君は交渉、詐術、威圧によって他人を操ることができる。
〈感化〉判定に成功することで、1d6×10分の間目標1体を有効的にすることができる。この判定のDCは10+目標のヒット・ダイス+目標の【判断力】修正値に等しい。成功すると、目標は君の望む情報を与えてくれたり、危険でない行為を行ってくれたり、その他限定的な助力を提供してくれたりする。威圧の有効時間がすぎると、目標は非友好的になり、権力者に君のことを報告するかもしれない。5以上の差で失敗すると、目標は君を騙したり、君の行動を妨害したりする。
アクション:会話に用いる1分間。
再挑戦:可、しかし追加で判定を行うたびにDCは5ずつ増加する。この増加は1時間が経過すると元に戻る。
サイズ・ボーナス:威圧しようとする目標が君より小さいと、この判定に+4のボーナスを得る。威圧しようとする目標が君より大きいと、この判定に-4のペナルティを被る。
〈感化〉判定により、他人を騙そうと試みることができる。この判定のDCは目標の
真意看破のための
〈知覚〉判定の結果となる。以下の表に従い、適切な修正を適用すること。これらの修正は互いに累積するが、嘘の信頼性に関するものは1つだけ適用される――嘘に無理があればあるほど、他人が信じるのはより難しくなる。明らかに信じられないと判断できる嘘については、GMは自動的に失敗すると裁定しても良い。
嘘の状況 |
〈感化〉判定修正値 |
対象が君を信じたがっている |
+5 |
嘘は信じられるものである |
+0 |
嘘はまゆつばものである |
-5 |
嘘にはかなりの無理がある |
-10 |
嘘はおよそあり得ない |
-20 |
目標が酔っているか障害がある |
+5 |
君が説得力のある証拠を持っている |
最大+10 |
アクション:1ラウンド、あるいは嘘が明らかになるまで。
再挑戦:可。同じ目標に対する2回目以降の判定には、-10のペナルティがつく。
君は隠れ身のための隙を作ることができる。自分を見ているものの
真意看破のための
〈知覚〉判定の結果に対して〈感化〉判定を試みる。成功すれば、
〈隠密〉判定を試みることができる。状況に応じて、
嘘と同様の修正を適用すること。
アクション:標準。
再挑戦:可。
君は敵一体を
怯え状態にすることができる。DCは10+目標のヒット・ダイス+目標の【判断力】修正値に等しい。成功すると、目標は1ラウンドの間+DCを超える5毎に1ラウンドの間
怯え状態となる。目標は30フィート以内にいて、君の姿を見、声を聞くことができなければならない。再び同じクリーチャーの士気をくじくと持続時間が伸びる。より強い[恐怖]状態にはならない。
アクション:標準アクション。
再挑戦:可、しかし追加で判定を行うたびにDCは5ずつ増加する。この増加は1時間が経過すると元に戻る。
サイズ・ボーナス:威圧しようとする目標が君より小さいと、この判定に+4のボーナスを得る。威圧しようとする目標が君より大きいと、この判定に-4のペナルティを被る。
地元の宿や、市場、人の集まる場所で訪ね回ることで、君は特定の話題1つや個人1人を詳しく知ることができる。特定の話題は一般の人にはわからないと裁定しても良い。
調べる情報 |
〈感化〉DC |
広く知られた事実や噂 |
10 |
あいまいあるいは秘密の知識 |
20以上 |
アクション:1d4時間。
再挑戦:可。
戦闘でのフェイントは
Core Rulebookに詳細が示されている。
〈はったり〉基本技能の代わりに〈感化〉を用い、目標は
〈真意看破〉基本技能の代わりに
〈知覚〉を用いる。
アクション:標準アクション。
再挑戦:可。
〈感化〉を用いてNPCの態度を変えることができる。DCは目標の初期の態度とその【魅力】修正値によって決定される。成功すれば、目標の態度を1段階改善する。判定の結果がDCを5以上上回れば、さらに1段階改善する。一回の判定で態度を動かせるのは2段階まで。4以下の差で失敗しても目標の態度は変化しないが、5以上の差で失敗すると目標の態度は1段階悪化する。通常、態度の変化は1d4時間持続する。〈感化〉を用いて、“中立的”かそれより良い態度のクリーチャーに
要請することができる。
君の言葉を理解できないクリーチャーや、【知力】が3以下のクリーチャーの態度を変更することはできない。この〈感化〉の機能は、通常は戦闘中に機能しない。
最初の態度 |
〈感化〉DC |
敵対的 |
25+対象の【魅】修正値 |
非友好的 |
20+対象の【魅】修正値 |
中立的 |
15+対象の【魅】修正値 |
友好的 |
10+対象の【魅】修正値 |
協力的 |
0+対象の【魅】修正値 |
アクション:継続したやりとり1分間。
再挑戦:24時間に1回しか同じクリーチャーの態度を変更しようと試みることはできない。
他のキャラクターに向けて、密かにメッセージを送るために特別な表現を用いることができる。成功すると、目標は理解できる言語でやり取りしたかのように、自動的に君の意図したことに気付く。5以上の差で失敗すると、君は誤ったメッセージを送ってしまう。この結果に対する
真意看破のための対抗
〈知覚〉判定に成功すれば、他のクリーチャーもこの伝聞を見破ることができる。ひそかなメッセージを妨げる際には、
密かなメッセージの判別のための
〈知覚〉判定を参照のこと。
ひそかなメッセージ |
〈感化〉DC |
単純なメッセージ |
15 |
複雑なメッセージ |
20 |
アクション:通常メッセージをやり取りするためにかかる時間の2倍。
再挑戦:可。
君に対する態度が“中立的”かそれより良い場合、君はクリーチャー1体に要請することができる。
他人の態度を変えるの表に示したDCを用い、以下の修正から1つを適用すること。そのクリーチャーの態度が協力的になっていれば、要請が本性に反していたり深刻な危険を招かない限り、そのクリーチャーは判定なしでたいていの要請に従う。クリーチャーの価値観や本性に反する要請の場合、自動的に失敗するとGMは裁定しても良い。
要請 |
〈感化〉DC修正値 |
簡単な助言や指示を与える |
-5 |
詳しい助言を与える |
+0 |
簡単な援助を与える |
+0 |
ささいな秘密を明かす |
+5 |
長々と、あるいはめんどうな援助を与える |
+5 |
危険な援助を与える |
+10 |
重要な秘密を明かす |
+10以上 |
処罰されかねないような援助を与える |
+15以上 |
追加の要請 |
要請1つにつき+5 |
アクション:1ラウンド以上。要請の複雑さに従う。
再挑戦:不可。しかし同じ目標に別の要請を行うことはできる。
最終更新:2024年09月20日 00:23