オシーリオン

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*オシーリオン(Osirion) #image(http://www29.atwiki.jp/prdj?cmd=upload&act=open&pageid=558&file=Osirion.jpg,width=100,center) ''オシーリオン''は、[[内海]]南岸の、[[ガルーンド]]大陸最北東部に位置するファラオの君臨する砂漠の国である。[1] ***歴史 ‐3470AR頃、"運命の時代"Age of Destiny が始まった時、神王ファラオが支配する古代オシーリオンが建てられる。スターストーン落下後の野蛮化した世界における最初の文明の灯火となった。 ‐3000AR頃、オシーリオンは絶頂期を迎え、現在の[[スーヴィア]]、[[ラハドゥーム]]、[[カタペシュ]]に当たる地を版図に加え、[[ゲブ]]を植民地とした。 1532AR、[[カディーラ]]の工作による奴隷の一斉蜂起によってファラオの支配は打倒され、以後この地はカディーラに属する州 Satrap となる。2253ARには[[サーレンレイ]]の信者たちによってオシーリオンは独立するが、支配者は[[ケレッシュ人]]のスルタンであった。 しかし、数千年にわたる外国支配によってもオシーリオン人の誇りは崩せなかった。 4609AR、古代のファラオの血を引くケメト1世 Khemet I が現れ、砂漠のエレメンタルを召集する力を示し、熱狂した民衆に担がれ、外国の支配者を追い落として即位。再びオシーリオン人の支配するオシーリオンを築く。 ***政治 現在のファラオは、紅玉公ケメト3世 the Ruby Prince, Khemet III である。まだ若年ではあるが、強力な召喚術師(クレリック8/ソーマタージスト5/ハイエロファント2)であり、臣下に広く恐れられている。宮廷の助言を聞くことはほとんどなく、かわりに彼の腹心である不可視のエルダー・ファイアー・エレメンタルである Janhelia に相談することを好む。古代の大オシーリオンの栄光を復活させることを夢見ており、ゆっくりと軍備を拡大し、ジンニーや来訪者を交渉で味方につけている。 日常の業務は The Council of Sun and Sky が執り行っている。現在は腐敗した官僚と理想主義的な改革派との政争の場となっている。議長 First Speaker は解放奴隷の Dahnakrist Phi である。 ファラオとその家族の身は the Risen Guard が守っている。最低1度は死して、ファラオ自らの手で復活した彼らは忠実にファラオに仕える。彼らはまた首都 Sothis の治安維持にもあたっている。隊長は Khopeshman of Sothis と呼ばれる名を捨てた男である。ファラオの子である男女の双子の Ojan と Jasilia がこっそりと砂漠に探検に出かけるのを探して連れ戻すのも重要な任務である。the Dune Runners の異名をとる双子はホライゾンウォーカーのレベルを持っている。[3] ***宗教 オシーリオンには多くの神の神殿が存在し、聖職者は大いに尊敬される。ファラオ自身が[[アーバダー]]のクレリックでもある。オシーリオン古来の神も崇められてはいるが、外来の神々ほど一般的ではない。河川の神として2柱の蛇神がいる。恵み深きワジェト Wadjet はパピルスの茂る湿地に住まう知恵の授け手であり、恐るべきアペプ Apep は川の深みに潜む危険であり、洪水で全てを押し流す。農民は甲虫神ケプリ Khepri を信仰する。[2] |神名|属性|権能|領域|好む武器| |ワジェト|LG|知恵、知識、歴史、支配、湿地|知識、秩序、高貴、守護、水|パンチング・ダガー| |アペプ|CE|破壊、闇、水|混沌、闇、破壊、力、水|モーニングスター| |ケプリ|CG|農民、重労働、耐久力|動物、混沌、解放、幸運、欺き|ハンドアックス| [4] ***地理 オシーリオンは砂漠の国だが、名高いスフィンクス河 River Sphinx のもたらす豊富な水資源がある。クルーク河 the Crook とアスプ河 the Asp が合流してできるこの大河は、毎年起きる洪水とダイア・クロコダイルなどの脅威ももたらすが、この地域の文明を支える礎である。[1] ''ソシス''Sothis:[[ロヴァググ]]の落とし子である巨大なスカラベ Ulunat の甲羅 the Black Dome の周りにできた都市。かつてガルーンド大陸北部を荒らしたこの巨虫は、未だ定命の存在であった[[ネサス]]によって討たれたという。 the Black Dome の中にはファラオの宮殿など都市の中枢部分がある。 ***参考文献 [1] Erik Mona et al. (2008). Campaign Setting, p. 116. Paizo Publishing, LLC. ISBN 978-1-60125-112-1 [2] James Jacobs et al. (2009). Osirion, Land of Pharaohs, p. 4. Paizo Publishing, LLC. ISBN 978-1-60125-144-2 [3] Michael Kortes. (2007). Entombed with the Pharaohs, p. 3. Paizo Publishing, LLC. ISBN 978-1-60125-052-0 [4] PAIZO掲示板でのJason Nelsons の発言
*オシーリオン(Osirion) #image(http://www29.atwiki.jp/prdj?cmd=upload&act=open&pageid=558&file=Osirion.jpg,width=100,center) ''オシーリオン''は、[[内海]]南岸の、[[ガルーンド]]大陸最北東部に位置するファラオの君臨する砂漠の国である。[1] ***歴史 #image(http://www29.atwiki.jp/prdj?cmd=upload&act=open&pageid=558&file=PZO9403-ValleyofthePyramids.jpg,width=400) -3470AR頃、"運命の時代"Age of Destiny が始まった時、神王ファラオが支配する古代オシーリオンが建てられる。スターストーン落下 Earthfall 後の野蛮化した世界における最初の文明の灯火となった。 -3000AR頃から、オシーリオンは絶頂期を迎え、現在の[[スーヴィア]]、[[ラハドゥーム]]、[[カタペシュ]]に当たる地を版図に加え、[[ゲブ]]を植民地とした。 1532AR、[[カディーラ]]の工作による奴隷の一斉蜂起によってファラオの支配は打倒され、以後この地はカディーラに属する州 Satrap となる。2253ARには[[サーレンレイ]]の信者たちによってオシーリオンは独立するが、支配者は[[ケレッシュ人]]のスルタンであった。 しかし、数千年にわたる外国支配によってもオシーリオン人の誇りは崩せなかった。 4609AR、古代のファラオの血を引くケメト1世 Khemet I が現れ、砂漠のエレメンタルを召集する力を示し、熱狂した民衆に担がれ、外国の支配者を追い落として即位。再びオシーリオン人の支配するオシーリオンを築く。 ***政治 現在のファラオは、紅玉公ケメト3世 the Ruby Prince, Khemet III である。まだ若年ではあるが、強力な召喚術師(クレリック8/ソーマタージスト5/ハイエロファント2)であり、臣下に広く恐れられている。宮廷の助言を聞くことはほとんどなく、かわりに彼の腹心である不可視のエルダー・ファイアー・エレメンタルである Janhelia に相談することを好む。古代の大オシーリオンの栄光を復活させることを夢見ており、ゆっくりと軍備を拡大し、ジンニーや来訪者を交渉で味方につけている。 日常の業務は The Council of Sun and Sky が執り行っている。現在は腐敗した官僚と理想主義的な改革派との政争の場となっている。議長 First Speaker は解放奴隷の Dahnakrist Phi である。 ファラオとその家族の身は the Risen Guard が守っている。最低1度は死して、ファラオ自らの手で復活した彼らは忠実にファラオに仕える。彼らはまた首都 Sothis の治安維持にもあたっている。隊長は Khopeshman of Sothis と呼ばれる名を捨てた男である。ファラオの子である男女の双子の Ojan と Jasilia がこっそりと砂漠に探検に出かけるのを探して連れ戻すのも重要な任務である。the Dune Runners の異名をとる双子はホライゾンウォーカーのレベルを持っている。[3] ***宗教 オシーリオンには多くの神の神殿が存在し、聖職者は大いに尊敬される。ファラオ自身が[[アーバダー]]のクレリックでもある。オシーリオン古来の神も崇められてはいるが、外来の神々ほど一般的ではない。河川の神として2柱の蛇神がいる。恵み深きワジェト Wadjet はパピルスの茂る湿地に住まう知恵の授け手であり、恐るべきアペプ Apep は川の深みに潜む危険であり、洪水で全てを押し流す。農民は甲虫神ケプリ Khepri を信仰する。[2] |神名|属性|権能|領域|好む武器| |ワジェト|LG|知恵、知識、歴史、支配、湿地|知識、秩序、高貴、守護、水|パンチング・ダガー| |アペプ|CE|破壊、闇、水|混沌、闇、破壊、力、水|モーニングスター| |ケプリ|CG|農民、重労働、耐久力|動物、混沌、解放、幸運、欺き|ハンドアックス| [4] ***地理 オシーリオンは砂漠の国だが、名高いスフィンクス河 River Sphinx のもたらす豊富な水資源がある。クルーク河 the Crook とアスプ河 the Asp が合流してできるこの大河は、毎年起きる洪水とダイア・クロコダイルなどの脅威ももたらすが、この地域の文明を支える礎である。[1] ''ソシス''Sothis:[[ロヴァググ]]の落とし子である巨大なスカラベ Ulunat の甲羅 the Black Dome の周りにできた都市。かつてガルーンド大陸北部を荒らしたこの巨虫は、未だ定命の存在であった[[ネサス]]によって討たれたという。 the Black Dome の中にはファラオの宮殿など都市の中枢部分がある。 #image(http://www29.atwiki.jp/prdj?cmd=upload&act=open&pageid=558&file=PZO1111-Osirion.jpg,width=400,title=ソシス) ***参考文献 [1] Erik Mona et al. (2008). Campaign Setting, p. 116. Paizo Publishing, LLC. ISBN 978-1-60125-112-1 [2] James Jacobs et al. (2009). Osirion, Land of Pharaohs, p. 4. Paizo Publishing, LLC. ISBN 978-1-60125-144-2 [3] Michael Kortes. (2007). Entombed with the Pharaohs, p. 3. Paizo Publishing, LLC. ISBN 978-1-60125-052-0 [4] PAIZO掲示板でのJason Nelsons の発言

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