きる助けとする。
君の
アンデッドとしての存在が自然をあざ笑うかのように、君の歪んだ相棒は
ヴァンパイアという邪悪な性質を反映したものとなる。
前提条件:
ダンピールまたはヴァンパイア、善以外の属性、10レベルの“使い魔獲得”または“動物の相棒”を得るクラス。
利益:君の動物の相棒1体もしくは使い魔1体の種別は“
アンデッド”となる。そのクリーチャーは君が持つヴァンパイアもしくは
ダンピールの弱点と、
高速治癒5を得る。君がヴァンパイアならば、君のヴァンパイア種別に従って、そのクリーチャーは以下の能力を得る。
キョンシー:君に隣接しているか君のマスにいる限り、そのクリーチャーは君のお札能力の利益を得る。そのクリーチャーは破壊されると(キョンシー同様に)灰となって砕け散るが、キョンシーを破壊する手法でなければ永続的に破壊することはできない。
ノスフェラトゥ:君がスウォーム形態をとっている間に君に隣接しているか君のマスにいるならば、そのクリーチャーは君の姿に変わり、君と同じように移動する。この変化は君のスウォーム形態が終了すると終了する。そのクリーチャーはヴァンパイアの
スパイダー・クライム能力を使用しているかのように登攀することができる。この効果は、(
ホースのように)登攀に適さない生体構造であっても機能する。
モロイ:君が
ガシアス・フォームを使用している間に君に隣接しているか君のマスにいるならば、そのクリーチャーは君の姿に変わり、君と同じように移動する。この変化は君の
ガシアス・フォームが終了すると終了する。0ヒット・ポイントに減少すると、そのクリーチャーは強制的に
ガシアス・フォームによるガス化形態となり、蘇生のために君の棺(君の棺の中に身体が合わない場合は、棺の足元)に戻らなければならない。
特殊:動物の相棒や使い魔が破壊されたり、放逐されたり、失われたりすると、君は入れ替わったクリーチャーにこの特技の効果を適用することができる。君が破壊されると、そのクリーチャーは
アンデッドの種別を保持するが、この特技から得られる他の特殊能力をすべて失う。君が動物の相棒や使い魔を複数体保持しているなら、この特技を修得した際にその中から1体を選択し、そのクリーチャーにこの効果を適用すること。
君はこの特技を複数回修得できる。新たに修得するたびに、異なる
動物の相棒1体か
使い魔1体にこの効果を適用する。
君は長い間狩りの対象となってきた。その中で、狩人の恐怖戦術に対する抵抗力を養ってきた。
前提条件:ヴァンパイア。
利益:君はヴァンパイア種別に適切な物体、音、材質(
モロイの場合、にんにく、聖印、鏡など)に我慢するために行うセーヴに+2のボーナスを得る。これらに相対した時、君は1ラウンド後ではなく直ちにセーヴィング・スローを試みることができる。
市価 40GP;重量 1ポンド
この瓶に入った赤い液体は、
ヴァンパイアの血に対する飢えを1日の間満たすことができる。このアイテムを喜ぶ
ヴァンパイアはほとんどいない。腐った、人工的な味がすると評するものがほとんどだ。特に弱いものやなりたてのものには、その肉体を自律させるための不浄な魔法が妨げられると感じるものもいる。しかし、その不死を続け
ヴァンパイア・ハンターからその身を隠し続けたい
ヴァンパイアにとっては、活用できる選択肢の一つである。このアイテムを作成するにはDC40の
〈製作:錬金術〉判定に成功しなければならない。
ブラッドフィースト・シールド
この+2鋼鉄製ヘヴィ・シールドの表面からは、皮を剥がれた頭蓋骨が3つ突き出ている。1日3回フリー・アクションとして、この盾の使用者は頭蓋骨に命じ、使用者と独立に攻撃させることができる。これは使用者の基本攻撃ボーナス(使用者が十分に高い基本攻撃ボーナスを持つなら、複数回攻撃を行う)を用いた噛みつき攻撃である。この攻撃は使用者の行うアクションとは別に行うことができ、1d6ポイントのダメージと1ポイントの【耐久力】ダメージを与える。
ブラッドフィースト・シールドの能力を使用する際、使用者がヴァンパイア(もしくは同様に吸血によってヒット・ポイントを回復するクリーチャー)ならば、使用者は5ヒット・ポイントを回復し、1時間の間持続する一時的ヒット・ポイント5を得る。
ブラッドレッティング・シンブル
このプラチナ製の指ぬきは動物の爪の形に複雑に作られており、指1つに取り付ける。
ヴァンパイアが身につけると、
吸血、生命力吸収、吸氣と同時にこの指ぬきで小さい傷をつけることができる。指ぬきで傷をつける際にアクションは必要としない。この傷が追加でダメージを与えることはないが、目標は痛みで快楽を感じるようになる。目標はDC14の意志セーヴを行わねばならず、失敗すると使用者に対して
恍惚状態となり、そのラウンドと以降2ラウンドの間これらの吸収に対して抵抗しなくなる。持続時間の終了時、クリーチャーの感覚は元に戻り、適切な振る舞いをするようになる。
ヴァンパイアのしもべ Vampire Servants
ヴァンパイアはしばしば定命の従者を必要とする――特に日中や、棺の中で安全に休まねばならない場合には。
防御
AC 18、接触14、立ちすくみ14(+4【敏】、+4鎧)
HP 38(4d10+12)
頑健 +5、
反応 +8、
意志 +2;心術に対して+2
完全耐性 睡眠
攻撃
移動速度 30フィート
近接 高品質のレイピア=+7(1d6+1/18~20)、高品質のレイピア=+7(1d6/18~20)
遠隔 高品質のコンポジット・ロングボウ=+9(1d8+2/×3)
特殊攻撃 戦闘スタイル(“二刀流”)、
得意な敵(人間+2)
準備済みのレンジャー呪文 (術者レベル1;精神集中+2)
一般データ
【筋】12、
【敏】18、
【耐】12、
【知】12、
【判】13、
【魅】8
基本攻撃 +4;
CMB +5;
CMD 19
特技 《持久力》、
《追加HP》、
《二刀流》、
《武器の妙技》
技能 〈威圧〉+6、
〈隠密〉+10、
〈真意看破〉+5、
〈生存〉+8、
〈知覚〉+10、
〈知識:地域〉+5、
〈知識:地理〉+8
言語 エルフ語、共通語、竜語
その他の特殊能力 エルフの魔法、
狩人の絆(動物の相棒)、
追跡+2、
得意な地形(都市+2)、
野生動物との共感+3
戦闘用装備 ポーション・オヴ・キャッツ・グレイス、
ポーション・オヴ・キュア・モデレット・ウーンズ、
ポーション・オヴ・プロテクティヴ・ペナンブラ、
スクロール・オヴ・アニマル・メッセンジャー、
スクロール・オヴ・ロングストライダー ;
その他の装備 高品質のチェイン・シャツ、高品質のコンポジット・ロングボウとアロー20本、高品質のレイピア(2)、陽光棒(5)、9GP
最も信頼されたしもべだけが
ヴァンパイアの棺の衛視の任を与えられる。こういった定命のものは、主が休息している間
ヴァンパイアを見守る。
主を守護するだけが棺の衛視の仕事ではない。彼らは、
ヴァンパイアの活動に必要となる死体や材料を手に入れてくる。都市の住人の目が届かないほど離れた林の中に、多くの材料がある場所を知っている。しかし棺の衛視は都市の住人を無理矢理さらってくることを恐れたりはしない。
XP 1,200
ハーフリング、5レベル・オラクル
混沌にして悪/小型サイズの
人型生物(
ハーフリング)
イニシアチブ +7;
感覚 暗視60フィート;
〈知覚〉+7
防御
AC 19、接触14、立ちすくみ16(+1サイズ、+3【敏】、+5鎧)
HP 31(5d8+5)
頑健 +3、反応 +5、意志 +5;[恐怖]に対して+2
攻撃
移動速度 20フィート
近接 高品質のダガー=+3(1d3-2/19~20)
遠隔 ダガー=+7(1d3-2/19~20)
修得オラクル呪文 (術者レベル5;精神集中+9)
一般データ
【筋】6、
【敏】16、
【耐】12、
【知】13、
【判】10、
【魅】18
基本攻撃 +3;
CMB +0;
CMD 13
特技 《イニシアチブ強化》、
《幸運を呼ぶハーフリング》、
《戦闘発動》
技能 〈威圧〉+12、
〈軽業〉+4、
〈交渉〉+12、
〈知覚〉+7、
〈知識:宗教〉+9、
〈知識:地域〉+6、
〈登攀〉-1、
〈はったり〉+12
言語 共通語、奈落語、ハーフリング語
その他の特殊能力 オラクルの呪い(曇った視界)、
啓示(出血する傷、死の接触)
戦闘用装備 ポーション・オヴ・インヴィジビリティ、
スクロール・オヴ・ドレッド・ボルト(2)、
スクロール・オヴ・ヘルピング・ハンド、
スクロール・オヴ・ハイド・フロム・アンデッド、
スクロール・オヴ・レッサー・アニメイト・デッド、
スクロール・オヴ・プロテクティヴ・ペナンブラ、
スクロール・オヴ・サイレンス、
スクロール・オヴ・ステイタス、邪水(4);
その他の装備 +1チェイン・シャツ、ダガー、高品質のダガー、呪文構成要素ポーチ、陽光棒(2)、銀の粉末(価値50GP)、92GP
ヴァンパイアに従う定命のしもべの中でも、執事は最高の地位である。彼らは他のしもべに命令を下し続ける責任を有する。執事は主の秘密をすべて知っており、彼らをうまく護衛する。執事は主の恐ろしい食事の結果生じる死体を処理する仕事も有する。
執事は不死を得たいがために
ヴァンパイアに従っていることもある。多くの
ヴァンパイアは長い時を過ごす中で莫大な財産を得ているため、金銭に惹かれて仕事につく執事もいる。
ヴァンパイアの誘惑者/Vampire Seducer CR6
防御
攻撃
移動速度 30フィート
近接 叩きつけ=+7(1d4+4、加えて“
生命力吸収”)
特殊攻撃 吸血、支配(DC18)、
生命力吸収(2レベル、DC18)、同族作り、
バードの呪芸24ラウンド/日(打ち消しの調べ、散逸の演技、恍惚の呪芸[DC18]、自信鼓舞の呪芸+2、勇気鼓舞の呪芸+2)、夜の子供たち
修得バード呪文 (術者レベル5;精神集中+11)
戦術
戦闘中 ヴァンパイアの誘惑者は支配能力を用いて他人に自分を守らせ、夜の子供たち能力を用いて支援を呼び求め、そして叩きつけ攻撃を行う。複数の敵を目標にできる際には、
ネックレス・オヴ・ファイアーボールズを使用する。
一般データ
ヴァンパイアの誘惑者は自分が堂々と振る舞う代わりに、他人に命令を下す。その交渉に用いる道具は詐術と精神操作、そして呪文だ。とはいえ、このような
ヴァンパイアが戦闘で自分を守ることができないわけではない――単に、自分の冷たい死者の手で問題に対処するのではなく、他人に危険を冒させることを好むというだけだ。
元々備えた魅力、外見的な美しさ、超常的な説得力を備えてはいるが、
ヴァンパイアの誘惑者は崇拝者や評論家から獲物を選び、家に持ち帰る。獲物は説得を受け、喜んでその牙にかかる――これらは全てゲームなのだ。
ヴァンパイアの誘惑者は、犠牲者がヴァンパイアの異常な食欲の影響を受けていることが明白になる前に、恋敵と決闘させたり奇妙な事故や自殺(通常は失恋の結果と簡単に説明される)を手配したりすることによって、獲物を捨てることもある。
本性が明らかになった場合、
ヴァンパイアの誘惑者は獲得してきた愛人たちを捨てて別の町に移住し計画を組み直すことに良心が痛むことなどない。彼らを必然的に悩ませている永遠の退屈を紛らわすためだけに、長い不死の生活の中でこのような移転を何度も行っている誘惑者もいる。
生きている間に闘いの技を学んだ
ヴァンパイアもいる。彼らは不死を得てからもその技を継承し続けている。
ヴァンパイアの闘士/Vampire Warrior CR8
防御
攻撃
移動速度 20フィート
近接 高品質のカタナ=+15/+10(1d8+8/15~20、加えて“毒”)または
噛みつき=+12(1d6+5)、
爪(×2)=+12(1d8+5/19~20、加えて“
つかみ”)
遠隔 シュリケン=+12/+7(1d2+5)
特殊攻撃 吸氣(DC17)、毒、
武器修練(大剣+1)
戦術
戦闘前 ヴァンパイアの闘士はカタナに
オイル・オヴ・キーン・エッジを使用し、種族能力の毒1回分をカタナに塗布する。
戦闘中 ヴァンパイアの闘士は
スキャバード・オヴ・ヴィゴーを使用して、3ラウンドの間カタナに+3の強化ボーナスを与える。持続時間が切れるかカタナの攻撃が効果的でない場合には、ヴァンパイアの闘士は
肉体攻撃、組みつき、吸氣能力に切り替える。
一般データ
特殊能力
吸氣(超常)/Drain Chi 血を吸う代わりにキョンシー・ヴァンパイアは犠牲者の呼吸から“氣”つまり生命エネルギーを吸う。キョンシーが組みつき判定を成功させた場合、(追加ダメージを含む、判定に成功したことによるほかのあらゆる効果に加え)キョンシーは犠牲者の呼吸から氣を吸おうと試みることができる。犠牲者はこの攻撃に抵抗するためにDC17の頑健セーヴを行わなければならない。セーヴに失敗した場合、犠牲者は1レベルの負のレベルを受け、1d4ラウンドの間
よろめき状態となる。
毒(変則)/Poison ヴィシュカニャの毒:武器―致傷型;
セーヴ 頑健・DC17;
頻度 1回/ラウンド(6ラウンド間);
効果 1d2【敏】;
治癒 1回のセーヴ成功。
お札(超常)/Prayer Scroll キョンシーは額に張られているお札により、巻物やワンドのような呪文完成型または呪文解放型の魔法のアイテムによって創り出されるあらゆる効果に対して
完全耐性を得る。このような魔法の効果に対して、キョンシーは破られることがない
呪文抵抗を持っているかのように扱う。キョンシーのお札は盗み取り戦技判定に成功することで取り除くことができ、そうするとキョンシーのこれらの効果に対する
完全耐性は即座に終了する。キョンシーのお札が破壊された(標準アクション)場合、このヴァンパイアはその
高速治癒能力も失う。キョンシーは何らかの紙片と書く道具を用いて代わりのお札を作り出すことができるが、そうするには邪魔されない作業が10分間必要である。
有毒(変則)/Toxic 1日4回、即行アクションとして、ヴィシュカニャはその毒を持つ唾液や血を自らの武器1つに塗布することで、毒性をもたせることができる。
このヴィシュカニャは生きていたとき、サムライの道を探求していた。しかし誇り高い位を得ることは許されなかった。休息できない魂は死後も肉体に囚われ、その腐敗した肉体を自律させ、自分に不当な扱いを与えたものを探し求めている。
全ての
ヴァンパイアが文明の虚飾で自らを覆っているわけではない。獣のような本性を受け入れるものもいる。
ヴァンパイアの野蛮人/Vampire Savage CR10
防御
攻撃
移動速度 40フィート
近接 +1グレートアックス=+20/+15(1d12+16/×3)、
噛みつき=+14(1d4+5、加えて“
生命力吸収”)、叩きつけ=+15(1d4+5、加えて“
生命力吸収”)
特殊攻撃 吸血、
激怒(24ラウンド/日)、
激怒パワー(獣の憤怒、流血の一打、逃走不能、力任せの一打+3)、支配(DC20)、
生命力吸収(2レベル、DC20)、同族作り、夜の子供たち
戦術
戦闘前 ヴァンパイアの野蛮人は目の前の戦闘に適したポーションを複数飲む。
戦闘中 ヴァンパイアの野蛮人は
激怒し、機会があれば敵に最大回数の攻撃を行い、組みついて
吸血を行う。
基本データ 激怒していない場合、ヴァンパイアの野蛮人のデータは以下の通り。
AC 23、接触16、立ちすくみ18;
HP 118;
頑健 +11、
意志 +6;
近接 +1グレートアックス=+18/+13(1d12+13/×3)、叩きつけ=+13(1d4+4加えて“
生命力吸収”)、
噛みつき=+12(1d4+4加えて“
生命力吸収”);
【筋】26、
【魅】 18;
CMB +17(+21突き飛ばし);
CMD 33(対突き飛ばし33)。
一般データ
特殊能力
アンデッドのバーバリアン/Undead Barbarian この能力を持つ
アンデッドは、士気効果に対する
完全耐性を有するにもかかわらず、
激怒を使用すると
激怒から士気ボーナスを得る。
激怒による【耐久力】へのボーナスは、代わりにこの
アンデッド・クリーチャーの【魅力】に適用される。
ヴァンパイアの野蛮人は鋭い牙を備え、敵から生命を吸い取る能力を持つ。その視線に目を合わせたものは震え上がる。この
ヴァンパイアは血を吸い尽くした後に犠牲者を引きちぎる――自らが引き起こした悲鳴を味わい、犠牲者の最後の鼓動を楽しみ、虐殺を止めようと願う冒険者をあざ笑うのだ。
ヴァンパイアの野蛮人は犠牲者の身体を酷くもてあそぶため、殺されたのは野生の獣によるものだと信じられることが多い。
ヴァンパイアの野蛮人が起きているときに残した殺戮の跡は、狩人が簡単に追跡することができる。しかし
ヴァンパイアを殺そうとするものが近づきすぎると、そのものは通常、二度と姿を見せることはない。
このような
ヴァンパイアは
オーク、
ノール、その他のクリーチャーの野蛮な部族の支配権を得る。そして彼らを狂気へと駆り立て、その欲望を静めるために血の犠牲を要求する。
悟りの
ヴァンパイアは周囲と平穏に生きようと試み、生きるために必要な場合にのみ生けるものの血を飲み、犠牲者を殺さないように努力している。
悟りのヴァンパイア/Enlightened Vampire CR12
防御
AC 34、接触25、立ちすくみ28(+1回避、+7外皮、+1反発、+4【判】、+5【敏】、+4モンク、+2鎧)
HP 108(11d8+55);
高速治癒5
頑健 +10、
反応 +14、
意志 +11;心術に対して+2
防御能力 エネルギー放出に対する抵抗+4、身かわし強化;
ダメージ減少 10/魔法および銀;
完全耐性 アンデッドの種別特性、毒、病気;
抵抗 [雷撃]10、[氷雪]10
弱点 ヴァンパイアの弱点
攻撃
移動速度 60フィート
近接 素手打撃=+15/+10(2d8+6/19~20、加えて“
生命力吸収”)または
連打=+15/+15/+10/+10/+5(2d8+6/19~20、加えて“
生命力吸収”)または叩きつけ=+14(1d4+6、加えて“
生命力吸収”)
特殊攻撃 石魂喰らい、
気奪取、
吸血、支配(DC18)、
生命力吸収(2レベル、DC18)、
魂喰らい、同族作り、夜の子供たち、
連打
戦術
一般データ
悟りの
ヴァンパイアは夜を瞑想に費やす。苦行者としての生活を営もうとし、清浄と一体化の道を探し求める。本来、その本質は他人を傷つけるものだとしても。そのため、悟りの謎を探索する間常に苦しみ、償いをする方法を探し求める。しかしこの不死者の人生観が敵を殺すのを止めることはない。自分のスポーンや群れの一員を傷つけるものがいれば、悟りの
ヴァンパイアは慎重に考え、断固とした決意で対処する。
ヴァンパイアの君主は無慈悲で計算高い。彼らはその政治的な展望を特徴付ける、貴族もしくは権力の象徴である。
ヴァンパイアの君主/Vampire Lord CR15
防御
攻撃
移動速度 20フィート
近接 +1フロスト・ロングソード=+20/+15(1d8+11/17~20、加えて2d6)、叩きつけ=+13(1d4+8、加えて“
生命力吸収”)
特殊攻撃 吸血、支配(DC22)、
呪文撃、
呪文戦闘強化、
呪文戦闘(-2攻撃、+2精神集中、2倍のボーナス)、
上級呪文戦闘、
生命力吸収(2レベル、DC22)、同族作り、夜の子供たち
準備済みのメイガス呪文 (術者レベル14;精神集中+18)
戦術
一般データ
この青白い
人型生物には牙が生え、燃えるように赤い目をしている。
ヴァンパイア・スポーン/Vampire Spawn CR2
防御
攻撃
移動速度 30フィート
近接 叩きつけ=+4(1d4+4、加えて“
生命力吸収”)
遠隔 ダガー=+3(1d4+3/19~20)
特殊攻撃 吸血、急所攻撃+1d6、支配(DC13)、
生命力吸収(1レベル、DC13)
一般データ
生態
出現環境 気候問わず/地形問わず
編成 徒党(2~8)または一家(ヴァンパイア、加えて2~8)
宝物 NPCの装備品(チェイン・シャツ、ダガー、その他の宝物)
以下のテンプレートを用いて、
クラス・レベルを持つ特別なヴァンパイア・スポーンを作成することができる。
ヴァンパイア・スポーンの作成 Creating a Vampire Spawn
“
ヴァンパイア・スポーン”(
ヴァンパイアの落とし子)はヒット・ダイスが4以上の生きているクリーチャー(以降、基本クリーチャーと呼ぶ)に付加することのできる後天性テンプレートである。本項に記載されている内容を除き、
ヴァンパイア・スポーンは基本クリーチャーの
データを用いる。
CR:基本クリーチャー+1に等しい。
属性:常にいずれかの悪。
種別:クリーチャーの種別は
アンデッドに変化する。ヒット・ダイス、基本攻撃ボーナス、セーヴは再計算しない。
感覚:ヴァンパイア・スポーンは
暗視60フィートを得る。
アーマー・クラス:基本クリーチャーの外皮ボーナスが既に+4以上でない限り、外皮ボーナスは+4に増加する。
ヒット・ダイス:種族ヒット・ダイスは全てd8に変化する。クラスのヒット・ダイスは変化しない。
アンデッドとなるため、ヴァンパイア・スポーンはボーナス・ヒット・ポイントを決定する際、(【耐】の代わりに)【魅】修正値を用いる。
防御的能力:ヴァンパイア・スポーンは
エネルギー放出に対する抵抗+2、
ダメージ減少5/銀、[氷雪]および[雷撃]に対する
抵抗10、および
高速治癒2を得る。
弱点:ヴァンパイア・スポーンは自分を作り出したヴァンパイアと同じ弱点を持つ。
蘇生に対する脆弱性(超常)/Resurrection Vulnerability:
レイズ・デッドもしくは同種の呪文の対象になると、ヴァンパイア・スポーンは破壊される(意志・無効)。この目的で呪文を発動する際、物質要素は必要としない。
近接:基本クリーチャーが叩きつけ攻撃を持っていない場合、ヴァンパイア・スポーンは叩きつけ攻撃を得る。叩きつけによるダメージは、
ヴァンパイア・スポーンのサイズに従って決定される(
Bestiary 301)。
特殊攻撃:ヴァンパイア・スポーンはヴァンパイアの
吸血及び支配の特殊攻撃を得る。このスポーンを作り出したヴァンパイアは、自分が支配したかのようにスポーンが支配しているクリーチャーに影響を与える。
生命力吸収(超常)/Energy Drain:ヴァンパイア・スポーンの叩きつけ攻撃(もしくは他の
肉体攻撃)が命中したクリーチャーは、負のレベルを1レベル受ける。この能力は1ラウンドに1回だけ起動する。
その他の特殊能力:ヴァンパイア・スポーンはヴァンパイアの能力からガス化形態、影がない、スパイダー・クライムを得る。
能力値:【魅】+2。
技能:ヴァンパイア・スポーンは
〈軽業〉および
〈隠密〉判定に+8の種族ボーナスを得る。
特技:ヴァンパイア・スポーンはボーナス特技として
《技能熟練:知覚》を得る。
ヴァンパイアとの遭遇は狩りを行う
ヴァンパイアの一団と同様に様々だ。あるいは何十年も共に過ごした結果作られた一族で構成される。
偽りの一族(CR5) False Family
しばしば本当の
ヴァンパイアはある地域を調査するため、完全な
ヴァンパイアのふりをしたスポーンを帯同させて定命の者とアンデッドの手下を送り込む。その一団が繁栄すれば、その
ヴァンパイアが訪れるかもしれない。一団が滅ぼされれば、
ヴァンパイアは警戒しながら進めるべきだと知ることになる。
ヴァンパイアは棺や墓から新しく蘇るスポーンを生み出すためにこういったチームを用いることもある。
陰の手先(5)/Shady Minions CR1/2
XP 600
HP 18
祝賀会(CR8) Celebration
ヴァンパイアの誘惑者がパーティを開く時、それは町の噂の種となり、誰もが招待されたがる。特別な快楽は忘れることができないほどだ。こういったヴァンパイアの群れはパーティを行う。個人を群れから離し、ヴァンパイアとほんのわずかな時を過ごさせる。酩酊感を得たいものはパーティの常連となり、ヴァンパイアはこの夜で十分に喰らう。
XP 2,400
HP 61
XP 各600
HP 各18
不気味な執事/Weird Butler CR4
XP 1,200
HP 31
飢餓(CR12) Hunger
何人もの
ヴァンパイアが血を求めて徘徊する時、彼らは自分たちをまとめて
ヴァンパイアの飢餓と呼称する。この集団は犠牲者を魅了し殺す方法の独創性において常にお互いより一枚上手であろうとする。少なくとも一体の
ヴァンパイアが執事を1人連れ、他人の欲望を満たせるようにする。
棺の衛士/Coffin Guard CR3
XP 800
HP 38
ヴァンパイアの誘惑者(2)/Vampire Seducers CR6
XP 各2,400
HP 各61
ヴァンパイア(2)/Vampires CR9
XP 各6,400
HP 各102
不気味な執事/Weird Butler CR4
XP 1,200
HP 31
一族(CR16) Family
定命の者の一族の真似事として、ヴァンパイアの“一族”は強力な
ヴァンパイアの君主1人と、下位のヴァンパイア、スポーン、定命の手下数人づつから構成されている。この一族は皆、
ヴァンパイアの君主に支配されているか隷属させられた者達であり、指導者の指示に失敗することなく従う。
棺の衛士(5)/Coffin Guards CR3
XP 各800
HP 各38
XP 6,400
HP 102
XP 51,200
HP 150
ヴァンパイアの闘士(2)/Vampire Warrior CR8
XP 各4,800
HP 各78
XP 各600
HP 各18
不気味な執事/Weird Butler CR4
XP 1,200
HP 31
最終更新:2024年12月12日 19:32