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**ベンチマーク Benchmarks  その呪文レベルに最適な呪文というものは確かにある。そのレベルで呪文ができることや行えたほうがよいことの完璧な例もある。これらは「ベンチマーク」呪文である。新しい呪文をデザインする際には、その呪文とベンチマーク呪文を常に比較するべきだ。作成した呪文がベンチマーク呪文よりも優れているならば、その能力を落とすか、呪文レベルをあげたほうがいい。以降にウィザード/ソーサラー呪文レベルごとのベンチマーク呪文の一覧を、それがベンチマークである理由と共に掲載する。呪文を作成したときにベンチマーク呪文と比べて優れているのであれば、作成した呪文は強力すぎるのだ。 ***1レベル  [['''バーニング・ハンズ'''>http://www29.atwiki.jp/prdj/pages/105.html#Burning-Hands]]:これは1レベルの範囲攻撃呪文のベンチマークである。この呪文は[['''スリープ'''>http://www29.atwiki.jp/prdj/pages/167.html#Sleep]]よりも優れている。その理由として、6マスまで効果を及ぼすこと([['''スリープ'''>http://www29.atwiki.jp/prdj/pages/167.html#Sleep]]は4ヒット・ダイスにしか効果を及ぼさないため、最大で4体のクリーチャーにしか効果を及ぼさない)、精神のないクリーチャーやアンデッドに効果を及ぼすことが挙げられる。  [['''マジック・ミサイル'''>http://www29.atwiki.jp/prdj/pages/106.html#Magic-Missile]]:おそらくこのゲームで最高の1レベル呪文である[['''マジック・ミサイル'''>http://www29.atwiki.jp/prdj/pages/106.html#Magic-Missile]]は、多くのダメージを与えるわけではない。しかし攻撃ロールを必要とせず、中距離の間合いを持ち、セーヴィング・スローを要求せず、非実体クリーチャーにも効果を及ぼす。たとえ[['''マジック・ミサイル'''>http://www29.atwiki.jp/prdj/pages/106.html#Magic-Missile]]が2レベルであったとしても、頭のよい術者はこの呪文を習得するだろう。 ***2レベル  [['''インヴィジビリティ'''>http://www29.atwiki.jp/prdj/pages/156.html#Invisibility]]:この呪文は本ゲームにおける最高の呪文の1つだ。そして攻撃すると解除される点を取り除いただけで[['''グレーター・インヴィジビリティ'''>http://www29.atwiki.jp/prdj/pages/156.html#Invisibility-Greater]]として強化されている。この呪文は偵察、戦闘における攻撃の準備、回復役に最適である(回復はこの呪文を終了させないため)。  [['''ウェブ'''>http://www29.atwiki.jp/prdj/pages/152.html#Web]]:強力で傷つけることのないこの呪文は、高レベルにおいても有効である([['''ウェブ'''>http://www29.atwiki.jp/prdj/pages/152.html#Web]]に対するセーヴに成功するリッチでさえその移動困難な地形の影響を受け、移動しようとしたときに動けなくなってしまう可能性から逃れられない)。この呪文は遮蔽も提供し、範囲内の目標にダメージを与えるために火をつけることもできる。  [['''レジスト・エナジー'''>http://www29.atwiki.jp/prdj/pages/176.html#Resist-Energy]]:この防御用の呪文はモンスターのエネルギーへの抵抗のように機能する。そのため、この種の呪文のパワー・レベルの例として最適である。この呪文は術者レベルが上がるにつれ協力になるため、このゲームにおける高レベル帯でも有効な呪文のままだ。 ***3レベル  [['''サジェスチョン'''>http://www29.atwiki.jp/prdj/pages/102.html#Suggestion]]:この呪文は術者が目標に行動を強制させることのできる最低レベルの呪文である。しかしこの呪文の制御は「理由のある行動」に制限される。  [['''スティンキング・クラウド'''>http://www29.atwiki.jp/prdj/pages/166.html#Stinking-Cloud]]:良好な間合いから多くの敵を無力化しうる能力を持つ、[['''スティンキング・クラウド'''>http://www29.atwiki.jp/prdj/pages/166.html#Stinking-Cloud]]はこのレベルにおける複数を目標に取る非致死性の呪文として最適なものだ。  [['''ディスペル・マジック'''>http://www29.atwiki.jp/prdj/pages/168.html#Dispel-Magic]]:この呪文は特定の相殺呪文なしに他の魔法を無力化する、標準として扱われる。  [['''ディスプレイスメント'''>http://www29.atwiki.jp/prdj/pages/168.html#Displacement]]:この持続時間の短い戦闘用の呪文は、持続時間の間攻撃を50%の確率で失敗させる。この呪文は目標が単体の防御用呪文の標準として扱われる。  [['''ファイアーボール'''>http://www29.atwiki.jp/prdj/pages/171.html#Fireball]]:この呪文は信頼のおける低レベル範囲攻撃呪文だ。この呪文の習得はゲームのパラダイムを変える。呪文の使い手はこの呪文を使用することで、彼らが見ることのできる場所であれば、複数の目標に大ダメージを与えることができるのである。  [['''フライ'''>http://www29.atwiki.jp/prdj/pages/172.html#Fly]]:この呪文はもっとも重要な移動呪文である。戦闘において素晴らしい効果を持ち、戦場における機動性能を向上させる。  [['''ライトニング・ボルト'''>http://www29.atwiki.jp/prdj/pages/108.html#Lightning-Bolt]]:この呪文は、呪文の届く距離までの直線が半径20フィートの爆発と同じパワー・レベルであることを示している。 ***4レベル  [['''エナヴェイション'''>http://www29.atwiki.jp/prdj/pages/177.html#Enervation]]:この呪文は目標に負のレベルを与えるもっとも低いレベルの呪文である。  [['''ディメンジョン・ドア'''>http://www29.atwiki.jp/prdj/pages/169.html#Dimension-Door]]:この呪文は術者を瞬間移動させるもっとも低いレベルの呪文である。距離は制限され、次のターンまで方向感覚を失わせてしまう。  [['''ファンタズマル・キラー'''>http://www29.atwiki.jp/prdj/pages/171.html#Phantasmal-Killer]]:この呪文はクリーチャーを直接殺害するもっとも低いレベルの呪文である。抵抗するために2回のセーヴを行える。 ***5レベル  [['''ウォール・オヴ・ストーン'''>http://www29.atwiki.jp/prdj/pages/177.html#Wall-of-Stone]]:この呪文は何も無いところに大規模で永続的な物体を(瞬間的に)作り出す、もっとも低いレベルの呪文である(素材から完成品に永続的に形を変える、[['''ファブリケイト'''>http://www29.atwiki.jp/prdj/pages/171.html#Fabricate]]と比較すること)。  [['''クラウドキル'''>http://www29.atwiki.jp/prdj/pages/101.html#Cloudkill]]:この呪文は大切なものだ。なぜならこの呪文は弱いクリーチャーを自動的に殺してしまい、範囲内の強力なクリーチャーに毎ラウンド毒によるダメージを与え、数ラウンド持続し、移動するためだ。  [['''コーン・オヴ・コールド'''>http://www29.atwiki.jp/prdj/pages/122.html#Corn-of-Cold]]:この呪文は興味深いベンチマークである。というのは、この呪文は実のところそのレベルにおいて弱い呪文だからである。この呪文を獲得するレベルにおいて、[['''ファイアーボール'''>http://www29.atwiki.jp/prdj/pages/171.html#Fireball]]は同様のダメージを与え、より広い間合いを持ち、[['''コーン・オヴ・コールド'''>http://www29.atwiki.jp/prdj/pages/122.html#Corn-of-Cold]]のダメージ最大量は[['''ファイアーボール'''>http://www29.atwiki.jp/prdj/pages/171.html#Fireball]]に比べ5ダイスしか高くないのだ。5レベルの攻撃呪文がこのレベルよりも弱いのであれば、その能力を強化するか、4レベル呪文に設定するか、どちらかを行うべきだ。  [['''ドミネイト・パースン'''>http://www29.atwiki.jp/prdj/pages/170.html#Dominate-Person]]:この呪文は術者に敵対する知性のあるクリーチャーを完全に制御する、もっとも低いレベルの呪文である(ただし自己破壊的な命令は除く)。 ***6レベル  [['''ガーズ・アンド・ウォーズ'''>http://www29.atwiki.jp/prdj/pages/101.html#Guards-and-Wards]]:PC達が終の棲家を持つことは通常ないため、この呪文はあまりPCに使用されることはない。しかしこの呪文は、広い範囲に効果を及ぼす防御用呪文は、家を守り侵入者を混乱させるために複数の効果を使用することができるという点で重要である。  [['''コンティンジェンシィ'''>http://www29.atwiki.jp/prdj/pages/164.html#Contingency]]:この呪文は術者に他の呪文効果(防御用の呪文か瞬間移動して逃亡するような被害妄想気味のものかのいずれか)の引き金を与える。多くの点でこの呪文は、どのような割り込みアクションが[[《呪文高速化》>http://www29.atwiki.jp/prdj/pages/160.html#Quicken-Spell]]特技と同じものとなるか、というモデルになっている。この呪文はレベルごとに1日持続するため、術者はこの[['''コンティンジェンシィ'''>http://www29.atwiki.jp/prdj/pages/164.html#Contingency]]を毎日準備しておき、次の日に呪文をすべて持った状態で冒険に出ることができる。 ***7レベル  [['''リミテッド・ウィッシュ'''>http://www29.atwiki.jp/prdj/pages/108.html#Limited-Wish]]:この強力な呪文を使用することで、術者は無数の低レベル呪文から発動時に効果を選択することができる。異なるクラスの呪文リストから効果を選択することさえできる。 ***8レベル  [['''イレジスティブル・ダンス'''>http://www29.atwiki.jp/prdj/pages/156.html#Irresistible-Dance]]:この呪文は目標を直接殺すことはできないが、目標がアクションを行うことを阻害し、目標に大きなペナルティを与え、(見方によっては)セーヴィング・スローを行うこともできない(この呪文は正確にはセーヴを行うことはできるが、セーヴに成功してさえ1ラウンドの間この効果を受ける)。  [['''クローン'''>http://www29.atwiki.jp/prdj/pages/122.html#Clone]]:この呪文は秘術による不死を考える際に鍵となる――この呪文は[['''コンティンジェンシィ'''>http://www29.atwiki.jp/prdj/pages/164.html#Contingency]]と[['''レイズ・デッド'''>http://www29.atwiki.jp/prdj/pages/176.html#Raise-Dead]]を組み合わせた代わりにいくらかのgpが必要になったかのように機能する。例え思いがけなくパーティ全員が死亡するようなことがあっても、キャラクターを保持することができる。  [['''マインド・ブランク'''>http://www29.atwiki.jp/prdj/pages/106.html#Mind-Blank]]:この呪文は目標に効果を及ぼそうとする、これより高いレベルの呪文でさえ阻害することのできる、極めて狭い範囲に限定された防御的呪文の例である。 ***9レベル  [['''ウィッシュ'''>http://www29.atwiki.jp/prdj/pages/152.html#Wish]]/[['''ミラクル'''>http://www29.atwiki.jp/prdj/pages/175.html#Miracle]]:呪文発動の頂点であるこれらの呪文はより弱い呪文のほとんどを複製し、有害な効果のほとんどを取り除き、死から蘇らせ、時を戻すことさえできる。もし作成した呪文が'''ウィッシュ'''より優れているのであれば、君は神になろうとしているようなものだ。  [['''ゲート'''>http://www29.atwiki.jp/prdj/pages/122.html#Gate]]:この強力な呪文は[['''プレイナー・アライ'''>http://www29.atwiki.jp/prdj/pages/173.html#Planar-Ally]]/[['''プレイナー・バインディング'''>http://www29.atwiki.jp/prdj/pages/173.html#Planer-Binding]]の効果の全てを組み合わせたものであり、次元界の間で多くのクリーチャーを瞬間移動させることもできる。  [['''タイム・ストップ'''>http://www29.atwiki.jp/prdj/pages/103.html#Time-Stop]]:この呪文は術者に複数ラウンド分のアクションを与えるとともに、術者が行うことを他のものが一切妨害できないようにする、このゲームで唯一の呪文である。
**ベンチマーク&link(Benchmarks){http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/ultimateMagic/magic/designingSpells.html#benchmarks}  その呪文レベルに最適な呪文というものは確かにある。そのレベルで呪文ができることや行えたほうがよいことの完璧な例もある。これらは「ベンチマーク」呪文である。新しい呪文をデザインする際には、その呪文とベンチマーク呪文を常に比較するべきだ。作成した呪文がベンチマーク呪文よりも優れているならば、その能力を落とすか、呪文レベルをあげたほうがいい。以降にウィザード/ソーサラー呪文レベルごとのベンチマーク呪文の一覧を、それがベンチマークである理由と共に掲載する。呪文を作成したときにベンチマーク呪文と比べて優れているのであれば、作成した呪文は強力すぎるのだ。 ***1レベル  &i(){[[バーニング・ハンズ>呪文/は行/は~ひいと#Burning-Hands]]}:これは1レベルの範囲攻撃呪文のベンチマークである。この呪文は&i(){[[スリープ>呪文/さ行/すは~#Sleep]]}よりも優れている。その理由として、6マスまで効果を及ぼすこと(&i(){[[スリープ>呪文/さ行/すは~#Sleep]]}は4ヒット・ダイスにしか効果を及ぼさないため、最大で4体のクリーチャーにしか効果を及ぼさない)、精神のないクリーチャーやアンデッドに効果を及ぼすことが挙げられる。  &i(){[[マジック・ミサイル>呪文/ま行/ま~みす#Magic-Missile]]}:おそらくこのゲームで最高の1レベル呪文である&i(){[[マジック・ミサイル>呪文/ま行/ま~みす#Magic-Missile]]}は、多くのダメージを与えるわけではない。しかし攻撃ロールを必要とせず、中距離の間合いを持ち、セーヴィング・スローを要求せず、非実体クリーチャーにも効果を及ぼす。たとえ&i(){[[マジック・ミサイル>呪文/ま行/ま~みす#Magic-Missile]]}が2レベルであったとしても、頭のよい術者はこの呪文を修得するだろう。 ***2レベル  &i(){[[インヴィジビリティ>呪文/あ行/いり~いん#Invisibility]]}:この呪文は本ゲームにおける最高の呪文の1つだ。そして攻撃すると解除される点を取り除いただけで&i(){[[グレーター・インヴィジビリティ>呪文/あ行/いり~いん#Invisibility-Greater]]}として強化されている。この呪文は偵察、戦闘における攻撃の準備、回復役に最適である(回復はこの呪文を終了させないため)。  &i(){[[ウェブ>呪文/あ行/うあ~うえ#Web]]}:強力で傷つけることのないこの呪文は、高レベルにおいても有効である(&i(){[[ウェブ>呪文/あ行/うあ~うえ#Web]]}に対するセーヴに成功するリッチでさえその移動困難な地形の影響を受け、移動しようとしたときに動けなくなってしまう可能性から逃れられない)。この呪文は遮蔽も提供し、範囲内の目標にダメージを与えるために火をつけることもできる。  &i(){[[レジスト・エナジー>呪文/ら行/れ~#Resist-Energy]]}:この防御用の呪文はモンスターのエネルギーへの抵抗のように機能する。そのため、この種の呪文のパワー・レベルの例として最適である。この呪文は術者レベルが上がるにつれ強力になるため、このゲームにおける高レベル帯でも有効な呪文のままだ。 ***3レベル  &i(){[[サジェスチョン>呪文/さ行/さあ~さも#Suggestion]]}:この呪文は術者が目標に行動を強制させることのできる最低レベルの呪文である。しかしこの呪文の制御は「理由のある行動」に制限される。  &i(){[[スティンキング・クラウド>呪文/さ行/すか~すね#Stinking-Cloud]]}:良好な間合いから多くの敵を無力化しうる能力を持つ、&i(){[[スティンキング・クラウド>呪文/さ行/すか~すね#Stinking-Cloud]]}はこのレベルにおける複数を目標に取る非致死性の呪文として最適なものだ。  &i(){[[ディスペル・マジック>呪文/た行/ていす~ていせ#Dispel-Magic]]}:この呪文は特定の相殺呪文なしに他の魔法を無力化する、標準として扱われる。  &i(){[[ディスプレイスメント>呪文/た行/ていす~ていせ#Displacement]]}:この持続時間の短い戦闘用の呪文は、持続時間の間攻撃を50%の確率で失敗させる。この呪文は目標が単体の防御用呪文の標準として扱われる。  &i(){[[ファイアーボール>呪文/は行/ひいる~ふい#Fireball]]}:この呪文は信頼のおける低レベル範囲攻撃呪文だ。この呪文の修得はゲームのパラダイムを変える。呪文の使い手はこの呪文を使用することで、彼らが見ることのできる場所であれば、複数の目標に大ダメージを与えることができるのである。  &i(){[[フライ>呪文/は行/ふえ~ふら#Fly]]}:この呪文はもっとも重要な移動呪文である。戦闘において素晴らしい効果を持ち、戦場における機動性能を向上させる。  &i(){[[ライトニング・ボルト>呪文/ら行/ら~り#Lightning-Bolt]]}:この呪文は、呪文の届く距離までの直線が半径20フィートの爆発と同じパワー・レベルであることを示している。 ***4レベル  &i(){[[エナヴェイション>呪文/あ行/うお~えな#Enervation]]}:この呪文は目標に負のレベルを与えるもっとも低いレベルの呪文である。  &i(){[[ディメンジョン・ドア>呪文/た行/ていみ~てん#Dimension-Door]]}:この呪文は術者を瞬間移動させるもっとも低いレベルの呪文である。距離は制限され、次のターンまで方向感覚を失わせてしまう。  &i(){[[ファンタズマル・キラー>呪文/は行/ひいる~ふい#Phantasmal-Killer]]}:この呪文はクリーチャーを直接殺害するもっとも低いレベルの呪文である。抵抗するために2回のセーヴを行える。 ***5レベル  &i(){[[ウォール・オヴ・ストーン>呪文/あ行/うお~えな#Wall-of-Stone]]}:この呪文は何も無いところに大規模で永続的な物体を(瞬間的に)作り出す、もっとも低いレベルの呪文である(素材から完成品に永続的に形を変える、&i(){[[ファブリケイト>呪文/は行/ひいる~ふい#Fabricate]]}と比較すること)。  &i(){[[クラウドキル>呪文/か行/か~くら#Cloudkill]]}:この呪文は大切なものだ。なぜならこの呪文は弱いクリーチャーを自動的に殺してしまい、範囲内の強力なクリーチャーに毎ラウンド毒によるダメージを与え、数ラウンド持続し、移動するためだ。  &i(){[[コーン・オヴ・コールド>呪文/か行/くり~こお#Cone-of-Cold]]}:この呪文は興味深いベンチマークである。というのは、この呪文は実のところそのレベルにおいて弱い呪文だからである。この呪文を獲得するレベルにおいて、&i(){[[ファイアーボール>呪文/は行/ひいる~ふい#Fireball]]}は同様のダメージを与え、より広い間合いを持ち、&i(){[[コーン・オヴ・コールド>呪文/か行/くり~こお#Cone-of-Cold]]}のダメージ最大量は&i(){[[ファイアーボール>呪文/は行/ひいる~ふい#Fireball]]}に比べ5ダイスしか高くないのだ。5レベルの攻撃呪文がこのレベルよりも弱いのであれば、その能力を強化するか、4レベル呪文に設定するか、どちらかを行うべきだ。  &i(){[[ドミネイト・パースン>呪文/た行/と#Dominate-Person]]}:この呪文は術者に敵対する知性のあるクリーチャーを完全に制御する、もっとも低いレベルの呪文である(ただし自己破壊的な命令は除く)。 ***6レベル  &i(){[[ガーズ・アンド・ウォーズ>呪文/か行/か~くら#Guards-and-Wards]]}:PC達が終の棲家を持つことは通常ないため、この呪文はあまりPCに使用されることはない。しかしこの呪文は、広い範囲に効果を及ぼす防御用呪文は、家を守り侵入者を混乱させるために複数の効果を使用することができるという点で重要である。  &i(){[[コンティンジェンシィ>呪文/か行/こま~#Contingency]]}:この呪文は術者に他の呪文効果(防御用の呪文か瞬間移動して逃亡するような被害妄想気味のものかのいずれか)の引き金を与える。多くの点でこの呪文は、どのような割り込みアクションが[[《呪文高速化》>特技の詳細/し~そ#Quicken-Spell]]特技と同じものとなるか、というモデルになっている。この呪文はレベルごとに1日持続するため、術者はこの&i(){[[コンティンジェンシィ>呪文/か行/こま~#Contingency]]}を毎日準備しておき、次の日に呪文をすべて持った状態で冒険に出ることができる。 ***7レベル  &i(){[[リミテッド・ウィッシュ>呪文/ら行/ら~り#Limited-Wish]]}:この強力な呪文を使用することで、術者は無数の低レベル呪文から発動時に効果を選択することができる。異なるクラスの呪文リストから効果を選択することさえできる。 ***8レベル  &i(){[[イレジスティブル・ダンス>呪文/あ行/いり~いん#Irresistible-Dance]]}:この呪文は目標を直接殺すことはできないが、目標がアクションを行うことを阻害し、目標に大きなペナルティを与え、(見方によっては)セーヴィング・スローを行うこともできない(この呪文は正確にはセーヴを行うことはできるが、セーヴに成功してさえ1ラウンドの間この効果を受ける)。  &i(){[[クローン>呪文/か行/くり~こお#Clone]]}:この呪文は秘術による不死を考える際に鍵となる――この呪文は&i(){[[コンティンジェンシィ>呪文/か行/こま~#Contingency]]}と&i(){[[レイズ・デッド>呪文/ら行/れ~#Raise-Dead]]}を組み合わせた代わりにいくらかのgpが必要になったかのように機能する。例え思いがけなくパーティ全員が死亡するようなことがあっても、キャラクターを保持することができる。  &i(){[[マインド・ブランク>呪文/ま行/ま~みす#Mind-Blank]]}:この呪文は目標に効果を及ぼそうとする、これより高いレベルの呪文でさえ阻害することのできる、極めて狭い範囲に限定された防御的呪文の例である。 ***9レベル  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