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#region(''目次'') #contents(page=APG/標準クラス/オラクル) #contents(page=APG/標準クラス/オラクル/オラクルの神秘1) #contents(page=APG/標準クラス/オラクル/オラクルの神秘2) #endregion *オラクル [[Oracle>http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/advanced/baseClasses/oracle.html]] #image(PZO1115-Alahazra_s.jpg,title=オラクル,right)  神々は多くの代理人を通して働いているが、おそらくオラクル以上に神秘的な者はいないだろう。この神の入れ物には自分で選ぶ必要もなく力が与えられ、保有する力は彼女が十分に理解しないまま、神託によって選択される。神への献身によって魔法を唱えるクレリックとは違い、オラクルは強さと力を多くの源から、即ちその理想を手助けする後援者の神格たちから得る。単一の源を崇拝する代わりに、オラクルはその信念に合致する神々を尊敬する傾向がある。天の贈り物としてオラクルの力を見る者もいるが、彼らを呪われた、予測できない手段によって選ばれた生命の変種と考える者もいる。  &bold(){役割}:オラクルは通常1つの教会や寺院には所属せず、代わりに1人で、あるいは気の合う人々との小さなグループで行動することを好む。オラクルは典型的には呪文と啓示で力強く戦うことによって、あるいはそれらを貧しく病める者を世話することに使用することによって、さらに自身の神秘を理解しようとする。  &bold(){属性}:どれでも。  &bold(){ヒット・ダイス}:d8。 **クラス技能  オラクルのクラス技能は以下の通り:[[〈交渉〉>技能の詳細/1#Diplomacy]]【魅】、[[〈呪文学〉>技能の詳細/1#Spellcraft]]【知】、[[〈職能〉>技能の詳細/1#Profession]]【判】、[[〈真意看破〉>技能の詳細/2#Sense Motive]]【判】、[[〈製作〉>技能の詳細/2#Craft]]【知】、[[〈知識:次元界〉>技能の詳細/2#Knowledge]]【知】、[[〈知識:宗教〉>技能の詳細/2#Knowledge]]【知】、[[〈知識:歴史〉>技能の詳細/2#Knowledge]]【知】、[[〈治療〉>技能の詳細/2#Heal]]【判】。加えて、オラクルは追加のクラス技能をオラクルの神秘によって得る。  &bold(){レベル毎の技能ランク}:4+【知】修正値。 #clear ''表:オラクル'' |レベル|基本攻撃ボーナス|頑健セーヴ|反応セーヴ|意志セーヴ|特殊|>|>|>|>|>|>|>|>|1日の呪文数|h |~|~|~|~|~|~|1| 2 |3 |4 |5 |6 |7 |8 |9 |h |1| +0| +0| +0| +2| 神秘、オラクルの呪い、祈り、啓示 |3|―|―|―|―|―|―|―|―| |2| +1| +0| +0| +3 |神秘呪文|4|―|―|―|―|―|―|―|―| |3| +2| +1| +1| +3 |啓示|5|―|―|―|―|―|―|―|―| |4| +3| +1| +1| +4 |神秘呪文|6|3|―|―|―|―|―|―|―| |5| +3| +1| +1| +4 |―|6|4|―|―|―|―|―|―|―| |6| +4| +2| +2| +5 |神秘呪文|6|5|3|―|―|―|―|―|―| |7| +5| +2| +2| +5 |啓示|6|6|4|―|―|―|―|―|―| |8| +6/+1| +2| +2| +6 |神秘呪文|6|6|5|3|―|―|―|―|―| |9| +6/+1| +3| +3| +6 |―|6|6|6|4|―|―|―|―|―| |10| +7/+2| +3| +3| +7 |神秘呪文|6|6|6|5|3|―|―|―|―| |11| +8/+3| +3| +3| +7 |啓示|6|6|6|6|4|―|―|―|―| |12| +9/+4| +4| +4| +8 |神秘呪文|6|6|6|6|5|3|―|―|―| |13| +9/+4| +4| +4| +8 |―|6|6|6|6|6|4|―|―|―| |14| +10/+5| +4| +4| +9 |神秘呪文|6|6|6|6|6|5|3|―|―| |15| +11/+6/+1| +5| +5| +9 |啓示 |6|6|6|6|6|6|4|―|―| |16| +12/+7/+2| +5| +5| +10 |神秘呪文|6|6|6|6|6|6|5|3|―| |17| +12/+7/+2| +5| +5| +10 |―|6|6|6|6|6|6|6|4|―| |18| +13/+8/+3| +6| +6| +11 |神秘呪文 |6|6|6|6|6|6|6|5|3| |19| +14/+9/+4| +6| +6| +11 |啓示 |6|6|6|6|6|6|6|6|4| |20| +15/+10/+5| +6| +6| +12|最終啓示 |6|6|6|6|6|6|6|6|6| &aname(spell-known) ''表:オラクルの修得呪文数'' |レベル| 0 |1 |2 |3 |4 |5 |6 |7 |8|9| |1 |4 |2 |― |― |― |― |― |― |― |― | |2 |5 |2 |― |― |― |― |― |― |― |― | |3 |5 |3 |― |― |― |― |― |― |― |― | |4 |6 |3 |1 |― |― |― |― |― |― |― | |5 |6 |4 |2 |― |― |― |― |― |― |― | |6 |7 |4 |2 |1 |― |― |― |― |― |― | |7 |7 |5 |3 |2 |― |― |― |― |― |― | |8 |8 |5 |3 |2 |1 |― |― |― |― |― | |9 |8 |5 |4 |3 |2 |― |― |― |― |― | |10| 9| 5| 4| 3| 2| 1| ―| ―| ―| ―| |11| 9| 5| 5| 4| 3| 2| ―| ―| ―| ―| |12| 9| 5| 5| 4| 3| 2| 1| ―| ―| ―| |13| 9| 5| 5| 4| 4| 3| 2| ―| ―| ―| |14| 9| 5| 5| 4| 4| 3| 2| 1| ―| ―| |15| 9| 5| 5| 4| 4| 4| 3| 2| ―| ―| |16| 9| 5| 5| 4| 4| 4| 3| 2| 1| ―| |17| 9| 5| 5| 4| 4| 4| 3| 3| 2| ―| |18| 9| 5| 5| 4| 4| 4| 3| 3| 2| 1| |19| 9| 5| 5| 4| 4| 4| 3| 3| 3| 2| |20| 9| 5| 5| 4| 4| 4| 3| 3| 3| 3| **クラスの特徴  オラクルのクラスの特徴は以下の通り。  &bold(){武器と鎧の習熟}:オラクルは単純武器、軽装鎧、中装鎧、そして盾(タワー・シールドを除く)に習熟している。いくつかのオラクルの啓示は追加で習熟を与える。  &bold(){呪文}:オラクルはクレリック呪文リストに書かれた信仰呪文を発動する。彼女は事前の準備なしに、修得している呪文を発動できる。呪文を学び発動するために、オラクルは最低10+その呪文レベルに等しい【魅力】能力値を持っていなければならない。オラクルの呪文へのセーヴィング・スローの難易度は10+その呪文レベル+オラクルの【魅力】修正値である。  ほかの術者と同様に、オラクルはそれぞれの呪文レベルについて1日毎に決まった数の呪文だけ発動できる。彼女の1日に許された基本の呪文数は「表:オラクル」にある通りである。加えて、彼女は1日のボーナス呪文を高い【魅力】能力値を持っていれば得る([[&italic(){Pathfinder RPG Core Rulebook}の表1‐3>http://www29.atwiki.jp/prdj/pages/538.html#AbilitiesAndSpellcasters]]参照)。  ほかの信仰系術者とは違い、オラクルの呪文の選択は極端に制限されている。オラクルは4つの0レベル呪文と2つの1レベル呪文を修得している状態で始まる。それぞれのオラクルの新しいレベルで、「表:オラクルの修得呪文数」にある通り彼女は1つ以上の新しい呪文を得る。1日の呪文数とは違い、このオラクルの修得呪文数は【魅力】修正値に影響されない;表1‐3の数で固定されている。  加えてレベルの上昇によって修得した呪文について、オラクルはすべてのキュア呪文あるいはインフリクト呪文を、その修得呪文リストに加える(キュア呪文とは“キュア”がその名前に含まれるすべての呪文であり、インフリクト呪文にはすべての“インフリクト”がその名前にある呪文が含まれる)。それらの呪文は、オラクルがその呪文を発動できるようになった時点で即座に追加される。この選択はオラクルが1レベルの時点で行い、変更はできない。  4レベルに達した時点および以降偶数レベル毎(6、8、以下同様)に、オラクルは既に修得している呪文の代わりに新しい呪文を学ぶことを選べる。この効果で、オラクルは古い呪文を失い新しいものに交換できる。新しい呪文のレベルは交換した呪文と同じでなければならない。オラクルはそのレベルに達した時点で呪文を1つだけ替えられるが、呪文を入れ替えるかどうかは新しい修得呪文の獲得と同時に選択しなければならない。彼女は&italic(){キュア}も&italic(){インフリクト}呪文も変えることができず、また彼女の神秘から得られた呪文も変えられない。  クレリックとは違い、オラクルは呪文を前もって準備する必要がない。彼女はまだ1日に使用できるその呪文レベルを使いきっていない限り、修得している呪文を好きなときに発動できる。信仰焦点(信仰)が構成要素一覧に書いてある呪文を発動する際、オラクルには信仰焦点具を使う必要がない。  &bold(){神秘}:オラクルはその呪文と力に与える、神の神秘を引き寄せる。この神秘はまた追加のクラス技能と追加の特殊能力を与える。この神秘は1つの理想への献身、考えを後押しする神格たちへの祈り、あるいは動機のために立ち向かう心からの使命感を体現している。たとえば、波の神秘を持つオラクルは海で生まれ、海洋、川、そして湖の神々を崇拝したいという心からの使命感を持っている、それらが善意を持っているか悪意を持っているかに関わらず。その源とは無関係に、オラクルがレベルを得るとともに神秘はいくつもの方法で現れる。オラクルは、オラクルの1レベル目を取るとき神秘を選ばなければならない。一度したら、その選択は変更できない。  2レベルの時点および以降2レベル毎に、オラクルは追加で神秘に由来する呪文を学ぶ。これらの呪文は表2‐6に書かれている数に追加で得られる。これらの呪文はレベルが上がっても異なる呪文に交換できない。&aname(oracles-curse)  &bold(){オラクルの呪い(変則)}:オラクルは呪われているが、この呪いは障害であると同時に利益ももたらす。この選択は1レベルの時点で行い、一度したら変更できない。オラクルの呪いは神格の助けなしには取り除くことも解呪もできない。オラクルの呪いは彼女のオラクル・レベルに加えオラクル以外の2レベルあるいは2ヒット・ダイスに基づく。それぞれのオラクルは以下の呪いのうち1つを選ばなければならない。  &italic(){悪霊憑き}:悪意ある霊体が君の行くところへついていき、小さな災難と奇妙な出来事をもたらす(思いがけない風が吹く、小物がひとりでに動く、そしてかすかな騒音など)。道具一式からしまっていたアイテムを取り出す行為は、通常それ以上かかるものでない限り標準アクションを要求する。君が落としたアイテムは無作為な方向に君から10フィート離れる。&italic(){[[メイジ・ハンド>http://www29.atwiki.jp/prdj/pages/175.html#Mage-Hand]]}と&italic(){[[ゴースト・サウンド>http://www29.atwiki.jp/prdj/pages/122.html#Ghost-Sound]]}を君の修得呪文リストに加える。5レベルの時点で、&italic(){[[レヴィテート>http://www29.atwiki.jp/prdj/pages/176.html#Levitate]]}と&italic(){[[マイナー・イメージ>http://www29.atwiki.jp/prdj/pages/106.html#Minor-Image]]}を君の修得呪文リストに加える。10レベルの時点で、&italic(){[[テレキネシス>http://www29.atwiki.jp/prdj/pages/169.html#Telekinesis]]}を君の修得呪文リストに加える。15レベルの時点で、&italic(){[[リヴァース・グラヴィティ>http://www29.atwiki.jp/prdj/pages/108.html#Reverse-Gravity]]}を君の修得呪文リストに加える。  &italic(){足萎え}:君の足の片方は永久的に傷ついていて、君の基本移動速度が30フィート以上である場合、それは10フィート減少する。君の基本移動速度が30フィート未満である場合、君の移動速度は5フィート減少する。君の移動速度は荷重によって減少しない。5レベルの時点で、君は[[疲労状態>http://www29.atwiki.jp/prdj/pages/65.html#Fatigued]]に対する完全耐性を得る(しかし[[過労状態>http://www29.atwiki.jp/prdj/pages/65.html#Exhausted]]にはなる)。10レベルの時点で、君の移動速度は鎧によって減少しない。15レベルの時点で、君は[[過労状態>http://www29.atwiki.jp/prdj/pages/65.html#Exhausted]]に対する完全耐性を得る。  &italic(){異言}:緊張しているときや不安なとき、君は口の中でしゃべる。以下の言語から1つ選ぶ:奈落語、アクロ語、水界語、風界語、天上語、火界語、地獄語、あるいは地界語。戦闘中、君は選択した言語しか話せず理解しない。これは呪文発動は妨げないが、[言語依存]の呪文には適用される。君は選択した言語をボーナス言語として得る。5レベルの時点で、戦闘で喋るための追加言語を1つ選びそれを自分の修得言語のリストに加える。10レベルの時点で、君は話された言語を、&italic(){[[タンズ>http://www29.atwiki.jp/prdj/pages/103.html#Tongues]]}の効果を受けているかのように戦闘中でさえ理解できる。15レベルの時点で、君は戦闘中の発声が依然制限されていることを除けば、君はどの言語も理解し話せるようになる。  &italic(){曇った視界}:君の目は不明瞭で、ものを見るのは君にとって困難だ。君は30フィートを超えたところのものは何も見えないが、君は暗視を持っているかのようにものが見える。5レベルの時点で、この距離は60フィートに上昇する。10レベルの時点で、君は距離30フィートの非視覚的感知を得る。15レベルの時点で、君は距離15フィートの擬似視覚を得る。  &italic(){衰弱}:君の肉体はゆっくり腐敗していく。君は【魅力】に基づく[[〈威圧〉>技能の詳細/1#Intimidate]]を除く技能判定に-4のペナルティを受ける。君は病気に対するセーヴに+4の技量ボーナスを得る。5レベルの時点で、君は[[不調状態>http://www29.atwiki.jp/prdj/pages/65.html#Sickened]]に対する完全耐性を得る(しかし[[吐き気がする状態>http://www29.atwiki.jp/prdj/pages/65.html#Nauseated]]にはなる)。10レベルの時点で、君は病気に対する完全耐性を得る。15レベルの時点で、君は[[吐き気がする状態>http://www29.atwiki.jp/prdj/pages/65.html#Nauseated]]に対する完全耐性を得る。  &italic(){聴覚喪失}:君は聞けず、通常の[[聴覚喪失状態>http://www29.atwiki.jp/prdj/pages/65.html#Deafened]]によるすべてのペナルティを受ける。君はそれらが[[《呪文音声省略》>特技の詳細/し~そ#Silent Spell]]特技の修正を受けているかのようにすべての呪文を発動できる。これは呪文レベルや発動時間を上昇させない。5レベルの時点で、君は耳に頼らない[[〈知覚〉>技能の詳細/2#Perception]]判定に+3の技量ボーナスを得、[[聴覚喪失状態>http://www29.atwiki.jp/prdj/pages/65.html#Deafened]]によるイニシアチブへのペナルティは-2に減少する。10レベルの時点で、君は鋭敏嗅覚を得、イニシアチブ判定への[[聴覚喪失状態>http://www29.atwiki.jp/prdj/pages/65.html#Deafened]]によるペナルティはなくなる。15レベルの時点で、君は距離30フィートの振動感知を得る。  &bold(){祈り}:オラクルは“修得呪文”の下の表2‐6にある通りのいくつかの祈りか0レベル呪文を学ぶ。これらの呪文はほかの呪文と同様に発動できるが、スロットは消費されず再び使用できる。  &bold(){啓示}:1レベルの時点、3レベルの時点、および以降4レベル毎(7、11、以下同様)にオラクルは彼女の神秘に関する、力と能力を与える新たな秘密を暴き出す。オラクルは自身の神秘の啓示の一覧の中から使用可能なものを1つ選択しなければならない。啓示がより遅いレベルで選ばれた場合、オラクルは現在のレベルに基づいて、その啓示によって与えられるすべてのボーナスと能力を得る。特記ない限り、啓示の力の起動は標準アクションである。  &bold(){最終啓示}:20レベルの時点で、オラクルは自身の神秘に関する最終啓示を学び、驚くべき力と能力を得る。これらのボーナスの性質はオラクルの神秘による。 **神秘  それぞれのオラクルは以下の神秘の中から1つを選ばなければならない。特記ない限り、これらの啓示に対するセーヴのDCは10+オラクルのレベルの1/2+オラクルの【魅力】修正値に等しい。アスタリスク(*)印の呪文はこの本の5章にある。 #include_cache(APG/標準クラス/オラクル/オラクルの神秘1) #include_cache(APG/標準クラス/オラクル/オラクルの神秘2) ----

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