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*&aname(investigator-class-options)インヴェスティゲーター &small(){[[Investigator>http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/advancedClassGuide/classOptions/investigator.html#investigator-class-options]]}  インヴェスティゲーターは他の何よりも知識を信頼する。それは単なる本による知識や秘術の達人が作り出した概念式に留まらず、クレリックの宗教知識や戦士の武術の知識のみに収まるものでもない。そこにはそれら全てのより小さい要素でさえ含まれている。時にこの知識は難解だが、ほとんどは実践的なものだ。インヴェスティゲーターは知識を極める。その知識を用いて秘密を暴く。秘密は痕跡に残された暗号に隠されていたり、原因や効果が確たる言葉として話してくれる。インヴェスティゲーターは知識を用い、他人からは見えない物事を見つける。時間をかけてかもしれない、神秘的な存在との儀式によるものかもしれない、試練を曖昧にする方法を探す罪深きクリーチャーによるものかもしれない。  ほとんどのインヴェスティゲーターは経験的な科学と錬金術を用いて目的を達成する。しかしそれ以外のインヴェスティゲーターも存在する。隠されたものを明らかにするため、通常と異なる技術や情報――死者の囁き、直感、幸運など――を頼りとするものもいる。以下に示すのは、数多あるインヴェスティゲーターのほんのわずかな例に過ぎない。 **&aname(empiricist)経験論者(アーキタイプ) &small(){[[Empiricist>http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/advancedClassGuide/classOptions/investigator.html#empiricist]]}  演繹的推理と論理的な洞察の達人である経験論者は、事実、データ、確認した観察結果、常に再現性のある実験にその信念を置く――彼らにとって、これらこそ信用に足るものなのだ。  &aname(ceaseless-observation)&b(){不断の観察(変則)/Ceaseless Observation}:経験論者は周りで起きるほとんどあらゆるものに存在する、細かな点に気付く能力を持つ。これにより、彼らは普通の人や無生物についてさえ、賢く眼識ある計算を行うことができる。2レベルの時点で、経験論者は[[〈真意看破〉>技能の詳細#Sense Motive]]、[[〈装置無力化〉>技能の詳細#Disable Device]]、[[〈知覚〉>技能の詳細#Perception]]、[[〈魔法装置使用〉>技能の詳細#Use Magic Device]]において、通常用いる能力値の代わりに【知力】修正値を用いるようになる。また、情報収集に用いる[[〈交渉〉>技能の詳細#Diplomacy]]判定において、【魅力】修正値の代わりに【知力】修正値を用いる。この能力は[[毒の知識>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#poison-lore]]および[[毒に対する抵抗>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#poison-resistance]]と置き換える。  &aname(unfailing-logic)&b(){過たぬ論理(変則)/Unfailing Logic}:経験論者は事実とデータを把握することで、自分を現実に固定し、ほぼ最高の幻術に対してさえも抵抗できる。4レベルの時点で、経験論者は効果を疑うためにセーヴを行える幻術呪文及び[[擬似呪文能力>モンスターの共通ルール#Spell-Like-Abilities]]に対する、全ての意志セーヴィング・スローに+2の洞察ボーナスを得る。さらに、割り込みアクションとして[[閃き>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#inspiration]]プールから1ポイントを消費することで、1ラウンドの間、このようなセーヴすべてにおいて、【判断力】ボーナスの代わりに【知力】ボーナスを使用することができる。  8レベルの時点で、この能力における経験論者の洞察ボーナスは+4に増加する。16レベルの時点で、経験論者は効果を疑うためにセーヴを行える全ての幻術呪文及び[[擬似呪文能力>モンスターの共通ルール#Spell-Like-Abilities]]に対して[[完全耐性>モンスターの共通ルール#Immunity]]を得る。この能力は[[即行錬金術>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#swift-alchemy]]と置き換える。  &aname(master-intellect)&b(){知性の達人(変則)/Master Intellect}:20レベルの時点で、経験論者が現実と推論の力はほとんど超人の域に達し、生活のほとんど全ての面でそれらを使用できるようになる。20レベルの時点で、経験論者は全ての技能と能力値判定(イニシアチブ判定を含む)に、[[閃き>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#inspiration]]を消費することなく[[閃き>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#inspiration]]を使用することができるようになる。この能力は[[真なる閃き>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#true-inspiration]]を置き換える。 **&aname(infiltrator)潜入者(アーキタイプ) &small(){[[Infiltrator>http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/advancedClassGuide/classOptions/investigator.html#infiltrator]]}  潜入者は集団を内側から調査し、破壊を行うことに特化している。彼らは専門化した技能と錬金術能力を用い、潜入する組織にいる人やクリーチャー、時には特定の個人にさえ姿を変える。  &aname(master-of-disguise)&b(){変装の達人(変則)/Master of Disguise}:1レベルの時点で、潜入者は変装による素晴らしい結果をもたらすことができるようになる。異なる性別、種族、年齢段階、サイズ段階に自分を変装させる際、潜入者はそれぞれのペナルティを-2だけ減少させる。例えば、男性の潜入者が2年齢段階分年上の女性に変装する場合、-6ではなく-2のペナルティを受ける。また、潜入者は(通常の1d3×10分ではなく)1d3分間で自分の姿を変装することができる。この能力は[[罠探し>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#trapfinding]]と置き換える。  &aname(voice-mimicry)&b(){声真似(変則)/Voice Mimicry}:2レベルの時点で、潜入者は自分の周りにいる声や音の真似をする方法を学ぶ。この能力を使用するには特別な[[〈変装〉>技能の詳細#Disguise]]判定を行い、声を聞いたクリーチャーは偽りに気付くために[[〈知覚〉>技能の詳細#Perception]]判定を行うことができる。潜入者は少なくとも1分間はっきりと聞いたクリーチャーその他の作り出した音を模倣しようと試みることができる。この特別な[[〈変装〉>技能の詳細#Disguise]]判定におけるボーナスやペナルティは以下の表に示されており、それらは全て累積する。 |~真似る声|~判定への修正値|h |声は自分のものではないが、独特な個人のものではない|+5| |異なる性別のものの声|-2| |異なる種族の声|-2| |異なる年齢段階の声(1段階毎)|-2| |異なるサイズ段階の声(1段階毎)|-5|  また、[[〈知覚〉>技能の詳細#Perception]]判定を行うクリーチャーは、特定の声に慣れ親しんでいるかどうかに応じてこの判定にボーナスを得る。これはちょうど、通常の変装に対して行うもののように扱う。この能力は[言語依存]効果である。すなわち、クリーチャーが潜入者の言うことを聞くことができなかったり理解できない場合、この詐術は失敗する。通常の変装に効果を及ぼす魔法のアイテム、特技、特徴はこの[[〈変装〉>技能の詳細#Disguise]]判定には効果を及ぼさない。  8レベルの時点で、潜入者はこの能力で行う特別な[[〈変装〉>技能の詳細#Disguise]]技能判定に、[[変装の達人>ACG/クラス・オプション/インヴェスティゲーター#master-of-disguise]]クラス特徴の効果を得る(異なる性別、種族、年齢段階の声にはペナルティを受けず、異なるサイズ段階では1段階毎に-3のペナルティを受ける)。この能力は[[毒の知識>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#poison-lore]]を置き換える。  &aname(mimic-mastery)&b(){模倣体得(超常)/Mimic Mastery}:2レベルの時点で、潜入者が自分に&i(){[[ディスガイズ・セルフ>呪文/た行#Disguise-Self]]}もしくは(ポリモーフ)エキスを使用する際、エキスの効果の持続時間を決定する際、インヴェスティゲーター・レベルが2高いものとして扱う。これらのエキスを使用して選択した姿の種別に該当する特定の個人の姿を取る際、エキスが本来ボーナスを与えない場合でも、[[〈変装〉>技能の詳細#Disguise]]判定に+10のボーナスを得る。加えて、これらのエキスは、潜入者が[[声真似>ACG/クラス・オプション/インヴェスティゲーター#voice-mimicry]]能力で行う[[〈変装〉>技能の詳細#Disguise]]判定に+10のボーナスを与える。この能力は[[毒に対する抵抗>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#poison-resistance]]と置き換える。 **&aname(mastermind)黒幕(アーキタイプ) &small(){[[Mastermind>http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/advancedClassGuide/classOptions/investigator.html#mastermind]]}  インヴェスティゲーターは磨かれた感覚と鋭い洞察を自分の目的のために用いる。しかし誰も黒幕のような企てを行うものはない。一般に、このようなインヴェスティゲーターは絡み合った複雑な嘘、部下、命令や脅威に噂が混ざった本当に大切な情報の中心に住む。それらを全て注意深く組み合わせることで、風変わりな帝国の力を高めていく。黒幕は犯罪組織、盗賊ギルド、腐敗の蔓延した官僚組織のような不道徳な組織の長として振る舞うことが多いが、彼らが常に悪というわけではない。  &aname(mastermind-s-inspiration)&b(){黒幕の閃き(変則)/Mastermind's Inspiration}:黒幕は[[〈威圧〉>技能の詳細#Intimidate]]、[[〈交渉〉>技能の詳細#Diplomacy]]、[[〈知識〉>技能の詳細#Knowledge]]技能判定に、使用回数を消費することなく[[閃き>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#inspiration]]を使用することができる。この能力は[[閃き>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#inspiration]]を変更する。  &aname(a-quiet-word)&b(){A Quiet Word(変則)/A Quiet Word}:黒幕の評判は自らより先に届く。1レベルの時点で、1日に1回、黒幕は10分間準備することで、仲間1人が行う1回の[[〈威圧〉>技能の詳細#Intimidate]]もしくは[[〈交渉〉>技能の詳細#Diplomacy]]判定(準備の際に黒幕が選択する)。この効果は黒幕が依頼してから24時間の間持続する。この技能判定において、仲間は自分の技能ランクではなく黒幕の技能ランクを用いる。黒幕から効果を受けた仲間は、この判定において自分の能力値ボーナスを用いる。  さらに、この能力を使用する際、黒幕は[[閃き>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#inspiration]]を1回分消費することで、仲間にこの判定の際に閃きダイスを使用させることができる。  3レベルの時点で、黒幕はこの能力を1日に追加で1回使用することができるようになる。この能力の1日の使用回数は3レベル毎に1ずつ増加する。この能力を同じ仲間に複数回使用すると、その仲間は追加で行う[[〈威圧〉>技能の詳細#Intimidate]]もしくは[[〈交渉〉>技能の詳細#Diplomacy]]判定にこの効果を適用することができる。  12レベルの時点で、黒幕はこの能力を使用することで、仲間に自分の技能ランクを付与することができる。これはこの能力の1レベルにおける効果と似ているが、選択できる技能の種類がより広がる。黒幕は使用回数を消費することなく[[閃き>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#inspiration]]を使用できる技能判定のみを付与することができる。例えば、[[暗黒街の閃き>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#underworld-inspiration]]の技を持つ黒幕は、仲間の[[〈装置無力化〉>技能の詳細#Disable Device]]、[[〈手先の早業〉>技能の詳細#Sleight of Hand]]、[[〈はったり〉>技能の詳細#Bluff]]、[[〈変装〉>技能の詳細#Disguise]]技能判定のいずれか1つを強化することができる。黒幕はこの能力を使用するたびに、いずれか技能1つを選択しなければならない。この能力は[[罠探し>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#trapfinding]]及び[[罠感知>>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#trap-sense]]と置き換える。  &aname(mastermind-defense)&b(){黒幕の守り(変則)/Mastermind Defense}:4レベルの時点で、黒幕は割り込みアクションとして[[閃き>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#inspiration]]を2回分消費することで、閃き防御を使用することができる。黒幕は閃きダイスをロールし、その出目を自分に対して行われた攻撃ロールにペナルティをとして適用する。黒幕が[[戦場の閃き>ACG/クラス/インスタント#combat-inspiration]]の技を持つ場合、[[閃き>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#inspiration]]を2回分ではなく1回分だけ消費すれば良い。この能力は[[即行錬金術>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#swift-alchemy]]と置き換える。  &aname(impregnable-mind)&b(){砕けぬ心(超常)/Impregnable Mind}:9レベルの時点で、黒幕の秘密保持、難解さ、精神状況は超人の域に達する。黒幕はセーヴィング・スローを行うことのできる占術呪文、[[擬似呪文能力>モンスターの共通ルール#Spell-Like-Abilities]]、効果に[[完全耐性>モンスターの共通ルール#Immunity]]を得る(ただし、望むならば占術効果を受け入れることができる)。黒幕はもはや話すことのできる全ての言葉で考えることができるため、セーヴィング・スローを行えない占術効果であってさえ黒幕の防護を貫くことは難しい。黒幕の至高を読み解こうとする敵が黒幕が話せる言語全てを話せない限り、至高の読み取りは自動的に失敗する。この能力は9レベルの時点で得られる[[インヴェスティゲーターの技>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#investigator-talent]]と置き換える。 **&aname(sleuth)探偵(アーキタイプ) &small(){[[Sleuth>http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/advancedClassGuide/classOptions/investigator.html#sleuth]]}  探偵は錬金術よりも幸運と頭の回転を頼りとするインヴェスティゲーターである。その中に神秘的なエネルギーを備えていないにもかかわらず、探偵は錬金術のより魔法的な側面を避け、機転と度胸、幸運が示す気まぐれな結果を携えて謎を解決する。  &aname(sleuth-s-luck)&b(){探偵の幸運(変則)/Sleuth's Luck}:1レベルの時点で、探偵は変動する幸運の蓄積を得る。これは困難な状況から抜け出す能力の尺度である。毎日開始時に、探偵は【魅力】修正値(最低1)に等しい幸運ポイントを持つ。幸運は1日の間に増減するが、通常【魅力】修正値(最低1)を超えることはできない。しかし、[[気概>UC/ガンスリンガー#grit]]ポイントもしくは[[心意気>ACG/クラス/スワッシュバックラー#panache]]ポイントを与える特技、魔法のアイテム、呪文は、同様に探偵にも[[気概>UC/ガンスリンガー#grit]]ポイントもしくは[[心意気>ACG/クラス/スワッシュバックラー#panache]]ポイントと同量の幸運ポイントを与える。探偵は幸運を消費して[[発露>ACG/クラス・オプション/インヴェスティゲーター#deeds]](後述)を使用する。幸運は以下の方法で回復する。  &i(){[[〈知識〉>技能の詳細#Knowledge]]判定もしくは[[〈真意看破〉>技能の詳細#Sense Motive]]判定で出目20をロールする}:捜査の間、探偵は秘密を暴くことで幸運を回復する。捜査を行っている間に行う技能判定で出目20をロールすると、探偵は幸運ポイントを1ポイント回復する。ずっとありふれた理由(通常の調査や、通常の取引の間に情報を得るためや賭博で用いる[[〈真意看破〉>技能の詳細#Sense Motive]]など)で行われた技能判定では、探偵が幸運を回復することはない。どの技能判定が条件を満たすかは、GMが決定する。  &i(){[[閃き>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#inspiration]]ロールで6以上の目をロールする}:捜査の間に探偵が[[閃き>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#inspiration]]ダイスをロールし6以上の目が出ると、1幸運ポイントを回復する。(一度に複数の[[閃き>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#inspiration]]ダイスをロールした場合、出目の合計が6以上ならば1幸運ポイントを回復する。)適切な技能判定における出目20で幸運を回復する場合と同様、ありふれた理由で行われた判定に[[閃き>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#inspiration]]を使用しても、幸運は回復しない。どのロールが条件を満たすかの最終的な判断は、GMに委ねられる。適切な技能判定で出目20をロールし、行われた[[閃き>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#inspiration]]ロールが6以上ならば、探偵が同じ技能判定で2幸運ポイントを回復することもあり得る。  これと以下の1レベルの[[発露>ACG/クラス・オプション/インヴェスティゲーター#deeds]]は、[[錬金術>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#alchemy]]を置き換える。探偵は[[アルケミストの発見>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#alchemist-discovery]]及び、[[錬金術>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#alchemy]]に効果を及ぼす[[インヴェスティゲーターの技>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#investigator-talent]]を修得することはできない。  &aname(deeds)&b(){発露/Deeds}:探偵は幸運ポイントを消費して発露を使用する。ほとんどの発露は探偵に瞬間的なボーナスや効果を与えてくれるが、長く持続する効果を与えてくれるものもある。1幸運ポイント以上保持している限り、探偵に効果を及ぼし続ける発露も存在する。  1レベルの時点で、探偵は以下の発露を得る。  &aname(daring)&i(){大胆(変則)/Daring}:1レベルの時点で、探偵は[[〈軽業〉>技能の詳細#Acrobatics]]、[[〈騎乗〉>技能の詳細#Ride]]、[[〈水泳〉>技能の詳細#Swim]]、[[〈脱出術〉>技能の詳細#Escape Artist]]、[[〈登攀〉>技能の詳細#Climb]]、[[〈飛行〉>技能の詳細#Fly]]判定を行う際に1幸運ポイントを消費することで、d6をロールし判定の結果に加えることができる。探偵はロール後にこのダイスを加えるかどうかを判断することができる。d6ロールの結果が出目6だった場合、追加でd6をロールし、結果に加える。出目6が出続ける限りこの処理を続けるが、最大でも【知力】修正値(最低1)に等しい回数までに限られる。  &aname(opportunistic-evasion)&i(){漸時の身かわし(変則)/Opportunistic Evasion}:1レベルの時点で、セーヴに成功してもダメージを受ける効果に対する反応セーヴィング・スローに成功したなら、探偵は割り込みアクションとして1幸運ポイントを消費してその効果から一切のダメージを受けないようにすることができる。  &aname(sleuth-s-initiative)&i(){探偵のイニシアチブ(変則)/Sleuth's Initiative}:1レベルの時点で、1幸運ポイント以上を保持している限り、探偵はイニシアチブ判定に+2のボーナスを得る。さらに、[[《早抜き》>特技の詳細#Quick Draw]]特技を修得しており、手に何も持っておらず拘束されてもなく、武器が隠されていなければ、イニシアチブ判定の一部として軽い武器もしくは片手近接武器1つを準備することができる。([[スワッシュバックラーの発露>ACG/クラス/スワッシュバックラー#swashbuckler-initiative]]とは異なり、刺突武器である必要はない。)  4レベルの時点で、探偵は以下の発露を得る。この能力は[[即行錬金術>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#swift-alchemy]]と置き換える。  &aname(make-it-count)&i(){大切な刹那(変則)/Make It Count}:inspired strike(訳注:[[調査打撃>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#studied-strike]]の誤植?)を使用する際、探偵は1幸運ポイントを消費することで、まだ修得していないinspired strikeに効果を及ぼす[[インヴェスティゲーターの技>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#investigator-talent]]を1つ、そのinspired strikeに適用することができる。その技の前提条件は満たしていなければならない。  &aname(run-like-hell)&i(){修羅場の一駆け(変則)/Run Like Hell}:4レベルの時点で、探偵は1幸運ポイントを消費することで、1分の間移動速度に+20フィートのボーナスを得る。さらに、このボーナスの効果を受けている間、そのラウンドに通常の移動速度を超えて移動したならば、探偵の次のターンの開始時まで、ACに+4のボーナスを得る。  &aname(second-change)&i(){二度目の正直(変則)/Second Chance}:4レベルの時点で、[[閃き>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#inspiration]]ダイスをロールするか[[大胆>ACG/クラス・オプション/インヴェスティゲーター#daring]]の発露を使用する際、探偵は1幸運ポイントを消費することで、[[閃き>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#inspiration]]ダイスもしくは[[大胆>ACG/クラス・オプション/インヴェスティゲーター#daring]]のダイスを再ロールすることができる。再ロールの出目が6以上であったとしても、探偵は幸運ポイントを回復することはない。また、いずれのロールであっても、出目が低くなった場合でも再ロールした結果を用いること。  &aname(sleuth-investigator-talents)&b(){インヴェスティゲーターの技}:以下の[[インヴェスティゲーターの技>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#investigator-talent]]は探偵アーキタイプを補完する:[[暗黒街の閃き>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#underworld-innspiration]]、[[意図隠蔽>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#hidden-agendas]]、[[片手間の援護>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#effortless-aid]]、[[痕跡分析>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#perceptive-tracking]]、[[冴えた閃き>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#tenacious-inspiration]]、[[冴え渡る助言>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#inspirational-expertise]]、[[士気をくじく閃き>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#inspired-intimidator]]、[[戦場の閃き>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#combat-inspiration]]、[[即行調査>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#quick-study]]、[[卓越した閃き>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#amazing-inspiration]]、[[閃き拡張>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#expanded-inspiration]]、[[閃きによる即応>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#inspired-alertness]]、[[魔法装置の技>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#device-talent]]、[[ローグの技>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#rogue-talent]]。 **&aname(spiritualist)降霊者(アーキタイプ) &small(){[[Spiritualist>http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/advancedClassGuide/classOptions/investigator.html#spiritualist]]}  ほとんどのインヴェスティゲーターは物質界で知識が得られると考えているが、囲いの外に知識を求めるものもいる。死者が話をすることなどないと考える人々は、降霊者がすぐにその過ちをただしてくれるだろう。化学物質と試薬をいじって手がかりを見つけるのではなく、降霊者は例会と直接はなし、狂気に後押しされて侵した不正と犯罪の手段と目的を暴く。  &aname(commune-with-spirits)&b(){霊との交信(擬呪)/Commune with Spirits}:錬金術の調査で手がかりを見つける代わりに、降霊者は死の先にある世界との交信を頼りとする。1レベルの時点で、降霊者は&i(){[[アイデンティファイ>呪文/あ行#Identify]]}、&i(){[[コンプリヘンド・ランゲージズ>呪文/か行#Comprehend-Languages]]}、&i(){[[ディテクト・シークレット・ドアーズ>呪文/た行#Detect-Secret-Doors]]}を使用する能力を得る。ただしそれぞれの発動には1分かかる。これは、降霊者が死者の霊(周りにいるものか、何らかの形で降霊者と共にいるもの)に助言を求めるために必要な時間である。降霊者はこの能力を1日にインヴェスティゲーター・レベル+【判断力】修正値に等しい回数だけ使用することができる。  レベルが上昇するにすれ、降霊者は上述の発動時間で別の呪文を使用する能力を得る。5レベルの時点で、降霊者は&i(){[[オーギュリイ>呪文/あ行#Augury]]}を使用できるようになる。7レベルの時点で、降霊者は&i(){[[スピーク・ウィズ・デッド>呪文/さ行#Speak-with-Dead]]}と&i(){[[ロケート・オブジェクト>呪文/ら行#Locate-Object]]}を使用できるようになる。9レベルの時点で、降霊者は&i(){[[レジェンド・ローア>呪文/ら行#Legend-Lore]]}を使用できるようになる。それぞれの呪文は、この能力の使用回数を1回分消費する。  この能力は[[錬金術>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#alchemy]]を置き換える。降霊者は[[錬金術>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#alchemy]]に効果を及ぼす[[アルケミストの発見>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#alchemist-discovery]]の技および[[インヴェスティゲーターの技>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#investigator-talent]]を修得することはできない。  &aname(spirit-sense)&b(){霊感(超常)/Spirit Sense}:2レベルの時点で、降霊者は[[非実体>モンスターの共通ルール#Incorporeal]]クリーチャーによって与えられる能力や効果に対するセーヴィング・スローを試みる場合に[[閃き>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#inspiration]]を使用する際、セーヴィング・スローに影響を与えるためにもかかわらず、使用回数を2回分ではなく1回分しか消費しなくて済むようになる。降霊者が[[戦場の閃き>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#combat-inspiration]]の[[インヴェスティゲーターの技>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#investigator-talent]]を修得している場合、このようなセーヴィング・スローに影響を与える際、[[閃き>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#inspiration]]の使用回数を消費する必要がなくなる。この能力は[[毒の知識>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#poison-lore]]を置き換える。  &aname(strong-life)&b(){強き生命(変則)/Strong Life}:あの世やその先に横たわるものの知識をやりとりすることで、降霊者の石は強力なものとなる。降霊者は[即死]効果と負のエネルギーによるダメージに対するセーヴィング・スローに+2のボーナスを得る。このボーナスは5レベルの時点で+4に、8レベルの時点で+6に増加する。この能力は[[毒に対する抵抗>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#poison-resistance]]を置き換える。  &aname(sixth-sense)&b(){第六感(超常)/Sixth Sense}:3レベルの時点で、降霊者は[[霊との交信>ACG/クラス・オプション/インヴェスティゲーター#commune-with-spirits]]能力の使用回数を1回分消費することで、自分が失敗した1回のセーヴィング・スローを再ロールすることができる。より悪い出目となった場合でも、再ロールした結果を使用すること。この能力は[[罠感知>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#trap-sense]]を置き換える。  &aname(whispering-spirits)&b(){霊の囁き(超常)/Whispering Spirits}:4レベルの時点で、降霊者は霊界との導管を開き、短時間の間、戦闘で助力を受けることができるようになる。降霊者は[[霊との交信>ACG/クラス・オプション/インヴェスティゲーター#commune-with-spirits]]能力の使用回数を1回分消費することで、ACとセーヴィング・スローの両方に、【判断力】修正値(最低1)に等しいボーナスを得る。この効果は1分間持続する。この能力は[[即行錬金術>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#swift-alchemy]]と置き換える。  &aname(touched-by-the-beyond)&b(){彼方よりの接触(超常)/Touched by the Beyond}:11レベルの時点で、降霊者はあの世に触れる能力により、死や負のエネルギーの脅威に対する防護をより高めることができる。降霊者は[即死]効果に[[完全耐性>モンスターの共通ルール#Immunity]]を得る。また、降霊者は負のエネルギーによるダメージを半分しか受けなくなる。この能力は[[毒に対する完全耐性>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#poison-resistance]]を置き換える。  &aname(spiritualist-investigator-talents)&b(){インヴェスティゲーターの技}:以下の[[インヴェスティゲーターの技>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#investigator-talent]]は、降霊者アーキタイプを補完する:[[意図隠蔽>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#hidden-agendas]]、[[片手間の援護>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#effortless-aid]]、[[冴えた閃き>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#tenacious-inspiration]]、[[冴え渡る助言>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#inspirational-expertise]]、[[覚り>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#empathy]]、[[写真記憶>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#eidetic-recollection]]、[[戦場の閃き>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#combat-inspiration]]、[[卓越した閃き>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#amazing-inspiration]]、[[調査防御>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#studied-defense]]、[[閃き拡張>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#expanded-inspiration]]、[[魔法のアイテムの知識>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#item-lore]]。 **&aname(steel-hound)鋼の猟犬(アーキタイプ) &small(){[[Steel Hound>http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/advancedClassGuide/classOptions/investigator.html#steel-hound]]}  Black powder and firearms are a natural extension of the alchemical experimentation that investigators use on a regular basis. Steel hounds are investigators who have taken to using firearms in place of the more mundane weapons their counterparts favor.  &aname(weapon-and-armor-proficiency)&b(){武器と防具の習熟}:Steel hounds are proficient with simple weapons, plus the rapier, the sap, and one type of firearm selected at 1st level. They are proficient in light armor, but not shields. This replaces the investigator's weapon and armor proficiencies.  &aname(packing-heat)&b(){懐に銃を(変則)/Packing Heat}:At 2nd level, the steel hound gains both the Amateur Gunslinger and Gunsmithing feats as bonus feats. He also gains a battered gun identical to the one gained by the gunslinger. This ability replaces poison use.  &aname(steel-hound-investigator-talents)&b(){インヴェスティゲーターの技}:The steel hound can select the Extra Grit or Rapid Reload feats in place of an investigator talent.  &aname(shot-in-the-dark)&b(){推量撃ち(変則)/Shot in the Dark}:At 4th level, a steel hound gains the following deed. This deed works and interacts with grit the same way as gunslinger deeds, but only the steel hound can use it. If the steel hound also has levels in gunslinger, he can spend grit points from that class to use this deed.  &aname(blind-shot)&i(){目隠し射撃(超常)/Blind Shot}:A steel hound can spend 1 grit point to ignore all miss chances due to concealment when making firearm attacks. This effect lasts until the end of his turn. This ability allows the steel hound to ignore concealment, but does not reveal or allow him to see the enemy. This ability replaces swift alchemy.  &aname(talented-shot)&b(){射撃の才(変則)/Talented Shot}:At 11th level, a steel hound can select a gunslinger deed in place of an investigator talent. He can select from any deed available to a gunslinger of his investigator level -4.
*&aname(investigator-class-options)インヴェスティゲーター &small(){&link(Investigator){http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/advancedClassGuide/classOptions/investigator.html#investigator-class-options}}  インヴェスティゲーターは他の何よりも知識を信頼する。時にそれは単なる本による知識や秘術の達人による抽象的な決まり文句でも、クレリックの宗教知識でも、あるいは戦士の武術の知識でさえなく、それらそれぞれの一部である場合がある。時にこの知識は難解だが、ほとんどは実践的なものだ。インヴェスティゲーターは隠されている証拠となる情報の奥にある秘密を暴ける知識を極め、厳密な原因と結果の言語を話す。インヴェスティゲーターは知識を用いて、時間経過によってか、心霊的な騎士団の儀式によってか、痕跡を隠蔽しようとする疚しいところのあるクリーチャーによって他人からは隠されている物事を見つける。  ほとんどのインヴェスティゲーターは経験的な科学と錬金術を用いて目的を達成する。しかしそれ以外のインヴェスティゲーターも存在する。隠されたものを明らかにするため、通常と異なる技術や情報――死者の囁き、直感、幸運など――を頼りとするものもいる。以下に示すのは、数多あるインヴェスティゲーターのほんのわずかな例に過ぎない。 **&aname(empiricist)経験論者(アーキタイプ) &small(){&link(Empiricist){http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/advancedClassGuide/classOptions/investigator.html#empiricist-archetype}}  演繹的推理と論理的な洞察の達人である経験論者は、事実、データ、確認した観察結果、常に再現性のある実験にその信念を置く――彼らにとって、これらこそ信用に足るものなのだ。  &aname(ceaseless-observation)&b(){不断の観察(変則)/Ceaseless Observation}:経験論者は周りで起きるほとんどあらゆるものに存在する、細かな点に気付く能力を持つ。これにより、彼らは普通の人や無生物についてさえ、賢く眼識ある計算を行うことができる。2レベルの時点で、経験論者は[[〈真意看破〉>技能の詳細#Sense Motive]]、[[〈装置無力化〉>技能の詳細#Disable Device]]、[[〈知覚〉>技能の詳細#Perception]]、[[〈魔法装置使用〉>技能の詳細#Use Magic Device]]において、通常用いる能力値の代わりに【知力】修正値を用いるようになる。また、情報収集に用いる[[〈交渉〉>技能の詳細#Diplomacy]]判定において、【魅力】修正値の代わりに【知力】修正値を用いる。この能力は[[毒の知識>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#poison-lore]]および[[毒に対する抵抗>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#poison-resistance]]と置き換える。  &aname(unfailing-logic)&b(){過たぬ論理(変則)/Unfailing Logic}:経験論者は事実とデータを把握することで、自分を現実に固定し、ほぼ最高の幻術に対してさえも抵抗できる。4レベルの時点で、経験論者は効果を[[看破>魔法/2#disbelief]]する為のセーヴを行える幻術呪文及び[[擬似呪文能力>モンスターの共通ルール#Spell-Like-Abilities]]に対する、全ての意志セーヴィング・スローに+2の洞察ボーナスを得る。さらに、割り込みアクションとして[[閃き>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#inspiration]]プールから1ポイントを消費することで、1ラウンドの間、このようなセーヴすべてにおいて、【判断力】ボーナスの代わりに【知力】ボーナスを使用することができる。  8レベルの時点で、この能力における経験論者の洞察ボーナスは+4に増加する。16レベルの時点で、経験論者は効果を[[看破>魔法/2#disbelief]]する為にセーヴを行える全ての幻術呪文及び[[擬似呪文能力>モンスターの共通ルール#Spell-Like-Abilities]]に対して[[完全耐性>モンスターの共通ルール#Immunity]]を得る。この能力は[[即行錬金術>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#swift-alchemy]]と置き換える。  &aname(master-intellect)&b(){知性の達人(変則)/Master Intellect}:20レベルの時点で、経験論者が現実と推論の力はほとんど超人の域に達し、生活のほとんど全ての面でそれらを使用できるようになる。20レベルの時点で、経験論者は全ての技能と能力値判定(イニシアチブ判定を含む)に、[[閃き>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#inspiration]]を消費することなく[[閃き>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#inspiration]]を使用することができるようになる。この能力は[[真なる閃き>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#true-inspiration]]を置き換える。 **&aname(mastermind)黒幕(アーキタイプ) &small(){&link(Mastermind){http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/advancedClassGuide/classOptions/investigator.html#mastermind-archetype}}  多くのインヴェスティゲーターは磨かれた感覚と鋭い洞察を自分の目的のために用いるが、そうした努力を黒幕ほどにする者はいない 。一般に、このようなインヴェスティゲーターは嘘、部下、あるいは重要な情報の絡み合った網の中心に棲み、そこから趣向を凝らした命令や脅威や噂を放って彼の異常な帝国の力を増す。黒幕は犯罪組織、盗賊ギルド、腐敗の蔓延した官僚組織のような不道徳な組織の長として振る舞うことが多いが、彼らが常に悪というわけではない。  &aname(mastermind-s-inspiration)&b(){黒幕の閃き(変則)/Mastermind's Inspiration}:黒幕は[[〈威圧〉>技能の詳細#Intimidate]]、[[〈交渉〉>技能の詳細#Diplomacy]]&s(){、[[〈知識〉>技能の詳細#Knowledge]]}技能判定に使用回数を消費することなく[[閃き>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#inspiration]]を使用することができるが、[[〈言語学〉>技能の詳細#Linguistics]]判定と[[〈呪文学〉>技能の詳細#Spellcraft]]判定についてはそのようにすることができない。この能力は[[閃き>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#inspiration]]を変更する。([[更新>エラッタ/ACG#P101]])  &aname(a-quiet-word)&b(){先回りする言葉(変則)/A Quiet Word}:黒幕の評判は自らより先に届く。1レベルの時点で、1日に1回、黒幕は自分が命じ、以降24時間以内に仲間1人が行う1回の[[〈威圧〉>技能の詳細#Intimidate]]もしくは[[〈交渉〉>技能の詳細#Diplomacy]]判定(準備の際に黒幕が選択する)のために、10分間準備することができる。そうするなら、仲間はこの技能判定において、自分の技能ランクではなく黒幕の技能ランクを用いる。黒幕から効果を受けた仲間は、この判定において自分の能力値ボーナスを用いる。  さらに、この能力を使用する際、黒幕は[[閃き>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#inspiration]]を1回分消費することで、仲間にこの判定の際に閃きダイスを使用させることができる。  3レベルの時点で、黒幕はこの能力を1日に追加で1回使用することができるようになる。この能力の1日の使用回数は3レベル毎に1ずつ増加する。この能力を同じ仲間に複数回使用すると、その仲間は追加で行う[[〈威圧〉>技能の詳細#Intimidate]]もしくは[[〈交渉〉>技能の詳細#Diplomacy]]判定にこの効果を適用することができる。  12レベルの時点で、黒幕はこの能力を使用することで、仲間に自分の技能ランクを付与することができる。これはこの能力の1レベルにおける効果と似ているが、選択できる技能の種類がより広がる。黒幕は使用回数を消費することなく[[閃き>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#inspiration]]を使用できる技能判定のみを付与することができる。例えば、[[暗黒街の閃き>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#underworld-inspiration]]の技を持つ黒幕は、仲間の[[〈装置無力化〉>技能の詳細#Disable Device]]、[[〈手先の早業〉>技能の詳細#Sleight of Hand]]、[[〈はったり〉>技能の詳細#Bluff]]、[[〈変装〉>技能の詳細#Disguise]]技能判定のいずれか1つを強化することができる。黒幕はこの能力を使用するたびに、いずれか技能1つを選択しなければならない。この能力は[[罠探し>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#trapfinding]]及び[[罠感知>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#trap-sense]]と置き換える。  &aname(mastermind-defense)&b(){黒幕の守り(変則)/Mastermind Defense}:4レベルの時点で、黒幕は割り込みアクションとして[[閃き>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#inspiration]]を2回分消費することで、閃き防御を使用することができる。黒幕は閃きダイスをロールし、その出目を自分に対して行われた攻撃ロールにペナルティをとして適用する。黒幕が[[戦場の閃き>ACG/クラス/インスタント#combat-inspiration]]の技を持つ場合、[[閃き>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#inspiration]]を2回分ではなく1回分だけ消費すれば良い。この能力は[[即行錬金術>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#swift-alchemy]]と置き換える。  &aname(impregnable-mind)&b(){砕けぬ心(超常)/Impregnable Mind}:9レベルの時点で、黒幕の秘密保持、難解さ、精神状況は超人の域に達する。黒幕はセーヴィング・スローを行うことのできる占術呪文、[[擬似呪文能力>モンスターの共通ルール#Spell-Like-Abilities]]、効果に[[完全耐性>モンスターの共通ルール#Immunity]]を得る(ただし、望むならば占術効果を受け入れることができる)。黒幕はもはや話すことのできる全ての言葉で考えることができるため、セーヴィング・スローを行えない占術効果であってさえ黒幕の防護を貫くことは難しい。黒幕の思考を読み解こうとする敵が黒幕が話せる言語全てを話せない限り、思考の読み取りは自動的に失敗する。この能力は9レベルの時点で得られる[[インヴェスティゲーターの技>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#investigator-talent]]と置き換える。 **&aname(spiritualist)降霊者(アーキタイプ) &small(){&link(Spiritualist){http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/advancedClassGuide/classOptions/investigator.html#spiritualist-archetype}}  ほとんどのインヴェスティゲーターは物質界で知識が得られると考えているが、囲いの外に知識を求めるものもいる。死者が話をすることなどないと考える人々は、降霊者がすぐにその過ちをただしてくれるだろう。化学物質と試薬をいじって手がかりを見つけるのではなく、降霊者は霊と直接話し、狂気に後押しされて犯した不正と犯罪の手段と目的を暴く。  &aname(commune-with-spirits)&b(){霊との交信(擬呪)/Commune with Spirits}:錬金術の調査で手がかりを見つける代わりに、降霊者は死の先にある世界との交信を頼りとする。1レベルの時点で、降霊者は&i(){[[アイデンティファイ>呪文/あ行#Identify]]}、&i(){[[コンプリヘンド・ランゲージズ>呪文/か行#Comprehend-Languages]]}、&i(){[[ディテクト・シークレット・ドアーズ>呪文/た行#Detect-Secret-Doors]]}を使用する能力を得る。ただしそれぞれの発動には1分かかる。これは、降霊者が死者の霊(周りにいるものか、何らかの形で降霊者と共にいるもの)に助言を求めるために必要な時間である。降霊者はこの能力を1日にインヴェスティゲーター・レベル+【判断力】修正値に等しい回数だけ使用することができる。  レベルが上昇するにつれ、降霊者は上述の発動時間で別の呪文を使用する能力を得る。5レベルの時点で、降霊者は&i(){[[オーギュリイ>呪文/あ行#Augury]]}を使用できるようになる。7レベルの時点で、降霊者は&i(){[[スピーク・ウィズ・デッド>呪文/さ行#Speak-with-Dead]]}と&i(){[[ロケート・オブジェクト>呪文/ら行#Locate-Object]]}を使用できるようになる。9レベルの時点で、降霊者は&i(){[[レジェンド・ローア>呪文/ら行#Legend-Lore]]}を使用できるようになる。それぞれの呪文は、この能力の使用回数を1回分消費する。  この能力は[[錬金術>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#alchemy]]を置き換える。降霊者は[[錬金術>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#alchemy]]に効果を及ぼす[[アルケミストの発見>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#alchemist-discovery]]の技および[[インヴェスティゲーターの技>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#investigator-talent]]を修得することはできない。  &aname(spirit-sense)&b(){霊感(超常)/Spirit Sense}:2レベルの時点で、降霊者は[[非実体>モンスターの共通ルール#Incorporeal]]クリーチャーによって与えられる能力や効果に対するセーヴィング・スローを試みる場合に[[閃き>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#inspiration]]を使用する際、セーヴィング・スローに影響を与えるためにもかかわらず、使用回数を2回分ではなく1回分しか消費しなくて済むようになる。降霊者が[[戦場の閃き>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#combat-inspiration]]の[[インヴェスティゲーターの技>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#investigator-talent]]を修得している場合、このようなセーヴィング・スローに影響を与える際、[[閃き>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#inspiration]]の使用回数を消費する必要がなくなる。この能力は[[毒の知識>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#poison-lore]]を置き換える。  &aname(strong-life)&b(){強き生命(変則)/Strong Life}:2レベルの時点で、あの世やその先に横たわるものの知識をやりとりすることで、降霊者の意志は強力なものとなる。降霊者は[即死]効果と負のエネルギーによるダメージに対するセーヴィング・スローに+2のボーナスを得る。このボーナスは5レベルの時点で+4に、8レベルの時点で+6に増加する。この能力は[[毒に対する抵抗>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#poison-resistance]]を置き換える。([[更新>エラッタ/ACG#P102]])  &aname(sixth-sense)&b(){第六感(超常)/Sixth Sense}:3レベルの時点で、降霊者は&link_anchor(commune-with-spirits){霊との交信}能力の使用回数を1回分消費することで、自分が失敗した1回のセーヴィング・スローを再ロールすることができる。より悪い出目となった場合でも、再ロールした結果を使用すること。この能力は[[罠感知>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#trap-sense]]を置き換える。  &aname(whispering-spirits)&b(){霊の囁き(超常)/Whispering Spirits}:4レベルの時点で、降霊者は霊界との導管を開き、短時間の間、戦闘で助力を受けることができるようになる。降霊者は&link_anchor(commune-with-spirits){霊との交信}能力の使用回数を1回分消費することで、ACとセーヴィング・スローの両方に、【判断力】修正値(最低1)に等しいボーナスを得る。この効果は1分間持続する。この能力は[[即行錬金術>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#swift-alchemy]]と置き換える。  &aname(touched-by-the-beyond)&b(){彼方よりの接触(超常)/Touched by the Beyond}:11レベルの時点で、降霊者はあの世に触れる能力により、死や負のエネルギーの脅威に対する防護をより高めることができる。降霊者は[即死]効果に[[完全耐性>モンスターの共通ルール#Immunity]]を得る。また、降霊者は負のエネルギーによるダメージを半分しか受けなくなる。この能力は[[毒に対する完全耐性>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#poison-resistance]]を置き換える。  &aname(spiritualist-investigator-talents)&b(){インヴェスティゲーターの技}:以下の[[インヴェスティゲーターの技>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#investigator-talent]]は、降霊者アーキタイプを補完する:[[意図隠蔽>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#hidden-agendas]]、[[片手間の援護>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#effortless-aid]]、[[冴えた閃き>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#tenacious-inspiration]]、[[冴え渡る助言>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#inspirational-expertise]]、[[覚り>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#empathy]]、[[写真記憶>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#eidetic-recollection]]、[[戦場の閃き>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#combat-inspiration]]、[[卓越した閃き>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#amazing-inspiration]]、[[調査防御>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#studied-defense]]、[[閃き拡張>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#expanded-inspiration]]、[[魔法のアイテムの知識>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#item-lore]]。 **&aname(infiltrator)潜入者(アーキタイプ) &small(){&link(Infiltrator){http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/advancedClassGuide/classOptions/investigator.html#infiltrator-archetype}}  潜入者は集団を内側から調査し、破壊を行うことに特化している。彼らは専門化した技能と錬金術能力を用い、潜入する組織にいる人やクリーチャー、時には特定の個人にさえ姿を変える。  &aname(master-of-disguise)&b(){変装の達人(変則)/Master of Disguise}:1レベルの時点で、潜入者は変装による素晴らしい結果をもたらすことができるようになる。異なる性別、種族、年齢段階、サイズ段階に自分を変装させる際、潜入者はそれぞれのペナルティを-2だけ減少させる。例えば、男性の潜入者が2年齢段階分年上の女性に変装する場合、-6ではなく-2のペナルティを受ける。また、潜入者は(通常の1d3×10分ではなく)1d3分間で自分の姿を変装することができる。この能力は[[罠探し>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#trapfinding]]と置き換える。  &aname(voice-mimicry)&b(){声真似(変則)/Voice Mimicry}:2レベルの時点で、潜入者は自分の周りにいる声や音の真似をする方法を学ぶ。この能力を使用するには特別な[[〈変装〉>技能の詳細#Disguise]]判定を行い、声を聞いたクリーチャーは偽りに気付くために[[〈知覚〉>技能の詳細#Perception]]判定を行うことができる。潜入者は少なくとも1分間はっきりと聞いたクリーチャーその他の作り出した音を模倣しようと試みることができる。この特別な[[〈変装〉>技能の詳細#Disguise]]判定におけるボーナスやペナルティは以下の表に示されており、それらは全て累積する。 |~真似る声|~判定への修正値|h |声は自分のものではないが、独特な個人のものではない|+5| |異なる性別のものの声|-2| |異なる種族の声|-2| |異なる年齢段階の声(1段階毎)|-2| |異なるサイズ段階の声(1段階毎)|-5|  また、[[〈知覚〉>技能の詳細#Perception]]判定を行うクリーチャーは、特定の声に慣れ親しんでいるかどうかに応じてこの判定にボーナスを得る。これはちょうど、通常の変装に対して行うもののように扱う。この能力は[言語依存]効果である。すなわち、クリーチャーが潜入者の言うことを聞くことができなかったり理解できない場合、この詐術は失敗する。通常の変装に効果を及ぼす魔法のアイテム、特技、特徴はこの[[〈変装〉>技能の詳細#Disguise]]判定には効果を及ぼさない。  8レベルの時点で、潜入者はこの能力で行う特別な[[〈変装〉>技能の詳細#Disguise]]技能判定に、&link_anchor(master-of-disguise){変装の達人}クラス特徴の効果を得る(異なる性別、種族、年齢段階の声にはペナルティを受けず、異なるサイズ段階では1段階毎に-3のペナルティを受ける)。この能力は[[毒の知識>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#poison-lore]]を置き換える。  &aname(mimic-mastery)&b(){模倣体得(超常)/Mimic Mastery}:2レベルの時点で、潜入者が自分に&i(){[[ディスガイズ・セルフ>呪文/た行#Disguise-Self]]}もしくは(ポリモーフ)エキスを使用する際、エキスの効果の持続時間を決定する際、インヴェスティゲーター・レベルが2高いものとして扱う。これらのエキスを使用して選択した姿の種別に該当する特定の個人の姿を取る際、エキスが本来ボーナスを与えない場合でも、[[〈変装〉>技能の詳細#Disguise]]判定に+10のボーナスを得る。加えて、これらのエキスは、潜入者が&link_anchor(voice-mimicry){声真似}能力で行う[[〈変装〉>技能の詳細#Disguise]]判定に+10のボーナスを与える。この能力は[[毒に対する抵抗>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#poison-resistance]]と置き換える。 **&aname(sleuth)探偵(アーキタイプ) &small(){&link(Sleuth){http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/advancedClassGuide/classOptions/investigator.html#sleuth-archetype}}  探偵は錬金術よりも幸運と頭の回転を頼りとするインヴェスティゲーターである。その中に神秘的なエネルギーを備えていないにもかかわらず、探偵は錬金術のより魔法的な側面を避け、機転と度胸、幸運が示す気まぐれな結果を携えて謎を解決する。  &aname(sleuth-s-luck)&b(){探偵の幸運(変則)/Sleuth's Luck}:1レベルの時点で、探偵は変動する幸運の蓄積を得る。これは困難な状況から抜け出す能力の尺度である。毎日開始時に、探偵は【魅力】修正値(最低1)に等しい幸運ポイントを持つ。幸運は1日の間に増減するが、通常【魅力】修正値(最低1)を超えることはできない。しかし、[[気概>UC/ガンスリンガー#grit]]ポイントもしくは[[心意気>ACG/クラス/スワッシュバックラー#panache]]ポイントを与える特技、魔法のアイテム、呪文は、同様に探偵にも[[気概>UC/ガンスリンガー#grit]]ポイントもしくは[[心意気>ACG/クラス/スワッシュバックラー#panache]]ポイントと同量の幸運ポイントを与える。探偵は幸運を消費して&link_anchor(deeds){発露}(後述)を使用する。幸運は以下の方法で回復する。  &i(){[[〈知識〉>技能の詳細#Knowledge]]判定もしくは[[〈真意看破〉>技能の詳細#Sense Motive]]判定で出目20をロールする}:捜査の間、探偵は秘密を暴くことで幸運を回復する。捜査を行っている間に行う技能判定で出目20をロールすると、探偵は幸運ポイントを1ポイント回復する。ずっとありふれた理由(通常の調査や、通常の取引の間に情報を得るためや賭博で用いる[[〈真意看破〉>技能の詳細#Sense Motive]]など)で行われた技能判定では、探偵が幸運を回復することはない。どの技能判定が条件を満たすかは、GMが決定する。  &i(){[[閃き>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#inspiration]]ロールで6以上の目をロールする}:捜査の間に探偵が[[閃き>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#inspiration]]ダイスをロールし6以上の目が出ると、1幸運ポイントを回復する。(一度に複数の[[閃き>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#inspiration]]ダイスをロールした場合、出目の合計が6以上ならば1幸運ポイントを回復する。)適切な技能判定における出目20で幸運を回復する場合と同様、ありふれた理由で行われた判定に[[閃き>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#inspiration]]を使用しても、幸運は回復しない。どのロールが条件を満たすかの最終的な判断は、GMに委ねられる。適切な技能判定で出目20をロールし、行われた[[閃き>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#inspiration]]ロールが6以上ならば、探偵が同じ技能判定で2幸運ポイントを回復することもあり得る。  これと以下の1レベルの&link_anchor(deeds){発露}は、[[錬金術>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#alchemy]]を置き換える。探偵は[[アルケミストの発見>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#alchemist-discovery]]及び、[[錬金術>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#alchemy]]に効果を及ぼす[[インヴェスティゲーターの技>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#investigator-talent]]を修得することはできない。  &aname(deeds)&b(){発露/Deeds}:探偵は幸運ポイントを消費して発露を使用する。ほとんどの発露は探偵に瞬間的なボーナスや効果を与えてくれるが、長く持続する効果を与えてくれるものもある。1幸運ポイント以上保持している限り、探偵に効果を及ぼし続ける発露も存在する。  1レベルの時点で、探偵は以下の発露を得る。  &aname(daring)&i(){大胆(変則)/Daring}:1レベルの時点で、探偵は[[〈軽業〉>技能の詳細#Acrobatics]]、[[〈騎乗〉>技能の詳細#Ride]]、[[〈水泳〉>技能の詳細#Swim]]、[[〈脱出術〉>技能の詳細#Escape Artist]]、[[〈登攀〉>技能の詳細#Climb]]、[[〈飛行〉>技能の詳細#Fly]]判定を行う際に1幸運ポイントを消費することで、d6をロールし判定の結果に加えることができる。探偵はロール後にこのダイスを加えるかどうかを判断することができる。d6ロールの結果が出目6だった場合、追加でd6をロールし、結果に加える。出目6が出続ける限りこの処理を続けるが、最大でも【知力】修正値(最低1)に等しい回数までに限られる。  &aname(opportunistic-evasion)&i(){漸時の身かわし(変則)/Opportunistic Evasion}:1レベルの時点で、セーヴに成功してもダメージを受ける効果に対する反応セーヴィング・スローに成功したなら、探偵は割り込みアクションとして1幸運ポイントを消費してその効果から一切のダメージを受けないようにすることができる。  &aname(sleuth-s-initiative)&i(){探偵のイニシアチブ(変則)/Sleuth's Initiative}:1レベルの時点で、1幸運ポイント以上を保持している限り、探偵はイニシアチブ判定に+2のボーナスを得る。さらに、[[《早抜き》>特技の詳細#Quick Draw]]特技を修得しており、手に何も持っておらず拘束されてもなく、武器が隠されていなければ、イニシアチブ判定の一部として軽い武器もしくは片手近接武器1つを準備することができる。([[スワッシュバックラーの発露>ACG/クラス/スワッシュバックラー#swashbuckler-initiative]]とは異なり、刺突武器である必要はない。)  4レベルの時点で、探偵は以下の発露を得る。この能力は[[即行錬金術>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#swift-alchemy]]と置き換える。  &aname(make-it-count)&i(){大切な刹那(変則)/Make It Count}:[[調査打撃>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#studied-strike]]を使用する際、探偵は1幸運ポイントを消費することで、まだ修得していない[[調査打撃>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#studied-strike]]に効果を及ぼす[[インヴェスティゲーターの技>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#investigator-talent]]を1つ、その[[調査打撃>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#studied-strike]]に適用することができる。その技の前提条件は満たしていなければならない。([[更新>エラッタ/ACG#P102]])  &aname(run-like-hell)&i(){修羅場の一駆け(変則)/Run Like Hell}:4レベルの時点で、探偵は1幸運ポイントを消費することで、1分の間移動速度に+20フィートのボーナスを得る。さらに、このボーナスの効果を受けている間、そのラウンドに通常の移動速度を超えて移動したならば、探偵の次のターンの開始時まで、ACに+4のボーナスを得る。  &aname(second-change)&i(){二度目の正直(変則)/Second Chance}:4レベルの時点で、[[閃き>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#inspiration]]ダイスをロールするか&link_anchor(daring){大胆}の発露を使用する際、探偵は1幸運ポイントを消費することで、[[閃き>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#inspiration]]ダイスもしくは&link_anchor(daring){大胆}のダイスを再ロールすることができる。再ロールの出目が6以上であったとしても、探偵は幸運ポイントを回復することはない。また、いずれのロールであっても、出目が低くなった場合でも再ロールした結果を用いること。  &aname(sleuth-investigator-talents)&b(){インヴェスティゲーターの技}:以下の[[インヴェスティゲーターの技>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#investigator-talent]]は探偵アーキタイプを補完する:[[暗黒街の閃き>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#underworld-innspiration]]、[[意図隠蔽>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#hidden-agendas]]、[[片手間の援護>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#effortless-aid]]、[[痕跡分析>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#perceptive-tracking]]、[[冴えた閃き>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#tenacious-inspiration]]、[[冴え渡る助言>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#inspirational-expertise]]、[[士気をくじく閃き>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#inspired-intimidator]]、[[戦場の閃き>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#combat-inspiration]]、[[即行調査>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#quick-study]]、[[卓越した閃き>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#amazing-inspiration]]、[[閃き拡張>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#expanded-inspiration]]、[[閃きによる即応>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#inspired-alertness]]、[[魔法装置の技>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#device-talent]]、[[ローグの技>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#rogue-talent]]。 ***&aname(grit-luck-and-panache)気概、幸運、心意気 &small(){Grit, Luck, and Panache}  [[気概>UC/ガンスリンガー#grit]]、幸運、[[心意気>ACG/クラス/スワッシュバックラー#panache]]は同じ英雄的要素に触れられる3つの方法を示しており、使用することで素晴らしい技を達成することができる。[[気概>UC/ガンスリンガー#grit]]、幸運、[[心意気>ACG/クラス/スワッシュバックラー#panache]]を併せ持つキャラクターは、3つを融合させた一種類のポイントでこれらを管理する。(心意気と幸運については、このポイントに【魅力】ボーナスを2回加算しない。)特技、魔法のアイテム、その他の効果において、幸運を有しているキャラクターは心意気ポイントや気概ポイントの代わりに幸運ポイントを消費したり獲得したりすることができる(逆も同様)。  特技の前提条件を考慮する際、幸運のクラス特徴を持つキャラクターは、気概や心意気を有しているものとしては扱わないことに注意すること。 **&aname(steel-hound)鋼の猟犬(アーキタイプ) &small(){&link(Steel Hound){http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/advancedClassGuide/classOptions/investigator.html#steel-hound-archetype}}  黒色火薬と火器は、インヴェスティゲーターが通常用いる錬金術実験の自然な延長である。鋼の猟犬は、それ以外のものが好むずっとありふれた武器の代わりに、火器を用いることを選んだインヴェスティゲーターだ。  &aname(weapon-and-armor-proficiency)&b(){武器と防具の習熟}:鋼の猟犬は単純武器に加え、サップ、レイピア、1レベルの時点で選択する火器1種類に習熟している。彼らは軽装鎧に習熟しているが、盾には習熟していない。これはインヴェスティゲーターの[[武器と防具の習熟>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#weapon-and-armor-proficiency]]と置き換える。  &aname(packing-heat)&b(){懐に銃を(変則)/Packing Heat}:2レベルの時点で、鋼の猟犬は[[《素人ガンスリンガー》>UC/特技の詳細#Amateur-Gunslinger]]と[[《銃匠》>UC/特技の詳細#Gunsmithing]]をボーナス特技として得る。また、鋼の猟犬は、[[ガンスリンガー>UC/ガンスリンガー]]が得るように、ぼろぼろの火器を1つ選択し、獲得する。この能力は[[毒の知識>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#poison-lore]]を置き換える。([[更新>エラッタ/ACG#P103]])  &aname(steel-hound-investigator-talents)&b(){インヴェスティゲーターの技}:鋼の猟犬は[[インヴェスティゲーターの技>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#investigator-talent]]を修得する際、代わりに[[《気概追加》>UC/特技の詳細#Extra-Grit]]もしくは[[《高速装填》>特技の詳細#Rapid Reload]]特技を修得することができる。  &aname(shot-in-the-dark)&b(){推量撃ち(変則)/Shot in the Dark}:4レベルの時点で、鋼の猟犬は以下の発露を得る。この発露は[[ガンスリンガー>UC/ガンスリンガー]]の[[発露>UC/ガンスリンガー#deeds]]と同様に機能し作用するが、鋼の猟犬だけが使用することができる。鋼の猟犬が[[ガンスリンガー>UC/ガンスリンガー]]のレベルも有していた場合、この発露を使用する際、それらのクラスの気概ポイント両方から消費することができる。  &aname(blind-shot)&i(){目隠し射撃(超常)/Blind Shot}:火器で攻撃を行う際、鋼の猟犬は1気概ポイントを消費することで、視認困難による失敗確率を全て無視することができる。この効果は鋼の猟犬のターンの終了まで持続する。この能力により鋼の猟犬は視認困難を無視することができるが、敵を見破ったり、見えるようにするわけではない。この能力は[[即行錬金術>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#swift-alchemy]]と置き換える。  &aname(talented-shot)&b(){射撃の才(変則)/Talented Shot}:11レベルの時点で、鋼の猟犬は[[インヴェスティゲーターの技>ACG/クラス/インヴェスティゲーター#investigator-talent]]の代わりに[[ガンスリンガー>UC/ガンスリンガー]]の[[発露>UC/ガンスリンガー#deed]]を1つ修得することができるようになる。鋼の猟犬は、インヴェスティゲーター・レベル-4のガンスリンガー・レベルが使用できる発露から、1つを選択することができる。

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