*&aname(shriezyx-queen)シュリジクス、シュリジクス・クイーン &small(){&link(Shriezyx, Shriezyx Queen){https://aonprd.com/MonsterDisplay.aspx?ItemName=Shriezyx%20Queen}} >この球根状の緑色の肌のクモは馬と同じくらいの大きさで、その歯の生えた口は3つの輝く目の下で微笑んでいる。 ***シュリジクス・クイーン CR 8 &small(){Shriezyx Queen} &b(){出典} &i(){Pathfinder #134: It Came from Hollow Mountain 88ページ} &b(){XP} 4,800 混沌にして悪/大型サイズの[[異形>クリーチャー種別/種別#type-abberation]] &b(){イニシアチブ} +7;&b(){感覚} [[暗視>用語集/特殊能力#Darkvision]]60フィート、[[振動感知>モンスターの共通ルール/1#Tremorsense]]60フィート;[[〈知覚〉>技能の詳細/2#Perception]]+19 ****防御 &b(){AC} 20、接触12、立ちすくみ17(+8外皮、-1サイズ、+3【敏】) &b(){HP} 104(11d10+55);[[再生>モンスターの共通ルール#Regeneration]]5([火炎]) &b(){頑健} +9、&b(){反応} +6、&b(){意志} +10 &b(){防御能力} [[凶暴性>モンスターの共通ルール#Ferocity]];&b(){[[完全耐性>モンスターの共通ルール#Immunity]]} [精神作用]効果 &b(){弱点} [火炎]に対する脆弱性 ****攻撃 &b(){移動速度} 40フィート &b(){近接} 噛みつき=+11(1d8+3、加えて毒)、爪×4=+10(1d6+3) &b(){接敵面} 10フィート;&b(){間合い} 5フィート &b(){特殊攻撃} 焼夷ウェブ、毒、ウェブ(+10 遠隔、DC 19、11 HP) &b(){擬似呪文能力} (術者レベル11;精神集中+13) #divclass(pl-l-level-1){ 常時―タンズ 回数無制限―&i(){[[リムーヴ・フィアー>呪文/ら行/ら~り#Remove-Fear]]}、&i(){[[レイジ>呪文/ら行/れ~#Rage]]} 3回/日―&i(){[[コマンド>呪文/か行/こま~#Command]]}(DC 13) 1回/日—&i(){[[レジスト・エナジー>呪文/ら行/れ~#Resist-Energy]]} } ****一般データ &b(){【筋】}17、&b(){【敏】}17、&b(){【耐】}18、&b(){【知】}9、&b(){【判】}12、&b(){【魅】}14 &b(){基本攻撃} +8;&b(){CMB} +12;&b(){CMD} 25(37対足払い) &b(){特技} [[《鋭敏感覚》>特技の詳細/あ~さ#Alertness]]、[[《頑健無比》>特技の詳細/あ~さ#Great Fortitude]]、[[《イニシアチブ強化》>特技の詳細/あ~さ#Improved Initiative]]、[[《鋼の意志》>特技の詳細/な~わ#Iron Will]]、[[《追加HP》>特技の詳細/た~と#Toughness]]、[[《武器熟練:噛みつき》>特技の詳細/な~わ#Weapon Focus]] &b(){技能} [[〈登攀〉>技能の詳細/3#Climb]]+18、[[〈交渉〉>技能の詳細#Diplomacy]]+8、[[〈知識:歴史〉>技能の詳細#Knowledge]]+5、[[〈知覚〉>技能の詳細/2#Perception]]+19、[[〈真意看破〉>技能の詳細#Sense Motive]]+9 &b(){言語} アクロ語;タンズ ****生態 &b(){出現環境} どこでも &b(){編成} 単体、ペア、ハイヴ(1体と3~12体のシュリジクス) &b(){宝物} 標準的 ****特殊能力 &b(){集団影響(超常)/Hive Influence}:シュリジクス・クイーンから30フィート以内にいる全てのシュリジクスは、オーラの範囲内にとどまっている間、および底から離れてから1分間、またはシュリジクスがシュリジクス・クイーンからの視線を失うまで、火炎に対する恐怖を失う。シュリジクス・クイーンの精神作用の擬似呪文能力は、通常クイーンの集団影響のオーラ範囲内のシュリジクスに対して通常通り機能する。 &b(){焼夷ウェブ(超常)/Incendiary Webs}:シュリジクス・クイーンのウェブは、わずかな火花で発火する超常的なオイルでコーティングされている。シュリジクス・クイーンのウェブで攻撃されたクリーチャーは、1分間の間[火炎]に対する脆弱性を得る。ウェブで攻撃されたクリーチャーが松明を持っているか、火を使っている場合、そのクリーチャーはDC 18の反応セーヴィング・スローに成功するか着火されなければならない。 クリーチャーがこの効果から[火炎]に対する脆弱性を持っている限り、[火]の補足説明を持つ呪文を発動するか、[火炎]ダメージを受けるたび、DC 18の反応セーヴィング・スローに成功するか着火されなければならない。この焼夷オイルは即座に乾く―—ウェブは、紡がれたラウンドでのみ[火炎]に対する脆弱性を与えることができる。その後、ウェブは粘着性を保つが、この焼夷効果はありません。 セーヴDCは【筋力】に基づいている。 &b(){毒(変則)/Poison}:噛みつき—致傷型;&b(){セーヴ} 頑健 DC19;&b(){頻度} 6ラウンドの間1回/ラウンド;&b(){効果} 1d3【筋】;&b(){治癒} 2回のセーヴ連続成功 ルーンロード・アラズニストが最初にクリフォト・ロード・ヤマソスからフレッシュウォープの芸術を学んだとき、彼女とその助手たちは無数の醜悪な生物を生み出し、それは現代にまで受け継がれている。その中には、蜘蛛のような形をしたシュリジクスがある。これはHollow Mountain、Xin-Bakrakhanの遺跡や近くのマグニマールにあるIrespanに足を踏み入れる探検家を常に脅かしている。シュリジクス優れた兵士や衛兵となる一方で、[火炎]に対する不自然な恐怖があるため貧しい使用人となった(力術魔法に大きく依存していたアラズニストの軍隊と信者にとって特に問題となるため)。また敵対していたEurythniaの領域からの魔法に抵抗するための精神作用に対する完全耐性も、自身の将軍による魔法の支配を不可能にした。この問題を解決するために、アラズニストの熟練したフレッシュウォープ職人は、シュリジクスの優れたバージョンを作った――シュリジクスの劣化版で、凶暴な手先に完全な忠誠心を確保するための指揮官として役立つクイーンを。 典型的なシュリジクス・クイーンは体長8フィート、体重1,000ポンドになる。 ****生態 シュリジクスは無性生殖を行うため、その名前は誤解されているが、シュリジクス・クイーンは他のシュリジクスの中で嬢王蜂や女王アリのような地位を維持している。シュリジクス・クイーンは巣を成長させるために存在するのではなく、下位のシュリジクスを制御し、命令し、――必要に応じて――圧倒するために作成された。シュリジクス・クイーンは強い超常的なフェロモンを発散し、特に火の周りでは対象を落ち着かせる。シュリジクス・クイーンは他のシュリジクスに精神作用効果を与える効果を使用でき、戦いの前に熱狂あせたり、服従させたりすることができる。 シュリジクス・クイーンは焼夷ウェブを使用して、シュリジックスの巣に炎を使おうとする敵に対して、[火炎]に対する脆弱性を与えることができる。多くのアルケミストや力術士は火の攻撃を行い際に、シュリジックス・クイーンの油製のウェブの犠牲者となった。 シュリジクス・クイーンは通常のシュリジクスよりも遥かに優れた知性を持ち、熱心な策略家である。シュリジクス・クイーンはこの知性を使ってハイヴを守るが、自分たちの存在についての知識を曖昧にするためにも働く。一般的なシュリジクスの上にシュリジクス・クイーンのカーストが存在することを知っているのは、最も学識のあるサーシロンの学者だけである。[[ヴァリシア]]西部には何重ものシュリジクスのハイヴが存在しているが――地元の人々には彼らがもたらす脅威がよく知られている――、文明人にその知識を見せたのは、Hollow Mountainsの麓に住むクイーンだけである。 シュリジクス・クイーンは下級種の遺伝子上の家長ではないにもかかわらず、自分のハイヴを自分の雛と呼ぶ。クイーンは標準的なシュリジクスと同じ用に無性生殖で自身を複製するが――同じ卵を生む未受精卵を使って――、しばしば眠っている卵をハイヴの隠れ家の奥深くの安全な場所に何世紀にも渡って保管し、孵化するのを待つ。そのため、常に存在するシュリジクス・クイーンの数は一定である。クイーンが死ぬと、そのハイヴは野生化するか、完全に崩壊してから隠された卵が孵化する。孵化したばかりのクイーンはハイヴを育てるための人種的な本能という形で先代の記憶の一部を残しているが、人生の最初の十数年は、先代の子孫の残骸を再統合するために費やさなければならない。先代のハイヴが完全に消滅した場合――スターストーン落下やその他の大変動の後など――新しいクイーンは代わりに休眠中の卵を全て探し出し、絶滅の危機に瀕したシュリジクスを復活させる。 クイーンは平均的なシュリジクスよりも大きく強いため、より多くの食料を必要とし、しばしば雛を仮に送り込む。全てのシュリジクスは非常に変化に富んだ代謝機能を持っており、傷を負ってもすぐに回復し、ほとんど栄養を摂らなくても長く生きていけるようになっている。クイーンの食欲は、生理機能と同様にハイヴの中での彼女の役割の機能であり、小さなシュリジクス・クイーンでさえ、小さな手先と比べると太って見える。 ****生息と社会 ハイヴの社会で影響力のある役割を担っているにも関わらず、シュリジクス・クイーンは孤独な生活を食っており、親族の間で永遠にユニークな存在である。2体のシュリジクス・クイーンがお互い出会うことはめったになく、それぞれ異なるハイヴを管理するようにデザインされている。シュリジクス・クイーンは命令を出すときや、ハイヴ野敵と衝突したときに攻撃を指揮するとき以外は、部下との接触を制限する。クイーンは自分の巣や自身をこの地域で目立つようにするための計画を練りながら孤独な時間を費やすが、いつも複雑で大げさな計画を立ててしまい、実行する機会がない。 他の種族――倒れたBakrakhan(通常は[[デーモン]]、[[ジャイアント]]、シンスポーン)であろうと、現在のシュリジクスの廃墟となった隠れ家やその近くに住んでいる現代社会のメンバーであろうと――と交流するクイーンはかなり饒舌になるようである。何世紀にもわたる孤独の後、ほとんどの女王は知的な同輩と会話するという考えに圧倒され、そのような機会を長い間延期されていた計画を実行するためのめったに無いチャンスと考えている。シュリジクスが難解な突然変異のおぞましい作品であることと、数千年前の遺跡を探索しているときにおしゃべりな怪物に出会うことを期待する冒険者がほとんどいないことから、人型生物はこのような会話を不快に感じることが多い。