ジャールメレイ

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*ジャールメレイ(Jalmeray) #image(http://www29.atwiki.jp/prdj?cmd=upload&act=open&pageid=522&file=Jalmeray.jpg,width=100,center) #image(http://www29.atwiki.jp/prdj?cmd=upload&act=open&pageid=522&file=Jalmeray2.png,width=100,center) ''ジャールメレイ''は、[[ガルーンド]]大陸東岸のオバリ洋 the Obari Ocean、 [[ネックス]]沖に浮かぶ大島である。[[ヴードラ]]の"途方もなき諸王国" the Impossible Kingdoms の最も西方にある領土である。 ***歴史 この島の古代の歴史はよく分かっていない。 253AR以降、ジャールメレイはネックスの領土となる。 563AR、ヴードラから伝説のマハラジャ Khiben-Sald がネックスに来訪。大魔導師ネックスにジャールメレイ島を贈られ、10年を過ごした後に帰国した。その後大魔導師ネックスも[[大いなる彼方]]のいずこかへ去り、それ以後はジャールメレイはネックスから追放された堕落したアークロードが支配する地となった。 2822AR、ヴードラ人が帰還し、島の返還を求める。アークロードは拒絶し争いとなったが、ヴードラのラジャが召喚したマリードの軍団と暴風雨によって追い出され、ジャールメレイは再びヴードラ領となった。 ***政治 タクール(領主) カースワン Kharswan が統治者である。古代の神話やヴードラ王国それ自体への精神的な紐帯、貴族たちや僧院によって秩序が保たれており、 Kharswan 自身は助言者の集団である the Maurya-Rahm によって交易や司法、徴税を執行しつつ、庭や多くの妻たちの面倒を見たり詩を読んだりすることに1日の多くを費やしている。 ***住民 ジャールメレイには3つの大きなモンクの僧院がある。the Monastery of Untwisting Iron、 the Monastery of Unfolding Wind、 the Monastery of Unblinking Flame の3つで、あわせて the Houses of Perfection として知られ、東方の肉体的、精神的な訓練法を内海地域に伝道している。その訓練は内海地域の国々でも大いに敬意を払われており、各国の貴族や豪商はしばしばその子の中の1人をこの国に留学させることがある。これら三武館の入門の試練に合格しなかった者も、無数のより小さな道場や導師を見つけることができる。 10年に一度、天空大武会 the Challenge of Sky and Heaven という大競技会が開かれ、徒手、器械の武術のみならず弓術、歴史の知識、セルフコントロール、秘術の技などを互いに競う。近年はUntwisting Iron が2連覇している。 まだヴードラの多くの神々や自然の精霊を祀る多数の寺院があり、そのためこの島には自然の美が保たれたままである。 ''ニスワン''Niswan:サルド河 the River Sald 河口にあるジャールメレイの首都で、色鮮やかな何層もの塔が立ち並ぶ港湾都市。ゴラリオン中から学者や修行者が集まり、静かに研鑽に励んでいる。 ''パディスカー'' Padiskar:北部にある、ネックスの時代には秘術研究の中心であった町。現在は漁民や農民のいる小さな共同体だが、大きなドーム上の建造物の遺跡があり、その地下にはかつてここを調査に来たアークロードが怖れて逃げ出したという名状しがたき何かがあるという。 ''プラダ・ハナム'' Prada Hanam:ジャールメレイ東岸の都市。かつては小さな農村だったが、2821AR に一夜にして謎の大建造物が出現し、それ以降繁栄する都市となった。この建造物を探索しようとする者は皆石化して死亡する。 ''マハラジャ宮'' The Pure Temple of the Maharajah:サルド河の源流に位置するかつてマハラジャが住まっていた宮殿。4年に1度、大マハラジャに敬意を表するため数千人のこの島の住人たちがニスワンからこの宮殿まで巡礼を行う。ただしこの宮殿はマハラジャの墓所ではなく、彼は次元界のいずこかでまだ生存していると考えられている。 ''セガン密林'' Segang Jungle:南部にあるヴードラから輸入された動植物が繁殖する大密林。知られざる神々の神殿や秘教団が隠されているという。エキゾチックな獲物を求める外国人のハンターたちが目指す地。 ''虎眼道場 ''Tiger's Eye Monastery'' 北部の森林地帯にある謎の道場。現在は山賊の根城であるという噂もあるが、通商路から遠く離れており、詳細は不明。 ''ゴー・ヴェラ'' Gho Vella:ジャールメレイ北東に浮かぶ、ジニーや強力な術者が多く見られる島。病気や呪いに冒され治療が不可能な者たちは、the Curse Shepherds という慈悲深い行者たちによってこの島に送られる。 ''サレト大島'' Grand Sarret:かつてマハラジャのハーレムがあったとされる、ニスワン沖の美しい島。海岸は険しい崖で囲まれ、危険を冒してよじ登るか飛行しない限り入ることはできない。料理や音楽から陰謀まであらゆる宮廷技術を教える学校 the Conservator がある。 ''カイナ・カタッカ'' Kaina Katakka:ニスワン沖の小島。ネックスに占領される以前の原住民で、新来者に従うのをよしとしない者たちはこの島に逃れた。マハラジャは一種の文化的コレクションとして彼らを放置していたが、アークロード支配時代に滅ぼされ、現在では魔法で焼き尽くされた不毛の島に彼らの亡霊が徘徊しているという。 ''ヴィーデシャ'' Veedesha:ニスワン沖合いの3島の一。かつてはコーヒーとサトウキビを豊富に産出する豊かな島だったが、ジャールメレイの中心がニスワンに移るに連れて内捨てられ、現在はモンスターや山賊がうろつき回る廃墟の島。 ***参考文献 [1] Erik Mona et al. (2008). Campaign Setting, p. 84. Paizo Publishing, LLC. ISBN 978-1-60125-112-1 [2] James Jacobs et al. (2011). [[The Inner Sea World Guide]], p. 70. Paizo Publishing, LLC. ISBN 978-1-60125-169-2 >カテゴリー:[[内海地域]]
*ジャールメレイ(Jalmeray) #image(http://www29.atwiki.jp/prdj?cmd=upload&act=open&pageid=522&file=Jalmeray.jpg,width=100,center) #image(http://www29.atwiki.jp/prdj?cmd=upload&act=open&pageid=522&file=Jalmeray2.png,width=200,center) ''ジャールメレイ''は、[[ガルーンド]]大陸東岸のオバリ洋 the Obari Ocean、 [[ネックス]]沖に浮かぶ大島である。[[ヴードラ]]の"途方もなき諸王国" the Impossible Kingdoms の最も西方にある領土である。 ***歴史 この島の古代の歴史はよく分かっていない。 253AR以降、ジャールメレイはネックスの領土となる。 563AR、ヴードラから伝説のマハラジャ Khiben-Sald がネックスに来訪。大魔導師ネックスにジャールメレイ島を贈られ、10年を過ごした後に帰国した。その後大魔導師ネックスも[[大いなる彼方]]のいずこかへ去り、それ以後はジャールメレイはネックスから追放された堕落したアークロードが支配する地となった。 2822AR、ヴードラ人が帰還し、島の返還を求める。アークロードは拒絶し争いとなったが、ヴードラのラジャが召喚したマリードの軍団と暴風雨によって追い出され、ジャールメレイは再びヴードラ領となった。 ***政治 タクール(領主) カースワン Kharswan が統治者である。古代の神話やヴードラ王国それ自体への精神的な紐帯、貴族たちや僧院によって秩序が保たれており、 Kharswan 自身は助言者の集団である the Maurya-Rahm によって交易や司法、徴税を執行しつつ、庭や多くの妻たちの面倒を見たり詩を読んだりすることに1日の多くを費やしている。 ***住民 ジャールメレイには3つの大きなモンクの僧院がある。the Monastery of Untwisting Iron、 the Monastery of Unfolding Wind、 the Monastery of Unblinking Flame の3つで、あわせて the Houses of Perfection として知られ、東方の肉体的、精神的な訓練法を内海地域に伝道している。その訓練は内海地域の国々でも大いに敬意を払われており、各国の貴族や豪商はしばしばその子の中の1人をこの国に留学させることがある。これら三武館の入門の試練に合格しなかった者も、無数のより小さな道場や導師を見つけることができる。 10年に一度、天空大武会 the Challenge of Sky and Heaven という大競技会が開かれ、徒手、器械の武術のみならず弓術、歴史の知識、セルフコントロール、秘術の技などを互いに競う。近年はUntwisting Iron が2連覇している。 まだヴードラの多くの神々や自然の精霊を祀る多数の寺院があり、そのためこの島には自然の美が保たれたままである。 ''ニスワン''Niswan:サルド河 the River Sald 河口にあるジャールメレイの首都で、色鮮やかな何層もの塔が立ち並ぶ港湾都市。ゴラリオン中から学者や修行者が集まり、静かに研鑽に励んでいる。 ''パディスカー'' Padiskar:北部にある、ネックスの時代には秘術研究の中心であった町。現在は漁民や農民のいる小さな共同体だが、大きなドーム上の建造物の遺跡があり、その地下にはかつてここを調査に来たアークロードが怖れて逃げ出したという名状しがたき何かがあるという。 ''プラダ・ハナム'' Prada Hanam:ジャールメレイ東岸の都市。かつては小さな農村だったが、2821AR に一夜にして謎の大建造物が出現し、それ以降繁栄する都市となった。この建造物を探索しようとする者は皆石化して死亡する。 ''マハラジャ宮'' The Pure Temple of the Maharajah:サルド河の源流に位置するかつてマハラジャが住まっていた宮殿。4年に1度、大マハラジャに敬意を表するため数千人のこの島の住人たちがニスワンからこの宮殿まで巡礼を行う。ただしこの宮殿はマハラジャの墓所ではなく、彼は次元界のいずこかでまだ生存していると考えられている。 ''セガン密林'' Segang Jungle:南部にあるヴードラから輸入された動植物が繁殖する大密林。知られざる神々の神殿や秘教団が隠されているという。エキゾチックな獲物を求める外国人のハンターたちが目指す地。 ''虎眼道場'' Tiger's Eye Monastery:北部の森林地帯にある謎の道場。現在は山賊の根城であるという噂もあるが、通商路から遠く離れており、詳細は不明。 ''ゴー・ヴェラ'' Gho Vella:ジャールメレイ北東に浮かぶ、ジニーや強力な術者が多く見られる島。病気や呪いに冒され治療が不可能な者たちは、the Curse Shepherds という慈悲深い行者たちによってこの島に送られる。 ''サレト大島'' Grand Sarret:かつてマハラジャのハーレムがあったとされる、ニスワン沖の美しい島。海岸は険しい崖で囲まれ、危険を冒してよじ登るか飛行しない限り入ることはできない。料理や音楽から陰謀まであらゆる宮廷技術を教える学校 the Conservator がある。 ''カイナ・カタッカ'' Kaina Katakka:ニスワン沖の小島。ネックスに占領される以前の原住民で、新来者に従うのをよしとしない者たちはこの島に逃れた。マハラジャは一種の文化的コレクションとして彼らを放置していたが、アークロード支配時代に滅ぼされ、現在では魔法で焼き尽くされた不毛の島に彼らの亡霊が徘徊しているという。 ''ヴィーデシャ'' Veedesha:ニスワン沖合いの3島の一。かつてはコーヒーとサトウキビを豊富に産出する豊かな島だったが、ジャールメレイの中心がニスワンに移るに連れて内捨てられ、現在はモンスターや山賊がうろつき回る廃墟の島。 ***参考文献 [1] Erik Mona et al. (2008). Campaign Setting, p. 84. Paizo Publishing, LLC. ISBN 978-1-60125-112-1 [2] James Jacobs et al. (2011). [[The Inner Sea World Guide]], p. 70. Paizo Publishing, LLC. ISBN 978-1-60125-169-2 >カテゴリー:[[内海地域]]

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