ゴースト

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// BEGIN_OF-ghost.html // ORIGINAL-http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/monsters/ghost.html // * &spanid(ghost){ゴースト} &small(){[[Ghost>http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/monsters/ghost.html#ghost]]} > この幽霊のようなぞっとする人影は空中を静かに滑るように進み、堅い物があってもそれが存在していないかのように通り抜けてゆく。 *** ゴースト 脅威度7 &small(){Ghost} ''経験点3,200'' 人間の7レベル・アリストクラートのゴースト CE/中型サイズのアンデッド(人型生物の編成種、非実体状態) ''イニシアチブ'' +5;''感覚'' 暗視60フィート;〈知覚〉+18 **** 防御 ''AC'' 17、接触17、立ちすくみ15(+1【敏】、+1回避、+5反発) ''hp'' 73(7d8+42) ''頑健'' +7、''反応'' +5、''意志'' +7 ''防御的能力'' エネルギー放出抵抗+4, 非実体, 黄泉がえり;''完全耐性'' アンデッドの種別特徴 **** 攻撃 ''移動速度'' 飛行30フィート(完璧) ''近接'' 腐敗の接触+6(7d6、頑健・難易度18・半減) ''特殊攻撃'' 恐ろしきうめき声(難易度18) **** 一般データ ''【筋】''―、''【敏】''12、''【耐】''―、''【知】''10、''【判】''11、''【魅】''20 ''基本攻撃'' +5;''CMB'' +5;''CMD'' 22 ''特技'' 《イニシアチブ強化》、《回避》、《神速の反応》、《追加hp》、《鋼の意志》 ''技能'' 〈隠密〉+9、〈真意看破〉+10、〈知覚〉+18、〈知識:貴族〉+10、〈知識:歴史〉+10、〈飛行〉+9;''種族修正'' +8〈隠密〉、+8〈知覚〉 ''言語'' 共通語 **** 生態 ''出現環境'' 気候問わず/地形問わず ''編成'' 単体 ''宝物'' NPCの装備品  事実であれそう見なされているのであれ何らかの重大な不正のために魂が安らぐことかなわぬならば、そのものは時にゴーストとして舞い戻ることがある。そういった存在は永劫の苦悶のうちにあり、肉の身を失い物事を正しく整えることができない。ゴーストはどのような属性であってもよいが、大多数の者は強烈な激怒と憎悪の思いから生者の世界にしがみついており、それ故に混沌にして悪の属性である。善属性や秩序属性のクリーチャーのゴーストであっても、死後は憎悪に満ちあふれ残酷になる。  この書に収録された大抵のモンスター以上に、ゴーストは強烈で詳細な背景によって恩恵を受ける。このキャラクターはなにゆえゴーストになったのか? このゴーストにまつわる伝説はどんなものが? ゴーストとの遭遇がまったくのだしぬけに起こることなどあってはならない。レイスやスペクターなど、その程度の役割にふさわしい非実体のアンデッドなら他にいくらでもいる。ゴーストとの適正な遭遇とは、下位のしもべやアンデッドの霊の顕現で積み上げた長丁場の緊張を経た後のクライマックス・シーンであるべきだ。上記サンプルのゴーストは不貞の恋人に殺害された人間の王女のゴーストである。彼女は恋人と争った挙句、恋人によって鎖でがんじがらめにされて城の井戸に投げこまれ、そこで溺れ死んだ。このゴーストの能力はこの背景にふさわしいように選ばれている。そして、これはただのNPCクラスだけでどれほど強力な悪役が作れるかを示している。クラス・レベルを有するクリーチャーや有用な種族能力を持つクリーチャーにこのテンプレートを適用することにより、もっと強力なゴーストすら作ることができる。  ゴーストになるとき、そのゴーストは生前特に大切にしていたアイテムの非実体版の“複製品”を(基のアイテムが別のクリーチャーの所持品になっていなければ)保持する。その装備品はそのゴーストに対して通常通りに効果を表すが、物質界の物体やクリーチャーに対しては害を与えることなく素通りする。しかし、+1以上の魔法の強化ボーナスのある武器は物質界のクリーチャーを傷つけることができる。ただし、こうした攻撃には、武器がゴースト・タッチ武器でない限り、50%の確率でしかダメージを与えない。ゴーストは、ゴースト・タッチ能力を有する盾や鎧しか使用できない。  基のアイテムは、ゴーストの肉体と同様、物質界に残されている。もしも他のクリーチャーが基のアイテムを奪ってしまえば、非実体の複製品は消えうせる。これは間違いなくゴーストを怒らせ、ゴーストはそのアイテムを元の場所に取り戻す(そしてアイテムが再び使えるようになる)まで止まらない。 ** ゴーストの作成  “ゴースト”は生きているどんなクリーチャーにも付加できる後天性テンプレートである。基となるクリーチャー(以下“基本クリーチャー”と呼ぶ)は少なくとも6の【魅力】値を持っていなければならない。ゴーストは、以下に挙げる点を除いて、基本クリーチャーのデータと特殊能力をそのまま使用する。 ''脅威度'':基本クリーチャー+2。 ''種別'':基本クリーチャーの種別はアンデッドに変化する。基本攻撃ボーナス、セーヴ、技能ポイントは再計算しないこと。また、(非実体)の副種別が付く。 ''アーマー・クラス'':ゴーストは【魅力】修正値に等しい反発ボーナスを得る。基本クリーチャーの外皮ボーナス、[力場]効果かゴースト・タッチ・アイテムによるものでなければ、鎧ボーナスおよび盾ボーナスも失われる。 ''ヒット・ダイス'':基本クリーチャーの持つ種族HDはすべてd8となる。クラス・レベルによるヒット・ダイスはすべて変化せずに残る。ゴーストはボーナス・ヒット・ポイントを決定する際に(【耐久力】修正値の代わりに)【魅力】修正値を使用する。 ''防御的能力'':ゴーストは基本クリーチャーの防御能力をすべて保持する。実体がないと働かないような防御能力も持ち続ける。ゴーストは“エネルギー放出に対する抵抗+4”、“暗視60フィート”、(非実体)の能力、アンデッドの種別特徴によって得られるすべての完全耐性を得る。ゴーストは“黄泉がえり”能力も得る。 黄泉がえり(超常):大抵の場合、ゴーストを単純な戦闘によって破壊し去ることは困難である。“破壊された”霊魂はおおむね2d4日でよみがえってくる。最も強力な呪文をもってしても、一時的な解決にしかならないことが多い。永久的にゴーストを破壊する唯一の方法は、その存在する理由を探り出して、ゴーストが安らかな眠りにつけずにいる原因を正すことである。的確な方法はそれぞれの霊魂により異なり、多くの調査を必要とする。GMはそれぞれのゴーストごとに具体的な方法を決めるべきである。 ''移動速度'':基本クリーチャーがもっと良い飛行移動速度を有していない限り、ゴーストは生前の移動速度を失って飛行移動速度30フィート(機動性:完璧)を得る。 ''近接および遠隔攻撃'':ゴーストは基本クリーチャーの攻撃方法をすべて失う。生きていた頃に武器を用いることができたのであれば、ゴーストとしてゴースト・タッチ武器を用いることができる。 ''特殊攻撃'':ゴーストは基本クリーチャーの特殊攻撃をすべて保持するが、物理的に物と物が触れあわねばならないような攻撃は作用を及ぼさない。さらに、ゴーストは脅威度3ごとに以下のリストにあるゴースト特殊攻撃を1つ得る(最低1つ、最初に選ぶ能力は“腐敗の接触”でなければならない)。ゴーストの特殊攻撃に対するセーヴの難易度は、特記なき限り、(10+ゴーストのHDの1/2+ゴーストの【魅力】修正値)である。GM判断で、これら以外の追加のゴースト能力をデザインしてもよい。 恐ろしきうめき声(超常):ゴーストは身動きもままならぬほどの恐怖にもがき苦しみながら死亡した。ゴーストは1標準アクションとして恐ろしいうめき声を上げることができる。30フィート拡散の範囲内にいるすべての生きているクリーチャーは意志セーヴを行なわなければならず、失敗すると2d4ラウンドの間、恐慌状態に陥る。これは[音波]、[精神作用]の[恐怖]効果である。このうめき声に対するセーヴに成功したクリーチャーは、以後24時間、同じゴーストのうめき声には影響されない。 テレキネシス(超常):ゴーストの死は物理的に大怪我をしたことによる。1d4ラウンドごとに1回、1標準アクションとして、ゴーストはテレキネシス(術者レベルは12かゴーストのHDのうち、どちらか高い方)を使用できる。 能力値吸収の接触(超常):ゴーストは狂気や疾病のうちに死亡した。ゴーストは命中時にゴーストが選んだいずれか1つの能力値から1d4ポイント吸収する接触攻撃を得る。攻撃が命中するごとに、ゴーストは受けたダメージが5ポイント回復する。“能力値吸収の接触”を行なう場合、ゴーストは通常の“ゴーストの接触攻撃”を使用することはできない。 憑霊(超常):生者に対するゴーストのねたみようははなはだしいものがある。1ラウンドに1回、ゴーストはその体を物質界のクリーチャーに同化させることができる。この能力は'''マジック・ジャー'''の呪文(術者レベルは10かゴーストのHDのうち、いずれか高い方)と同様に扱うが、“魔法の壷”を必要としない点が異なる。この能力を使用するには、ゴーストは目標に隣接していなければならない。目標は意志セーヴに成功すればこの攻撃に抵抗できる。セーヴに成功したクリーチャーは、以後24時間、同じゴーストの憑霊に対する完全耐性を得る。 腐敗の凝視(超常):ゴーストは歳月や暴力によって二目と見られぬ姿になっており、距離30フィートの、2d10ダメージと1d4【魅力】ダメージを与える凝視攻撃を得る。頑健セーヴに成功すると【魅力】ダメージを無効化できるが、hpダメージは無効化できない。 腐敗の接触(超常):すべてのゴーストはこの非実体の接触攻撃を得る。1標準アクションとしてゴーストの非実体の体の一部が敵の体を通り抜けることにより、ゴーストは(ゴーストの脅威度×1d6)ぶんのダメージを与える。このダメージは負のエネルギー・ダメージではない。このダメージは超常的な加齢による物理的な傷と痛みいう形で顕現する。魔法的な加齢効果に対する完全耐性を持つクリーチャーはこのダメージに対しても完全耐性を持つ。そうでなければこのダメージはあらゆるダメージ減少を克服する。頑健セーヴに成功すると、与えられるダメージは半分になる。 ''能力値'':【魅力】+4;(非実体)のアンデッド・クリーチャーであるゴーストは【筋力】も【耐久力】も持っていない。 ''技能'':ゴーストは〈隠密〉判定と〈知覚〉判定に+8の種族ボーナスを得る。ゴーストは常に〈威圧〉、〈隠密〉、〈呪文学〉、〈真意看破〉、〈知覚〉、〈知識:宗教〉、〈知識:神秘学〉、〈登攀〉、〈飛行〉、〈変装〉をクラス技能として扱う。その他は基本クリーチャーと同じ。 ------------------------------------------------------------------------
// BEGIN_OF-ghost.html // ORIGINAL-http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/monsters/ghost.html // * &spanid(ghost){ゴースト} &small(){[[Ghost>http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/monsters/ghost.html#ghost]]} > この幽霊のようなぞっとする人影は空中を静かに滑るように進み、堅い物があってもそれが存在していないかのように通り抜けてゆく。 *** ゴースト 脅威度7 &small(){Ghost} ''経験点3,200'' 人間の7レベル・アリストクラートのゴースト CE/中型サイズのアンデッド(人型生物の編成種、非実体状態) ''イニシアチブ'' +5;''感覚'' 暗視60フィート;〈知覚〉+18 **** 防御 ''AC'' 17、接触17、立ちすくみ15(+1【敏】、+1回避、+5反発) ''hp'' 73(7d8+42) ''頑健'' +7、''反応'' +5、''意志'' +7 ''防御的能力'' エネルギー放出抵抗+4, 非実体, 黄泉がえり;''完全耐性'' アンデッドの種別特徴 **** 攻撃 ''移動速度'' 飛行30フィート(完璧) ''近接'' 腐敗の接触+6(7d6、頑健・DC18・半減) ''特殊攻撃'' 恐ろしきうめき声(DC18) **** 一般データ ''【筋】''―、''【敏】''12、''【耐】''―、''【知】''10、''【判】''11、''【魅】''20 ''基本攻撃'' +5;''CMB'' +5;''CMD'' 22 ''特技'' 《イニシアチブ強化》、《回避》、《神速の反応》、《追加hp》、《鋼の意志》 ''技能'' 〈隠密〉+9、〈真意看破〉+10、〈知覚〉+18、〈知識:貴族〉+10、〈知識:歴史〉+10、〈飛行〉+9;''種族修正'' +8〈隠密〉、+8〈知覚〉 ''言語'' 共通語 **** 生態 ''出現環境'' 気候問わず/地形問わず ''編成'' 単体 ''宝物'' NPCの装備品  事実であれそう見なされているのであれ何らかの重大な不正のために魂が安らぐことかなわぬならば、そのものは時にゴーストとして舞い戻ることがある。そういった存在は永劫の苦悶のうちにあり、肉の身を失い物事を正しく整えることができない。ゴーストはどのような属性であってもよいが、大多数の者は強烈な激怒と憎悪の思いから生者の世界にしがみついており、それ故に混沌にして悪の属性である。善属性や秩序属性のクリーチャーのゴーストであっても、死後は憎悪に満ちあふれ残酷になる。  この書に収録された大抵のモンスター以上に、ゴーストは強烈で詳細な背景によって恩恵を受ける。このキャラクターはなにゆえゴーストになったのか? このゴーストにまつわる伝説はどんなものが? ゴーストとの遭遇がまったくのだしぬけに起こることなどあってはならない。レイスやスペクターなど、その程度の役割にふさわしい非実体のアンデッドなら他にいくらでもいる。ゴーストとの適正な遭遇とは、下位のしもべやアンデッドの霊の顕現で積み上げた長丁場の緊張を経た後のクライマックス・シーンであるべきだ。上記サンプルのゴーストは不貞の恋人に殺害された人間の王女のゴーストである。彼女は恋人と争った挙句、恋人によって鎖でがんじがらめにされて城の井戸に投げこまれ、そこで溺れ死んだ。このゴーストの能力はこの背景にふさわしいように選ばれている。そして、これはただのNPCクラスだけでどれほど強力な悪役が作れるかを示している。クラス・レベルを有するクリーチャーや有用な種族能力を持つクリーチャーにこのテンプレートを適用することにより、もっと強力なゴーストすら作ることができる。  ゴーストになるとき、そのゴーストは生前特に大切にしていたアイテムの非実体版の“複製品”を(基のアイテムが別のクリーチャーの所持品になっていなければ)保持する。その装備品はそのゴーストに対して通常通りに効果を表すが、物質界の物体やクリーチャーに対しては害を与えることなく素通りする。しかし、+1以上の魔法の強化ボーナスのある武器は物質界のクリーチャーを傷つけることができる。ただし、こうした攻撃には、武器がゴースト・タッチ武器でない限り、50%の確率でしかダメージを与えない。ゴーストは、ゴースト・タッチ能力を有する盾や鎧しか使用できない。  基のアイテムは、ゴーストの肉体と同様、物質界に残されている。もしも他のクリーチャーが基のアイテムを奪ってしまえば、非実体の複製品は消えうせる。これは間違いなくゴーストを怒らせ、ゴーストはそのアイテムを元の場所に取り戻す(そしてアイテムが再び使えるようになる)まで止まらない。 ** ゴーストの作成  “ゴースト”は生きているどんなクリーチャーにも付加できる後天性テンプレートである。基となるクリーチャー(以下“基本クリーチャー”と呼ぶ)は少なくとも6の【魅力】値を持っていなければならない。ゴーストは、以下に挙げる点を除いて、基本クリーチャーのデータと特殊能力をそのまま使用する。 ''脅威度'':基本クリーチャー+2。 ''種別'':基本クリーチャーの種別はアンデッドに変化する。基本攻撃ボーナス、セーヴ、技能ポイントは再計算しないこと。また、(非実体)の副種別が付く。 ''アーマー・クラス'':ゴーストは【魅力】修正値に等しい反発ボーナスを得る。基本クリーチャーの外皮ボーナス、[力場]効果かゴースト・タッチ・アイテムによるものでなければ、鎧ボーナスおよび盾ボーナスも失われる。 ''ヒット・ダイス'':基本クリーチャーの持つ種族HDはすべてd8となる。クラス・レベルによるヒット・ダイスはすべて変化せずに残る。ゴーストはボーナス・ヒット・ポイントを決定する際に(【耐久力】修正値の代わりに)【魅力】修正値を使用する。 ''防御的能力'':ゴーストは基本クリーチャーの防御能力をすべて保持する。実体がないと働かないような防御能力も持ち続ける。ゴーストは“エネルギー放出に対する抵抗+4”、“暗視60フィート”、(非実体)の能力、アンデッドの種別特徴によって得られるすべての完全耐性を得る。ゴーストは“黄泉がえり”能力も得る。 黄泉がえり(超常):大抵の場合、ゴーストを単純な戦闘によって破壊し去ることは困難である。“破壊された”霊魂はおおむね2d4日でよみがえってくる。最も強力な呪文をもってしても、一時的な解決にしかならないことが多い。永久的にゴーストを破壊する唯一の方法は、その存在する理由を探り出して、ゴーストが安らかな眠りにつけずにいる原因を正すことである。的確な方法はそれぞれの霊魂により異なり、多くの調査を必要とする。GMはそれぞれのゴーストごとに具体的な方法を決めるべきである。 ''移動速度'':基本クリーチャーがもっと良い飛行移動速度を有していない限り、ゴーストは生前の移動速度を失って飛行移動速度30フィート(機動性:完璧)を得る。 ''近接および遠隔攻撃'':ゴーストは基本クリーチャーの攻撃方法をすべて失う。生きていた頃に武器を用いることができたのであれば、ゴーストとしてゴースト・タッチ武器を用いることができる。 ''特殊攻撃'':ゴーストは基本クリーチャーの特殊攻撃をすべて保持するが、物理的に物と物が触れあわねばならないような攻撃は作用を及ぼさない。さらに、ゴーストは脅威度3ごとに以下のリストにあるゴースト特殊攻撃を1つ得る(最低1つ、最初に選ぶ能力は“腐敗の接触”でなければならない)。ゴーストの特殊攻撃に対するセーヴのDCは、特記なき限り、(10+ゴーストのHDの1/2+ゴーストの【魅力】修正値)である。GM判断で、これら以外の追加のゴースト能力をデザインしてもよい。 恐ろしきうめき声(超常):ゴーストは身動きもままならぬほどの恐怖にもがき苦しみながら死亡した。ゴーストは1標準アクションとして恐ろしいうめき声を上げることができる。30フィート拡散の範囲内にいるすべての生きているクリーチャーは意志セーヴを行なわなければならず、失敗すると2d4ラウンドの間、恐慌状態に陥る。これは[音波]、[精神作用]の[恐怖]効果である。このうめき声に対するセーヴに成功したクリーチャーは、以後24時間、同じゴーストのうめき声には影響されない。 テレキネシス(超常):ゴーストの死は物理的に大怪我をしたことによる。1d4ラウンドごとに1回、1標準アクションとして、ゴーストはテレキネシス(術者レベルは12かゴーストのHDのうち、どちらか高い方)を使用できる。 能力値吸収の接触(超常):ゴーストは狂気や疾病のうちに死亡した。ゴーストは命中時にゴーストが選んだいずれか1つの能力値から1d4ポイント吸収する接触攻撃を得る。攻撃が命中するごとに、ゴーストは受けたダメージが5ポイント回復する。“能力値吸収の接触”を行なう場合、ゴーストは通常の“ゴーストの接触攻撃”を使用することはできない。 憑霊(超常):生者に対するゴーストのねたみようははなはだしいものがある。1ラウンドに1回、ゴーストはその体を物質界のクリーチャーに同化させることができる。この能力は'''マジック・ジャー'''の呪文(術者レベルは10かゴーストのHDのうち、いずれか高い方)と同様に扱うが、“魔法の壷”を必要としない点が異なる。この能力を使用するには、ゴーストは目標に隣接していなければならない。目標は意志セーヴに成功すればこの攻撃に抵抗できる。セーヴに成功したクリーチャーは、以後24時間、同じゴーストの憑霊に対する完全耐性を得る。 腐敗の凝視(超常):ゴーストは歳月や暴力によって二目と見られぬ姿になっており、距離30フィートの、2d10ダメージと1d4【魅力】ダメージを与える凝視攻撃を得る。頑健セーヴに成功すると【魅力】ダメージを無効化できるが、hpダメージは無効化できない。 腐敗の接触(超常):すべてのゴーストはこの非実体の接触攻撃を得る。1標準アクションとしてゴーストの非実体の体の一部が敵の体を通り抜けることにより、ゴーストは(ゴーストの脅威度×1d6)ぶんのダメージを与える。このダメージは負のエネルギー・ダメージではない。このダメージは超常的な加齢による物理的な傷と痛みいう形で顕現する。魔法的な加齢効果に対する完全耐性を持つクリーチャーはこのダメージに対しても完全耐性を持つ。そうでなければこのダメージはあらゆるダメージ減少を克服する。頑健セーヴに成功すると、与えられるダメージは半分になる。 ''能力値'':【魅力】+4;(非実体)のアンデッド・クリーチャーであるゴーストは【筋力】も【耐久力】も持っていない。 ''技能'':ゴーストは〈隠密〉判定と〈知覚〉判定に+8の種族ボーナスを得る。ゴーストは常に〈威圧〉、〈隠密〉、〈呪文学〉、〈真意看破〉、〈知覚〉、〈知識:宗教〉、〈知識:神秘学〉、〈登攀〉、〈飛行〉、〈変装〉をクラス技能として扱う。その他は基本クリーチャーと同じ。 ------------------------------------------------------------------------

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