デーモン騎士 Demon Knights
新しいルール
特技
出典
Villain Codex 80ページ
君は遠くの敵をウィップで引きずることができる。
前提条件:
《武器熟練:ウィップ》、
《ウィップ体得》UC、基本攻撃ボーナス+8。
利益:ウィップで引きずり
APGの戦技を行うとき、君は目標と一緒に移動する代わりに、目標を君に近づけることを選択できる。そうするなら、判定の結果が目標を引きずるのに十分な値であったとしても、目標を自分の隣接マスに移動させるのに必要な距離よりも遠くに引きずることはできない。ウィップを使用して引きずる場合、引きずりの戦技判定に+2のボーナスを得るが、このボーナスは
《引きずり強化》によるボーナスとは累積しない。
特殊:《バロールの鞭》は
《迅速な引きずり》UCの前提条件を満たすかどうか考慮する際、
《引きずり強化》APGとみなされる。
出典
Villain Codex 80ページ
ウィップで敵を引き寄せ、剣で攻撃できる。
前提条件:
《バロールの鞭》、
《武器熟練:ウィップ》、
《ウィップ体得》UC、基本攻撃ボーナス+12。
利益:隣接していない目標に対してウィップを使って引きずりに成功し、目標が君に隣接させて引きずりが終了したなら、君はフリー・アクションとして、もう片方の手にある近接武器を使用して最も高い攻撃ボーナスで目標に1回の攻撃を行うことができる。君は引きずりのためにウィップを使用したときの戦技判定にさらに+2のボーナスを得るが、このボーナスは
《上級引きずり》からのボーナスと累積しない。
呪文
クローク・オヴ・シャドウズ
君は半ば実体化した影の防護用の外套で身を包む。これはいくつかの利点を与える。君は視認困難(20%の失敗確率)、
〈隠密〉判定に対する+5の技量ボーナス、DR 5/善を得る。またこの影の外套は直射日光から君を守り、日光に対する脆弱性、日光による無力化、その他類似の効果を無効化する。
薄暗いあるいは暗闇の場所にいるとき、
暗視または
暗闇を見通す(
Pathfinder RPG Bestiary 2 301ページ)を持っていない敵に対して、このアイテムの2つの利益が増加する。そのようなクリーチャーは50%の失敗確率を受け(完全視認困難は得られない)、そのようなクリーチャーに対する
〈隠密〉判定への技量ボーナスは+10に増加する。
シャドウ・クロウズ
手の先に半ば実体化した素材で形成された一対の爪を招来する。これにより、中型クリーチャーは1d4ポイントのダメージ(小型クリーチャーは1d3)と1ポイントの【筋力】ダメージを与える2回の爪による主要攻撃を与える。頑健セーヴィング・スローに成功すれば、【筋力】ダメージは無効化される(DC=呪文のDC)。
シャドウ・ジョーント
Shadow Jaunt/影の移動
出典
Villain Codex 81ページ
系統 幻術(操影)[影];
呪文レベル ウィザード/ソーサラー4、サモナー4、スピリチュアリスト4、バード4
発動時間 標準アクション
構成要素 音声、動作
距離 近距離(25フィート+5フィート/2レベル)
目標 術者
持続時間 瞬間及び1ラウンド;本文参照
術者は範囲内の地点へと影の間を即座に移動する。この時、視線を必要としない。術者は元の場所に自分の影の姿を残し、目標地点では影に包まれる。術者は目標地点で隠れるために、フリー・アクションとして
〈隠密〉を試みることができる。通常、
〈知覚〉の対抗判定に失敗したクリーチャーは、この呪文に精通し、効果を識別しない限り、術者が元の場所にいないことに気付かない。術者が元いた場所への攻撃は影を分散させる。それにより、元の場所を見ることができるすべてのクリーチャーは、術者がいなくなったことに即座に気付く。加えて1ラウンドの間、周囲の影の覆いにより、術者は視認困難(20%の失敗確率)を得る。元の位置から5フィート以内に影がなく、自分の影を通って移動できない場合、この呪文は機能しない。影がない目的地を選択した場合、術者はその目的地に最も近い、呪文の範囲内にある影から現れる(呪文の範囲内に他の影がない場合、開始位置になる可能性もある)。
魔法のアイテム
アイヴォリー・サキュバス
この精巧に作られた、高さ6フィートのサキュバスの像は常に挑戦的なポーズをとっているが、日に日にポーズを変えているように見える。このアイテムは常に
マジック・オーラの効果を受けており、魔法のものでないように見える。像の真の力を認識するクリーチャーは、像を護符や聖印のように運び、情欲に燃えた奔放な行動を行うことで、24時間の間、像を自分のものとすることができる。このような喚起は少なくとも500GPのコストが必要である(通常は高価な交際費)。同調されると、像はそのクリーチャーの所有物となる。
像の所有者は合言葉により像の形状を変更し、挑発的なポーズで魅力な体を持つ、二足歩行する生物の姿に見せることができる。所有者以外のクリーチャーが像を所持している場合(通常は贈り物として像を受け取る)、その像の魔法は、像に同調している所有者に対するクリーチャーの認識をゆっくりと変化させる。毎日、像を持つクリーチャーはDC11の意志セーヴを行わねばならず、失敗すると同調している所有者に対して態度を協力的な方向へ1段階移動させる(Pathfinder RPG Core Rulebook 93~94)。この変化は像を持っているクリーチャーが像を失うか放棄するまで続く。
ほとんどの場合、像の効果に抵抗するためのセーヴィング・スローは、像を持っているクリーチャーに、態度を変えようとした魔法がどこからきているかに関する情報を与えない。ただし、そのクリーチャーが意志セーヴィング・スローの出目で20をロールした場合、この像が原因であるとわずかな直感を抱く。そのクリーチャーが協力的となるのに十分な回数だけセーヴィング・スローに失敗すると、意志セーヴィング・スローを試みることはできなくなる。像を持つクリーチャーはその像を失うか放棄するまで(または同調している所有者が態度の変化を変えるようなことをするまで)、同調している所有者に対する態度が友好的なままとなる。
像を所持しているクリーチャーがこの像を失ったり放棄したりすると、像は元のクリーチャーからの贈り物によって像を手に入れたか、盗んだか、その他の手段によるかに関わらず、同調した所有者に対して所有権を主張する新しいクリーチャーの態度に影響を与える。
作成要項
バロールズ・ラッシュ
この
+1フレイミング・ウィップは、その紐に沿って目立つように赤い炎のモチーフが描かれている。足払いや引きずりなどダメージを与えない戦技を行う目的で使用する際、この武器は追加のダメージを与える。その戦技が解決されると、目標は2d6ポイントの[火炎]ダメージを受ける。ウィップによって動かされた物体(例えば、武器落としの戦技を受けたアイテム)も同様のダメージを受ける。
作成要項
最終更新:2020年06月13日 11:10