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PRD外/モンスター/アシュリアン - (2023/07/31 (月) 02:16:09) のソース

*&aname(ashullian)アシュリアン &small(){&link(Ashullian){https://www.aonprd.com/MonsterDisplay.aspx?ItemName=Ashullian}}
>この巨大で目のない鰻のような人間は、長い首の上に丸い頭があり、太い胴体には手のような4本の触手と2本の長い尾がある。皮膚は半透明で、中には色とりどりの液体が波打っており、奇妙な物体が埋め込まれている。

***アシュリアン CR 11 &small(){Ashullian}
&b(){出典} &i(){Pathfinder #135: Runeplague 86ページ}
&b(){XP} 12,800
混沌にして悪/大型サイズの[[来訪者>クリーチャー種別#type-outsider]]([[原住>クリーチャー種別/副種別#Native]]、[[水>クリーチャー種別/副種別#Water]])
&b(){イニシアチブ} +11;&b(){感覚} [[擬似視覚>モンスターの共通ルール/1#Blindsight]]30フィート、[[鋭敏嗅覚>モンスターの共通ルール/1#Scent]];[[〈知覚〉>技能の詳細/2#Perception]]+16
****防御
&b(){AC} 26、接触16、立ちすくみ19(+10外皮、-1サイズ、+7【敏】)
&b(){HP} 137(11d10+77)
&b(){頑健} +9、&b(){反応} +14、&b(){意志} +11
&b(){防御能力} 凝視攻撃、幻術、視覚効果、および視覚に依存するその他の攻撃形態;&b(){[[抵抗>モンスターの共通ルール/1#Resistance]]} [氷雪] 30;&b(){[[SR>モンスターの共通ルール#Spell-Resistance]]} 22
****攻撃
&b(){移動速度} 20フィート、水泳60フィート
&b(){近接} 触手×4=+17(1d6+3)、尾の叩き×2=+12(1d8+1)
&b(){接敵面} 10フィート;&b(){間合い} 10フィート
&b(){特殊攻撃} 強力な触手、共感覚の傑作(DC 20)
&b(){擬似呪文能力} (術者レベル11;精神集中+16)
#divclass(pl-l-level-1){
擬似呪文能力(CL 11レベル;精神集中+16)
回数無制限—&i(){[[ハイドローリック・プッシュ>APG/呪文/な行~は行#hydraulic-push]]}、&i(){[[メイジ・ハンド>呪文/ま行/みら~#Mage-Hand]]}、&i(){[[プレスティディジテイション>呪文/は行/ふれいむ~ふろ#Prestidigitation]]}
3回/日—&i(){[[アクアス・オーブ>APG/呪文/あ行~か行#aqueous-orb]]}(DC 18)、擬似呪文能力高速化&i(){[[ハイドローリック・プッシュ>APG/呪文/な行~は行#hydraulic-push]]}、&i(){[[ハイドローリック・トレント>APG/呪文/な行~は行#hydraulic-torrent]]}(DC 18)
1回/日—&i(){[[コーン・オヴ・コールド>呪文/か行/くり~こお#Cone-of-Cold]]}(DC 20)、&i(){[[メジャー・クリエイション>呪文/ま行/みら~#Major-Creation]]}、&i(){[[テレキネシス>呪文/た行/ていみ~てん#Telekinesis]]}(DC 20)
}
****一般データ
&b(){【筋】}16、&b(){【敏】}25、&b(){【耐】}23、&b(){【知】}18、&b(){【判】}14、&b(){【魅】}21
&b(){基本攻撃} +11;&b(){CMB} +19;&b(){CMD} 32
&b(){特技} [[《軽妙なる戦術》>特技の詳細/あ~さ#Agile Maneuvers]]、[[《イニシアチブ強化》>特技の詳細/あ~さ#Improved Initiative]]、[[《鋼の意志》>特技の詳細/な~わ#Iron Will]]、[[《擬似呪文能力高速化:ハイド:ローリック・プッシュ》>モンスターの特技#Quicken-Spell-Like-Ability]] 、[[《追加HP》>特技の詳細/た~と#Toughness]]、[[《武器熟練》>特技の詳細/な~わ#Weapon Focus]]
&b(){技能} [[〈製作:いずれか3つ〉>技能の詳細/2#Craft]]+18、[[〈装置無力化〉>技能の詳細/2#Disable Device]]+16、[[〈知識:次元界〉>技能の詳細#Knowledge]]+12、[[〈知覚〉>技能の詳細/2#Perception]]+16、[[〈手先の早業〉>技能の詳細/2#Sleight of Hand]]+21、[[〈呪文学〉>技能の詳細#Spellcraft]]+18、[[〈隠密〉>技能の詳細#Stealth]]+17、[[〈水泳〉>技能の詳細/2#Swim]]+25、[[〈魔法装置使用〉>技能の詳細/3#Use Magic Device]]+19
&b(){言語} アクロ語、水界語
&b(){その他の特殊能力} 四阿
****生態
&b(){出現環境} 水辺(ケル・マーガ)
&b(){編成} 単体、集合体(2~4)
&b(){宝物} 標準的
****特殊能力
 &b(){四阿(超常)/Bower}:アシュリアンは1時間精神集中することで、半径200フィート以内の半径50フィートの領域を四阿として指定できる。アシュリアンの感覚はその四阿に浸透し、擬似視覚でその領域全体を知覚し、その中に全てに触れ、味わい、匂いを嗅ぎ、聞くことができる。アシュリアンは常にその四阿の任意の場所に影響を及ぼし、その擬似呪文能力あるいは超常能力のいずれかを、自身のマスからではなく四阿内の任意の地点から発生させることができる。その四阿の範囲にいる間、アシュリアンはその&i(){[[テレキネシス>呪文/た行/ていみ~てん#Telekinesis]]}と&i(){[[メジャー・クリエイション>呪文/ま行/みら~#Major-Creation]]}の擬似呪文能力を回数無制限に使用し、その中にいる任意のクリーチャーと物体に影響を及ぼすことができる。アシュリアンの四阿はアシュリアンが死亡するか四阿から200フィート以上移動するか、新しい四阿を作成するまでその位置にとどまる。&i(){[[ディスペル・マジック>呪文/た行/ていす~ていせ#Dispel-Magic]]}呪文や効果はアシュリアンの四阿を解呪することはできないが、魔法のアイテムであるかのように四阿を抑制することはできる。

 &b(){強力な触手(変則)/Powerful Tentacles}:アシュリアンは触手攻撃を主要肉体攻撃として扱う。

 &b(){共感覚の傑作(超常)/Synesthetic Masterpiece}:1d4ラウンド毎に1回、アシュリ案は芸術的な才能を発揮して、他感覚的な体験を四阿にもたらすことができる。四阿内の非アシュリアンはDC 20の頑健セーヴィング・スローに成功するか、5d6ポイントの[音波]ダメージを受け1ラウンドの間[[よろめき状態>用語集/状態#Staggered]]とならなければならず、DC 20の意志セーヴに成功するか、5d8ポイントのダメージを受け1ラウンドの間[[恍惚状態>用語集/状態#Fascinated]]とならなければならない(このラウンド中、クリーチャーは、影響を受けたクリーチャーを攻撃しない四阿内の何も潜在的な驚異とは見なさない)。両方のセーヴィング・スローに失敗したクリーチャーは1ラウンドの間[[よろめき状態>用語集/状態#Staggered]]あるいは[[恍惚状態>用語集/状態#Fascinated]]となるのではなく、1d4ラウンドの間[[朦朧状態>用語集/状態#Stunned]]とならなければならない。セーヴDCは【魅力】に基づいている。

 盲目で瞑想的な芸術家であるアシュリアンは光のない水の元素界の奥深くから、音、味、その他多様な刺激を次元界の氷点下の数枚に及びギャラリーへと誘い込んだ。ケル・マーガの地下に住む強力な人型生物の種族はアシュリアンの能力を欲しがり、次元界の裂け目を開いてアシュリアンを数体捕らえたが、同時に人型生物の地下室を氷水であふれさせた。人型生物が姿を消し、そのアシュリアンの囚人たちは今やDrowned Levelsと呼ばれているケル・マーガの洞窟に出没する。何世代にも渡って、このクリーチャーは消えた捕虜の部屋をうろついている。アシュリアンは、自分の折衷的で予測不可能な美意識を実現するようなものを求め――湿った巻物や宝石のついたブローチ、切断された足などありとあらゆるものがある――見つけたものを身に着けたり、魔法の四阿に飾ったりして、見つけた奇妙なもの全てを紹介する。
 アシュリアンは本質的に攻撃的ではないが、見知らぬ人が自分たちの芸術に好奇心をそそる珍品を提供することを要求してくる。 アシュリアンの「珍品」の感覚は、ほとんどのクリーチャーにとってまったく異質なものであり、安ぴかものやスカーフから、湿ったパンの塊や新しく剥がされた皮膚の長いストリップまでさまざまである。 アシュリアンを否定することは、怒りを買う可能性が高い。
 典型的なアシュリアンのしなやかな体は、頭部から尾まで16フィートで、体重わずか200ポンドである。

****生態
アシュリアンの眼のない鰻のような頭部には、人間のような不気味な歯が生えた唇のない小さな口がある。細長い頭蓋骨には、しなやかな首と4本の鋭い先端の職種がある。胴体は2本の太い尾に分かれており、体の長さと同じ位の長さがある。アシュリアンの透明で革のような皮膚は臓器の代わりに虹色の液体が渦巻く体腔を明らかにしている。背中や腕には繊毛状の裂け目や柔らかく柔軟な棘があり、アシュリアンの感覚器官となっている。
 彼らの先祖は水の元素界に住んでいたが、ケル・マーガの地下にいるアシュリアンは今や原住の来訪者である。彼らの芸術的能力は発育不全で、祖先のものを退化したものであり、今でも水の元素界の広大な感覚のギャラリーの内部を泳いでいるかもしれない。[[ゴラリオン]]に住むアシュリアンはその差王代な序品を四阿の中でのみ実現することができ、その不可解な芸術性を追求するために驚異的な制御力を講師する。四阿の中であh、多様なコンテンツの独自の感覚的要素――錆びた帷子のざらざらした感触、試薬の酸っぱい味、腐った肉の臭いなど――が、アシュリアンによって注入された香り、音、その他些細な表現の渦が組み合わさっている。アシュリアンは思考だけで四阿内の物体を作成したり移動でき、そこでは一般的な物理法則を停止させることもできる。アシュリアンが望めば、物体は重力に反して永遠に水に浮かんだままであったり、水没しても乾いたままであったりする。アシュリアンは四阿の共感覚の栄光を楽しんでいるが、他のクリーチャーはその他感覚的な経験に圧倒される。
 アシュリアンはDrowned Levelsに連れて行った古代の魔法は、アシュリアンのほとんどをそこに閉じ込めている。しかし中には、盗んだ魔法で牢獄を抜け出したものや、忽然と姿を消したものもいる。アシュリアンはこのパラゴンが究極の芸術性によって存在を調節し、この神話的な一例に倣おうとしている。
 アシュリアンは単独で産卵し、自力で成熟する。アシュリアンはゆっくりと成長し、300歳になることもある。亡くなったアシュリアンの死体は保tンドの場合若いアシュリアンの四阿に取り込まれ、老いや人生の儚さを芸術的に表現している。

****生息と社会
 自分の四阿を手入れしていない時、アシュリアンは閃きと脱出の手がかりを求めてDrowned Levelsを探索する。アシュリアンはこの粋な水没しているホールの唯一の住人ではない;ウォーター・[[エレメンタル]]と他の水棲のクリーチャーがアシュリアンの領域を泳ぎ回っている。アシュリアンは一般的に身近なクリーチャーを通過させることに満足しているが、地表からの訪問者には強い執着心を持っている。最初は装身具や珍品をねだられるが、最終的には拘束して一枚一枚皮を剥がされ、アシュリアンがその感覚を完全に体験できるようになる。時折、訪問者は斬新な芸術作品を見せてアシュリアンの注意から逃れ、夢中になっている間に逃げ出すことがある。各々のアシュリアンは他のアシュリアンの四阿に歓迎されることはめったに無い。各々のアシュリアンは自分の芸術的実験が他のものよりも優れていると考えており、他のアシュリアンを避難するためである。