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// PRDJ-UE/アーティファクトとその他のアイテム/アーティファクト // ORIGINAL-http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/ultimateEquipment/artifactsAndOthers/artifacts.html #region(''目次'') #contents() #endregion *&aname(artifacts)アーティファクト &small(){[[Artifacts>http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/ultimateEquipment/artifactsAndOthers/artifacts.html#artifacts]]}  人の手では決して作れないアイテムが、世界中に存在する。それを手にする権利は全て、神の領域と元素の創造の力だけにあるはずの力を持つ。しかし、偶然によるものか、厄災か、はたまた奇妙な運命によるものか、時々そのような信じられない力の欠片が定命のものの手に渡る。この理解しがたいものの欠片は、アーティファクトと呼ばれる。アーティファクトが通り過ぎる場所では地が揺れ、国が興り、伝説が生まれる。  単に魔法の装備の一形態という以上に、アーティファクトは伝説の神具の類いである。キャンペーン全体の中心となり得る存在だ――アーティファクトを取り返す試練で口火が切られ、持ち主と戦い、破壊任務を受け、そしてさらに続く。  普通の魔法のアイテムとは異なり、アーティファクトは簡単には壊れない(そしてPC達が作り出すことはできない)。作成要項の代わりに、アーティファクトには破壊しうる方法が1つ掲載されている。  アーティファクトは決して購入することはできず、ランダムに宝の山を作成して見つかることもない。ゲーム中にアーティファクトを配置するなら、その衝撃について思いを巡らすこと。しかし、アーティファクトは気まぐれな物体であることも心に留めておこう。もしあまりにも厄介になりすぎたなら、簡単にどこかに行ってしまうのだ。 **&aname(minor-artifacts)下級アーティファクト &small(){[[Minor Artifacts>http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/ultimateEquipment/artifactsAndOthers/artifacts.html#minor-artifacts]]}  下級アイテムは唯一のアイテムである必要はない。しかしそれでも、一般の定命のものの意志で作られることは決してない。 ***&aname(weird-queen-s-magpie)ウィアード・クイーンズ・マグパイ (Weird Queen’s Magpie/女王の不気味なカササギ) &b(){装備部位} なし; &b(){オーラ} 強力・心術および力術; &b(){術者レベル} 15レベル; &b(){重量} 2ポンド  Created by an ancient fey queen who could see the threads of fate, this intelligent, magical construct bird is made of bones fused by alchemy and magic. Though it takes the shape of a bird constructed of alchemically hardened and magically enhanced bone, its stats and abilities are similar to that of a clockwork spy except that it has perfect maneuverability and DR 20/―.  A creature wishing to use this artifact must be neither good nor evil and must spend at least 24 hours with the magpie in its possession. Once it does so, the magpie serves its bearer until it is dismissed, its master commits an evil or good act that requires atonement, or the magpie is destroyed. Furthermore, the &i(){weird queen’s magpie} has the following abilities. ・Three times per day on command, and while in contact with the artifact, the bird’s bearer can use it as a &i(){pearl of power}, but the spell recalled can be of any level. ・At will and on command, the bird’s master can make it go forth and send messages, as if it were the subject of an &i(){animal messenger} spell. ・Three times per day on command, the bird’s master can have the magpie cast &i(){breath of life}. &b(){破壊方法} The &i(){weird queen’s magpie} is destroyed if it enters the Positive Energy Plane. ---- ***&aname(crown-of-the-iron-king)クラウン・オヴ・ザ・アイアン・キング          ([[Crown of the Iron King>http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/ultimateEquipment/artifactsAndOthers/artifacts.html#crown-of-the-iron-king]]/鉄の王の冠) &b(){装備部位} 頭部; &b(){オーラ} 強力・心術; &b(){術者レベル} 18レベル; &b(){重量} 3ポンド  The creation of some long-forgotten tyrant, this iron crown is fitted with four retractable spikes that can slide into the crown’s interior. When the &i(){crown of the iron king} is placed on a creature’s head, these spikes burrow violently inward. The wearer becomes the thrall of the creature who placed the crown on it for as long as it wears the crown. The crown must be placed on either a willing or unconscious creature, which takes a full-round action that provokes attacks of opportunity. Taking off the crown also takes a full-round action that provokes attacks of opportunity and can be taken only by the creature who put the crown on the wearer, or at the command of that creature. Although the crown’s spikes dig into the head of the wearer, it does no permanent harm aside from leaving four vicious-looking scars once the crown is removed.  Once a creature becomes a thrall of the crown’s user, it must do everything the user commands, as per the spell &i(){dominate person}――though the crown’s dominance is not limited to humanoids, lasts as long the creature is wearing the crown, and allows no saving throw. &b(){破壊方法} The crown is destroyed if a creature places the crown on its own head. This not only destroys the crown but it also kills the wearer. The wearer cannot be returned to life by any means short of divine intervention. ---- ***&aname(staff-of-the-magi)スタッフ・オヴ・ザ・マギ          ([[Staff of the Magi>http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/ultimateEquipment/artifactsAndOthers/artifacts.html#staff-of-the-magi]]/魔道師の杖) &b(){装備部位} なし; &b(){オーラ} 強力(全ての系統); &b(){術者レベル} 20レベル; &b(){重量} 5ポンド  長い木製のスタッフで、石突きは鉄製、あらゆる種類の印形とルーンが彫り込まれている。この強力なアーティファクトは多彩な呪文パワーを有しており、それ以外にも多くの機能がある。普通のスタッフと違って、&i(){スタッフ・オヴ・ザ・マギ}は50チャージを有するが、通常通りに再チャージすることはできない。チャージを消費するパワーもあれば、消費しないパワーもある。&i(){スタッフ・オヴ・ザ・マギ}はチャージを使い切ってもパワーを失わない。以下の能力は使用してもチャージを消費しない。 ・&i(){[[エンラージ・パースン>呪文/あ行/えれ~#Enlarge-Person]]}(頑健・無効、DC15) ・&i(){[[ディテクト・マジック>呪文/た行/ていて~ていま#Detect-Magic]]} ・&i(){[[ホールド・ポータル>呪文/は行/へ~ほ#Hold-Portal]]} ・&i(){[[メイジ・アーマー>呪文/ま行/みら~#Mage-Armor]]} ・&i(){[[メイジ・ハンド>呪文/ま行/みら~#Mage-Hand]]} ・&i(){[[ライト>呪文/ら行/ら~り#Light]]}  以下のパワーは使うたびに1チャージを消費する。 ・&i(){[[アイス・ストーム>呪文/あ行/ああ~あな#Ice-Storm]]} ・&i(){[[インヴィジビリティ>呪文/あ行/いり~いん#Invisibility]]} ・&i(){[[ウェブ>呪文/あ行/うあ~うえ#Web]]} ・&i(){[[ウォール・オヴ・ファイアー>呪文/あ行/うお~えな#Wall-of-Fire]]} ・&i(){[[ディスペル・マジック>呪文/た行/ていす~ていせ#Dispel-Magic]]} ・&i(){[[ノック>呪文/な行#Knock]]} ・&i(){[[パイロテクニクス>呪文/は行/は~ひいと#Pyrotechnics]]}(意志あるいは頑健・無効、DC16) ・&i(){[[パスウォール>呪文/は行/は~ひいと#Passwall]]} ・&i(){[[ファイアーボール>呪文/は行/ひいる~ふい#Fireball]]}(10d6ポイントのダメージ、反応・半減、DC17) ・&i(){[[ライトニング・ボルト>呪文/ら行/ら~り#Lightning-Bolt]]}(10d6ポイントのダメージ、反応・半減、DC17)  以下のパワーは使うたびに2チャージを消費する。 ・&i(){[[サモン・モンスターIX>呪文/さ行/さあ~さも#Summon-Monster-IX]]} ・&i(){[[テレキネシス>呪文/た行/ていみ~てん#Telekinesis]]}(最大重量は400ポンド;意志・無効、DC19) ・&i(){[[プレイン・シフト>呪文/は行/ふれいむ~ふろ#Plane-Shift]]}(意志・無効、DC21)  &i(){スタッフ・オヴ・ザ・マギ}の使用者は呪文抵抗23を得る。しかし、呪文抵抗を意図的に取り下げれば、まるで&i(){ロッド・オヴ・アブソープション}(吸収のロッド)のように、使用者に向けられた秘術呪文のエネルギーを吸収するために使うこともできる。&i(){ロッド・オヴ・アブソープション}と違うところは、このようにして吸収された呪文レベルを呪文の使い手が呪文のエネルギーとして使用することはできず、杖がチャージに変換するという点である。杖がチャージ限界(50)を超えて呪文レベルを吸収してしまった場合、あたかも“応報の一撃”(下記参照)が発生したかのように爆発してしまう。使用者は自分に対して何レベルぶんの呪文が発動されたか知ることはできない。&i(){ロッド・オヴ・アブソープション}と違って、この杖はそうした情報を伝えてくれないからである(従って、呪文を吸収する行為は危険なものとなりかねない)。 &b(){破壊方法}  &i(){スタッフ・オヴ・ザ・マギ}は応報の一撃によって壊れる。このような行為は意図的に行なうもので、使用者が宣言しなければならない。杖の中にあった全チャージが30フィートの拡散範囲に解放される。折られた杖から10フィート以内のすべてのものは、杖の中にあったチャージ数の8倍に等しいダメージをヒット・ポイントに被る。11~20フィート離れていたものはチャージ数の6倍に等しいダメージを被る。21~30フィート離れていたものはチャージ数の4倍に等しいダメージを被る。DC23の反応セーヴに成功すれば、ダメージを半減させることができる。  杖を破壊したキャラクターは50%の確率(d%の01~50)で他の次元界に飛ばされるが、そうならなかった場合(51~100)、呪文のエネルギーの爆発的な解放によって滅ぼされてしまう(セーヴィング・スローなし)。 ---- ***&aname(spindle-of-perfect-knowledge)スピンドル・オヴ・パーフェクト・ナレッジ          ([[Spindle of Perfect Knowledge>http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/ultimateEquipment/artifactsAndOthers/artifacts.html#spindle-of-perfect-knowledge]]/完璧なる知識の紡錘) &b(){装備部位} なし; &b(){オーラ} 強力・変成術; &b(){術者レベル} 20レベル; &b(){重量} ―  &i(){スピンドル・オヴ・パーフェクト・ナレッジ}は大きく光り輝く、非の打ちどころのないマーキス・カットされた石――ハーフリングのこぶし大のダイヤモンド型&i(){アイウーン・ストーン}をカットしたものである。もし魔力が欠落していたとしてもこの宝石はそれ自身が宝物であるのだが、これは強力な&i(){アイウーン・ストーン}でもある。&i(){スピンドル・オヴ・パーフェクト・ナレッジ}は&i(){ヘッドバンド・オヴ・メンタル・スペリアリティ+4}であるように機能し、2つのランダムに決定した[[〈知識〉>技能の詳細/2#Knowledge]]技能を5ランク提供する。着用者は&i(){[[コンプリヘンド・ランゲージズ>呪文/か行/こま~#Comprehend-Languages]]}、&i(){[[タンズ>呪文/た行/た~ていさ#Tongues]]}の影響を受け、距離100フィートまでのテレパシー能力を保持しているかのように会話を行ない言語を理解することができる。 &b(){破壊方法}  &i(){スピンドル・オヴ・パーフェクト・ナレッジ}は精神を持たないクリーチャーに丸1年の間着用されると破壊される。 ---- ***&aname(sphere-of-annihilation)スフィアー・オヴ・アニヒレイション          ([[Sphere of Annihilation>http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/ultimateEquipment/artifactsAndOthers/artifacts.html#sphere-of-annihilation]]/虚無の球) &b(){装備部位} なし; &b(){オーラ} 強力・変成術; &b(){術者レベル} 20レベル; &b(){重量} ―  &i(){スフィアー・オヴ・アニヒレイション}は直径2フィートの漆黒の球体である。球体に触れた物体は何であれ、即座に虚無の中へと吸い込まれ、完全に破壊されてしまう。これによって消滅してしまったキャラクターをよみがえらせることは神格の直接介入を除いては不可能である。  &i(){スフィアー・オヴ・アニヒレイション}は普通の穴のようにどこかの場所に静止している。しかし、精神的な働きかけにより移動させることができる(これは魔法の力によらないテレキネシスのようなもの――実際の物体を動かすには弱すぎるが、重さを持たないこの球体ならば影響を受けてしまうような力だと考えればよい)。キャラクターが&i(){スフィアー・オヴ・アニヒレイション}の制御を確立(し、それを維持)する能力はDC30に対する制御判定の結果に基づく(1移動アクション)。制御判定は1d20+キャラクター・レベル+キャラクターの【知力】修正値である。この判定に成功すると、そのキャラクターはフリー・アクションでこの球体を移動させることができる(恐らく、この球体を敵に接触させようとするだろう)。  この球の制御は40フィート離れたところからでも確立させることができる(そのキャラクターがあまり近くに近づく必要はない)。制御を確立した後は、毎ラウンド、制御判定(すべてDC30)を続けることで維持しなければならない。それ以降のラウンドにおいて制御を維持している(判定に失敗しない)限り、キャラクターは40フィート+キャラクター・レベルごとに10フィート離れた距離から球を制御することができる。この球の1ラウンドあたりの移動速度は、10フィート+そのラウンドのキャラクターの制御判定で30を上回る5ポイントごとに5フィートである。  制御判定に失敗すれば、球はそれを動かそうとしたキャラクターの方向に10フィートすべってくる。2体以上のクリーチャーが&i(){スフィアー・オヴ・アニヒレイション}の制御を奪い合った場合、ロールは対抗判定となる。誰も成功しなかった場合、球体は最も低い目を出した者の方にすべってくる。  &i(){タリスマン・オヴ・ザ・スフィアー}(球体制御の護符)も参照すること。 &b(){破壊方法}  &i(){[[ゲート>呪文/か行/くり~こお#Gate]]}呪文を&i(){スフィアー・オヴ・アニヒレイション}に対して発動した場合、50%の確率(d%の01~50)で&i(){[[ゲート>呪文/か行/くり~こお#Gate]]}呪文が&i(){スフィアー・オヴ・アニヒレイション}を破壊し、35%の確率(51~85)で呪文は何の効果もなく、15%の確率(86~100)で空間構造に裂け目が生じ、半径180フィート(約55m)以内のすべてのものを他の次元界に放り出す。&i(){ロッド・オヴ・キャンセレイション}(アイテム無力化のロッド)がこの球に触れた場合、大爆発とともに互いを打ち消し合う。半径60フィート以内のすべてのものは2d6×10ポイントのダメージを被る。&i(){[[ディスペル・マジック>呪文/た行/ていす~ていせ#Dispel-Magic]]}と&i(){[[メイジズ・ディスジャンクション>呪文/ま行/みら~#Mage-s-Disjunction]]}はこの球に対してまったく効果がない。 ---- ***&aname(talisman-of-ultimate-evil)タリスマン・オヴ・アルティメット・イーヴル          ([[Talisman of Ultimate Evil>http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/ultimateEquipment/artifactsAndOthers/artifacts.html#talisman-of-ultimate-evil]]/絶対なる悪の護符) &b(){装備部位} なし; &b(){オーラ} 強力・力術; &b(){術者レベル} 18レベル; &b(){重量} ―  このアイテムを所持する悪の信仰呪文の使い手は、100フィートまで離れたところにいる善の信仰呪文の使い手の足元に燃えあがる地割れを作り出すことができる。対象は永久的にこれに呑み込まれ、大地の中心に送り込まれる。この護符の使用者は悪の属性でなければならず、信仰する悪の神格から見てひときわ卑劣で邪なものでなければ、善のキャラクターはDC19の反応セーヴィング・スローを行なうことができ、成功すれば地割れから跳び退ける。当然ながら、このアイテムが機能するためには、目標は固い地面の上に立っていなければならない。  &i(){タリスマン・オヴ・アルティメット・イーヴル}には6チャージある。中立(秩序にして中立、真なる中立、混沌にして中立)の信仰呪文の使い手は、このアイテムに触れると、触れている間はラウンドごとに6d6ポイントのダメージを被る。善の信仰呪文の使い手は、このアイテムに触れると、触れている間はラウンドごとに8d6ポイントのダメージを被る。それ以外のキャラクターには、このアイテムは作用しない。 &b(){破壊方法}  &i(){タリスマン・オヴ・アルティメット・イーヴル}が贖罪を果たした悪漢の生まれたばかりの赤子に手渡されると、&i(){タリスマン・オヴ・アルティメット・イーヴル}は即座に塵となる。 ---- ***&aname(talisman-of-the-sphere)タリスマン・オヴ・ザ・スフィアー          ([[Talisman of the Sphere>http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/ultimateEquipment/artifactsAndOthers/artifacts.html#talisman-of-the-sphere]]/球体制御の護符) &b(){装備部位} なし; &b(){オーラ} 強力・変成術; &b(){術者レベル} 16レベル; &b(){重量} 1ポンド  取っ手つきの、この小さなアダマティン製の輪は、ふつうはネックレスとして身につけられるように上等なアダマティン製の鎖に取り付けられている。&i(){タリスマン・オヴ・ザ・スフィアー}は、秘術呪文を発動できない者が持っても役に立たない。秘術呪文を発動できないキャラクターは、この種の護符を拾って手に持つだけで5d6ポイントのダメージを被る。しかし、&i(){スフィアー・オヴ・アニヒレイション}(虚無の球)の制御に精神を集中する秘術呪文の使い手が持てば、&i(){タリスマン・オヴ・ザ・スフィアー}は制御判定に対するそのキャラクターの修正値を2倍にする(修正値の計算に際して、そのキャラクターの【知力】ボーナスとキャラクター・レベルを2倍と換算する)。  護符の使用者が制御を確立したら、それ以降、制御を続けるための判定を1ラウンドおきに行なえばよい。制御が確立しなければ、スフィアーは護符の持ち主に向かって移動する。魔力を打ち消す呪文や効果のほとんどは&i(){スフィアー・オヴ・アニヒレイション}には効果がないが、この護符の制御能力は抑止されたり打ち消されたりし得ることに注意。 &b(){破壊方法}  &i(){タリスマン・オヴ・ザ・スフィアー}は、このアイテムを&i(){スフィアー・オヴ・アニヒレイション}の中に投げ込むことによってのみ、破壊できる。 ---- ***&aname(talisman-of-pure-good)タリスマン・オヴ・ピュア・グッド          ([[Talisman of Pure Good>http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/ultimateEquipment/artifactsAndOthers/artifacts.html#talisman-of-pure-good]]/純粋なる善の護符) &b(){装備部位} なし; &b(){オーラ} 強力・力術 ; &b(){術者レベル} 18レベル; &b(){重量} ―  このアイテムを所持する善の信仰呪文の使い手は、100フィートまで離れたところにいる悪の信仰呪文の使い手の足元に燃えあがる地割れを作り出すことができる。対象は永久的にこれに呑み込まれ、大地の中心に送り込まれる。この護符の使用者は善の属性でなければならず、その思考や行為がひときわ純粋なものでなければ、悪のキャラクターはDC19の反応セーヴィング・スローを行なうことができ、成功すれば地割れから跳び退ける。当然ながら、このアイテムが機能するためには、目標は固い地面の上に立っていなければならない。  &i(){タリスマン・オヴ・ピュア・グッド}には6チャージある。中立(秩序にして中立、真なる中立、混沌にして中立)の信仰呪文の使い手は、このアイテムに触れると、触れている間はラウンドごとに6d6ポイントのダメージを被る。悪の信仰呪文の使い手は、このアイテムに触れると、触れている間はラウンドごとに8d6ポイントのダメージを被る。それ以外のキャラクターには、このアイテムは作用しない。 ---- &b(){破壊方法}  &i(){タリスマン・オヴ・ピュア・グッド}は、当人の自由意志にて実に極悪な行ないをなしている間に死んだ聖人の口の中に置くことで、破壊できる。 ***&aname(talisman-of-reluctant-wishes)タリスマン・オヴ・リラクタント・ウィッシズ          ([[Talisman of Reluctant Wishes>http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/ultimateEquipment/artifactsAndOthers/artifacts.html#talisman-of-reluctant-wishes]]/不本意な願いの護符) &b(){装備部位} なし; &b(){オーラ} 強力・召喚術; &b(){術者レベル} 20レベル; &b(){重量} 1ポンド  &i(){タリスマン・オヴ・リラクタント・ウィッシズ}は&i(){ストーン・オヴ・コントローリング・アース・エレメンタルズ}と同じような、内部に力を持って鼓動するように見える、ごつごつした岩のような姿をしている。しかしその力は全く異なるもので、所持するものの【魅力】に依存している。&i(){タリスマン・オヴ・リラクタント・ウィッシズ}に触れたクリーチャーは【魅力】判定(DC15)を行なわなければならない。  この判定に失敗すると、この護符は&i(){ストーン・オヴ・ウェイト}のように機能する。これを手放すとそのキャラクターは5d6ポイントのダメージを受け、この護符はどこかに行ってしまう。  この判定に成功すると、護符は5d6時間が経過するか&i(){[[ウィッシュ>呪文/あ行/うあ~うえ#Wish]]}を使用するか、いずれか早い方が訪れるまでキャラクターの手元に留まる。それからこの護符はどこかに行ってしまう。  この判定が出目20だったなら、この護符はそのキャラクターの【魅力】能力値1につき1カ月手元に留まる。この場合この護符を取り除こうとしても、そのキャラクターの手元や後ろのポケットの中、荷物の後ろといったところに再び現れることで抵抗する。  このアーティファクトはキャラクターの【魅力】6ポイントごとに1つ(端数切り捨て)の&i(){[[ウィッシュ>呪文/あ行/うあ~うえ#Wish]]}を提供する。このアイテムは機械式ないし魔法式の罠が所持者の20フィート以内に存在すると暖かく輝き躍動する(もしこの護符が手に持たれていなければ、この警告の熱と躍動は何の効果も持たない)。  どのような結果になろうとも、&i(){タリスマン・オヴ・リラクタント・ウィッシズ}は時間が経つと姿を消し、代わりにそのキャラクターの【魅力】1ポイントにつき1,000gpの価値のある大きなダイヤモンドを残す。 &b(){破壊方法}  &i(){タリスマン・オヴ・リラクタント・ウィッシズ}は他のこのアイテムの&i(){[[ウィッシュ>呪文/あ行/うあ~うえ#Wish]]}を使用したり、それ以外の効果による&i(){[[ウィッシュ>呪文/あ行/うあ~うえ#Wish]]}呪文を使用することで破壊することができる。この時石は爆発し、所持するものに5d6ポイントのダメージを与える。 ---- ***&aname(deck-of-many-things)デック・オヴ・メニー・シングズ          ([[Deck of Many Things>http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/ultimateEquipment/artifactsAndOthers/artifacts.html#deck-of-many-things]]/いろいろデック) &b(){装備部位} なし; &b(){オーラ} 強力(全ての系統); &b(){術者レベル} 20レベル; &b(){重量} ―  &i(){デック・オヴ・メニー・シングズ}は通常、箱や皮製のポーチに入っている。このデックには象牙や子牛皮紙でできたカードか札が1組入っている。それぞれのカードや札には、刻印や文字、印形が描かれている。入れ物からカードを1枚引くと、引いた人物にカードの魔力が(良かれ悪しかれ)影響を及ぼす。  &i(){デック・オヴ・メニー・シングズ}を持ち、そこからカードを引こうとするキャラクターは、引く前にまず何枚のカードを引くか宣言しなければならない。複数毎のカードを引く場合、前のカードを引いてから次のカードを引くまでの間は1時間までしかあけられず、また、このデックから最初に宣言した枚数より多くの枚数を後から引くこともできない。そのキャラクターが意図的に宣言した枚数を引かなかった場合(あるいは何らかの理由で引けなかった場合)、カードはひとりでにデックから出てくる。例外:白痴か道化のカードを引いた場合、デックの持ち主はさらにカードを引いてもよい。  カード1枚がデックから引かれるたびに、そのカードは入れなおされる(従って、同じカードを2回引くこともあり得る)。ただし、道化や愚者を引いた場合は別で、その場合、そのカードはデックから捨てられる。&i(){デック・オヴ・メニー・シングズ}には22枚のカードがある。このデックを再現するため、君は(表の2列めにあるように)タロット・カードを使おうとするかもしれない。タロットがなければ、(表の3列めにあるように)普通のトランプを使うこと。カード1枚1枚の効果は表にも略記してあるが、詳しくは以下のとおり。  &i(){天秤(Balance)}:キャラクターは正反対の属性に変更しなければならない。この新たな属性に従って行動できなければ、そのキャラクターは負の1レベルを得る。  &i(){彗星(Comet)}:キャラクターは次に遭遇した(1体あるいは複数体の)敵対的なモンスターと自分1人で戦って勝たなければならない。そうでなければ、この利益は失われる。成功すれば、そのキャラクターは次の経験レベルになるのに充分な経験点を得る。  &i(){天守閣(Donjon)}:このカードは幽閉を意味する――&i(){[[インプリズンメント>呪文/あ行/いり~いん#Imprisonment]]}呪文によるものだったり、強力な存在によるものだったりする。どちらの場合でも、すべての装備と呪文は奪われる。これ以上カードを引くことはできない。  &i(){エウリュアレー(Euryale)}:このカードにはメドゥサのものに似た顔が描かれており(訳注:エウリュアレーはギリシア神話に登場するメドゥサの姉妹)、キャラクターは呪われてしまう。この呪いは“運命の三姉妹”のカードか神格でなければ取り除くことはできない。取り除かねば、すべてのセーヴィング・スローに対し永続的に-1のペナルティがつく。  &i(){運命の三女神(The Fates)}:このカードの力によって、キャラクターは望めば瞬間的なできごとさえ回避することができる。現実を織り成す繊維がほどかれ、編みなおされるのである。これで何かを起こすことができるわけではない。何かが起こるのを妨げたり、過去に起こったことをなかったことにしたりするだけである。この逆転現象はこのカードを引いたキャラクターに対してだけ生じる。パーティの他の者たちは起こったことを甘受しなければならない。  &i(){火炎(Flames)}:激怒、嫉妬、ねたみは敵意の原因の一部でしかない。パーティの1人が殺されるまで、来訪者の敵意が消えることはない。来訪者の種類をランダムに決定すること。その来訪者は1d20日以内にキャラクターを攻撃する(あるいはそのキャラクターを何らかの方法で苦しめる)。  &i(){愚者(Fool)}:経験点を支払い、もう1枚引かなければならない。このカードは(道化を除くほかのカードと違って)引いた後に必ず捨てられる。  &i(){宝石(Gem)}:このカードは富を表す。これによって手に入る装身具はいずれも宝石のついた黄金製のもので、どれも2,000gpの価値がある。宝石の場合、いずれも1,000gpの価値がある。  &i(){白痴(Idiot)}:このカードを引くと、即座に1d4+1ポイントの【知力】を吸収される。カードをもう1枚引いてもよい。  &i(){道化(Jester)}: このカードを引いた場合、このカードは(愚者を除く他のカードとは違って)必ず捨てられる。カードをもう1枚引いてもよい。  &i(){鍵(Key)}:このカードによって手に入る魔法の武器は、キャラクターの使えるものでなくてはならない。この武器は突然、どこからともなく、そのキャラクターの手の中に現れる。  &i(){騎士(Knight)}:どこからともなくファイターが1人現れ、死ぬまで忠実に仕える。このファイターはキャラクターと同じ種族(あるいは種)・性別である。このファイターをキャラクターが[[《統率力》>特技の詳細/た~と#Leadership]]特技で得る腹心としてもよい。  &i(){月(Moon)}:このカードは、かなえてくれる願いの数だけ中にきらめきがあるムーンストーンや、かなえてくれる願いの数を表す満ち欠け状態の月(満月=4つ、凸月=3つ、半月=2つ、三日月=1つ)が描かれている。このカードのかなえてくれる願いは、9レベル・ウィザード呪文の&i(){[[ウィッシュ>呪文/あ行/うあ~うえ#Wish]]}で与えられるものに等しく、その数に等しい分数の間に使ってしまわなければならない。  &i(){悪党(Rogue)}:このカードを引いてしまった場合、そのキャラクターの友人であるNPCの1人(できれば腹心)が心変わりをし、それ以降、永久に敵対的となる。そのキャラクターに腹心がいない場合、いずれかの強力な人物(あるいは共同体や宗教組織)からの敵意で代用してもよい。この敵意は、破滅的な効果を与えられるように機が熟すまでは暴露せず伏せられる。  &i(){廃墟(Ruin)}:その名が示すように、このカードを引いてしまうと、引いた者の所有する魔法の力のないすべての物が消え失せる。  &i(){ドクロ(Skull)}:ドレッド・レイスが現れる。そのキャラクターはこのドレッド・レイスと1対1で戦わなければならない――助けようとする者には、別のドレッド・レイスが現れて相手をする。これに殺されてしまうと、キャラクターは永久に死んだままとなり、&i(){[[ウィッシュ>呪文/あ行/うあ~うえ#Wish]]}や&i(){[[ミラクル>呪文/ま行/みら~#Miracle]]}でも生き返らせることはできない。  &i(){星(Star)}:キャラクターの選んだ能力値が2ポイント上がる。2つの能力値に1ポイントずつ割り振ることはできない。  &i(){太陽(Sun)}:使えるアイテムが出るまで、中級のその他の魔法のアイテムでロールする。  &i(){鉤爪(Talons)}:このカードを引いてしまうと、そのキャラクターが所持あるいは所有するすべての魔法のアイテムが即座に失われ、デックを使わなければ二度と取り戻すことはできなくなる。  &i(){玉座(Throne)}:そのキャラクターは、人々の目に真の指導者として映る。このカードによって得られる城は、キャラクターの望む開けた場所ならどこにでも現れる(ただし、どこに設置するかは1時間以内に決定しなければならない)。  &i(){大臣(Vizier)}:このカードはこのカードを引いたキャラクターに、1つの問題を解決する知恵の源泉を呼び起こしたり、キャラクターの望む1つの質問に完全な回答をしたりする1回限りの能力を与える。質問や要求は1年以内に行なわなければならない。与えられた情報に基づいてうまく行動できるかどうかは、また別の問題である。  &i(){虚無(The Void)}:この黒いカードは速やかな破滅を意味する。キャラクターの肉体は機能したままだが、昏睡状態に陥った場合のように、精神はどこか――遥か彼方の次元界か惑星にある物体、恐らくは来訪者の所有物の中――に閉じ込められてしまう。&i(){[[ウィッシュ>呪文/あ行/うあ~うえ#Wish]]}や&i(){[[ミラクル>呪文/ま行/みら~#Miracle]]}でキャラクターを呼び戻すことはできない。ただ、閉じ込められている次元界が判るだけである。これ以上カードを引くことはできない。 &b(){破壊方法}  このアイテムは、秩序属性の神格との賭け事の間にこれを失うことによって、破壊できる。神格がデックの素性に気づいていてはならない。 &b(){デック・オヴ・メニー・シングズ} |~ 札 |~タロット・カード |~ トランプ |~ 効果の概略 | | 天秤 | XI. 正義 | スペードの2 | 即座に属性を変更する。 | | 彗星 | 剣の2 | ダイヤの2 | 次に出会ったモンスターを倒せば1レベル上がる。 | | 天守閣 | 剣の4 | スペードのエース | 君は幽閉される。 | | エウリュアレー | 剣の10 | スペードのクイーン | 以降、すべてのセーヴィング・スローに-1のペナルティ。 | | 運命の三女神 | 聖杯の3 | ハートのエース | 君の選んだどんな状況でも回避できる……一度だけだが。 | | 火炎 | XV. 悪魔 | クラブのクイーン | 君と1体の来訪者の間に敵意が生まれる。 | | 愚者 | 0. 愚者 | ジョーカー(商標あり)| 10,000経験点を失い、もう1枚引かねばならない。 | | 宝石 | 聖杯の7 | ハートの2 | 君の選択で装身具を25個か宝石を50個手に入れる。 | | 白痴 | 金貨の2 | クラブの2 | 1d4+1ポイントの【知力】を失う。もう一度カードを引いてもよい。 | | 道化 | XII. 吊られた男| ジョーカー(商標なし)| 10,000経験点を得るか、デックからもう2枚引くかできる。 | | 鍵 | V. 法王 | ハートのクイーン | 上級の魔法の武器を1つ得る。 | | 騎士 | 剣の小姓 | ハートのジャック | 4レベル・ファイターが仕えてくれる。 | | 月 | XVIII. 月 | ダイヤのクイーン | 1d4回の&i(){[[ウィッシュ>呪文/あ行/うあ~うえ#Wish]]}が使える。 | | 悪党 | 剣の5 | スペードのジャック | 君の友人の1人が君に敵対する。 | | 破産 | XVI. 塔 | スペードのキング | すべての財産と不動産を即座に失う。 | | ドクロ | XIII. 死神 | クラブのジャック | ドレッド・レイスを倒さなければ、永遠の破滅が待っている。 | | 星 | XVII. 星 | ダイヤのジャック | 即座に1つの能力値に対して+2の体得ボーナスを得る。 | | 太陽 | XIX. 太陽 | ダイヤのキング | 有益な中級のその他の魔法のアイテムを1つと、50,000経験点を得る。 | | 鉤爪 | 金貨の女王 | クラブのエース | 君の所有していたすべての魔法のアイテムは永久に消え失せる。 | | 玉座 | 棒の4 | ハートのキング | [[〈交渉〉>技能の詳細/1#Diplomacy]]判定に+6のボーナスと、小さな城塞を得る。| | 大臣 | IX. 隠者 | ダイヤのエース | 君が次にかかえる問題の回答を知ることができる。 | | 虚無 | 剣の8 | クラブのキング | 肉体は機能しているが、魂はどこかに閉じ込められる。 | ---- ***&aname(knucklebone-of-fickle-fortune)ナックルボーン・オヴ・フィクル・フォーチュン          ([[Knucklebone of Fickle Fortune>http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/ultimateEquipment/artifactsAndOthers/artifacts.html#knucklebone-of-fickle-fortune]]/気まぐれな運命の趾骨) &b(){装備部位} なし; &b(){オーラ} 強力(全ての系統); &b(){術者レベル} 20レベル; &b(){重量} ―  一目見ると、このアーティファクトはすり減って球体に近い形になった骨の欠片以外のなにものにも見えない。しかしクリーチャーが手に取ると、この趾骨の真の力と姿が明らかになる。クリーチャーが&i(){ナックルボーン・オヴ・フィクル・フォーチュン}を見たなら、その者はこの骨が完璧な20の面を持つ完璧なダイスの形をしていること、そしてそれぞれの面には赤く輝く力のシンボルが刻まれていることに気付く。そのクリーチャーがこのダイスをロールしたならこのダイスは床に落ちる代わりに中空で転がり、転がしたクリーチャーの目の高さで止まる。このとき転がした者が目にした面に基づき、このアイテムの力は発現する。20面ダイスをロールし効果を決定すること(“&i(){ナックルボーン・オヴ・フィクル・フォーチュン}”の表を参照)。この効果は(17の面のように)このダイスが再度ロールされるか(14の面のように)特定の結果がロールされるまでの間、このキャラクターはこの制約の影響を受ける。 &b(){破壊方法}  &i(){ナックルボーン・オヴ・フィクル・フォーチュン}はエハ=ザァの面(ダイスにおける20)が20回連続してロールされるとどこかに行ってしまう。これによりこのアーティファクトが破壊されることはなく、その代わりにこの世界のどこか無作為な場所に再度現れるのだという賢者もいる。しかしその説は全くの憶測に過ぎない。そもそもこのようなありえそうに無い行為を達成したことのあるものがいるかどうかすら、定かではないのだから。 &b(){ナックルボーン・オヴ・フィクル・フォーチュン} |~d20|~ルーン名|~効果| |1 |エヤ=ドゥ| そのキャラクターは永続的な負の1レベルを獲得する。 | |2 |ヴ| そのキャラクターは再び&i(){ナックルボーン・オヴ・フィクル・フォーチュン}を再度振ってはならないという強い強迫観念に襲われる。意志セーヴィング・スロー(DC25)に成功することによってのみこの強制効果に抵抗することができる。このセーヴィング・スローは1日に1回だけ試みることができる。| |3 |エイジ| そのキャラクターは&i(){[[ハーム>呪文/は行/は~ひいと#Harm]]}呪文(術者レベル15)の影響を受ける。| |4 |ホル| そのキャラクターは&i(){ナックルボーン・オヴ・フィクル・フォーチュン}をただちにさらに3回ロールしなければならないという強い強迫観念に襲われる(DC25の意志セーヴにより無効)。この3回のロールそれぞれにおいて、&i(){ナックルボーン}のダイス・ロールに-5のペナルティを受ける(最低1)。| |5 |ヴェ| そのキャラクターは&i(){[[ブラインドネス/デフネス>呪文/は行/ふえ~ふら#Blindness-Deafness]]}のように[[盲目状態>用語集/状態#Blinded]]となる(セーヴィング・スロー不可)。 | |6 |チュ| そのキャラクターは5d10ポイントの[冷気]ダメージを受ける(DC25の頑健セーヴにより半減)。さらに以降1時間、移動速度が半分になる(セーヴィング・スローに成功しても、速度の減少の効果は打ち消せない)。| |7 |ロゥ|以降24時間、そのキャラクターはあらゆる技能判定と能力値判定に-2のペナルティを被る。| |8 |セェ| そのキャラクターは2d12時間[[麻痺状態>用語集/状態#Paralyzed]]となる。被った効果に新たなセーヴィング・スローを行えないことを除いては、これは&i(){[[ホールド・モンスター>呪文/は行/へ~ほ#Hold-Monster]]}と同様に扱う。| |9 |コグ| 以降1週間、そのキャラクターは堪え難い臭いを放つ。そのキャラクターは[[〈隠密〉>技能の詳細/1#Stealth]]、[[〈交渉〉>技能の詳細/1#Diplomacy]]判定に-4のペナルティを被る。| |10 |ヴィス| 幸運の領域の“良き運命”能力を使用したように、以降24時間に1度だけ1回のダイス・ロールを降り直すことができる。 | |11 |フェ| &i(){[[プロテクション・フロム・エナジー>呪文/は行/ふれいむ~ふろ#Protection-from-Energy]]}を使用したように、そのキャラクターは100ポイントまでの[火]に対する完全耐性を得る。| |12 |ザル| そのキャラクターは以降200分の間、&i(){[[ヒロイズム>呪文/は行/ひいる~ふい#Heroism]]}呪文の利益を得る。| |13 |ヤク|以降24時間、近接攻撃で挟撃している敵にそのキャラクターの攻撃が命中したなら、そのダメージは精密さによる+1d6ダメージを与える。 | |14 |ジブ| 以降24時間、そのキャラクターは&i(){[[フェアリー・ファイアー>呪文/は行/ふえ~ふら#Faerie-Fire]]}を発動できるようになる(術者レベルはキャラクター・レベルに等しい)。この能力はこのキャラクターが&i(){ナックルボーン・オヴ・フィクル・フォーチュン}を24時間が経過するまでに再度ロールすると失われる。| |15 |エク| そのキャラクターは[恐怖]に対する完全耐性を以降24時間獲得する。| |16 |レヴ|以降24時間、そのキャラクターは&i(){[[ライトニング・ボルト>呪文/ら行/ら~り#Lightning-Bolt]]}を発動できるようになる(術者レベルはキャラクター・レベルに等しい)。この能力はこのキャラクターが&i(){ナックルボーン・オヴ・フィクル・フォーチュン}を24時間が経過するまでに再度ロールすると失われる。| |17 |ニ| 以降7日の間、このキャラクターが[治癒]魔法の対象となると、追加で2d8ヒット・ポイントを回復する。この効果はこのキャラクターが&i(){ナックルボーン・オヴ・フィクル・フォーチュン}を7日が経過するまでに再度ロールすると失われる。| |18 |ズミ| 以降24時間、セーヴに成功しても半分のダメージや部分的な効果を及ぼす外のある効果に対するセーヴィング・スローに成功した際、この&i(){ナックルボーン}の効果を受けたキャラクターは一切のダメージや効果を受けなくなる。| |19 |テム| 以降24時間、そのキャラクターはクリティカル・ヒットの可能性があるときには、自動的にクリティカル・ヒットになる。| |20 |エハ=ザァ| そのキャラクターが次に死亡した際、&i(){[[リザレクション>呪文/ら行/ら~り#Resurrection]]}呪文の目標になったかのように次の日の朝に蘇る。この効果はこのキャラクターが&i(){ナックルボーン・オヴ・フィクル・フォーチュン}を再度ロールすると失われる。| ---- ***&aname(perfect-golden-lute)パーフェクト・ゴールデン・リュート          ([[Perfect Golden Lute>http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/ultimateEquipment/artifactsAndOthers/artifacts.html#perfect-golden-lute]]/完璧なる黄金のリュート) &b(){装備部位} なし; &b(){オーラ} 強力・変成術; &b(){術者レベル} 20レベル; &b(){重量} 3ポンド  &i(){パーフェクト・ゴールデン・リュート}は非の打ちどころのない楽器といわれている。その音色と澄みやかさには他に並ぶものがない。この楽器はあまりによくできているために楽器自身が演奏をしているようであり、この楽器を演奏するものは[[〈芸能:弦楽器〉>技能の詳細/1#Perform]]判定に+10の技量ボーナスを得る。[[〈芸能:弦楽器〉>技能の詳細/1#Perform]]にランクを持つキャラクターは、このリュートを使用して(“バードの呪芸”能力として)“打ち消しの調べ”、“散逸の演技”、“恍惚の呪芸”を1レベル・バードであるかのように発動できる。1日あたりの呪芸のラウンド数は【魅力】修正値に等しい。&i(){パーフェクト・ゴールデン・リュート}の使用者がバードであるなら、このリュートを使用した全ての“バードの呪芸”能力のDCに+2を加え、このリュートを使用しての“バードの呪芸”の1日当たりのラウンド数に6ラウンドを追加する。 &b(){破壊方法}  &i(){パーフェクト・ゴールデン・リュート}は1日の間、1,000マイル以内で一切の楽器が奏でられないか、持ち主がバード呪文か“バードの呪芸”により殺されるとばらばらに砕けてしまう。 ---- ***&aname(hammer-of-thunderbolts)ハンマー・オヴ・サンダーボルツ          ([[Hammer of Thunderbolts>http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/ultimateEquipment/artifactsAndOthers/artifacts.html#hammer-of-thunderbolts]]/電束の槌) &b(){装備部位} なし; &b(){オーラ} 強力・さまざま; &b(){術者レベル} 20レベル; &b(){重量} 15ポンド  この&i(){+3大型用リターニング・ウォーハンマー}は攻撃が命中すると2d6ポイントのダメージを与える。&i(){ベルト・オヴ・ジャイアント・ストレンクス}を装備したものがこの武器を手に持つとこの武器が(この武器が見た通りの単なる&i(){+3ウォーハンマー}ではなく)&i(){ハンマー・オヴ・サンダーボルツ}であることが分かる。そうするとこの武器は以下の2つの能力を持つ、&i(){+5大型用ジャイアントベイン・リターニング・サンダリング・ウォーハンマー}になる。1つ目として、着用者がこのハンマーを使用した投擲攻撃を成功させたなら、この武器は雷鳴の強力な耳をつんざく音を放ち、90フィート以内の全てのクリーチャーを1ラウンドの間[[朦朧状態>用語集/状態#Stunned]]にする(DC15の頑健セーヴにより無効)。着用者はこの効果に完全耐性を持つわけではない。2つ目として、このハンマーの射程単位は30フィートに増加する。 &b(){破壊方法}  &i(){ハンマー・オヴ・サンダーボルツ}はファイアー・ジャイアントの加熱炉で加熱され善属性の人型生物の血により急冷されると、このハンマーの鋼鉄部が脆くなるため次の攻撃に使用されると破壊される。ファイアー・ジャイアントの血に浸すことで、この脆くなった鋼鉄を元に戻すことができる。ひとたび砕けてしまうと、何をもってしても戻すことはできない。 ---- ***&aname(beacon-of-true-faith)ビーコン・オヴ・トゥルー・フェイス          ([[Beacon of True Faith>http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/ultimateEquipment/artifactsAndOthers/artifacts.html#beacon-of-true-faith]]/真なる信仰のかがり火) &b(){装備部位} なし; &b(){オーラ} 強力(全ての系統); &b(){術者レベル} 20レベル; &b(){重量} 2ポンド  &i(){ビーコン・オヴ・トゥルー・フェイス}はエレクトラム(琥珀金)から作られた華美な松明の形態をしている。この松明は燃料も空気も必要としない、消えることの無い魔法の炎を蓄えており、ほとんどのクリーチャーの手に収まることで単に消えずの松明として機能する。信仰呪文の使い手、何らかの属性の副種別を持つ来訪者、強力な信仰に属するクリーチャー(GMが決定する。ただし普通はその信仰を反映する特技や特徴が必要)の手に収まると、この&i(){ビーコン}は所持したものの属性に応じた追加能力を獲得する。 For example, a lawful good paladin gains access to the lawful and good powers, but a neutral cleric gains access to no powers. これら全ては合言葉により起動する。  &i(){混沌(紫炎):}合言葉に応じて1日に1回、&i(){[[ワード・オヴ・ケイオス>呪文/わ行#Word-of-Chaos]]}を発動する。  &i(){善(白炎):}この&i(){ビーコン}の30フィート以内の味方は&i(){[[プロテクション・フロム・イーヴル>呪文/は行/ふれいむ~ふろ#Protection-from-Evil]]}と&i(){[[ヒロイズム>呪文/は行/ひいる~ふい#Heroism]]}の利益を獲得する。  &i(){悪(黒炎):}着用者は常に&i(){[[プロテクション・フロム・グッド>呪文/は行/ふれいむ~ふろ#Protection-from-Good]]}の効果を受け、1日に2回&i(){[[ハーム>呪文/は行/は~ひいと#Harm]]}を発動することができるようになる。  &i(){秩序(金炎):}合言葉に応じて1日に1回、&i(){[[ディクタム>呪文/た行/た~ていさ#Dictum]]}を発動する。 &b(){破壊方法}  &i(){ビーコン・オヴ・トゥルー・フェイス}は着用者が自らの神格の信者として容認される、逆の属性に変化した場合に破壊される。 ---- ***&aname(philosopher-s-stone)フィロソファーズ・ストーン (Philosopher’s Stone/賢者の石) &b(){装備部位} なし; &b(){オーラ} 強力・変成術; &b(){術者レベル} 20レベル; &b(){重量} 3ポンド  この希少な物質は何の変哲もない煤けた黒い石のように見える。この石を割ると(DC20)、中心部には空洞がある。この空洞には魔法の水銀が並んでおり、[[〈製作:錬金術〉>技能の詳細/2#Craft]]が少なくとも10ランクあるキャラクターがこれを使えば、卑金属(鉄や鉛)を金や銀に変えることができる。&i(){フィロソファーズ・ストーン}1つで5,000ポンドまでの鉄を銀(25,000gpの価値)に、1,000ポンドまでの鉛を金(50,000gpの価値)に変えることができる。しかし、一度石を割ってしまうと、魔法の水銀は不安定となり、24時間で効力を失ってしまう。そのため、物質転換はすべてその間に行なってしまわなければならない。  石の中に見つかる水銀には別の使用法もある。水銀の効力がまだある間に、どのキュア呪文のものでもよいが、キュアのポーションと混ぜ合わせると、特殊なオイル・オヴ・ライフ(生命のオイル)ができる。どんな死体でも、上にこのオイルを振り撒けば、&i(){[[トゥルー・リザレクション>呪文/た行/と#True-Resurrection]]}呪文と同様に機能する。 &b(){破壊方法}  &i(){フィロソファーズ・ストーン}は、少なくとも丸1週間、ティタンズ・ブーツ(ティタン族のブーツ)のかかとの下に置いておくことによって、破壊できる。 ---- ***&aname(book-of-infinite-spells)ブック・オヴ・インフィニット・スペルズ          ([[Book of Infinite Spells>http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/ultimateEquipment/artifactsAndOthers/artifacts.html#book-of-infinite-spells]]/膨大なる呪文の書) &b(){装備部位} なし; &b(){オーラ} 強力(全ての系統); &b(){術者レベル} 18レベル; &b(){重量} 3ポンド  この書物は、どんなクラスのどんなキャラクターにも、この書物のページから呪文を使う能力を与えてくれる。しかし、すでに呪文使用能力を持っているのでなければ、所持者はこの書物を所有しているかこの書物のパワーを使っている間、負の1レベルを得る。&i(){ブック・オヴ・インフィニット・スペルズ}は1d8+22ページある。それぞれのページに何が書かれているかはダイス・ロールで決定する:01~50の場合、秘術呪文;51~100の場合、信仰呪文。  具体的な呪文はランダムに決定すること。  ページを一度めくってしまったら、元のページに戻ることはできない――この本のページをめくるのは一方通行の作業なのだ。この書物を閉じて再び開くと、いつでも閉じた時のページが開く。最後のページをめくると、この書物は消えてしまう。  1日に1回、この書物の持ち主は開いたページにある呪文を発動することができる。その呪文がそのキャラクターのクラスの呪文リストにある呪文であれば、その呪文は1日に4回まで発動することができる。ページを切り離せば、書物も破壊されてしまう。同様に、この種の呪文を巻物に書き込まれた呪文のように(この書から直接)発動することはできないし、ここから呪文書へ書き写すこともできない――この書物の魔法は永久的に書物の内部に縛り付けられているのだ。  この書物のパワーを使うためには、持ち主がこの書物を所持している必要はない。どこかにしまっておいても、持ち主はこの書物のパワーを用いて呪文を発動することができるのである。誰か他のクリーチャーがこの本を使用しようと試みて、この本の所有者になってしまわない限りは。  呪文を発動するたびに、魔力を使用する際のエネルギーによって(どんなに予防措置をとっても)魔法的にページがめくれてしまう可能性がある。ページがめくれてしまう確率は、そのページにある呪文と、持ち主がどんな種類の呪文の使い手であるかによって決まる。 |~ 条件 |~ ページのめくれる確率 | | 術者が自分のクラスやレベルで使用できる呪文を使う | 10% | | 術者が自分のクラスやレベルでは使用できない呪文を使う | 20% | | 呪文の使い手でない者が信仰呪文を使う | 25% | | 呪文の使い手でない者が秘術呪文を使う | 30% |  発動時間、呪文失敗率などを求める際には、この書物からの呪文使用は巻物を使用したものとして扱うこと。 &b(){破壊方法}  &i(){ブック・オヴ・インフィニット・スペルズ}は、現在のページに&i(){[[イレイズ>呪文/あ行/いり~いん#Erase]]}呪文が載っている時に&i(){ブック・オヴ・インフィニット・スペルズ}自身に対してその呪文を発動することによって、破壊できる。 ---- ***&aname(branch-of-life)ブランチ・オヴ・ライフ          ([[Branch of Life>http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/ultimateEquipment/artifactsAndOthers/artifacts.html#branch-of-life]]/生命の枝) &b(){装備部位} なし; &b(){オーラ} 強力・召喚術; &b(){術者レベル} 15レベル; &b(){重量} 1ポンド  This verdant branch glows with a soothing, pale green light. Carefully pruned from the world’s first tree, this artifact hums with energy. Full of everlasting life, it needs time to transfer its magic. It can cast &i(){heal} at will, but needs a full hour to do so. Once a day, it can cast &i(){resurrection}, but it takes the full day to do so.  The branch serves only those who are worthy. It will not stay in the possession of a non-good creature for long, disappearing in 1d4 days. It will similarly disappear while in the possession of a good creature who associates with nongood creatures, but this takes 2d8 days to occur. &b(){破壊方法} The &i(){branch of life} can be destroyed by taking it to the heart of the Negative Energy Plane. ---- ***&aname(monkey-s-paw)モンキーズ・ポー (Monkey’s Paw/猿の手) &b(){装備部位} なし; &b(){オーラ} 強力・死霊術 and universal; &b(){術者レベル} 20レベル; &b(){重量} 2ポンド  This dimension-hopping artifact waits patiently until a creature picks it up. Each time it is picked up by a new user, the &i(){monkey’s paw} grants that creature three &i(){wishes}, as if it were a &i(){ring of three wishes}. Once a new user picks up the &i(){monkey’s paw}, it cannot be discarded, not even by way of a &i(){wish} or a &i(){miracle} spell. Even if stolen, it reappears among the user’s possessions within 1d4 hours. It can only be parted from its bearer when all three of its wishes are used or it is destroyed――but such a feat takes time and patience. When a bearer uses a &i(){wish} granted by the &i(){monkey’s paw}, he is then subject to a curse, as per the spell &i(){major curse} (DC 25 to remove; &i(){Ultimate Magic} 215). This curse manifests as the creature taking a -4 penalty to attack rolls, saves, ability checks, and skill checks until the curse is removed. These penalties are cumulative in cases where multiple &i(){wishes} are used before past curses are removed. Once all three &i(){wishes} are used, the monkey paw &i(){plane shifts} to a random plane and begins the process anew. &b(){破壊方法} The &i(){monkey’s paw} is destroyed when its user retains the artifact and is cursed by it for 1,000 years. ---- ***&aname(runescarred-dragonship)ルーンスカード・ドラゴンシップ          ([[Runescarred Dragonship>http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/ultimateEquipment/artifactsAndOthers/artifacts.html#runescarred-dragonship]]/ルーンが刻まれたドラゴンシップ) &b(){装備部位} なし; &b(){オーラ} 強力・占術および死霊術; &b(){術者レベル} 13レベル; &b(){WEIGHT} 26 tons  This decrepit longship seems barely seaworthy. Its boards are splintered and it is branded with a number of angular runes, each said to bind the soul of a sailor to the vessel. Due to its powerful magic, it is seaworthy and very fast (though it doesn’t offer its passengers much in the way of comfort). It needs no crew. Creatures that spend a week on the boat (which is usually discovered drifting aimlessly at sea) find that they can control the boat by just speaking the name of a port or a description of a specific destination that can be reached by way of the sea the &i(){runescarred dragonship} is currently sailing. The &i(){runescarred dragonship} then sets sail toward that destination. It always takes the safest path, navigationally speaking, to the spoken destination. If there is more than one creature capable of giving the boat commands, the &i(){runescarred dragonship} gives each order equal weight, changing its course each time a new command is given. A &i(){runescarred dragonship} can carry 5 tons of cargo or 120 Medium creatures. It moves at a rate of 10 miles per hour. &b(){破壊方法} If a &i(){runescarred dragonship} is taken 100 miles inland, it crumbles to dust. **&aname(major-artifacts)上級アーティファクト &small(){[[Major Artifacts>http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/ultimateEquipment/artifactsAndOthers/artifacts.html#major-artifacts]]}  全てのアーティファクトの中で最も偉大なもの達は唯一無二のアイテムである。最も強力なもの画素の存在を待ち望み、世界全体の行く末を変えるだけの力を持つ。それぞれの上級アーティファクトは1つだけ存在し、それらの最も弱いものでさえ、キャンペーンのバランスを変えるだけの力がある。上級アーティファクトは簡単に破壊されず、それぞれがたった一つの特別なやり方で破壊することができる。破壊方法は説明の最後に記載されている。 ***&aname(axe-of-the-dwarvish-lords)アックス・オヴ・ドワーヴィッシュ・ローズ          ([[Axe of the Dwarvish Lords>http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/ultimateEquipment/artifactsAndOthers/artifacts.html#axe-of-the-dwarvish-lords]]/ドワーフ族の諸王の斧) &b(){装備部位} なし; &b(){オーラ} 強力・召喚術および変成術; &b(){術者レベル} 20レベル; &b(){重量} 12ポンド  これは&i(){+6キーン・スローイング・ゴブリノイド・ベイン・ドワーヴン・アックス}である。これを手にしたドワーフは暗視能力の有効距離が2倍になる。この斧を掴んだドワーフでない者は4ポイントの一時的【魅力】ダメージを受ける。この斧を手にしている限り、この【魅力】ダメージはいかなる方法によっても決して回復できないし治癒することもできない。この斧の現在の持ち主は[[〈製作〉>技能の詳細/2#Craft]](鎧鍛冶、宝石加工、石工、罠つくり、および武器鍛冶)判定に+10のボーナスを得る。この斧の使用者は、1週間に1回、エルダー・アース・エレメンタル(&i(){[[サモン・モンスターIX>呪文/さ行/さあ~さも#Summon-Monster-IX]]}と同様、持続時間20ラウンド)を招来できる。 &b(){破壊方法}  &i(){アックス・オヴ・ドワーヴィッシュ・ローズ}がゴブリンに使われてドワーフ族の王の首がはねられるようなことがあったら、&i(){アックス・オヴ・ドワーヴィッシュ・ローズ}は錆びついて無に帰す。 ---- ***&aname(the-orbs-of-dragonkind)ジ・オーブズ・オヴ・ドラゴンカインド          ([[The Orbs of Dragonkind>http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/ultimateEquipment/artifactsAndOthers/artifacts.html#the-orbs-of-dragonkind]]/竜族のオーブ) &b(){装備部位} なし; &b(){オーラ} 強力・心術; &b(){術者レベル} 20レベル; &b(){重量} 5ポンド  これら名高い&i(){オーブ}はどれも古代の各種ドラゴンのエッセンスと人格が封じられている(主要なクロマティック・ドラゴンとメタリック・ドラゴン10種類について1つずつ存在する)。&i(){オーブ}の持ち主は、1標準アクションとして、500フィート以内にいる該当する種のドラゴンを支配(&i(){[[ドミネイト・モンスター>呪文/た行/と#Dominate-Monster]]}呪文と同様)することができ、効果を受けたドラゴンはDC25の意志セーヴに成功するとこの効果に抵抗することができる(この効果に対して呪文抵抗は役に立たない)。どの&i(){オーブ・オヴ・ドラゴンカインド}も、中に封じられたドラゴンのACとセーヴィング・スロー・ボーナスを使用者に与える。この値は、そのキャラクターが持っていた値と(それより高かろうと低かろうと)置き換わってしまう。この値は、&i(){オーブ}を持ち主から引き剥がす以外のいかなる方法でも変更することはできない。さらに、&i(){オーブ・オヴ・ドラゴンカインド}を所持するキャラクターは、その&i(){オーブ}に封じられた種類のドラゴンからのブレス攻撃に対する完全耐性――ただし、ブレス攻撃のみ――を得る。最後に、&i(){オーブ}を所持するキャラクター自身も1日に3回、その&i(){オーブ}に封じられた種類のドラゴンのブレス攻撃を行なうことができるようになる。  どの&i(){オーブ・オヴ・ドラゴンカインド}でも、他のオーブの持ち主と音声と映像によって意思疎通することができる。&i(){オーブ}の持ち主はいつでも、10マイル以内にドラゴンがいるかどうか知ることができる。その&i(){オーブ}の種類のドラゴンであれば、この距離は100マイルとなる。その&i(){オーブ}の種類のドラゴンが1マイル以内にいれば、その正確な位置とそのドラゴンの年齢が判る。&i(){オーブ}のうち1つであっても使用した者は、たとえ後で手放したとしても、それ以降永遠にすべての竜族から――同族を奴隷にすることで利益を得たということで――敵意を受ける。それぞれの&i(){オーブ}には独特のパワーもあり、これは毎ラウンド1回、&b(){術者レベル} 10レベルで使用できる。 ・&i(){カッパー・ドラゴン・オーブ}:&i(){[[サジェスチョン>呪文/さ行/さあ~さも#Suggestion]]}(意志・無効、DC17)。 ・&i(){グリーン・ドラゴン・オーブ}:&i(){[[スペクトラル・ハンド>呪文/さ行/すは~#Spectral-Hand]]}。 ・&i(){ゴールド・ドラゴン・オーブ}:この金色の&i(){オーブ}の持ち主は他の&i(){オーブ}のいずれかが持っているパワーを使用できる――これにはドミネイト能力とブレス攻撃能力も含まれるが、AC、セーヴ、ブレスに対する完全耐性は含まれない――が、それぞれのパワーは1日に1回ずつである。さらに、持ち主は1マイル以内にいる他の&i(){オーブ}の持ち主をドミネイトすることができる(意志・無効、DC23)。 ・&i(){シルヴァー・ドラゴン・オーブ}:&i(){[[キュア・クリティカル・ウーンズ>呪文/か行/か~くら#Cure-Critical-Wounds]]}(意志・半減、DC18)。 ・&i(){ブラス・ドラゴン・オーブ}:&i(){[[テレポート>呪文/た行/ていみ~てん#Teleport]]}。 ・&i(){ブラック・ドラゴン・オーブ}:&i(){[[フライ>呪文/は行/ふえ~ふら#Fly]]}。 ・&i(){ブルー・ドラゴン・オーブ}:&i(){[[ヘイスト>呪文/は行/へ~ほ#Haste]]}。 ・&i(){ブロンズ・ドラゴン・オーブ}:&i(){[[スクライング>呪文/さ行/すか~すね#Scrying]]}(意志・無効、DC18)。 ・&i(){ホワイト・ドラゴン・オーブ}:&i(){[[プロテクション・フロム・エナジー>呪文/は行/ふれいむ~ふろ#Protection-from-Energy]][冷気]}(頑健・無効、DC17)。 ・&i(){レッド・ドラゴン・オーブ}:&i(){[[ウォール・オヴ・ファイアー>呪文/あ行/うお~えな#Wall-of-Fire]]}。 &b(){破壊方法}  内部に捕らわれたドラゴンと血縁関係にあるドラゴンのブレス攻撃にさらされると、&i(){オーブ・オヴ・ドラゴンカインド}は即座に粉々になる。この場合、90フィート以内のすべてのものは、オーブが爆発した際に放出された、前述のドラゴンのブレス攻撃を受ける。 ---- ***&aname(cloud-castle-of-the-storm-king)クラウド・キャッスル・オヴ・ザ・ストーム・キング          ([[Cloud Castle Of The Storm King>http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/ultimateEquipment/artifactsAndOthers/artifacts.html#cloud-castle-of-the-storm-king]]/嵐の王の雲城) &b(){装備部位} なし; &b(){オーラ} 強力(全ての系統); &b(){術者レベル} 20レベル; &b(){重量} ―  この城はかつて“嵐の王”としてのみ知られた伝説的な暴君の要塞であった。時には主人の気まぐれに従うが、ほとんどの場合は漂流する目的のない強力なモンスターの怨霊のように、その幻想的な力に気付くことも入りこむこともできずに、現在この世界をさまよっている。  この雄大で華麗な城は、定期的にごろごろと雷鳴が響く嵐の雲とパチパチ音を立てる雷雲の基盤により空高く飛んだまま推進力を得ている。巨大な嵐の雲の上にこの城がほぼ四角形の形で建っている。それぞれの角には80フィートの見張り塔がある。また、その角は7階層で30以上の部屋がある140フィートの塔である。中央の塔には設備のよい多くの広間、命を持つ部屋、特別室、個室、台所(2週間ごとに魔法によりいっぱいになる食料庫が付属している)、秘術や錬金術の学習に適した実験室が準備されている。それぞれの見張りの塔には命を持つ部屋と25人まで使用できる兵舎があり、1つの塔には1ダースのグリフィン、ヒポグリフ、ペガサス、地上に住む乗騎でさえ保持している厩舎が隣接している。全体で、この塔は300体の中型クリーチャーを快適に過ごさせることができる。  この城の制御を完全に得るためには、そのクリーチャーは少なくとも17レベルでなければならず、[[《統率力》>特技の詳細/た~と#Leadership]]特技と[[〈知識:神秘学〉>技能の詳細/2#Knowledge]]17ランクとを修得していなければならない。この城にすでに主人がいるのなら、その主人は自らの居場所を他人に明け渡すためにそのものに敗北しなければならない。この城の移動は心臓部(この城の4階にある中央の間)の制御室における所作により制御することができる。そこには城の主人が念視する装置として提供される純粋な元素の水が置かれているが、これを使用してもこの城の内側か100フィート以内の場所しか見通すことはできない。主人(ないし主人に指定された人物)はこの部屋の中で城の移動方向を指定することができる。この城は飛行移動速度250フィート(劣悪)であり、[[〈飛行〉>技能の詳細/3#Fly]]技能の修正値はこの移動を制御した人物の値を使用する。この城は[[〈飛行〉>技能の詳細/3#Fly]]判定の必要なくホバリングすることができ、判定に失敗することがないため決して落下する危険はない。制御されていない場合、この城は無作為に移動する。1分毎に移動方向が変わることもあれば何日もの間方向を変えないこともあるが、地面やその他の危険は常に避ける。他の次元界へ移動する能力を持っているが、“嵐の王”を除いてその能力を起動させたものは知られていない。この城の主人は以下のような擬似呪文能力を獲得する。 - 1/日――&i(){[[コール・ライトニング・ストーム>呪文/か行/くり~こお#Call-Lightning-Storm]]}。この能力を使用するには、主人は制御室にいるか塔の1つにいなければならない。 - 1/日――中央の塔に対する&i(){[[ガーズ・アンド・ウォーズ>呪文/か行/か~くら#Guards-and-Wards]]}。 - 1/日――&i(){[[ストーム・オヴ・ヴェンジャンス>呪文/さ行/すか~すね#Storm-of-Vengeance]]}。この能力を使用するには、主人は制御室にいなければならない。嵐はこの城の雲でできた基盤から下方向に向けて範囲内(2,200フィート)ならどこにでも振りまかれる。 - 回数無制限――&i(){[[ウィンド・ウォール>呪文/あ行/うあ~うえ#Wind-Wall]]}。この効果はこの城全体から100フィートの距離を覆い、制御室ないしいずれかの塔にいる主人(ないし主人に指示されたクリーチャー)は標準アクションとして、その高度を上げたり下げたりすることができる。 &b(){破壊方法}  &i(){クラウド・キャッスル・オヴ・ザ・ストーム・キング}は相応に強力な風によって吹き散らかされることによってのみ破壊することができる。吹き散らかすことのできる唯一の風は最も荒れ狂う風の次元界の区域でのみ見られる(もちろん、誰も次元界を超えてこの城を移動させる方法を知らないのだから、風の次元界でこの城を破壊しようという願いはほとんど叶えられそうにない)。その他のいかなる攻撃も壁を破壊したり塔を損じさせたりさえすることができるかもしれないが、中央の間とその真下の床はこの城が破壊状態にならない限りより小さい嵐の雲として存在し続ける。 ---- ***&aname(codex-of-the-infinite-planes)コデックス・オヴ・ジ・インフィニット・プレインズ          ([[Codex of the Infinite Planes>http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/ultimateEquipment/artifactsAndOthers/artifacts.html#codex-of-the-infinite-planes]]/無限なる次元界の古写本) &b(){装備部位} なし; &b(){オーラ} 圧倒的・変成術; &b(){術者レベル} 30レベル; &b(){重量} 300ポンド  この古写本はとてつもなく大きい――おそらく、持ち上げるのは力持ちの男が2人がかりでとなる。どれだけ多くのページをめくろうと、常にページが残っている。この古写本を初めて開いた者は完膚なきまでに消滅してしまう(&i(){[[ディストラクション>呪文/た行/ていす~ていせ#Destruction]]}呪文と同様、頑健・無効、DC30)。これを生き延びた者はそのページを熟読し、古写本のパワーを修得するが、危険がないわけではない。この古写本の学習に費やした1日ごとに、読み手は[[〈呪文学〉>技能の詳細/1#Spellcraft]]判定(DC50)を行なって、成功すれば古写本のパワーの内の1つを修得することができる(修得したパワーはランダムに選択すること;パワーを修得するまでに1日余分に読書に費やすごとに、この判定に+1の状況ボーナスがつく)。しかし、学習に使った1日ごとに、読み手は狂気に陥る(&i(){[[インサニティ>呪文/あ行/いり~いん#Insanity]]}呪文と同様)のを避けるために意志セーヴ(DC30+学習した日数)も行なわなければならない。&i(){コデックス・オヴ・ジ・インフィニット・プレインズ}のパワーは以下の通り:&i(){[[アストラル・プロジェクション>呪文/あ行/ああ~あな#Astral-Projection]]}、&i(){[[バニッシュメント>呪文/は行/は~ひいと#Banishment]]}、&i(){[[エレメンタル・スウォーム>呪文/あ行/えれ~#Elemental-Swarm]]}、&i(){[[ゲート>呪文/か行/くり~こお#Gate]]}、&i(){[[グレーター・プレイナー・アライ>呪文/は行/ふり~ふれいみ#Planar-Ally-Greater]]}、&i(){[[グレーター・プレイナー・バインディング>呪文/は行/ふり~ふれいみ#Planar-Binding-Greater]]}、&i(){[[プレイン・シフト>呪文/は行/ふれいむ~ふろ#Plane-Shift]]}、&i(){[[ソウル・バインド>呪文/さ行/すは~#Soul-Bind]]}。以上の擬似呪文能力はどれも、古写本の持ち主なら(パワーの使い方を修得していさえすれば)回数無制限で使用できる。&i(){コデックス・オヴ・ジ・インフィニット・プレインズ}は、すべてのパワーと大惨事に関して&b(){術者レベル} 30レベルを持ち、セーヴDCはすべて(20+呪文レベル)である。パワーを起動するのには[[〈呪文学〉>技能の詳細/1#Spellcraft]]判定(DC40+パワーの呪文レベルの2倍;キャラクターはこの判定で出目10できない)がいる。いずれかの判定に失敗すると、使用者に大惨事が降りかかることになる(効果については下の表でロールすること)。キャラクターはパワーを使うたびに一度しか大惨事に遭わない。 |~ d% |~ 大惨事 | | 01~25 | &b(){自然の怒り}:読み手を中心とした&i(){[[アースクウェイク>呪文/あ行/ああ~あな#Earthquake]]}呪文が1分の間の毎ラウンド巻き起こり、さらに読み手を中心としかつ目標とした激烈な&i(){[[ストーム・オヴ・ヴェンジャンス>呪文/さ行/すか~すね#Storm-of-Vengeance]]}呪文が吹き荒れる。 | | 26~50 | &b(){フィーンドの復讐}:&i(){[[ゲート>呪文/か行/くり~こお#Gate]]}が開き、バロールかピット・フィーンドかそれに類する悪の来訪者が1d3+1体歩み出て、古写本の持ち主を破壊しようと試みる。 | | 51~75 | &b(){究極の幽閉}:読み手の魂は同一次元界内のどこかにあるランダムな宝石の中に閉じ込められる(&i(){[[トラップ・ザ・ソウル>呪文/た行/と#Trap-the-Soul]]}呪文と同様;セーヴ不可)。読み手の肉体は地下深くに葬られる(&i(){[[インプリズンメント>呪文/あ行/いり~いん#Imprisonment]]}呪文と同様)。 | | 76~100 | &b(){死:}読み手は&i(){[[ウェイル・オヴ・ザ・バンシー>呪文/あ行/うあ~うえ#Wail-of-the-Banshee]]}を発する。その後さらに、&i(){[[ディストラクション>呪文/た行/ていす~ていせ#Destruction]]}呪文の対象となる。読み手が死亡するまで、10ラウンドの間の毎ラウンド、これをくり返す。 | &b(){破壊方法}  &i(){コデックス・オヴ・ジ・インフィニット・プレインズ}は、既存の各次元界ごとに1ページを切り離して置き捨てると、破壊される。ページを切り離すと即座に大惨事が引き起こされることに注意すること。 ---- ***&aname(the-shield-of-the-sun)ザ・シールド・オヴ・ザ・サン          ([[The Shield of the Sun>http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/ultimateEquipment/artifactsAndOthers/artifacts.html#the-shield-of-the-sun]]/太陽の盾) &b(){装備部位} なし; &b(){オーラ} 強力・防御術; &b(){術者レベル} 20レベル; &b(){重量} 2ポンド  この&i(){+5大型用シールド}には太陽のシンボルが刻まれており、着用者に【魅力】20の20レベル・パラディンであるかのように呪文発動能力を与える。この獲得した呪文は既にキャラクターが持っている1日の呪文数に(例えパラディンのクラス・レベルによるものでさえ)累積される。&i(){ザ・シールド・オヴ・ザ・サン}は着用者に呪文抵抗15も与える。このアイテムはエネルギー攻撃([音波]、[酸]、[電気]、[火]、[冷気]のいずれか)による最初の10ポイントのダメージを無効にする。これら全ての見返りとして、この盾の所持者は1年に1回、秩序にして善の神格の命令に従い、クエストをこなさなければならない(セーヴィング・スローにより回避することはできない)。  混沌ないし悪のキャラクターは&i(){ザ・シールド・オヴ・ザ・サン}を装備した際に負のレベル4を獲得する。この負のレベルはこの盾を手に持っている限り持続し、(&i(){[[レストレーション>呪文/ら行/れ~#Restoration]]}呪文を含む)いかなる方法をもってしても取り除くことはできない。この負のレベルはこの盾が打ち捨てられたり、着用者の所持品から取り除かれたりすると失われる。 &b(){破壊方法}  &i(){ザ・シールド・オヴ・ザ・サン}は善属性のキャラクターがこの盾を&i(){ザ・ウェル・オヴ・エターナル・ナイト}の中に投げ込むことで破壊される。このアイテムの光は最後に見えなくなる前に深淵の中に溶け込んでしまう。善でないキャラクターがこのようにしたとしても、この盾は破壊されることはないが失われてしまい、影界へのクエストによって復元することが可能である。 ---- ***&aname(jar-of-dragon-s-teeth)ジャー・オヴ・ドラゴンズ・ティース (Jar of Dragon’s Teeth/ドラゴンの牙の壺) &b(){装備部位} なし; &b(){オーラ} 強力・変成術; &b(){術者レベル} 20レベル; &b(){重量} 3ポンド Each time this jar gains a new user it produces 2d4 dragon teeth. When one of these teeth is swallowed, it grants the user the following powers for 1 full week or until it is dismissed as a standard action that does not provoke attacks of opportunity. ・The user is immediately polymorphed into a dragon, as if subject to &i(){form of the dragon I}, &i(){II}, or &i(){III}, depending on the user’s Hit Dice. If the creature swallowing the tooth has 12 HD or fewer, it is affected as per &i(){form of the dragon I}. Those with 13 to 18 HD are affected as per &i(){form of the dragon II}, and those 19 or more Hit Dice are affected as per &i(){form of the dragon III}. The type of dragon is chosen by the user based on its alignment. #divclass(statsindent){ &i(){秩序にして善}:ブロンズ・ドラゴン、ゴールド・ドラゴン、またはシルヴァー・ドラゴン &i(){中立にして善}:いずれかのメタリック・ドラゴン &i(){混沌にして善}:ブラス・ドラゴンまたはカッパー・ドラゴン &i(){秩序にして中立}:いずれかのクロマティックまたはメタリック・ドラゴン &i(){真なる中立}:いずれかのクロマティックまたはメタリック・ドラゴン &i(){混沌にして中立}:いずれかのクロマティックまたはメタリック・ドラゴン &i(){秩序にして悪}:ブルー・ドラゴンまたはグリーン・ドラゴン &i(){中立にして悪}:いずれかのクロマティック・ドラゴン &i(){混沌にして悪}:ブラック・ドラゴン、レッド・ドラゴン、またはホワイト・ドラゴン } The user’s draconic appearance is always the same each subsequent time it swallows a tooth. While in draconic form, the user gains the following benefits. ・The user is able to speak Draconic ・The user gains a +4 competence bonus on Fly checks. ・The user gains a +4 competence bonus on Bluff, Diplomacy, Intimidate, and Sense Motive checks made against or involving dragons. ・The user is immune to sleep and paralysis and gains a spell resistance equal to 11 + its Hit Dice.  The user gains frightful presence with a 200-foot-radius range and a Will save DC equal to 10 + Hit Dice + Charisma modifier.  The jar never creates dragon teeth for the same creature more than once. If the owner changes before all the teeth created by the jar are consumed, the original owner no longer gains benefit from this artifact. &b(){破壊方法} If simultaneously hit with the breath weapon attacks of all the chromatic and metallic dragon types, the &i(){Jar of Dragon Teeth} is destroyed within that convergence. ---- ***&aname(the-shadowstaff)ザ・シャドウスタッフ          ([[The Shadowstaff>http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/ultimateEquipment/artifactsAndOthers/artifacts.html#the-shadowstaff]]/影杖) &b(){装備部位} なし; &b(){オーラ} 強力・召喚術; &b(){術者レベル} 20レベル; &b(){重量} 1ポンド  このアーティファクトは何世紀もの昔に、か細い影の繊維を寄り合わせ、黒くて捻れた杖にしたものである。&i(){ザ・シャドウスタッフ}は使用者を何やら影のような非実体の状態にし、ACと反応セーヴに+4のボーナスを与える(これは他のいかなるボーナスとも累積する)。しかし、明るい光(太陽光などはそうだが、松明の明かりはそうではない)や完全な暗闇の中では、使用者はすべての攻撃ロール、セーヴ、判定に-2のペナルティを被る。&i(){ザ・シャドウスタッフ}には、以下のようなパワーもある。 ・&i(){シャドウ招来}:1日に3回、この杖は2d4体のシャドウを招来することができる。このシャドウはアンデッド退散に完全耐性があり、&b(){術者レベル} 20レベルで発動された&i(){[[サモン・モンスターV>呪文/さ行/さあ~さも#Summon-Monster-V]]}呪文で招来されたかのように杖の使用者に従う。 ・&i(){ナイトシェイド招来}:1月に1回、この杖は1体のアドヴァンスト・シャドウ・デーモンを招来することができる。このシャドウ・デーモンは&b(){術者レベル} 20レベルで発動された&i(){[[サモン・モンスターIX>呪文/さ行/さあ~さも#Summon-Monster-IX]]}呪文で招来されたかのように杖の使用者に従う。 ・&i(){影変異}:1日に3回、杖の使用者は生きた影になることができ、&i(){[[ガシアス・フォーム>呪文/か行/か~くら#Gaseous-Form]]}呪文によるものとまったく同じ移動能力を得る。 ・&i(){影の矢}:1日に3回、この杖は1体の目標に対して10d6ポイントの[冷気]ダメージを与える光線を発射することができる。“影の矢”は距離100フィートである。 &b(){破壊方法}  &i(){ザ・シャドウスタッフ}は、途切れることなく24時間に渡って混じり気なしの太陽光にさらされると、何一つ残すことなく消滅する。 ---- ***&aname(skullsoul)スカルソウル          ([[Skullsoul>http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/ultimateEquipment/artifactsAndOthers/artifacts.html#skullsoul]]/骸骨の魂) &b(){装備部位} なし; &b(){オーラ} 強力・死霊術; &b(){術者レベル} 18レベル; &b(){重量} 8ポンド  This grim, alabaster figurine is the size of a human skull with an elaborately sculpted base. The &i(){Skullsoul} is inert until it is bonded with a living creature. It then becomes a powerful and never-questioning companion. The &i(){Skullsoul} functions as a demilich without the devour soul, rejuvenation, telekinetic storm, and torpor abilities, and with a hardness of 10. It is under the complete control of whoever bonds with the skull. Bonding with the &i(){Skullsoul} is a ritual that takes 24 hours to perform, and doing so is an evil act. Paladins and good clerics who do so become ex-paladins and ex-clerics respectively. If they wish to atone, they must intercede with their deities (expending 2,500gp in rare incense and offerings) and must promise to contain the skull. &b(){破壊方法}  The &i(){Skullsoul} cannot be destroyed but it can be contained. As long as the &i(){Skullsoul} stays pierced by either a weapon with the &i(){vorpal} special ability or a &i(){holy avenger}, it is contained and entirely inert until the sword is removed. ---- ***&aname(celestial-lens)セレスチャル・レンズ          ([[Celestial Lens>http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/ultimateEquipment/artifactsAndOthers/artifacts.html#celestial-lens]]/天上界のレンズ) &b(){装備部位} なし; &b(){オーラ} 強力・力術; &b(){術者レベル} 20レベル; &b(){重量} 2,400ポンド  The celestial lens is a 12-foot-diameter lens mounted in a rune-covered circular frame of strange, alien metal, floating in a permanent orbit around a temple dedicated to the sun. Several smaller lenses of similar design hover around the primary lens like a bizarre orrery, moving into place to focus the arcane rays of the device. The &i(){celestial lens} was created to capture the light of sacred eclipses and solar conjunctions, as well as the refracted darkness found between stars.  Celestial rays can be directed in an extremely powerful beam of energy that manifests as a vertical column of searing light focused directly below the celestial lens. Depending on the will of the controller and GM adjudication for inclement weather, such blasts deal between 5d6 and 20d6 points of damage in a 5-foot-radius cylinder extending from the lens to the ground or target. During the day, half the damage is fire damage, but the other half results directly from divine power and is therefore not reduced by resistance to fire-based attacks. At night, the device focuses distant starlight, and the maximum damage is only 10d6, although the lens does not function at all for 1 hour before sunrise and 1 hour after sunset. The lens moves with a constant speed of 20 feet and damages everything caught in the affected areas each round. Victims may make a DC 25 Reflex save for half damage.  The lens orbits at a static height of 100 feet from the ground and moves at a speed of 20 feet per round. It cannot be stopped or accelerated, although the path of the transit can be altered by a user in possession of the &i(){flame of guidance}. When not directed, the lens maintains its last commanded path, eventually curving into a new elliptical orbit around its temple, scorching a path through whatever lies below. The user can alter both the damage (up to the maximum for the current lighting conditions) and the orbit in any direction, but the lens must move 20 feet each round, and cannot travel more than 3 miles from the temple in any direction before it curves back around and begins returning. Only divine intervention or powerful magic like &i(){wish} or &i(){miracle} can overcome this limited range, making a new person or place the center of the lens’s orbit. &b(){破壊方法} The light of a full moon must be focused through the celestial lens at maximum intensity on a flawless silver mirror no less than 10 feet in diameter (DC 20 Craft [glass] to cast). The doubly reflected light shatters the otherwise indestructible glass of the celestial lens, causing the whole lens to tumble to the ground. ---- ***&aname(demon-prince-armor)デーモン・プリンス・アーマー          ([[Demon Prince Armor>http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/ultimateEquipment/artifactsAndOthers/artifacts.html#demon-prince-armor]]/デーモンの王子の鎧) &b(){装備部位} Armor; &b(){オーラ} 圧倒的・死霊術; &b(){術者レベル} 22レベル; &b(){重量} 80ポンド This armor looks like a more massive and dangerous suit of &i(){demon armor}. It is a suit of &i(){+5 heavy fortification full plate} that allows its wearer to make claw attacks that deal 2d10 points of damage, and strike as +3 weapons that are treated as chaotic and evil for the purposes of overcoming damage reduction. Additionally, those struck by the claws must succeed at a DC 20 Fortitude save or be affected as per the spell &i(){contagion}. The armor’s claws are built into the armor so these weapons cannot be disarmed. While wearing the armor, the wearer benefits from the following demonic traits. ・The wearer gains darkvision 60 ft. If it already has darkvision, the range of its darkvision is increased by 60 ft. ・The wearer does not need to breathe or eat. ・The wearer is immune to electricity and poison. ・The wearer gains resistance to acid 10, cold 10 and fire 10. ・The wearer gains telepathy and speaks Abyssal, Celestial, and Draconic. &b(){破壊方法} The &i(){Demon Prince Armor} dissolves if submerged in the tears of a demon lord. If that foul concoction is then drank by an angel, the armor is destroyed. ---- ***&aname(perfection-s-key)パーフェクションズ・キー (Perfection’s Key/完成せし者の鍵) &b(){装備部位} なし; &b(){オーラ} 強力・変成術; &b(){術者レベル} 16レベル; &b(){重量} 1/2ポンド  This platinum key can open nearly any lock or door with a mere touch. With a touch of the key, a lock of DC 40 or lower unlocks. When a creature holding the key attempts to break down a door with a break (locked) DC of 28 or lower, the door is broken and opened. In all other cases it grants the creature possessing &i(){Perfection’s Key} a +10 bonus on Disable Device checks to pick locks, and a +10 bonus on attempts to break down doors. &b(){破壊方法} Somewhere in the planes there is said to be an &i(){Impossible Lock}――a mechanism so perfect that only this key can thwart it. If &i(){Perfection’s Key} is inserted into the &i(){Impossible Lock}, the key is destroyed, but unlocks the &i(){Impossible Lock}. ---- ***&aname(fork-of-the-forgotten-one)フォーク・オヴ・ザ・フォーゴトン・ワン          ([[Fork of the Forgotten One>http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/ultimateEquipment/artifactsAndOthers/artifacts.html#fork-of-the-forgotten-one]]/忘れられたものの鋤) &b(){装備部位} なし; &b(){オーラ} 強力・変成術; &b(){術者レベル} 20レベル; &b(){重量} 12ポンド  この&i(){+5フレイミング・ウーンディング・アンホーリィ・ランサー}はかつて地獄の層全てを支配していたと言われる強力なアークデヴィルの武器であった。そのアークデヴィルが“闇の皇子”に反抗しようとしたとき、彼は撃退されて多次元世界の縁から遠く冷たい牢獄へ追放された。この忘れられたフィーンドの力の地獄の痕跡を依然として獲得しているために、この鋤は[[〈交渉〉>技能の詳細/1#Diplomacy]]と[[〈威圧〉>技能の詳細/1#Intimidate]]に+10ボーナスと1日に3回&i(){[[スコーチング・レイ>呪文/さ行/すか~すね#Scorching-Ray]]}を使用する能力を着用者に与える。  悪でないクリーチャーが&i(){フォーク・オヴ・ザ・フォーゴトン・ワン}に触れたなら、以下の選択肢の内いずれかが与えられる。ただちに秩序にして悪となるか、死ぬかである。死を選択した者は直ちに打ち倒される(頑健セーヴDC30により無効)。秩序にして悪になることを選択した者はただちに属性を変更し(セーヴィング・スローは行なえない)、“忘れられたもの”を見つけ出して封じ込められた冷たい牢獄から解き放ち、その上で彼を幽閉した存在に対する報復策を手助けすることを要求する&i(){[[ディマンド>呪文/た行/ていて~ていま#Demand]]}呪文の対象となる(意志セーヴDC25)。 &b(){破壊方法}  &i(){フォーク・オヴ・ザ・フォーゴトン・ワン}は19レベル以上のパラディンが接触し、秩序にして悪になることよりも死を選択することにより破壊される。この自己犠牲によりパラディンは死亡するが、死から蘇生されることは可能である。 ---- ***&aname(brazen-egg)ブレイズン・エッグ          ([[Brazen Egg>http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/ultimateEquipment/artifactsAndOthers/artifacts.html#brazen-egg]]/真鍮の卵) &b(){装備部位} なし; &b(){オーラ} 圧倒的・召喚術; &b(){術者レベル} 25レベル; &b(){重量} 2 tons  This Huge, egg-shaped, intelligent, plane-shifting vessel is constructed almost entirely of brass. The exterior appears to be one crafted and polished sheet of metal, but it does have a door that can be opened. The &i(){Brazen Egg’s} inside has enough room to transport no more than eight Medium creatures, two Large creatures, or one Huge creature (as long as the Huge creature is squeezing). The egg has two methods in which it can move itself. The first is by a method similar to the &i(){dimension door} spell, but the egg and all creatures within the egg are teleported. The second method is similar to the &i(){plane shift} spell, though the egg can move to any plane it desires (it needs no focus) and when the egg &i(){plane shifts} so do all creatures currently within it.  The egg has its own quirky, unabashed personality and can telepathically communicate with all creatures inside it or within 100 feet, regardless of language. The &i(){Brazen Egg’s} chief goal is to disrupt that plans of Hell’s archdevils, but it requires the help of other creatures to do so. It often trades its ability to teleport and &i(){plane shift} in order to gain such aid, but in dire circumstances it has the ability to enchant creatures in order to achieve its goals――and when it is close to reaching its goals it has little compunction in doing so. Once per day, the egg can affect a single creature within it as per the spell &i(){dominate person} (though it is not limited to humanoids and can affect any living creature). Additionally up to three times per day it can affect creatures within it as per the spell &i(){mass charm monster}. &b(){破壊方法} The &i(){Brazen Egg} implodes if a devil with 20 or more Hit Dice ever enters the egg’s interior. The devil and all other creatures within the egg are utterly destroyed in the implosion and cannot come back to existence with any effect short of a &i(){wish} or &i(){miracle}. ---- ***&aname(flame-of-guidance)フレイム・オヴ・ガイダンス          ([[Flame of guidance>http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/ultimateEquipment/artifactsAndOthers/artifacts.html#flame-of-guidance]]/導きの炎) &b(){装備部位} なし; &b(){オーラ} 強力・変成術; &b(){術者レベル} 20レベル; &b(){重量} 1ポンド  This charm resembles an orrery composed of small, freely orbiting orbs circling a candle-sized flame. The device functions as an &i(){ioun stone}, and when released, the flame perches above the user’s head, remaining stationary relative to the user as the smaller planetary orbs take up elliptical transit around it. When in use, the flame grants the user a natural armor bonus of +4, the fire subtype, immunity to fire, and vulnerability to cold. If within 3 miles of the celestial lens, the user can control the horizontal orbital direction of the item, but cannot make the lens stop or move it vertically from its standard position of 100 feet from the ground. &b(){破壊方法} Holding the item in a maximum-intensity blast of the &i(){celestial lens} for 3 rounds destroys this artifact. ---- ***&aname(horns-of-naraga)ホーンズ・オヴ・ナラガ          ([[Horns of Naraga>http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/ultimateEquipment/artifactsAndOthers/artifacts.html#horns-of-naraga]]/ナラガの角) &b(){装備部位} 頭部; &b(){オーラ} 圧倒的・死霊術; &b(){術者レベル} 22レベル; &b(){重量} 8ポンド  The crown of an infamous undead tyrant, the &i(){Horns of Naraga} are a symbol of dominance over death. When worn by an undead creature, the &i(){Horns of Naraga} reduce all damage taken from positive energy by half. In addition, whenever the wearer touches a living creature while wearing this helm (even if the touch is part of casting a spell or another touch attack), the touch deals an additional 5d6 points of negative energy damage and the wearer gains these hit points, just as if he had cast &i(){vampiric touch}. The wearer of the helm is immune to acid and can see perfectly in darkness of any kind, even that created by magic. Once per day on command, the helm can be ordered to transform into an ancient black dragon that unquestioningly obeys the creature that summoned it for 1 hour before reverting to a helm. Slaying the dragon does not destroy the helm, but it does prevent this ability from being used for 1 week. While the helm is in dragon form, the helm’s owner does not receive any of the helm’s other benefits. &b(){破壊方法}  The helm can be destroyed by crushing it between the jaws of an ancient black dragon’s skull in the middle of a desert with the sun at its zenith. ---- ***&aname(bottle-of-the-bound)ボトル・オヴ・ザ・バウンド          ([[Bottle of the Bound>http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/ultimateEquipment/artifactsAndOthers/artifacts.html#bottle-of-the-bound]]/束縛の瓶) &b(){装備部位} なし; &b(){オーラ} 強力・防御術; &b(){術者レベル} 20レベル; &b(){重量} 4ポンド  &i(){ボトル・オヴ・ザ・バウンド}は細い首と丸みを帯びた胴体を持つ、古びた真鍮製の瓶である。机の上に置いた際に直立するように、その底は平らになっている。この瓶に付けられたしっかり噛み合った封には束縛の印が刻まれており、鉛で封がされている。伝説によれば驚異的な力と英知を持ったウィザードが悪魔の軍団に魔法をかけ、永遠にこの瓶の中に封じ込めたのだという。使用者はこの束縛の軍隊をこの瓶から呼び出し、助力を強制させることもできる。長い時の間に積もった埃に埋もれてしまった幻想的な古代の都市を作り出す、という命令をかつて受けたこともある。この瓶が持ちこたえていたが、その住民はまだ束縛されたままである。  &i(){ボトル・オヴ・ザ・バウンド}の所有者になろうとするものは3つの秘密の合言葉を知っていなければならない。この瓶の封を取り外し瓶の封印を取り除くための“解放の言葉”、中に住まうものを外に呼び出し命令をするための“束縛の言葉”、束縛された存在を瓶の中に戻すための“消散の言葉”である。これらの言葉を知っている所持者であれば、この瓶を&i(){[[サモン・モンスターIX>呪文/さ行/さあ~さも#Summon-Monster-IX]]}として回数無制限で使用することができる。ただしこの瓶で呼び出すことができるのは、(悪)の副種別を持つクリーチャーのみである。召喚されたクリーチャーは次の日の出か日没まで存在し続け、初めに召喚されたクリーチャーが破壊されるか帰還した後で、この瓶から新しいクリーチャーを呼び出すことができる。  “解放の言葉”を使用せずにこの瓶を開ける力は知られていない。もしこの瓶が“束縛の言葉”を使用することなく開かれたなら、瓶の中にいる666の住人が全て脱出するまで1分ごとに1体、1レベルのクリーチャーから順に解放され、だんだんそのレベルは高くなっていく。もし“束縛の言葉”は唱えられたが“消散の言葉”が唱えられないまま命令が達成されたなら、召喚された命令をこなした後でそのクリーチャーは自由になる。&i(){ボトル・オヴ・ザ・バウンド}を使用するための3つの言葉は数えられないほどの時の中で失われてしまったが、賢者の中には彼らはそれらのうち少なくとも1つか2つを知っているだろうと信じるものもいる。 &b(){破壊方法}  &i(){ボトル・オヴ・ザ・バウンド}はその中に束縛されたクリーチャーを全て殺害するか消散させることでのみ破壊することができる。からになった容器は&i(){ホーリィ}武器によって打ち砕くことができる。 ---- ***&aname(the-moaning-diamond)ザ・モーニング・ダイヤモンド          ([[The Moaning Diamond>http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/ultimateEquipment/artifactsAndOthers/artifacts.html#the-moaning-diamond]]/嘆きのダイヤモンド) &b(){装備部位} なし; &b(){オーラ} 圧倒的・変成術; &b(){術者レベル} 20レベル; &b(){重量} 4ポンド  &i(){ザ・モーニング・ダイヤモンド}は人間のこぶし大のカットされていないダイヤモンドのように見える。いかなる時であれ、このアイテムはまるで痛みに泣くように恐ろしい嘆きを上げている。この耳障りな騒音にも関わらず、&i(){ザ・モーニング・ダイヤモンド}は悪ではない。1日に3回、着用者は&i(){[[ストーン・シェイプ>呪文/さ行/すか~すね#Stone-Shape]]}呪文のように土や石の形を変える力を呼び出すことができる。この効果は5,000立方フィートまでの物体に効果がある。1日に1回、&i(){ザ・モーニング・ダイヤモンド}は最大のヒット・ポイントを持ち破壊されるまで召喚者に仕えるエルダー・アース・エレメンタルを呼び出すこともできる。このエレメンタルは一度に1体まで呼び出すことができる。 &b(){破壊方法}  &i(){ザ・モーニング・ダイヤモンド}は風の次元界、火の次元界、水の次元界の3人のエレメンタル・プリンスの力を組み合わせることで打ち砕くことができる。そうしてさえ、その粉はその上に石が決して落ちてくることのない場所に流し込まれなければならない。
// PRDJ-UE/アーティファクトとその他のアイテム/アーティファクト // ORIGINAL-http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/ultimateEquipment/artifactsAndOthers/artifacts.html #region(''目次'') #contents() #endregion *&aname(artifacts)アーティファクト &small(){[[Artifacts>http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/ultimateEquipment/artifactsAndOthers/artifacts.html#artifacts]]}  人の手では決して作れないアイテムが、世界中に存在する。それを手にする権利は全て、神の領域と元素の創造の力だけにあるはずの力を持つ。しかし、偶然によるものか、厄災か、はたまた奇妙な運命によるものか、時々そのような信じられない力の欠片が定命のものの手に渡る。この理解しがたいものの欠片は、アーティファクトと呼ばれる。アーティファクトが通り過ぎる場所では地が揺れ、国が興り、伝説が生まれる。  単に魔法の装備の一形態という以上に、アーティファクトは伝説の神具の類いである。キャンペーン全体の中心となり得る存在だ――アーティファクトを取り返す試練で口火が切られ、持ち主と戦い、破壊任務を受け、そしてさらに続く。  普通の魔法のアイテムとは異なり、アーティファクトは簡単には壊れない(そしてPC達が作り出すことはできない)。作成要項の代わりに、アーティファクトには破壊しうる方法が1つ掲載されている。  アーティファクトは決して購入することはできず、ランダムに宝の山を作成して見つかることもない。ゲーム中にアーティファクトを配置するなら、その衝撃について思いを巡らすこと。しかし、アーティファクトは気まぐれな物体であることも心に留めておこう。もしあまりにも厄介になりすぎたなら、簡単にどこかに行ってしまうのだ。 **&aname(minor-artifacts)下級アーティファクト &small(){[[Minor Artifacts>http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/ultimateEquipment/artifactsAndOthers/artifacts.html#minor-artifacts]]}  下級アイテムは唯一のアイテムである必要はない。しかしそれでも、一般の定命のものの意志で作られることは決してない。 ***&aname(weird-queen-s-magpie)ウィアード・クイーンズ・マグパイ ([[Weird Queen's Magpie>http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/ultimateEquipment/artifactsAndOthers/artifacts.html#Weird-Queen's-Magpie]]/女王の不気味なカササギ) &b(){装備部位} なし; &b(){オーラ} 強力・心術および力術; &b(){術者レベル} 15レベル; &b(){重量} 2ポンド  この知性のある、魔法の人造の鳥は、運命の綴れ織りを見ることができたという古代のフェイの女王によって作られたもので、錬金術と魔法を吹き込まれた骨から作られている。錬金術で固くされ、魔法により強化された骨で作られた鳥の形状をしているが、そのデータと能力は[[クロックワーク・スパイ>B3/クロックワーク/クロックワーク・スパイ]]とほぼ同じだが、機動性は完璧で[[DR>モンスターの共通ルール#Damage-Reduction]]20/―を持つ。  このアーティファクトを使いたいと願うクリーチャーは、善でも悪でもなく、このマグパイを所持してから少なくとも24時間が経過していなければならない。その後、マグパイは手放すまで持ち主に仕える。持ち主は&i(){[[アトーンメント>呪文/あ行#Atonement]]}が必要な善行もしくは悪行をしないと誓わなければならず、そうしなければマグパイは壊れてしまう。  加えて、&i(){ウィアード・クイーンズ・マグパイ}は以下の能力を持つ。 ・1日3回、合言葉により、持ち主がアーティファクトに触れている間、この鳥の持ち主は&i(){[[パール・オヴ・パワー>UE/その他の魔法のアイテム/“装備部位なし”のその他の魔法のアイテム#pearl-of-power]]}としてこのアイテムを使用することができる。しかし、呼び起こされる呪文はどのレベルのものでも構わない。 ・回数無制限で合言葉により、この鳥の持ち主は&i(){[[アニマル・メッセンジャー>呪文/あ行#Animal-Messenger]]}呪文の目標であるかのように、このアイテムを先行させ伝言させることができる。 ・1日3回合言葉により、この鳥の持ち主はマグパイに&i(){[[ブレス・オヴ・ライフ>呪文/は行#Breath-of-Life]]}を発動させることができる。 &b(){破壊方法}  正のエネルギーの次元界に入ると、&i(){ウィアード・クイーンズ・マグパイ}は破壊される。 ---- ***&aname(crown-of-the-iron-king)クラウン・オヴ・ジ・アイアン・キング          ([[Crown of the Iron King>http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/ultimateEquipment/artifactsAndOthers/artifacts.html#crown-of-the-iron-king]]/鉄の王の冠) &b(){装備部位} 頭部; &b(){オーラ} 強力・心術; &b(){術者レベル} 18レベル; &b(){重量} 3ポンド  遥か昔に忘れられた暴君が作り出したこの鉄製の王冠は、その内側にスライドして格納することのできる棘が4つはめられている。&i(){クラウン・オヴ・ジ・アイアン・キング}がクリーチャーの頭部に置かれると、棘が乱暴に内側に入っていく。着用者はこの王冠を身につけている間、王冠を置かれたクリーチャーの奴隷になる。王冠は同意しているクリーチャーか[[気絶状態>用語集/状態#Unconscious]]のクリーチャーに置かなければならない。この行為は機会攻撃を誘発する全ラウンド・アクションである。王冠を取り外す行為も、機会攻撃を誘発する全ラウンド・アクションである。王冠を取り外すことができるのは着用者の上に王冠を置いたクリーチャーか、そのクリーチャーの命令を受けたクリーチャーのみである。王冠の棘は着用者の頭部を掘り進むが、王冠が取り除かれると、4つの痛々しい見た目の傷が残っている割には永続的な痛みはない。  クリーチャーが王冠の使用者の奴隷人ルと、&i(){[[ドミネイト・パースン>呪文/た行Dominate-Personn]]}呪文のように使用者の命令に何であれ従う――しかし王冠の支配は[[人型生物>クリーチャー種別#type-humanoid]]には限定されず、そのクリーチャーが王冠を身につけている限り持続し、セーヴィング・スローはない。 &b(){破壊方法}  クリーチャーが自分の頭部に王冠を置くと、王冠は破壊される。これにより、王冠が破壊されるだけでなく、使用者も死亡する。使用者は短時間の神の介入がなければ命を取り戻すことはできない。 ---- ***&aname(staff-of-the-magi)スタッフ・オヴ・ザ・マギ          ([[Staff of the Magi>http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/ultimateEquipment/artifactsAndOthers/artifacts.html#staff-of-the-magi]]/魔道師の杖) &b(){装備部位} なし; &b(){オーラ} 強力(全ての系統); &b(){術者レベル} 20レベル; &b(){重量} 5ポンド  長い木製のスタッフで、石突きは鉄製、あらゆる種類の印形とルーンが彫り込まれている。この強力なアーティファクトは多彩な呪文パワーを有しており、それ以外にも多くの機能がある。普通のスタッフと違って、&i(){スタッフ・オヴ・ザ・マギ}は50チャージを有するが、通常通りに再チャージすることはできない。チャージを消費するパワーもあれば、消費しないパワーもある。&i(){スタッフ・オヴ・ザ・マギ}はチャージを使い切ってもパワーを失わない。以下の能力は使用してもチャージを消費しない。 ・&i(){[[エンラージ・パースン>呪文/あ行/えれ~#Enlarge-Person]]}(頑健・無効、DC15) ・&i(){[[ディテクト・マジック>呪文/た行/ていて~ていま#Detect-Magic]]} ・&i(){[[ホールド・ポータル>呪文/は行/へ~ほ#Hold-Portal]]} ・&i(){[[メイジ・アーマー>呪文/ま行/みら~#Mage-Armor]]} ・&i(){[[メイジ・ハンド>呪文/ま行/みら~#Mage-Hand]]} ・&i(){[[ライト>呪文/ら行/ら~り#Light]]}  以下のパワーは使うたびに1チャージを消費する。 ・&i(){[[アイス・ストーム>呪文/あ行/ああ~あな#Ice-Storm]]} ・&i(){[[インヴィジビリティ>呪文/あ行/いり~いん#Invisibility]]} ・&i(){[[ウェブ>呪文/あ行/うあ~うえ#Web]]} ・&i(){[[ウォール・オヴ・ファイアー>呪文/あ行/うお~えな#Wall-of-Fire]]} ・&i(){[[ディスペル・マジック>呪文/た行/ていす~ていせ#Dispel-Magic]]} ・&i(){[[ノック>呪文/な行#Knock]]} ・&i(){[[パイロテクニクス>呪文/は行/は~ひいと#Pyrotechnics]]}(意志あるいは頑健・無効、DC16) ・&i(){[[パスウォール>呪文/は行/は~ひいと#Passwall]]} ・&i(){[[ファイアーボール>呪文/は行/ひいる~ふい#Fireball]]}(10d6ポイントのダメージ、反応・半減、DC17) ・&i(){[[ライトニング・ボルト>呪文/ら行/ら~り#Lightning-Bolt]]}(10d6ポイントのダメージ、反応・半減、DC17)  以下のパワーは使うたびに2チャージを消費する。 ・&i(){[[サモン・モンスターIX>呪文/さ行/さあ~さも#Summon-Monster-IX]]} ・&i(){[[テレキネシス>呪文/た行/ていみ~てん#Telekinesis]]}(最大重量は400ポンド;意志・無効、DC19) ・&i(){[[プレイン・シフト>呪文/は行/ふれいむ~ふろ#Plane-Shift]]}(意志・無効、DC21)  &i(){スタッフ・オヴ・ザ・マギ}の使用者は呪文抵抗23を得る。しかし、呪文抵抗を意図的に取り下げれば、まるで&i(){[[ロッド・オヴ・アブソープション>UE/指輪、ロッド、およびスタッフ/ロッド#rod-of-absorption]]}(吸収のロッド)のように、使用者に向けられた秘術呪文のエネルギーを吸収するために使うこともできる。&i(){[[ロッド・オヴ・アブソープション>UE/指輪、ロッド、およびスタッフ/ロッド#rod-of-absorption]]}と違うところは、このようにして吸収された呪文レベルを呪文の使い手が呪文のエネルギーとして使用することはできず、杖がチャージに変換するという点である。杖がチャージ限界(50)を超えて呪文レベルを吸収してしまった場合、あたかも“応報の一撃”(下記参照)が発生したかのように爆発してしまう。使用者は自分に対して何レベルぶんの呪文が発動されたか知ることはできない。&i(){[[ロッド・オヴ・アブソープション>UE/指輪、ロッド、およびスタッフ/ロッド#rod-of-absorption]]}と違って、この杖はそうした情報を伝えてくれないからである(従って、呪文を吸収する行為は危険なものとなりかねない)。 &b(){破壊方法}  &i(){スタッフ・オヴ・ザ・マギ}は応報の一撃によって壊れる。このような行為は意図的に行なうもので、使用者が宣言しなければならない。杖の中にあった全チャージが30フィートの拡散範囲に解放される。折られた杖から10フィート以内のすべてのものは、杖の中にあったチャージ数の8倍に等しいダメージをヒット・ポイントに被る。11~20フィート離れていたものはチャージ数の6倍に等しいダメージを被る。21~30フィート離れていたものはチャージ数の4倍に等しいダメージを被る。DC23の反応セーヴに成功すれば、ダメージを半減させることができる。  杖を破壊したキャラクターは50%の確率(d%の01~50)で他の次元界に飛ばされるが、そうならなかった場合(51~100)、呪文のエネルギーの爆発的な解放によって滅ぼされてしまう(セーヴィング・スローなし)。 ---- ***&aname(spindle-of-perfect-knowledge)スピンドル・オヴ・パーフェクト・ナレッジ          ([[Spindle of Perfect Knowledge>http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/ultimateEquipment/artifactsAndOthers/artifacts.html#spindle-of-perfect-knowledge]]/完璧なる知識の紡錘) &b(){装備部位} なし; &b(){オーラ} 強力・変成術; &b(){術者レベル} 20レベル; &b(){重量} ―  &i(){スピンドル・オヴ・パーフェクト・ナレッジ}は大きく光り輝く、非の打ちどころのないマーキス・カットされた石――ハーフリングのこぶし大のダイヤモンド型&i(){[[アイウーン・ストーン>UE/その他の魔法のアイテム/“装備部位なし”のその他の魔法のアイテム#ioun-stone]]}をカットしたものである。もし魔力が欠落していたとしてもこの宝石はそれ自身が宝物であるのだが、これは強力な&i(){[[アイウーン・ストーン>UE/その他の魔法のアイテム/“装備部位なし”のその他の魔法のアイテム#ioun-stone]]}でもある。&i(){スピンドル・オヴ・パーフェクト・ナレッジ}は&i(){[[ヘッドバンド・オヴ・メンタル・スペリアリティ+4>UE/その他の魔法のアイテム/“額周り”のその他の魔法のアイテム#headband-of-mental-speriality]]}であるように機能し、2つのランダムに決定した[[〈知識〉>技能の詳細/2#Knowledge]]技能を5ランク提供する。着用者は&i(){[[コンプリヘンド・ランゲージズ>呪文/か行/こま~#Comprehend-Languages]]}、&i(){[[タンズ>呪文/た行/た~ていさ#Tongues]]}の影響を受け、距離100フィートまでの[[テレパシー>モンスターの共通ルール#Telepathy]]能力を保持しているかのように会話を行ない、言語を理解することができる。 &b(){破壊方法}  &i(){スピンドル・オヴ・パーフェクト・ナレッジ}は精神を持たないクリーチャーに丸1年の間着用されると破壊される。 ---- ***&aname(sphere-of-annihilation)スフィアー・オヴ・アニヒレイション          ([[Sphere of Annihilation>http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/ultimateEquipment/artifactsAndOthers/artifacts.html#sphere-of-annihilation]]/虚無の球) &b(){装備部位} なし; &b(){オーラ} 強力・変成術; &b(){術者レベル} 20レベル; &b(){重量} ―  &i(){スフィアー・オヴ・アニヒレイション}は直径2フィートの漆黒の球体である。球体に触れた物体は何であれ、即座に虚無の中へと吸い込まれ、完全に破壊されてしまう。これによって消滅してしまったキャラクターをよみがえらせることは神格の直接介入を除いては不可能である。  &i(){スフィアー・オヴ・アニヒレイション}は普通の穴のようにどこかの場所に静止している。しかし、精神的な働きかけにより移動させることができる(これは魔法の力によらないテレキネシスのようなもの――実際の物体を動かすには弱すぎるが、重さを持たないこの球体ならば影響を受けてしまうような力だと考えればよい)。キャラクターが&i(){スフィアー・オヴ・アニヒレイション}の制御を確立(し、それを維持)する能力はDC30に対する制御判定の結果に基づく(1移動アクション)。制御判定は1d20+キャラクター・レベル+キャラクターの【知力】修正値である。この判定に成功すると、そのキャラクターはフリー・アクションでこの球体を移動させることができる(恐らく、この球体を敵に接触させようとするだろう)。  この球の制御は40フィート離れたところからでも確立させることができる(そのキャラクターがあまり近くに近づく必要はない)。制御を確立した後は、毎ラウンド、制御判定(すべてDC30)を続けることで維持しなければならない。それ以降のラウンドにおいて制御を維持している(判定に失敗しない)限り、キャラクターは40フィート+キャラクター・レベルごとに10フィート離れた距離から球を制御することができる。この球の1ラウンドあたりの移動速度は、10フィート+そのラウンドのキャラクターの制御判定で30を上回る5ポイントごとに5フィートである。  制御判定に失敗すれば、球はそれを動かそうとしたキャラクターの方向に10フィートすべってくる。2体以上のクリーチャーが&i(){スフィアー・オヴ・アニヒレイション}の制御を奪い合った場合、ロールは対抗判定となる。誰も成功しなかった場合、球体は最も低い目を出した者の方にすべってくる。  &i(){[[タリスマン・オヴ・ザ・スフィアー>#talisman-of-the-sphere]]}(球体制御の護符)も参照すること。 &b(){破壊方法}  &i(){[[ゲート>呪文/か行/くり~こお#Gate]]}呪文を&i(){スフィアー・オヴ・アニヒレイション}に対して発動した場合、50%の確率(d%の01~50)で&i(){[[ゲート>呪文/か行/くり~こお#Gate]]}呪文が&i(){スフィアー・オヴ・アニヒレイション}を破壊し、35%の確率(51~85)で呪文は何の効果もなく、15%の確率(86~100)で空間構造に裂け目が生じ、半径180フィート(約55m)以内のすべてのものを他の次元界に放り出す。&i(){[[ロッド・オヴ・キャンセレイション>UE/指輪、ロッド、およびスタッフ/ロッド#rod-of-cancellation]]}(アイテム無力化のロッド)がこの球に触れた場合、大爆発とともに互いを打ち消し合う。半径60フィート以内のすべてのものは2d6×10ポイントのダメージを被る。&i(){[[ディスペル・マジック>呪文/た行/ていす~ていせ#Dispel-Magic]]}と&i(){[[メイジズ・ディスジャンクション>呪文/ま行/みら~#Mage-s-Disjunction]]}はこの球に対してまったく効果がない。 ---- ***&aname(talisman-of-ultimate-evil)タリスマン・オヴ・アルティメット・イーヴル          ([[Talisman of Ultimate Evil>http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/ultimateEquipment/artifactsAndOthers/artifacts.html#talisman-of-ultimate-evil]]/絶対なる悪の護符) &b(){装備部位} なし; &b(){オーラ} 強力・力術; &b(){術者レベル} 18レベル; &b(){重量} ―  このアイテムを所持する悪の信仰呪文の使い手は、100フィートまで離れたところにいる善の信仰呪文の使い手の足元に燃えあがる地割れを作り出すことができる。対象は永久的にこれに呑み込まれ、大地の中心に送り込まれる。この護符の使用者は悪の属性でなければならず、信仰する悪の神格から見てひときわ卑劣で邪なものでなければ、善のキャラクターはDC19の反応セーヴィング・スローを行なうことができ、成功すれば地割れから跳び退ける。当然ながら、このアイテムが機能するためには、目標は固い地面の上に立っていなければならない。  &i(){タリスマン・オヴ・アルティメット・イーヴル}には6チャージある。中立(秩序にして中立、真なる中立、混沌にして中立)の信仰呪文の使い手は、このアイテムに触れると、触れている間はラウンドごとに6d6ポイントのダメージを被る。善の信仰呪文の使い手は、このアイテムに触れると、触れている間はラウンドごとに8d6ポイントのダメージを被る。それ以外のキャラクターには、このアイテムは作用しない。 &b(){破壊方法}  &i(){タリスマン・オヴ・アルティメット・イーヴル}が贖罪を果たした悪漢の生まれたばかりの赤子に手渡されると、&i(){タリスマン・オヴ・アルティメット・イーヴル}は即座に塵となる。 ---- ***&aname(talisman-of-the-sphere)タリスマン・オヴ・ザ・スフィアー          ([[Talisman of the Sphere>http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/ultimateEquipment/artifactsAndOthers/artifacts.html#talisman-of-the-sphere]]/球体制御の護符) &b(){装備部位} なし; &b(){オーラ} 強力・変成術; &b(){術者レベル} 16レベル; &b(){重量} 1ポンド  取っ手つきの、この小さなアダマティン製の輪は、ふつうはネックレスとして身につけられるように上等なアダマティン製の鎖に取り付けられている。&i(){タリスマン・オヴ・ザ・スフィアー}は、秘術呪文を発動できない者が持っても役に立たない。秘術呪文を発動できないキャラクターは、この種の護符を拾って手に持つだけで5d6ポイントのダメージを被る。しかし、&i(){[[スフィアー・オヴ・アニヒレイション>#sphere-of-annihilation]]}(虚無の球)の制御に精神を集中する秘術呪文の使い手が持てば、&i(){タリスマン・オヴ・ザ・スフィアー}は制御判定に対するそのキャラクターの修正値を2倍にする(修正値の計算に際して、そのキャラクターの【知力】ボーナスとキャラクター・レベルを2倍と換算する)。  護符の使用者が制御を確立したら、それ以降、制御を続けるための判定を1ラウンドおきに行なえばよい。制御が確立しなければ、スフィアーは護符の持ち主に向かって移動する。魔力を打ち消す呪文や効果のほとんどは&i(){[[スフィアー・オヴ・アニヒレイション>#sphere-of-annihilation]]}には効果がないが、この護符の制御能力は抑止されたり打ち消されたりし得ることに注意。 &b(){破壊方法}  &i(){タリスマン・オヴ・ザ・スフィアー}は、このアイテムを&i(){[[スフィアー・オヴ・アニヒレイション>#sphere-of-annihilation]]}の中に投げ込むことによってのみ、破壊できる。 ---- ***&aname(talisman-of-pure-good)タリスマン・オヴ・ピュア・グッド          ([[Talisman of Pure Good>http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/ultimateEquipment/artifactsAndOthers/artifacts.html#talisman-of-pure-good]]/純粋なる善の護符) &b(){装備部位} なし; &b(){オーラ} 強力・力術 ; &b(){術者レベル} 18レベル; &b(){重量} ―  このアイテムを所持する善の信仰呪文の使い手は、100フィートまで離れたところにいる悪の信仰呪文の使い手の足元に燃えあがる地割れを作り出すことができる。対象は永久的にこれに呑み込まれ、大地の中心に送り込まれる。この護符の使用者は善の属性でなければならず、その思考や行為がひときわ純粋なものでなければ、悪のキャラクターはDC19の反応セーヴィング・スローを行なうことができ、成功すれば地割れから跳び退ける。当然ながら、このアイテムが機能するためには、目標は固い地面の上に立っていなければならない。  &i(){タリスマン・オヴ・ピュア・グッド}には6チャージある。中立(秩序にして中立、真なる中立、混沌にして中立)の信仰呪文の使い手は、このアイテムに触れると、触れている間はラウンドごとに6d6ポイントのダメージを被る。悪の信仰呪文の使い手は、このアイテムに触れると、触れている間はラウンドごとに8d6ポイントのダメージを被る。それ以外のキャラクターには、このアイテムは作用しない。 ---- &b(){破壊方法}  &i(){タリスマン・オヴ・ピュア・グッド}は、当人の自由意志にて実に極悪な行ないをなしている間に死んだ聖人の口の中に置くことで、破壊できる。 ***&aname(talisman-of-reluctant-wishes)タリスマン・オヴ・リラクタント・ウィッシズ          ([[Talisman of Reluctant Wishes>http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/ultimateEquipment/artifactsAndOthers/artifacts.html#talisman-of-reluctant-wishes]]/不本意な願いの護符) &b(){装備部位} なし; &b(){オーラ} 強力・召喚術; &b(){術者レベル} 20レベル; &b(){重量} 1ポンド  &i(){タリスマン・オヴ・リラクタント・ウィッシズ}は&i(){ストーン・オヴ・コントローリング・アース・エレメンタルズ}と同じような、内部に力を持って鼓動するように見える、ごつごつした岩のような姿をしている。しかしその力は全く異なるもので、所持するものの【魅力】に依存している。&i(){タリスマン・オヴ・リラクタント・ウィッシズ}に触れたクリーチャーは【魅力】判定(DC15)を行なわなければならない。  この判定に失敗すると、この護符は&i(){ストーン・オヴ・ウェイト}のように機能する。これを手放すとそのキャラクターは5d6ポイントのダメージを受け、この護符はどこかに行ってしまう。  この判定に成功すると、護符は5d6時間が経過するか&i(){[[ウィッシュ>呪文/あ行/うあ~うえ#Wish]]}を使用するか、いずれか早い方が訪れるまでキャラクターの手元に留まる。それからこの護符はどこかに行ってしまう。  この判定が出目20だったなら、この護符はそのキャラクターの【魅力】能力値1につき1カ月手元に留まる。この場合この護符を取り除こうとしても、そのキャラクターの手元や後ろのポケットの中、荷物の後ろといったところに再び現れることで抵抗する。  このアーティファクトはキャラクターの【魅力】6ポイントごとに1つ(端数切り捨て)の&i(){[[ウィッシュ>呪文/あ行/うあ~うえ#Wish]]}を提供する。このアイテムは機械式ないし魔法式の罠が所持者の20フィート以内に存在すると暖かく輝き躍動する(もしこの護符が手に持たれていなければ、この警告の熱と躍動は何の効果も持たない)。  どのような結果になろうとも、&i(){タリスマン・オヴ・リラクタント・ウィッシズ}は時間が経つと姿を消し、代わりにそのキャラクターの【魅力】1ポイントにつき1,000gpの価値のある大きなダイヤモンドを残す。 &b(){破壊方法}  &i(){タリスマン・オヴ・リラクタント・ウィッシズ}は他のこのアイテムの&i(){[[ウィッシュ>呪文/あ行/うあ~うえ#Wish]]}を使用したり、それ以外の効果による&i(){[[ウィッシュ>呪文/あ行/うあ~うえ#Wish]]}呪文を使用することで破壊することができる。この時石は爆発し、所持するものに5d6ポイントのダメージを与える。 ---- ***&aname(deck-of-many-things)デック・オヴ・メニー・シングズ          ([[Deck of Many Things>http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/ultimateEquipment/artifactsAndOthers/artifacts.html#deck-of-many-things]]/いろいろデック) &b(){装備部位} なし; &b(){オーラ} 強力(全ての系統); &b(){術者レベル} 20レベル; &b(){重量} ―  &i(){デック・オヴ・メニー・シングズ}は通常、箱や皮製のポーチに入っている。このデックには象牙や子牛皮紙でできたカードか札が1組入っている。それぞれのカードや札には、刻印や文字、印形が描かれている。入れ物からカードを1枚引くと、引いた人物にカードの魔力が(良かれ悪しかれ)影響を及ぼす。  &i(){デック・オヴ・メニー・シングズ}を持ち、そこからカードを引こうとするキャラクターは、引く前にまず何枚のカードを引くか宣言しなければならない。複数毎のカードを引く場合、前のカードを引いてから次のカードを引くまでの間は1時間までしかあけられず、また、このデックから最初に宣言した枚数より多くの枚数を後から引くこともできない。そのキャラクターが意図的に宣言した枚数を引かなかった場合(あるいは何らかの理由で引けなかった場合)、カードはひとりでにデックから出てくる。例外:白痴か道化のカードを引いた場合、デックの持ち主はさらにカードを引いてもよい。  カード1枚がデックから引かれるたびに、そのカードは入れなおされる(従って、同じカードを2回引くこともあり得る)。ただし、道化や愚者を引いた場合は別で、その場合、そのカードはデックから捨てられる。&i(){デック・オヴ・メニー・シングズ}には22枚のカードがある。このデックを再現するため、君は(表の2列めにあるように)タロット・カードを使おうとするかもしれない。タロットがなければ、(表の3列めにあるように)普通のトランプを使うこと。カード1枚1枚の効果は表にも略記してあるが、詳しくは以下のとおり。  &i(){天秤(Balance)}:キャラクターは正反対の属性に変更しなければならない。この新たな属性に従って行動できなければ、そのキャラクターは負の1レベルを得る。  &i(){彗星(Comet)}:キャラクターは次に遭遇した(1体あるいは複数体の)敵対的なモンスターと自分1人で戦って勝たなければならない。そうでなければ、この利益は失われる。成功すれば、そのキャラクターは次の経験レベルになるのに充分な経験点を得る。  &i(){天守閣(Donjon)}:このカードは幽閉を意味する――&i(){[[インプリズンメント>呪文/あ行/いり~いん#Imprisonment]]}呪文によるものだったり、強力な存在によるものだったりする。どちらの場合でも、すべての装備と呪文は奪われる。これ以上カードを引くことはできない。  &i(){エウリュアレー(Euryale)}:このカードにはメドゥサのものに似た顔が描かれており(訳注:エウリュアレーはギリシア神話に登場するメドゥサの姉妹)、キャラクターは呪われてしまう。この呪いは“運命の三姉妹”のカードか神格でなければ取り除くことはできない。取り除かねば、すべてのセーヴィング・スローに対し永続的に-1のペナルティがつく。  &i(){運命の三女神(The Fates)}:このカードの力によって、キャラクターは望めば瞬間的なできごとさえ回避することができる。現実を織り成す繊維がほどかれ、編みなおされるのである。これで何かを起こすことができるわけではない。何かが起こるのを妨げたり、過去に起こったことをなかったことにしたりするだけである。この逆転現象はこのカードを引いたキャラクターに対してだけ生じる。パーティの他の者たちは起こったことを甘受しなければならない。  &i(){火炎(Flames)}:激怒、嫉妬、ねたみは敵意の原因の一部でしかない。パーティの1人が殺されるまで、来訪者の敵意が消えることはない。来訪者の種類をランダムに決定すること。その来訪者は1d20日以内にキャラクターを攻撃する(あるいはそのキャラクターを何らかの方法で苦しめる)。  &i(){愚者(Fool)}:経験点を支払い、もう1枚引かなければならない。このカードは(道化を除くほかのカードと違って)引いた後に必ず捨てられる。  &i(){宝石(Gem)}:このカードは富を表す。これによって手に入る装身具はいずれも宝石のついた黄金製のもので、どれも2,000gpの価値がある。宝石の場合、いずれも1,000gpの価値がある。  &i(){白痴(Idiot)}:このカードを引くと、即座に1d4+1ポイントの【知力】を吸収される。カードをもう1枚引いてもよい。  &i(){道化(Jester)}: このカードを引いた場合、このカードは(愚者を除く他のカードとは違って)必ず捨てられる。カードをもう1枚引いてもよい。  &i(){鍵(Key)}:このカードによって手に入る魔法の武器は、キャラクターの使えるものでなくてはならない。この武器は突然、どこからともなく、そのキャラクターの手の中に現れる。  &i(){騎士(Knight)}:どこからともなくファイターが1人現れ、死ぬまで忠実に仕える。このファイターはキャラクターと同じ種族(あるいは種)・性別である。このファイターをキャラクターが[[《統率力》>特技の詳細/た~と#Leadership]]特技で得る腹心としてもよい。  &i(){月(Moon)}:このカードは、かなえてくれる願いの数だけ中にきらめきがあるムーンストーンや、かなえてくれる願いの数を表す満ち欠け状態の月(満月=4つ、凸月=3つ、半月=2つ、三日月=1つ)が描かれている。このカードのかなえてくれる願いは、9レベル・ウィザード呪文の&i(){[[ウィッシュ>呪文/あ行/うあ~うえ#Wish]]}で与えられるものに等しく、その数に等しい分数の間に使ってしまわなければならない。  &i(){悪党(Rogue)}:このカードを引いてしまった場合、そのキャラクターの友人であるNPCの1人(できれば腹心)が心変わりをし、それ以降、永久に敵対的となる。そのキャラクターに腹心がいない場合、いずれかの強力な人物(あるいは共同体や宗教組織)からの敵意で代用してもよい。この敵意は、破滅的な効果を与えられるように機が熟すまでは暴露せず伏せられる。  &i(){廃墟(Ruin)}:その名が示すように、このカードを引いてしまうと、引いた者の所有する魔法の力のないすべての物が消え失せる。  &i(){ドクロ(Skull)}:ドレッド・レイスが現れる。そのキャラクターはこのドレッド・レイスと1対1で戦わなければならない――助けようとする者には、別のドレッド・レイスが現れて相手をする。これに殺されてしまうと、キャラクターは永久に死んだままとなり、&i(){[[ウィッシュ>呪文/あ行/うあ~うえ#Wish]]}や&i(){[[ミラクル>呪文/ま行/みら~#Miracle]]}でも生き返らせることはできない。  &i(){星(Star)}:キャラクターの選んだ能力値が2ポイント上がる。2つの能力値に1ポイントずつ割り振ることはできない。  &i(){太陽(Sun)}:使えるアイテムが出るまで、中級のその他の魔法のアイテムでロールする。  &i(){鉤爪(Talons)}:このカードを引いてしまうと、そのキャラクターが所持あるいは所有するすべての魔法のアイテムが即座に失われ、デックを使わなければ二度と取り戻すことはできなくなる。  &i(){玉座(Throne)}:そのキャラクターは、人々の目に真の指導者として映る。このカードによって得られる城は、キャラクターの望む開けた場所ならどこにでも現れる(ただし、どこに設置するかは1時間以内に決定しなければならない)。  &i(){大臣(Vizier)}:このカードはこのカードを引いたキャラクターに、1つの問題を解決する知恵の源泉を呼び起こしたり、キャラクターの望む1つの質問に完全な回答をしたりする1回限りの能力を与える。質問や要求は1年以内に行なわなければならない。与えられた情報に基づいてうまく行動できるかどうかは、また別の問題である。  &i(){虚無(The Void)}:この黒いカードは速やかな破滅を意味する。キャラクターの肉体は機能したままだが、昏睡状態に陥った場合のように、精神はどこか――遥か彼方の次元界か惑星にある物体、恐らくは来訪者の所有物の中――に閉じ込められてしまう。&i(){[[ウィッシュ>呪文/あ行/うあ~うえ#Wish]]}や&i(){[[ミラクル>呪文/ま行/みら~#Miracle]]}でキャラクターを呼び戻すことはできない。ただ、閉じ込められている次元界が判るだけである。これ以上カードを引くことはできない。 &b(){破壊方法}  このアイテムは、秩序属性の神格との賭け事の間にこれを失うことによって、破壊できる。神格がデックの素性に気づいていてはならない。 &b(){デック・オヴ・メニー・シングズ} |~ 札 |~タロット・カード |~ トランプ |~ 効果の概略 | | 天秤 | XI. 正義 | スペードの2 | 即座に属性を変更する。 | | 彗星 | 剣の2 | ダイヤの2 | 次に出会ったモンスターを倒せば1レベル上がる。 | | 天守閣 | 剣の4 | スペードのエース | 君は幽閉される。 | | エウリュアレー | 剣の10 | スペードのクイーン | 以降、すべてのセーヴィング・スローに-1のペナルティ。 | | 運命の三女神 | 聖杯の3 | ハートのエース | 君の選んだどんな状況でも回避できる……一度だけだが。 | | 火炎 | XV. 悪魔 | クラブのクイーン | 君と1体の来訪者の間に敵意が生まれる。 | | 愚者 | 0. 愚者 | ジョーカー(商標あり)| 10,000経験点を失い、もう1枚引かねばならない。 | | 宝石 | 聖杯の7 | ハートの2 | 君の選択で装身具を25個か宝石を50個手に入れる。 | | 白痴 | 金貨の2 | クラブの2 | 1d4+1ポイントの【知力】を失う。もう一度カードを引いてもよい。 | | 道化 | XII. 吊られた男| ジョーカー(商標なし)| 10,000経験点を得るか、デックからもう2枚引くかできる。 | | 鍵 | V. 法王 | ハートのクイーン | 上級の魔法の武器を1つ得る。 | | 騎士 | 剣の小姓 | ハートのジャック | 4レベル・ファイターが仕えてくれる。 | | 月 | XVIII. 月 | ダイヤのクイーン | 1d4回の&i(){[[ウィッシュ>呪文/あ行/うあ~うえ#Wish]]}が使える。 | | 悪党 | 剣の5 | スペードのジャック | 君の友人の1人が君に敵対する。 | | 破産 | XVI. 塔 | スペードのキング | すべての財産と不動産を即座に失う。 | | ドクロ | XIII. 死神 | クラブのジャック | ドレッド・レイスを倒さなければ、永遠の破滅が待っている。 | | 星 | XVII. 星 | ダイヤのジャック | 即座に1つの能力値に対して+2の体得ボーナスを得る。 | | 太陽 | XIX. 太陽 | ダイヤのキング | 有益な中級のその他の魔法のアイテムを1つと、50,000経験点を得る。 | | 鉤爪 | 金貨の女王 | クラブのエース | 君の所有していたすべての魔法のアイテムは永久に消え失せる。 | | 玉座 | 棒の4 | ハートのキング | [[〈交渉〉>技能の詳細/1#Diplomacy]]判定に+6のボーナスと、小さな城塞を得る。| | 大臣 | IX. 隠者 | ダイヤのエース | 君が次にかかえる問題の回答を知ることができる。 | | 虚無 | 剣の8 | クラブのキング | 肉体は機能しているが、魂はどこかに閉じ込められる。 | ---- ***&aname(knucklebone-of-fickle-fortune)ナックルボーン・オヴ・フィクル・フォーチュン          ([[Knucklebone of Fickle Fortune>http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/ultimateEquipment/artifactsAndOthers/artifacts.html#knucklebone-of-fickle-fortune]]/気まぐれな運命の趾骨) &b(){装備部位} なし; &b(){オーラ} 強力(全ての系統); &b(){術者レベル} 20レベル; &b(){重量} ―  一目見ると、このアーティファクトはすり減って球体に近い形になった骨の欠片以外のなにものにも見えない。しかしクリーチャーが手に取ると、この趾骨の真の力と姿が明らかになる。クリーチャーが&i(){ナックルボーン・オヴ・フィクル・フォーチュン}を見たなら、その者はこの骨が完璧な20の面を持つ完璧なダイスの形をしていること、そしてそれぞれの面には赤く輝く力のシンボルが刻まれていることに気付く。そのクリーチャーがこのダイスをロールしたならこのダイスは床に落ちる代わりに中空で転がり、転がしたクリーチャーの目の高さで止まる。このとき転がした者が目にした面に基づき、このアイテムの力は発現する。20面ダイスをロールし効果を決定すること(“&i(){ナックルボーン・オヴ・フィクル・フォーチュン}”の表を参照)。この効果は(17の面のように)このダイスが再度ロールされるか(14の面のように)特定の結果がロールされるまでの間、このキャラクターはこの制約の影響を受ける。 &b(){破壊方法}  &i(){ナックルボーン・オヴ・フィクル・フォーチュン}はエハ=ザァの面(ダイスにおける20)が20回連続してロールされるとどこかに行ってしまう。これによりこのアーティファクトが破壊されることはなく、その代わりにこの世界のどこか無作為な場所に再度現れるのだという賢者もいる。しかしその説は全くの憶測に過ぎない。そもそもこのようなありえそうに無い行為を達成したことのあるものがいるかどうかすら、定かではないのだから。 &b(){ナックルボーン・オヴ・フィクル・フォーチュン} |~d20|~ルーン名|~効果| |1 |エヤ=ドゥ| そのキャラクターは永続的な負の1レベルを獲得する。 | |2 |ヴ| そのキャラクターは再び&i(){ナックルボーン・オヴ・フィクル・フォーチュン}を再度振ってはならないという強い強迫観念に襲われる。意志セーヴィング・スロー(DC25)に成功することによってのみこの強制効果に抵抗することができる。このセーヴィング・スローは1日に1回だけ試みることができる。| |3 |エイジ| そのキャラクターは&i(){[[ハーム>呪文/は行/は~ひいと#Harm]]}呪文(術者レベル15)の影響を受ける。| |4 |ホル| そのキャラクターは&i(){ナックルボーン・オヴ・フィクル・フォーチュン}をただちにさらに3回ロールしなければならないという強い強迫観念に襲われる(DC25の意志セーヴにより無効)。この3回のロールそれぞれにおいて、&i(){ナックルボーン}のダイス・ロールに-5のペナルティを受ける(最低1)。| |5 |ヴェ| そのキャラクターは&i(){[[ブラインドネス/デフネス>呪文/は行/ふえ~ふら#Blindness-Deafness]]}のように[[盲目状態>用語集/状態#Blinded]]となる(セーヴィング・スロー不可)。 | |6 |チュ| そのキャラクターは5d10ポイントの[冷気]ダメージを受ける(DC25の頑健セーヴにより半減)。さらに以降1時間、移動速度が半分になる(セーヴィング・スローに成功しても、速度の減少の効果は打ち消せない)。| |7 |ロゥ|以降24時間、そのキャラクターはあらゆる技能判定と能力値判定に-2のペナルティを被る。| |8 |セェ| そのキャラクターは2d12時間[[麻痺状態>用語集/状態#Paralyzed]]となる。被った効果に新たなセーヴィング・スローを行えないことを除いては、これは&i(){[[ホールド・モンスター>呪文/は行/へ~ほ#Hold-Monster]]}と同様に扱う。| |9 |コグ| 以降1週間、そのキャラクターは堪え難い臭いを放つ。そのキャラクターは[[〈隠密〉>技能の詳細/1#Stealth]]、[[〈交渉〉>技能の詳細/1#Diplomacy]]判定に-4のペナルティを被る。| |10 |ヴィス| 幸運の領域の“良き運命”能力を使用したように、以降24時間に1度だけ1回のダイス・ロールを降り直すことができる。 | |11 |フェ| &i(){[[プロテクション・フロム・エナジー>呪文/は行/ふれいむ~ふろ#Protection-from-Energy]]}を使用したように、そのキャラクターは100ポイントまでの[火]に対する完全耐性を得る。| |12 |ザル| そのキャラクターは以降200分の間、&i(){[[ヒロイズム>呪文/は行/ひいる~ふい#Heroism]]}呪文の利益を得る。| |13 |ヤク|以降24時間、近接攻撃で挟撃している敵にそのキャラクターの攻撃が命中したなら、そのダメージは精密さによる+1d6ダメージを与える。 | |14 |ジブ| 以降24時間、そのキャラクターは&i(){[[フェアリー・ファイアー>呪文/は行/ふえ~ふら#Faerie-Fire]]}を発動できるようになる(術者レベルはキャラクター・レベルに等しい)。この能力はこのキャラクターが&i(){ナックルボーン・オヴ・フィクル・フォーチュン}を24時間が経過するまでに再度ロールすると失われる。| |15 |エク| そのキャラクターは[恐怖]に対する完全耐性を以降24時間獲得する。| |16 |レヴ|以降24時間、そのキャラクターは&i(){[[ライトニング・ボルト>呪文/ら行/ら~り#Lightning-Bolt]]}を発動できるようになる(術者レベルはキャラクター・レベルに等しい)。この能力はこのキャラクターが&i(){ナックルボーン・オヴ・フィクル・フォーチュン}を24時間が経過するまでに再度ロールすると失われる。| |17 |ニ| 以降7日の間、このキャラクターが[治癒]魔法の対象となると、追加で2d8ヒット・ポイントを回復する。この効果はこのキャラクターが&i(){ナックルボーン・オヴ・フィクル・フォーチュン}を7日が経過するまでに再度ロールすると失われる。| |18 |ズミ| 以降24時間、セーヴに成功しても半分のダメージや部分的な効果を及ぼす外のある効果に対するセーヴィング・スローに成功した際、この&i(){ナックルボーン}の効果を受けたキャラクターは一切のダメージや効果を受けなくなる。| |19 |テム| 以降24時間、そのキャラクターはクリティカル・ヒットの可能性があるときには、自動的にクリティカル・ヒットになる。| |20 |エハ=ザァ| そのキャラクターが次に死亡した際、&i(){[[リザレクション>呪文/ら行/ら~り#Resurrection]]}呪文の目標になったかのように次の日の朝に蘇る。この効果はこのキャラクターが&i(){ナックルボーン・オヴ・フィクル・フォーチュン}を再度ロールすると失われる。| ---- ***&aname(perfect-golden-lute)パーフェクト・ゴールデン・リュート          ([[Perfect Golden Lute>http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/ultimateEquipment/artifactsAndOthers/artifacts.html#perfect-golden-lute]]/完璧なる黄金のリュート) &b(){装備部位} なし; &b(){オーラ} 強力・変成術; &b(){術者レベル} 20レベル; &b(){重量} 3ポンド  &i(){パーフェクト・ゴールデン・リュート}は非の打ちどころのない楽器といわれている。その音色と澄みやかさには他に並ぶものがない。この楽器はあまりによくできているために楽器自身が演奏をしているようであり、この楽器を演奏するものは[[〈芸能:弦楽器〉>技能の詳細/1#Perform]]判定に+10の技量ボーナスを得る。[[〈芸能:弦楽器〉>技能の詳細/1#Perform]]にランクを持つキャラクターは、このリュートを使用して(“バードの呪芸”能力として)“打ち消しの調べ”、“散逸の演技”、“恍惚の呪芸”を1レベル・バードであるかのように発動できる。1日あたりの呪芸のラウンド数は【魅力】修正値に等しい。&i(){パーフェクト・ゴールデン・リュート}の使用者がバードであるなら、このリュートを使用した全ての“バードの呪芸”能力のDCに+2を加え、このリュートを使用しての“バードの呪芸”の1日当たりのラウンド数に6ラウンドを追加する。 &b(){破壊方法}  &i(){パーフェクト・ゴールデン・リュート}は1日の間、1,000マイル以内で一切の楽器が奏でられないか、持ち主がバード呪文か“バードの呪芸”により殺されるとばらばらに砕けてしまう。 ---- ***&aname(hammer-of-thunderbolts)ハンマー・オヴ・サンダーボルツ          ([[Hammer of Thunderbolts>http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/ultimateEquipment/artifactsAndOthers/artifacts.html#hammer-of-thunderbolts]]/電束の槌) &b(){装備部位} なし; &b(){オーラ} 強力・さまざま; &b(){術者レベル} 20レベル; &b(){重量} 15ポンド  この&i(){+3大型用[[リターニング>UE/魔法の武器と防具/武器の特殊能力#returning]]・ウォーハンマー}は攻撃が命中すると2d6ポイントのダメージを与える。&i(){[[ベルト・オヴ・ジャイアント・ストレンクス>UE/その他の魔法のアイテム/“装備部位・ベルト”のその他の魔法のアイテム#belt-of-giant-strength]]}を装備したものがこの武器を手に持つとこの武器が(この武器が見た通りの単なる&i(){+3ウォーハンマー}ではなく)&i(){ハンマー・オヴ・サンダーボルツ}であることが分かる。そうするとこの武器は以下の2つの能力を持つ、&i(){+5大型用[[ジャイアント・ベイン>UE/魔法の武器と防具/武器の特殊能力#bane]]・[[リターニング>UE/魔法の武器と防具/武器の特殊能力#returning]]・[[サンダリング>UE/魔法の武器と防具/武器の特殊能力#thundering]]・ウォーハンマー}になる。1つ目として、着用者がこのハンマーを使用した投擲攻撃を成功させたなら、この武器は雷鳴の強力な耳をつんざく音を放ち、90フィート以内の全てのクリーチャーを1ラウンドの間[[朦朧状態>用語集/状態#Stunned]]にする(DC15の頑健セーヴにより無効)。着用者はこの効果に[[完全耐性>モンスターの共通ルール#Immunity]]を持つわけではない。2つ目として、このハンマーの射程単位は30フィートに増加する。 &b(){破壊方法}  &i(){ハンマー・オヴ・サンダーボルツ}は[[ファイアー・ジャイアント>ジャイアント#giant-fire]]の加熱炉で加熱され善属性の人型生物の血により急冷されると、このハンマーの鋼鉄部が脆くなるため次の攻撃に使用されると破壊される。[[ファイアー・ジャイアント>ジャイアント#giant-fire]]の血に浸すことで、この脆くなった鋼鉄を元に戻すことができる。ひとたび砕けてしまうと、何をもってしても戻すことはできない。 ---- ***&aname(beacon-of-true-faith)ビーコン・オヴ・トゥルー・フェイス          ([[Beacon of True Faith>http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/ultimateEquipment/artifactsAndOthers/artifacts.html#beacon-of-true-faith]]/真なる信仰のかがり火) &b(){装備部位} なし; &b(){オーラ} 強力(全ての系統); &b(){術者レベル} 20レベル; &b(){重量} 2ポンド  &i(){ビーコン・オヴ・トゥルー・フェイス}はエレクトラム(琥珀金)から作られた華美な松明の形態をしている。この松明は燃料も空気も必要としない、消えることの無い魔法の炎を蓄えており、ほとんどのクリーチャーの手に収まることで単に消えずの松明として機能する。信仰呪文の使い手、何らかの属性の副種別を持つ来訪者、強力な信仰に属するクリーチャー(GMが決定する。ただし普通はその信仰を反映する特技や特徴が必要)の手に収まると、この&i(){ビーコン}は所持したものの属性に応じた追加能力を獲得する。例えば、秩序にして善のパラディンは秩序と善の力を使用することができるようになる。しかし中立のクレリックは一切の力を使用することができない。これら全ては合言葉により起動する。  &i(){混沌(紫炎)}:合言葉に応じて1日に1回、&i(){[[ワード・オヴ・ケイオス>呪文/わ行#Word-of-Chaos]]}を発動する。  &i(){善(白炎)}:この&i(){ビーコン}の30フィート以内の味方は&i(){[[プロテクション・フロム・イーヴル>呪文/は行/ふれいむ~ふろ#Protection-from-Evil]]}と&i(){[[ヒロイズム>呪文/は行/ひいる~ふい#Heroism]]}の利益を獲得する。  &i(){悪(黒炎)}:着用者は常に&i(){[[プロテクション・フロム・グッド>呪文/は行/ふれいむ~ふろ#Protection-from-Good]]}の効果を受け、1日に2回&i(){[[ハーム>呪文/は行/は~ひいと#Harm]]}を発動することができるようになる。  &i(){秩序(金炎)}:合言葉に応じて1日に1回、&i(){[[ディクタム>呪文/た行/た~ていさ#Dictum]]}を発動する。 &b(){破壊方法}  &i(){ビーコン・オヴ・トゥルー・フェイス}は着用者が自らの神格の信者として容認される、逆の属性に変化した場合に破壊される。 ---- ***&aname(philosopher-s-stone)フィロソファーズ・ストーン (Philosopher’s Stone/賢者の石) &b(){装備部位} なし; &b(){オーラ} 強力・変成術; &b(){術者レベル} 20レベル; &b(){重量} 3ポンド  この希少な物質は何の変哲もない煤けた黒い石のように見える。この石を割ると(DC20)、中心部には空洞がある。この空洞には魔法の水銀が並んでおり、[[〈製作:錬金術〉>技能の詳細/2#Craft]]が少なくとも10ランクあるキャラクターがこれを使えば、卑金属(鉄や鉛)を金や銀に変えることができる。&i(){フィロソファーズ・ストーン}1つで5,000ポンドまでの鉄を銀(25,000gpの価値)に、1,000ポンドまでの鉛を金(50,000gpの価値)に変えることができる。しかし、一度石を割ってしまうと、魔法の水銀は不安定となり、24時間で効力を失ってしまう。そのため、物質転換はすべてその間に行なってしまわなければならない。  石の中に見つかる水銀には別の使用法もある。水銀の効力がまだある間に、どのキュア呪文のものでもよいが、キュアのポーションと混ぜ合わせると、特殊なオイル・オヴ・ライフ(生命のオイル)ができる。どんな死体でも、上にこのオイルを振り撒けば、&i(){[[トゥルー・リザレクション>呪文/た行/と#True-Resurrection]]}呪文と同様に機能する。 &b(){破壊方法}  &i(){フィロソファーズ・ストーン}は、少なくとも丸1週間、ティタンのブーツのかかとの下に置いておくことによって、破壊できる。 ---- ***&aname(book-of-infinite-spells)ブック・オヴ・インフィニット・スペルズ          ([[Book of Infinite Spells>http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/ultimateEquipment/artifactsAndOthers/artifacts.html#book-of-infinite-spells]]/膨大なる呪文の書) &b(){装備部位} なし; &b(){オーラ} 強力(全ての系統); &b(){術者レベル} 18レベル; &b(){重量} 3ポンド  この書物は、どんなクラスのどんなキャラクターにも、この書物のページから呪文を使う能力を与えてくれる。しかし、すでに呪文使用能力を持っているのでなければ、所持者はこの書物を所有しているかこの書物のパワーを使っている間、負の1レベルを得る。&i(){ブック・オヴ・インフィニット・スペルズ}は1d8+22ページある。それぞれのページに何が書かれているかはダイス・ロールで決定する:01~50の場合、秘術呪文;51~100の場合、信仰呪文。  具体的な呪文はランダムに決定すること。  ページを一度めくってしまったら、元のページに戻ることはできない――この本のページをめくるのは一方通行の作業なのだ。この書物を閉じて再び開くと、いつでも閉じた時のページが開く。最後のページをめくると、この書物は消えてしまう。  1日に1回、この書物の持ち主は開いたページにある呪文を発動することができる。その呪文がそのキャラクターのクラスの呪文リストにある呪文であれば、その呪文は1日に4回まで発動することができる。ページを切り離せば、書物も破壊されてしまう。同様に、この種の呪文を巻物に書き込まれた呪文のように(この書から直接)発動することはできないし、ここから呪文書へ書き写すこともできない――この書物の魔法は永久的に書物の内部に縛り付けられているのだ。  この書物のパワーを使うためには、持ち主がこの書物を所持している必要はない。どこかにしまっておいても、持ち主はこの書物のパワーを用いて呪文を発動することができるのである。誰か他のクリーチャーがこの本を使用しようと試みて、この本の所有者になってしまわない限りは。  呪文を発動するたびに、魔力を使用する際のエネルギーによって(どんなに予防措置をとっても)魔法的にページがめくれてしまう可能性がある。ページがめくれてしまう確率は、そのページにある呪文と、持ち主がどんな種類の呪文の使い手であるかによって決まる。 |~ 条件 |~ ページのめくれる確率 | | 術者が自分のクラスやレベルで使用できる呪文を使う | 10% | | 術者が自分のクラスやレベルでは使用できない呪文を使う | 20% | | 呪文の使い手でない者が信仰呪文を使う | 25% | | 呪文の使い手でない者が秘術呪文を使う | 30% |  発動時間、呪文失敗率などを求める際には、この書物からの呪文使用は巻物を使用したものとして扱うこと。 &b(){破壊方法}  &i(){ブック・オヴ・インフィニット・スペルズ}は、現在のページに&i(){[[イレイズ>呪文/あ行/いり~いん#Erase]]}呪文が載っている時に&i(){ブック・オヴ・インフィニット・スペルズ}自身に対してその呪文を発動することによって、破壊できる。 ---- ***&aname(branch-of-life)ブランチ・オヴ・ライフ          ([[Branch of Life>http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/ultimateEquipment/artifactsAndOthers/artifacts.html#branch-of-life]]/生命の枝) &b(){装備部位} なし; &b(){オーラ} 強力・召喚術; &b(){術者レベル} 15レベル; &b(){重量} 1ポンド  This verdant branch glows with a soothing, pale green light. Carefully pruned from the world’s first tree, this artifact hums with energy. Full of everlasting life, it needs time to transfer its magic. It can cast &i(){heal} at will, but needs a full hour to do so. Once a day, it can cast &i(){resurrection}, but it takes the full day to do so.  The branch serves only those who are worthy. It will not stay in the possession of a non-good creature for long, disappearing in 1d4 days. It will similarly disappear while in the possession of a good creature who associates with nongood creatures, but this takes 2d8 days to occur. &b(){破壊方法} The &i(){branch of life} can be destroyed by taking it to the heart of the Negative Energy Plane. ---- ***&aname(monkey-s-paw)モンキーズ・ポー (Monkey’s Paw/猿の手) &b(){装備部位} なし; &b(){オーラ} 強力・死霊術 and universal; &b(){術者レベル} 20レベル; &b(){重量} 2ポンド  This dimension-hopping artifact waits patiently until a creature picks it up. Each time it is picked up by a new user, the &i(){monkey’s paw} grants that creature three &i(){wishes}, as if it were a &i(){ring of three wishes}. Once a new user picks up the &i(){monkey’s paw}, it cannot be discarded, not even by way of a &i(){wish} or a &i(){miracle} spell. Even if stolen, it reappears among the user’s possessions within 1d4 hours. It can only be parted from its bearer when all three of its wishes are used or it is destroyed――but such a feat takes time and patience. When a bearer uses a &i(){wish} granted by the &i(){monkey’s paw}, he is then subject to a curse, as per the spell &i(){major curse} (DC 25 to remove; &i(){Ultimate Magic} 215). This curse manifests as the creature taking a -4 penalty to attack rolls, saves, ability checks, and skill checks until the curse is removed. These penalties are cumulative in cases where multiple &i(){wishes} are used before past curses are removed. Once all three &i(){wishes} are used, the monkey paw &i(){plane shifts} to a random plane and begins the process anew. &b(){破壊方法} The &i(){monkey’s paw} is destroyed when its user retains the artifact and is cursed by it for 1,000 years. ---- ***&aname(runescarred-dragonship)ルーンスカード・ドラゴンシップ          ([[Runescarred Dragonship>http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/ultimateEquipment/artifactsAndOthers/artifacts.html#runescarred-dragonship]]/ルーンが刻まれたドラゴンシップ) &b(){装備部位} なし; &b(){オーラ} 強力・占術および死霊術; &b(){術者レベル} 13レベル; &b(){WEIGHT} 26 tons  This decrepit longship seems barely seaworthy. Its boards are splintered and it is branded with a number of angular runes, each said to bind the soul of a sailor to the vessel. Due to its powerful magic, it is seaworthy and very fast (though it doesn’t offer its passengers much in the way of comfort). It needs no crew. Creatures that spend a week on the boat (which is usually discovered drifting aimlessly at sea) find that they can control the boat by just speaking the name of a port or a description of a specific destination that can be reached by way of the sea the &i(){runescarred dragonship} is currently sailing. The &i(){runescarred dragonship} then sets sail toward that destination. It always takes the safest path, navigationally speaking, to the spoken destination. If there is more than one creature capable of giving the boat commands, the &i(){runescarred dragonship} gives each order equal weight, changing its course each time a new command is given. A &i(){runescarred dragonship} can carry 5 tons of cargo or 120 Medium creatures. It moves at a rate of 10 miles per hour. &b(){破壊方法} If a &i(){runescarred dragonship} is taken 100 miles inland, it crumbles to dust. **&aname(major-artifacts)上級アーティファクト &small(){[[Major Artifacts>http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/ultimateEquipment/artifactsAndOthers/artifacts.html#major-artifacts]]}  全てのアーティファクトの中で最も偉大なもの達は唯一無二のアイテムである。最も強力なもの画素の存在を待ち望み、世界全体の行く末を変えるだけの力を持つ。それぞれの上級アーティファクトは1つだけ存在し、それらの最も弱いものでさえ、キャンペーンのバランスを変えるだけの力がある。上級アーティファクトは簡単に破壊されず、それぞれがたった一つの特別なやり方で破壊することができる。破壊方法は説明の最後に記載されている。 ***&aname(axe-of-the-dwarvish-lords)アックス・オヴ・ドワーヴィッシュ・ローズ          ([[Axe of the Dwarvish Lords>http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/ultimateEquipment/artifactsAndOthers/artifacts.html#axe-of-the-dwarvish-lords]]/ドワーフ族の諸王の斧) &b(){装備部位} なし; &b(){オーラ} 強力・召喚術および変成術; &b(){術者レベル} 20レベル; &b(){重量} 12ポンド  これは&i(){+6[[キーン>UE/魔法の武器と防具/武器の特殊能力#keen]]・[[スローイング>UE/魔法の武器と防具/武器の特殊能力#throwing]]・[[ゴブリノイド・ベイン>UE/魔法の武器と防具/武器の特殊能力#bane]]・ドワーヴン・アックス}である。これを手にしたドワーフは暗視能力の有効距離が2倍になる。この斧を掴んだドワーフでない者は4ポイントの一時的【魅力】ダメージを受ける。この斧を手にしている限り、この【魅力】ダメージはいかなる方法によっても決して回復できないし治癒することもできない。この斧の現在の持ち主は[[〈製作〉>技能の詳細/2#Craft]](鎧鍛冶、宝石加工、石工、罠つくり、および武器鍛冶)判定に+10のボーナスを得る。この斧の使用者は、1週間に1回、[[エルダー・アース・エレメンタル>エレメンタル#earth-elemental-elder]](&i(){[[サモン・モンスターIX>呪文/さ行/さあ~さも#Summon-Monster-IX]]}と同様、持続時間20ラウンド)を招来できる。 &b(){破壊方法}  &i(){アックス・オヴ・ドワーヴィッシュ・ローズ}が[[ゴブリン]]に使われてドワーフ族の王の首がはねられるようなことがあったら、&i(){アックス・オヴ・ドワーヴィッシュ・ローズ}は錆びついて無に帰す。 ---- ***&aname(the-orbs-of-dragonkind)ジ・オーブズ・オヴ・ドラゴンカインド          ([[The Orbs of Dragonkind>http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/ultimateEquipment/artifactsAndOthers/artifacts.html#the-orbs-of-dragonkind]]/竜族のオーブ) &b(){装備部位} なし; &b(){オーラ} 強力・心術; &b(){術者レベル} 20レベル; &b(){重量} 5ポンド  これら名高い&i(){オーブ}はどれも古代の各種ドラゴンのエッセンスと人格が封じられている(主要なクロマティック・ドラゴンとメタリック・ドラゴン10種類について1つずつ存在する)。&i(){オーブ}の持ち主は、1標準アクションとして、500フィート以内にいる該当する種のドラゴンを支配(&i(){[[ドミネイト・モンスター>呪文/た行/と#Dominate-Monster]]}呪文と同様)することができ、効果を受けたドラゴンはDC25の意志セーヴに成功するとこの効果に抵抗することができる(この効果に対して呪文抵抗は役に立たない)。どの&i(){オーブ・オヴ・ドラゴンカインド}も、中に封じられたドラゴンのACとセーヴィング・スロー・ボーナスを使用者に与える。この値は、そのキャラクターが持っていた値と(それより高かろうと低かろうと)置き換わってしまう。この値は、&i(){オーブ}を持ち主から引き剥がす以外のいかなる方法でも変更することはできない。さらに、&i(){オーブ・オヴ・ドラゴンカインド}を所持するキャラクターは、その&i(){オーブ}に封じられた種類のドラゴンからの[[ブレス攻撃>モンスターの共通ルール#Breath-Weapon]]に対する[[完全耐性>モンスターの共通ルール#Immunity]]――ただし、[[ブレス攻撃>モンスターの共通ルール#Breath-Weapon]]のみ――を得る。最後に、&i(){オーブ}を所持するキャラクター自身も1日に3回、その&i(){オーブ}に封じられた種類のドラゴンの[[ブレス攻撃>モンスターの共通ルール#Breath-Weapon]]を行なうことができるようになる。  どの&i(){オーブ・オヴ・ドラゴンカインド}でも、他のオーブの持ち主と音声と映像によって意思疎通することができる。&i(){オーブ}の持ち主はいつでも、10マイル以内にドラゴンがいるかどうか知ることができる。その&i(){オーブ}の種類のドラゴンであれば、この距離は100マイルとなる。その&i(){オーブ}の種類のドラゴンが1マイル以内にいれば、その正確な位置とそのドラゴンの年齢が判る。&i(){オーブ}のうち1つであっても使用した者は、たとえ後で手放したとしても、それ以降永遠にすべての竜族から――同族を奴隷にすることで利益を得たということで――敵意を受ける。それぞれの&i(){オーブ}には独特の能力もあり、これは毎ラウンド1回、&b(){術者レベル} 10レベルで使用できる。 ・&i(){カッパー・ドラゴン・オーブ}:&i(){[[サジェスチョン>呪文/さ行/さあ~さも#Suggestion]]}(意志・無効、DC17)。 ・&i(){グリーン・ドラゴン・オーブ}:&i(){[[スペクトラル・ハンド>呪文/さ行/すは~#Spectral-Hand]]}。 ・&i(){ゴールド・ドラゴン・オーブ}:この金色の&i(){オーブ}の持ち主は他の&i(){オーブ}のいずれかが持っているパワーを使用できる――これには支配能力と[[ブレス攻撃>モンスターの共通ルール#Breath-Weapon]]能力も含まれるが、AC、セーヴ、[[ブレス攻撃>モンスターの共通ルール#Breath-Weapon]]に対する[[完全耐性>モンスターの共通ルール#Immunity]]は含まれない――が、それぞれのパワーは1日に1回ずつである。さらに、持ち主は1マイル以内にいる他の&i(){オーブ}の持ち主を支配することができる(意志・無効、DC23)。 ・&i(){シルヴァー・ドラゴン・オーブ}:&i(){[[キュア・クリティカル・ウーンズ>呪文/か行/か~くら#Cure-Critical-Wounds]]}(意志・半減、DC18)。 ・&i(){ブラス・ドラゴン・オーブ}:&i(){[[テレポート>呪文/た行/ていみ~てん#Teleport]]}。 ・&i(){ブラック・ドラゴン・オーブ}:&i(){[[フライ>呪文/は行/ふえ~ふら#Fly]]}。 ・&i(){ブルー・ドラゴン・オーブ}:&i(){[[ヘイスト>呪文/は行/へ~ほ#Haste]]}。 ・&i(){ブロンズ・ドラゴン・オーブ}:&i(){[[スクライング>呪文/さ行/すか~すね#Scrying]]}(意志・無効、DC18)。 ・&i(){ホワイト・ドラゴン・オーブ}:&i(){[[プロテクション・フロム・エナジー>呪文/は行/ふれいむ~ふろ#Protection-from-Energy]][冷気]}(頑健・無効、DC17)。 ・&i(){レッド・ドラゴン・オーブ}:&i(){[[ウォール・オヴ・ファイアー>呪文/あ行/うお~えな#Wall-of-Fire]]}。 &b(){破壊方法}  内部に捕らわれたドラゴンと血縁関係にあるドラゴンのブレス攻撃にさらされると、&i(){オーブ・オヴ・ドラゴンカインド}は即座に粉々になる。この場合、90フィート以内のすべてのものは、オーブが爆発した際に放出された、前述のドラゴンの[[ブレス攻撃>モンスターの共通ルール#Breath-Weapon]]を受ける。 ---- ***&aname(cloud-castle-of-the-storm-king)クラウド・キャッスル・オヴ・ザ・ストーム・キング          ([[Cloud Castle Of The Storm King>http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/ultimateEquipment/artifactsAndOthers/artifacts.html#cloud-castle-of-the-storm-king]]/嵐の王の雲城) &b(){装備部位} なし; &b(){オーラ} 強力(全ての系統); &b(){術者レベル} 20レベル; &b(){重量} ―  この城はかつて“嵐の王”としてのみ知られた伝説的な暴君の要塞であった。時には主人の気まぐれに従うが、ほとんどの場合は漂流する目的のない強力なモンスターの怨霊のように、その幻想的な力に気付くことも入りこむこともできずに、現在この世界をさまよっている。  この雄大で華麗な城は、定期的にごろごろと雷鳴が響く嵐の雲とパチパチ音を立てる雷雲の基盤により空高く飛んだまま推進力を得ている。巨大な嵐の雲の上にこの城がほぼ四角形の形で建っている。それぞれの角には80フィートの見張り塔がある。また、その角は7階層で30以上の部屋がある140フィートの塔である。中央の塔には設備のよい多くの広間、命を持つ部屋、特別室、個室、台所(2週間ごとに魔法によりいっぱいになる食料庫が付属している)、秘術や錬金術の学習に適した実験室が準備されている。それぞれの見張りの塔には命を持つ部屋と25人まで使用できる兵舎があり、1つの塔には1ダースのグリフィン、ヒポグリフ、ペガサス、地上に住む乗騎でさえ保持している厩舎が隣接している。全体で、この塔は300体の中型クリーチャーを快適に過ごさせることができる。  この城の制御を完全に得るためには、そのクリーチャーは少なくとも17レベルでなければならず、[[《統率力》>特技の詳細/た~と#Leadership]]特技と[[〈知識:神秘学〉>技能の詳細/2#Knowledge]]17ランクとを修得していなければならない。この城にすでに主人がいるのなら、その主人は自らの居場所を他人に明け渡すためにそのものに敗北しなければならない。この城の移動は心臓部(この城の4階にある中央の間)の制御室における所作により制御することができる。そこには城の主人が念視する装置として提供される純粋な元素の水が置かれているが、これを使用してもこの城の内側か100フィート以内の場所しか見通すことはできない。主人(ないし主人に指定された人物)はこの部屋の中で城の移動方向を指定することができる。この城は飛行移動速度250フィート(劣悪)であり、[[〈飛行〉>技能の詳細/3#Fly]]技能の修正値はこの移動を制御した人物の値を使用する。この城は[[〈飛行〉>技能の詳細/3#Fly]]判定の必要なくホバリングすることができ、判定に失敗することがないため決して落下する危険はない。制御されていない場合、この城は無作為に移動する。1分毎に移動方向が変わることもあれば何日もの間方向を変えないこともあるが、地面やその他の危険は常に避ける。他の次元界へ移動する能力を持っているが、“嵐の王”を除いてその能力を起動させたものは知られていない。この城の主人は以下のような擬似呪文能力を獲得する。 - 1/日――&i(){[[コール・ライトニング・ストーム>呪文/か行/くり~こお#Call-Lightning-Storm]]}。この能力を使用するには、主人は制御室にいるか塔の1つにいなければならない。 - 1/日――中央の塔に対する&i(){[[ガーズ・アンド・ウォーズ>呪文/か行/か~くら#Guards-and-Wards]]}。 - 1/日――&i(){[[ストーム・オヴ・ヴェンジャンス>呪文/さ行/すか~すね#Storm-of-Vengeance]]}。この能力を使用するには、主人は制御室にいなければならない。嵐はこの城の雲でできた基盤から下方向に向けて範囲内(2,200フィート)ならどこにでも振りまかれる。 - 回数無制限――&i(){[[ウィンド・ウォール>呪文/あ行/うあ~うえ#Wind-Wall]]}。この効果はこの城全体から100フィートの距離を覆い、制御室ないしいずれかの塔にいる主人(ないし主人に指示されたクリーチャー)は標準アクションとして、その高度を上げたり下げたりすることができる。 &b(){破壊方法}  &i(){クラウド・キャッスル・オヴ・ザ・ストーム・キング}は相応に強力な風によって吹き散らかされることによってのみ破壊することができる。吹き散らかすことのできる唯一の風は最も荒れ狂う風の次元界の区域でのみ見られる(もちろん、誰も次元界を超えてこの城を移動させる方法を知らないのだから、風の次元界でこの城を破壊しようという願いはほとんど叶えられそうにない)。その他のいかなる攻撃も壁を破壊したり塔を損じさせたりさえすることができるかもしれないが、中央の間とその真下の床はこの城が破壊状態にならない限りより小さい嵐の雲として存在し続ける。 ---- ***&aname(codex-of-the-infinite-planes)コデックス・オヴ・ジ・インフィニット・プレインズ          ([[Codex of the Infinite Planes>http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/ultimateEquipment/artifactsAndOthers/artifacts.html#codex-of-the-infinite-planes]]/無限なる次元界の古写本) &b(){装備部位} なし; &b(){オーラ} 圧倒的・変成術; &b(){術者レベル} 30レベル; &b(){重量} 300ポンド  この古写本はとてつもなく大きい――おそらく、持ち上げるのは力持ちの男が2人がかりでとなる。どれだけ多くのページをめくろうと、常にページが残っている。この古写本を初めて開いた者は完膚なきまでに消滅してしまう(&i(){[[ディストラクション>呪文/た行/ていす~ていせ#Destruction]]}呪文と同様、頑健・無効、DC30)。これを生き延びた者はそのページを熟読し、古写本の能力を修得するが、危険がないわけではない。この古写本の学習に費やした1日ごとに、読み手は[[〈呪文学〉>技能の詳細/1#Spellcraft]]判定(DC50)を行なって、成功すれば古写本の能力の内の1つを修得することができる(修得した能力はランダムに選択すること;能力を修得するまでに1日余分に読書に費やすごとに、この判定に+1の状況ボーナスがつく)。しかし、学習に使った1日ごとに、読み手は狂気に陥る(&i(){[[インサニティ>呪文/あ行/いり~いん#Insanity]]}呪文と同様)のを避けるために意志セーヴ(DC30+学習した日数)も行なわなければならない。&i(){コデックス・オヴ・ジ・インフィニット・プレインズ}の能力は以下の通り:&i(){[[アストラル・プロジェクション>呪文/あ行/ああ~あな#Astral-Projection]]}、&i(){[[バニッシュメント>呪文/は行/は~ひいと#Banishment]]}、&i(){[[エレメンタル・スウォーム>呪文/あ行/えれ~#Elemental-Swarm]]}、&i(){[[ゲート>呪文/か行/くり~こお#Gate]]}、&i(){[[グレーター・プレイナー・アライ>呪文/は行/ふり~ふれいみ#Planar-Ally-Greater]]}、&i(){[[グレーター・プレイナー・バインディング>呪文/は行/ふり~ふれいみ#Planar-Binding-Greater]]}、&i(){[[プレイン・シフト>呪文/は行/ふれいむ~ふろ#Plane-Shift]]}、&i(){[[ソウル・バインド>呪文/さ行/すは~#Soul-Bind]]}。以上の[[擬似呪文能力>モンスターの共通ルール#Spell-Like-Abilities]]はどれも、古写本の持ち主なら(パワーの使い方を修得していさえすれば)回数無制限で使用できる。&i(){コデックス・オヴ・ジ・インフィニット・プレインズ}は、すべての能力と大惨事に関して&b(){術者レベル} 30レベルを持ち、セーヴDCはすべて(20+呪文レベル)である。パワーを起動するのには[[〈呪文学〉>技能の詳細/1#Spellcraft]]判定(DC40+パワーの呪文レベルの2倍;キャラクターはこの判定で出目10を選択できない)がいる。いずれかの判定に失敗すると、使用者に大惨事が降りかかることになる(効果については下の表でロールすること)。キャラクターはパワーを使うたびに一度しか大惨事に遭わない。 |~ d% |~ 大惨事 | | 01~25 | &b(){自然の怒り}:読み手を中心とした&i(){[[アースクウェイク>呪文/あ行/ああ~あな#Earthquake]]}呪文が1分の間の毎ラウンド巻き起こり、さらに読み手を中心としかつ目標とした激烈な&i(){[[ストーム・オヴ・ヴェンジャンス>呪文/さ行/すか~すね#Storm-of-Vengeance]]}呪文が吹き荒れる。 | | 26~50 | &b(){フィーンドの復讐}:&i(){[[ゲート>呪文/か行/くり~こお#Gate]]}が開き、バロールかピット・フィーンドかそれに類する悪の来訪者が1d3+1体歩み出て、古写本の持ち主を破壊しようと試みる。 | | 51~75 | &b(){究極の幽閉}:読み手の魂は同一次元界内のどこかにあるランダムな宝石の中に閉じ込められる(&i(){[[トラップ・ザ・ソウル>呪文/た行/と#Trap-the-Soul]]}呪文と同様;セーヴ不可)。読み手の肉体は地下深くに葬られる(&i(){[[インプリズンメント>呪文/あ行/いり~いん#Imprisonment]]}呪文と同様)。 | | 76~100 | &b(){死}:読み手は&i(){[[ウェイル・オヴ・ザ・バンシー>呪文/あ行/うあ~うえ#Wail-of-the-Banshee]]}を発する。その後さらに、&i(){[[ディストラクション>呪文/た行/ていす~ていせ#Destruction]]}呪文の対象となる。読み手が死亡するまで、10ラウンドの間の毎ラウンド、これをくり返す。 | &b(){破壊方法}  &i(){コデックス・オヴ・ジ・インフィニット・プレインズ}は、既存の各次元界ごとに1ページを切り離して置き捨てると、破壊される。ページを切り離すと即座に大惨事が引き起こされることに注意すること。 ---- ***&aname(the-shield-of-the-sun)ザ・シールド・オヴ・ザ・サン          ([[The Shield of the Sun>http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/ultimateEquipment/artifactsAndOthers/artifacts.html#the-shield-of-the-sun]]/太陽の盾) &b(){装備部位} なし; &b(){オーラ} 強力・防御術; &b(){術者レベル} 20レベル; &b(){重量} 2ポンド  この&i(){+5大型用シールド}には太陽のシンボルが刻まれており、着用者に【魅力】20の20レベル・パラディンであるかのように呪文発動能力を与える。この獲得した呪文は既にキャラクターが持っている1日の呪文数に(例えパラディンのクラス・レベルによるものでさえ)累積される。&i(){ザ・シールド・オヴ・ザ・サン}は着用者に[[呪文抵抗>モンスターの共通ルール#Spell-Resistance]]15も与える。このアイテムはエネルギー攻撃([音波]、[酸]、[電気]、[火]、[冷気]のいずれか)による最初の10ポイントのダメージを無効にする。これら全ての見返りとして、この盾の所持者は1年に1回、秩序にして善の神格の命令に従い、クエストをこなさなければならない(セーヴィング・スローにより回避することはできない)。  混沌ないし悪のキャラクターは&i(){ザ・シールド・オヴ・ザ・サン}を装備した際に負のレベル4を獲得する。この負のレベルはこの盾を手に持っている限り持続し、(&i(){[[レストレーション>呪文/ら行/れ~#Restoration]]}呪文を含む)いかなる方法をもってしても取り除くことはできない。この負のレベルはこの盾が打ち捨てられたり、着用者の所持品から取り除かれたりすると失われる。 &b(){破壊方法}  &i(){ザ・シールド・オヴ・ザ・サン}は善属性のキャラクターがこの盾を&i(){ザ・ウェル・オヴ・エターナル・ナイト}の中に投げ込むことで破壊される。このアイテムの光は最後に見えなくなる前に深淵の中に溶け込んでしまう。善でないキャラクターがこのようにしたとしても、この盾は破壊されることはないが失われてしまい、影界へのクエストによって復元することが可能である。 ---- ***&aname(jar-of-dragon-s-teeth)ジャー・オヴ・ドラゴンズ・ティース ([[Jar of Dragon's Teeth>http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/ultimateEquipment/artifactsAndOthers/artifacts.html#Jar-of-Dragon's-Teeth]]/ドラゴンの牙の壺) &b(){装備部位} なし; &b(){オーラ} 強力・変成術; &b(){術者レベル} 20レベル; &b(){重量} 3ポンド Each time this jar gains a new user it produces 2d4 dragon teeth. When one of these teeth is swallowed, it grants the user the following powers for 1 full week or until it is dismissed as a standard action that does not provoke attacks of opportunity. ・The user is immediately polymorphed into a dragon, as if subject to &i(){form of the dragon I}, &i(){II}, or &i(){III}, depending on the user’s Hit Dice. If the creature swallowing the tooth has 12 HD or fewer, it is affected as per &i(){form of the dragon I}. Those with 13 to 18 HD are affected as per &i(){form of the dragon II}, and those 19 or more Hit Dice are affected as per &i(){form of the dragon III}. The type of dragon is chosen by the user based on its alignment. #divclass(statsindent){ &i(){秩序にして善}:ゴールド・ドラゴン、シルヴァー・ドラゴン、またはブロンズ・ドラゴン &i(){中立にして善}:いずれかのメタリック・ドラゴン &i(){混沌にして善}:カッパー・ドラゴンまたはブラス・ドラゴン &i(){秩序にして中立}:いずれかのクロマティック・ドラゴンまたはメタリック・ドラゴン &i(){真なる中立}:いずれかのクロマティック・ドラゴンまたはメタリック・ドラゴン &i(){混沌にして中立}:いずれかのクロマティック・ドラゴンまたはメタリック・ドラゴン &i(){秩序にして悪}:グリーン・ドラゴンまたはブルー・ドラゴン &i(){中立にして悪}:いずれかのクロマティック・ドラゴン &i(){混沌にして悪}:ブラック・ドラゴン、ホワイト・ドラゴン、またはレッド・ドラゴン } The user’s draconic appearance is always the same each subsequent time it swallows a tooth. While in draconic form, the user gains the following benefits. ・The user is able to speak Draconic ・The user gains a +4 competence bonus on Fly checks. ・The user gains a +4 competence bonus on Bluff, Diplomacy, Intimidate, and Sense Motive checks made against or involving dragons. ・The user is immune to sleep and paralysis and gains a spell resistance equal to 11 + its Hit Dice.  The user gains frightful presence with a 200-foot-radius range and a Will save DC equal to 10 + Hit Dice + Charisma modifier.  The jar never creates dragon teeth for the same creature more than once. If the owner changes before all the teeth created by the jar are consumed, the original owner no longer gains benefit from this artifact. &b(){破壊方法} If simultaneously hit with the breath weapon attacks of all the chromatic and metallic dragon types, the &i(){Jar of Dragon Teeth} is destroyed within that convergence. ---- ***&aname(the-shadowstaff)ザ・シャドウスタッフ          ([[The Shadowstaff>http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/ultimateEquipment/artifactsAndOthers/artifacts.html#the-shadowstaff]]/影杖) &b(){装備部位} なし; &b(){オーラ} 強力・召喚術; &b(){術者レベル} 20レベル; &b(){重量} 1ポンド  このアーティファクトは何世紀もの昔に、か細い影の繊維を寄り合わせ、黒くて捻れた杖にしたものである。&i(){ザ・シャドウスタッフ}は使用者を何やら影のような[[非実体状態>用語集/状態#Incorporeal]]にし、ACと反応セーヴに+4のボーナスを与える(これは他のいかなるボーナスとも累積する)。しかし、明るい光(太陽光などはそうだが、松明の明かりはそうではない)や完全な暗闇の中では、使用者はすべての攻撃ロール、セーヴ、判定に-2のペナルティを被る。&i(){ザ・シャドウスタッフ}には、以下のような能力もある。 ・&i(){シャドウ招来}:1日に3回、この杖は2d4体の[[シャドウ]]を招来することができる。この[[シャドウ]]はアンデッド退散に[[完全耐性>モンスターの共通ルール#Immunity]]があり、&b(){術者レベル} 20レベルで発動された&i(){[[サモン・モンスターV>呪文/さ行/さあ~さも#Summon-Monster-V]]}呪文で招来されたかのように杖の使用者に従う。 ・&i(){ナイトシェイド招来}:1月に1回、この杖は1体の[[アドヴァンスト>モンスターの強大化#Advanced]]・[[シャドウ・デーモン>デーモン/シャドウ・デーモン]]を招来することができる。この[[シャドウ・デーモン>デーモン/シャドウ・デーモン]]は&b(){術者レベル} 20レベルで発動された&i(){[[サモン・モンスターIX>呪文/さ行/さあ~さも#Summon-Monster-IX]]}呪文で招来されたかのように杖の使用者に従う。 ・&i(){影変異}:1日に3回、杖の使用者は生きた影になることができ、&i(){[[ガシアス・フォーム>呪文/か行/か~くら#Gaseous-Form]]}呪文によるものとまったく同じ移動能力を得る。 ・&i(){影の矢}:1日に3回、この杖は1体の目標に対して10d6ポイントの[冷気]ダメージを与える光線を発射することができる。“影の矢”は距離100フィートである。 &b(){破壊方法}  &i(){ザ・シャドウスタッフ}は、途切れることなく24時間に渡って混じり気なしの太陽光にさらされると、何一つ残すことなく消滅する。 ---- ***&aname(skullsoul)スカルソウル          ([[Skullsoul>http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/ultimateEquipment/artifactsAndOthers/artifacts.html#skullsoul]]/骸骨の魂) &b(){装備部位} なし; &b(){オーラ} 強力・死霊術; &b(){術者レベル} 18レベル; &b(){重量} 8ポンド  This grim, alabaster figurine is the size of a human skull with an elaborately sculpted base. The &i(){Skullsoul} is inert until it is bonded with a living creature. It then becomes a powerful and never-questioning companion. The &i(){Skullsoul} functions as a demilich without the devour soul, rejuvenation, telekinetic storm, and torpor abilities, and with a hardness of 10. It is under the complete control of whoever bonds with the skull. Bonding with the &i(){Skullsoul} is a ritual that takes 24 hours to perform, and doing so is an evil act. Paladins and good clerics who do so become ex-paladins and ex-clerics respectively. If they wish to atone, they must intercede with their deities (expending 2,500gp in rare incense and offerings) and must promise to contain the skull. &b(){破壊方法}  The &i(){Skullsoul} cannot be destroyed but it can be contained. As long as the &i(){Skullsoul} stays pierced by either a weapon with the &i(){vorpal} special ability or a &i(){holy avenger}, it is contained and entirely inert until the sword is removed. ---- ***&aname(celestial-lens)セレスチャル・レンズ          ([[Celestial Lens>http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/ultimateEquipment/artifactsAndOthers/artifacts.html#celestial-lens]]/天上界のレンズ) &b(){装備部位} なし; &b(){オーラ} 強力・力術; &b(){術者レベル} 20レベル; &b(){重量} 2,400ポンド  The celestial lens is a 12-foot-diameter lens mounted in a rune-covered circular frame of strange, alien metal, floating in a permanent orbit around a temple dedicated to the sun. Several smaller lenses of similar design hover around the primary lens like a bizarre orrery, moving into place to focus the arcane rays of the device. The &i(){celestial lens} was created to capture the light of sacred eclipses and solar conjunctions, as well as the refracted darkness found between stars.  Celestial rays can be directed in an extremely powerful beam of energy that manifests as a vertical column of searing light focused directly below the celestial lens. Depending on the will of the controller and GM adjudication for inclement weather, such blasts deal between 5d6 and 20d6 points of damage in a 5-foot-radius cylinder extending from the lens to the ground or target. During the day, half the damage is fire damage, but the other half results directly from divine power and is therefore not reduced by resistance to fire-based attacks. At night, the device focuses distant starlight, and the maximum damage is only 10d6, although the lens does not function at all for 1 hour before sunrise and 1 hour after sunset. The lens moves with a constant speed of 20 feet and damages everything caught in the affected areas each round. Victims may make a DC 25 Reflex save for half damage.  The lens orbits at a static height of 100 feet from the ground and moves at a speed of 20 feet per round. It cannot be stopped or accelerated, although the path of the transit can be altered by a user in possession of the &i(){flame of guidance}. When not directed, the lens maintains its last commanded path, eventually curving into a new elliptical orbit around its temple, scorching a path through whatever lies below. The user can alter both the damage (up to the maximum for the current lighting conditions) and the orbit in any direction, but the lens must move 20 feet each round, and cannot travel more than 3 miles from the temple in any direction before it curves back around and begins returning. Only divine intervention or powerful magic like &i(){wish} or &i(){miracle} can overcome this limited range, making a new person or place the center of the lens’s orbit. &b(){破壊方法} The light of a full moon must be focused through the celestial lens at maximum intensity on a flawless silver mirror no less than 10 feet in diameter (DC 20 Craft [glass] to cast). The doubly reflected light shatters the otherwise indestructible glass of the celestial lens, causing the whole lens to tumble to the ground. ---- ***&aname(demon-prince-armor)デーモン・プリンス・アーマー          ([[Demon Prince Armor>http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/ultimateEquipment/artifactsAndOthers/artifacts.html#demon-prince-armor]]/デーモンの王子の鎧) &b(){装備部位} Armor; &b(){オーラ} 圧倒的・死霊術; &b(){術者レベル} 22レベル; &b(){重量} 80ポンド This armor looks like a more massive and dangerous suit of &i(){demon armor}. It is a suit of &i(){+5 heavy fortification full plate} that allows its wearer to make claw attacks that deal 2d10 points of damage, and strike as +3 weapons that are treated as chaotic and evil for the purposes of overcoming damage reduction. Additionally, those struck by the claws must succeed at a DC 20 Fortitude save or be affected as per the spell &i(){contagion}. The armor’s claws are built into the armor so these weapons cannot be disarmed. While wearing the armor, the wearer benefits from the following demonic traits. ・The wearer gains darkvision 60 ft. If it already has darkvision, the range of its darkvision is increased by 60 ft. ・The wearer does not need to breathe or eat. ・The wearer is immune to electricity and poison. ・The wearer gains resistance to acid 10, cold 10 and fire 10. ・The wearer gains telepathy and speaks Abyssal, Celestial, and Draconic. &b(){破壊方法} The &i(){Demon Prince Armor} dissolves if submerged in the tears of a demon lord. If that foul concoction is then drank by an angel, the armor is destroyed. ---- ***&aname(perfection-s-key)パーフェクションズ・キー (Perfection’s Key/完成せし者の鍵) &b(){装備部位} なし; &b(){オーラ} 強力・変成術; &b(){術者レベル} 16レベル; &b(){重量} 1/2ポンド  This platinum key can open nearly any lock or door with a mere touch. With a touch of the key, a lock of DC 40 or lower unlocks. When a creature holding the key attempts to break down a door with a break (locked) DC of 28 or lower, the door is broken and opened. In all other cases it grants the creature possessing &i(){Perfection’s Key} a +10 bonus on Disable Device checks to pick locks, and a +10 bonus on attempts to break down doors. &b(){破壊方法} Somewhere in the planes there is said to be an &i(){Impossible Lock}――a mechanism so perfect that only this key can thwart it. If &i(){Perfection’s Key} is inserted into the &i(){Impossible Lock}, the key is destroyed, but unlocks the &i(){Impossible Lock}. ---- ***&aname(fork-of-the-forgotten-one)フォーク・オヴ・ザ・フォーゴトン・ワン          ([[Fork of the Forgotten One>http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/ultimateEquipment/artifactsAndOthers/artifacts.html#fork-of-the-forgotten-one]]/忘れられたものの鋤) &b(){装備部位} なし; &b(){オーラ} 強力・変成術; &b(){術者レベル} 20レベル; &b(){重量} 12ポンド  この&i(){+5[[フレイミング>UE/魔法の武器と防具/武器の特殊能力#flaming]]・[[ウーンディングUE/魔法の武器と防具/武器の特殊能力#wounding]]・[[アンホーリィUE/魔法の武器と防具/武器の特殊能力#unholy]]・ランサー}はかつて地獄の層全てを支配していたと言われる強力なアークデヴィルの武器であった。そのアークデヴィルが“闇の皇子”に反抗しようとしたとき、彼は撃退されて多次元世界の縁から遠く冷たい牢獄へ追放された。この忘れられたフィーンドの力の地獄の痕跡を依然として獲得しているために、この鋤は[[〈交渉〉>技能の詳細/1#Diplomacy]]と[[〈威圧〉>技能の詳細/1#Intimidate]]に+10ボーナスと1日に3回&i(){[[スコーチング・レイ>呪文/さ行/すか~すね#Scorching-Ray]]}を使用する能力を着用者に与える。  悪でないクリーチャーが&i(){フォーク・オヴ・ザ・フォーゴトン・ワン}に触れたなら、以下の選択肢の内いずれかが与えられる。ただちに秩序にして悪となるか、死ぬかである。死を選択した者は直ちに打ち倒される(頑健セーヴDC30により無効)。秩序にして悪になることを選択した者はただちに属性を変更し(セーヴィング・スローは行なえない)、“忘れられたもの”を見つけ出して封じ込められた冷たい牢獄から解き放ち、その上で彼を幽閉した存在に対する報復策を手助けすることを要求する&i(){[[ディマンド>呪文/た行/ていて~ていま#Demand]]}呪文の対象となる(意志セーヴDC25)。 &b(){破壊方法}  &i(){フォーク・オヴ・ザ・フォーゴトン・ワン}は19レベル以上のパラディンが接触し、秩序にして悪になることよりも死を選択することにより破壊される。この自己犠牲によりパラディンは死亡するが、死から蘇生されることは可能である。 ---- ***&aname(brazen-egg)ブレイズン・エッグ          ([[Brazen Egg>http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/ultimateEquipment/artifactsAndOthers/artifacts.html#brazen-egg]]/真鍮の卵) &b(){装備部位} なし; &b(){オーラ} 圧倒的・召喚術; &b(){術者レベル} 25レベル; &b(){重量} 2 tons  This Huge, egg-shaped, intelligent, plane-shifting vessel is constructed almost entirely of brass. The exterior appears to be one crafted and polished sheet of metal, but it does have a door that can be opened. The &i(){Brazen Egg’s} inside has enough room to transport no more than eight Medium creatures, two Large creatures, or one Huge creature (as long as the Huge creature is squeezing). The egg has two methods in which it can move itself. The first is by a method similar to the &i(){dimension door} spell, but the egg and all creatures within the egg are teleported. The second method is similar to the &i(){plane shift} spell, though the egg can move to any plane it desires (it needs no focus) and when the egg &i(){plane shifts} so do all creatures currently within it.  The egg has its own quirky, unabashed personality and can telepathically communicate with all creatures inside it or within 100 feet, regardless of language. The &i(){Brazen Egg’s} chief goal is to disrupt that plans of Hell’s archdevils, but it requires the help of other creatures to do so. It often trades its ability to teleport and &i(){plane shift} in order to gain such aid, but in dire circumstances it has the ability to enchant creatures in order to achieve its goals――and when it is close to reaching its goals it has little compunction in doing so. Once per day, the egg can affect a single creature within it as per the spell &i(){dominate person} (though it is not limited to humanoids and can affect any living creature). Additionally up to three times per day it can affect creatures within it as per the spell &i(){mass charm monster}. &b(){破壊方法} The &i(){Brazen Egg} implodes if a devil with 20 or more Hit Dice ever enters the egg’s interior. The devil and all other creatures within the egg are utterly destroyed in the implosion and cannot come back to existence with any effect short of a &i(){wish} or &i(){miracle}. ---- ***&aname(flame-of-guidance)フレイム・オヴ・ガイダンス          ([[Flame of guidance>http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/ultimateEquipment/artifactsAndOthers/artifacts.html#flame-of-guidance]]/導きの炎) &b(){装備部位} なし; &b(){オーラ} 強力・変成術; &b(){術者レベル} 20レベル; &b(){重量} 1ポンド  This charm resembles an orrery composed of small, freely orbiting orbs circling a candle-sized flame. The device functions as an &i(){ioun stone}, and when released, the flame perches above the user’s head, remaining stationary relative to the user as the smaller planetary orbs take up elliptical transit around it. When in use, the flame grants the user a natural armor bonus of +4, the fire subtype, immunity to fire, and vulnerability to cold. If within 3 miles of the celestial lens, the user can control the horizontal orbital direction of the item, but cannot make the lens stop or move it vertically from its standard position of 100 feet from the ground. &b(){破壊方法} Holding the item in a maximum-intensity blast of the &i(){celestial lens} for 3 rounds destroys this artifact. ---- ***&aname(horns-of-naraga)ホーンズ・オヴ・ナラガ          ([[Horns of Naraga>http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/ultimateEquipment/artifactsAndOthers/artifacts.html#horns-of-naraga]]/ナラガの角) &b(){装備部位} 頭部; &b(){オーラ} 圧倒的・死霊術; &b(){術者レベル} 22レベル; &b(){重量} 8ポンド  The crown of an infamous undead tyrant, the &i(){Horns of Naraga} are a symbol of dominance over death. When worn by an undead creature, the &i(){Horns of Naraga} reduce all damage taken from positive energy by half. In addition, whenever the wearer touches a living creature while wearing this helm (even if the touch is part of casting a spell or another touch attack), the touch deals an additional 5d6 points of negative energy damage and the wearer gains these hit points, just as if he had cast &i(){vampiric touch}. The wearer of the helm is immune to acid and can see perfectly in darkness of any kind, even that created by magic. Once per day on command, the helm can be ordered to transform into an ancient black dragon that unquestioningly obeys the creature that summoned it for 1 hour before reverting to a helm. Slaying the dragon does not destroy the helm, but it does prevent this ability from being used for 1 week. While the helm is in dragon form, the helm’s owner does not receive any of the helm’s other benefits. &b(){破壊方法}  The helm can be destroyed by crushing it between the jaws of an ancient black dragon’s skull in the middle of a desert with the sun at its zenith. ---- ***&aname(bottle-of-the-bound)ボトル・オヴ・ザ・バウンド          ([[Bottle of the Bound>http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/ultimateEquipment/artifactsAndOthers/artifacts.html#bottle-of-the-bound]]/束縛の瓶) &b(){装備部位} なし; &b(){オーラ} 強力・防御術; &b(){術者レベル} 20レベル; &b(){重量} 4ポンド  &i(){ボトル・オヴ・ザ・バウンド}は細い首と丸みを帯びた胴体を持つ、古びた真鍮製の瓶である。机の上に置いた際に直立するように、その底は平らになっている。この瓶に付けられたしっかり噛み合った封には束縛の印が刻まれており、鉛で封がされている。伝説によれば驚異的な力と英知を持ったウィザードが悪魔の軍団に魔法をかけ、永遠にこの瓶の中に封じ込めたのだという。使用者はこの束縛の軍隊をこの瓶から呼び出し、助力を強制させることもできる。長い時の間に積もった埃に埋もれてしまった幻想的な古代の都市を作り出す、という命令をかつて受けたこともある。この瓶が持ちこたえていたが、その住民はまだ束縛されたままである。  &i(){ボトル・オヴ・ザ・バウンド}の所有者になろうとするものは3つの秘密の合言葉を知っていなければならない。この瓶の封を取り外し瓶の封印を取り除くための“解放の言葉”、中に住まうものを外に呼び出し命令をするための“束縛の言葉”、束縛された存在を瓶の中に戻すための“消散の言葉”である。これらの言葉を知っている所持者であれば、この瓶を&i(){[[サモン・モンスターIX>呪文/さ行/さあ~さも#Summon-Monster-IX]]}として回数無制限で使用することができる。ただしこの瓶で呼び出すことができるのは、[[(悪)>クリーチャー種別/副種別#Evil]]の副種別を持つクリーチャーのみである。召喚されたクリーチャーは次の日の出か日没まで存在し続け、初めに召喚されたクリーチャーが破壊されるか帰還した後で、この瓶から新しいクリーチャーを呼び出すことができる。  “解放の言葉”を使用せずにこの瓶を開ける力は知られていない。もしこの瓶が“束縛の言葉”を使用することなく開かれたなら、瓶の中にいる666の住人が全て脱出するまで1分ごとに1体、1レベルのクリーチャーから順に解放され、だんだんそのレベルは高くなっていく。もし“束縛の言葉”は唱えられたが“消散の言葉”が唱えられないまま命令が達成されたなら、召喚された命令をこなした後でそのクリーチャーは自由になる。&i(){ボトル・オヴ・ザ・バウンド}を使用するための3つの言葉は数えられないほどの時の中で失われてしまったが、賢者の中には彼らはそれらのうち少なくとも1つか2つを知っているだろうと信じるものもいる。 &b(){破壊方法}  &i(){ボトル・オヴ・ザ・バウンド}はその中に束縛されたクリーチャーを全て殺害するか消散させることでのみ破壊することができる。からになった容器は&i(){[[ホーリィ>UE/魔法の武器と防具/武器の特殊能力#holy]]}武器によって打ち砕くことができる。 ---- ***&aname(the-moaning-diamond)ザ・モーニング・ダイヤモンド          ([[The Moaning Diamond>http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/ultimateEquipment/artifactsAndOthers/artifacts.html#the-moaning-diamond]]/嘆きのダイヤモンド) &b(){装備部位} なし; &b(){オーラ} 圧倒的・変成術; &b(){術者レベル} 20レベル; &b(){重量} 4ポンド  &i(){ザ・モーニング・ダイヤモンド}は人間のこぶし大のカットされていないダイヤモンドのように見える。いかなる時であれ、このアイテムはまるで痛みに泣くように恐ろしい嘆きを上げている。この耳障りな騒音にも関わらず、&i(){ザ・モーニング・ダイヤモンド}は悪ではない。1日に3回、着用者は&i(){[[ストーン・シェイプ>呪文/さ行/すか~すね#Stone-Shape]]}呪文のように土や石の形を変える力を呼び出すことができる。この効果は5,000立方フィートまでの物体に効果がある。1日に1回、&i(){ザ・モーニング・ダイヤモンド}は最大のヒット・ポイントを持ち破壊されるまで召喚者に仕える[[エルダー・アース・エレメンタル>エレメンタル#earth-elemental-elder]]を呼び出すこともできる。このエレメンタルは一度に1体まで呼び出すことができる。 &b(){破壊方法}  &i(){ザ・モーニング・ダイヤモンド}は風の次元界、火の次元界、水の次元界の3人のエレメンタル・プリンスの力を組み合わせることで打ち砕くことができる。そうしてさえ、その粉はその上に石が決して落ちてくることのない場所に流し込まれなければならない。

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