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#region(''目次'') #ls() #endregion *&spanid(Div){ディヴ} &small(){&link(Div){http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/bestiary3/div.html#div}}  デーモンは破壊のために存在し、デヴィルは堕落と支配を切望し、ダイモンは万物の死を追い求める。そしてディヴとして知られる不浄なる存在は、定命のものが作り出した全てのものを破壊し略奪しようと努める。呪われたアバドンの奥深くへ追放された汚らわしきジンニーの継嗣であるディヴは、定命のもの全てに対して古来よりの憎悪を心に抱いている。その力の全ては単なる破壊ではなく、生きるもの全てに苦しみを与えるものだ。辛抱強く悪意に満ちたディヴは美しく楽しいもの全てを台無しにする方法を探し求める。長く苦しみに満ちた死に破れる前に、犠牲者を失意と苦しみに満ちた存在へと追い込んでしまう。  複数の神話の最古において、ディヴの祖先は助手であり、驚くほど神秘的な古代における失われた定命のものの魔法帝国をいくつも建設したという。その計り知れない程の古代において、そうした創造の達人は協力的なジンニーとして振る舞い、感謝を忘れない親切な主人の仲間であった。しかし、この定命のものとの絆はすぐに綻びた、より短い寿命を持つこの種族の世代は水たまりの波紋のように衰退し拡散し、誓いと自らの祖先がディヴに対し持っていた敬意を忘れた。定命のものが作り出したものを信頼し褒めそやすためにジンニーから目を離すものがいる一方で、この異世界の仲間を悪用し否定し始めたものもいる。ジンニーらの貢献は無視され神格は世界中に定命のものが作り出したものの発展を祝った時に、古代の建築家の多くは定命のものと彼らを導く神格に対して反乱を起こした。直感と作成の道を断念したこれらのジンニーはアーリマンとして知られる破壊の力の支配下で反乱を起こした。アーリマンは彼らに定命の者どもに復讐する為の猛烈な力だけでなく、略奪、破壊、荒廃の化身の目印となる捻れた姿さえ与えた。こうして最初のディヴはその姿を現したのである。  その後ずっと、ディヴはもっとも非道で悪意を持つ悪のジンニーの精神から生じるようになっている。破壊の為に元素界に戻るのではなく、彼ら汚れたジンニーは創造の最初期以来ジンニー種を呪っている壊滅の精霊アーリマンの掌の中に生きる道を見出している。腐敗した次元界アバドンにある荒廃した僻地に作り出した領土を持つアーリマンは、自身の滅びることのない悪とその領地の生まれながらの汚染を使用して自身に惹かれた魂の中にある邪悪を励起し、そのような不浄なる精神を様々な極端な姿をしたディヴの従者の姿に歪めてしまう。歓迎する魂の元となるジンニー種には無関心であるこの“ディヴの領主”は、ジンニーのうちにある悪のみを見つめ、その悪性に、そのジンニーを彼の領域に引き込んだ悪徳特有の忌まわしき姿を与える。アーリマンの手から現れるものは新しくも恐ろしいフィーンドであり、定命のものと善の神格の敵、そしてその復讐をもたらすために姿を与えられた忌まわしい精霊である。この闇の神の接触は個々のジンニーがかつて何であったかには一切影響しない――ただ強い憎しみと、資格、報復のみが残される。 //“ディヴの領主”(訳注:アーリマンを指す)  遥かに蔓延する汚れた種族のように様々な姿を持つ。しかしディヴは不毛の領域、古代の遺跡、豊富な力の誇示に彼らを引き込んだ、傲慢、虚飾、ジンニー類への志向をあらわにすることが多い。しかしその様々な全ての力のために、ほとんどのディヴは彼らが思い描く破滅を進めるために、定命のものにそのちからを使用することを好む。彼らが彼ら自身が破壊をなしたことを憎むように心を操るのである。ディヴが強力な定命のものを最後には貧しく不誠実で恨みがましいものにするために、自らを構成するものを台無しにする姿を見ることを誰も喜びはしない。ディヴはジンニーに対しても悪意と憎悪を向け、彼らを殺しその堕落した計画の元で従事させることに熱意を傾ける。  精神を作り直す過程の不具合によって、ディヴの種類それぞれには特定の行動を行う事にこだわるという奇妙な弱点を持つ。例えば最も美しい敵を攻撃するとか、秘密を学ぶための取引を行うとか、赤い色を避けようとするとかである。もっとも賢きものはその弱点を知っており伝えているが、それぞれのディヴはこの衝動脅迫に気付いており、それが弱さにつながると考えている敵を利用する計画を立てる一方で罠にはめようとする存在を避ける。 **アーリマン Ahriman  アーリマンは美しいフィーンドと言った出で立ちで、その手は虎のような爪、その足には鷹のような爪を持つ。傷だらけの黒き肉にはてらてらした蛇が這い回り、その主人と彼に近づくものを恐ろしい毒で排除しようとする。古き呪いが刻みつけられた角がアーリマンの虎のような顔の上から生えており、魂を奪う牙が無数に生えた口の奥には忘却によってのみ対抗することのできる闇の領域へのゲートが開いている。  古代の悪であるアーリマンは最初のジンニーの創造物から生じた。学者によればジンニーが命を引き出した創造行為を行ったときに、破壊の影が現れたのだという。この影は世界に自らを流し込み、それが落ちてきた場所の光と創造を打ち消した。何千年も過ぎた後、この消滅の精霊はアーリマンと呼ばれるようになった。  アーリマンの究極の目的は忘却である。彼の終わることのない計画における目的のために、彼は数え切れない時をかけて無数の冒涜を産み落とした。ディヴとして知られる堕落したジンニーは最も多い彼の奴隷である。アーリマンとその部下は定命のものを、破壊的な決定や知識の放棄に向かわせることに喜びを見出す。彼は邪悪である上に年をとらず忍耐強いため、この古代の悪の力は一度に1つの失敗を解消する方向に向けて世界を弱める方法を探す。  共謀するデミゴッドであるアーリマンは彼とその部下が悪なる定命のものを嫌っているにもかかわらず、そのような存在から信仰を集める。アーリマンのクレリックは虚無主義者か他者を堕落させ、不運を広め、ジンニー類の作品を取り壊すために行動する勘違いした狂信者のいずれかである。アーリマンは悪、死、破壊、闇の領域を持つ。アーリマンの印は闇に取って代わられる光の薄い銀のついた黒い円であり、その好む武器はウィップである。 #include_cache(B3/ディヴ/アガシ) #include_cache(B3/ディヴ/アクヴァン) #include_cache(B3/ディヴ/ガウワス) #include_cache(B3/ディヴ/シラ) #include_cache(B3/ディヴ/セピド) #include_cache(B3/ディヴ/ドル) #include_cache(B3/ディヴ/パイラカ)
#region(''目次'') #ls() #endregion *&spanid(Div){ディヴ} &small(){&link(Div){http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/bestiary3/div.html#div}}  デーモンは破壊のために存在し、デヴィルは堕落と支配を切望し、ダイモンは万物の死を追い求める。そしてディヴとして知られる不浄なる存在は、定命のものが作り出した全てのものを破壊し略奪しようと努める。呪われたアバドンの奥深くへ追放された汚らわしきジンニーの継嗣であるディヴは、定命のもの全てに対して古来よりの憎悪を心に抱いている。その力の全ては単なる破壊ではなく、生きるもの全てに苦しみを与えるものだ。辛抱強く悪意に満ちたディヴは美しく楽しいもの全てを台無しにする方法を探し求める。長く苦しみに満ちた死に破れる前に、犠牲者を失意と苦しみに満ちた存在へと追い込んでしまう。  複数の神話の最古において、ディヴの祖先は助手であり、驚くほど神秘的な古代における失われた定命のものの魔法帝国をいくつも建設したという。その計り知れない程の古代において、そうした創造の達人は協力的なジンニーとして振る舞い、感謝を忘れない親切な主人の仲間であった。しかし、この定命のものとの絆はすぐに綻びた、より短い寿命を持つこの種族の世代は水たまりの波紋のように衰退し拡散し、誓いと自らの祖先がディヴに対し持っていた敬意を忘れた。定命のものが作り出したものを信頼し褒めそやすためにジンニーから目を離すものがいる一方で、この異世界の仲間を悪用し否定し始めたものもいる。ジンニーらの貢献は無視され神格は世界中に定命のものが作り出したものの発展を祝った時に、古代の建築家の多くは定命のものと彼らを導く神格に対して反乱を起こした。直感と作成の道を断念したこれらのジンニーはアーリマンとして知られる破壊の力の支配下で反乱を起こした。アーリマンは彼らに定命の者どもに復讐する為の猛烈な力だけでなく、略奪、破壊、荒廃の化身の目印となる捻れた姿さえ与えた。こうして最初のディヴはその姿を現したのである。  その後ずっと、ディヴはもっとも非道で悪意を持つ悪のジンニーの精神から生じるようになっている。破壊の為に元素界に戻るのではなく、彼ら汚れたジンニーは創造の最初期以来ジンニー種を呪っている壊滅の精霊アーリマンの掌の中に生きる道を見出している。腐敗した次元界アバドンにある荒廃した僻地に作り出した領土を持つアーリマンは、自身の滅びることのない悪とその領地の生まれながらの汚染を使用して自身に惹かれた魂の中にある邪悪を励起し、そのような不浄なる精神を様々な極端な姿をしたディヴの従者の姿に歪めてしまう。歓迎する魂の元となるジンニー種には無関心であるこの“ディヴの領主”は、ジンニーのうちにある悪のみを見つめ、その悪性に、そのジンニーを彼の領域に引き込んだ悪徳特有の忌まわしき姿を与える。アーリマンの手から現れるものは新しくも恐ろしいフィーンドであり、定命のものと善の神格の敵、そしてその復讐をもたらすために姿を与えられた忌まわしい精霊である。この闇の神の接触によって、ジンニー個人はかつてそうであった全てが残らない――ただ強い憎しみと、資格、報復のみが残される。 //“ディヴの領主”(訳注:アーリマンを指す)  より普及した魔物の種族のどれとも同じく様々な形状を持っているが、ディヴは時にジンニー種の矜持、体面、そして嗜好を示し、それらによって不毛の領土、古代の遺跡、そして絢爛たる力の誇示に惹かれることがある。しかし自分たちの様々なあらゆる力の為に、ほとんどのディヴは定命の者を使って自分たちが思い描く破滅を育て、自分たちが憎んでいる者を操って彼をその者自身への破滅の達人に仕立て上げる。強力な定命の者がこれまで積み上げてきたもの全てを失い最後には貧しく不誠実で恨みがましい者になるのを見ること程ディヴを喜ばせるものはない。ディヴはジンニーに対しても悪意と憎悪を向け、彼らを殺しその堕落した計画の元で従事させることに熱意を傾ける。  精神を作り直す過程の不具合によって、ディヴの種類それぞれは特定の行動を行う事にこだわるという奇妙な弱点を持つ。例えば最も美しい敵を攻撃するとか、秘密を学ぶための取引を行うとか、赤い色を避けようとするとかである。もっとも賢きものはその弱点を知っており伝えているが、それぞれのディヴは自身の衝動に気付いており、この衝動に囚われないようにすると同時にこれを弱点と考える相手を食い物にしようと企てる。 **アーリマン Ahriman  アーリマンは美しいフィーンドと言った出で立ちで、その手は虎のような爪、その足には鷹のような爪を持つ。傷だらけの黒き肉にはてらてらした蛇が這い回り、その主人と彼に近づくものを恐ろしい毒で排除しようとする。古き呪いが刻みつけられた角がアーリマンの虎のような顔の上から生えており、魂を奪う牙が無数に生えた口の奥には忘却のみが比肩できる闇の領域へのゲートが開いている。  古代の悪であるアーリマンは最初のジンニーたちを創造物する際に発生した。学者によればジンニーに命を齎す創造行為の際に、破壊の影も続いて現れたのだという。この影は世界に自らを流し込み、それが落ちてきた場所の光と創造を打ち消した。何千年も過ぎた後、この消滅の精霊はアーリマンと呼ばれるようになった。  アーリマンの究極の目的は忘却である。彼の終わることのない計画における目的のために、彼は数え切れない時をかけて無数の冒涜を産み落とした。ディヴとして知られる堕落したジンニーは最も多い彼の奴隷である。アーリマンとその部下は定命のものを、破壊的な決定や知識の放棄に向かわせることに喜びを見出す。彼は邪悪である上に年をとらず忍耐強いため、この古代の悪の力は一度に1つの失敗を解消する方向に向けて世界を弱める方法を探す。  共謀するデミゴッドであるアーリマンは彼とその部下が悪なる定命のものを嫌っているにもかかわらず、そのような存在からの信仰を受け入れている。アーリマンのクレリックは虚無主義者か、他者を堕落させ、不運を広め、ジンニー類の作品を取り壊すために行動する勘違いした狂信者かのいずれかである。アーリマンは悪、死、破壊、闇の領域を持つ。アーリマンの邪印は闇に取って代わられる光の薄い銀のついた黒い円であり、その好む武器はウィップである。 #include_cache(B3/ディヴ/アガシ) #include_cache(B3/ディヴ/アクヴァン) #include_cache(B3/ディヴ/ガウワス) #include_cache(B3/ディヴ/シラ) #include_cache(B3/ディヴ/セピド) #include_cache(B3/ディヴ/ドル) #include_cache(B3/ディヴ/パイラカ)

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