虚空放出(超常)/Channel the Void:1レベルの時点で、エネルギー放出を行う際、古き神話のカルティストは星と星の間にある考えの及ばない虚空を活用する。これは変更版エネルギー放出に似ているが、アンデッドを治療する代わりに、生きている存在、実体のある骨でないアンデッド、肉で作られた人造(フレッシュ・ゴーレムなど)を傷つけむさぼるエネルギーの爆発である。これは負のエネルギーによるダメージではない。代わりに、このダメージは超自然的な劣化と腐敗による傷という形で現れる。このエネルギーからダメージを受けたクリーチャーは、ダメージを半減させるために意志セーヴではなく頑健セーヴに成功しなければならない。8レベルの時点で、この効果による頑健セーヴに失敗し、かつ死亡あるいは破壊させられるクリーチャーは、細かな塵しか残らなくなる。塵になったクリーチャーの装備は何の影響も受けない。この能力はエネルギー放出として扱われるが、特に正のエネルギーでも負のエネルギーでもない(例えば、古き神話のカルティストは《アンデッド畏服》も《アンデッド退散》も修得できない)。エネルギー放出を前提条件とするが、キャラクターが正のエネルギー放出か負のエネルギー放出のいずれであるかによって効果が異なる特技においては、この能力は負のエネルギーとして扱う。例えば、古き神話のカルティストは近接攻撃で生きているクリーチャーと肉のあるクリーチャーにダメージを与えるために《エネルギー放出の一撃》を使用できる。
帷の切断(超常)/Part the Veil:8レベルの時点で、君は外なる闇で待ち構える狂気そのものを、君が発動した呪文に添えることができるようになる。この能力の起動は即行アクションであり、1体のクリーチャーを目標とする、意志セーヴィング・スローによって効果が無効化されたり弱められたりする呪文を発動する時に使用する。目標が呪文への抵抗に失敗したなら、目標は虚無を幻視して一時的な狂気に陥り、呪文レベルに等しいラウンドの間混乱状態になる。
彼方より来るもの(超常)/It Came from Beyond:1日1回、君が(招来)呪文を発動する際、招来したクリーチャー1体は通常より強力な存在となる。そのクリーチャーはアドヴァンスト単純テンプレートを得る。呪文で複数体のクリーチャーを招来した場合、招来したクリーチャーの内1体だけがアドヴァンスト単純テンプレートを得る。この方法でアドヴァンスト単純テンプレートを得た招来クリーチャーは、通常のものとは異なり奇形でおぞましい姿をしている。この能力はクレリックとして発動した呪文にのみ作用する。他の呪文発動クラスを有していたとしても、クレリック以外から得た呪文発動能力には作用しない。
孤立のオーラ(超常)/Aura of Isolation:標準アクションとして、君は中にいる敵が孤立感と喪失感に襲われる、20フィートのオーラを作り出すことができる。オーラ内の敵はこのオーラを移動困難地形として扱い、彼らはこの効果範囲内にいる限りsluggishになる。加えて、オーラの中にいる間、敵は互いに挟撃を取ることができず、援護アクションを使用できず、援護アクションから利益を得ることもできない。このオーラは3+【判断力】修正値に等しいラウンドだけ持続する。このラウンド数は連続している必要はない。これは[感情、精神作用]効果である。
星辰正しき時(超常)/The Stars Are Right:君が星々を見ることができる間にクレリック呪文を準備するならば、同じ呪文レベルの呪文を交換することで、星の副領域の呪文を任意発動することができる。君に星が見ることができる間に君が発動した星の副領域の呪文は、君がその呪文を発動することでその呪文のレベルに等しい値の君のヒット・ポイント・ダメージを回復する。