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*アスコモイド [[Ascomoid>http://paizo.com/store/byCompany/p/paizoPublishingLLC/pathfinder/pathfinderRPG/v5748btpy88x4/discuss&page=7]]
> 巨大なホコリタケのようなものは自力で動き、狂騒的な速度で転がり回る。不断の胞子の煙が茸の肉に開く数えきれない穴から噴き出し、空気に靄を残す。
***アスコモイド 脅威度5
''経験点1,600''
N／大型の[[植物>クリーチャー種別/種別#type-plant]]
''イニシアチブ''＋1；''感覚''[[振動感知>モンスターの共通ルール/1#Tremorsense]]60フィート；[[〈知覚〉>技能の詳細/2#Perception]]＋0
****防御
''AC''17、接触10、立ちすくみ16（＋1【敏】、＋7外皮、－1サイズ）
''hp''52（7d8＋21）
''頑健''＋8、''反応''＋3、''意志''＋2
''[[DR>モンスターの共通ルール/2#Damage-Reduction]]''10／刺突；''[[完全耐性>モンスターの共通ルール/1#Immunity]]''[[植物の種別特徴>モンスターの共通ルール/1#Plant-Traits]]；''[[抵抗>モンスターの共通ルール/1#Resistance]]''［電気］10、［火］10
****攻撃
''移動速度''40フィート
''近接''[[叩きつけ>モンスターの共通ルール/2#Natural-Attacks]]＋8（2d8＋6）
''接敵面''10フィート；''間合い''5フィート
''特殊攻撃''胞子、[[蹂躙>モンスターの共通ルール/1#Trample]]（2d8＋6、DC17）
****一般データ
''【筋】''18、''【敏】''13、''【耐】''17、''【知】''―、''【判】''11、''【魅】''1
''基本攻撃''＋5；''CMB''＋10（＋12蹴散らし）；''CMD''21（足払いされない）
''特技''[[《蹴散らし強化》>特技の詳細/あ～さ#Improved Overrun]]&sup(){B}
****生態
''環境''地下
''編成''単体あるいは集合（2～8）
''宝物価値''なし
****特殊能力
''胞子（変則）''1ラウンドに1回フリー・アクションでアスコモイドは致命的な胞子を30フィートの直線に噴出できる。クリーチャーや壁のような硬い表面に衝突すると、その噴出はうねる胞子の雲となり、半径10フィートの範囲を満たす。この雲は霧散するまでの間1ラウンド持続する。雲内部のクリーチャーはアスコモイド毒を吸入する（'''セーヴ'''頑健DC16、'''頻度'''1ラウンド毎［7まで］、'''効果'''1【耐】[[ダメージ>モンスターの共通ルール/2#Ability-Damage-and-Drain]]、'''治療'''1セーヴ）。セーヴに成功しても、その雲の内側にいるクリーチャーは雲の中にいる限り吐き気がする状態となる――アスコモイドはアスコモイドの胞子への[[完全耐性>モンスターの共通ルール/1#Immunity]]を持つ。セーヴDCは【耐久力】に基づく。
菌類とは思えないほど大きなアスコモイドは、生きた獲物を感知して動き出し、そちらへ転がり始めるまではよく巨大なホコリタケと間違えられる。彼らはクリーチャーの生命を奪うと即座に移動を始める。あとに残した胞子はその死体の肉を養分として使用し新たなアスコモイドとして育つ。アスコモイドは幅10フィートまで成長できるが、400ポンド以上になることは稀である。
アスコモイドは暗い湿った環境を好む。成長には光を必要としないが、彼らは絶えず水を吸収するため、表面に水分が接している必要がある。彼らは棲み家を定めないが、ときに同じ場所を繰り返し行き来し、その経路に犠牲者の骨を散らかすことがある。
群れないことが一般的なクリーチャーではあるが、アスコモイドたちは湿度が高く食料源が多くある―あるいはうっかりした通行人が頻繁に来る―場所に住み、致命的な集合となることがある。そのようなこれらの巨大な茸の集落はときにほかの生気のない植物の大洞窟のなかに潜んでいることがある。振動を看破する能力により、わずかな震えや潜在的足取りでも彼らは転がり、洞窟に隠れるものから肉の粉砕機へと転身する。荒々しく跳ねるアスコモイドの集団はときに数時間かけて元の場所に戻ることで、獲物の移動と自分たちの種族の躓きを区別する。ときに、アスコモイドは急な頂きを棲み家にすることが知られている。彼らはそこから恐ろしい菌糸類の雪崩の中を転がり登攀者を押し潰す。
アスコモイドに殺された者やその胞子の犠牲者はぞっとするような終わりを迎える。その死体は素早く育つ不屈の茸の苗床となる。アスコモイドの幼体であるカビは急速に芽吹き、一般的には24時間以内に姿を現す。48時間後、そのような犠牲者にはこのモコモコした茶色がかった緑色のカビが繁茂し、もはや'''[[レイズ・デッド>呪文/ら行/れ～#Raise-Dead]]'''では修復できなくなる。彼らの死体には拡散するカビが行き渡り、食べられてしまう。ひと月以内に、新たなアスコモイドが形作られる。
